• 検索結果がありません。

2013 年度

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2022

シェア "2013 年度"

Copied!
54
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

2013 年度 

(平成 25 年度) 

 

事業報告   

     

 

 

   

社会福祉法人 

全国スモンの会 

(2)

  1

2013 年(平成 25 年)事業報告  目次 

     

社会福祉法人  全国スモンの会   

 

1.  はじめに  相良眞紀子理事長・・・・・・・・・・・・・・・・  2  2.  法人本部・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  3  3.  評議員会・理事会の開催・・・・・・・・・・・・・・・・・・  4  4.  補助金・助成金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  6    5.  法人定期刊行物『曙光』の発行・・・・・・・・・・・・・・・  6   

 

障害者支援施設  曙  光  園   

1. はじめに  小野寺和子施設長・・・・・・・・・・・・・・・・  8  利用者の状況 

事故・インシデント・苦情・ご意見  職員の状況 

職員研修 

2.  生活支援部・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27  3.  リハビリテーション健康部・・・・・・・・・・・・・・・・・30  4.  調理部・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36  5.  事務部・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50  6.  防火・防災対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51 

 

 

 

 

(3)

  2

社会福祉法人  全国スモンの会 

 

1. はじめに 

 

社会福祉法人  全国スモンの会  理事長  相良眞紀子   

  2013 年度(平成 25 年度)は、今一度法人の原点に立ち返るために、テー マに基本の「基」を掲げ、「曙光園再生」「人材育成」「能力の引き出し」に職員 と共に一丸となり取り組みました。 

当法人は、各職員が退職してどんな業種や業務に就いたとしても、仕事に対 する高い意識と誇りを持って携わっていただきたいと願い、各講師の皆様に研 修内容をお願いしております。法人運営の基礎である「人は財産」という組織 を創り上げるために毎月実施した「財産となる人材育成強化」プログラムは、

業務終了後の時間にもかかわらずほとんど欠席者もなく進めることができまし た。若い世代の「次世代研修」では、12 月に安里芳樹評議員の計らいで先進的 な取り組みの一つとして多事業的な展開をしている多くの社会福祉法人・施設 の紹介がありました。当法人の次世代を担う方々が目を輝かせている状況を見 て、そういう環境を早く当法人でも整えていきたいと思っております。 

また責任者の方々は、新入職員によく気を配り、それぞれの方々が「一人は みんなのために、みんなは一人のために」をスローガンに、よく尽力しており ます。このような姿勢がよき伝統となり、次の世代の方々に継承されていくこ とを願っております。来園されるお客様方から「(施設の)雰囲気が大変明るく なり、職員の方々がいつも優しい笑顔で挨拶してくれる」などの、とても有難 い感想をいただくようになりました。 

  2013 年度に掲げた「職員一人一人の才能、能力、上質な気質、性格を掘り 起こしたい」という当法人の方針は、ゆっくりとした歩みではありますが、徐々 に浸透してきているように思います。そして、若手職員のみならず、すべての 職員の方々に、それぞれが持っておられる個性を十二分に発揮し、本年のテー マのように飛躍し、さらに成長していただきたいと願っております。 

  最後に、当法人が設立して以来、曙光園の運営のためにご尽力を賜りました すべての方々、また評議員・理事を務めてくださっている方々、途中でご辞任 をされた方々にも、改めて心からの敬意と感謝の意を表したいと思います。 

  ありがとうございます。 

(4)

  3

2. 法人本部 

 

法人本部長  鈴木信之   

2013 年度は、法人の中長期計画として、従来の単一法人単一施設での業務 の混在に対して、法人と施設との、業務範囲の明確化をめざした。徐々にでは あるが、法人と曙光園を意識する雰囲気は定着しつつある。しかし、未だに、

法人の役割と、施設の役割が混在した部分も多く、今後も、継続した課題とし て残された。評議員会・理事会運営では、毎会議ごとに、施設(曙光園)から、

現状報告を実施させることにより、評議員・理事・監事と施設(曙光園)との、

情報の共有化が図られた。 

 

職員の教育 

  法人本部は、職員研修として、法人の基本理念に基づいた、職員を育成する ために、2013 年度は、年間研修計画として、『障害者福祉のプロになる』と題 した全体研修が実施された。接遇・理解・表現・情報分析・心と身体の自己管 理などの向上をめざし、研修成果をあげた。法人理念の十分な伝達・浸透につ いては、引き続き、目標課題として残った。 

  人事考課制度については、職員の自己評価に基づく面談制度については定着 しつつある。一般職員を管理職員が評価する場合の具体的研修までは実施でき なかった。人事考課制度導入への準備として、こちらも、引き続きの目標課題 として残された。 

 

法人事業の経営計画 

  新規事業では、曙光園の新事業として、2013 年 10 月から、短期入所事業

(空床型)を開始し、すでに実績をあげている。また、2013 年度に準備を実 施した特定相談支援事業は、2 月以降、小平市への指定申請、定款変更、東京 都への事業開始届提出などを経て、3 月 30 日、曙光園の新事業として小平市 より指定許可された(指定番号  1333400792)。 

  第 74 回評議員会・第 94 回理事会において、法人事業検討委員会の設置が 承認された。今後、評議員・理事主導で、法人事業展開の可能性について検討 される。 

 

曙光園敷地(一部)の借地権登記の完了 

  曙光園敷地(一部)について、地主の竹内繁義氏との間に、50 年間の定期借

(5)

  4

地権契約が締結され、その借地権が登記された。このことにより、懸案となっ ていた、社会福祉法人の施設敷地に関する規定を遵守する法人・施設となった。 

 

法人施設の維持・営繕 

  エレベーター新設に関する設計については、2013 年度は、設計事務所に依 頼して基本設計を行ってきた。引き続き、設計を続行する。 

  建築・設備等の大きな改修工事は、特に実施しなかった。建物経年老朽化に よる、小規模な修繕等は適時実施した。 

 

法人定期刊行物『曙光』の発行 

法人の発足以来の、理念・使命を伝達するため、各号毎に、社会に訴えかけ るテーマを定め、より充実した内容で刊行された。 

 

法人の趣旨の伝達 

  近隣地域との交流については、夏・秋のイベントを通して実施された。その 際に地域ボランティアとの交流も行われたが、明確な体制を構築するまでには 至らなかった。ボランティアの位置づけも含めて、今後の課題として残された。 

  経済産業省主催の『おもてなし経営企業選』に、2 年目の応募を行い、第 1 次選定には残ったが、入選には至らなかった。 

 

3. 評議員会・理事会の開催報告 

2013 年度  評議員会・理事会の開催 

会議名称  開催日時  参加/現数  議  案 

第 73 回  評議員会 

2013 年 5 月 19 日  9 名/15 名  ・2012 年度事業報告(案) 

・2012 年度決算報告(案) 

・常勤職員給与規程(案) 

・有期職員給与規程(案) 

・法人施設定例会議について 

・改選  理事・監事の選任  第 92 回 

理事会 

2013 年 5 月 19 日  5 名/6 名  ・2012 年度事業報告(案) 

・2012 年度決算報告(案) 

・常勤職員給与規程(案) 

・有期職員給与規程(案) 

・法人施設定例会議について 

・改選  評議員の同意・委嘱について 

(6)

  5 第 93 回 

理事会 

2013 年 5 月 20 日  5 名/6 名  ・新理事長の選任について 

・理事長職務代行者の指名について  第 74 回 

評議員会 

2013 年 10 月 20 日  15 名/15 名  ・法人の中期的事業展開について 

・特定相談事業・居宅介護事業の申請について 

・利用者用ベッド(45 台)購入について  第 94 回 

理事会   

2013 年 10 月 20 日  6 名/6 名  ・法人の中期的事業展開について 

・特定相談事業・居宅介護事業の申請について 

・利用者用ベッド(45 台)購入について  第 75 回 

評議員会   

2014 年 1 月 19 日  11 名/15 名  ・2013 年度補正予算(案) 

・特定相談事業申請に伴う、定款改訂(案)・運 営規程(案)制定 

・経理規程改訂(案) 

・曙光園短期入所事業運営規程改訂(案) 

・セクシュアルハラスメント・パワーハラスメン トの防止に関する規程(案)制定 

・曙光園運営会議規程(案)制定 

・常勤・有期契約職員給与規程【別紙】改訂  第 95 回 

理事会 

2014 年 2 月 2 日  6 名/6 名  ・2013 年度補正予算(案) 

・特定相談事業申請に伴う、定款改訂(案)・運 営規程(案)制定 

・経理規程改訂(案) 

・曙光園短期入所事業運営規程改訂(案) 

・セクシュアルハラスメント・パワーハラスメン トの防止に関する規程(案)制定 

・曙光園運営会議規程(案)制定 

・常勤・有期契約職員給与規程【別紙】改訂  第 76 回 

評議員会 

2014 年 3 月 16 日  14 名/15 名  ・法人基本理念の再確認について 

・2013 年度補正予算(案) 

・2014 年度予算(案) 

・2014 年度事業計画(案) 

・2014 年度職員給与について  第 96 回 

理事会 

2014 年 3 月 16 日  6 名/6 名  ・法人基本理念の再確認について 

・2013 年度補正予算(案) 

・2014 年度予算(案) 

・2014 年度事業計画(案) 

・2014 年度職員給与について 

(7)

  6

4. 補助金・助成金事業報告 

 

・公益財団法人  みずほ福祉助成財団  平成 25 年度社会福祉助成金   

昇降式食堂テーブル(8 台)の購入        納入日    :  2013 年 12 月 26 日        購入業者  :  有限会社  テクノム        購入品目  :  個別昇降式食堂テーブル        6 人用  8 台 

      幅 92 ㎝×長さ 199 ㎝×高さ 66〜75 ㎝        購入金額  :  1,896,300 円 

      助成金額  :  1,000,000 円        負担金額  :     896,300 円   

    ※個別昇降式食堂テーブル(6 人用)1 台分については、 

      有限会社  テクノム(購入業者)より、試作品として寄贈。 

5.  法人定期刊行物『曙光』の発行 

 

計画の通り、4 月、7 月、10 月、1 月の各 1 日、定期刊行物『曙光』を発 行した。全国スモンの会  後援会会員、その他支援者、曙光園利用者(No.434 以降は希望者のみ)、曙光園の全職員などを対象としている。定期に発送してい る購読者は、No.435(1 月 1 日発行)現在、241 名となっている。 

 

発刊番号  発行日  タイトル・記事 

No.432  2013 年 4 月 1 日  〜難病・慢性疾患〜 

・職場を取り巻く環境の変化と「うつ病」の広まり(後編) 

(伊原亮司) 

・難病患者の相談事業に携わって   

〜「あせび会」の活動を振り返る〜(佐藤エミ子) 

「真の福祉人」をめざして(相良眞紀子) 

・施設だより  ワクワクドキドキは生きるエネルギー! 

(佐々木ひで美)  他 

(8)

  7

No.433  2013 年 7 月 1 日  〜「自立する」ということ〜 

・ピープルファーストの活動について(佐々木信行・安里芳樹)

「関わる」こととしての「自己実現」:音楽療法の観点から 

(三宅博子) 

・ディズニーランドにおけるおもてなしの理念  (金井ひろみ) 

・持ち上げない移動・移乗介護 

〜介護者の腰痛予防と利用者の自立支援〜  (西方規恵) 

・利用者の「自立」を支援する職員の「自立」(相良眞紀子) 

  他 

No.434  2013 年 10 月 1 日  〜「水俣病」〜 

・水俣の未来へ  〜水俣学研究 5 年のあゆみ〜(原田正純) 

・水俣病とその救済の経緯について(相良甲子彦) 

・共に楽しむエンターテインメントを目指して(美月めぐみ) 

・水俣病関西訴訟最高裁判決以降について(和田知可志) 

・スピーチセラピーの実際(熊倉紀子) 

他 

No.435  2014 年 1 月 1 日  〜「水俣病」(続)〜 

・水俣病患者の全面救済を(宮本憲一) 

・水俣病と薬害スモンを比較して(実川悠太) 

・相良光初代会長・白木博次先生  ありがとう(相良眞紀子) 

  他 

 

                         

(9)

  8

障害者支援施設  曙  光  園 

 

1. はじめに 

 

社会福祉法人  全国スモンの会  曙光園  施設長  小野寺和子   

  2013 年度は障害者総合支援法に基づいた利用者主体の運営を目指し利用者 のご理解とご協力により設備面また人材面の両面で利用者サービスの質の向上 を図った。 

 

2013 年度の事業計画における目標は、以下のように評価できる。 

・空床型短期入所事業について 

9 月より事業開始し 2 件の利用があった。 

・相談支援事業の開始準備について 

本部により実施され、小平市より事業認可を受けることができた。 

・新たな事業展開の可能性について 

曙光園運営会議および理事会、評議員会での審議を経た上で引き続き検討 していく予定である。 

・施設整備について 

各所補修工事を実施しエレベーターに関しては設計が出来上がった。電動 ベッドについては計画通りに導入した。 

・防災について 

自助努力として防災用備蓄品を購入し、防災倉庫で保管している。 

・地域交流について 

イベントの実施等により少しずつ近隣の皆様方との交流を深めた。武蔵野美 術大学の学生たちの介護等体験実習で「曙光園ねぶた」を製作した。納涼祭 で近隣の子供たちと運行をする予定であったが、当日の天候不良のため実施 できなかった。今後も地域に親しまれる施設を目指し近隣の方々にも参加し て頂ける行事等を企画運営していきたい。 

(10)

  9

・法人の経営理念である「あなたもわたしも幸せになる」を実現するため、社 会に貢献し、利用者も職員も共に幸せになる施設運営について 

引き続き目標としより一層努力していく。 

 

2012 年度事業計画より継続している目標は、以下のように評価できる。 

・「事故ゼロを目指す」について 

事故対策委員会の定期的開催による防止策の実施により、2012 年度より は明らかに事故の件数も減り、緊急性や危険度の高い事故は減少した。実際 の事故報告よりも職員等の気づきによるインシデント報告の量が増え、5 月 は事故件数ゼロを達成した。今後も引き続き利用者の安全安心のために尽力 していく。 

・「利用者個々のニーズに向き合い、満足また納得できるサービスを提供し、生 きがい探しのお手伝いをする支援」について 

職員による担当者制度を実施し定期的な支援サービス会議も開催した。質の 高い個別支援計画の作成を目指し、サービスの質の向上を図った。新規利用 者の受け入れは相談支援専門員により一定のシステムが確立された。空床型 の短期入所事業と組み合わせることにより待機者の確保と稼働率95%以 上の維持、併せて地域移行への取り組みができた。人権権利擁護や障害者虐 待防止に関する外部研修にも職員を複数名参加させ積極的に対策を図った。 

・「曙光園があらゆる面でより良い施設となるよう職員全員が助け合い協力しあ える職場環境づくり」について 

職員の離職率は引き続き減少傾向にあり、定着率も向上した。利用者一人あ たりに対する人員配置も 2.5:1から 2:1 へと上がった。職員数が増加した ため外部研修への積極的参加もできた。今後も外部研修の受講や内部研修の 実施、自主勉強会の開催等ひきつづき職員の資質向上を目指し人材育成して いく。 

 

以下では利用者の状況、事故・インシデント・苦情・ご意見、職員の状況、

職員研修について記載する。 

(11)

  10

利用者の状況(2014 年 3 月 31 日現在) 

 

施設入所  平均利用者数・利用率   

                         

年代別利用者数と平均年齢 

施設入所希望者の傾向として、若年者(おもに 20 歳から 40 歳)の希望が 増加している。20 歳7か月の利用者が入所された。 

 

年齢 

20歳  から  29歳 

30歳  から  39歳 

40歳  から  49歳 

50歳 から  59歳

60歳 から  64歳

65歳 から  69歳

70歳 から 74歳

75歳 から 79歳

80歳  から  84歳 

85歳  から  90歳 

平均  年齢 

2012年 度  人数(名) 

0  0  3  8  9  11  13 4  0  0  65.6歳

2013年 度  人数(名) 

1  1  3  10  9  9  14 3  0  0  62.8歳

     

       

25.6 19.2

44.8

89.6

29.4 19.4

48.8

97.7

0 20 40 60 80 100 120

2012年度 2013年度

(12)

  11

利用者の移動方法別人数   

 

         

   

身体障害者福祉法 

身体障害者手帳交付地別利用者数      身体障害者手帳による障害等級内訳   

手帳  交付地 

人数 

(名) 

東京都 

多摩地区  18  東京都 

特別区  31  東京都外  1 

計  50 

         

  2013年度 

人数(名) 

自立歩行  2 

T字杖歩行  5 

4点杖歩行  1 

歩行器  1 

車椅子  介助  4  車椅子  自走  37 

障害等級 

(総合等級) 

人数 

(名) 

1級  30 

2級  19 

4級  1 

計  50 

・施設内の平地で杖を使用する利 用者で、外出時・施設内スロー プの移動時に車椅子を使用する 方は、車椅子使用として計上し た。 

(13)

  12

障害別利用者数(※重複障害のケースがあるので、人数の合計は利用者総数と一致しない) 

身体障害者手帳における障害名  数 

身体障害者手帳における障害名 

スモン  脳梗塞による左上肢、左下肢機能障害  2

両側感音性難聴  脳梗塞による右上肢、右下肢機能障害  1 感音性難聴による聴力障害  脳梗塞による右半身麻痺  1

両側高度難聴  脳出血による左上肢、体幹機能障害  1

失語症による言語機能喪失  脳出血による右上肢、右下肢機能障害  7 脳性麻痺による左半身麻痺  脳出血による左半身麻痺  1 脳性麻痺による移動機能障害  脳出血による右半身麻痺  5 脳性麻痺による四肢体幹機能障害  くも膜下出血による体幹機能障害、右上肢機能障害 1 脳性麻痺による体幹機能障害  くも膜下出血による左半身麻痺  1 脳性麻痺による移動機能障害、両

上肢機能障害(社会活動参加制限) 

くも膜下出血による左上肢機能障害、左下肢機能障 害 

1

小児麻痺による下肢機能障害  筋萎縮性側索硬化症による四肢体幹機能障害  1 脊髄小脳変性症による四肢体幹機

能障害 

頚髄損傷による四肢体幹機能障害  1

脊髄小脳変性症による体幹機能障 害・起立困難 

脊髄の疾患による両下肢機能障害  2

脊髄小脳変性症による体幹機能麻 痺 

脊髄の疾患による右上肢機能障害、脊髄の疾患によ る両下肢機能障害 

1

脊柱管狭窄症、および大腿骨頸部 骨折による、両上肢機能障害およ び両下肢機能障害 

頸部脊髄症による体幹機能障害  1

頭部外傷による体幹機能障害  頚椎脊柱狭窄症による右上肢機能障害、左上肢の著 しい障害、体幹障害 

1

疾患による体幹機能障害、両上肢 機能障害、音声機能障害 

多発性硬化症による体幹機能障害(起立困難)、多 発性硬化症による上肢機能障害(両上肢機能の軽度 障害) 

1

疾患による四肢体幹機能障害  脳炎による上肢機能障害、脳炎による体幹機能障害  

1

疾患による右上肢機能障害、疾患 による左上肢機能障害、疾患によ る両下肢機能障害 

外傷による体幹機能障害(座位又は起立位保持困 難)、外傷による上肢機能障害(右上肢機能の著し い障害) 

1

(14)

  13

障害者総合支援法    障害程度区分平均   

障害程度区分については、30 名(更新者を含む)について調査を実施し、 

うち 12 名が区分見直しとなった。理由は高齢化、身体機能低下などによるも のである。 

                     

 

2013 年度新規入所者   

番 号 

性 別 

年 齢 

身体障害者手帳に  おける障害名 

障害  総合  等級 

入所理由  入所日 

1  男  55 

脳出血による上肢機能障害【右上 肢機能全廃】、脳出血による下肢 機能障害【右下肢機能全廃】 

2 級  退院後、自宅での生活

が困難であるため  4 月 29 日

2  男  60  外傷、切断による左上肢機能障害、

骨折による右下肢機能障害  2 級 

退院後の一人暮らし を目標とし、自立訓練 による入所 

5 月 8 日 

3  男  51  脊髄の疾患による両下肢機能障害 1級  自宅改修終了までの

入所  9 月 9 日 

4  男  20 

外傷による体幹機能障害【座位又 は起立位保持困難】、外傷による 上肢機能障害【右上肢機能の著し い障害】 

2 級  退院後、自宅での生活

が困難であるため  9 月 29 日 提供 

サービス 

2013年度  平均 

2012年度  平均 

施設入所支援  4.4  4.2 

生活介護  4.5  4.3 

自立訓練 

(機能訓練)  3.8  3.5 

   

(15)

  14

5  女  51  脳性麻痺による四肢体幹機能障害 2 級 

前施設でリハビリテ ーションの実施がほ とんど無く、リハビリ テーションを受けさ せたいとの家族から の希望により入所 

11 月 1 日

6  女  33 

脳炎による上肢機能障害【両上肢 機能の著しい障害】、脳炎による 体幹機能障害【座位又は起立位保 持困難】 

2 級 

自宅が集合住宅 2 階 であり、在宅生活困難 のため 

12 月 7 日

7  男  50  脳出血による上肢・下肢機能障害

【右上肢・下肢機能全廃】  1 級 

父親が本人と母親 2 人を介護しており、父 の負担を考え入所を 希望。ショートステイ 終了後引き続き入所 

2 月 17 日

   

2013 年度退所者   

番 号 

性 別 

年 齢 

身体障害者手帳に  おける障害名 

障害  総合  等級 

退所理由  退所日 

1  男  73  脳出血による上・下肢機能障害【左

上肢・左下肢機能全廃】  1級 

ADL 低下、認知症状 の悪化に伴う入院の ため 

5 月 19 日

2  男  63  くも膜下出血による右上肢機能障

害および右下肢機能障害  2級  ナーシングホームへ

転出のため  7 月 23 日

3  女  68 

くも膜下出血による右上肢機能障 害、右下肢機能障害、および言語 機能障害 

2級  入院が 2 ヶ月に及ん

だため  7 月 31 日

4  女  75  くも膜下出血による右上肢機能障

害および右下肢機能障害  1 級  介護老人保健施設に

入所のため  8 月 12 日

5  男  60  外傷、切断による左上肢機能障害、

骨折による右下肢機能障害  2 級 

本人の希望地域で一 人暮らしを開始する ため 

2 月 3 日 

(16)

  15

2013 年度短期入所利用者   

番 号 

性 別 

年 齢 

身体障害者手帳に  おける障害名 

障害  総合  等級 

退所理由  利用期間 

1  女  59 

疾病による上肢機能障害【両手指 機能の著しい障害】、疾病による 体幹機能障害【座位又は起立位保 持困難】 

1 級 

介護を行う家族(主 に母親)のレスパイ トケアのため 

2 月 4 日 

〜  2 月 6 日 

2  男  50  脳出血による上肢・下肢機能障害

【右上肢・下肢機能全廃】  1 級 

父親が本人と母親 2 人を介護しており、

父の負担を考え入所 を希望。マッチング のためショートステ イ利用 

2 月 10 日

〜  2 月 16 日

   

事故・インシデント・苦情・ご意見 

事故は、転倒・転落事故が全体の 52%を占めている。発生場所では、居室に 一人でいる時に車椅子からの転落、車椅子からベッドのへ移乗時に転倒などが 31%を占めていた。また発生時間においては、早朝6時から8時の時間帯が 24%と最も多い。 

対策として、職員勤務配置の改善(早番2名体勢を3名体勢に2月より変更)

を行うとともに、居室の危険な部分(足元に物が散在している等)につき、利 用者に同意を得た上で整理整頓を実施している。 

インシデントとは、事故に至らないよう未然に危険を感じたことを防止する ことであり、事故0件を目指している日々の支援の中で危険を感じたことを、

改善すると共に書面にし、職員間で類似したケースなどがないか検討し利用者 に同意を得た上で改善を実施してきた。 

一例としては、自走している車椅子使用の利用者が、駐停車時にブレーキを 掛けずに停車しており、突然動きだし危うく車椅子から転落しそうになったと いうケースがあった。委員会や毎日の朝礼で報告があり次第、敏速に対応策を 検討した。適切な声掛けや観察力・洞察力を強めると共に、改善策の見直しを 実施してきた。 

苦情とご意見については、法人内で委嘱した第三者委員(法人監事・評議員)

による聴き取り調査を定期的に実施した。 

(17)

  16

利用者からの苦情・ご意見については、随時苦情解決責任者が、苦情解決担 当者からの報告または直接聴き取りを行い、解決に向けた対応策を検討し改善 するようにしてきた。利用者へは、改善方法をご説明して理解して戴けるよう に努めた。 

職員による苦情・ご意見の聴き取り調査を毎月行い、苦情解決責任者が苦情 解決担当者と共に迅速に対応し解決するように努めてきた。利用者全員参加の もと月末に開催した懇談会において、苦情・ご意見に対しての改善内容につい ての顛末を報告すると共に理解を求められるように努めた。 

   

事故・インシデント報告、苦情(ご意見)の件数   

件数 

 

 

                       

10

0 3

8

4 2 5 6 6

4 2 4

12

6 3

8 25

9

21 19

28 26

23 29

5 4 3 6 6 5 4 4 6

4 6 5

0 5 10 15 20 25 30 35

事故

インシデント 苦情(意見)

(18)

  17

職員の状況   

曙光園職員入退職 

曙光園全体の推移       ※()囲みは派遣職員、[]囲みは常勤雇用への切り替えによるもの 

年月  入職職員  退職職員  職員数 

常勤  非常勤  常勤  非常勤 常勤  非常勤 合計  常勤率(%)

4月  4  1  1    26  26  52  50.0 

5月    2(1)    2  25  26(1) 52  48.1 

6月    2      25  28(1) 54  46.3 

7月  1  1    2(1) 26  27(1) 54  48.2 

8月    2    2  26  28  54  48.2 

9月  1  2  1  2  26  26  52  50.0 

10月    1  1  [1]  25  26  51  49.0 

11月  [1]        26  25  51  50.9 

12月        1  26  24  50  52.0 

1月      1    25  24  49  51.0 

2月    1  1    24  25  49  48.9 

3月          24  25  49  48.9 

   

各部署の入職・退職者数      (単位:人数)   

 

     

12

2 2 3

5

2 4 4

02 4 68 1012 14

入職 退職

(19)

  18

曙光園職員健康診断   

実施月  人数   

5 月  28  ・5 月〜6 月にかけて、要件を満たす職員 35 名に対し定期 健康診断を実施。 

・11 月には、夜勤に就業する職員 16 名に健康診断を実施。 

6 月  7  11 月  16 

   

曙光園職員個人面談 

職員に対し、2012 年度(2013 年 3 月)に引き続き 11 月、2 月、各部署 において上長による個人面談を実施。 

前年度の個人面談で職員が上長の指導を受けつつ 2013 年度の業務上の目標 と個人目標を定め、2 月の個人面談でその到達状況の確認と次年度の目標を設 定した。 

 

曙光園各会議 

施設運営向上のため、以下の各会議を実施した。 

① 職員会議(全体会議)月 1 回    ⑤アクティビティ会議  月 1 回 

② 個別支援計画会議  随時    ⑥環境美化会議  月 1 回 

③ 生活支援部会議  月 2 回    ⑦サービス向上委員会  月 1 回 

④ 事故防止委員会  月 1 回    ⑧給食会議  月 1 回 

(20)

  19

職員研修   

  施設内研修として、全体研修(月 1 回)、リーダー研修(月 1 回)、次世代研 修(月 1 回)、中堅職員研修(3 ヶ月に 1 回)、ほがらか研修(2 ヶ月に 1 回)

を実施した。 

外部研修に参加する職員は、必ず事前レポート(「この研修で学びたいこと」

「講師に質問してみたいこと」等)と事後レポート(「この研修で学んだこと」

「日常の業務にどう生かすか」等)を提出している。この提出されたレポート については、曙光園事務所における閲覧を可能とし、知識・情報の共有に努め ている。 

  2013 年度は新たな取組として OJT(On-the-Job Training)を実施した。

曙光園生活支援部の職員を中心に 5 つのグループを組んで 15 のテーマを取り 上げ、2 ヶ月の期間で 1 テーマに取り組むこととした。各グループで研究を進 めた成果についての発表会を、1 月〜3 月に実施した。 

また、自主勉強会を年度の途中よりおよそ月 1 回のペースで実施し、参加は 各職員の勤務時間外において任意とした。参加者の提案するテーマについて自 由に討議する時間を持った。 

2013 年度の職員研修は、福祉・介護分野を担う人材の量的確保と資質向上 という喫緊の課題に向かうことのできる内容を、各職員に提供できたものと考 えている。 

 

  なお、施設内研修、外部研修、OJT、自主勉強会の各実施日、および内容等 は以下の通りである。 

   

施設内研修   

日付  テーマ  講師  内容  参加人数

4月1日  および  4月2日 

新入職員研修 

(新卒・生活支援部) 

相良眞紀子  理事長他 

 

新入職員に対する研修。法人 の理念・支援技術の基礎・組 織人としての心構えを学ぶ。 

4月12日  次世代研修  相良眞紀子  理事長 

「サービスを超える瞬間」  7 

4月22日  リーダー研修  佐久間寿美江氏

(株式会社研修屋) 

各部リーダー毎の個別面談  7 

(21)

  20 4月27日  全体研修  金井ひろみ氏 

(元  東京ディズニー リゾート  エリアマ ネージャ) 

ディズニーランドにおけるお もてなしの基本理念 

25 

5月14日  ほがらか研修  小野寺和子  曙光園施設長 

「仕事をしていて嬉しかった こと」 

5月17日  次世代研修  相良眞紀子  理事長 

敬語の使い方についてロール プレイ 

「心の知能指数」(EQ) 

5月20日  リーダー研修  佐久間寿美江氏

(株式会社研修屋) 

各部リーダー毎の個別面談  7 

5月25日  管理世代研修  相良眞紀子  理事長 

「サービスを超える瞬間」他  11 

5月25日  全体研修  美月めぐみ氏 

(演劇結社  ばっかりばっかり)

共に楽しむエンターテインメ ントを目指して 

34 

6月21日  次世代研修  相良眞紀子  理事長 

心の持ち方・職員個々の成長  (18年前の施設内研修から)  自己コントロール 

6月27日   

リーダー研修  佐久間寿美江氏

(株式会社研修屋) 

自分を知る、相手を知る 

「NLP代表システム」 

6月29日   

全体研修  碇由美子氏 

(産業カウンセラー) 

私とあなたのメンタルヘルス  25 

7月9日  ほがらか研修  小野寺和子  曙光園施設長 

「『福祉』ってなんだろう?」  6 

7月19日   

次世代研修  相良眞紀子 

理事長 

「あなたでよかった」と言わ れる人になるには 

7月25日   

リーダー研修  佐久間寿美江氏

(株式会社研修屋) 

各部リーダー毎の個別面談  7 

7月27日  および  8月24日 

全体研修  碇由美子氏 

(産業カウンセラー) 

“あなたもわたしも幸せにな る”コミュニケーション 

(同内容を別日程で実施) 

14(7月27日)

  11(8月24日)

(22)

  21 8月16日 

 

次世代研修  安永陽子氏 

(ビジネスマナー講師)

基本マナーを振り返る 

(電話応対などのロールプレイ) 

8月22日   

リーダー研修  佐久間寿美江氏

(株式会社研修屋) 

自分を知る、相手を知る 

「エニアグラム」 

8月24日   

管理世代研修  安永陽子氏 

(ビジネスマナー講師)

基本マナーを振り返る 

(電話応対などのロールプレイ) 

10 

9月10日  ほがらか研修  小野寺和子  曙光園施設長 

「仕事と健康管理」  5 

9月20日   

次世代研修  相良眞紀子 

理事長 

「あなたでよかった」と言わ れる人になるには(続) 

9月26日   

リーダー研修  佐久間寿美江氏

(株式会社研修屋) 

各部リーダー毎の個別面談  7 

9月28日  全体研修  碇由美子氏 

(産業カウンセラー) 

障害者と高齢者の真理を理解 する  〜おもてなしのプロを めざして〜 

28 

10月18日  次世代研修  相良眞紀子  理事長 

後輩(新入職員)に伝えてい く必要のある、「職員のある べき姿」とは 

10月24日  リーダー研修  佐久間寿美江氏

(株式会社研修屋) 

各部リーダー毎の個別面談  7 

10月26日  および  12月28日 

全体研修  碇由美子氏 

(産業カウンセラー) 

自分の気持ちを伝える 

(同内容を別日程で実施) 

9(10月26日)

  20(12月28日)

11月12日  ほがらか研修  小野寺和子  曙光園施設長 

「エニアグラムで自分のタイ プを知ろう」 

11月15日  次世代研修  相良眞紀子  理事長 

後輩(新入職員)に伝えてい く必要のある、「職員のある べき姿」とは(続) 

(23)

  22

11月21日  リーダー研修  佐久間寿美江氏

(株式会社研修屋) 

各部リーダー毎の個別面談  7 

11月23日  全体研修  坂東潤氏 

(致知出版社)

人間力を高める(致知出版社 の定期刊行物「致知」を事前 に読み、内容についてグルー プディスカッションを行う) 

26 

12月20日     

次世代研修  安里芳樹 

(法人評議員) 

他 

法人事業多角化構想について 

(先駆的な事業体の事例につ いて学ぶ) 

12月26日  リーダー研修  佐久間寿美江氏

(株式会社研修屋) 

コーチング実践  7 

1月11日     

特別全体研修  大谷由里子氏 

(志縁塾) 

人の心のつかみ方   

〜吉本流  体験的仕事の極意〜   

「きばらんかい!福祉人!」 

30 

1月14日  ほがらか研修  小野寺和子  曙光園施設長 

「今年の目標」  7 

1月14日  福祉・介護人材キャリア パス支援事業研修 

山本由紀氏 

(上智社会福祉 

    専門学校) 

精神  〜精神疾患・障害〜  10 

1月17日   

次世代研修  相良眞紀子 

理事長 

自分の長所について  6 

1月23日  リーダー研修  佐久間寿美江氏

(株式会社研修屋) 

各部リーダー毎の個別面談  7 

1月25日  および  2月22日 

全体研修  佐久間寿美江氏

(株式会社研修屋) 

障害者支援のマナー 

(同内容を別日程で実施) 

24(1月25日)

  10(2月22日)

2月20日     

リーダー研修  佐久間寿美江氏

(株式会社研修屋) 

各部リーダー毎の個別面談  7 

2月21日     

次世代研修  安永陽子氏 

(ビジネスマナー 講師) 

基本マナーを振り返る 

(来客応対などのロールプレイ) 

(24)

  23 2月22日 

   

管理世代研修  安永陽子氏 

(ビジネスマナー 講師) 

基本マナーを振り返る 

(来客応対などのロールプレイ) 

3月5日  福祉・介護人材キャリア パス支援事業研修 

西方規恵氏 

(白梅学園大学)

からだを壊さないための介護 実践 

3月11日  ほがらか研修  小野寺和子  曙光園施設長 

「仕事に関する心構え」  7 

3月21日  次世代研修  相良眞紀子  理事長 

社会人マナーについて  6 

3月27日  リーダー研修  佐久間寿美江氏

(株式会社研修屋) 

各部リーダー毎の個別面談  7 

3月30日  全体研修  中下大樹氏 

(真宗大谷派祐光寺)

2,000人の生と死に立ち会っ て見えてきたこと 

26 

※参加人数の中には、研修ビデオ学習による参加も含む 

 

外部研修 

 

日付  主催  内容  参加 

人数  4月23日、24日 

5月28日、29日 

東京都社会福祉協議会  福祉職員職務階層別研修  新任職員研修A  新卒者コース 

5月9日、10日  6月5日、6日 

東京都社会福祉協議会  福祉職員職務階層別研修  新任職員研修B  既卒者コース 

6月18日、19日  東京都社会福祉協議会  福祉職員職務階層別研修  中堅職員研修 

5月25日  東京都社会福祉協議会  実践!ボランティア・コーディネート   

〜入門編〜 

8月1日、2日  日本てんかん協会  東京都支部 

第18回てんかん援助セミナー  3 

5月21日  ホシザキ東京株式会社  集団給食施設でのスチームコンベクション 調理と衛生管理 

6月21日、22日、26日、 

27日、7月9日、10日 

東京都心身障害者福祉セン ター 

東京都相談支援従事者初任者研修(相談支 援従事者初任者・サービス管理責任者) 

(25)

  24 9月13日 

10月4日  11月1日 

東京都福祉保健局  平成25年度 

社会福祉事業者人権研修【I】 

7月31日、 

8月7日、21日、 

  25日、9月4日 

小平市社会福祉協議会  地域活動で生かす  災害ボランティア講座 

7月31日  東京都多摩小平保健所  栄養管理講習会  〜食べる機能に適した食 形態の提案〜 

7月11日  東京都社会福祉協議会  支援現場におけるメンタルヘルス  1 

7月11日  東京都福祉保健局  短期入所事業者向け研修会(リスクマネジ メントについての講演、基準および報酬の 説明、その他情報提供・事務連絡等) 

11月27日  東京都社会福祉協議会  指導的職員研修(職場リーダーの役割・行 動を学ぶ) 

10月9日  東京都多摩小平保健所  摂食と嚥下の機能評価  1 

11月18日  東京都社会福祉協議会  支援現場における虐待防止の取り組み  2  10月3日、17日、 

11月18日 

NPO法人  福祉経営ネット ワーク 

職場リーダーに求められるマネジメントの 実践 

9月11日  全国社会福祉協議会  日本 福祉施設士会 

福祉施設における地震災害対策の新しいカ タチ 

8月26日  東京都社会福祉協議会  東京都福祉人材センター 

組織を支える人材の定着と育成について  1 

10月25日  東京都社会福祉協議会  東京都青年経営者会  施設見学  1  10月18日、22日  東京都社会福祉協議会  社会福祉法人・施設会計実務研修会(新社

会福祉法人会計基準への移行研修) 

9月30日  東京都社会福祉協議会  地域に根ざす中間支援スタッフのための支 援力アップ塾(中間支援組織のマネジメン ト) 

11月30日  東京都多摩障害者スポーツ センター 

スポーツリーダー養成のためのフォローア ップ講習会 

11月21日  東京都社会福祉協議会  社会福祉施設等ボランティア・コーディネ ーター研究協議会 

12月4日、5日、 

    10日、11日 

東京都介護福祉士会  介護福祉士養成実習施設実習指導者特別研 修 

(26)

  25 12月2日  東京都社会福祉協議会 

東京都福祉人材センター 

採用力アップのための「魅力」と「らしさ」

の伝え方 

2月26日、27日  東京都心身障害者福祉セン ター 

平成25年度第2回東京都サービス管理責 任者研修・東京都児童発達支援管理責任者 研修 

2月3日、4日  東京都社会福祉協議会  福祉職員職務階層別研修    管理職員研修 

2月6日、7日  関東甲信越ブロック青年経 営者会、群馬県社会福祉法 人経営青年会 

関東甲信越ブロック青年経営者会        総会・研修会 

3月15日  東京都介護福祉士会  シーティングとリフト活用研修会  2  1月18日  東京都発達障害者支援セン

ター(TOSCA) 

地域における支援の担い手に係る課題  1 

2月15日  東京都発達障害者支援セン ター(TOSCA) 

発達障害の「診断」について 

〜何のために「診断」をするのか〜 

2月24日  東京都社会福祉協議会  平成25年度  福祉事業者による権利擁護・

苦情対応研修(精神症状のある利用者等へ の苦情対応) 

2月20日、21日  東京都社会福祉協議会  福祉職員職務階層別研修 

「チームリーダー研修」モデル研修 

2月18日  東京都社会福祉協議会  障害児者施設におけるBCP研修会  1  2月27日  東京都社会福祉協議会  平成25年度第5回社会福祉法人役員研修

会(フォローアップ研修) 

2月21日  東京都社会福祉協議会  東京都青年経営者会  平成25年度  セミナーII 

2月19日  UBMメディア(株)  メディケアフーズ展2014  1  2月14日  東京都社会福祉事業団  事例発表会(障害者(児)施設) 

〜知的障害者等の意思決定支援〜 

3月7日  東京都社会福祉協議会  平成25年度福祉業界合同採用試験  内定者研修会 

3月17日  公益財団法人  東京都福祉 保健財団 

社会福祉施設における組織マネジメント講 習会 

     

(27)

  26

OJT     

グル

ープ  テーマおよび発表日 

No.1  自立(自律)への  取り組み(1 月 7 日) 

利用者の日中活動 

(1 月 25 日) 

認定調査・認定区分・ 

報酬(3 月 4 日) 

 

No.2  ケース記録の良い  書き方(1 月 7 日) 

てんかん発作について 

(2 月 4 日) 

障害者の就労支援 

(3 月 4 日) 

 

No.3  高次脳機能障害 

(1 月 11 日) 

地域移行について 

(2 月 4 日) 

紙オムツの当て方 

(2 月 22 日) 

 

No.4  利用者のトラブル  対処法(1 月 25 日) 

曙光園の利用者も興味を 持って参加されるレクリ エーション(2 月 8 日)

廃用症候群の原因、予防、

対応方法(2 月 22 日) 

地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ

(3 月 29 日) 

No.5  利用者の日常の排泄状況

(日中及び夜間帯)統計 的把握(1 月 25 日) 

認知症の原因・予防・ 

対応方法(2 月 8 日) 

第三者評価(3 月 8 日)   

   

自主勉強会   

日付  内容  参加 

人数  6月14日  自主勉強会全体のガイドラインについて、および配布資料による討論。「どの

職種でも聞く力が大切」「てんかん発作時の対応」 

7月20日  配布資料による討論。「帯状疱疹」「腱鞘炎」、およびフリートーク  5 

8月12日  配布資料の内容に基づく討論。「楽しそうな笑顔を求めて」「消費増税対応  介 護報酬に上乗せ」「おもてなしの心で」 

10月31日  配布資料の内容に基づく討論。「人権・権利擁護」  4 

11月6日  配布資料の内容に基づく討論。「障害者の相談支援体系」「知的障害・精神障 害をお持ちの方と接するにあたって気をつけるべきこと」 

12月8日  配布資料の内容に基づく討論。「障害者虐待1391件」「グループホーム一元 化」 

 

(28)

  27

2.

 

生活支援部 

 

部長  豊島秀雄   

2013 年度の事業計画においては、特に以下を大きな目標として掲げた。 

1. 生活支援員個々の身体介護業務の技量アップ  2. 居住環境の整備、ホーン(Horn)コール対応の整備  3. 利用者個々の状態変化の把握(転倒、誤嚥等の防止) 

4. 安全な生活を送るための支援の実施   

1  の技量アップについて 

2013 年度は生活支援部職員の離職率が下がったことと、2012 年度に引き 続きボディメカニクスの知識について外部講師を招聘し介護技術実践の講習会 を実施できたことを特筆したい。各職員が曙光園での職歴を重ね、研鑽を積む ことで、個々の技量アップにつなげることができたのではないかと考えている。 

2  の居住環境の整備について 

利用者に衛生的で明るい生活空間を提供するため、シーツ交換・居室清掃、

居室タオル交換・保湿タオル設置、施設全般の清掃及び営繕を定期的に実施し た。また、季節毎の衣類や寝具の入れ替え等を実施した。支援度の高い利用者 には、ホーンコール対応を行ったが、ホーンの機械の故障が確認された場合、

すみやかに業者による修理対応を実施し、修理までの間代替え機を稼働させる 等の、漏れがない支援体制を整えた。 

3  の利用者個々の状態変化の把握、および 

4  の安全な生活をおくるための支援の実施について 

生活支援部会議、および事故防止委員会を定期的に開催し、特に転倒等の事 故が多く見られた利用者について重点的に検討を重ねた。転倒、誤嚥等の事故 防止について効果を上げることができた。 

 

曙光園が障害者支援施設として提供している「生活介護」「自立訓練(機能訓 練)」「施設入所支援」の各サービスについて、2012 年度までと同様、利用者 毎に各部と連携し、個別支援計画を作成し、これに沿ってサービスを提供した。 

 

生活介護 

利用者個々のニーズに配慮しながら、創作活動などの日中活動を提供するこ とにより、人との触れ合いや関わりを持ち、利用者のメリハリのある日常を支

(29)

  28

援した。 

 

自立訓練(機能訓練) 

  定められた訓練期間に自立に向けた相談支援、リハビリテーションを提供し た。利用者自身が地域で暮らすことへの安心感を高める支援を行った。利用者 自身が具体的な地域生活・社会生活を営めるよう、実地の調査・選定までを利 用者自身で行えるよう支援した。 

 

施設入所支援 

  個々の利用者の特性に合わせ、適切な生活リズムを保ちながら、充実した余 暇が自主的に行えるよう夜間生活を支援した。 

 

また、各サービス共通の事項として、以下の支援を実施した。 

 

日常生活 

食事、睡眠、排泄、入浴、保清、整容、更衣、掃除、洗濯など。日常生活の 支援では、各利用者の日常生活動作(activities  of  daily  living:ADL)に合 わせて、利用者自身で出来ることが減らないよう支援を実施した。 

 

社会生活 

買い物、受診、金銭管理など。各利用者の必要に合わせた支援を行い、自己 選択、自己決定、自己責任といった自主性を損なうことのないよう配慮した。 

  余暇 

個人の嗜好、行事、外出など。利用者の生活に潤いと充実をもたらすよう、

お花見、年忘れお楽しみ会等の年間行事、読書の日、俳句の日、習字の日等の クラブ活動、音で遊ぼう、歌の広場、童謡・唱歌の会等の各行事や、グループ 援助(外食、買い物等の個別援助)等を実施した。 

 

その他 

環境整備など。上記「2  の居住環境の整備について」を参照されたい。 

 

年間行事 

行事名  実施回数  平均参加人数 行事名  実施回数  平均参加人数 社会教養講座  3 回/日  7.7 名 ゲーム  2 回/週  5.9 名

散歩  6 回/週  3.3 名 健康吹き矢  1 回/週  9.5 名

(30)

  29

お茶の会  1 回/月  14.0 名 水書き書道 

(9 月まで)

1 回/週  3.1 名

カラオケ  2 回/週  6.4 名 習字の日  1 回/月  5.0 名 ちぎり絵  1 回/週 

(3 月より) 

9.0 名 さき織り  1 回/週  (3 月より) 

9.0 名

映画の日  1 回/月  24.1 名 読書の日  1 回/月  9.0 名 工作  1 回/週  3.8 名 俳句の日  1 回/月  4.9 名 歌の広場  1 回/月  18.9 名 美術の日  1 回/月  9.2 名 童謡・唱歌の会  1 回/月  14.0 名 音で遊ぼう  1 回/月  11.5 名 買い物代行支援  1 回/週

(12 月より) 

17.9 名 日曜ドライブ 2 回/月 

(2 月より) 

4.3 名

外出支援 

(グループ援助) 

1 回/2 ヶ月  17.3 名 ドッグセラピー 1 回/2 ヶ月  20.5 名

理容  4 回/月  3.5 名 ドライブ 

(多摩湖周遊)

1 回/年  24.0 名

美容  1 回/2 ヶ月  5.8 名 空手演舞  1 回/年  38.0 名 お花見  1 回/年  23.0 名 総合防災訓練  1 回/年  41.0 名 外部販売 

(菓子、青果等) 

2 回/月  13.3 名 インターネット

支援 

(日中随時)  67.0 名

買物の日  2 回/年  34.5 名 クリスマス朗読 会 

1 回/年  30.0 名

小平市障害者  作品展見学 

1 回/年  23.0 名 クリスマス  キャロリング 

1 回/年  31.0 名

開所記念日  1 回/年  48.0 名 納涼祭  1 回/年  43.0 名 ドライブ 

(北山公園) 

1 回/年  18.0 名 正月行事  1 回/年  51.0 名

初詣  1 回/年  15.0 名 ワークショップ 3 回/年  10.0 名 ビンゴゲーム 

大会 

1 回/年  41.0 名 曙光園まつり  1 回/年  45.0 名

ドライブ 

(多摩湖周遊) 

1 回/年  24.0 名 節分豆まき  1 回/年  48.0 名

東村山福祉園  音楽交流 

1 回 

(3 月より) 

6.0 名    

(31)

  30

3. リハビリテーション健康部  事業報告 

 

部長  山本光代   

2013 年度(平成 25 年度)4 月に、「障害者自立支援法」が、新たに難病が追加さ れ「障害者総合支援法」に改正された。障害者支援施設として、リハビリテーション健 康部も生活介護事業、自立訓練(機能訓練)事業に対応すべく施設基準、人員基準に従 い事業を実施した。利用者の障害特性や個々のニーズに則した質の高い、特色ある障害 者福祉サービス提供の推進を図るとともに地域移行に向けて、効率的かつ効果的な運営 を心掛けた。 

 

  看護部門では、利用者の高齢化に伴い、日常的に細やかな医療ケアが必要になってき ている。利用者の状態を常に把握できるよう週1回バイタルを測定し、健康管理に努め た。2013 年度は、特に支援部・機能訓練士と連携をとりあいながら事故防止に努め、

対策を強化した。また、インフルエンザやノロウィルス等感染症対策についても、早期 予防接種を実施し、併せて日常の手洗い・うがいの励行、マスク着用、施設内の清掃・

消毒、加湿等に努め、1 名インフルエンザに罹患したが、集団発生には至らなかった。 

     

リハビリテーションの充実 

  障害者基本法(昭和45年法律第84号)、障害者自立支援法(平成17年法律第1 23号)、障害者総合支援法(平成 25 年 4 月改正)のいずれにおいても、「自立」と

「社会参加」が強調されている。 

当施設においても法律の目的に沿うべく水準の高い機能訓練を提供し、利用者の意向 に沿って、生活機能・身体的機能の向上に努めた。また地域移行支援に向けての日常生 活上のリハビリにも、支援部・相談員と連携を密に、きめ細かく支援をした。 

 

リハビリ・医療・看護・栄養管理の総合的支援 

  リハビリテーション健康部の理念「専門職相互の情報交換を行い、協力関係の強化を 図り、専門職としての知識・技能を高め、利用者への支援に反映させることを目的とす る」に沿うべく運営を進めることができた。また、看護室に設置されたパソコンを活用 するなど、書面及びメールによる専門職員間の連絡体制が整い、施設内部・外部を問わ ず、個人情報保護に留意しつつ、医療保健専門職の情報共有・協力体制の一層の重充実 を図った。 

 

(32)

  31 健康管理・併存疾患・慢性疼痛等への対策 

  当施設利用者は、いわゆる「障害」のほかに、入所の時点で併存疾患を有するものが 多く、また、高齢化が進んでいることから、それら併存疾患・慢性疼痛等に対するケア・

管理の必要度が高まっている。2012 年度に引き続き、2013 年度も一般健康管理・

併存疾患・慢性疼痛への管理・対策を行った。 

 

定期健診・その他の検診 

年 1 回の胸部 X 線検査、及び、年 2 回の一般血液生化学検査・検尿を実施した。ま た、定期健診も実施した。2012 年度からの課題である各種がん検診を検討する他、

骨粗鬆症検診、歯科検診等も引き続き充実させる。 

 

身体計測 

  従来通り「身体計測」を月 1 回実施した。体脂肪率、腹囲等の計測は検討事項であ ったが、腹囲計測は年2回利用者全員に実施できた。また利用者の体重変化に伴い、調 理部・支援部と連携をとりながら食事量の調整、間食や食生活についての指導を強化し た。 

 

言語機能、摂食・嚥下機能、口腔衛生 

  言語聴覚士(ST)による、言語、摂食・嚥下機能、口腔衛生各領域のケア・リハビ リをすすめた。また、訪問歯科による嚥下・内視鏡検査を実施し、指導のもと嚥下障害 による食形態・嚥下訓練など、調理部・生活支援部と連携の上、きめ細かく対応するこ とができた。 

 

転倒予防・事故防止対策・安全管理 

  職員の努力により、転倒による骨折事故が少なくなってきたが、依然として転倒事故 が起きている。引き続き、生活支援部・機能訓練専門職と協力のもと、事故防止委員会 を中心に転倒予防・事故防止対策を重点課題とする。 

 

車椅子・装具の適正使用 

  車椅子・各種装具の適正使用に努めた。 

 

衛生管理・感染症対策・予防接種 

  生活支援部とも協力の上、生活環境衛生の向上に努めた。また、白癬症対策を継続実 施した。 

例年通りインフルエンザウィルスワクチン予防接種を実施した。 

 

参照

関連したドキュメント

燃料・火力事業等では、JERA の企業価値向上に向け株主としてのガバナンスをよ り一層効果的なものとするとともに、2023 年度に年間 1,000 億円以上の

当初申請時において計画されている(又は基準年度より後の年度において既に実施さ

北区無電柱化推進計画の対象期間は、平成 31 年(2019 年)度を初年度 とし、2028 年度までの 10

平成 28(2016)年 5 ⽉には「地球温暖化対策計画」が閣議決定され、中期⽬標として「2030 年度に おいて、2013

「PTA聖書を学ぶ会」の通常例会の出席者数の平均は 2011 年度は 43 名、2012 年度は 61 名、そして 2013 年度は 79

2011 (平成 23 )年度、 2013 (平成 25 )年度及び 2014 (平成 26 )年度には、 VOC

◆は KAAT Dance Series 2019. 開催予定日 会場 公演名

これらの状況を踏まえて平成 30 年度に策定した「経営計画」 ・