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今日の臨床サポート - 鬱滞性皮膚炎 - 評価・治療例

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薬剤の保険適⽤ ご確認のお願い

□ 「評価・治療例(詳細)」ページの薬剤に、保険適⽤表記を追記させていただきましたので、ご確認をお願いします。 □ 疾患に対して、記載されている薬剤処⽅は保険適⽤があるのかないのか、また、⽤量内なのかを読者が確認できるようにすることを⽬的としています。 □ この保険適⽤情報は、エルゼビアの責任として、レセプトチェックソフトなどを参考に案を作成しておりますが、先⽣のコンテンツに掲載することから、違和感がないかな ど、公開前に先⽣に内容をご確認いただけたらと考えております。 □ 添付⽂書記載の保険適⽤の内容が査定の現場の内容と異なることがあります。例えば、筋緊張型頭痛は、厳密にはロキソニンの保険適⽤外です。しかし、慣習的に⽤いられて おり査定対象にならないことがあります。このような場合には、“筋緊張型頭痛は厳密にはロキソニンの適⽤外だが、査定の対象とならないこともある”のような記載を付け加 えられたらと考えています。このような記載が必要かどうかについて、先⽣の現場の感覚にてご指導を御頂戴できたら幸いです。

注釈

「評価・治療例(詳細)」の下に、以下のような注釈を掲載 薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、編集部によって記載⽇時に添付⽂書・社会保険診療報酬⽀払基⾦レセプト請求計算事例・レセプトチェックソフ トなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適⽤の査定において保険適⽤及び保険適⽤外と判断されることを保証するものではありませ ん。また、症状のオーダーセットや検査薬、輸液、⾎液製剤、全⾝⿇酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適⽤の記載の⼀部を割愛しています。

例:⾚芽球癆

表現⼀覧

㊜XX → 薬剤は、厳密には病名○○の適⽤外と査定される可能性がある。薬剤は病名XXの適⽤と記載されており、XXに対する⽤量として評価した場合⽤量が範囲内である。 記載(〇〇には病名が⼊ります) 意味 [適⽤内/⽤量内/㊜××] 薬剤が、同じページ内に記載されている想定病名に適⽤と想定される。⽤量も範囲内 [適⽤内/⽤量適宜増減2倍以下㊜××] 薬剤が、同じページ内に記載されている想定病名に適⽤と想定される。⽤量は添付⽂書量を超えるが2倍以内である。添付⽂ 書に適宜増減等の記載がある。 [適⽤内/⽤量適宜増減2倍超㊜××] 薬剤が、同じページ内に記載されている想定病名に適⽤と想定される。⽤量は添付⽂書量の2倍超である。添付⽂書に適宜増 減等の記載がある [○○は適⽤外/他適⽤⽤量内/㊜××] 薬剤が、同じページ内に記載されている想定病名○○では適⽤外と査定される可能性がある。薬剤は病名××に対して適⽤と 想定され、病名××に対する⽤量として評価した場合範囲内である。 [○○は適⽤外/他適⽤⽤量適宜増 減2倍以下/㊜××] 薬剤が、同じページ内に記載されている想定病名○○では適⽤外と査定される可能性がある。薬剤は病名××に対して適⽤と 想定され、病名××に対する添付⽂書量を超えるが2倍以内である。添付⽂書に適宜増減等の記載がある。 [○○は適⽤外/他適⽤⽤量適宜増 減2倍超/㊜××] 薬剤が、同じページ内に記載されている想定病名○○では適⽤外と査定される可能性がある。薬剤は病名××に対して適⽤と 想定され、病名××に対する添付⽂書量の2倍超である。添付⽂書に適宜増減等の記載がある。 [適⽤内/⼩児⽤量内/㊜××] 薬剤が、同じページ内に記載されている想定病名に適⽤と想定される。⼩児⽤量も存在し、その範囲内である [適⽤内/⼩児⽤量外/㊜××] 薬剤が、同じページ内に記載されている想定病名に適⽤と想定される。⼩児⽤量は存在するが、その範囲外である [適⽤内/⼩児⽤量記載無/㊜××] 薬剤が、同じページ内に記載されている想定病名に適⽤と想定される。⼩児⽤量が存在せず、成⼈での⽤量範囲内である [○○は適⽤外/他適⽤⼩児⽤量内/㊜ ××] 薬剤が、同じページ内に記載されている想定病名○○では適⽤外と査定される可能性がある。薬剤は病名××に対して適⽤と 想定され、病名××に対する⼩児⽤量が存在し、その範囲内である [○○は適⽤外/他適⽤⼩児⽤量外/㊜ ××] 薬剤が、同じページ内に記載されている想定病名○○では適⽤外と査定される可能性がある。薬剤は病名××に対して適⽤と 想定され、病名××に対する⼩児⽤量が存在し、その範囲外である。 [薬価未収載] 海外の薬剤など

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鬱滞性⽪膚炎

藤澤章弘 京都⼤学 ⽪膚⽣命科学講座(⽪膚科学分野)

■評価・治療例(詳細)

#1448 薬剤情報を⾒る 薬剤情報を⾒る 薬剤情報を⾒る 薬剤情報を⾒る 初診時、フォローアップ時 対象患者・コメントを隠す/表⽰する ※下記は、⼀部を除き、執筆者が過去に診た20⼈の患者で2⼈以上に⾏った事を羅列して頂いています。実際の1⼈の患者に ⾏った内容は、下記の⼀部分であることを了解下さい。 評価⽅針 下腿末梢側の約1/3から⾜関節にかけて浮腫、浮腫性硬化、紫斑、および、褐⾊ないし紫褐 ⾊の⾊素沈着を認めた場合に鬱滞性⽪膚炎を疑う。 ⼀次性下肢静脈瘤に起因することが多く、⼀次性ないし⼆次性静脈瘤の検索が重要である。 スクリーニングとして、ドプラ聴診を⾏う。 ⽣理・画像検査 ドプラ聴診[ID0621] 対象: 鬱滞性⽪膚炎を疑う患者(推奨度1) 下肢静脈エコー 対象: 鬱滞性⽪膚炎を疑う患者(推奨度2) ⼀次性、⼆次性にかかわらず、静脈瘤の存在が疑われる患者(推奨度1) 下肢造影CT 対象: 深部静脈⾎栓症を疑う患者(推奨度1) 腹部エコー 対象: 妊娠、腹腔内腫瘍の存在が疑われる患者(推奨度3) 治療⽅針 湿疹の症状があるときには、ステロイド外⽤を使⽤する。 ⽪膚炎の程度が軽度なら、ステロイド外⽤を⾏い、弾性包帯もしくは弾性ストッキングの着 ⽤を勧める。 潰瘍を伴う場合はアルゴリズム([ID0701])に従い、鬱滞の原因と状態によって圧迫療 法、⼿術療法などを選択する。 治 療 外⽤副腎⽪質ステロイド(ベリーストロング) マイザー軟膏 [0.05%] 1⽇2回患部に塗布、⽉4本 [適⽤内/⽤量内/㊜湿疹](編集部注:本ページで想定す る適⽤病名「うっ滞性⽪膚炎、湿疹」/2015年7⽉) 対象: 湿疹の症状がある患者(推奨度2) コメント: マイザー、アンテベート、フルメタ、デルモベートは通常、いずれか1つを⽤いる。 アンテベート軟膏 [0.05%] 1⽇2回患部に塗布、⽉4本 [適⽤内/⽤量内/㊜湿疹] 対象: 湿疹の症状がある患者(推奨度2) コメント: マイザー、アンテベート、フルメタ、デルモベートは通常、いずれか1つを⽤いる。 フルメタ軟膏 [0.1%] 1⽇2回患部に塗布、⽉4本 [適⽤内/⽤量内/㊜湿疹] 対象: 湿疹の症状がある患者(推奨度2) コメント: マイザー、アンテベート、フルメタ、デルモベートは通常、いずれか1つを⽤いる。 外⽤副腎⽪質ステロイド(ストロンゲスト) デルモベート軟膏[0.05%] 1⽇2回患部に塗布、⽉4本 [適⽤内/⽤量内/㊜湿疹]

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最終更新⽇ : 2015年10⽉20⽇ <<ページ末尾:#situationDetails6.aspx?DiseaseID=1448&situationno=1>> 対象: 湿疹の症状がある患者(推奨度2) コメント: マイザー、アンテベート、フルメタ、デルモベートは通常、いずれか1つを⽤いる。 コンサルト ⽪膚科:⼿術(⾼位結紮術のため)[ID0622] 対象: 静脈瘤を伴う患者(推奨度2) ⾎管外科:⼿術 対象: 静脈瘤を伴う患者(推奨度2) 指 導 弾性包帯([ID0623])、弾性ストッキング([ID0624])の着⽤ 対象: 全患者(推奨度1) 再診・⼊院の指⽰ 潰瘍の悪化や疼痛が強く⽇常⽣活に⽀障があるとき 対象: 潰瘍を伴う患者(推奨度2) 推奨度1:明らかに利益が害やコストよりも上回る。必ず⾏う必要があり得る⾏為。 推奨度2:害、コストよりも、利益が上回る可能性が⾼い。半数以上の状況で⾏われ得る⾏為。 推奨度3:利益よりも、害、コストが、上回る可能性が⾼い。半数以下の状況で⾏われ得る⾏為。 推奨度4:明らかに利益が害やコストよりも下回る。医学的に原則禁忌といわれている⾏為。 (詳細はこちら参照) ※薬剤中分類、⽤法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独⾃に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。 尚、⽤法は添付⽂書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。 ※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、編集部によって記載⽇時に添付⽂書・社会保険診療報酬⽀払基⾦ レセプト請求計算事例・レセプトチェックソフトなどで確認し作成している。ただし、これらの記載は、実際の保険適 ⽤の査定において保険適⽤及び保険適⽤外と判断されることを保証するものではない。また、症状のオーダーセットや 検査薬、輸液、⾎液製剤、全⾝⿇酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適⽤の記載の⼀部を割愛している。 (詳細はこちらを参照)

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鬱滞性⽪膚炎

監修:宮地良樹 滋賀県⽴成⼈病センター 藤澤章弘 京都⼤学 ⽪膚⽣命科学講座(⽪膚科学分野)

■トップページ

#1448 概要 疾患のポイント: 鬱滞性⽪膚炎とは、静脈鬱滞=静脈⾼⾎圧状態によって⽣じる湿疹・⽪膚炎である。 診断:[ID0011] 鬱滞性⽪膚炎では、下腿末梢側の約1/3から⾜関節にかけて浮腫、浮腫性硬化、紫斑、およ び、主にヘモジデリン沈着による褐⾊ないし紫褐⾊の⾊素沈着を⽣じ、ときに潰瘍も伴う。 [ID0601] 臨床像から診断は容易なことが多いが、病変部の中枢側に静脈瘤を⾒出すと、ほぼ診断は確定 である([ID0605])。静脈瘤のスクリーニングには、ドプラ聴診([ID0621])が有⽤であ る。 下肢静脈瘤に起因することが多く、⼀次性ないし⼆次性静脈瘤の検索が重要である。 鑑別すべき疾患には、⽪脂⽋乏性⽪膚炎([ID0602])、強⽪症([ID0603])、好酸球性筋膜 炎、動脈性潰瘍([ID0604])、接触⽪膚炎、外傷などがある。 原因疾患・合併疾患の評価:[ID0022] ⼀次性静脈瘤:鬱滞の原因の8割を占める。臨床から容易に鑑別に挙がることが多い。ドプラ 聴診器により逆流を確認する。 ⼆次性静脈瘤:原因としては、深部静脈⾎栓症(DVT)、妊娠、⾻盤内腫瘍、動静脈瘻などが 挙げられるため、検索する。 重症度・予後評価:[ID0013] 鬱滞性⽪膚炎は下肢静脈性疾患に続発することがほとんどであり、下肢静脈性疾患の分類には 1994年のAmerican Venous Forumで採択されたCEAP分類(2004年改訂)を⽤いることが ⼀般的である。[ID0606] 治療:[ID0014] 湿疹の症状があるときには、ステロイド外⽤薬を使⽤する。 ⽪膚炎の程度が軽度なら、弾性包帯もしくは弾性ストッキングの着⽤を勧める。 潰瘍を伴う場合はアルゴリズム([ID0701])に従い、鬱滞の原因検索とその治療を検討する。 専⾨医相談のタイミング:[ID0017] 鬱滞性⽪膚炎が疑われたときは、原疾患の検索と治療を含めて、⽪膚科専⾨医への受診を促 す。 臨床のポイント: 下肢静脈瘤に起因することが多いので、静脈瘤の検査が必須である。 ステロイド外⽤のみでなく、弾性ストッキングの着⽤も指導する。 ※「臨床のポイント」は監修者による執筆です。 評価・治療の進め⽅ ※選定されている評価・治療は⼀例です。症状・病態に応じて適宜変更してください。 ■鬱滞の原因検索 原因として最も頻度の⾼い、静脈瘤の有無について、スクリーニングを⾏う。[ID0621] ○ 鬱滞性⽪膚炎を疑う場合は、スクリーニングとして1)を⾏う。 1)ドプラ聴診[ID0621] ■鬱滞の原因検索と⼿術適応の評価例 下肢静脈瘤の交通枝の確認と、深部静脈が開通しているかどうかについて評価を⾏う。 ○ 術前の評価として、1)により深部静脈の開存を確認しなければならない。 1)下肢静脈エコー

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最終更新⽇ : 2015年10⽉20⽇ <<ページ末尾:#searchDetails4.aspx?DiseaseID=1448>> 薬剤情報を⾒る ■鬱滞性⽪膚炎の治療⽅針まとめ ⽪膚炎に対してはステロイドを外⽤し、弾性ストッキングや弾性包帯を着⽤する。 潰瘍を伴う症例では、アルゴリズムに従い圧迫療法か⼿術療法を検討する。 ○ ⽪膚潰瘍がない場合は、1)もしくは必要に応じて1)2)を併⽤する。 1)マイザー軟膏 [0.05%] 1⽇2回患部に塗布、⽉4本 [適⽤内/⽤量内/㊜湿疹](編集部 注:想定する適⽤病名「うっ滞性⽪膚炎、湿疹」/2015年7⽉) 2)弾性包帯([ID0623])、弾性ストッキング([ID0624])の着⽤ 追加情報ページへのリンク 鬱滞性⽪膚炎に関する詳細情報 鬱滞性⽪膚炎に関する評価・治療例(詳細) (1件) 初診時、フォローアップ時 鬱滞性⽪膚炎に関する画像 (14件) ※薬剤中分類、⽤法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独⾃に作成した薬剤情報であり、  著者により作成された情報ではありません。  尚、⽤法は添付⽂書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。 ※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、編集部によって記載⽇時に添付⽂書・社会保険診療報酬⽀払基⾦ レセプト請求計算事例・レセプトチェックソフトなどで確認し作成している。ただし、これらの記載は、実際の保険適 ⽤の査定において保険適⽤及び保険適⽤外と判断されることを保証するものではない。また、症状のオーダーセットや 検査薬、輸液、⾎液製剤、全⾝⿇酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適⽤の記載の⼀部を割愛している。 (詳細はこちらを参照)

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鬱滞性⽪膚炎

藤澤章弘 京都⼤学 ⽪膚⽣命科学講座(⽪膚科学分野)

■詳細情報

#1448

病態・疫学・診察

疾患情報(疫学・病態) [ID0001] 鬱滞性⽪膚炎は、静脈鬱滞=静脈⾼⾎圧状態によって⽣じる湿疹・⽪膚炎である。 中年以降の⼥性に多く、肥満は発病ないし悪化要因である。また、職業、⽣活習慣も⼤きく影 響し、⽴ち仕事を余儀なくされる職業に多く発症する。 主に下腿に⽣じ、その多くは下肢静脈瘤による鬱滞によって⽣じる。 放置すると難治性潰瘍を形成しうるため、鬱滞を疑えばその原因について精査し、治療するこ とが重要である。 問診・診察のポイント [ID0002] 鬱滞性⽪膚炎では、下腿末梢側の約1/3から⾜関節にかけて浮腫、浮腫性硬化、紫斑、およ び、主にヘモジデリン沈着による褐⾊ないし紫褐⾊の⾊素沈着を⽣じる。[ID0601] 瘙痒から掻破し、湿疹化して浸出液を伴うこともある。また、ときに潰瘍化することもある。 [ID0601] ⾃覚症状として、むくみ、だるさ、こむら返りなどを訴えることがある。 原因の多くは下肢静脈瘤による静脈鬱滞であり、鬱滞性⽪膚炎を疑えば、静脈瘤の有無につい ても確認することが重要である。 鑑別すべき疾患には、⽪脂⽋乏性⽪膚炎([ID0602])、強⽪症([ID0603])、好酸球性筋膜 炎、動脈性潰瘍([ID0604])、接触⽪膚炎、外傷などがある。

診断⽅針

0:想起 [ID0010] 下腿末梢側の約1/3から⾜関節にかけて、浮腫性硬化、紫斑、⾊素沈着、潰瘍をみたら鬱滞性 ⽪膚炎を念頭におくべきである。 1:診断 [ID0011] 臨床像から診断は容易なことが多いが、病変部の中枢側に静脈瘤を⾒出すと、ほぼ診断は確定 である。[ID0605] 静脈瘤のスクリーニングには、ドプラ聴診([ID0621])が有⽤である。 ⽪脂⽋乏性⽪膚炎、好酸球性筋膜炎や強⽪症、動脈性潰瘍、薬剤による接触⽪膚炎、外傷など を除外する。 2:疾患の除外 [ID0012] 静脈鬱滞=静脈⾼⾎圧状態によって⽣じる⽪膚炎であるため、静脈鬱滞を認めなければ、除外 される。

治療⽅針

3:原因疾患・合併疾患 [ID0022] ⼀次性静脈瘤:鬱滞の原因の8割を占める。臨床から容易に鑑別に挙がることが多い。ドプラ 聴診器により逆流を確認する。⼆次性静脈瘤の除外が必要。 ⼆次性静脈瘤:原因としては、深部静脈⾎栓症(DVT)、妊娠、⾻盤内腫瘍、動静脈瘻などが 挙げられる。 DVT:⼆次性の中では頻度が⾼い。常に鑑別に考慮する。下肢静脈エコーもしくは下肢造 影CTを検査する。 妊娠:適齢期の⼥性であれば、常に考慮する。⼗分に問診し、妊娠検査を⾏う。 ⾻盤内腫瘍:つねに鑑別に考慮する。腹部エコーもしくは腹部CTを実施する。 動静脈瘻:まれであるが、鑑別に考慮する。⾎管造影検査を⾏う。 4:重症度・予後 [ID0013] 鬱滞性⽪膚炎は下肢静脈性疾患に続発することがほとんどであり、下肢静脈性疾患の分類には

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1994年のAmerican Venous Forumで採択されたCEAP分類(2004年改訂)を⽤いることが ⼀般的である。 この分類では臨床徴候Cを0~6、病因Eをc、p、s、n、解剖学的部位Aをs、d、p、n、病態⽣ 理学的機能不全Pをr、o、nで、分類する([ID0606])。鬱滞性⽪膚炎の症状は、臨床徴候 C4~6に含まれている。 5:治療 [ID0014] 湿疹の症状があるときには、ステロイド外⽤薬を使⽤する。 ⽴ち仕事などしていれば、悪化要因であるので、可能な限り状況を改善するように指導する。 ⽪膚炎の程度が軽度なら、弾性包帯([ID0623])もしくは弾性ストッキング([ID0624])の 着⽤を勧める。潰瘍を伴う場合や、静脈瘤が明らかな場合は診療アルゴリズム([ID0701]) に従い、鬱滞の原因検索と治療を進める。 6:⼿術適応・⼿術の選択 [ID0021] 鬱滞の原疾患として、静脈瘤が⾒つかった場合、⼿術(⾼位結紮術もしくはストリッピング) を考慮する。 その適応については、⽇本⽪膚科学会の下腿潰瘍・下肢静脈瘤診療ガイドライン ([ID0701])に従う。 7:フォローアップ⽅針 [ID0015] 鬱滞の原因が明らかな場合は、その治療を⾏う。 鬱滞の原因が不明、あるいは治療困難なときは、ステロイド外⽤と圧迫療法を継続しながら、 1〜3カ⽉に1回、フォローアップする。その後は、症状に合わせて適宜、治療を延⻑する。 8:難治症例の治療 [ID0019] 潰瘍化し、外⽤薬や圧迫で改善しない症例に対しては、⼊院し、患肢の挙上と安静を保つ。 鬱滞の要因について精査し、その治療を⾏う。静脈の逆流が⾒つかれば、アルゴリズム ([ID0701])に従い、圧迫療法、⼿術療法などを選択する。 9:治療の中⽌ [ID0016] 鬱滞の原因治療ができない場合は、悪化を防ぐために外⽤薬もしくは圧迫療法の維持継続が望 ましい。 原疾患の治療により症状が軽快すれば、治療を中⽌して経過観察してもよいが、再発が多いこ とを伝えておく必要がある。 10:⼊院適応 [ID0018] 鬱滞性⽪膚炎に潰瘍や疼痛を伴い安静が必要な場合は、⼊院を考慮する。 11:専⾨医相談のタイミング [ID0017] 背景に静脈瘤などがある場合は、その治療が必要となる。鬱滞性⽪膚炎が疑われたときは、原 疾患の検索と治療を含めて、⽪膚科専⾨医への受診を促す。

達⼈の極意、コツ

12:達⼈の極意・コツ [ID0020] 鬱滞を疑ったら、静脈瘤が近くにないか、触診と視診で確認する。さらにドプラ聴診器 ([ID0621])で逆流⾳の有無を確認する。 イメージ [ID0601] 鬱滞性⽪膚炎a:初診時。b:初診から7年後、圧迫療法は継続している。

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病 歴:70歳代男性。下腿に⽣じた難治性の潰瘍を主訴に受診。 診 察:下腿下半分の⾊素沈着と⽪膚硬化、および中央に潰瘍形成をみとめる(a)。 診断のためのテストとその結果: ドプラエコーにて下腿静脈の逆流をみとめ、鬱滞性⽪膚炎と診 断。 治 療:静脈瘤に対する⼿術希望なく、弾性包帯による圧迫療法を継続した。 転 帰:潰瘍は次第に縮⼩し、約3年かけて治癒した(b)。 1: 著者提供 [ID0602] 鑑別疾患:⽪脂⽋乏性⽪膚炎 病歴:70歳代男性。下腿の痒みを主訴に受診。 診察:全体に乾燥し、鱗屑と掻破を伴う。 治療:保湿剤を塗布して軽快した。 1: 著者提供

(9)

[ID0603] 鑑別疾患:強⽪症 病歴:80歳代⼥性。レイノー症状を主訴に受診。 診察:レイノー症状および、四肢の⽪膚硬化、⼿指先端の⾍喰い瘢痕をみとめた。 診断のためのテストとその結果:抗セントロメア抗体陽性。 1: 著者提供 [ID0604] 鑑別疾患:動脈性の⽪膚炎 病歴:60歳代⼥性。左下腿外側の熱感を伴う発⾚と⾊素沈着を主訴に受診。 診察:左下腿外側に熱感を伴う発⾚、硬結、⾊素沈着をみとめた。 診断のためのテストとその結果:静脈エコーで逆流を検出できず、動脈エコーで深部より動脈の流 ⼊を認めた。 治療:弾性ストッキングで圧迫療法中。 1: 著者提供

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[ID0605] 鬱滞性⽪膚炎(a)と静脈瘤(b) 病 歴:60歳代男性。 診 察:両側下腿の下1/3に⾊素沈着をみとめ、その中枢側には静脈瘤をみとめる。 1: 著者提供 [ID0606] CEAP分類 下肢静脈性疾患は、臨床分類、病因分類、解剖学的分類、病態⽣理分類の4項⽬において、表のよ

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⽪脂⽋乏性⽪膚炎 強⽪症 好酸球性筋膜炎 接触⽪膚炎 動脈性潰瘍 外傷 うに分類される。鬱滞性⽪膚炎の症状は、臨床分類のC4〜C6に該当する。

1: Results of the national pilot screening program for venous disease by the American Venous Forum.

PMID 17210399 J Vasc Surg. 2007 Jan;45(1):142-148. doi: 10.1016/・・・

ページ上部に戻る アルゴリズム [ID0701] 鬱滞性⽪膚炎診療アルゴリズム 軽症のものは、ステロイド外⽤。潰瘍を伴うものや静脈瘤を伴うものでは、アルゴリズムに従い圧迫療 法や⼿術療法を検討する。 1: 著者提供 ページ上部に戻る 鑑別疾患 ページ上部に戻る ガイドライン 下腿潰瘍・下肢静脈瘤診療ガイドライン⽇⽪会誌:121(12), 2431-2448, 2011 症例検索 [https://clinicalsup.jp/jpoc/SearchExternal.aspx?

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最終更新⽇ : 2015年10⽉20⽇ <<ページ末尾:#actionDetails4.aspx?DiseaseID=1448>> s=%E9%AC%B1%E6%BB%9E%E6%80%A7%E7%9A%AE%E8%86%9A%E7%82%8E 症例くん]での検索(鬱滞性⽪膚炎) (「症例くん」は⽇本内科学会地⽅会の症例報告の検索システムです。⽇本内科学会のID、パ スワードにてアクセスしてください。) ページ上部に戻る

1: Revision of the CEAP classification for chronic venous disorders: consensus statement. PMID 15622385 J Vasc Surg. 2004 Dec;40(6):1248-52. doi: 10.1016/j.jvs・・・

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鬱滞性⽪膚炎

藤澤章弘 京都⼤学 ⽪膚⽣命科学講座(⽪膚科学分野)

■エビデンス・解説

#1448

最終更新⽇ : 2015年10⽉20⽇

(14)

鬱滞性⽪膚炎

藤澤章弘 京都⼤学 ⽪膚⽣命科学講座(⽪膚科学分野)

■画像⼀覧

#1448 出典欄記述⽅法 ※「作図にあたって参考にした⽂献」「さらに詳しく知るための参考資料」の場合は、出典と区別するために「参考⽂ 献:」とご記述いただけましたら幸いです。 ※画像出典表記についてご了承のお願い 先⽣に元図をご提供いただき、それを元に弊社にてイラストを描き起こしている場合は、エルゼビア作成のイラストとし て、出典を割愛させていただいている場合があります。その点ご了承のほどお願いいたします。 ※他社出版社発⾏物からの転載は、⾼額の場合や許諾が下りない場合は、掲載できない場合がありますので、ご了承くだ さい。 ※説明、出典のご記載を頂いている場合は空欄で結構です ①ガイドライン 【編者名】編:【ガイドライン名】【策定年度】年版、p【掲載】or【図版番号】、【発⾏元】、【出版年】 ②雑誌 著者名:表題. 雑誌名 発⾏年(⻄暦);巻(号):⾴-⾴. 〔例1〕⼭⽥⼀郎:中枢神経の構造的特徴.脳と神経 1998;45(7):12-15.

〔例2〕参考⽂献:Hauenstein EJ, Marvin RS, Snyder AL, et al.: Stress in parents of children with diabetes mellitus. Diabetes Care 1989; 12(1): 18-23. PMID: 2714163

③単⾏本

著者名: 表題. 編者名. 書名. 発⾏所所在地(⽇本の出版社の場合は不要):発⾏所,発⾏年(⻄暦);掲載⾴. 〔例1〕⼭⽥⼀郎: 脳と脊髄への⾎液供給. 吉⽥次郎編. 神経科学.エルゼビア・ジャパン, 2003;125.

〔例2〕参考⽂献:Kettenmann H, Ranson BR: Neuroglia. New York: Oxford University Press,1955; 154. ④その他 「××⼤学●●先⽣よりご提供」等、明記してください。 [ID0601] 鬱滞性⽪膚炎a:初診時。b:初診から7年後、圧迫療法は継続している。 病 歴:70歳代男性。下腿に⽣じた難治性の潰瘍を主訴に受診。 診 察:下腿下半分の⾊素沈着と⽪膚硬化、および中央に潰瘍形成をみとめる(a)。 診断のためのテストとその結果: ドプラエコーにて下腿静脈の逆流をみとめ、鬱滞性⽪膚炎と診 断。 治 療:静脈瘤に対する⼿術希望なく、弾性包帯による圧迫療法を継続した。 転 帰:潰瘍は次第に縮⼩し、約3年かけて治癒した(b)。 1: 著者提供

※説明、出典のご記載を頂いている場合は空欄で結構です

画像の

説明

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出典

□著者提供

[ID0602] 鑑別疾患:⽪脂⽋乏性⽪膚炎 病歴:70歳代男性。下腿の痒みを主訴に受診。 診察:全体に乾燥し、鱗屑と掻破を伴う。 治療:保湿剤を塗布して軽快した。 1: 著者提供

※説明、出典のご記載を頂いている場合は空欄で結構です

画像の

説明

出典

□著者提供

[ID0603] 鑑別疾患:強⽪症

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病歴:80歳代⼥性。レイノー症状を主訴に受診。 診察:レイノー症状および、四肢の⽪膚硬化、⼿指先端の⾍喰い瘢痕をみとめた。 診断のためのテストとその結果:抗セントロメア抗体陽性。 1: 著者提供

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[ID0604] 鑑別疾患:動脈性の⽪膚炎 病歴:60歳代⼥性。左下腿外側の熱感を伴う発⾚と⾊素沈着を主訴に受診。 診察:左下腿外側に熱感を伴う発⾚、硬結、⾊素沈着をみとめた。 診断のためのテストとその結果:静脈エコーで逆流を検出できず、動脈エコーで深部より動脈の流 ⼊を認めた。 治療:弾性ストッキングで圧迫療法中。

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[ID0605] 鬱滞性⽪膚炎(a)と静脈瘤(b) 病 歴:60歳代男性。 診 察:両側下腿の下1/3に⾊素沈着をみとめ、その中枢側には静脈瘤をみとめる。 1: 著者提供

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[ID0606] CEAP分類

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下肢静脈性疾患は、臨床分類、病因分類、解剖学的分類、病態⽣理分類の4項⽬において、表のよ うに分類される。鬱滞性⽪膚炎の症状は、臨床分類のC4〜C6に該当する。

1: Results of the national pilot screening program for venous disease by the American Venous Forum.

PMID 17210399 J Vasc Surg. 2007 Jan;45(1):142-148. doi: 10.1016/・・・

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[ID0621] ドプラ聴診 a:ドプラ聴診器。 b:静脈の⾳を聞いているところ。 1: 著者提供

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[ID0622] ⾼位結紮術 a:⼤伏在静脈をマーキング。 b:⼤伏在静脈の⼤腿静脈への流⼊部を同定し、結紮する。 1: 著者提供

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[ID0623]

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弾性包帯 適切な圧で末梢から中枢に向けて巻いていく。 1: 著者提供

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[ID0624] 弾性ストッキング

(21)

下腿までのタイプと⼤腿までのタイプがある。 1: 著者提供

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[ID0671] 鬱滞性⽪膚炎

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両側下腿の鬱滞性⽪膚炎。浮腫性硬化と褐⾊の⾊素沈着を認め、潰瘍も⽣じている。 1: 著者提供

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[ID0672] 鬱滞性⽪膚炎

(23)

両側下腿の浮腫と下腿下半分に⾊素沈着を伴っている。 1: 著者提供

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[ID0673] 鬱滞性⽪膚炎

(24)

下腿下半分から⾜にかけての⾊素沈着。掻破と鱗屑を伴う。 1: 著者提供

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[ID0701] 鬱滞性⽪膚炎診療アルゴリズム

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最終更新⽇ : 2015年10⽉20⽇ <<ページ末尾:#ImageList4.aspx?DiseaseID=1448>> 軽症のものは、ステロイド外⽤。潰瘍を伴うものや静脈瘤を伴うものでは、アルゴリズムに従い圧 迫療法や⼿術療法を検討する。 1: 著者提供

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うっ滞性皮膚炎は、下肢に流れる血液の循 環が長年滞るために引き起こされる皮膚炎 です。 肥満の人や立ち仕事を続けている人によく みられます。 皮膚が黒っぽくなり、やがて皮膚が萎縮し たり、皮膚潰瘍を生じたりしてきます。 皮膚炎に対する治療とともに、うっ滞を改善 させるために弾性ストッキングや弾性包帯 で下肢を圧迫します。 うっ滞性皮膚炎の原因でもっとも多いのは 静脈瘤です。静脈瘤は手術が可能なものと 不可能なものがあります。手術ができなく ても、根気よく圧迫を続けていくことで、うっ 滞症状の改善が期待できます。 検査は、ドプラ聴診器を用いて静脈の 逆流があるかを調べます。逆流が確 認された場合は、さらに超音波検査を 行い、深部静脈の状況を診ます。 肥満傾向のある人は減量し、足への負担を減ら しましょう。 座るときや寝るときは、できるだけ足を高くしま しょう。 足のむくみやだるさがとれないときは、皮膚科を 受診しましょう。 潰瘍ができて治りにくいときは、皮膚科を受診し ましょう。 長時間立ち続けることや過度な運動は避けましょ う。

うっ滞性皮膚炎

うっ滞性皮膚炎

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経歴 治療アドバイス メッセージ 執筆者 専⾨分野 専⾨医 所属学会

執筆者ご紹介

藤澤章弘 京都⼤学 ⽪膚⽣命科学講座(⽪膚科学分野) 藤澤章弘 ⽪膚外科、⾃⼰炎症性疾患、⽪膚科⼀般 ⽇本⽪膚科学会認定⽪膚科専⾨医 ⽇本⽪膚科学会、⽇本⽪膚外科学会、褥瘡学会、 2001年 京都⼤学医学部卒業。2008年 京都⼤学⼤学院博⼠課程を修 了。 その後、天理よろづ相談所病院医員、⼤和⾼⽥市⽴病院副医⻑をへて、 2011年より京都⼤学⽪膚科 助教となる。 鬱滞性⽪膚炎、鬱滞性潰瘍では、原因が特定されない場合、軽快、悪化 を繰り返しながらフォローされているケース がよくあります。患者さんには、根気よく説明と指導を繰り返していく 必要がありますが、医師はつねに原因を探す 努⼒が必要だとおもいます。 ご⾃⾝の担当患者さんでもよくみれば、鬱滞性⽪膚炎を持っている⼈は 結構いるとおもいます。 是⾮みつけて、将来困らないように指導をお願いいたします。

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