第5学年1組
関連型道徳学習指導案
指導者 ○○ ○○ 1 主題名 『自分をもっと好きになろう』 資料名 「『自分の長所』と言われても」(東京書籍) 高1-(6) 2 関連型学習指導設定の理由 ○本関連的指導における「個性の伸長」とは,自分 ○本学級の子ども達は,自分の好きなことや得意な の長所は他の人と比べるものではなく人それぞれ ことに熱中して取り組んだり,国語の学習でその であることを理解し,それを自分なりに伸ばして ことを全体の前で発表したりしており,それぞれ いこうとすることである。 自分のよさについてある程度把握することはでき ○せっかくもっている自分のよさを,他の人と比べ ている。 てしまい長所としてとらえることができないこと ○子ども達は,自分のよさを他の人と比べてしまい, がある。自分の長所は他の人と比べるものではな 自分の長所としてとらえていなかったり,逆に短 く,人それぞれであることを理解し,それを自分 所としてとらえてしまったりしており,自分の長 なりに伸ばしていこうとする心情を育てる学習が 所を正しく知りそれを伸ばしていこうとする主体 大切である。 的な姿にまでは高まっていない。 3 感動体験を強める関連型学習指導 事 前 学 習 活 動 事 後 学 習 活 動 学級活動(2)「ぼくのわたしの悩み」 配時① 総合的な学習の時間「学芸会」・朝の活動 配時⑰ 学習活動 教師の手だて 学習活動 教師の手だて ○日常生活や学級での生活 ※心のノートに書いた ○学芸会に向かって練習や ※自分の長所を生かす を振り返り,自分の長所 自分自身についての 準備をしていく中で,自 ために,学芸会で自 を出し合い,それを長所 ことを振り返らせる 分の長所を生かし積極的 分が頑張りたいこと ととらえる理由について ことで長所について に活動していくことで, をその理由とともに 話し合い自信を深める。 考えさせ,「個性の伸 自分らしさを実感し達成 作文に書かせる。 ・いつも兄弟の面倒を見て 長」についての課題 感を味わう。 ※第2学期の終わりに, ほめられるので,自分の 意識をもたせる。 ・今まではピアノは他の子 自分らしさが発揮で 長所は面倒見のいいとこ ※自分の長所だけでな の方が上手だと思ってい きたかどうかを作文 ろだと思う。 く,友達の長所も理 たから立候補できなかっ に書かせ,長所につ ・友達から私の長所はピア 由とともに作文に書 たけれど,せっかくだか いての考えを評価で ノが上手なことと言われ かせる。 ら挑戦してみよう。 きるようにする。 たけれど本当にそうかな。 要 と な る 道 徳 の 時 間 〈活動を通しての考え方A〉 ○資料「『自分の長所』と言われても」 ・自分の長所は他の人と比 ・字が丁寧なところ。 をもとに,個性の伸長の価値につい べなくていいんだ。長所 ・計算が得意なところ。 て話し合う。 は人それぞれにあるんだ ・速く泳げるところ。 ・自分の長所は,他の人と比べたら見 から,自分は自分の長所 つからないんだ。 を伸ばしていこう。 〈活動を通しての考え方B〉 ・自分の長所を人と比べたら,せっか ・今まで自分では長所と思 ・友達にはピアノが上手な く自分のよいところがあるのに自信 っていなかったことも, ことが長所と言われたけ がもてなくなってしまう。 他の人と比べなければ長 れど,本当にそうなのか ・長所は人それぞれなので,それが自 所と考えられるなあ。 な。 分らしいということだ。道徳的価値の焦点化
(道徳的課題)
見方・考え方の違い
(発揮の条件設定)
道徳的価値の発揮
発揮の内容・方法
道徳的課題道徳的価値の深まり
道徳的価値の付加・修正・強化4 要となる道徳の時間のねらい (1) 自分の長所は他人と比べるものではなく人それぞれであることを理解し,それを自分なりに伸ば していこうとする心情を育てる。 (2) 資料「『自分の長所』と言われても」をもとに,陽子の心情と自分の体験を重ねながら考え,友達 と話し合うことを通して,追求・把握できるようにする。 5 準 備 道徳ノート,心のノート,読み物資料の挿絵流れ図,かがやきファイル,関連学習活動表 6 学習指導過程 段階 学習活動 教師の手だて 1 学級活動(2)「ぼくのわたしの悩み」を想起し,自分の長所 ※学級活動(2)で行った自分の を出し合い,長所とは何かについてのめあてをもつ。 長所についての心のノートを振 り返らせ,理由とともに発表さ ○あなたの長所はどんなところですか。 せた後で,他の友達から見た長 所をいくつか提示することで, 〈活動を通しての考え方A〉 〈活動を通しての考え方B〉 自分の考える長所と友達から見 つ ・字が丁寧なところ。 ・友達にはピアノが上手なこ た長所のズレがあることをとら ・計算が得意なところ。 とが長所と言われたけど, えさせる。 な ・水泳で速く泳げるところ。 本当にそうなのかな。 ぐ ○長所とは人よりすぐれているところですか。 ※「長所とは人よりすぐれている ↓ ところですか。」と問い,自分 長所とはどんなことか考えよう。 の考え方のズレに気付かせ,め ・自分のよいところ あてを自分でつくらせる。 ・自分が得意だと思っていること / 2 資料「『自分の長所』と言われても」をもとに,個性の伸長の 価値について話し合う。 ○どうして陽子は,自分の長所を発表することができなかったの でしょう。 深 ・自分のよさに自信がもてないから。 ・他の人と比べて特別によいわけではないから。 め ・自分がよいと思っているところは,他の人にもあるから。 る ◎陽子は母の話を聞いて,その夜どんなことを考えたでしょう。 ※陽子が母と話し合ったことをも ・ (どうして長所は人と比べない方がいいのでしょうか) とに,その夜一人で長所につい ・自分の長所は,他の人と比べたら見つからないんだ。 て考える陽子の心情を考えさせ 見 ・他の人が自分より上手でも,自分がよさと思っているならば, る。 それが長所になる。 ※補助発問をすることで子ども達 つ ・自分の長所を人と比べたら,せっかく自分のよいところがある の考えを揺さぶり,小集団での のに自信がもてなくなってしまう。 話し合いの必要性をもたせる。 め ・長所は人それぞれなので,それが自分らしいということだ。 ※補助発問→小集団での話し合い →全体での話し合いを仕組むこ る とで,自分の考えを付加・修正 ・強化することがきるようにす る。 ○長所とはどんなことですか。 ※めあてをふり返り,「はじめの ・はじめは,長所とは自分が得意だと思っていることだと考えて 考え」と比較しながら「学習後 いたけれど,学習後には,自分のよさを人と比べずに自分がよ の考え」を書かせることで,自 いと思っていることがそのまま自分の長所になるんだという考 分の価値に関するとらえ方の変 えに変わりました。それが自分らしさになるのだと思います。 容と成長に気付かせる。 自分のよさを人と比べずにそのままとらえること。 / あ 3 自分らしさについて書かれた詩を読み,追求した価値を今後の ※自分らしさについて書かれた詩 た 生活に生かそうとする意欲を高める。 を読み聞かせ,他の人と比べな た ・今まで自分では長所と思っていなかったところも,他の人と比 ければ今まで短所と考えていた め べなければ長所と考えられるなあ。 ところも長所になることを考え る させ,実践への意欲付けを図る。