虎ノ門ヒルズ
ファクトシート
■ 虎ノ門ヒルズ 施設概要 ・・・1 ■ オフィス (6~35階) ・・・2 ■ 住宅 「虎ノ門ヒルズレジデンス」 (37~46階) ・・・3 ■ ホテル 「アンダーズ 東京」 (47~52階) ・・・4 ■ カンファレンス 「虎ノ門ヒルズフォーラム」 (4・5階) ・・・6■ 虎ノ門ヒルズ 施設概要
東京の新たなランドマークとなる超高層複合タワー 地上52 階建て、高さ247mの超高層複合タワー「虎ノ門ヒルズ」は、東京都が外国企業誘致を推進する「アジア ヘッドクォーター特区」に位置。ハイアットが運営し、日本初進出となるライフスタイルホテル「アンダーズ 東京」、 最高スペックを備えたオフィス、眺望抜群でホテルサービスも利用できるハイクラス住宅、国際水準のカンファレ ンス施設、多様な都市活動を最大限サポートする商業施設、約6,000㎡のオープンスペース等で構成され、東京 を代表する新たなランドマークとして、東京ならではの新しい魅力を日本そして世界に発信していきます。 【事業概要】 事業名称 環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業Ⅲ街区 所在地 東京都港区虎ノ門一丁目23番1号~4号 敷地面積 17,069㎡ 建築面積 9,391㎡ 延床面積 244,360㎡ 階 数 地下5階、地上52階、塔屋1階 用 途 事務所、住宅、ホテル、店舗、 カンファレンス、駐車場 建物高さ 地上247m 構 造 S造(一部SRC造、RC造) 事業施行者 東京都 特定建築者 森ビル株式会社 設計者 株式会社日本設計 工事施工者 株式会社大林組 着 工 2011年4月1日 竣 工 2014年5月29日 開 業 2014年6月11日 虎ノ門ヒルズ 地図 施設断面図1 環状第二号線新橋・ 虎ノ 門 地区 第二種市街地再開発事業
■ オフィス (6~35階)
企業の事業継続性にも配慮した、最高グレードのオフィス環境 6階から35階の30フロアを占める、総貸室面積30,000坪のオフィスです。基準階の貸室は、約1,000坪、天井高 2.8mの無柱空間を実現したフレキシビリティの高い快適な執務空間です。 6駅11路線が利用可能な立地は、羽田空港にもアクセスが良く、グローバルなビジネス拠点として最適です。建 物の共用部や外構にはWiFiを整備し、オフィスワーカーの豊かな働き方をサポートします。 3種類の制振装置による高い耐震性能に加え、非常時に専用部に対しても電源供給を可能とする非常用発電 機を備えるなど、事業継続性(BCP)にも配慮。また、Low-Eペアガラスの採用や、専用部及び共用部へのLED 照明の導入など、環境にも配慮し、環境性能評価「CASBEE」で最高ランク「S」を取得しています。1 環状第二号線新橋・ 虎ノ 門 地区 第二種市街地再開発事業
■ 住宅 「虎ノ門ヒルズレジデンス」 (37~46階)
アンダーズ 東京と連携、新しい東京のライフスタイルを提案 37階から46階のフロアにある総戸数172 戸の住宅からは、東京タワーやレインボーブリッジ、東京スカイツリー、 皇居の緑など、東京都心の魅力的な眺望をお楽しみいただけます。 また、上層階のホテル「アンダーズ 東京」と同様に、エントランスやラウンジなど共用部のインテリアデザインを、 ニューヨークを拠点に活動している世界的に有名なデザイナー トニー・チー氏が手掛けるほか、ルームサービ スやランドリーサービスなどの様々なホテルサービスも利用することができます。 虎ノ門ヒルズレジデンスでは、森ビルが提案する、東京の新しいライフスタイル・ブランド「MORI LIVING」に「アン ダーズ 東京」のサービスを組み合わせ、さらに進化したライフスタイルを提案いたします。 住居内イメージ 住居内イメージ レジデンスエントランスロビー(1階) レジデンスラウンジ(37階) 【住居】 44.80m²から最大239.83m²まで、1Bedroom~3Bedroom までの住戸プランをご用意。 【レジデンスエントランスロビー(1階)】 デザイナーのトニー・チー氏が手掛けるロビーには、フロ ントスタッフが常駐します。 【レジデンスラウンジ(37階)】 デザイナーのトニー・チー氏が手掛けるラウンジでは、東 京のパノラマビューをお楽しみいただけます。1 環状第二号線新橋・ 虎ノ 門 地区 第二種市街地再開発事業
■ ホテル 「アンダーズ 東京」 (47~52階)
都市の文化や個性を反映させる、日本初進出のライフスタイルホテル ヒンディー語で“パーソナル スタイル(Personal Style)”を意味するアンダーズ(Andaz)は、地域の個性を大切に し、その土地の魅力をデザインやサービスに取り入れているライフスタイルホテル。ニューヨークやロンドン、上海 などの世界主要都市とリゾート地で展開しています。アンダーズ 東京では、ゲスト一人ひとりのライフスタイルに 合わせ、日本らしさを大切にしながらも型にとらわれないサービスで、まるでご自宅にいるかのように心からリラッ クスした上質なお時間をお過ごしいただけます。インテリアデザインは、世界的に有名なホテル・レストランデザイ ナーのトニー・チー氏と、日本の文化や風習をはじめ和の神髄を知り尽くす緒方慎一郎氏とのコラボレーション。 【客室(47~50階)】 8室のスイートルームを含む164の客室。スタンダード ルームでも50㎡ある客室からは、いずれの部屋からも 東京の素晴らしい眺望をお楽しみ頂けます。広くゆと りのあるバスタブを備え、ミニバーのソフトドリンクやス ナック、市内電話、WiFi接続は無料でお使い頂けます。 【ルーフトップバー(52階)】 天高の異なる3つのエリアと、東京湾の圧倒的な景色 とガラス屋根付きのオープンエア―を楽しむことのでき るバ-。お茶や季節の果物を使ったカクテルをはじめ、 お酒やシャンパンを愉しんで頂けます。 【アンダーズ タヴァーン(51階)】 アンダーズのメインダイニング。新鮮な日本の食材を 生かしたヨーロッパ料理を提供します。現代的で洗練 されたインテリアが、料理の美味しさを一層引き立てま す。大きなガラス窓からは、四季折々に移ろう美しい皇 居やスカイツリーの景観を望むことができます。 【アンダーズ ラウンジ(51階)】 チェックインカウンターなどのバリアを取りのぞいたこ の場所では「アンダーズ ホスト」がゲストの皆さまをお 迎えします。チェックインは、ソファでドリンクを片手に、 あるいはお急ぎのゲストの方は客室にご案内しながら など、個々のスタイルに合わせて行います。1 環状第二号線新橋・ 虎ノ 門 地区 第二種市街地再開発事業
【AO SPA AND CLUB(37階)】
熟練のセラピストによるパーソナライズされたケアを体 験いただくためのトリートメントルームと、最新悦のマシ ンを備えたフィットネスセンター。20mプールからは皇 居の素晴らしい緑を見渡すことができます。 【アンダーズ スタジオ(51階~52階)】 3つのユニークなイベントスペースと4つのミーティング ルーム、いずれの会場からも東京の絶景がご覧いた だけます。ゲストそれぞれの目的やスタイルに合わせ た柔軟なご提案で、あらゆるシーンにお応えします。 (イメージはTokyoスタジオ) 【チャペル(52階)】 ホテルの最上階、東京で最も空に近い場所にある独 立型チャペル。外観や内装、椅子に至るまで、すべて 自然素材にこだわった空間は、厳かでありながらもあ たたかな雰囲気に満ちています。 【BeBu(1階)、ペストリーショップ(1階)】 新虎通りに面した1階には、クラフトビールやハンバー ガーを気軽に愉しめるカジュアルダイニング「BeBu(ビ ブ)」が誕生。「ペストリーショップ」では、素材にこだ わったスイーツやサンドイッチなどを取りそろえます。
1 環状第二号線新橋・ 虎ノ 門 地区 第二種市街地再開発事業
■ カンファレンス施設 「虎ノ門ヒルズフォーラム」 (4・5階)
国際会議から展示会まで幅広く対応、エリア最大規模の“スマート・カンファレンスセンター” 貸室面積合計2,180㎡、新橋・虎ノ門エリア最大級となる当施設は、10年に亘る「六本木アカデミーヒルズ」での 施設運営のノウハウを活かした、使いやすい機能性とホテルライクなホスピタリティーを兼ね備える“スマート・カン ファレンスセンター”をキーワードに、今後開発が進む周辺エリアの“交流力”を高めるハブ施設を目指します。 3つのホールのほか、4つのミーティングルームと4つの控室を用意し、多様な会議やイベントへの幅広い対応力 を備えた施設です。また会議参加者の快適性確保が、会議の生産性向上につながると考え、株式会社カッシー ナ・イクスシーと疲れにくい椅子を共同開発するなど、様々なファシリティの工夫も行っています。 運営面では、様々な会議やイベントでの豊富な知識と経験を持つスタッフがイベント・コーディネートを担当、お 客様のご要望にお応えできるプランをご提案します。本番当日は、イベント毎に専任のスタッフがアテンド、 チェックインからチェックアウトまでご一緒します。併せて、常駐するテクニカル・ディレクターが、技術面から、会 議やイベントの成功のお手伝いをいたします。 【メインホール(5階)】 590m²(2分割可)のスペースに、電動バトン・調整室や 専用クロークを備え、抜群のイベント対応力とグレード 感を併せ持ち、天井高7.2mを確保。360インチの大型 スクリーンにも対応可能です。 【ホールA(5階)】 全長50mの広々とした窓から自然光が入り込み、明る く開放感のあるホール。757m²(2~3分割可)の規模を 活かした商品展示や商談会、パーティーに適していま す。 【ホールB(4階)】 約360㎡の広々としたホワイエを持つホール(2~4分 割可)です。ロビーのゲートを閉じれば、お客様の貸 切空間になります。 【ミーティングルーム(5階)】 「新虎通り」を望む、分科会や事務局部屋等に適した 大きさのミーティングルームが4室あります。■ 商業施設 (1~4階)
虎ノ門エリアに集う全ての人々のコミュニケーションのハブとして 世界各国の多様な料理を展開するとともに、オフィスワーカーのサポート機能も提供 1階から4階までの商業エリアには、「Communication Hub(コミュニケーションハブ)」をコンセプトに、国内外のお 客様のニーズに応える世界各国の料理を楽しめる飲食店舗や、オフィスワーカーをサポートするサービス店舗な ど、24店舗がオープンします(一部店舗は8月下旬オープン予定)。虎ノ門エリアのオフィスワーカーや、ホテル・ カンファレンスのゲスト、近隣住民の方など様々な人々が集い、コミュニケーションが生まれる場所となります。 【1・2階】 商業施設初出店や新業態が揃う多彩な店舗構成 1階には、日本初のビストロ×カフェ×エピスリー(食物販)が融合した食の複合ショップが登場(8月下旬オープ ン予定)、新しいライフスタイルを提案します。2階には、オーナーシェフ渡邉明氏が提案する料理でお箸の楽し さを伝える新業態「above GRILL&BAR」をはじめ、商業施設初となる「TORANOMON KOFFEE」、神楽坂で人 気のイタリアンの2号店「虎ノ門ARBOL」、エスニックなど、インターナショナルなダイニングやカフェが並び、アトリ ウムに面する店舗では、隣接するガーデンに続く開放感あふれる空間で、四季を感じながら食事をお楽しみい ただけます。開放感あふれる3層吹き抜けのアトリウム 庭とアトリウムに面した「above GRILL & BAR」(2階)
【3階】 オフィスワーカーのサードプレイスゾーン
オフィスワーカーをサポートする機能を集積した「THE 3RD (ザ サード)」が誕生。古材を使ったインテリアで統一 された約170坪のゾーンには、新業態のコンビニエンスストアとカフェが一体的に融合したサードプレイスカフェの ほか、ヘアサロン、シューズリペア、フラワーショップなど、オフィスワーカーのワークスタイルを幅広くサポートする 店舗が揃います。また、アルガンオイルを使用したNY発のオーガニック スキンケア ブランド“SULA NYC”の世 界初となるデイ・スパ「SULA NYC TOKYO」や、外国人にも人気のドイツビアパブ、香港で人気のカフェ&レスト ランや和食バル、歯科が登場します。
オフィスワーカーのサポート機能を集積した 「THE 3RD」
【4階】 個性溢れる食をフレキシブルに愉しめる、路面店スタイルのレストランフロア
4階には、予約の取れない五反田の人気スペインバル「ジローナ」の2号店をはじめ、寿司、うどん、串揚げ、ス テーキ、フレンチバールといった、バラエティ豊かなレストランがそれぞれの個性を活かした路面店スタイルにて 展開します。その時の気分やシーンに応じてご利用頂ける、大人の食空間を提供します。
■ 【安全】 事業継続性と「逃げ込める街」を実現する、高い耐震性能と防災機能
事業継続性を確保する3種類、1,218基の制震装置
ブレーキダンパー(620基)、オイルダンパー(516基)、アンボンドブレース(82基)の3種類の制振装置、合計 1,218基を各階にバランス良く設置。阪神大震災や東日本大震災クラスの極めてまれに起きる大地震が発生して も構造に大きな損傷を与えず、事業継続を実現する高い耐震性能を有します。さらに、柱の鋼管内にコンクリー トを充填するCFT(Concrete Filed Tube)柱を採用することで建物の地震に対する「ねばり」が向上し、スレンダー な柱で耐震性能、耐火性能に優れた構造を実現しています。
耐震性能グレード(日本建築構造技術者協会規定)において、大地震で構造体が軽微・無被害である「特級」を 確保しています。
1 環状第二号線新橋・ 虎ノ 門 地区 第二種市街地再開発事業 事業継続実現を可能にする非常用発電機を設置 虎ノ門ヒルズでは、通常の東京電力からの受電に加え、バックアップとしてガスと重油による発電設備を用意し、 極めて信頼性の高い電源供給システムを備えています。 東京電力からの受電が何らかの事故で供給されなくなった場合を想定し、保安用とオフィスシェア用(オプショ ン)の2種のデュアル燃料型ガスタービン発電機を非常用電源として設置しています。これにより主燃料の都市ガ ス(中圧ガス)にて連続15日間の給電が可能です。万が一、東京電力、都市ガス双方の供給が停止した場合で も、貯蔵の重油にて、保安用は連続100時間、オフィスシェア用は連続63時間の給電を可能にします。さらに、入 居テナントが独自に設置、使用できる発電機設置スペースも用意し、各社が独自に持つBCPガイドラインにも対 応。磐石の電源体制が、円滑な事業継続をサポートします。また、太陽光発電装置も設置し、自然エネルギーも 活用しています。 地下5階に設置している非常用電源
電気+ガス発電+重油
3重の安全性
極めて信頼性の高い
電源供給システム
地域の防災拠点として、数千人の帰宅困難者受け入れが可能な「逃げ込める街」へ 国内最高グレードの耐震・耐火性能を備えた虎ノ門ヒルズは、非常時に約3,600人規模(想定)の帰宅困難者の 一時滞在スペースとして活用できるよう、低層部のカンファレンスやアトリウム、ロビー等を整備し、地域全体の防 災機能の向上に貢献します。また、照明や衛生、通信機能など、帰宅困難者が滞在するために必要となる箇所 へ非常用電源を供給します。さらに、震災井戸、備蓄倉庫の設置や、水や備蓄食糧、災害時に必要となる資機 材等の備蓄を行います。これにより「逃げ出す街」から「逃げ込める街」へと街の機能を深化させ、災害時には街 全体が防災シェルターの役割を担います。
災害時の手段として、一般業務無線とFWA無線(Fixed Wireless Access)を併用した独自システムを構築 災害時における通信手段の多重化を目的に、一般業務用無線免許を総務省関東総合通信局より取得し、無線 を活用した独自のデジタル無線システムを構築。災害対応拠点となる防災センターと、施設内各所で対応にあ たるスタッフ間の通信手段として機能させ、来館者や帰宅困難者の的確な誘導など、各種対応に活用します。ま た、建物内に複数の中継アンテナを新設し、それらをネットーワーク(LAN)と接続することで、中継アンテナを介 して各トランシーバー間で同報発信できるよう整備したことも大きな特徴です。さらに、震災対策本部が設置され る六本木ヒルズ森タワーと各施設は、一般業務無線と合わせ新たに免許取得したFWA無線(Fixed Wireless Access)で接続。本部と各ビルの情報伝達に活用するほか、トランシーバーを所有し活動にあたる全スタッフと一 斉に交信することも可能です。
■ 【環境】 生物多様性に配慮した緑と先進的な省エネルギー技術
敷地面積17,000m²、6,000m²の生物多様性に配慮した緑あふれるオープンスペースを確保 立体道路制度を活用して生まれた人工地盤上には、約6,000m²のオープンスペースが広がります。都心のオア シスとして機能する広大な芝生広場をはじめ、心地よい小川のせせらぎ、季節の風情を楽しめる緑が随所に施さ れます。さらに、環状第2号線地上部道路とつながることで、人が集まり憩うことができる豊かな都市空間を形成し ます。また、公益財団法人日本生態系協会によるJHEP認証※1で最高ランク「AAA」を取得しています。※1 JHEP(Japan Habitat Evaluation and Certification Program/ハビタット評価認証):生物多様性の保全や回復への取組みを定 量的に評価・認証する制度。 東京の環境軸「グリーンロード・ネットワーク※2」の基点 環状第2号線は、海からの風を都心に呼び込み、緑豊かな都市環境を実現する、東京都が定める環境軸(東西 の環境軸)の一つに指定されています。また、皇居から日比谷公園、愛宕山、芝公園は南北にグリーンベルト (南北の環境軸)を形成しています。虎ノ門ヒルズは、その交点という立地を生かし、敷地内に生物多様性にも配 慮した緑豊かな6,000m²のオープンスペースをつくり、これを「グリーンロード・ネットワーク」の基点として、隣接街 区を含めた一体的なまちづくりをめざします。 ※2 グリーンロード・ネットワーク:東京都が進める、水と緑の回廊で包まれた美しいまち東京の復活を目指して、都内の街路樹を 100万本に倍増し、都立公園などの「緑の拠点」を街路樹でつなぐプロジェクト。
国土交通省「省CO2先導事業」に認定された、省エネルギー・省資源への積極的な取り組み 虎ノ門ヒルズは、自然エネルギーの活用や、照明、空調システムなどにおいて、省エネルギー・省資源の取組み を積極的に行っています。LED照明、超高効率熱源システムなどの導入により建物の省エネルギー性を高める のみならず、クラウド型コンピューティングサービスを用いて周辺街区に省CO2対策を促す取り組みを計画して います。地域全体の省CO2を実現しようとする試みに先導性があるとして、他の大型プロジェクトの波及につなが る点が評価され、平成22年度「省CO2先導事業」に認定されました。 【エネルギー使用量の把握】 虎ノ門ヒルズでは、建物のエネルギー使用状況や、室内でのエ ネルギー使用量をリアルタイムに把握し、データを蓄積・分析す ることができるエネルギーウェブシステムを導入。エネルギーの 使い過ぎや無駄をなくします。 【省エネルギー空調システム】 日本一の深さがある大規模な蓄熱槽と高効率設備を導入し、 高い環境性能をもつ空調システムを実現します。夜間の割安な 電力を利用して冷房用の冷水と暖房用の温水を蓄熱槽に蓄え、 昼間の空調に利用。また冷房時に発生する排熱で暖房用の温 水を同時に製造したり、冷水・温水を製造する際、冷水は13℃ (従来は6℃)・温水は38℃(従来は45℃)に、温度レベルを緩 和することで、エネルギー効率をさらに高める工夫もしています。 【太陽光発電装置】 未利用・自然エネルギーを有効利用するために、大庇の上に 太陽光発電装置を設置しています。 【Low-Eペアガラス】 虎ノ門ヒルズの窓には、熱線を遮へいするLow-Eペアガラスを 導入。窓際の日の当たる場所でも、より快適に過ごせる仕様に なっています。また外壁には庇やフィンを併用し、窓際の温熱 環境を改善させ、空調ロスを小さく抑える工夫をしています。 【水資源の有効利用】 近年の気候の変化で度々問題となっている水不足。虎ノ門ヒル ズでは、敷地内から集めた雨水を貯留し、ろ過した後、トイレ洗 浄水として再利用。水資源も循環利用し、無駄をなくします。 地下にある大規模な蓄熱層 エネルギー使用量を可視化 太陽光パネル
■ 【文化】 虎ノ門エリアのシンボルとなるパブリックアート
カルチャー発信地としての役割も担う、パブリックアート 虎ノ門ヒルズ内には、森美術館監修によるパブリックアートを設置します。グローバルハブを目指す虎ノ門ヒルズ は、カルチャー発信地としての役割も担っていきます。 未来の東京に想いを馳せて完成させた、アジアの アーティストの作品を中心に設置しています。 ■2階 オフィスエントランスロビー ジャン・ワン(Zhan Wang) 《Universe 29》2014年 6.6x2.8m ステンレススチール 大きな岩を約20mの高さから落とし、床に砕け散った423個の 岩をステンレスチールで模り表面を鏡面状に磨き上げ、砕け 散った時の爆発のエネルギーを感じさせる本作品は、虎ノ門 ヒルズがこれから生み出すエネルギーを連想させる。 ■2・3階 オフィスロビー エレベーターホール前 サン・クワァク
《Untying Space_Toranomon Hills Mori Tower》
2014年 827 x 350cm、855 x 350cm、827 x 350cm (2F) 827 x 330cm、 855 x 330cm、827 x 330cm (3F) 高透過ガラス、ペイント、フィルム エレベーターホール前のガラス壁面と天井にダイナミックに 流れる模様は空間を静から動に変え、さまざまな人、アイ ディア、エネルギーの流れをも連想させる。本作品がクワァ クの日本での初公開の作品である。 ジャン・ワン (Zhan Wang) 1962年北京生まれ、同在住。中国を代表する現代アーティスト。国 際的に活躍し、中国のみならず、広州ビエンナーレ(2002年)や ヴェネチア・ビエンナーレ(2003年)などの重要な展覧会にも参加。 森美術館で開催された「秘すれば花展」(2004年)にも出展。また、 エベレストや万里の長城(中国)など屋外でのプロジェクトも手掛け る。現在中央美術学院(北京)教授。 サン・クワァク 1966年韓国生まれ、ニューヨーク在住。ニューヨーク大学大学院 卒業。「Enfolding 280 Hours 」(2009年、ブルックリン美術館)など の個展をはじめ、広州ビエンナーレ(2006年)、「Phantoms of Asia: Contemporary Awakens the Past」 (2009年、アジア美術館・サンフ ランシスコ)などのグループ展に参加。サムスン・ライフ・ビル(ソウ ル、韓国)やThe James Hotel (ニューヨーク)などの恒久設置作品 も手掛ける。 ■1階 車寄せ 内海聖史 《あたらしい水》 2014年 663 x 265, 640 x 265, 425 x 265, 490 x 265, 509 x 265 cm 油彩、キャンバス 壁面長さの合計が約27m、5分割された巨大な油彩画には、変化する緑色をベースに様々な色彩がその上を水の ように流れ、日本の四季が感じさせる。 内海聖史
■2階・3階 オフィスエレベーターホール
神谷徹 《emerald, fire opal, garnet, pearl, peridot, sapphire》
2014 年 各126 x 200cm アクリル、キャンバス 6枚のアクリル画は、それぞれ宝石の色をイメージに彩色されている。これらは、 虎ノ門ヒルズの随所に使用されている色から着想を得たもので、これからこの 場所が紡ぐさまざまな「いろ」や「光」を象徴している。 神谷 徹 1969年愛知県生まれ、京都在住。 1994年東京藝術大学油画科大学院卒業後、アイ ルランド政府奨学生とアーティストインレジデンスのため、ダブリンへ2度滞在。ギャラ リーでの個展開催や美術館展覧会への参加多数、府中市美術館に作品が収蔵され ている。また、オフィスビルや大学、駅への作品設置、ミュージシャンとのコラボレーショ ンなど活動の場は幅広い。現在、京都造形芸術大学准教授。 ■1階 レジデンスロビー 安田 悠《orbital resonance》 2014年 200 x 200cm 油彩、キャンバス 「水の漂いを軸に遠景と近景が不思議な距離感で存在し共鳴し合うようにイ メージ」された作品(作家コメント)。流れる水の情景を積み重なり合わせた風 景画。 安田 悠 1982年香川県生まれ、東京在住。人気の若手画家。2007年武蔵野美術大学大学院 造形研究美術専攻油絵コース終了。「ART AWARD TOKYO」(2007年)、「TOKYO WONDER WALL」(2007年入賞)、「VOCA展」(2008年 上野の森美術館)などに早く から参加。トヨタ自動車、横浜美術館、高橋コレクション、宮津大輔コレクションに所蔵 される。 ■37階 レジデンス・共有部 松本陽子《夜明けの少し前》 2006年 200 x 200cm 油彩、キャンバス ピンクのシリーズの絵画で知られる松本だが、本作品は2005年から始めた緑 の絵画シリーズの初期のころの代表作。緑と黒色が幾度も重なりながらも白色 の線が少し隅に描かれ、題名を想起させる。 松本陽子 1936年東京都生まれ、同在住。現代日本を代表する画家。1960年東京藝術大学美術 学部油画科卒業。在学中より抽象絵画を制作。国内外で個展を開催、グループ展へ も多数参加。近年では2009年「光 松本陽子/野口里佳」展(国立新美術館)におい て新旧作品約50点を展観。東京国立近代美術館、東京都現代美術館、神奈川県立 近代美術館をはじめ日本の主要美術館に作品が所蔵されるとともに、ホテル・オークラ の壁画なども手掛けてきた。 ≪emerald≫ ≪garnet≫