釧路炭田の粘土層に就いて
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(2) . Dec .1950. GAKUGEI. 1 VO .2 ,2 , No. 釧路 ,炭 田 の 粘 土 層 に 就 い て 由. 崎. 岡. 夫. 北海道学聾大学釧路分校地学研究室 I Fi l d i Yoshio oKAZAKI: o1 1 e ro Coa 1 the C ay Bedin the Kush ,. は. し. が. aは l enome l l rvepl に沈澱せず、 懸濁状態を示 したが Va 6 5 明 かでない。 然るに5%の食塩水にては、,約 . 時間に. き. 探坑その他にて稼 行中 の主要石羨層の直上に、 灰白色な 凝荻質の粘土層があり、 場所に依っては暗荻紙色を 呈し. て完全に沈降するに到った。 (c) 膨潤性の有無判定の篇、 内田氏の食塩凝結法を用 5gをとり・水30c cを加えて分散させ、 いた。 即ち・試料0 ・. てるものである。 何れも野外に於て、 吸水 し膜状を示し に注意をひくものである。 てることモ. 0回振っ 5c 2 IN NaCI 溶液1 c を注力 =し、 水平に激 しく5 .. 筆者は在学中、 この粘土に就いて いささか研究 したろ 所あったが、 更に此れに検討を加へて 発表し、 先輩諸学 兄の御批判を戴きたい と存じます。. 客とするもの である。. 釧路疑田に於ける、 佐々北大教授の春株層中、 現在春. 5 更に 7 c cの水を注加 し、 よく耀 梓させた直後、 これに . て静置する。 かくて 上の分散質が沈降 し、 全容一塊のゼ c数を以って凝結 リー歌となったその沈降容積の 2倍のc c cである。 膨潤性なき粘土は この粘土に就いては略 7. 本研究にあたり、 元東北大学高橋純一博士並びに八木. 0 5c c cを示すと言はれる c 以下で、 品位中位なるものは 6. 次男教授より御指導賜りま したことに、 深甚の感謝を申. が、 本粘土はその膨潤性を僅かに示すに過 ぎないJ (d) 此れをフェノールフタ レソにて検するにアルカリ. 上げる次第です。 (1) 現. 出 状. 態. 反窓を示す。 (e) その化学分析の結果は第ー表 に示す如くである。 (f) 粘土の加熱減量即ち加 第 ー 表・. この粘土は荻白色の凝荻質轍密であり、 場 所によって は晴荻織色の片歌石鹸様を呈している。 その両者の間の. 68 , 92. 熱脱水量の各温度に於ける礎. A1 203 Fe ー03. 5 , 35 3 , 7!. 20糎より80糎までに及 び、 前言巳主要稼行石淡層の直上に. Mgo Cao. 堆積し、 これ が鰐採炭上大いに迷惑してる ものである。 その粘土層直上はアルコー ズ砂岩 (この砂岩については. 1 , 43 ウ 30 ,. 化量から、 その構成鉱物を推 定せん が鴬、 次の方法にて測. K20 . 4 , 04. Sio。. 現出状態の差違は明かでない。 その分布は鹿く湊田に亘 る様であるが、 筆者の知る限りは春深坑(釧路市)以東別 保坑 (現在休山、 釧路村) 附近までである。 その厚さは. (る) が厚く発 達してい 後日発表の機会を得たいと考え・ るものである。 この粘 土が吸水し膨厭を呈することば 前. 日20 Los 1g s, . Total. 言巳した。. 10 , 62 4 , 65. 定 した。 即ち、 試料5 gを電気炉中に て 各一定の温度に一時間熱し 此れをデシケー ター中にて冷 却秤量 し、 その減量を測定す. 100 .02. oCである, る。 こ の加熱速度は毎分50 ・その結 果は第二表 第一図に示す如くである。 ・ 、. oCまで この結果によると、 吸着水 (ーH20) は略150 この粘土の 性質その他を調べるため、 春探及別保両坑. 0 Cで脱水を完結 に脱水し、 叉組成水は (十H20) は 650, 中の晴荻緑色の、 炭質物やその他不純物の入って無いと 土鉱物の型はモソモリオナイ こ見出 H′ する この種の粘 実験に用いた 思われる粘土を挑んで 。 。 2 ある 0 し得るもので (a) 天秤に依る比重測定の結果、 その比重は略 . 前 。 r錐 e (g) 更に、 その熔融点を測定するため、 小型 Se g 後であった。 (2) 宣. 駿. (ー )) この粘 土の沈降現象を徴するに、 試料を水中に投 じ橿拝した後、 瀞置し観察 したが40日間に到ろも間完全. を作り、 電気炉中にて加熱した が、 約 =oooC 附近より 軟化 し始め、 1285oC にて 先端 が台上に倒軟するに到っ. 194 ′.
(3) . 第2笹 第2号 第. 学. 表 Lo i i sbf 1gn s t on in %. 50. 0 00 , 8 9 ,7 50 12 ,. 200 250 ・ 300 400 500 550 600 650 700 ・ 800 900 ioo0. 昭和25年12月 弟・. Temp . in oC 100 150. 馨 一. 図. 51 13 , ヱ4 91 , 16 0 ,2 87 16 , 17 ,45 50 17 , 19 23 , ・ 2 00 1 , 69 , 21 , 22 50 , 60 22 , 22 61 ,. 百EHPERATURE. た, その色は赤褐色であ・ り、 SK、9番に相当するもので ある。. きものと思考されるつ 然し海底風化の特性と 言 え れ る K20の著しい 増加について は 之を表は し得ない これ ・ 。. (3) 顕微鏡下の観察. 等のことを以て、 直ちに海底風 化の産物と結論 する÷ ま早 計かも知れないが、 一態推定されるべき根拠を有 してる. 褐色乃至淡荻黄色なる微晶を示し、 賜い複屈折を示す。. ものと考え、 敢えて述べた ものである 而して この粘 。 、 土生成に当 ,っては、 充分な風化にまで到らなかったもの. 52 51 これの浸液法によ る屈折率は Nn ・ ax n . . .1 . 1 , Nmi. と考えられる。. これを顕微鏡にて観察すると、 粘土鉱物は一般に淡灰 .. である。 この値はモソモリオナイトに路近似するもので ある。 叉これ等の間に、 長石 (斜長石)、 石英及票雲母 等が散在してる が、 その他湊質物も少々見られる。 斜長. 5) 結. 以上の実験結果から、 筆者はこの粘土を、′ メタ ペント. 石は比較的角のあるもの で、 多少分解されてい る。 石英. ナイ ト (me i tab t t on en e) と名付けたのであるが、 先 に Bo s s 氏によって me i t三ben t t on e の名を 北米中部及. も同様角あるもの多く、 黒雲母は一部分解し総泥石?に 愛化してる。 これ等三鉱物は原岩の鉱物組成を推定せ し , むるものと考えられる。 (4) 生. 因. 考. 語. 、 、 東部地方のオル ドヴイス 系地層中の頁岩から 産 す る 含 アル カリ粘土に対 して奥へたものとは、 異つた意味で興. へたもの である。 即ち、 本粘土はアルカリ反礁を示 し、 ・リオナ その脱水曲線は ペントナイト構成鉱物たるモン モ. 察. 以上の事実より生因を考 えるとき、.この粘土の原岩は. 酸性火山岩質一斜長流絞岩質一凝灰岩であろうと推定さ. イ トの型を、 叉、 その屈折率もそれに近いと言う点、 然 しその膨潤性の甚だ劣る点等を考慮に入れて之を決定 し たものであり、 Rb s s氏のアルカリの含有量大(K20 5.72. れる。 即ち、 前言 巳三鉱物の存在は斑晶に当るべく、 叉そ の披璃質の部分が粘土鉱物の生成を促 したものと考へ ら. Na ) }こ比べて 若干本粘土の少い点や鉱物学的性質 20 t r. i02 れる。 而 して、 その風化現象を高橋博土の礁馨比(S / 0 A1 o l 原岩の翻長流蔽 ) によって考へるに 岩の略 内 23 、. も多少相違 してるもの であり、 或い は準ベソト チ イ ト be i t (Sub‐ t n on e) と言うべきであろうd. 外より本粘土の25へと著しい増加傾向は、 海底風化の傾 向を辿るものであろう。 叉粘土層直上のアルコー ズ砂岩 の粒度組成について見ると、 その標式的組成の河口砂型 と沖砂型との中間型を示すことは・ 之を支持 するもので はあるまいか。 而して、下盤石炭層の生成環境が Paral- i } l l c s e であるうと考 へられる事実も、 之に追加されるベ ー95. 参 考 文 献 高 橋 純 - : 水成岩序説 p . p23‐28,50,Z932 ・ 1946 : 膨 潤土 保 雄 : 釧路炭田に於ける第三系の 暦 序 と之に関する従来の諸説、北海道 307~308 石炭鉱業会々報、 NOヱ . 1940.
(4) . 内田, 川村訳 Ri s e . H. Ro s s. De c .1950. GAKUGRI. 2 Vo l ,. .2 , No. l t ed curve le l l a ydr i . The de eenin Tab s be・ass ys ike in 1 ・ i r h sn e L r a i . i rau 亭 y1 empe by l t ng n eac t ea ・ d 工 e an Tabl i ss een Fi l g t i l . etype (a on montmor. ペ ントナイ ト粘土とその性質 1942 ヱ927 : C1ays ・ l l G A P t o 1 A eo e r l n r s m e . a . . , . : Bu .. l t i t naPar eandgreeni s 1 whi eyi and gr stu任aceous , ,. t on. s l l ns e c lay mi ra si ne i c ro8 cope ・工) ュ ,c ・ Under = ー i 5 2 ニ N ー m n d N ニ . i max . , bi fr ngence an re weak, t l z r i a e u a l agocas,q inssomeangul arp 51 ta so con . A1 i l l i A d sv e ry weak i n b i w . d s e t g n t t c ee o n a . TA- ME b 「 l 1 e m a d d d a i rl y ec y e us wrt r e uce t・ ・. da i l one l l ア ta ld,i o t en obser edi sco t s of n 6e and i .. BBNTONITB or SUB‐BENTON1TE.. 12 . 1927 .143 1ARY SUM恭 ・l ld, I Fi TI ro Coa e 1 ay bed i sfound in Kushi ec. l t r l l e ig l i ay bed, mo i T1 i n of the c ・ e or 【 ・ ng t nl h d - 任 c r o i a i i n i t t a m P 1 y l rock may be Pago- Par c u b h t t ingi d wea nt e sea o om, ther duced f I ro. iment i t i UVr r s about i t ome expe e r t r ed s - and ined thefo l l t owing re s: obt sul a l Ti l l de l ana l t ‐ s chemi ca ・ sa c ec ay i s ence , and i. 漬. 物 市. の. 研 原. 究 (第 一報) 宵 田. 美. 北海道学婆大学札幌分校家政研究室 l i s ck Fi e sou the Pi e ud nni lcH・HARA : St .(1). 農学部願用細菌学教室佐々木酉二教授の特別の御厚意に 1 緒. 論. ,北方多季の家庭貯蔵食品の中で、 大 きなものの一つは 漬物でありませぅ. 実際に多期間私共が賞味するところ の鰍漬・qヒ海道独特の漬物とさ れて居る) などは、 そ れ -薬だけで、 充分完全な惣菜と して 扱われてもよいもの であり ・ま せぅ。 けれ ども、 どの家庭でも漬物は、 た ゞ主 婦の手加減によって塩加減されるために、 その要領を覚 え込むには数年乃至十数年、 或はそれ以上も か って経 験を積むの が一般の状態であります。・それにもかふわら ず、 従来工業的食品の貯職に関しては大きな進歩を見せ て居りますが、 家庭食品の貯職については余 り科学的な 研究が出来て居ない,様に思われます。 従って家庭の主婦 .貯蔵と しての漬物については、 は、 ‘少くも或る温度に於 て、 或る食塩量に於て、 或る期間に於ては、 味に、 持ち に、 どの様な襲化があるか粒は、 幾年もの失敗の経験を 重ねるこ となしに、 家庭の一般常識としたいものであり ます。 以上の様な動機からこの問題について、 許される限り 研究を重ね、 少しで も家庭食 品貯職の面か ら家庭生活に. 依り、 日常生活に直 接関係ある事柄を、 微生物の面より 観察することについて、 御指導を賜はることになりま し た。. ′. とに しま した。 この実験の途中、 女部省より同教室に 6 ヶ月 間の園内留学を命ぜられま したので、 約 2ヶ月 間を ′ ,そのま 分類実験に饗 しました。 その後、 佐々木教授よ り 「家庭食品の防腐及び貯蔵」 の研究題を戴き、 その中 ・部、「漬物の研究i をつ ゞけて 居ります。 此の度、 更 の“ - として報告致す にその中の一部分の実験結果を、 第一報● 次第であります。 り、 御指導と貴重 な この小実験報告をさせて戴くに当‐. 実験資材の使用を許された佐々木教授、 中根助教授、 並 に同 教室の職員の方々に深く感謝致 します。. 虹 贋駿及び賓瞳結果 1 実験期間及び温度 2 5 0 9 , ,= 千大根潰 (A.B.C) 期間 --194 ,匁,14~195. 貢献 したゞ 希ひでありま す。 これからこ. ●. よる細菌 最初は」台所の食器布巾の汚れ、及び洗い方に. 比較、 飲 菌数の る塞気中の細 数の比較、 場所によって 異 実験し 、 料水及 びアイスキャソデ←等の細菌数の比較を 更に之等から分離 した菌 (約24種) の分類実験をするこ. に述べる実験の前、 即ち昨年6月、 北大 196.
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