離散確率論における諸問題への母関数によるアプローチ
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(2) §3.3では、§3.2「4人の出会い」の問題から条件. 要をより一層理解してもらい、読者に興味を抱い. を変えた場合を考察する。ここでは、「4人の出会. てもらうことである。またMα肋舳。批。αのプログ. い」の問題を基に、条件をより身近な場合で置き. ラミングを活かすことで、小学・中学・高等学校の. 換え、§3.2で考察した結果と比較す乱. 授業の計算補助や、視覚化により問題を理解する. §3.4では、r確率論へようこそ」《参考文献1》の. など様々な場面において応用できるのではないか. 『ワルデクレーブの問題」という問題を取り上げ考. と考えている。. 察する。この問題の解決にあたっては、「級数によ るアプローチ」と「母関数によるアプローチ」の2 通りの方法で解答を導き出している。 ここでは、§3.2の「4人の出会い」の問題と、§3.4. の「ワルデクレーブの問題」を載せておく。. 3 研究の成果 3.1 まとめ 確率変数の平均や分散、またそれぞれの分布を 求めるにあたり、確率分布を求めることが困難な. 【4人の出会い】の問題. 場合とはどのような場合なのか、身近な題材を基. 4つの都市があり、はじめにそれぞれの都市に人. に、見出すことができたのではないかと筆者は考. が1人ずついる。. える。そして、平均や分散、それぞれの分布を直. 時間が1進むごとに4人の人たちは、自分の今い 1 る都市以外に、等確率一で移動する。 3 このとき、初めて4人が1つの都市に集まるまで. 接求めるのが困難な場合、確率論における一つの. 題の解決に至ることができた。これにより確率母. の時間の平均と分散を求めたい。. 関数の有効性を示すことができた。. 基本概念である確率母関数を応用することで、問. 【ワルデクレーブの問題】. 同じ技量をもったr+1人の人たちが並んでいる。. 3.2 今後の課題. まずはじめに、1番最初に並んでいる人と2番目. 本研究では、主に2題の問題を取りあげている. に並んでいる人が勝負を行い、勝った人は次に並. が、今後、より身近なところから確率の問題をさ. んでいる人(3人日の人)と同様に勝負をする。. らに見つけだし、母関数によってアプローチして. 一方負けた人は、並んでいる人たちの最後に並ぶ. いくように考察したいと筆者は思っている。そし. ようにする。. て、確率母関数によるアプローチが数学に限らす、. このゲームは、ある人が連続してr人に勝ち続け. 日常の場面でどのように利用されているのか、利. るまで勝負が行われる。ゲームが終わるまでに勝. 用されていくべきものなのか調べる必要があるの. 負した回数wの平均を求めたい。. ではないかと考える。. また本論文に、Mα肋emα物αを使って問題の概. 2.4 Ma舳ematicaを利用して. 要を説明したことから、算数・数学の授業におい て、MIα仇emα挽。αを教材として利用した授業案を. 4章では、§3.2で取り上げた「4人の出会い」の. 問題を実際にシュミレーションする。このシュミ. つくり、実際に教育現場で実践していきたいと筆 者は考えている。. レーションのプログラムは、M’α肋em棚㎝を活か して記述した。. 主任指導教員 渡辺 金治. このシュミレーションを本論文に載せる筆者の. 指導教員 藤原 司. 意図は、身近な問題を視覚化することで問題の概. 一395一.
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