(昭和39年9月10日受理)
若林正
濱本二郎
Job mix and nomogram
TadashiWakabayashi
JiroHamamoto
Sy皿opsis
This paper studies the nomograms of the concrete mix. With these nomograms, proportioning for the given strength and durability can l)e reduced to establishing first the necessary wate卜 cement ratio for the given strength, using any gradation giving adequate workability, and then finding the gradation of aggregate that will give a workable mix with a minimum of paste at the necessary watercement ratio. Next, the cement and water may be batched ill definite amounts, the amount of added water being corrected to compensate for water con− tained in, or absor|〕ed by, the aggregates・1.緒 言
コンクリート構造物は重要な構造物となる場合が多 いので技術の上からも経済上からも極めて深重な考慮 を要するものである。それでコンクリートの配合や施 工の良否はその強度、耐久性に影響する所極めて大き い。合理的なコンクリt−一トの設計はコンクリeト構造 物の要求する種々の性質を満足させてしかも経済的な コンクリートを得るものであるが、従来コンクリr−’ト はその配合に於て砂、砂利などの粒度其の他を考慮せ ず慣例によって1:2:4 1:3:6等とし使用水量は 只目分量によっている現場が甚だ少くない。これは水 セメント比と強度その他、骨材粒度水量スランプ等の コンクリrトの重要な性質を十分把握していないこと とコンクリートの配合設計に関する計算が煩雑なため これを敬遠し勝ちであったためであるかも知れない。 この計算が迅速に解ける様にし併せて計算のチェック にも便なるようにコンクリート配合に関してのノモグ ラムを製作研究した。ノモグラムの製作に当っては現 在の平均的現場を考えてあるが、基準として昭和31年 土木学会制定コンクリート標準示方書を参考にした。2.ノ毛グラムによるコンクリートの配合計算
第1図表 混合骨材の比重を求める図表 この図表は砂の比重、砂利の比重、砂:砂利の比を 知って混合骨材の比重を求めるものである。図表で は例として砂:砂利は1:2の場合を求めている。砂、. 砂利の比重はJISA 1109, JISA 1110によっている。 第2図表 コンクリートの体積計算図表 この図表は単位水量、単位セメント量、セメントの 比重、混合骨材の重量、混合骨材の比重(第1図表 参照)を知ってコンクリートの体積を求めるものであ・ る。①より②を求め③と結び、④より⑤を求め⑤より ②③に平行線を引き⑥を求める。 第3図表 水セメント比の決定 コンクリeトの水セメント比が耐久性と圧縮強度か ら決められる場合に使用するのであって、両者より求 められた水セメント比のうち小さい値の方を採用す る。aTはa28に適当な係数αをかけて割りました値と する。例えば無筋コンクリートで予想される変動係数が・2%のとき示旙99雑瀧しなレ・麟が舳とき
の割増し係数α=1.1よってσ・・=1.1×σ28(示方書26条 参照)。 第4図表 粗細骨材重量比を求める図表 コンクリPトの水セメント比、粗骨材の最大寸法、 砂の粗粒率を与えて適当な粗細骨材重量比を求める図 表である。図表では①と②を結びこれに平行に③を通昭和39年12月
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第15号
る直線を引き④が求める値である。 第5図表 スランプより使用水量(1m3当り)を求 める図表 コンクリtr・トのスランプと粗骨材の最大寸法より単 位水量を求める図表であって図表中①②を結び延長し て③を求める。 第6図表 骨材の含水量(又は吸水量)によるコン クリ・・ト水量の補正量を求める図表 砂の重量及び含水率、砂利の重量及び含水率が与え られたとき骨材の含水量によるコンクリeトの単位水 量の補正量を求める図表である。図表は(a)(b)(c), (d)(e)(f)より(9)を求めている。 第7図表 示方配合より現場配合への換算図表 示方配合が与えられたとき現場での使用骨材が表面 乾燥飽和状態になく又砂中に砂利の少量及び砂利中に 砂の少量が混合している場合、示方配合を現場配合に 直す必要がある。図表の使用法は①②より③を求め③ の値を④⑤に採り④⑤に平行に⑥より⑥⑦を求める。 ⑦⑧⑨を結ぶ現場粗骨材重量が求まる。⑨⑩⑪を結 ぶ。骨材現場配合容積が求まる。⑪⑫⑬を結べば含水 量が求まる。 第8図表 コンクリートの配合決定図表 水セメント比、単位水量、粗細骨材重量比、より単 位セメント量、単位砂量、単位砂利量を求めるのに使 う図表である。 第9図表コンクリートの水量スランプ等を求める 図表 使用法。図表に於て①②を結ぶ。①②に平行に③④。 ⑤⑥を結ぶ。④と⑦を結び⑧より使用水量が求まる。 第10図表現場に於ける細骨材の表面水量測定試験 に使用する図表 この試験は試料の比重が既知のとき便利であって、 試験方法は日本セメント技術協会出版コンクリートパ ンフレット第7号参照。図表で説明すれば、①②より ③を求め④③より⑤を得る。 第11図表 砂利、砂の重量と容積との換算図表 3.結 言 ここに収めたノモグラムはコンクリートの設計配合 にっいてすべての項目を含んでいるわけではなく、不 足している図表が多々あることであるが、我々が普通 の現場で行う計算は含んでいることと思う。又此等の 図表はコンクリr−’ト技術の発達と共に改訂される。し かし此等の図表は一応所期の目的を達したことと思わ れる。最后に貴重な体験及びコンクリt−一トパンフレッ ト第7号をお貸し下さった現場の方々に感謝致します。 智 :〆 、 、 組 粗 ・・テ貰
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