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11 年 2 月には ごみ非常事態宣言 を発表しました 市民 事業者の皆さまに対し 名古屋市のごみ処理の窮状を率直に伝えるとともに 市民 事業者 行政の協働のもとで 2 世紀中 (2 年間 ) に 2% 2 万トンという大幅なごみ減量を訴えました 11 年 2 月 ごみ非常事態宣言 2 世紀中に 2

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(1)

第1章 ごみ・資源の推移

1 ごみ処理量の増加と「ごみ非常事態宣言」

本市のごみ処理量は一貫して右肩上がりで増え続け、平成 10 年度には年間 100 万トン

に迫り、焼却・埋立の両面で処理能力の限界を迎えつつある状況になっていました。

藤前干潟に次期埋立処分場を建設する計画を進めていましたが、藤前干潟が渡り鳥の重要

な飛来地であったため、埋立中止を求める声が強まっていました。こうした状況の中、平成

11 年 1 月、藤前干潟の埋立計画の中止を決断しました。

「快適で清潔な市民生活と自然環境

の保全との両立」をいかにして図るべきか悩み抜いた末の決断でした。

90.8

93.0

93.4

95.5

98.8

99.7

80

85

90

95

100

105

5

6

7

8

9

10

(万トン)

(年度)

ごみ処理量

焼却・埋立

処理能力の限界

平成

ごみ非常事態宣言時の

愛岐処分場(岐阜県多治見市)の様子

埋立可能区域

当時は、あと2年

少 々 で 満 杯 に な

る見通しでした。

西 1 区埋立事業(藤前干潟)

当初計画区域

埋立断念

(平成 11 年 1 月)

(2)

平成11年2月には「ごみ非常事態宣言」を発表しました。市民・事業者の皆さまに対し、

名古屋市のごみ処理の窮状を率直に伝えるとともに、市民・事業者・行政の協働のもとで、

20世紀中(2年間)に20%、20万トンという大幅なごみ減量を訴えました。

「宣言」後、

「プラスチック製容器包装」

「紙製容器包装」の新資源収集を始め様々な施策

を矢継ぎ早に実施し、平成12年度のごみ処理量は76.5万トンと、

「ごみ非常事態宣言」に掲

げた目標を達成することができました。

家庭系ごみは …

・ びん・缶収集の全市拡大(9→16区)

・ 集団資源回収等への助成強化

・ プラスチック製・紙製容器包装の新資源収集開始

・ 指定袋制の導入 など

事業系ごみは …

・ 古紙・びん・缶・ペットボトル・発泡スチロールの本市処理施設への搬入禁止

・ 産業廃棄物の全面受入中止

・ 全量有料化

・ 指定袋制の導入 など

トリプル 20

平成11年2月 「ごみ非常事態宣言」

20 世紀中に 20%、20 万トンのごみ減量目標

ごみ非常事態宣言当時からこんなに変わりました

以前は、不燃ごみの大半をそのまま埋め立てていました。大幅なごみ減量と破砕処理

により、埋立量を大幅に削減することができました。

After

Before

After

Before

以前は、どんな袋でもごみを出せましたが、分別・リサイクルを推進するため、中が

透けて見える指定袋で出していただくよう、ルールを変えました。

(3)

2 ごみ・資源の処理量とその推移

(1)ごみ処理量等の推移

「ごみ非常事態宣言」以降の徹底した分別・リサイクルの取り組みにより、資源分別量は

約 2 倍となり、ごみ処理量は約 38%減、埋立量は約 80%減となりました。

ここ数年、総排出量と資源分別量が減少傾向にある中、ごみ処理量は横ばいの状況が続い

ています。

14.0 20.6 28.6 33.2 34.3 35.5 36.9 37.9 38.0 39.1 37.2 35.6 34.9 32.5 31.1 31.4 30.5 29.7 28.7 0 10 20 30 40 50 99.7 89.4 76.5 73.5 73.3 74.5 71.1 70.3 70.5 68.3 66.1 63.3 62.2 62.1 62.3 62.5 62.0 62.1 61.5 113.8 110.0 105.0 106.7107.6 110.0 107.9108.3 108.5 107.4 103.4 98.9 97.1 94.7 93.4 93.9 92.5 91.8 90.1 0 20 40 60 80 100 120 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28

(万トン)

ごみ非常事態宣言

平成

図1 ごみ処理量等の推移

(万トン)

(年度)

平成

80%減!

(年度)

総排出量

ごみ処理量

資源分別量

埋立量

38%減!

2 倍!

26.1 19.8 13.3 12.0 10.9 11.2 10.9 10.2 10.2 10.2 9.2 6.6 5.6 5.4 5.2 4.9 4.9 4.7 5.1 0 10 20 30 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 図1 ①ごみ処理量、埋立量は、事業系ごみを含み、東海豪雨等による災害ごみ、他市町からの受入分を含まない。 ②資源分別量=市が収集し、再商品化事業者に引き渡した量+家庭系・事業系の自主回収量 ③総排出量=ごみ処理量+資源分別量 ④四捨五入のため合計は必ずしも一致しない。

(4)

(2)ごみ処理量の内訳

分別・リサイクルの取り組みが進み、平成 28 年度の焼却・溶融量は平成 10 年度に比べ

て約 30%減となりましたが、平成 22 年度以降ほぼ横ばいで推移しています。

家庭系、事業系とも、ごみ処理量は平成 12 年度に比べ減少していますが、平成 22 年度

以降、家庭系、事業系ともにほぼ横ばいで推移しています。

(年度)

平成

平成

(万トン)

(年度)

図2 ごみ処理量の内訳

図3 家庭系と事業系の割合

(万トン)

焼却・溶融量

不燃物

埋立量

ごみ処理量

事業系

ごみ処理量

ごみ処理量

ごみ処理過程

資源化量

(金属等)

家庭系

ごみ処理量

12.3 8.0 3.9 3.2 2.0 2.2 2.0 1.8 2.1 2.2 1.6 0.8 0.8 0.4 0.3 0.4 0.4 0.2 0.2 86.4 80.3 71.8 69.7 70.5 71.7 68.6 68.0 67.9 65.6 63.7 62.5 61.0 61.4 61.7 61.8 61.4 61.6 60.9 1.0 1.1 0.8 0.6 0.7 0.6 0.5 0.5 0.5 0.5 0.4 0.4 0.3 0.3 0.2 0.2 0.3 0.3 0.3 99.7 89.4 76.5 73.5 73.3 74.5 71.1 70.3 70.5 68.3 66.1 63.3 62.2 62.1 62.3 62.5 62.0 62.1 61.5 0 20 40 60 80 100 120 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 48.4 44.9 45.3 46.8 45.8 45.8 46.2 45.0 43.9 42.8 42.2 42.2 42.3 42.1 41.5 41.6 41.0 28.1 28.6 27.9 27.6 25.2 24.5 24.3 23.3 22.2 20.5 20.0 19.9 19.9 20.5 20.4 20.5 20.5 76.5 73.5 73.3 74.5 71.1 70.3 70.5 68.3 66.1 63.3 62.2 62.1 62.3 62.5 62.0 62.1 61.5 0 20 40 60 80 100 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 図2 ①ごみ処理過程資源化量、焼却・溶融量、不燃物埋立量は、事業系ごみを含み、東海豪雨等による災害ごみ、他市町から の受入分を含まない。 ②平成 20 年度に、破砕施設の火災事故のため処理することができない不燃ごみの一部(0.4 万トン)を愛岐処分場に仮 置きし、平成 21 年度に処理した。そのため、平成 20・21 年度の合計はごみ処理量と一致しない。 ③平成 20・21 年度の焼却・溶融量には、他都市に処理委託した分を含む。 ④四捨五入のため合計は必ずしも一致しない。 図3 ①平成 12 年~15 年度の事業系ごみ処理量:平成 12 年 4 月から事業系ごみの全量有料化が実施されたため、市が収集し た小規模事業所のごみ処理量は事業系ごみ手数料(10 円/kg)をもとに算出 し、これに自己搬入量と許可業者収集量を合わせた量を事業系ごみ処理量と した。 ②平成 16 年度以降の事業系ごみ処理量:市が収集していた小規模事業所のごみは平成 16 年 4 月から許可業者収集に移 行したため、自己搬入量と許可業者収集量を合わせた量を事業系ごみ処理量と した。 ③平成 10・11 年度については、市が収集した手数料を徴収しない事業系ごみの量が推計できないため、事業系ごみ処理 量を算出していない。 ④四捨五入のため合計は必ずしも一致しない。

(5)

(3)資源分別量の内訳

平成 28 年度の家庭系自主回収量(集団資源回収など市民による自主的な資源回収)は平

成 10 年度の約 1.7 倍、事業系自主回収量(事業者による自主的な資源回収)も約 2 倍と大

きく増加しました。家庭系自主回収量は資源分別量全体の約 30%を占めており、市民の皆さ

まの自主的な活動が資源化推進に大きな役割を果たしています。

平成 12 年度から、プラスチック製・紙製容器包装が加わり、市が収集する資源は平成 10

年度に比べ、約 3.4 倍と飛躍的に増えましたが、近年減少傾向にあります。これは、製造メ

ーカーが容器包装の軽量化に力を入れており、その成果が現れていると考えられます。また、

平成 23 年 4 月のプラスチック製品の分別区分変更以降、

「プラスチック製容器包装」など

が一部、可燃ごみとして出される傾向が見られるため、分別の啓発や分別指導を実施してい

ます。

(年度)

平成

図4 資源分別量の内訳

(万トン)

平成

(年度)

図5 資源分別量(市収集)の内訳

資源分別率

(%)

資源分別量

事業系

自主回収量

家庭系

自主回収量

市収集量

空きびん 空き缶 ペットボトル 紙パック 小型家電※3 食用油 プラスチック製 容器包装

紙製

容器包装

※2

市収集量

生ごみ

※1 1.7 2.7 5.3 7.1 7.4 7.6 7.6 7.7 7.8 7.6 7.5 7.2 7.1 6.5 6.3 6.2 5.9 5.8 5.7 5.0 7.0 10.513.0 13.5 13.5 13.7 13.6 13.6 13.4 12.7 11.6 11.2 10.8 10.3 9.9 9.5 9.0 8.4 7.4 10.9 12.7 13.1 13.514.5 15.6 16.6 16.618.1 17.116.8 16.6 15.2 14.6 15.3 15.114.9 14.6 14.0 20.6 28.6 33.2 34.335.5 36.9 37.9 38.0 39.1 37.2 35.6 34.9 32.5 31.1 31.4 30.529.7 28.7 12.3 18.8 27.2 31.2 31.9 32.3 34.1 35.0 35.0 36.4 36.0 36.0 35.934.4 33.3 33.4 33.0 32.431.8 0 10 20 30 40 50 60 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28

(万トン)

図4 ①資源分別率=資源分別量/総排出量 ②事業系自主回収量は、事業用大規模建築物(延べ面積 3,000 ㎡以上)の減量計画書の集計をもとに推計 ③四捨五入のため合計は必ずしも一致しない。 図5 四捨五入のため合計は必ずしも一致しない。 ※1 生ごみ分別収集は平成 21 年 1 月をもって終了 ※2 紙製容器包装として収集し、選別業者が古紙として資源化した量を含む。 ※3 小型家電と食用油は平成 26 年度から回収開始 1.7 2.7 3.2 3.5 3.4 3.1 2.9 3.0 2.9 2.8 2.8 2.8 2.8 2.6 2.6 2.6 2.5 2.5 2.5 1.1 2.0 2.3 2.7 2.8 2.9 3.0 3.0 2.9 2.8 2.8 2.6 2.5 2.4 2.3 2.3 2.3 0.9 1.6 1.7 1.8 1.8 1.8 1.7 1.7 1.7 1.6 1.5 1.3 1.2 1.2 1.1 1.0 1.0 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 1.7 2.7 5.3 7.1 7.4 7.6 7.6 7.7 7.8 7.6 7.5 7.2 7.1 6.5 6.3 6.2 5.9 5.8 5.7 0 2 4 6 8 10 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28

(6)

集団資源回収による回収量は、平成 12 年度に学区協議会方式など制度の充実を図り、平

成 10 年度に比べ約 1.6 倍に増加しました。また、リサイクルステーション、古紙リサイク

ルセンター、新聞販売店回収も合わせると、回収量は約 1.7 倍になりました。

市民の皆さまの自主的な活動が

紙のリサイクルに大きな役割を果たしています。

回収量はここ数年減少傾向にありますが、インターネット、タブレット端末等の普及によ

る新聞の発行部数・雑誌の販売部数の減少などが背景にあると考えられます。

(年度)

(万トン)

平成

図6 家庭系自主回収量の内訳(活動別)

(万トン)

平成

(年度)

図7 家庭系自主回収量の内訳(品目別)

家庭系自主回収量

集団資源回収

一般方式

集団資源回収

学区協議会方式※

リサイクル

ステーション※※

新聞販売店回収

古紙リサイクル センター※※※

家庭系自主回収量

雑 誌

段ボール

紙パック

布類

びん類

金属類等

新 聞

4.9 6.3 7.7 7.9 7.7 7.5 7.5 7.5 7.4 7.3 6.9 6.4 6.2 6.1 5.9 5.7 5.5 5.2 5.0 1.4 3.8 4.4 4.6 4.7 4.8 4.8 4.7 4.5 4.0 3.7 3.5 3.4 3.3 3.1 2.9 2.7 0.1 0.4 0.7 0.5 0.5 0.6 0.6 0.6 0.7 0.7 0.6 0.6 0.6 0.6 0.6 0.5 0.5 0.4 0.4 0.7 0.7 0.7 0.6 0.8 0.7 0.6 0.6 0.5 0.5 0.5 0.5 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 5.0 7.0 10.5 13.0 13.5 13.5 13.7 13.6 13.6 13.4 12.7 11.6 11.2 10.8 10.3 9.9 9.5 9.0 8.4 0 2 4 6 8 10 12 14 16 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 0.2 図6 ① ※一般方式は子ども会や町内会などによる資源回収、学区協議会方式(平成 12 年度~)は学区・古紙業界・新聞 販売店の協働による小学校区を単位とした資源回収 ※※市民団体がスーパーの駐車場等(平成 28 年度末 市内 63 箇所)を利用して定期的に資源回収を開催 ※※※古紙業者が自社のヤード(平成 28 年度末 市内 26 箇所)で週末や毎月 8 日の環境保全の日を中心に古紙の受入 を実施 ②四捨五入のため合計は必ずしも一致しない

図7 四捨五入のため合計は必ずしも一致しない。 3.3 4.3 6.3 7.7 8.0 8.1 8.3 8.3 8.3 8.0 7.5 6.8 6.6 6.3 5.9 5.7 5.4 5.1 4.8 0.7 1.4 2.3 3.1 3.2 3.1 3.1 3.0 3.0 3.1 3.0 2.8 2.6 2.6 2.5 2.4 2.2 2.1 1.9 0.7 0.9 1.3 1.7 1.8 1.8 1.7 1.7 1.7 1.7 1.6 1.6 1.6 1.5 1.5 1.5 1.4 1.4 1.3 0.3 0.4 0.6 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.6 0.5 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 0.4 5.0 7.0 10.5 13.0 13.5 13.5 13.7 13.6 13.6 13.4 12.7 11.6 11.2 10.8 10.3 9.9 9.5 9.0 8.4 0 2 4 6 8 10 12 14 16 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28

(7)

【雑 誌】 【新 聞】 【段ボール】 【繊維製品】 (H12.7) (H12.11) (H12.11) (H12.7) (H12.7) (H12.11) (H12.11) 【紙パック】 【ペットボトル】 (千トン) (H12.11) (H12.7) (H12.7) (千トン) (%) 【プラスチック製容器包装】 【紙製容器包装】 (%) (H12.11) (H12.11) (H12.7) (H12.7) 【空きびん】 【空き缶】 (H12.7) (H12.11) (H12.11) (H12.7) (H12.7) (H12.11)

図8 品目別の資源分別量と資源分別率の推移(家庭系)

平成 平成 平成 (千トン) 平成 (%) (千トン) 平成 資源分別率 資源分別量 (年度) (年度) (年度) (年度) (年度) 11 20 23 27 28 29 30 30 29 28 28 26 25 24 23 23 23 9 16 16 15 13 13 13 13 12 11 11 10 9 8 8 8 7 0 43 46 59 62 62 60 67 64 65 62 61 52 50 49 47 46 46 0 52 62 70 61 59 48 59 53 54 51 50 41 39 37 34 29 26 0 20 40 60 80 100 0 10 20 30 40 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 20 21 21 20 17 18 18 16 17 17 17 16 16 16 15 15 15 9 9 7 6 6 6 5 5 5 5 5 4 4 4 4 4 4 8195 93 95 95 95 88 96 92 94 93 94 96 97 95 95 94 94 7282 87 81 91 88 90 95 86 87 85 86 87 87 88 85 87 87 0 20 40 60 80 100 0 10 20 30 40 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 (千トン) (%) 3 5 5 6 6 7 7 7 7 7 7 7 7 7 7 7 7 0.9 0.9 0.9 0.8 0.7 0.7 0.7 0.6 0.6 0.6 0.6 0.5 0.5 0.5 0.4 0.4 0.3 37 88 92 93 92 96 92 93 91 89 89 90 95 95 95 93 93 92 2834 49 48 48 40 33 243227 29 29 27 26 25 23 22 22 0 20 40 60 80 100 0 10 20 30 40 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 63 77 80 81 83 84 83 80 76 69 67 63 60 57 55 51 48 23 31 32 31 32 31 31 32 31 28 27 26 25 24 23 21 20 77 83 88 78 91 89 87 90 90 90 90 90 93 92 92 92 92 93 49 74 69 78 64 70 77 73 75 74 74 75 70 69 70 74 78 78 0 20 40 60 80 100 0 30 60 90 120 150 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 (%) 13 18 19 20 21 21 20 20 20 19 18 18 18 17 17 16 17 4 4 4 4 4 4 4 4 4 3 3 3 2 2 2 2 2 47 92 85 82 76 82 86 82 83 82 82 80 81 81 81 79 79 75 30 32 27 31 21 20 21 13 17 14 12 12 9 7 8 9 10 10 0 20 40 60 80 100 0 30 60 90 120 150 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 図8 ①「資源分別率」は、品目別に「資源分別量 /(資源分別量+ごみの中に含まれていた資源の推計量)」により算定 ②ごみの中に含まれていた資源の推計量は、「家庭系ごみ細組成調査」からの推計 ③資源分別量は、市が収集し、再商品化事業者に引き渡した量と家庭系自主回収量の合計 ④スーパーマーケット等が独自に回収し、資源化した量を含まない。 ⑤新聞、雑誌、段ボールには、紙製容器包装として収集し、選別業者が古紙として資源化した量を含む。

(8)

(4)埋立量の内訳

埋立量については、破砕工場の稼働により、直接埋め立てていた不燃物の量が大幅に減少

しました。また、ごみ処理に伴い発生する焼却灰等の埋立量についても、焼却量の削減、焼

却灰の溶融処理の推進により減少しています。なお、平成 21 年 7 月にはガス化溶融炉を備

えた鳴海工場が稼働し、従来は埋立処分していた焼却灰や破砕不燃物を溶融処理することが

できるようになり、埋立量のさらなる削減が可能となりました。

(5)1人・1日あたりの量

1人・1日あたりの総排出量は前年と比較して減少しましたが、ごみ処理量はほぼ横ばい

となっています。

(年度)

平成

(万トン)

(グラム/人・日)

(年度)

平成

市収集量

図9 埋立量の内訳

図 10 1人・1日あたりのごみ処理量等の推移

埋立量

不燃物

埋立量

焼却灰等

埋立量

総排出量

埋立量

ごみ処理量

資源分別量

13.7 11.8 9.5 8.8 8.9 9.0 8.9 8.4 8.1 8.0 7.5 5.8 4.7 5.0 4.9 4.5 4.6 4.5 4.8 12.3 8.0 3.9 3.2 2.0 2.2 2.0 1.8 2.1 2.2 1.6 0.8 0.8 0.4 0.3 0.4 0.4 0.2 0.2 26.1 19.8 13.3 12.0 10.9 11.2 10.9 10.2 10.2 10.2 9.2 6.6 5.6 5.4 5.2 4.9 4.9 4.7 5.1 0 5 10 15 20 25 30 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 1,264 1,127 965 925 918 928 884 870 869 834 806 768 753 749 753 754 746 739 731 178 260 360 418 430 443 459 469 468 477 454 432 422 392 376 378 367 354 341 1,442 1,387 1,325 1,343 1,349 1,370 1,343 1,339 1,337 1,312 1,260 1,200 1,175 1,141 1,129 1,133 1,113 1,093 1,072 330 250 168 151 137 140 135 126 126 124 112 80 67 65 63 59 59 56 60 0 500 1,000 1,500 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 図9 ①埋立量は、事業系ごみを含み、東海豪雨等による災害ごみ、他市町からの受入分を含まない。 ②四捨五入のため合計は必ずしも一致しない。 図 10 「総排出量」「資源分別量」「ごみ処理量」「埋立量」と各年度の人口(10 月 1 日現在)、年間日数から算出

(9)

(6)他都市との比較(平成 28 年度)

(グラム/人・日) (%)

【1人・1日あたり「ごみ・資源の排出量」

【リサイクル率】

図 11 他都市との比較

(グラム/人・日)

総排出量

資 源

【1人・1日あたり「埋立量」

150 229 155 301 245 274 181 247 83 119 168 111 98 148 134 219 92 293 428 662 820 745 709 645 676 713 764 856 771 731 721 905 824 821 849 729 1,018 1,003 812 1,049 900 1,010 890 949 895 1,010 938 890 898 832 1,003 972 955 1,068 821 1,310 1,431 0 500 1,000 1,500 札 幌 仙 台 さ い た ま 千 葉 横 浜 川 崎 相 模 原 新 潟 静 岡 浜 松 名 古 屋 京 都 大 阪 堺 神 戸 岡 山 広 島 北 九 州 福 岡

122 122 32 58 90 84 84 74 50 41 60 97 139 74 135 25 123 153 187 0 100 200 300 札 幌 仙 台 さ い た ま 千 葉 横 浜 川 崎 相 模 原 新 潟 静 岡 浜 松 名 古 屋 京 都 大 阪 堺 神 戸 岡 山 広 島 北 九 州 福 岡

28.6 29.3 24.0 33.3 30.7 29.1 20.8 28.0 16.4 19.0 24.1 13.6 9.9 19.4 14.4 27.2 11.9 24.9 30.9 0 10 20 30 40 札 幌 仙 台 さ い た ま 千 葉 横 浜 川 崎 相 模 原 新 潟 静 岡 浜 松 名 古 屋 京 都 大 阪 堺 神 戸 岡 山 広 島 北 九 州 福 岡

/

図 11 ①「一般廃棄物処理事業実態調査」(環境省調査)をもとに本市が独自に調査した結果を集計 ②本調査では、「総排出量」「資源の排出量」に事業系自主回収量を含めていないため、本市の 1 人・1 日あたり「総排 出量」「資源の排出量」は 9 ページの 1 人・1 日あたり「総排出量」「資源分別量」と異なる。 ③政令指定都市のうち、熊本市は平成 28 年熊本地震による影響が大きいため、比較対象から除いた。

(10)

(7)ごみ処理の仕組み(平成 28 年度)

可燃ごみは焼却工場で焼却・溶融処理し、残った灰を処分場に埋め立てています。また、

焼却灰の一部は溶融処理し、生成された溶融スラグを建設資材などに有効利用しています。

焼却工場で焼却する際に発生する熱は、発電を行うほか、地元還元施設等で利用します。

発電した電力は場内等で利用するほか、電力会社に売電を行っています。

不燃ごみ及び粗大ごみは破砕工場で破砕・機械選別処理を行い、破砕可燃物、破砕不燃物、

金属に選別します。破砕可燃物は焼却処理、破砕不燃物は大部分を鳴海工場で溶融処理し、

残りを埋立処分しています。また、金属は資源として売却しています。

(単位:万トン) ごみ処理過程 資源化量 4.1 五条川工場【焼却+灰溶融】 8.5 南陽・猪子石工場【焼却】 41.2 灰溶融 【民間】 0.4 焼却・溶融後 (スラグ等) 3.8 破砕可燃物 2.2 焼却・溶融前 (金属等) 0.3 焼却灰等 4.8 鳴海工場【ガス化溶融】 11.2 (灰溶融含 13.0) 灰 1.8 焼却・溶融量 60.9 エネルギー回収 破砕不燃物 0.7 埋立 5.1 破砕 3.3 直接埋立 0.2 破砕不燃物 0.09 愛岐処分場 2.7 第二処分場 1.1 県広域処分場 大江破砕工場 3.2 小規模破砕(愛岐) 0.1 資源化 1.2 可燃ごみ 58.0 家庭系 38.4 事業系 19.6 不燃ごみ 2.8 家庭系 1.9 事業系 0.9 粗大ごみ 0.7 ごみ処理量 61.5 ※ 四捨五入のため合計は必ずしも一致しない。

(11)

(8)資源のゆくえ(平成 28 年度)

① プラスチック製容器包装、紙製容器包装、ペットボトル

それぞれ週1回、プラスチック製容器包装は各戸収集、紙製容器包装及びペットボトル

は集積場所から収集しています(ペットボトルは拠点回収も実施)

容器包装リサイクル法により、消費者が分別排出した容器包装は、市が収集、選別・圧縮

梱包・保管し、

(公財)日本容器包装リサイクル協会に引き渡し、再商品化されます。再商

品化事業者は、

(公財)日本容器包装リサイクル協会が入札で選定しています。

6.8 5.5 固形燃料等 残渣 ラベル類 キャップ・リング等 残渣 1.3

ペットボトル

22.9 残渣 3.3 7.9 6.2 残渣等 8.8 RPF化 7.1 6.5 0.4 2.5 製紙原料 残渣 0.2 残渣

紙製

容器包装

プラスチック製

容器包装

(単位:千トン) 26.2 9.8 8.5

名古屋市

収集→

選別・圧縮梱包・保管

選別・圧縮梱包・保管

選別・圧縮梱包・保管

雑誌

段ボール

など

0.2 1.7 キャップは資源化

(公財)日本容器包装

リサイクル協会

再商品化事業者

材料リサイクル ペレット等 コークス炉化学原料 炭化水素油 2.5 (石油化学原料) コークス 1.2 (高炉還元剤) コークス炉ガス 2.5 (発電燃料)

再商品化原料の

利用メーカー

製紙原料 紙製品 6.5 段ボール 板紙等 ボイラー燃料等 0.4 固形燃料等 フレーク化等 繊維製品 2.0 (ユニホーム、カーペット等) シート製品 2.5 (卵パック、トレイ等) ボトル製品 0.9 (洗剤用ボトル、飲料用ボトル等) その他 0.1 (成形品、結束バンド等) パレット 2.6 再生樹脂 2.7 その他 2.6 (車止め、プランター等)

選別・圧縮梱包・保管

化学リサイクル ※ 再商品化事業者の処理量及び再商品化原料の利用メーカーの利用量は(公財)日本容器包装リサイクル協会資料より推計 ※ 四捨五入のため合計は必ずしも一致しない。

(12)

② 空きびん、空き缶、紙パック

空きびん、空き缶は、週 1 回、集積場所から収集しています。紙パックは、区役所やス

ーパーマーケット等に設置してある回収ボックスから収集しています。これらは、選別等

の後、メーカーに出荷され、製品原料として利用されます。

③ 小型家電、食用油

市が回収した後、再資源化事業者により資源化されます。

④ 古紙、繊維製品(衣類・布類)

集団資源回収、リサイクルステーション等で回収された古紙や繊維製品(衣類・布類)

の資源化の流れは以下の通りです。

空きびん

空き缶

紙パック

(カレット) 溶解 加工 新聞、チラシ、週刊誌など ボール箱、絵本など 段ボール、紙筒など (単位:千トン)

名古屋市

収集→(一時保管→)選別

ワンウェイびん (透明・茶・その他色) 生きびん(リターナブルびん)

再商品化原料の

利用メーカー

ガラス製品 (ガラスびん、ガラス繊維等) びんとして再使用 紙製品 (トイレットペーパー等)

繊維製品(衣類・布類)

(単位:千トン) (単位:千トン)

小型家電

食用油

名古屋市

スーパーマーケット・区役所等で回収

再資源化事業者

有用金属等 スーパーマーケットで回収 バイオディーゼル燃料等

段ボール

雑 誌

新 聞

製紙メーカー

古着問屋

選別 中古衣料品、工業用ウエス (ぞうきん)・反毛(自動車 などの内装材)などに加工 アルミ缶、鋳物、脱酸剤 鉄製品 (自動車部品、鉄筋等) アルミ缶 スチール缶 選別 選別 選別 2 13 19 48 0.06 0.11 14.9 0.04 3.0 14.3 0.4 0.1 2.6 0.04 ※ 四捨五入のため合計は必ずしも一致しない。

(13)

(9)分別された資源はこのように生まれ変わります!

もし、可燃ごみや不燃ごみとして排出されると・・・

焼却工場

埋立処分場

イラスト出典:

(公財)日本容器包装リサイクル協会

(公財)古紙再生促進センター中部地区委員会

新聞古紙 雑誌古紙 段ボール古紙 紙パック 段ボールの中芯など 衣類・布類 工業用ウエス(ぞうきん)自動車の内装材など 雑がみ トイレットペーパー ティッシュペーパーなど 段ボール箱・紙筒など ボール箱・絵本など 新聞紙・雑誌 印刷用紙など

焼却や埋め立て処分され、

資源化の機会を失ってしまいます。

ペットボトル 卵パック・ユニホームなど びん びん・ガラス製品など パレット(貨物運搬用の荷台) 車止め、プランターなど 紙製容器包装 段ボールの中芯 固形燃料など プラスチック製容器包装

参照

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