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「伝えあう」ということ

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Academic year: 2021

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第3・4学年 国語科学習指導案

指導者 ○○ ○○ 1 単元名 調べて発表しよう 2 教材名 「伝え合う」ということ 3 指導観 〈このような子どもを〉 今までに 3・4 年生は、「大事なことを落とさ ず話したり聞いたりしよう」において、自分が伝 えたいことの大事なことを筋道を立てて話すこ とを学んだ。その中で、「聞き取りメモの取り方」 を学び、メモは、短く,箇条書きに書けるように なってきた。 しかし、次の課題がある。 ○ 自分が関心のある事柄の中から、話題を選 び、伝えたいことをまとめようとするが、何を 中心にまとめるとよいかが分からず、途中で計 画を変更することがある。 ○ 自分が調べたことについて、伝えたいことを 明確にして話したり、常体と敬体の言葉遣いに 気をつけて話したりすることは苦手である。 ○ 話の要点を聞き落とさないようにメモしよ うとするが、聞き取ったことのよさを見つけた り、自分の考えに生かしたりすることは不十分 である。 〈このような題材で〉 本単元は、音声、文字等の伝達方法について、 自分が伝えたい「伝達方法(手紙、電話等)」を決 め、その特長を調べ、聞き手に分かりやすいよ うにポスターにまとめたり、発表の仕方を考え たりして、5,6年生に「ポスター発表会」を することをねらいとしている。 本単元には、次のよさがある。 ○ 「ポスター発表会」をすることで、伝達方 法の特長について意欲的に調べ、発表しよう という意識を連続させることができる。 ○ 話し手は、知らせたいことの中心・伝達方 法の特長が分かるように理由や事例をあげ て発表することや、丁寧な言葉遣いで相手を 見て、間をとって話す力を身につけることが できる。 ○ 聞き手は話の組み立て方・中心(特長)を聞 き取る力や、自分の感想をもつ力を身につけ ることができる。 〈このような手立てで〉 つかむ段階では、「ファックス」についての教師のポスター発表を聞いて、伝達する内容、伝え方の感 想を出させることで学習のイメージをもたせると共に自分たちも「~を調べたい」「発表したい」という 学習意欲をもたせる。さらにリード文や教材文をもとにどんな発表会をしたいか、だれに伝えたいかを話 し合わせることで、「5・6年生に伝達方法について調べたことでポスター発表会をしよう。」という単 元全体のめあてをもたせる。 ふかめる段階では、自分が調べたいこと(手紙、電話等)を決めさせ、どんなことを調べるのか(便利な こと、不便なこと)を明確にさせ、学習計画を立てさせる。次に計画に沿って調べ活動ができるようにイ ンタビューメモを作成し、取材や資料を集めさせる。そして、調べて分かったことをもとに、ポスター構 成シートを作って、ポスターや発表原稿を書かせる。さらに、発表練習では、聞く観点を決め、グループ 別に発表の仕方を見ながらアドバイスし合い、発表内容と発表の仕方について改善点を見つけさせる。 いかす段階では、学習の成果を生かして、5・6年生を招いて全体発表をする。そして、自分たちの発 表内容や方法について評価をしてもらうことで成就感を味わわせる。 〈このような子どもに〉 ○ さまざまな伝え合いの方法について課題をもち、進んでその特長について調べ、聞き手に分かりやす く伝えることができる。 (関心・意欲・態度) ○ クラスの友達に知らせたいことの中心をはっきりさせて筋道立てて話す。 (話す) ○ 話の中心に気をつけて聞き、自分の感想をまとめる。 (聞く) ○ 講堂内、クラス内など状況に応じて適切な音量や速さで話す。 (言語事項)

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4 本単元の評価規準 関心・意欲・態度 話す・聞く能力 言語事項 ○ 伝 達方 法に つい てテー マを決め、資料を見つける。 ○調べたことを構成メモ や発表メモに書き、ポスタ ーにして発表する。 ○クラスの友達に伝えたいこと の中心が分かるように話の構成 にそって話すことができる。 ○話の中心をメモし、話に題名 をつけることができる。 ○発表の場の広さや聞き手の人数に応じて適切 な音量で話すことができる。 ○間を空けて話したり、図や写真などの資料を指 し示したり、状況に応じて適切な速さで話すこと ができる。 ○相手に応じて丁寧な言葉で話すことができる。 5 単元指導計画(総授業時数 13時間) 段階 時数 主な学習活動 教師の具体的な支援 評価規準・方法 つ か む ① 1 身の回りの伝達手段について出し 合い関心を持つ。 ・文字 ・音声 ・その他 2 「ファックス」について教師のポス ター発表を聞いて伝達する内容、伝え 方について感想を話し合う。 3 これから学習したいことを話し合 い、単元全体のめあてをもつ。 4 大まかな学習計画を立てる。 5 学習を振り返り、まとめをする。 ○ 日常生活で自分の気持ちや考えをどんな方法 で伝え合っているか出し合い、いろいろな伝達 方法があることに気づかせる。 ○ 伝達方法の何を伝えているか(便利さ・不便さ 等)どのような方法でまとめているか。(見出し・ 写真等)発表の仕方はどうかについて感想を出 させる。そして、学習のイメージをもたせてい くことで、「自分もやってみたい」という意欲を もたせる。 ○ リード文・教材文・L4~7を読ませ、自分 はどんな発表をしたいか、だれに伝えたいか発 表させ、単元全体のめあてへとつなぐ。 ○ 学習計画を立てる ○自分が伝えた いことや伝えた い相手について 考えを書くこと ができたか。 【ワークシート】 ふ か め る ① 1 計画について話し合う。 2 自分が調べたい伝達方法を決め、計 画を立てる。 ①何について調べるか。 ②何の、どんなことについて調べるか。 ③どのようにして調べるか。 ④「いつ」調べるか。 ⑤発表のために、どのように記録する か。 ・写真、テープレコーダー、ビデオ 3 学習を振り返り、まとめをする。 ○ 必ず調べることを確認させておく。 ○ 写真は、どんなところを撮るか決めさせてお く。 ○ 取材メモは要点をまとめやすくするために、 付箋1枚に1つずつ書かせる。さらに、付箋は ポスターや発表原稿を作成するための柱に活用 させる。 ○ 大まかなポスターのイメージ図をつくらせる。 ○調べたい内容 や方法について ワークシートに 書くことができ たか。 【ワークシート】 ①調べることを決める ②調べる ③発表原稿を書く ④ポスターを書く ⑤発表練習をする ⑥ポスター発表会をする ⑦学習のまとめをする 必ず調べること ○便利なこと、不便なことは何か。 その他、参考になること ・どのような目的でつくられたか。 ・どんなしくみがあるか。 ・どのように使われているか。 「ファックスのよさ」ポスター発表を聞いて、感想を話し合おう。 身の回りから伝達方法を調べて、ポスター発表会をしよう。 自分が調べたい伝達方法を決め、学習計画を立てよう。

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1 自分の計画を確かめる。 2 決めた内容や方法に沿って調べる。 ・インタビューをし、取材メモをとる。 ・視聴覚機器で資料を収集する。 3 学習を振り返り、まとめをする。 ○ ポスターのイメージを確認させることで、実 地の調べ活動で、必要だと思われる資料をでき るだけ収集させる。 ○ ビデオ、デジタルカメラ等、視聴覚機器も活 用させ、具体的発表内容となるようにする。 ○ 調べる内容例を紹介することで、分からない ことやもっと調べたいことを焦点化させる。 ○取材メモを書 くことができた か。 【観察・聞き取りメモ】 ① 1 教科書の発表例を読む。 2 構成の仕方や量について話し合う。 ・基本的な組み立て ・分量 3 学習を振り返り、まとめをする。 ○ 教師のポスターや発表原稿を使って、「初め」 「中1」「中2」「まとめ」と言う構成になっ ていることに気づかせる。 ○ 教科書の発表例は、1分程度の発表になるこ とを知らせ、発表原稿の量を確認させる。 ○発表例の文を 段落に分け、段落 ごとに見出しを 書くことができ たか。 【ワークシート】 ③ 1 伝えたいことの中心(便利なこと、 不便なこと)をはっきりさせ、ポスタ ー構成シートを書く。 2 ポスター構成シートに沿って発表 原稿を書く。 3 学習を振り返り、まとめをする。 ○ 取材メモを分類・整理させ、構成シートに照 合させる。 ○便利なこと、不 便なことをはっ きりさせて、初 め・中・終わりの 簡単な組み立て で原稿を書けた か。 【発表原稿】 ② 1 資料の作り方について話し合う。 2 発表に必要な資料を作る。 3 学習を振り返り、まとめをする。 ○ 教師のポスターをもとに伝えたいことがよく 分かるようにするには、どんな資料がよいか考 えさせる。 ○ ポスター構成シートと照らし合わせながら、 写真や絵、図を中心に見出しや説明をつけたポ スターを作らせていく。 ○見出しをつけ、 図や写真を入れ てポスターを作 ったか。 【ポスター】 ① 1 聞き手によく伝わる発表のしかた を話し合う。 2 発表メモを書く。 3 分かりやすく発表するために気を つけることを確かめる。 4 学習を振り返り、まとめをする。 ○ 相手の方を見てはっきり話すことの大切さを 理解させるために発表の良い例、悪い例のビデ オ資料を提示する。 ○ 教科書の発表メモ例を見せる。そして、段落 ごとに見出しをつけたり、要点を書いたり、段 落の初めの部分を囲んだりする発表メモがある ことを知らせ、出だしと見出しが対応した発表 メモを書かせる。また、資料をどこで説明する か考えさせる。 ○ 教科書P82「たいせつ」を使って、ゆっくり、 はっきり話すこと、間をとって話すことを意識 させる。 ○発表メモを作 ったか。 【発表メモ】 計画にそって、自分の調べる伝達方法の便利なこと、不便なことを調べよう。 発表原稿の書き方を調べよう。 取材メモをもとに発表原稿を書こう。 ① 取材メモから、便利なこと、不便 なことに関するメモを取り出し、「中 1」「中2」を詳しく書く。 ② 「はじめ」「まとめ」を書く。 伝えたいことがよくわかるように資料を作ろう。 自分が一番伝えたいことがよく伝わる発表の仕方を考えよう。

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① 本 時 1 本時学習のめあてを確かめる。 2 聞き取りメモの取り方やアドバイ スの仕方について話し合う。 メモの取り方 ・前もって項目を書いておく ・記号などを工夫する ・短く書く 等 アドバイスの仕方 ・初めて知ったこと ・資料は分かりやすいか 等 3 グループで、互いの発表を見合う。 4 学習を振り返り、まとめをする。 ○ 聞き取りメモをとるときに大切なことを確認 させる。 ○ 「伝言はまちがえずに」で学習した「メモの取 り方」の資料を見せ、メモの取り方の工夫を思 い出さる。 ○ 調べたことを発表し、アドバイスをする。 ○ 友だちのアドバイスをもとに、自分の発表を 改善させる。 ○聞き手を見て、 間を取って話し ている。 【発表の様子】 ○発表内容と発 表の仕方につい てアドバイスで きたか。 【発表メモ】 い か す ① 1 発表のめあてを確かめ、ポスター発 表をする。 ・ 質問があれば、答える。 2 5・6年生の評価を聞く。 3 学習を振り返り、まとめをする。 ○ 今まで学習してきた発表の仕方をいかし、電 話や手紙などの伝達方法について、その便利さ などが伝わるように発表させる。 ○ 5・6年生に、発表内容や発表の仕方につい て感想をもらうことで、成就感をもたせる。 ○聞き手を見て、 間を取って話し ている。 【発表の様子】 ① 1 ポスター発表会を振り返り、感想を 書く。 2 感想を交流する。 3 学習を振り返り、まとめをする。 ○ 前時にもらった一言感想を読み直し、発表の 仕方はどうだったのか考えさせる。 ○ 「伝え合う」ことについての感想も入れるよ うにさせる。 ○ 伝達方法について、何が分かったか、どんな 話す力・聞く力がついたか発表させる。 ○友達の発表と 自分が調べたこ とや考えたこと を比べ、感想を発 表している。 【ワークシート】 6 本時 (1) 主眼 アドバイスカードを使って発表を聞き合う活動を通して、発表の仕方〔①発表内容(伝達方法の便利・ 不便なところ)②話し方(相手を見て話す、間をとって話す)〕について、改善点を見つけ、アドバイ スすることができる。 (2) 本時の着眼 ○ 前単元で作成した「メモの取り方」を振り返らせ、何を聞き取ればよいかを話し合わせれば、聞き 取る視点〔発表の仕方①発表内容(伝達方法の便利・不便なところ)②話し方(相手を見て話す、間 をとって話す)〕について観点をもつことができるであろう。《着眼3》 ○ 聞き取る視点をもとに聞き取ったことを簡潔にメモしたり、それをもとにアドバイスを書き込むア ドバイスカードを作成したりすれば、互いに発表を聞き合って、そのよさや改善点についてアドバイ スすることができるであろう。《着眼1》 (3) 準備 ・「メモの取り方」例の資料 ・アドバイスカード ・ふり返りカード ・ビデオカメラ ・各自の作ったポスター 聞き方の観点を考えて、発表の仕方を見合おう。 自分が調べた伝達方法について、5・6年生にポスター発表会をしよう。 ポスター発表会を振り返り、発表内容や発表の仕方、 「伝え合う」ことについて感想を書こう。

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(4) 展開 学 習 活 動 お も な 支 援 評価規準・方法 1 学習計画表をもとに本時学習のめ あてを確かめる。 2 聞き取りメモの取り方やアドバイ スの仕方について話し合う。 ① 聞き取る観点について話し合う。 ② アドバイスする内容について確 かめる。 3 グループで互いの発表を見合う。 ① 自分が調べたことについて発表 する。 ② 互いの発表を聞き合い、アドバイ スする。 4 発表の仕方、聞き方について振り返 る。 ○ 自分の改善点を発表する。 5 本時学習をまとめる。 6 次時学習について知る。 ○ 学習計画をもとに、本時の学習活動を確かめさ せる。 ○ アドバイスカード(聞き取りメモとアドバイス メモが書き込めるカード)を作成する。 ○ 聞いたことを素早く書くために、「伝言はまち がえずに」で学習した「メモの取り方」の資料を 見せ、メモの取り方の工夫を思い出させる。 ○ 聞き方の観点をはっきりさせるため、「聞き取 りメモの例」を見ながら、聞き取りメモをとると きの大切なことを確認させる。 ○ アドバイスは、技能面では「相手を見ている」 「間をとっている」内容面では「初めて知ったこ と」「感心したこと」「資料は分かりやすいか」 等を書かせる。 ○ 調べたことを発表し、アドバイスさせる。 ○ 早く終わった児童は、原稿・発表メモ・資料の 見直しに取りかからせる。 ○ 改善点を決められない児童や改善の仕方が分 かりにくい児童には、ビデオを見せながら確認さ せる。 ○ 振り返りカードに本時学習でがんばったこと を記入させ、次時の学習に意欲をもたせる。 ○ 次時は、5・6年生に発表することを確認させ る。 ○ 聞 き 手 を 見 て、間をとって 話したか。 【発言】 ○発表内容と発 表の仕方につい てアドバイスで きたか。 【発言】 めあて 聞き方の観点を考えて、発表の仕方を見合おう。 話が変わる時は、友達を見よ う。そして、「小見出しの言 葉」を言って、1・2と心の 中で数えながら話はじめよ う。 もっと電話の便利さ を伝えるために、手 紙と比較して内容を 付け加えよう。 アドバイスカード例

参照

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