特約制度下の亜麻作について
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(2) . 第6巻 第2号. 北 海 道 学 芸 大 学 紀 要 (第一部). 2月 昭和30年1. 特約制度下の亜麻作について 沢. 口. 光. 信. i i t Nbbumi t on 。f F.ax under the va t su sAWAGUGHt: The Cul 1Contractbetween Farmersand a N[onopo1istic c0]mLPany i speC a. ま. 礼. が. き. 特約制度とは申す迄もなく資本家が農民に対して肥料、 種子、 資金を前貸し場合によっては其の 技術的指導を行い、 生産物を独占的に購入す る契約を結ぶものである。 而して本道に於る代表的工 芸作物亜麻は特約版引制度下にあることはあまねく 知られているところであるが、 本稿はかかる亜 麻作において特約制度が如何に実現されているかを分析し、 ひいては資本主義と小農の関係を覗わ ん とす る も の で あ る。. 先ず本論に入るに先立って我が国に於ける亜麻作の発達と、 亜麻資本と亜麻作 農との接触の展開. から述べる事にしたい。 そもそも亜麻は一年 生草本であり、その繊維は紡織用原料となる重要な作物である。亜麻は世界に 於る織物原料の最古のものとされており、( I 言 E )元来日本国有の植物ではなく欧洲より輸入されたも の である。 ぼ珍)其の導入の過程を見る。 亜麻 は本道に於る好適有用植物としてつとに外人技師等に り よ て推奨せられ七重官園にてガルトネル( 弄 E3 )の遺したものが培養されたものに始り、 明治 8年札 幌官園にて米国種を播種したのが常矢と思われる。( )然し当時民間への伝播はあまり多からず札 註4. 幌外数郡に試作された程度に止っている。( 註6 )明治20年北海道製麻会社が設立され、 明治22年同社 0工場に及んでいる。 ( 言=) は札幌郡雁案村に製線所を設立し、 其の後同社により設立された工場は1 9年 0町歩より漸次拡張され、 明治2 一方、 亜麻栽培は農民に任せられ、 その耕作面積は明治22年の2 5 0 0 0 張が行わ 一躍 町歩に垂んとする大拡 れ には日清戦争後の諸企業の劫興の機運に乗 じ、 作付は , 0年代 と見ていいだろう。其の た。 裟目ノ従ってこの事から見れば亜麻資本と小農の接触の展開は明治2 ( 後明治38年石狩国美瑛村に会社は500町歩の農場を求めて原料の一部を自ら生産すべく 其の経営に 乗出したのであるが、 僅か4ヵ年で終っている。 云鄭)其の後会社の直営耕作は見られず、 国内原料 は挙げて耕作農民より供給を受ける事になったのであるが、 一方資本の側に於ても幾多の競争を経. て、 漸次帝国製麻へ統一された。( 0 )遂には労賃の低廉なる外地へと } 訂 言 い )原料需要は漸次増大し。( ;1 発展 し、 大正12年には帝国製麻による朝 鮮へ資本の移出となった。 而も亜麻の需要 は満洲事変後の 準戦時体制、 及びその後の戦時体制によってその需要を愈々増大 し、 独り帝国製麻が昭和の年滴洲 へ更に其の後に於て台湾へ進出せるのみならず、 新興亜麻資本による外地への進出が展開されたの である。 縦” )以上は亜麻作の成長の概要であるが、 筆者の問題 として版扱うのは本道 の亜麻作農と 亜麻資本の関係の追求であり、 其の点から先ず本道に於ける亜麻作 の地位から述べる事にしたい。 そのためにはやや重複する嫌いがあるが戦前戦中の亜麻資本の発展から述べる必要がある。 0一 一15.
(3) . 特約制度下の亜麻作について 日約聖書の中に (註1) 帝国製麻会社三十年史によれば亜麻は世界に於ける織物原料の最古のものであり、1 207頁) 亜麻 FLAX と言う語の最初の記録が発見されることを述べている。 ( (註2) 三十年史 1頁 (註3) ガル トネルは明治元年より3年にわたり、 七重に租借地を設定し、 欧洲各国より作物を導入 してい る。 (北海道史 第三巻 第十一節 ガルトネル事件と其の解決 参照) 24頁 (註4 , 註5) 北海道史 第三巻 4 (註6) 三十年史 169頁 (註7) 三十年史 35頁 1頁、 直営廃止の理由を考うるに資本は自ら労賃を支出 し、 危険を負担するよりも農民 (註8) 三十年史 16 の供給にまち、 凶作等においては其の損失を小農に負担せ しむる方が安全である事は明かである。. (註9) 近江麻糸紡織. (T.2 設立) 日 本 麻 糸 (T.12 合併). (M.20. (T,3 設立) 日 本 製 麻 -- (S .2 合併). 設立). (備考) 三十年史による (註lo) 亜麻作面積の発達次の如 し 明治 31. 36 41 大正 2 7 12. 2 313 , 897 9 , 9 663 , 26 800 , 22 000 ,. 昭和. 国 製 麻. 4. 9 14 19. 15 082 , 28 965 , 40 064 ′. ・ 61頁。 但し昭和14年,19年は道庁統計 (備考) 三十年史 1 昭和2 年国内では日本製麻事業 (亜麻) は帝国製麻の完全制覇、 統一を見る事になり、 昭和4年 以降亜麻耕作面積はそれ以前の時期に比 して著しく安定していることを附言したい。 (註11 ) 外地へ侵出せる新興 亜麻資本としては、 昭和9年創立の日満亜麻紡織 (後の日本繊維) と鐘淵紡績 2 (昭和1 ,3年頃から亜麻へ侵出) 更に東京紡績がある。 第1表. 亜麻原料産地別生産高の推移. (単位千ポンド). 湾. 朝 鮮 台 満 洲 合 計 北海道 正線 組線 正線 組線 正線組線 正線 組線 正線 組線. 昭 10 11. 6 464 82 944 1 , , 1 606 293 4 7 8 5 , ,. 20 69. 12 7 168 285 72 066 2 , , 13 7 2 3 3 2 3 , ,27 549 172. 574. 178 7 602 1 663 , , 253 8 1 929 7 9 0 , , 566 9 0 2 8 5 7 , ,07 3 3 8 8 1 4 6 3 9 139 1 2 1 6 9 , . , , 5 2 8 2 3 0 6 2 4 1 5 07 7 0 7 9 , , , 1 010 ’ 2 218 ,. 14 10 566 980 279 811 2 , , 5 22 6 717 17 054 0 874 10 15 11 3 0 2 3 ,9 , , , , ,29 920 307 l 4 1 4 4 6 8 o 1 4 8 7 9 6 1 1 6 9 1 4 9 552 7 9 0 1 7 5 9 3 9 16 12 3 5 2 3 , , , , , , , 4 1 2 4 1 2 6 5 1 8 3 9 1 2 2 0 2 6 3 4 6 7 1 9 958 0 1 8 9 5 0 5 3 17 13 1 1 8 . , , , , , , ,. 605 140 238 7 152 10 353 23 524 0171 765 17 3252 18 14 4555 、 , , , , , , , l o 0 1 1 1 4 6 5 3 0 2 2 8 7 6 1 5 4 1 2 6 3 5 3 3 3 3 8 7 7 7 2 5 1 6 19 14 1 8 ’ , , ,51 , , , , 2 0 1 1 0 8 1 6 6 7 3 4 6 716 3 3 0 0 4 5 9 9 20 10 3 7 3 , , , , , , 666 5783, 21 8 , 6 403 6 5 22 11 6 , ,. 755 3096 23 10 , , 672 4 1 0 7 24 10 , ,. 666 8 578 3 , , 11 403 6 6 5 6 , , 10 0 9 6 755 3 , , 410 7 10 672 , ,. 1 ) 戦前戦時の臣腕資本 我国の戦前戦時の亜麻資本の 配置を見るに、 帝国繊維は北海 道全域 (昭和23年秋、 日本繊維 工業に数カ所の繊維工場と原料. 採取区を譲渡したが) と満洲・ 朝鮮・台湾に原料採取区と工場 を、 日本繊維工業は満洲にそれ ぞれ原料採取区と工場を有して いた。 叉同 じく鐘淵紡績は朝鮮. に、 東京麻糸会社は満洲に何れ も原料区と工場とを 有 し て い た。 然るに終戦後、 外地工場を 全く喪失し、 今日では亜麻会社 で使用する原料を国内で得るに は、 北海道の亜麻に依存する外. 道無きに到った。 戦前戦後に於. (備考) 東洋経済新報社 昭和産業史による。 1一 -15.
(4) . . 沢. ロ. 光. 信. る亜麻の正線、 粗線の産地別生産高を示したのが第1表である。 3 然らば之等の北海道の正線、 粗線は如何なる会社により産出されるか。 既に述べた如く、 昭和2 年、 日本繊維に採取区を一部譲渡する迄は北海道は帝国繊維の完全なる独占下にあったのであるが. 5年企業再建整備法により分割誕生 した帝国製麻、 中央繊維の二社 (詳しくは此の外、 東邦レ 昭和2 ー ヨ ン、但 し、レー ヨ ン は亜 麻 資 本と して は活. 亜 麻 会 社 原 料 購 入 区 会. 動 せ ず) と前 述 せ る 日 本 繊 維 の 三 者 に よっ て 支配 さ れ て い る。 今 此. の三者の原料採坂区域 採版面積、 採取高を示. す と 右 表 の如 く で あ る。. 社. 名. 原. 料. 区. ・. 原料区栽培面積. s28 (S2 ) 磐 方 ボン 町 3 022 1 185 3,444 , ,. が. 日本繊維工業株式会社 北見網走支庁管内 但 し新得町大樹 新得町大樹 5853 2o 09 1 36 87, 会杜 十勝支庁管内 (但し 中央繊継工業株式会社 中央繊維工業株式 , , , 町広尾町忠類村を除く) 655 3, 487 9 1 60 8 脚 . 製 麻 株式 会 社 以上の二社以外の区域 帝国 , , 萌“ 矧 ,. ) く 量 蕊 豊 要纂駿 堅 竪. 御考. 北海道庁農政課資料にょる。. 2) 特用作物と しての頭臓の作付状況 07 0町歩を示め、内 1 0町歩であり、 北海道は18 2 昭和27年我国に於る亜麻栽培面積を見る( )に18 註・ , , 4 0町歩に過ぎない。( 地府県の栽培面積は僅かに1 話2 )叉これを収穫高について見るに我国亜麻茎総収. 90万6 000 貫 中に北海道は785万4 000貫を占め、 其の殆んどが北海道によって収穫されると言って 7 も過言ではない。. 之等の亜麻茎は前述せる如く三会社の完全な特約販引制度下にある。 思うマ こ特約取引は工 業原料 たる農産物について特に発達したものであって資本家が農民に対 し、 肥料・種子・資金等を前貸 し. 場合によっては技術指導を行い、 生産物の独占的購入をなす契約を結ぶものであり、 資本がその必 要とする原料の確保を狙って行われるものである。 今北海道 の工業原料たる農産物、 所謂特用作物 040町歩、 薄荷3 88 4町、 除虫 07 0町歩、 甜菜12 00町歩、 菜種6 8 の面積を見るに昭和27年、 亜麻18 , , , , 6 6 96戸の耕作農家 335町歩で亜麻は甜菜と共に最も重要なる時用作物 となって いる。 而して6 菊3 , , が亜麻会社と特約取引の契約を結び、 其の契約の下に亜麻耕作を行っている。 (註1) 第29次農村統計による。 (註2) 昭和22年より内地水田裏作として農林省秋田技官により亜麻作の研究が行われ、 水田裏作に亜麻が 導入されるに到った。 (古谷謙、 工芸作物精説による) 7年府県栽培状況は次の如くである。 大分4 昭和2 8町、 熊本36町、 岡山44町、 宮崎、 鳥取、 静岡、 埼玉、 茨城、 福島でそれぞれ2町~3町栽培されている。 (第29次農林統計による). 3 ) 会値と亜麻作農民との契約の締結について 先ず作付の決定についてみるに、 融雪前 2月、亜麻茎の予想.. (註i )亜麻耕作契約書は多くは実行 柊合奏を通じて耕作者と会社の 間に交はされるが、 契約書の内. 買 収価 格 を 発 表 し て、 会 社 は 個 々の 農 家と の 作付 交 渉 にフ 、る。. 尤も其の仲介として部落実行組合長を利用する事が多い。確り 5月上旬播種が行われるが、 其の後契約反則の播種履行につい て会社の確認が行われ、 場所によって相違あるも抜版迄に三回. 程度の指導が行われる。 (亜麻耕作約奨書の続きの部分) 都F. 貸. 内. 訳. 作 髪 一日饗. ミ- ク ロノ ー- 肥 料 亜麻 種子 クロ 計 亜麻種子 , 作者 1 耕作反則 数量 瀞 量 製 数量 数量金額数量金額数 金額数量金額 金額数量金頒 金額 額 金 1 『数量 反 1畝. 斤-. 円. 斤. 円 E 庁. 円. 様. 円. 円 』. -152-. 容 は 次 の 如 く で あ る。. 三 ニ 一 三、 二、 、 昭 差 金 借 貴 本内記 亜 和 差, 金借貴本内亜 用 社に 亜 年 麻耕作反則 は亜 耕 の酵漂麻耕作契約書 青雪 榛 し 薦 菅 町 滋 畿 麻 た 販売致 作通 村 鯉 致茎 亜 壁 リ 舞 生濃 蓋 茎 鎚 し 月 売込み代 麻 産 場 し売 致 別 契 麻 ま 種 し産し 及借 組農日ま 込 題 まし 子し た 及 約 合 時 す み 子外ま すた亜 借 用書 タ ト 馴L ・代タ 用物 全 諸 亜 麻 茎は 金トす. 萎 会. . 物件 の 内よ. 件 、 別 の代 量 紙 り.
(5) . 特約製度下の亜麻作について. 次に買収価格の決定についてみるに、 戦前戦中は会社により一方的に決定された (尤も詳しくは 会社・北海道庁・北海道農会及び北海道農産物検査所の代表者が集合して決定した。 農会はその性 質上生産者代表の役目を多少は演 じたものと思われる。}繕2 ,即ち耕作せんとする農家は価格決定に は何等の発言権を持たなかったのであり、 而も亜麻は一度栽培するや農家は自家用として消 費する 用法のない特殊作物なる故、 他に販路を求むる事 が不可能であり、 契約締結に於ては若しくは締結 後に対的に不利な立場に立たざるを得なかった。 然し戦前は尚、 農家に於て栽培上撰択の自由を有 して居た。 然るに戦時中より一経営一割を目標と して作付割当が行われ、 契約の自由は完全に失わ れるに到った。 戦後、 軍の解体と共にかかる強権割当の方式が廃止されたのは当然であるが、 尚価. 格決定に於いては幾何の前進もなしていないのが実情である。 会社の提示した買収価格に従って栽 培し、 生産者の声の代表者として地域的に農民同盟、 農事委員が価格の修正を歎願しているのであ り、 雛3 )労働組合が労働条件を提示しつつ労働協約を締結するのに比べると格段の差異を認める事 が出来よう。. (註2) 小林己智次 「農業契約の特質と進化」25頁 (註3) A 町では6実行組合で1駐在区を構成し、 駐在員が決定される。 各実行組合の資料に基づく要望を 駐在員が持ちよって、 これを農民同盟、 農業委員に頼み込むのが現況である。. 戦後農家は契約の自由を再び回復 したことは前述の如くである。 農家は亜麻の売買については会 社との完全な特約取引制度下にあるとは言え、 会社はこれを強制する権力的存在ではあり得ない。 然らば生産者と会社との契約の締結は全く彼等の自由意志に存ずると言わねばならない。 彼等の契. 約の判断の基礎をなすものは亜麻茎価格の絶対的高 さであり、 他作物との価格の比較である。 然し 亜麻の持つ経済的特性、 --夏期の有力な換金作物一一は夏期特に現金に窮迫する農家にとって或 る程度魅力あるものであり、 且つ会社の恩典 (春から夏へかけて生活資金を前貸する) を受けざる. を得ない、 若くは受けろを便利とする窮迫農家は対等の契約者たらんとして、 たり得ない存在であ る事も考慮する必要があろう。. 次に買付についてみるに往時は会社の買収係と農民の間で直接に行われたので等級付などで種々 の弊害を生 じたが、 今日では農林省食糧検査員の等級の決定に基いて取引・ される。 製線工場附近は . 所謂出張買付 工場買付けを行うが、 遠隔地は前記検査員が会社買付係と同行して等級決定をなし 、 が行われるのであり購入日は町村の部落毎に指定される。 4) 藁廠 華の価格につい ての観察 先ず亜麻茎の価格の推移について観察したのが第 2表である。. 第2表を昭和7年の物価指数を基準として価格修正 したのが第3 表である。( 註 ). (註) 修正価格が東京小売物価指数である故、 本道のそれと幾分の相違があろう。 例えば S.23. 平均. 裏 札幌. 24. 25. 26. 27. 100. 100. 100. ioo. 100. 87. 90. 93. 94. 99. 93 ,. 98. 総理府. 54年版 p 統計年鑑 19 .312. 第3 表によって戦前、 戦中、 戦後に区分して価格を観察する。 i ( ) 戦前の観察 (昭和 7年-11年) 民間価格に大変化はない。 i i 0年) ( ) 戦中の観察 (昭和12年-2 5 3一 一1.
(6) . 沢 第2表. 亜. 麻 茎. 価. 口. 光. 格 の. 3 等 指数 価 召和 7 昭和. 円 3 01 129 .. 8. 3. 34 123. 9. 3 32 122 .. lo. 3 35 131 . 3 35 130 . 90 134 3,. 11 12. 格 指数 価 円 2 70 i16 . 3. 00 1lo 00 1lo 3. 2. 95 111 2 98 1lo . 3 35 115 . 4 50 112 .. 14. 5 00 125 . 00 125 5 .. 15. 7 50 125 .. 16. 7 50 125 .. 17. 7 50 125 .. 6 70 111 . 6 70 111 .. 18. 7 50 115 . 7 50 115 .. 7 00 1lo ・ 7 00 110 ・. 13. 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29. 備考. 13. 00 118 90 00 120 .. 00 122 140 . 00 124 310 .. 00 140 700 ・ 00 142 800 . 1 0 0 0 ・ ’ 00 125. 4 50 112 . 6 70 111 .. 格 指数 価. 信 推. 円 1 80 .. 2 71 loo . 2 71 loo .. 2 27 .. 2 57 100 . 2 90 loo .. 2 27 . 2 26 . 2 54 . 2 65 .. 77 兜 兜 総 95 9 1 87. 4 00 loo . 00 loo 4 .. 3 50 . 3 50 .. 87. 00 loo 6 . 00 loo 6 .. 20 5 . 5 20 .. 86. 6 00 loo , 6 50 loo .. 5 20 .. 6 50 loo , ILoo loo. 設. 12 00 109 . 80 00 107 .. 00 ioo 75 .. 120 00 104 .. ≠ よ. 115 00 ioo .. 260 00 104 .. 250 00 loo .. し. 00 114 570 .. 500 00 100 .. 650 00 114 .. 5 等. 格 指数 価. 円 2 33 loo .. 2 54 loo .. 100 斤. 移. 4 等. 570 00 loo .. 定. 440 00 . 500 00 .. 00 loo 00 113 800 900 700 00 . . ・ 1 2 5 1 0 0 0 0 1 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 1 2 5 0 0 0 1 1 9 0 0 00 ・ ・ . . ’ ’ , 1 1 1 2 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 1 0 0 0 0 l o o 1 0 0 0 0 8 1 3 6 . ・ . ・ , ’ 00 ’ , 1 2 0 1 0 1 000 1 1 0 0 0 0 l o o 1 0 0 0 0 1 1 8 0 0 0 9 00 3 ・ . . ・ , ’ ’ ,. 紙 86 - - - - - - 88 93 駈 90 男 91. 格 指数 価 円 1 63 . 2 06 . 2 07 . 2 06 . 2 07 . 2 40 . 3 00 . 3 00 . 4 50 . 4 50 . 4 50 .. 設 定 な し 400 00 .. 00 460 . 00 620 . 00 800 . 00 900 . 00 900 .. 70. 76 76 繊 鋭 溌 75 75 75 75 75 一 一 - -- - 櫛 引 乃 即 概 貌. 格 円 1 33 . 1 70 ・ 1 76 . 1 69 . 77 1 ・ 2 50 . 2 50 . 70 3 . 3 70 . 3 70 . 5 50 , 5 50 . 0 9 .0 70 00 ・ i05 00 . 230. 00 00 360 . 400 00 . 560 00 . 700 00 ・ 850 00 . 00 850 .. 北海道農政課資料による。. 昭和12年は昭和7年と大体相似た価路で上中位等級のものは僅少乍ら価格下落が見られるが下位 3年について見るに価格は各等級ともはね 等級は幾分上昇している。 然るに日華事変2年目の昭和1. 5年には全般的に大幅にはね上り3等をもってしても3円を越すに到っている。 其 上り、 特に昭和1 9年は価格据置の の後僅少の価格低下が見られると職 ども3 円台の価格が維持きれている。 尚昭和1 ため低くなっている。 尚昭和18年以後は4等5等が、 廃止されている。 そのため等外が高くなって い る。. i i i 1年-2 8年) ) 戦後の観察 (昭和2 ( 1年は昭和7年以降の最高の価格を現出している。 然るに其の後急激な低価格を 終戦直後の昭和2 来 し、 昭和23年には1等、 2等、 3等共に1 円台となり昭和7年以降の最低の価格を現 出 し て い 4年 る。 想うにイ ンフ レーションが累積的に物価指数を高 めて行った事によるものであろう。 昭和2 7 2 6 はイ ンフ レの鈍化に拘らず価格を持ち直し、 昭和 年には昭和 年の価格にまで上昇し、 其の後も. 漸増を続けている。 亜麻製品は戦後アメリカの独占購入品の如くなったからと思われる。 次に等級間の価格比率の推移を観察してみるに、 長期的には大きな変化が見られない。 (第2表 参照) 強いて言えを 5等以下の下位等級が基準等級に比して幾分相対的に高くなっている。 最近4 ヵ年間に於る亜麻茎の等級別実収高は第4表の如くである。 一154一.
(7) . 特約制度下の亜麻作について 第3表. 亜 麻. 茎. 正 価. 修. 格. 1 2 物価 等 等 3 等 4 等 5 等 等 外 年 次 指数 (修 正 価 格) (修 正 価 格) (修 正 価 格) (修 正 価 格) (修 正 価 格) (修 正 価 格) 召和7. loo. 8. 107. 9. 109. lo. 111. 11. 117. 12. 128. 13. 146. 14. 164. 15. 190. 16. 193. 17. 198. 18. 211. 19. 236. 20. 347. 21. 2 132 , 5 743 ,. 22 23. 16 847 ,. 円 01 3 , 3 34(3 72) . .. 332(3 04) .. 2 98(2 54) . . 3 35(2 61) . .. 5 oo(3 42) . . 5 o o 2 4 . ( .3). 50(3 08) 4 . . 50(2 68) 4 . .. 50(3 7 95) . . 7 5 0 3 8 . (.8). 2 4( 2 5 6 5 ) . .. 7 5 0( 3 1 7) . .. 13 oo(3 74) . . 4 0 0 2 90 . (.2). 12 00(3 45) . . 80 00(3 75) . . 120 00(2. o8) , 260 00(1 54) . . 570 00(2 o7) . . 650 00(2 41) . . 00(2 900 65) . .. 2 27(2 08) , .. 2 1 07( 89) . .. 07) 2 65(2 . . 3 50(2. 39) . 07) 50(2 ,3. .. 00(2 4 73) . . oo(2 4 37) . . 00(3 15) 6 . .. 5 20( 2 7 3) . .. 00(3 lo) 6 . . oo(3 03) 6 . .. 20(2. 5 69) .. 20( 2 62) 5 . .. 5 0( 3 08) 6 . .. 00(2 7 96) . .. 円 1 63 .. 2 26(2 03) . . 2. 17) 54(2.. 2 57(2 19) . . 26) 2 90(2 . .. 00 3 31 7 ( ) . .. 円 1 80 .. 2 27(2 2) 1 . .. 2 48) 71(2 . .. 70(3 38) 6 . .. 7 50(3 55) , .. 310 00(1 84) . .. 2 71(2 53) . .. 6 70(3 52) . . 70(3 6 47) . .. 7 5 0( 3 7 3) . .. 140 00(2 43) . .. 円 2 33 ,. 3 00(2 75) . . 2 65) 95(2 . .. 3 35(3 01) . . 3 3 5 2 86) . (, 3 9 0 3 04) , (.. 27 414 700 55) 00(2 , . . 9 3 3 25 26 8 0 0 0 2 0 97) , . (. 2 9 5 1 0 0 0 0 0 2 9 26 33 , , . (.4). 24. 円 2 70 . 3 00(2 80) . .. 1 70(1 58) . . 1 76(1 61) . .. L69 1 52) ( .. 2 o6(1 85) . , 2 76) o7(1 . .. 1 77(1 51) , .. 2 4 1 0( 87) , , 00( 2 3 0 . .5) 00( 1 82) 3 . .. 2 5 0(L7 1) . 2 50(1 52) . .. 4 5 0( 2 36) . , 4 2 5 0( 3 . ,3) 4 5 0 2 27) ( , .. 7 0(1 3 94) . . 7 0 1 3 9 ( . .1) 70(1 86) 3 . .. 5 0( 2 5 6 0) . , 5 0 2 5 ( 3 3 . . ) 00( 2 59 9 ) . . 0 0 0 7 3 3 3 ( . .). 75〇0(3 56) . 115 00(2 oo) . . 250 00(1 48) . . 500 00(1 82) . . 570 00(2 11) . . 800 00(2 36) . .. 440 00(1 60) , , 500 00(1 85) . .. 400 00(1 45) . . 460 00(L70) .. 700 00(2 06) . .. 620, 00(1 82) . 800 00(2 29) , , 900 00(2 51) . . 900 00 .. 105 00(1 82) , . 200 i 0 0 18) ( , , 1 0 360 0 3 ( . 1) . 48) 400 00(1 . . 560 00(1 65) , . 700. 00(2 0 .0) 00(2 28) 850. . 0 0 850 .. 総理府統計局、 日本統計年鑑による。 但し年鑑は191 4年 (大正3年) を1 00としているので、 こ れを昭和?年とするものに 換算した。 括弧内が修正価格。 第4表 1. 貫. 等 等 ‐. 2. 等. 級 3. 数 比率 貫 数 比率 貫. 276 185 ,. 291902 2 6 {斎義 ,9411ー. 363 1891 ,. 361 2761 ,. 157 7431 , 1 424」 , 228 9621 , 1 811/ ,. 336 5431 ,. ,捌 2 7繍マ義58 2 8僑マ義 96,1391. 5 1 3/. 2 4 68「 ,. 4. 数 比率 貫. 〆 164 762 ,. 要 {素義. 亜. 別 6 農. 〆 80 286 ,. 4カ年計. 2 06(1 92) . ,. 6 50(2 75) . . 11 00(3 17) . .. 898 1 27 34 250 00(3 100 57) 1 00(3 15) 1 000 00(2 86) 900 00(2 57) . . . , . . , . , , . . 1 0 2 6 2 28 37 200 30 00(3 48) 1 00(3. 22) 1 100 00(2. 95) 1 000 00(2 68) . . . , , , , , , . . 29 1 200 300 00 1 00 1 100 00 1 000 00 . . ・ ・ , , ・ ,. 備考. 円 1 33 .. 麻 等. 茎 5. 数 比率 貫. 208 673 ,. 愈 彦. 等. 数 比率 貫. 〆 130 070 ,. 外. 合. 数 比率 貫. 〆 59 576 ,. i 数. 919 552 ,. 2 5 2 , ¥ 琶 基 ? 喜 多 言 } 2 琵 多龍}loo } i 6 3 0 O繋ぎ鮎 ’ 2 よ そ“ 6 2琵 琶 } i 室 言 宣 餅 1 ; 1461 o 2 , , ¥総身 言 琵 琶 } 1036, 誓 ¥ 三 差 5 48/ } 1 憲 1 4覇g }. 4 67 2′ , 5 05 5/ ,. 372 9321 , 5 567/ ,. 528 62912% 920 359 21 1 230 31 362 , , , , -. 920 742 21 ,. 258 lo 465 ,. 187 299 4 ,. 4 384 517 , ,. 備考 農林省食糧事務所札幌支所資料に よる。. 5 ) 疑廠の収録所得についての観察 以上亜麻茎の価格の推移を観察した。 次に現実に之等の価格が収量 生産費との関連において農 、 家の採算の上に如何なる結果をもたらしているかが観察されねばならない。 一155一.
(8) . 字. 収 亜量 純 (A} (. 穿麻所(の得. 11. L6. 12. ヌ9. 菊. 虫. 除 (A). (B). 円 円 肝 二 皿 肌 62 繊細 効籾悌 36. 9 10. 薄. C. 荷. B. A. 甜. い. C. 円 醐 硯 朔. 斤. 0△ 485 39馬 △ 43鶏 △. 蜘 鋤 那 朋. 菜. B. C. 円 制 難那. ‐. -. - -. -. 2338 1544 △. 40. 1 402. 18. m 798 厳m 狙跳 「 △ 28努 ”8男 7 771 崩 29め ”7 川 561 L 3 円 円 均 円 円 〆 〆 班 m 繊醐 i 閲 2 畑櫛 % △ー 矧鰯 熟期 38” △ 5 7釧 &5 37” △ 8弼即 班 2 細 鋤 27 △ l珊 3 Q9 5 } 那 蹴崩 伽 甥開 2 班 94 2 鰯 4 数 3447 胎7 出 △ Z8 5 靭棚鰯間. 19. 5. 三ー. 20. 5. 21. 4. 97 円 △ 39. 22. 5. 13 14 15 16 17. Z ヱ4. 23. 那△ 597 加甥 △ 356 4. 24. 4. 25 6. 27 28. 昭. 光. 主 要 作 物 収 益 比 較 . 第5表. 昭. 信. 口. △ 745. 100 4規 373 4 則即 4. 董3 種. 4 483. 郡 . 0 郷 ”. △ 3%. 25 7 431 862 708 427. ′ ′ \ / ′At \f 、 ′B、 、 ′ 8. 06. 嬢. 26. 21. 55. 52. 11 30. ・. 脚. 5388. 3ー発ノ f. B. 耀 那 棚. 1 8. ′ \ ′A、 ′′ \ / ′B、 十 ノ. 272. 134. 2. 159. 83. 91. 16. 53. n08乙. 66. 74. 131 ▲. 43. 143. 小. C. 円妬 鶏 鎚. 2 ▲ .Q5 1 Z09. 1鰭. a58. 1鑓 1“. 即. 8 ・081 4 ▲ ・80 1. 3β34 △ 1 3-7 ナ 0. 1. 豆. (B). 7J68. 95. &58. 9ム ハl8 ソ. ー. 櫛. ・. 5刃06. 日. ー. 一. 211. -. 大. 558. A. 3. 134. 男. (A). 554. 鷲 1J46 十 4 胆 826 8 細蛸6 間撚厩 ー0β20. 10. 42. Z13. 1御 , 粗 4鋼. 超 鰯 斤 棚繊亙. 卿 2β“ 閲 8β75 10 鰯 総 崩 154 2 滅 御 岨 ′12P△ 577 班. 6. 25. 筋 一 - ‐ 勝 婚 朋 燭 &似 7縦 組 ・ . 服 3 △ 23 班 △ 癌槻 3. 総 那 鰍 犯126甥 790 △ 892. ずず 304. 断 郡 721. 閉 5堀 . 6 4. 1. 0節. △. 納. ,凝. 56- 一1. A. B. 青. 豆 ー ー C. A. △. 円 肌籾. 縞 1肌 御 2 癌鰯. 1. 1 △. 僻 鰯. 鞠. B. 豆. C. ,16 . 75 87 ・13 ー ◆8Jー 〔4β ′ ” .13ー 15 .39 ▲.
(9) . 特約制度下の亜麻作について B. C. {C)円 ’(A) メ △ 細則 〆鯛 円 曳55 △ 朋 籾. 駈班. △ 引汐 △. 班 △ 裂54 1 . 姻 △ 5万円 △ 2 16 卿 △1窓脚 △ m 蜘 △1虫涯 △ 205 鰯 △2L如 85 斤 2 77 3α37 44用. m. 朔 偏. △. 僻. △. 棚 円 2 56. 凝. △. 67. 叫. 円 5 370. 婚. 240. ー329. 期. 614. ー700. 鶏. 818. 4119. 288. 7象39. 937 9. 焔. 987. 5487. ★ 298. 5218. 6 52. お. 759. 6245. ★ 311. 3615. 5J49. 焔. 388. 5929. ′A、 ′ ′ ′B、 ′ノ \ 、. 昭. . 円 1朋 離職. 小 A. B. 豆C. 青. 腕. 豆. {A)ゑ (B)円 (C) 〆 難 王75 1円 鄭 眺 励 脳 虫闘 1 m - - , 鰯△つα”鶏 △ 総 - ぷ 円 円 嫡△ 372 △ 35 30 △ △ 朋△ ラ縛 班 25 △ 403 △ 1 曜 △1アれ1 70 1 : - 郷間欄 総 1 △・ア乃 - つα 段” 男. 間 綱. 3. 鰯釦癌側. 発 効. ( 引 X U8 78十 31. 9. “ 竜2ノ. 5. 皿. 20. 防. 16. 3 47. 46. 4 05. 60. 2 08. 36. ′A、 ′′ \ ′ ′B十 ′ノ \ ′ ′A、 、 1 、、 ノ ′A、 ′ \ ′′ \′ 、 ノ ′B、 ′. \ ノ ′B、. “ >. 2. 5′n hb ). 労 21. 35Q /. T15 ▲. 1妬. r 「 ノ. 9. 5(′ Uh U. u. 91^ リ ′ “42). 4め. f′9 ▲h ). ★ q ノ. 2. 4′R h ) 〕. 49. 477. 〔q5乙 ノ. ★ ハ コ. 9. 4441t. 31. 259. ・っ41 ” ・. 44(1U. 9 ‘0 1 ▲ ・1 ー. . 5β惑. . 49潟. ・2 ー. . 7才4. . 936. ・4 1. . 2334. ・5 ー 16▲. 2 . 3J9. T7▲. 3 . Q39. ・8 1 ▲. 3 . 550. つ0ム (1 ソ ム (2 乙. 8β8. ‐一 マ 2 9 . 媛( り / n91乙. 男. 264 1. 71t. 円 醐班観. 14お. っ3ム. ・9 1. 3. ( リ ノ. 3 0 ー ヨ 48 78. ^3 乙. 0度. 〔4 乙. 9ワ. 5乙 (6. 1 7 0. n 7 ”. 2 3 4. (7 乙. 6 43. (8 乙. 4 65. 鯛堀朋嫌 3. 潮 朝 焔 - 鑓 円 5 3. 3 〆 L. ′ h U 1r▲「 ノ. 8 6. 1(▲X ). 3 2. 1r .「 ノ. 7 8. 0′ )○. 1 7 班 州 鵬脚線. % -157一.
(10) . 沢 (A). (B). 昭 24. 99. 37. 25. 205. 86. 26. 372. 144. 27. 607. 157. 28. 464. 122. 秋. {A) 昭. 小. (B}. 光. 信. 口 (A ) ‐. (A). (B). (B) 一ワ3ム -3. ー. 8. 3 r2 「 ノ. 燕 (A). 麦. {C}. 麦 {B} ’ {C). 馬 {A ) ‐. 鈴 {B). 薯 {C). 9 lo 11 12 13 14 15 16. 轡 も 2. 円 11 24 .. 20. 1 50 .. 11 90 .. 21. 20 1 .. 穆 。. 3. 22. 1 51 .. △ 463. 23. 0 50 .. { 17. 円 △ 1 82 .. 円 14 48 .. 456. 21 28 .. 21 36 ,. 375. △ L03. 16 22 .. 393. 141 36 . 円 321. 08 161 . 円 671. 304. △ 384. 499. 円 6 48 .. 円 14 07 .. 4 80 .. 31 3 , △ 378 .. 13 71 . 7 11 .. △ 046 . 円 △ 428. 16 34 . 円 △ 211. 300. 23 2 .. 18. 円 5 63 .. 鍔 を 4. メ 2 2キ. i9. 24. 1 15 .. △1627 , △ 507. 25. 2 64 ,. 892. 23 25 .. 弓. 082 1 , △ 655 1 003 , 2 083 ,. 2 80 . 2 68 .. 石 1 35 . 〆 20 38 .. 307. 2 223 ,. 3 939 ,. △ 128. 867. 399. 2 923 ,. 4 921 ,. 929. 1 593 ,. 436. 3 195 ,. 4 503 ,. 461. 5 587 ,. 7 073 ,. 26. 1 45 .. 1 036 ,. 2 673 ,. 70 51 .. 1 644 ,. 2 547 ,. 27. 1 58 .. 2 441 ,. 4 030 ,. ★48 08 .. 2 208 ,. 138 3 ,. 404. 2 556 ,. 4 393 ,. 2 458 ,. ★48 59 .. 1 013 ,. 1 943 ,. 453. 355. 2 744 ,. 28. 1 31 ,. (A) 昭 24. 68. 25. 169. 26. 157. 27. li3. 28. 141. 766. (B) 22 48 男 75 44. I (A). (B). (A). ”. (B). 87. 40. 225. 56. 224. 81. 297. 51. 265. 92. 137. 92. 316. 99. 219. 49. 196. 61. 113. 27. (備考) 農林省 統計事務 所、 農産物生産費調査、 北農 生産費調査資料並びに之等より作成。 ☆印は推計 推計方法は生産高については前年度の生産費調査町村の平均生産高をとった。 生産費に ついては前年度の生産構造をそのままと仮定し、 それに基づき生産資材の値上り指数を求め、 更に其の 年の賃銀を求めて算出した。 故 に推計キま飽くま でも参考の域を出るものではない。 こむ三 に於て v mは共に自家労働の分についてのみ見た。 自家労働に対して幾何の所得が実現さ 、 、 V. れるかを見たものである。 工士m - に於ても同様、v、mは自家労働 の分 のみを表す。 元来は自家労働 を主体とするのが小農 であ c十V. るか ら自己の生産手 段と自家労働に対して幾何の所得が実現されたかを見たものである。 一158一.
(11) . 特約制度下の亜麻作について 先ず亜麻そのもののみについて観よう。 第 5表によれば戦後のイ ンフレ期を除けば 亜麻作は全 、 ての年に純益をもたらし、 農業所得は家族労賃以上のものとなっている。 然しこれは何れの農作物 にとってもそうであるが、 生産費構成に於る家族労賃の問題が重要となろう。 先ず都市労賃との比 較に於いて考えてみよう。 既に述べし如く第5表によれば亜麻茎に利潤の成立が見られる。 而も之 第6表. 生 産 費 製. 造. 業 部. 門 賃. 考. 銀. 察 皿. を製造業部門労働者賃. 生産費計算 生産に要 に表れた家 した労働 純収益 修 正 純収益 族労賃 日数. 潤の成立を見るもので. 15円月日 女1 召 14 男3 12円 男女平均2 1 3円 . . . 15. 男3 46 .. 27 女1 .. 男女. 2 32 .. 2 36 .. 1 84 ,. 日 円 6 2 7 67 . , 5 7 11 33 , .. (備考) 北農生産費調査資料並びに時事年鑑 (SI9 ) による。. 註 ) 女子の賃銀は女子日傭賃銀にも及ばない。(. 円 8 88 . 21 9 ,. 銀を以ってしても尚利 ある。 例えば次表を見 よ う。. だが製造業部門の労 質 に 問 題 が あ るo 殊に 賃に問題がある. (註) 女子日傭賃銀 昭和14年1円29銭、 同15年1円44銭である--時事年鑑17年版によ ・る。. 元来我国の労賃は極めて低い事が指摘されているのであり、 殊に女子労働者のそれの低い事が注. 意 さ れ ね ば な らな い。(註). (註) 大内力氏は日本農業の財政学 67頁以降に於て次の如く述 べている。 「日本の主要工業たる紡織、 製糸等の工業に於て如何に娘の労働力が利用されてきたかは周知であ るが、 彼女達に与えられる賃銀は……平均の日給は当時の米価に換算しても二升乃至四升であり、 一 家の米代を僅かに満たす程度に過ぎないのである。 また、 それが国際的比較に於て著しく低い事はイ ギリスの木綿女工の週給31志9片に対して日本のそれは4志l o片であると云う報告によってもうかが はれよう」 と。 而 してこの事は、 昭和14年、 昭和i5年をとって見るならばチ 4年 皮女達の日給は (昭和1 3円、 最低32円5 最高米価4 0銭、 昭和15年最高米価4 3円、 最低39円であるから) 矢張3升前後に過ぎな い。 因みに「女子工の8割5分までが繊維部門に集中 している。」 -- (大内氏前掲 7 3頁). 然らば男子の労賃は如何。 元来労賃は自己の労働力のみならず生殖によって新なる労働力を育成 ) 我国の労賃は必しもかかる賃銀の規定を満足せし して不滅ならしめねばならないのであるが、{註r. 繰 E2 ) め る も の で な か っ た こ と が、 学 者 に よ り 指摘 され て い る。(. (註1) マルクスは労賃の高さについて次の如く規定する。 「各々の生きた個体が自らを不滅ならしめると 同様に生殖によって労働力の販売者が自らを不滅ならしめ ねばならぬ。 ……少くとも同数の新な労働. 力によって絶えず補充されねばならぬ。 だから労働力の生産に必要な生活手段の総額は補充員即ち労 働者の子供達の生活手段を含むのであり……」 としている。 マルクス資本論第1巻 129頁(傍点沢口) 叉、 資本論を奉ずる宇野弘戯氏の賃銀論を紹介すれば次の如くである。 「資本の拡大には生産手段と労働力とが商品として市場になければな らない ……労力は労働者の 。 質銀の中に単に労働者個人の労働力の再生産に要する生活資料を購入する貨幣だけでなく、 一家の生 活費従 って新なる労「動力として役立つべき子供の育成に要する費用を含まなくては確保されることに はならない。 言いかえれば労働人ロの自然増殖を条件とするものであり。 ……」 と している。 3頁 (傍点沢ロ) 宇野弘蔵 経済原論 20 (註2) 大内力氏は其の著、 日本資本主義の農業問題に於いて 「明治20年代の産業革命の頃から太平洋戦争 の前後に至るまでの概 して言えば労賃は労働力の価値以下に即ち最低生活費以下に止まっていたので ある。」 と言う事を指摘 して次の如き表を掲げている。 週. 給. イ ギリス. 木 綿 工 業 女 工 31志 9片. 日. 本. 4志1 0片. 機械製作及び冶金工 42志63片 22志35片 大内力: 日本資本主義の農業問題 14 2頁. 9一 一15. 鋼鉄工業の賃銀 (1人1時間当り) アメ リ カ 67仙. ベルギー 17仙. フ ラ ンス 2 0仙 イ ギリス 25仙. ドイ ツ 26仙 0仙 日 本1.
(12) . 要するに製造業部門の男子の賃銀と錐も、 最低生活費以下の換言すれば労働力の価値以下の価格 であった。 従って第 6表の修正純収益 (製造業部門の賃銀で以って農業労働力を評価した場合に生 ずる純収益) はかかる低賃銀の上に成り立つ純収 益である事が指摘されねばならない。 だが戦後事 態は一変している。 再 び都市製造業部 門の労賃をとって比較して見よう。 右 表に よれ ば若 し家. 族労賃を都市製造業労 賃と等 しく評価するな. 生. 第7表. 産. 費 考. 察 { 2 ). 生産費計算 鵠 競 艶 に表れた家 族労賃. 修 正 益 純収益 &塞 収益 緊 震純 純収 謙騒 ;. 製 造 業 部 門 賃 銀. 円 円 平 49 96 1 8 6 平均 均の 6円 女 3 0網 女3 68 円 円 . 召 26 男 % . 6 ・ β . D 室鞭 努義満雫髪型髪 昭% 郷 .. 従 って 純 収 益 十373 円 は 家 族労 賃を 製 造 業 部. 円. 贋 1 61 3 , 3 ・ ,. 円. 劃 界 男- 』 9 一4 13 第 4. 954年版にょる (備考) 賃銀は総理府統計年鑑1 1となっている . 且つ昭和26年は昭和9~11年を基準として実質賃銀が102. 門よりはるかに 低い評価をなす事によって生ずると ころの利潤であると言えよう。 即ち小農の労働 力の価値以下の切り下げによって生ずるみかけの利潤 と言う事になる。 農業労賃と製造業部門労賃 の駁行が伺われる。 だが此の事は独り亜麻生産のみに関する事ではない。 全農作物に通ずる現象で あると言わねばなるまい。 籾て第5表の亜麻部 門の生産費計算を物価指数より換算して昭和7 年の通 貨価値をもって観たの が第8表である。 第8表. 生産費、 純収益の物価指数による修正値表 (昭和7年を基準とす). 純 収 益 生 産 費 1 1鑓馨 実数値 修正値 実 数 値 修正値 量 収 召 9. 斤 701. 円 2 48 ,. lo. 520. 11. 389. 2 28 , 19 2 .. 12. 433. 13. 798. 14. 771. 15. 561. 16. 636. 17. 451. 18. 455. 19. 475. 20. 439. 21. 395. 22. 426. 23. 375. 24. 368. 25. 380. 26. 399. 27. 352. 28. 395 ー. 2, 26 2 73 . 2. 37 15 3 . 10 3 . 0 3 .3 3. 08 2 75 .. 円 円 15 67 14 38 , . 08 9 9 lo 7 , ,. 78 40 9 =, . l o 0 1 94 14 . . 1 2 9 94 18 8 . ,. 58 27 20 16 . , 1 4 65 4 27 8 . . 20 3L16 16 .. 02 73 16 31 . . 1 20 6 1 9 34 . . 47 1 5 2 36 5 . .. 12 6 . 3 3 .6 1 16 .. 円 5 61 . 03 3 . 0 98 .. 65 3 39 2 . . 1 2 28 17 4 9 . . 4 67 7 7 6 . . 5 98 11 3 3 . , 8 65 . 0 99 , 2 78 . 3 91 . 19 57 .. p=xy-zを も っ て 表 し得 る の で あ る が、. (pを総収益、xを価格、yを収量、z を総 生産費とする) 然し之等変数には自らそ の変化の程度に差異がある筈である。(註 (註) 尚此の外、 収入には亜麻種子が入る ので問題はやや複雑になる。 大体種 子の収入は茎に対する20% 乃至35% 程度である。. 日 昭 召 召 召 1 1 蔓 回 1 萎 訓判義 『 1 1 亜麻種子 の主収入 (亜麻茎に対する割合). 4 43 . 0 50 .. 1 31 . 1 65 ,. 64 5 75 40 80 11 , . . △ 1 7 31 5 0 0 △ 9 6 8 3 0 0 3 7 784 . , . . 1 4 45 △ 7 0 0 5 9 2 2 9 △ 2 6 0 0 3 1 8 2 0 0 . . . . , . 05 △ 8 1 6 0 0 5 6 0 0 6 2 △ 3 2 9 1 7 9 1 4 8 . , , . . , ,. 17 3 . 3 5 .6. 総収益は言うまでもなく価格、 収量、 生産費の三変数によって変化する。 即ち. 36 745 00 △ 6 00 14 96 △1 4 902 . . . . , , 0 37 0 0 i o o 6 0 0 2 8 1 2 3 3 3 . . . , . 1 lo 0 0 7 3 2 3 2 0 0 8 9 3 3 3 2 6 3 ・ . . . , . 0 86 4 0 0 3 0 1 5 0 0 9 7 1 3 3 9 2 8 6 . . . . , . 1 93 2 1 0 0 7 1 6 0 0 1 8 5 3 4 3 2 5 9 . . . . , .. 1 82 . 2 11 .. (備考) 北農:生産費調査並びに農林省統計 事務所: 生産費調査による。. 今三者の変化状況を昭和9年より昭和 0ヵ年の変化系数により観る 28年に到る2 と次 の如 く で あ る。. 上 れに よ れ ば、. xy の変化系数はzのそれより大きい。依って pを決 定するより大き 一160-. の変化系数1 罰 ×y の変化系 X. , 3 5 7 .. の変化系数1. 2 0 3 2 .. Z.
(13) . 特約制度下の亜麻作 について い因子 は zよ り も 寧 ろ xy で あ る。 次 に xy に 於 る x と y の 各 々の 変 化系 数を求 め よ う 。 これ によ れ ば y の 変 化 系 数 は X のそ れ よ り 大 き いo 依 って y が xy x の変化系数 ー ,8 89 . y. の変化系 関. 26 88 ,. の値を決定するより大きい因子をなす。 かくて次の結論が生み出さ れ る。 即 ち 「純 収 益 を 決 定す る 上 に 収 量 が 最 も大 きい働 きを す る。. 故に純収益を挙げるには収量を大きくしなければならぬ」 (尚収量が大なれば亜麻の場合品質も優 良となり等級も上る故価格の面で一層 有利である。 ・) 然し此の結論は決して亜麻の価格問題を排除. するものではない。 蓋し変化系数は小なりとは言え、 其の絶対的高さが問題となってのこるか らで ある。 而も価格の如何は農民の志気の鼓舞に大なる作用をなすものであるからである。 次に亜麻は他作物に比べて純収益所得の上に如何なる地位を占めるかを観よう。 薮で再び第5表 を引用 しよう。 1 (i) 戦前時代 (昭9 ~1 )。 此の期亜麻は菜種、 青筋豆、 菜豆と共に有利である。. i) 戦中時代 (昭12~2 0)。 亜麻の純収益にただの1年も赤字が見られない。 これは他の作物 (i と異る点である。 他作物に赤字の多いのは主として収量の不足した年である事に注意す べ きr ‘で あ. る。 麦類、 他特用作物、 茸類に比べて収益が有利である。 要するに所得に大なる変動がなく、 有利 安定した作物であると言える。. i i i 4 ( ) 戦後イ ンフ レ期 (昭21~2 )。 亜麻は赤字続きである。 然しこれは他作物にも共通 した現 象である。 僅かに除虫菊、 馬鈴薯が比較的良い。. i v) 戦後の安定期 (昭25以降)。 此の期亜麻は純収益は黒字に転じた。 然し亜麻作は重大な脅 威を受ける事になった。 即ち此の期、 青腕豆、 小豆、 大豆、 菜種の好景気である。 元来亜麻は所得. の確実な作物である。 然し此の期、 亜麻は純収益をもたらすとは難も他作物に比べて収益、 所得の 相対的大きさに乏しい。 此の事は作付面積に大なる影響を及ぼす事となる。 6 ) 亜麻童獲得政策 元来、 会社は原料確保のため亜麻肥料の前貸、 報酬物資の制度をもって亜麻作農民に亜麻を奨励 をしているにも係わらず、 近年他利作物は次第に亜麻面積を侵蝕するに到っている。 主要作物の作. 付面積の移動は第9表の如くであるが純収益の大なる菜種、 鮪豆、 小豆、 菜豆、 薄荷、 大豆の著し い増加が見られる。 第9表. 主要農作物作付増状況. 亜 一 作付 実数 (A) 昭24 25 26 27 28. 19 378 , 16 937 ー 2 441 , , 18 4 8 0 5 38 - ,. 18 070 ー 1 308 , , 17 1 8 0 2 198 - , ,. 菜 (A) 昭24 25 26 27 28. 麻 除 虫 菊 を基 基 昭2 4を 準と 準 とする (A) (B) 増減 (B}. 1 295 ,. 2 450 , 450 3 , 6 040 , 6 940 ,. 種 (B) 1 155 ,. 2 155 , 4 745 , 5 645 ,. ハ. (A). 3 550 , 4 3 ‐ 115 ,35 ‐. 3 058 - 492 , 3 3 ,35 - 215 3 270 - 280 ,. 腕 (A) 2 518 , 7 590 , 8 310 , 290 9 , 6 330 ,. 豆 (B). ッ. 771 2 027 , 2 682 , 3 884 , 3 085 ,. 小 (A). 12 663 , 5 072 19 750 , , 5 794 32 570 , , 6 772 44 180 , ,. 3 812 45 650 , ,. -161-. カ. (B). (単位町) ビ. ー. (A). 11 511 , 4 1 2 5 6 1 166 , , 1 9 1 1 1 3 3 ,60 , 3 1 1 3 1 2 800 , , 2 314 13 950 , ,. 豆 (B). 菜 (A). 21 534 , 360 7 087 34 , ′ 19 210 ? 40 ,外) , 990 517 51 31 , , 32 980 987 64 , ,. ト. (B). 馬. 鈴. (A). 薯. (B). 94 370 , 2 6 7 6 090 -18 280 5 5 , , , 4 1 8 4 8 6 ‐ 9 610 9 7 0 , , , ‐ 1 2 3 2 4 1 1 1 8 9 8 0 , , ,30 - 4 480 2 4 1 3 9 7 9 8 9 0 , , ,. 豆 (B). 大 (A). 64 286 , 12 826 89 770 , ,. 100 18 676 90 , , 30 4 5 6 7 6 8 ,80 , 43 446 87 510 , ,. 豆 (B) 484 25 , 25 814 , 14 394 , 23 224 ,.
(14) . 沢 麦 麦 1 大 小 (A) 雪 (B) j (A) 1 (B) 昭24. 23 300 ,. 28 390 ,. 570 i 610 25 , , 210 29 920 1 530 21 , , , 810 26 820 一 i 570 19 , , , 990 21 020 一 7 370 15 , , ,. 3Qooo. 25 26 27 28. 口. 光. 信.. 麦 裸 (A) 1 (B). 燕 麦 1 玉 濁 黍 (A) - (B) 1(A) (B). 21 916 020 80 , , 2 2 5 0 4 0 0 3 8 5 790 83 ,00 , , 2 2 670 9 0 4 0 5 i 7 8 3 2 Z 5 ー 0 00 ー 090 16 ー2 , , , . ′ 4 2 3 2 1 0 0 2 0 4 7 8 8 ー 2 6 0 1 0 6 ー , 490 15 ー3 ,00 , , , , 2 2 150 1 2 4 0 2 4 0 4 8 3 4 6 0 6 1 0 ー , 310 13 ー7 , , , , , 250 18 , 1 0 04 2 270 19 , ,. 3, 284 754 2 384 , 234. (備考) 農林省統計調査事務所、 農林水産統計による。 ) 言 E 一 方亜麻作の連年の減少 が見られる。( 亜. (註) 昭. 増 実. 面. 麻. 積 増. 減 状. 況. --18 ′ ヤー16 16一17 17 ≧ 12一13 13一14 14一15 15 9 9--lo lo-11 11一1. 町 137 79 .. 減数. 十. +. 75. 2 134 ,. + 280. +. +. +. + 165 9 ,. 1 279 ,. 531 3,. 1 189 ,. +. 十. 730. 4 ーlo ,. 4-25125-26 26一一27 27--28 -24 2 18一19 19一20 20一21 21--22 22--23 2う- 増 減 増 美 数 実. 十. + 3 791 ,. 516 1 ,. 11 695 ,. 2 901 ′. 4 554 ,. 3, 855. 多1 ふ , ,. 770. 890. (備考) 北海道統計書による. 此の事は会社の原料政策の上から重大問題と言わねばならない。 嘗ては農家にとって経済的有利 性と言う点から増大を続けることが出来た。 (尤も昭和16年より戦時の作付割当という現象があっ たのであるが) 最近の他作物の有利性に対抗して手が打たれねばならない。 価格の僅少の釣上げが 見られると共に、 資金の前貸がとられるに 到った。(約. 但し 致右 註 但ー ま 致し右の 、) 昭すし し の 二 ま通 一 和 まし通り亜 、す一、金 3 2 、と 、す 市 亜 し 借るこ 亜1 たり て 場 万 和 右 返納す 町 年 用る もこの 資 麻 増 たの亜 麻昭 借 す 借 麻て返済す 合 一 借 に返 亜 困 用 も 村 ので麻 る 証に対 、選 は連記年 よって 納麻 茎和 のと 後 金 証 の・ 資金 増収 済 する茎代金よ 月 で 、 増収 用 と の に 後 増 す す金 膿 者月 る代 は円 収資 る 日 すむ 也 資金 す 対する 収資る 組 個 金年返 農日 日のため 亜麻 るは 不足の -- する ょり度 済 借 組事 の 資金 合員 人 日ま ・ る り 用 合組 た金 元に は 日‐ 、増 と に 於 元 日 長合 めにと 収の 書 利合 歩 於 で返済す 場 し の連 本 歩二 “ 合は 利 て て て 合 ~ 銭五 た 帯返 計計 証確 . め 責任 済不能現 を差 をか 厘 差に る金 に 使 引 を で 入借 の 錘 の 用 割 も‘ E の = 弓 す. x × 会 社. . 蓬変. 量 迄. 亜麻増収資金借用証書内訳書. 円 畝 斤 斤1 1 『 i I E ー. 勿論かかる前貸資金の制度は 価格は一 限度内に止めつつ原料 を確保せんとする低価格政策の 一 手段 である。 だがそれにも係 わらず窮追農家にとっては資金. の前貸は何程かの福 音 で あ ろ うo. 0表によれば夏期9月が最 第1 も負債が多い。 此の事は夏期月 を追う毎に農家は手持現金の愈 々乏しくなる事を物語るもので ある。尚水田、畑地の負債状況を 比較 したのが第11表である。 畑. 地帯の貧困性を知る 事 が 出 来 る。. 従って農家が貧困になればなる程かかる前貸資金の制度を利用 することによって会社は低価格を 維持する事が出来よう。 元来農業も企業たる所上最大利潤の追求をなすのは当然である。 にも拘わ らず比較的不利な亜麻作の減少が上述の限度 を保ち得るのは、 資金前貸の手段の劾果と亜麻そのも 一162一.
(15) . 特約制度下の亜麻作について 第lo表. 農. 農家預金負債状況 (上川管内) 貸. 付. 9. 12. - 1707 1 627 515 , , ,. 手. 短期 貸付 長期貸付. (単千位円) (A) - 3. 161 71 ,. 852 160 , 710 4 ,43. 755301 170 741 ,. . 200 477 ,. 1 087 757 1 763 080 . , , ,. ‘ 錆 繋ぐ 霊i, ず. , 2 6 , 4 1 ,刈れ7 ,郷12 , 1. , 97 , , ,閥. (A) - (B). 1△ 跳,『F △, ,那,『 △, ,班,. △ 朋,編. (備考) 北信連旭川支所資料による。 第11表. のの持った収穫の安定性と価格の安定性 (絶対的高さが低いを こも係わ らず)の故で あろう。 収穫の安定性については第12表 を引用しよう。 第12表. 上川地方主要作物収穫安定度 (昭和5~27年). 種. 別畷 墨. 水 裸 小 燕. 稲 麦 麦 麦. 玉煽黍 大. 豆. 腕. 主要亜麻作地帯と水田地帯負債比較 (昭和27年6月末現在). 種. % 34 90 そ . 40 小 30 . 29 74 ,. ば 豆. 馬鈴薯. 26 43 亜 . 28 58 .. 別. 麻. % 23 78 .. 27 29 .. 20 35 .. 18 26 . ビ ー ト , 30 24 .. 2636 をま )力). 豆 いんげん. 22 77 な .. クロバー. 13 31 .. 29 86 ,. 変 異 係 数. 種. 除虫菌. 37 91 . 22 95 , 16 76 .. (備考) 上川支庁統計を基礎として算. 出した。 (上表は上川地方のみである。 従 つて全 道の場合数字は相当の偏筒を受けよう。 にも拘らず上表は安定性の1尺度とな ろ う。). 、. 尚麻亜の価格の安定については前記修 5 0円内外に落付いてい 正価格3等大体2 , 永. 山. 東鷹栖 鷹. 栖. 49 243 58 031乙 8 788 , , ,. 乙 >. 8 300 ,. (備考) 信用組合聯合会上川支所資料による。. 誉 め る。 従 っ て 著 しい 暴 落は な い。( (註) 農民は亜麻は不利なるも如何なる年 にも最下位の作物よりはましだし、 冷害の予報される年は蓋類を控へ目 にして亜麻を作付するというのが農 民の言葉であるが、 第12表並びに亜 麻茎価格から首肯されるであろ う。. 7 ) 頭麻の導入状況 周知の如く亜麻は連作の極度の困難な作物であり 最短5年 普通8年乃至1 0年輪作が奨励され 、 、 i r E ) 尚耐菌性亜麻--南種 南捷種が連作出来る故に推奨されるが普及していない ている。f 、 。 (註) 古谷. 謙: 工芸作物精鋭 195頁. 故に亜麻作農と言っても現実に農家は其の経営の一部に亜麻作をあてているに過ぎない 而も自 。 給的色彩の濃い我が国農家では自給も大いに考慮されるので単に企業的利潤のみによっては決定さ れな い性質を持つ。 尚天候か今日の小農技術では農家経済を決安する重大な要素であり 今亜麻に 、 ついて言うならばぞ 品熱の候では害を受けることが多い。 半面冷早が気候がよい点は冷害を避けるに. は適している点が認められる。 之等種々の要素が複合 して作物の栽培が決定される 第1 3表は農家 。 の亜麻作導入状況の一例を示めすものである。 勿論これは地域的に大いに相違するのであるが 本 、 表に見る限り、 労働力、 家畜の如何に係わらず亜麻作付比率は耕作地の十分の一となっている 。 一163-.
(16) . 口. 沢. 信・. 光. 北瑛第二部落亜麻作付状況. 3表 北瑛第一部落亜麻作付状況 , 第1 05. 92. 97. 町 10. 08. 61. 69. 10. 05. 07. ー13 1 1 18 62. 62. 06. 46. 46. 04 1. 8 7 . 6 3 .. 一 98. ー14 1 ▲ 114 1 ▲. 一 3. 60. 60. o4. 07. 07. l5. ー20 1 ー20. l6. 56. 1 5 . 8 5 .. 055. 19 95. 1 5 . 15 5 .. 08. 76 61 I 0 ・ 0 3 .. 9 0 . 9 7 .. 56. o5. 」00 1 -00 -. l0. 667. o5. 650. o5. 76. 79. o8. 45. 45. o4. 38. 38. o2. 7 2 . 6 0 . 13 4 . 10 5 . 5 87 . 2 9 .. -12 1 1 ▲ ー12 1 1. l6. ▲35 1 1 -35 1 ー. l1 0. ′0 00 1 1 ▲00 1 ▲. l. 1 7 1 ▲ ー07 1 - ー. l0. 537. o5. 665. o6. 5 3 . lo 0 ・. O 9 , 9 7 . 5 I . I 5 . I 5 , 5 8 . 8 7 . 6 3 . 5 3 . 10 0 ・ 2 7 . 6 O . 4 13. 11 3 , I 8 ,. 7 1 ・ 13 3 .. 9 6 . 7 I ・ 8 13 .. 9 7 . 0 7 , 7 5 .. 9 7 . 7 0 ・ 7 5 .. lo 0 . 12 0 .. ・ 10 0. 12 0 ,. 間宮部落亜麻作付状況 亜麻 牛 馬 面積. 経営直 積 田 畑 計 ・8). 亜麻作の地域的観察. 1 2. 既 に 亜 麻 作 の 収 益、 所 得 に つ い て 観 察 した が、. 3. そ れ は地 域的 生 産 力 に よ って 大 いに 相 違 す る で あ ろ う。 例 え ば、 農 林 省統 計 調 事 務 所 に よ れ ば 昭 和. 28年、 金道 亜 麻 平 均 収 益 は 721 円 と な っ て い る が 721 円 で あ り、 石 狩 富 良 野 で は 北 見訓 子 府 で は 1 ,. - - -. 4. -. 5 6 7. -. リ フ. 7 3 0 ‐- 2 0. 7 ・ ・ . 〔 ソ ” 『 ノ1 ▲ 4 2 4 5 3 1 0 . . ・ 4 1 . 1 ▲ 0 7 0 -ー l o 7 4 ・ ・ . . ( 7 ム 1 ▲ ー. 6 5 . 5 2 . 6 2 ,. 6 5 . 5 2 . 2 6 .. 0 O 6 .. - -. ( 乙. 0 7 o ・ . 4 5 . ・ 0 7 .. 6 0 .. 1 0 4 - . . 1t l ー , o 0 5 . ^ ′i】‘ 2 1 0.5 1 ▲1 ▲ 1 1 0 3 .. 2 ( ア ム. 2. n 、 ノ 3 4 1. 4. 1 626円で十勝芽室324円、 根室標茶では僅かに102 ,. 円に過ぎない。 之等は主として生産力の相違によるものである。 故に地域的生産力が観察されねば ならない。 第14表は地域別生産力を示めしたものである。 第14表. 地. 域. 別. 反. 当. 生. 産. 高. 順. E i跳ド 反 当ト キ労 1第 1第 一細. ・ 2 ド ド ド ド13 1. (備考) 昭和9年より25年に至る17ヵ年平均値である。 (北海道庁農政課資料により算出) -164-. 郷.
(17) . 特約制度下の亜麻作について. これによれば気候条件良好で土壌肥沃な空知、 石狩、 上川が上位を占め、 畑作農業の盛んな十勝 綱走がこれに続き、 火山灰地渡島半島地帯並びに気候土壌条件の劣悪な根室が最下位に 位 し て い 7ヶ年の総収量の変動を求めたのが第15表である。 る。 更に昭和9年より25年に 到る1 5表 第i. 数. 方. 別. 亜. 収. 麻. 4. 5. 7. 2 17 .. I 2 i9 17 8 18 . . . 1. 6. 量. 変 動. 8. 9. 203. 23 3 .. (変化係数) lo. 11. 12. 13. 胆振 十勝 空知 桧山 網走 後志 上川 釧路 留萌 根室 石狩 宗谷. 日高 係. 地. ′ 1 1 ▲ 2 3. 12 5 .. 16. 5. 16. 8. 26 O .. 26 3 .. 0 30 ,. 7 36 .. 6 39 .. (備考) 北海道庁農政課資料より算出 これによれば日高は変化係数は最も少さい事になる。 収量は必しも大ではないが収量の安定して いる事を物語るものであろう。 尤も多収穫地は割合変化係数が大きくなっているが(特に石狩地方). これは戦中の反収の著しい低落による影響と思われる。 叉渡島の変化係数の大きいのは作付地そ の ものの絶対数の少なる事が少数農家の出来、 不出来が端的に表現される事によるものであろう。 6表である。 (昭和25年) 尚各支庁別作付面積を示したのが第1. 6表 第1. 支. 庁. 別. 亜. 麻. 作. 付 面. 積. 石狩 空知 上川 後志 桧山 渡島 胆振 日高 十勝 釧路 根室 網走 宗谷 留萌 全 道 各安凄畑鞠画椿に封 する融腕作付比率 全遺愛瀦作付面積に 連勝面 饗する各支魔! 積比率. 昭25亜 麻 面 積 昭9 亜麻 面 積. % 1 5 .. 2 5 .. 2 6 ,. 1 9 .. 2 0 .. 4 7 .. 2 O .. 4 4 ,. 2 7 .. 2 O .. 7 3 .. 2, 0. 3 6舎 . 豪勢3 ,. 7 13. 2 2 O 3 8 6 9 1 , . . . 町 3052 490 754 19g 5431 , ,. 0 2 ,. 4 5 .. 1 4 37 3 . .. 2 9 .. 1 I 8 22 , .. 1 I ・. 2 4 .. 3 3 .. 225 1 142 756 229 906 1 , ,. 30 983 280 7 208 512 348 4 087 215 402 . , 14 1 643 82 4 451 223 73 2 335 113 559 . , ,. loo 19 36 , . 13, 77. (備考) 農政課資料より作成 こ れ に よオ ば全道の亜麻作は十勝、 網走、 上川に集中しており 全道のそれの6割以 上 に 達 す 、. る。 渡島は僅かに30町歩に過ぎない。 更に戦前戦後の作付を比較してみるに、 (昭和9 年と昭和25 年とを観る) 増加地としては、 上川、 十勝、 日高、 釧路、 根室、 網走、 宗谷であり、 特に十勝、 網. 走、 上川の増加が著しい。 次に減少地としては石狩、 空知、 桧山、 留萌、 胆振で特 に胆振、 石狩の 減少が目につく。 停帯地としては後志、 渡島が挙げられる。 次に亜麻作農家の経済構造を観よう。. 9) 亜麻作農家の経済構造 亜麻作農と言っても前述せる如く、 彼等はたかだか亜麻作を其の経営の1 0分の1 程度導入 してい るに過ぎない。 従って亜麻作農の経済構造と言つても普通の小農の経済構造と異るところはない 。 従ってここでは亜麻作農の観 察は亜麻を作付している農家の経済構造を観察する事になる。 美瑛町 7表である。 の亜麻作農の経済構造を示めしたのが第r 7表によって先ず資金について見るに、 年度始めの資金構成は自己資金に乏しく借入金に依存 第1. する事の極めて大きい事が伺われる。 農家平均を見るに6 7%が借入金であり、 自己資金は33%に過 ぎない。 農業支出の中、 非現金部分は主と して減価償却費であり、 それは前年の収入より積立るべ きであるが出来秋の収入の中から積立てる事も出来る性質のものである。 従って少くとも資金は直. 接現金支出に充当し得るものでなければならない。 若し資金がそれに不足すれば未処分農産物の販 売代金によって之をあてるか、 若し生活資料以上の阪売 し得る未処分農産物のない場合は、 農業外 一165-.
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