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第6章 実現方策 第2次狭山市水道ビジョン 狭山市公式ウェブサイト

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Academic year: 2018

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(1)

水 道 事 業 の 理 想 像 を 実 現 す る た め 、基 本 方 針 に 沿 っ て 実 現 方 策 を 掲 げ て 実 行 し て い き ま す 。

6. 1

実 現 方 策

実 現 方 策 は 、取 り 組 む 主 体 に 着 目 し 、内 部 的 な 調 整 を 経 て 実 施 で き る「 内 部 方 策 」、 対 外 的 な 連 携 に よ り 実 施 で き る 「 連 携 方 策 」 に 整 理 し ま し た 。

表 6- 1 実現方策

観点 基本方針 方策の↓類

( 0 ( 水源環境の保 全 連携方策

( 1 ( 適正な浄水処理の維持 内部方策

( 2 ( 更新基準に基づく施設更新 内部方策

( 3 ( 県・ 近隣事業体 との連携 連携方策

( 4 ( 重要施設の耐震化 内部方策

( 5 ( 災害対策の強化 内部方策

( 6 ( 危機管理対策の強化 連携方策

( 7 ( 料金制この最適化 内部方策

( 8 ( 資産管理の円用 内部方策

( 0 /( 人 材育成・ 組織力強化 内部方策

( 0 0 ( 発展的え域化の円用 連携方策

( 0 1 ( 官民連携事業の推進 連携方策

⑤ 利用者サー ビ スの充実 ( 0 2 ( 利用者との連携の促 進 連携方策

( 0 3 ( 環境対策 内部方策

( 0 4 ( 技術の向上 連携方策

実現方策

安全 ① 安全で良質な水の供 給

② 安定的な給水体 制の確立

強靭

③ 災害による被害の最小化 と迅速な復旧

持続

④ 経営基盤の強化

⑥ 環境保 全の推進

「 内 部 方 策 」

狭 山 市 の 努 力 の 継 続 と 挑 戦 で 取 り 組 み ま す

(2)

基 本 理 念 、理 想 像 、基 本 方 針 、実 現 方 策 に つ い て 、体 系 的 に 整 理 し た も の を 以 下 に 示 し ま す 。

基 本 理 レ   安 全 ・ 安 ボ な 水 の 安 定 供 給

理 想 像   安 全 で 安 ボ な 水 を い つ で も 供 給 し ま す

安 全   い つ で も 安 全 で 安 ボ な 水 道

基 本 方 針 ① 安 全 で 良 質 な 水 の 供 給 ( 0 ( 水 源 環 境 の 保 全

( 1 ( 適 正 な 浄 水 処 理 の 維 持

強 靭   災 害 に 強 い 水 道

基 本 方 針 ② 安 定 的 な 給 水 体 制 の 確 立 ( 2 ( 更 新 基 準 に 基 づ く 施 設 更 新

( 3 ( 県 ・ 近 隣 事 業 体と の 連 携

基 本 方 針 ③ 災 害 に よ る 被 害 の 最 小 化 と 迅 速 な 復 旧 ( 4 ( 重 要 施 設 の 耐 震 化

( 5 ( 災 害 対 策 の 強 化

( 6 ( 危 機 管 理 対 策 の 強 化

持 続   透 明 で ※ 全 経 営 の 水 道

基 本 方 針 ④ 経 営 基 盤 の 強 化 ( 7 ( 料 金 制 こ の 最 適 化

( 8 ( 資 産 管 理 の 円 用

( 0 / ( 人 材 育 成 ・ 組 織 力 強 化

( 0 0 ( 発 展 的 え 域 化 の 円 用

( 0 1 ( 官 民 連 携 事 業 の 推 進

基 本 方 針 ⑤ 利 用 者 サ ー ビ ス の 充 実 ( 0 2 ( 利 用 者 と の 連 携 の 促 進

基 本 方 針 ⑥ 環 境 保 全 の 推 進 ( 0 3 ( 環 境 対 策

( 0 4 ( 技 術 の 向 上

実 現 方 策

(3)

鵜 ノ 木 浄 水 場 の 水 源 で あ る 入 間 川 は 、本 市 の 限 ら れ た 大 量 取 水 が で き る 水 源 で あ り 、水 質 も 良 好 で す 。し か し 、入 間 川 で 豪 雨 に よ る 濁 水 や 人 為 的 な 水 質 事 故 が 発 生 し た 場 合 は 、取 水 を 停 止 す る 必 要 が 生 じ ま す 。こ の た め 、水 質 事 故 を 未 然 に 防 止 す る た め に 、入 間 川 流 域 利 水 者 連 絡 会 等 の 関 係 団 体 と 連 携 し 、入 間 川 の 水 環 境 の 保 全 に 努 め て い き ま す 。ま た 、関 係 団 体 と 入 間 川 の 水 質 に 関 す る 情 報 共 有 を 図 り 、水 質 事 故 に 対 す る 危 機 管 理 体 制 を 確 立 す る と と も に 、代 替 水 量 の 確 保 に つ い て 県 や 近 隣 水 道 事 業 体 と の 連 携 構 築 に 努 め ま す 。

水 安 全 計 画 を 策 定 し 、 適 切 な 浄 水 処 理 を 維 持 し て い き ま す 。 ① 浄 水 場

鵜 ノ 木 浄 水 場 の 運 転 管 理 ・点 検 業 務 は 民 間 企 業 に 委 託 し て お り 、専 門 技 術 者 に よ る 運 転 管 理 が 行 わ れ て い ま す 。中 央 監 視 室 で は 、市 内 全 て の 浄 水 場 ・ 配 水 場 の 水 質 、 水 量 、 水 圧 等 の 情 報 を 、 I CT を 活 用 し て 監 視 し て お り 、 水 道 水 と 水 道 施 設 の 安 全 管 理 を 徹 底 し て い ま す 。適 正 な 浄 水 処 理 と 水 質 管 理 が 行 わ れ て い る 強 み を 生 か し 、水 需 要 変 動 や 渇 水 時 に 柔 軟 に 対 応 で き る よ う に 、浄 水 場 の 機 能 を 最 適 な 状 態 に 保 っ て い き ま す 。

鵜ノ木浄水場高速凝集沈殿池 鵜ノ木浄水場中央監視室

( 2) 適正な浄水処理の維持

内部方策

連携方策

( 1) 水源環境の保全

(4)

柏 原 浄 水 場 は 良 質 な 地 下 水 を 水 源 と し て い ま す が 、自 然 界 の 地 中 に 存 在 す る マ ン ガ ン が 微 量 に 現 ま れ て い る た め 、除 マ ン ガ ン 設 備 に て マ ン ガ ン を 除 去 し て い ま す 。 今 後 も 原 水 の 水 質 を 継 続 的 に 監 視 し 、 適 切 な 浄 水 処 理 を 行 い ま す 。

堀 兼 浄 水 場 は 深 井 戸 を 水 源 と し 、こ れ ま で は 塩 素 滅 菌 の み で 水 質 基 準 に 適 合 し て き ま し た 。近 年 は 原 水 中 の マ ン ガ ン 濃 度 が 上 昇 傾 向 に あ り 、マ ン ガ ン が 水 を 黒 く す る 性 質 が あ る こ と か ら 、今 後 も 水 質 を 継 続 的 に 監 視 し 、必 要 に 応 じ て 柏 原 浄 水 場 と 同 様 の 除 マ ン ガ ン 設 備 を 導 入 し て 、 適 切 な 浄 水 処 理 を 行 い ま す 。

水 野 浄 水 場 で は 深 井 戸 を 水 源 と し 、塩 素 滅 菌 の み で 水 質 基 準 に 適 合 す る 原 水 で す 。 災 害 時 の 応 急 給 水 が 可 能 と な る よ う に 、 機 能 確 保 に 努 め て い ま す 。

② 水 質 管 理 と 水 安 全 計 画

安 全 な 浄 水 供 給 を 継 続 し て い く た め 、現 在 実 施 し て い る 水 質 検 査 計 画 と 水 質 検 査 結 果 の 公 表 に 加 え 、 平 成 30 年 度 ま で に 水 安 全 計 画 を 作 成 し 、 水 源 の 様 々 な リ ス ク に 対 す る 備 え を 充 実 し て い き ま す 。

表 6- 2 水 質 検 査 箇 所 一 覧

柏原浄水場

笹井配水場

1 2 8 H I 9 7

不老川

堀兼浄水場

水野浄水場 水野配水場

H F 5 F B B 4 D 6 3

稲荷山配水場 鵜ノ木浄水場

図 6- 2 水質検査箇所

C

地点 番号

検査箇所

地点 記号

検査箇所 稲荷山拠水場・低区拠水区( 0 ( 0 新収山公園( 新収山0 丁目地内( A 収山台0 丁目地内 稲荷山拠水場・低区拠水区( 1 ( 1 下奥富運動公園( 下奥富堤外地内( B 鵜ノ木地内 稲荷山拠水場・高区拠水区 2 貝殻公園( 中央1 丁目地内( B 収山台2 丁目地内 稲荷山拠水場・超高区拠水区 3 稲荷山公園駅前え場( 稲荷山0 丁目地内( C 稲荷山1 丁目地内 水野拠水場 4 フラワーヒル東公園( 水野地内( D 南入曽地内 堀兼浄水場 5 江丸橋あずま公園( 青柳地内( F 上赤坂地内 笹井拠水場・高区拠水区 6 日生第3 公園( え瀬台0 丁目地内( F 笹井地内 笹井拠水場・低区拠水区 7 下河内中公園( 柏原地内( H 柏原地内 柏原浄水場 8 富士塚公園( 柏原地内( H 柏原地内

拠水区等

(5)

水 道 施 設 の 老 朽 化 に 対 し て 、更 新 基 準 に 基 づ き 計 画 的 に 施 設 を 更 新 し て い く こ と で 、 弱 み を 克 服 し て い き ま す 。

① 鵜 ノ 木 浄 水 場

鵜 ノ 木 浄 水 場 は 、現 在 51 年 が 経 過 し た 施 設 で す が 、 本 市 が 設 定 し た 更 新 基 準 に 基 づ き 、 コ ン ク リ ー ト 構 造 物 と し て 今 後 20 年 間 使 用 可 能 と 判 断 し 、 中 長 期 的 な ラ イ フ サ イ ク ル を 検 討 し ま し た 。 そ の 結 果 、 当 面 は 現 状 の 施 設 を 維 持 修 繕 し な が ら 使 用 す る こ と が コ ス ト 面 で 有 利 で あ る た め 、平 成 31~ 32 年 度 に 耐 震 補 強 工 事 、平 成 36~ 38 年 度 に 設 備 更 新 工 事 を 行 い 、 平 成 49 年 度 頃 に 適 切 な 施 設 規 模 を 検 討 の 上 、 全 面 更 新 工 事 を 行 う 予 定 で す 。

② 稲 荷 山 配 水 場

稲 荷 山 配 水 場 は 平 成 25 年 度 か ら 耐 震 化 ・ 更 新 事 業 に 着 手 し 、 平 成 27 年 度 に No. 2 配 水 池 が 全 面 更 新 さ れ ま し た 。 No. 1 配 水 池 は 耐 震 補 強 工 事 を 行 い 、 平 成 30 年 度 に 竣 工 予 定 で す 。

安定的な給水体制の確立

鵜ノ木浄水場急速ろ過池

稲荷山配水場 No. 2 配水池の建設風景

( 3) 更新基準に基づく施設更新

内部方策

(6)

③ 柏 原 浄 水 場

柏 原 浄 水 場 は 使 用 開 始 か ら 44 年 が 経 過 し た 設 備 が 多 く 存 在 し 、 構 造 物 は 耐 震 補 強 が 必 要 で あ る こ と か ら 平 成 33~ 34 年 度 に 耐 震 補 強 工 事 と 設 備 更 新 工 事 を 行 い ま す 。 施 設 更 新 の 際 は 水 需 要 の 減 少 傾 向 を 考 慮 し ま す が 、 柏 原 浄 水 場 系 統 は 県 水 の 受 水 を し て い な い た め 、 施 設 能 力 に は 適 度 な 予 備 能 力 を 確 保 し ま す 。

④ 堀 兼 浄 水 場

堀 兼 浄 水 場 は 、 コ ン ク リ ー ト 構 造 物 の 耐 震 性 は 確 保 さ れ て い ま す が 、 平 成 3 年 度 に 設 置 さ れ た 機 械 ・ 電 気 設 備 は 更 新 の 時 期 を 迎 え て い る た め 、 平 成 33 年 度 に 更 新 工 事 を 計 画 し て い ま す 。

⑤ 水 野 浄 水 場 ・ 水 野 配 水 場

水 野 配 水 場 は 使 用 開 始 か ら 30 年 が 経 過 し た 設 備 が 多 く 存 在 し ま す が 、コ ン ク リ ー ト 構 造 物 の 耐 震 性 は 確 保 さ れ て い る た め 、 平 成 33 年 度 に 設 備 更 新 工 事 を 計 画 し て い ま す 。水 野 浄 水 場 に は 深 井 戸 と 配 水 池 の 間 に 災 害 用 貯 水 槽 15 が 設 置 さ れ て い ま す 。

⑥ 笹 井 配 水 場

笹 井 配 水 場 は 、県 水 を 受 水 し て 配 水 池 に 貯 留 し 、自 然 流 下 方 式 で 笹 井 高 区 配 水 区 と 笹 井 低 区 配 水 区 へ 配 水 し て い ま す 。配 水 池 は 上 下 2 槽 構 造 と な っ て お り 、耐 震 診 断 の 結 果 か ら 基 礎 の 一 部 に 補 強 が 必 要 で あ る と 判 定 さ れ て い ま す 。 平 成 35 ~ 36 年 度 に 耐 震 補 強 工 事 を 計 画 し て い ま す 。

堀兼浄水場 着水井・揚水ポンプ井・配水池

水野浄水場 貯水槽

(7)

内部方策

平 成 23 年 3 月 に 改 定 さ れ た 埼 玉 県 水 道 整 備 基 本 構 想 ( 埼 玉 県 水 道 ビ ジ ョ ン ) に お い て は 、埼 玉 県 企 業 局 か ら 県 水 の 供 給 を 受 け て い る 市 町 を 埼 央 広 域 水 道 圏 と し 、 広 域 化 の 段 階 的 な 推 進 を 図 る た め 地 域 毎 に 11 ブ ロ ッ ク に 区 分 し 、 本 市 は 所 沢 市 、 飯 能 市 、 入 間 市 、 日 高 市 と 同 じ 第 5 ブ ロ ッ ク に 指 定 さ れ て い ま す 。

市 水 道 事 業 で は 今 後 の 水 需 要 を 見 通 し 、毎 年 県 水 の 受 水 量 に つ い て 県 と 協 議 を 行 っ て い ま す 。平 常 時 の 受 水 量 は も と よ り 、渇 水 時 及 び 災 害 時 の 受 水 量 に つ い て も 県 及 び 第 5 ブ ロ ッ ク の 水 道 事 業 体 と 連 携 を 図 り 、受 水 量 の 相 互 融 通 を 図 る 取 り 組 み を 協 議 し 、 県 水 受 水 の 安 定 性 を 高 め て い き ま す 。

地 震 の 脅 威 に 備 え 、 重 要 施 設 の 早 期 耐 震 化 を 図 り 、 弱 み を 克 服 し ま す 。 ① 浄 水 場 の 耐 震 化

平 成 28 年 度 現 在 の 浄 水 場 の 耐 震 化 率 は 12% に と ど ま っ て い ま す 。 4か 所 の 浄 水 場 の う ち 2 か 所 の 浄 水 場 が 耐 震 化 さ れ て い な い た め 、耐 震 補 強 工 事 を 実 施 し て 平 成 34 年 度 ま で に 耐 震 化 率 を 100% に し ま す 。

表 6- 3 浄水場の耐震化率向上計画

( / 日 ) H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34

鵜 ノ 木 浄 水 場 11, 200 11, 200 11, 200 11, 200

柏 原 浄 水 場 2, 000 2, 000

堀 兼 浄 水 場 1, 600 1, 600 1, 600 1, 600 1, 600 1, 600 1, 600 1, 600 水 野 浄 水 場 200 200 200 200 200 200 200 200

合 計 15, 000 1, 800 1, 800 1, 800 1, 800 13, 000 13, 000 15, 000

浄 水 場 の 耐 震 化 率 ( % ) 12. 0 12. 0 12. 0 12. 0 86. 7 86. 7 100. 0 耐 震 化 さ れ た 施 設 能 力 ( 年 度 別 )

施 設 名

施 設 能 力 ( 取 水 ベ ー ス )

( 4) 県・近隣事業体との連携

連携方策

災害による被害の最小化と迅速な復旧

(8)

② 配 水 場 の 耐 震 化

平 成 28 年 度 現 在 の 配 水 場 の 耐 震 化 率 は48. 8% と な っ て い ま す 。 4 つ の 配 水 池 が 耐 震 化 さ れ て い な い た め 、 耐 震 補 強 工 事 を 実 施 し て 平 成 36 年 度 ま で に 耐 震 化 率 を 100% に し ま す 。

表 6- 4 配水場の耐震化率向上計画

( ) H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 H36 柏 原浄 水 場 配水 池 2, 300 2, 300 2, 300 2, 300

No. 1配水 池 2, 800 2, 800 2, 800 2, 800 2, 800 2, 800 2, 800 2, 800 2, 800 2, 800 No. 2配水 池 2, 800 2, 800 2, 800 2, 800 2, 800 2, 800 2, 800 2, 800 2, 800 2, 800 No. 1配水 池 22, 000 22, 000 22, 000 22, 000 22, 000 22, 000 22, 000 22, 000 No. 2配水 池 15, 700 15, 700 15, 700 15, 700 15, 700 15, 700 15, 700 15, 700 15, 700 15, 700 No. 1配水 池 7, 500 7, 500 7, 500 7, 500 7, 500 7, 500 7, 500 7, 500 7, 500 7, 500 No. 2配水 池 7, 500 7, 500 7, 500 7, 500 7, 500 7, 500 7, 500 7, 500 7, 500 7, 500

No. 1配水 池 6, 900 6, 900

No. 2配水 池 6, 900 6, 900

合 計 74, 400 36, 300 36, 300 58, 300 58, 300 58, 300 58, 300 60, 600 60, 600 74, 400 配 水場 の 耐 震 化 率( % ) 48. 8 48. 8 78. 4 78. 4 78. 4 78. 4 81. 5 81. 5 100. 0

耐 震 化 され た施 設 能 力( 年度 別 )

堀 兼浄 水 場

稲 荷山 配 水 場

水 野配 水 場

笹 井配 水 場 施 設名

配水 池容 量

③ 基 幹 管 路 の 耐 震 化

基 幹 管 路 ( 導 水 管 、 送 水 管 、 配 水 本 管 ) は 代 替 管 路 が な い た め 、 老 朽 化 や 地 震 に よ る 管 路 の 損 傷 は 断 水 に 大 き く 影 響 し ま す 。 基 幹 管 路 の 耐 震 適 合 率 は 平 成 28 年 度 現 在 で 45. 8% で す が 、 更 新 計 画 に 基 づ き 整 備 を 行 い 、 平 成 40年 度 に 100% 達 成 を 目 指 し ま す 。

45.8% 47.8%

94.5% 100%

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 100,000

I 28 I 29 I 30 I 31 I 32 I 33 I 34 I 35 I 36 I 37 I 38 I 39 I 40

基 幹 管 路 の 耐 震 適 合 率 管

延 長

耐震未適合基幹管路(m) 耐震適合基幹管路(m) 基幹管路の耐震適合率

(年度)

図 6- 3 基幹管路の耐震適合率改善計画

( m)

( %)

(9)

④ 配 水 支 管 の 耐 震 化

昭 和 47 年 度 頃 に 布 設 さ れ た 塩 化 ビ ニ ー ル 管 ( VP) の 配 水 支 管 は 法 定 耐 用 年 数 の 40 年 以 上 が 経 過 し て お り 、 老 朽 化 の 進 行 に よ る 漏 水 リ ス ク の 回 避 と 耐 震 性 確 保 の 観 点 か ら 改 良 が 必 要 で す 。平 成 28 年 度 末 現 在 40k m以 上 存 在 し ま す が 、1 年 間 に 3k m程 度 の 布 設 替 え を 継 続 的 に 実 施 し 、 平 成 42 年 度 ま で に 全 て 、 耐 震 性 を 有 す る 管 に 布 設 替 え し ま す 。 な お 、 他 の 管 種 の 配 水 支 管 は 布 設 か ら 60 年 後 に 更 新 す る 予 定 で あ り 、 平 成 42 年 度 以 降 に 計 画 的 に 更 新 を 行 う 予 定 で す 。

27.3%

81.7%

100.0%

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000

I 28 I 29 I 30 I 31 I 32 I 33 I 34 I 35 I 36 I 37 I 38 I 39 I 40 I 41 I 42 改 良 率 管

延 長

年度当初塩化ビニール管残長(m) 年度更新延長(m) 改良率 (年度)

耐震型ダクタイル鋳鉄管

出 典 : 日 本 ダ ク タ イ ル 鋳 鉄 管 協 会

図 6- 4 塩化ビニール管( VP) の改良計画

(10)

本 市 の 配 水 池 の 非 常 時 貯 留 容 量 は 十 分 確 保 で き て い る と い う 強 み を 活 か す た め 、施 設 の 耐 震 化 に よ り 、災 害 時 に お け る 水 量 確 保 と 応 急 給 水 体 制 を 強 化 し ま す 。

① 応 急 給 水 体 制 の 充 実

一 般 的 に 被 災 直 後 は 一 人 一 日 3 の 水 3 日 分 の 確 保 と 供 給 が 必 要 と さ れ て い ま す 。 ま た 、 災 害 発 生 4 日 目 か ら 10 日 目 は 、 一 人 一 日 20 の 水 が 必 要 と さ れ て い ま す 。 本 市 の 保 有 水 量 は 表 6- 5 の と お り で あ り 、 必 要 量 は 確 保 さ れ て い ま す 。

表 6- 5 保有水量

※ 浄 水 場 、 配 水 場 、 緊 急 貯 水 槽 の 応 急 給 水 に 利 用 で き る 水 量 の 算 出 方 法 は 、「 水 道 事 業 ガ イ ド ラ イ ン 」 に よ る

狭山市総合防災訓練における応急給水の様子( 平成 29 年 8 月撮影)

内部方策

(11)

本 市 で は 地 域 防 災 計 画 に 基 づ き 、震 災 時 に 備 え「 震 災 対 策 マ ニ ュ ア ル 」を 作 成 し 、万 一 に 備 え て 応 急 給 水 資 材 の 確 保 と 体 制 の 充 実 を 図 る だ け で な く 、指 揮 命 令 系 統 の 確 立 、復 旧 用 資 機 材 の 備 蓄 及 び 調 達 方 法 、応 急 復 旧 の 具 体 的 作 業 、施 設 管 理 図 面 等 の 管 理 及 び 活 用 な ど を 進 め て い ま す 。

災 害 時 に は 浄 水 場 や 配 水 場 が 拠 点 給 水 場 所 に な り ま す 。停 電 等 を 想 定 し た 非 常 用 発 電 機 や 燃 料 、通 信 手 段 を 確 保 し ま す 。 ま た 、緊 急 貯 水 槽 の 整 備 を 進 め 、過 去 の 震 災 の 教 訓 を 生 か し て 応 急 給 水 体 制 を 充 実 し ま す 。

図 6- 5 拠点給水場所と主要応急給水用機械器具及び車両確保状況

震 災 等 の 災 害 時 に は 被 害 が 広 範 囲 に 及 び 、本 市 が 被 災 し た 場 合 は 近 隣 水 道 事 業 体 も 同 様 に 被 害 を 受 け て い る こ と が 想 定 さ れ ま す 。こ の た め 、今 後 も 国 、県 、県 内 水 道 事 業 体 、公 益 社 団 法 人 日 本 水 道 協 会 や 一 般 社 団 法 人 日 本 水 道 工 業 団 体 連 合 会 等 の 水 道 関 連 団 体 と の 連 携 体 制 を 維 持 す る と と も に 、 業 務 継 続 計 画 ( BCP) を 策 定 し 、 危 機 管 理 対 策 を 強 化 し ま す 。

( 7) 危機管理対策の強化

連携方策

柏原浄水場

笹井配水場

鵜ノ木浄水場

石原公園緊急貯水槽

水野配水場 稲荷山配水場

狭山消防署広瀬分署脇緊急貯水槽

コミュニティセンター緊急貯水槽

狭山元気プラザ緊急貯水槽

狭山稲荷山公園緊急貯水槽

南小学校緊急貯水槽

堀兼浄水場 奥富小学校緊急貯水槽

中原公園緊急貯水槽

種    別 現 有 数 用 途 ・ 形 状 災 害 非常 用 連 続 パ ック 式 自

動 給 水 機

2 480袋 / 時 エ ン ジ ン 発電機 1

給 水 タ ン ク車 1 2 給 水 タ ン ク(ア ル ミ 製 ) 3 1 残 留 塩 素 測定器 10 携 帯用 応 急 給 水 栓柱 10 6口 用 ポ リ 容 器 151 20㍑ ポ リ 容 器 75 5㍑

(12)

水 需 要 が 減 少 し て い く 時 代 に も 柔 軟 に 対 応 で き る よ う に 、健 全 な 財 政 基 盤 の 維 持 を 目 指 し ま す 。

水 道 事 業 は 、設 備 投 資 に 係 る 費 用 の 割 合 が 大 部 分 を 占 め て い る い わ ゆ る 装 置 産 業 で す 。単 純 に 水 量 に 伴 い 増 減 す る 動 力 費 な ど の 純 粋 な 変 動 費 は 、本 市 に お い て は 収 益 的 支 出 の 1% 程 度 で 、 受 水 費 と 減 価 償 却 費 が 大 き な 割 合 を 占 め ま す 。

水 需 要 が 減 少 傾 向 に あ る 現 状 に お い て は 、給 水 収 益 を は じ め と し た 収 入 項 目 は 増 加 を 見 込 め る も の は な く 、一 方 の 支 出 項 目 は 受 水 費 の 値 上 げ や 施 設 更 新 工 事 の 実 施 に よ る 減 価 償 却 費 の 増 加 が 見 込 ま れ て お り 、実 際 に 現 金 の 収 入 が 伴 わ な い 長 期 前 受 金 戻 入 益 を 差 し 引 く と 、 近 い 将 来 収 支 不 足 に な る 見 込 み で す 。

表 6- 6 収益的収支の内訳(平成 28 年度:税抜)と今後の動向

収 益 的 収 入 収 益 的 支 出

項目

収益

( 千円)

構成比

(%)

項 目

費 用

( 千円)

構成比

(%)

給 水収益 2, 545, 131 82. 5 ↓ 使用量低下に伴い 減少 受 水費 1, 005, 301 38. 0 ↑ 受 水単価値上げの予定

長 期前受金戻 入益 305, 899 9. 9 ↓ 補助金相当額が減 少 減 価償却費 729, 399 27. 6 ↑ 施 設更新に伴い増大

水 道利用加入 金 91, 700 3. 0 ↓ 加入者の減少 委 託料 311, 453 11. 8 →

そ の他 142, 394 4. 6 ↓ 給水工事収益等 職 員給与費 173, 902 6. 6 →

合 計 3, 085, 124 100. 0 ↓ 収入は減少の方向 修 繕費 131, 431 5. 0 → 機 器の部品交換等

動 力費 34, 914 1. 3 ↓ 使 用量低下に伴い減少

そ の他 259, 276 9. 7 ↑ 路 面復旧費他

合 計 2, 645, 676 100. 0 ↑ 支 出は増加の方向 長 期前受金戻 入益

を 除く収入( 千円)

2, 779, 225

今後 の傾 向 今後の傾向

委 託料と 職員 給与費 の合

計 が少な くな るよう 費用

削 減

図 6- 6 収益的収支の内訳(平成 28 年度:税抜)

( 8) 料金制度の最適化

内部方策

(13)

内部方策

公 益 社 団 法 人 日 本 水 道 協 会 の 水 道 料 金 算 定 要 領 に お い て は 、料 金 が 適 正 で あ る た め に は 、次 の 3 つ の 原 則 が 示 さ れ て お り 、料 金 算 定 期 間 は 、概 ね 将 来 の3 年 か ら 5 年 を 基 準 と し て い ま す 。

① 事 業 の 能 率 的 経 営 を 前 提 と す る 原 価 が 基 礎 に な っ て い る こ と 。

② 総 括 原 価 は 、単 に 既 存 の 水 道 施 設 を 維 持 す る た め の も の ば か り で な く 、水 道 施 設 の 拡 充 強 化 の た め の 原 価 を も 現 む も の で あ る こ と 。

③ 料 金 負 担 の 公 平 の 見 地 か ら 、各 使 用 者 の 料 金 は 個 別 原 価 に 基 づ き 算 定 さ れ て い る も の で あ る こ と 。

本 市 は 、現 状 で は 県 内 で 比 較 的 安 価 な 水 道 料 金 を 維 持 し 、良 好 な 経 営 状 態 に あ り ま す 。引 き 続 き 健 全 な 経 営 を 持 続 さ せ る た め に 、受 水 単 価 の 動 向 や 近 隣 水 道 事 業 体 の 動 向 を 考 慮 し な が ら 、 定 期 的 に 料 金 改 定 を 検 討 し て い き ま す 。

水 道 施 設 の 技 術 的 機 能 を 維 持 し 、財 源 の 裏 付 け の あ る 更 新 計 画 の 策 定 及 び そ の 取 り 組 み を 加 速 さ せ る 必 要 が あ る た め 、本 市 で は 水 道 台 帳 や 固 定 資 産 台 帳 の 整 備 に よ り 、ラ イ フ サ イ ク ル コ ス ト な ど を 考 慮 し た 中 長 期 的 視 野 で の 水 道 資 産 管 理 の 有 効 活 用 に 取 り 組 ん で お り 、こ の 強 み を 活 用 し て 健 全 な 財 政 収 支 の 維 持 を 目 指 し ま す 。

平 成 29 年 6 月 に 策 定 し た 狭 山 市 水 道 事 業 経 営 戦 略 計 画 に お い て は 、 ア セ ッ ト マ ネ ジ メ ン ト 手 法 を 活 用 し 、 40 年 後 ま で の 中 長 期 の 更 新 需 要 を 見 通 し て 優 先 度 を 考 慮 し た 時 間 計 画 保 全 に よ り 事 業 量 の 平 準 化 を 図 り 、実 現 可 能 な 投 資・財 政 計 画 を 策 定 し ま し た 。健 全 な 経 営 を 基 盤 と し 、引 き 続 き 有 効 な 資 産 管 理 手 法 を 活 用 し な が ら 、 水 道 施 設 の 機 能 の 健 全 性 を 維 持 し て い き ま す 。

表 6- 7 資産管理方法の一例

( 9) 資産管理の活用

説明 対応施設

時間計画保全

施設・設備の特性に応じて予め定めた周期 (目標耐用年数等)により、対策を行う管 理方法

目視できない管路、水中等にある設備で 劣化状況の把握が困難な施設

状態監視保全

施設・設備の劣化状況や動作状況の確認を 行い、その状態に応じて対策を行う管理方 法

点検可能なポンプ、電気設備等で目視に より劣化状況の把握が可能

施設・設備の異状の兆候(機能低下等)や 故障の発生後に対策を行う管理方法

複数設備により構成された施設、予備機 を有する設備等、事後対応が可能な施設 資産管理方法

予防保全

(14)

施 設 拡 張 期 に 現 有 の 施 設 整 備 に 携 わ っ た 職 員 の 退 職 に 伴 い 、こ れ ま で 培 っ て き た 技 術 ・ ノ ウ ハ ウ が 喪 失 し て い く こ と を 防 ぐ た め 、 I CT の 活 用 や 民 間 企 業 へ の 維 持 管 理 業 務 委 託 等 に よ り 対 応 を 図 っ て き ま し た が 、職 員 の 浅 い 経 験 年 数 は 弱 み と 捉 え る こ と が で き ま す 。今 後 は 内 部 的 取 り 組 み と し て 、更 新 の 時 代 に 対 応 す べ く 技 術 力 確 保 に 向 け 、人 的 資 源 を 確 保 し 技 術 力 を 継 承 す る 必 要 が あ り ま す 。水 道 事 業 の 様 々 な 業 務 ( 経 営 、 経 理 、 料 金 、 契 約 、 広 報 、 建 設 、 給 配 水 、 浄 水 、 水 質 、 計 画 、水 資 源 な ど )に お け る 専 門 性 に 富 ん だ 人 材 を 適 切 に 配 置 で き る 組 織 体 制 で な け れ ば 持 続 的 な 運 営 は 困 難 と い え ま す 。

水 道 事 業 者 の 内 部 に お け る 人 的 資 源 の 確 保・レ ベ ル 向 上 を 目 指 す に は 、長 期 的 視 点 に 立 っ て 個 々 の 職 員 の 配 置 と 教 育 を 計 画 す る 必 要 が あ り ま す 。水 道 以 外 の 部 門 も 現 め て 異 動 が 行 わ れ る 中 、配 置 と 教 育 を 一 体 と し て 計 画 す る 事 に 対 し 、全 庁 的 な 理 解 を 求 め る こ と が 重 要 で す 。

こ れ か ら の 時 代 に 対 応 す べ く 組 織 力 を 強 化 し 、水 道 事 業 全 体 を マ ネ ジ メ ン ト で き る 人 材 を 常 に 確 保 す る と と も に 、技 術 面 で の ト ー タ ル 的 な 知 識 と 経 験 を 有 す る 人 材 も 配 置 し 、給 水 サ ー ビ ス を 維 持 し 続 け る 体 制 を 確 保 し 、利 用 者 の 満 足 度 向 上 に 努 め ま す 。さ ら に 、経 営 環 境 が 厳 し さ を 増 す 中 、企 業 と し て の 経 済 性 を 発 揮 す る と と も に 、そ の 本 来 の 目 的 で あ る 公 共 の 福 祉 の 増 進 を 図 り 、災 害 や 事 故 等 に 柔 軟 か つ 早 急 に 対 応 す る た め に 、地 方 公 営 企 業 法 の 規 程 に 基 づ く 管 理 者 の 設 置 を 検 討 し ま す 。

前 述 の 埼 玉 県 水 道 整 備 基 本 構 想( 埼 玉 県 水 道 ビ ジ ョ ン )に お い て 、本 市 は 、 所 沢 市 、飯 能 市 、 入 間 市 、日 高 市 と 同 じ 第 5 ブ ロ ッ ク に 指 定 さ れ て い ま す 。こ の 計 画 に お い て は 、将 来 的 に 近 隣 事 業 体 と の 統 合 を 進 め る ブ ロ ッ ク に 位 置 付 け ら れ て い ま す 。

こ れ ま で 広 域 化 は 、以 下 に 示 す メ リ ッ ト が あ る も の の 、推 進 に あ た っ て は 水 道 事 業 体 間 の 様 々 な 格 差 の 調 整 や 利 害 関 係 者 へ の 説 明 を 現 め 、多 大 な 労 力 と 時 間 が 必 要 な 取 り 組 み と さ れ て き ま し た 。

( 11) 発展的広域化の活用

( 10) 人材育成・組織力強化

内部方策

(15)

連携方策

< 水 道 の 広 域 化 に よ り 得 ら れ る メ リ ッ ト >

① 料 金 収 入 の 安 定 化 や サ ー ビ ス 水 準 等 の 格 差 是 正 ② 施 設 余 剰 能 力 の 有 効 活 用

③ 災 害 ・ 事 故 等 の 緊 急 時 対 応 力 強 化 ( 水 源 の 複 数 化 、 バ ッ ク ア ッ プ 機 能 の 強 化 ) ④ 人 材 、 資 金 、 施 設 、 情 報 、 水 資 源 等 の 経 営 資 源 の 共 有 化 と 効 率 的 活 用

⑤ ス ケ ー ル メ リ ッ ト を 生 か し た 事 業 運 営

⑥ 技 術 の 継 承 を 現 め た 運 営 基 盤 の 恒 久 的 な 維 持 向 上 ⑦ 水 道 利 用 者 へ 均 一 で 質 の 高 い サ ー ビ ス を 安 定 的 に 提 供

そ こ で 新 た な 発 想 と し て 、事 業 統 合 に と ら わ れ な い 多 様 な 形 態 の 広 域 連 携 と し て 発 展 的 広 域 化 と い う 考 え が 生 ま れ ま し た 。理 想 的 な 広 域 化 の 枠 組 み に つ い て 、地 域 の 特 性 を 考 慮 し な が ら 、業 務 の 効 率 化 等 の 可 能 性 を 探 り 、第 5 ブ ロ ッ ク の 事 業 体 と 調 整 ・ 協 議 し て い き ま す 。

< 発 展 的 広 域 化 と し て 調 整 を 進 め る 事 項 > ① 近 隣 水 道 事 業 体 と の 業 務 の 一 括 委 託 ② 県 、 近 隣 水 道 事 業 体 と 共 同 の 職 員 研 修 ③ 災 害 時 の 応 援 協 定

④ 近 隣 水 道 事 業 体 と の 災 害 時 連 絡 管 の 整 備

水 道 事 業 者 と 民 間 事 業 者 は 、備 え て い る 技 術・ ノ ウ ハ ウ を 生 か し て 連 携 を 推 進 し 、将 来 に わ た る 技 術 水 準 の 向 上 を 図 る と と も に 、サ ー ビ ス 水 準 、需 要 者 の 満 足 度 の 維 持 ・ 向 上 を 図 る こ と が 必 要 で す 。

(16)

表 6- 8 水道事業の業務範囲と民間活用による連携形態

【 用 語 解 説 】

・ 個 別 委 託 及 び 包 括 委 託 : 水 道 事 業 者 等 の 管 理 下 で 業 務 の 一 部 を 委 託 す る も の 。 広 範 な 業 務 を 対 象 と し た 委 託 を 包 括 委 託 と い う 。

・ 第 三 者 委 託 : 水 道 の 管 理 に 関 す る 技 術 上 の 業 務 に つ い て 、技 術 的 に 信 頼 で き る 他 の 水 道 事 業 者 や 民 間 事 業 者 と い っ た 第 三 者 に 水 道 法 上 の 責 任 を 現 め 委 託 す る も の 。

・ DB 又 は DBO: 施 設 の 設 計 、建 設 に つ い て 民 間 事 業 者 の ノ ウ ハ ウ を 活 用 し て 包 括 的 に 実 施 す る も の をDB( Des i gn Bui l d) 、維 持 管 理 、修 繕 等 ま で 現 め る も の を DBO( Des i gn Bui l d Oper at e) と い う 。

・ PF I : 民 間 企 業 の 資 金 調 達 能 力 、経 営 能 力 及 び 技 術 的 能 力 を 活 用 し た 公 共 施 設 等 の 整 備 等 の 促 進 を 図 る も の で あ り 「 包 括 委 託 」、「 性 能 発 注 」、「 複 数 年 度 契 約 」 を 原 則 と す る 。 ・ コ ン セ ッ シ ョ ン : 施 設 の 所 有 権 は 地 方 公 共 団 体 に 残 し 、民 間 事 業 者 が 水 道 経 営 権 を 獲 得

す る 方 法 。 民 間 事 業 者 は 水 道 利 用 者 か ら 直 接 料 金 を 徴 収 し て 水 道 事 業 を 運 営 す る 。

本 市 の 実 情 に 合 わ せ 、 事 業 の 業 務 の 効 率 化 を 目 的 に 、「 官 か ら 官 へ 」 又 は 「 官 か ら 民 へ 」 の 業 務 委 託 の 範 囲 の 拡 大 を 検 討 し て い き ま す 。

本 市 で は 、 平 成 元 年 度 よ り 浄 配 水 場 の 運 転 管 理 を 民 間 委 託 し て お り 、 平 成 25 年 度 よ り 料 金 徴 収 業 務 等 を 包 括 的 業 務 委 託 し て い ま す 。 平 成 34 年 度 か ら は 、 業 務 の 効 率 化 を 図 る こ と を 目 的 に 、こ れ ら 業 務 や 他 の 業 務 を 現 め た 包 括 的 民 間 委 託 に 向 け て 検 討 を 進 め て い き ま す 。

(17)

水 道 事 業 者 に は 、 利 用 者 で あ る 給 水 区 域 の 住 民 と の 積 極 的 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が 必 要 で あ る こ と は 言 う ま で も あ り ま せ ん 。 将 来 に わ た り 、 持 続 的 な 水 道 サ ー ビ ス を 提 供 し て い く 上 で 、 今 後 、 事 業 規 模 や 料 金 体 系 の 見 直 し が 必 要 な 場 合 は 、 水 道 事 業 者 と し て 状 況 を 利 用 者 に 説 明 し 、 理 解 を 得 て い く こ と が 必 要 で す 。 よ っ て 、 事 業 の 定 量 評 価 、 そ れ に 基 づ く 負 担 と サ ー ビ ス の 関 係 の 明 確 化 な ど 透 明 で 開 か れ た 経 営 が 前 提 と な り ま す 。

利 用 者 は 、 本 市 の 顧 客 で あ る と 共 に 、 水 道 事 業 の 経 営 を 支 え る オ ー ナ ー と し て 重 要 な 役 割 を 担 っ て い ま す 。 ま た 、 水 道 法 第 2 条 第 2 項 で 、「 国 民 は 、 国 及 び 地 方 公 共 団 体 の 施 策 に 協 力 す る と と も に 、 自 ら も 、 水 源 及 び 水 道 施 設 並 び に こ れ ら の 周 辺 の 清 潔 保 持 並 び に 水 の 適 正 か つ 合 理 的 な 使 用 に 努 め な け れ ば な ら な い 。」 と あ り ま す 。 水 道 は 地 域 住 民 の 共 有 財 産 で あ る と し て 、 利 用 者 は 本 市 と コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 図 り な が ら 、 自 ら も 水 道 事 業 経 営 に 参 加 し て い る 認 識 で 水 道 に 関 わ っ て い く こ と が 重 要 で す 。

水 道 事 業 が 直 面 す る 課 題 に 関 し て 、 広 報 等 に よ り 積 極 的 に 利 用 者 に 理 解 を 得 る と と も に 、 水 道 施 設 見 学 会 等 に よ る 交 流 や 、 ア ン ケ ー ト ボ ッ ク ス の 活 用 等 に よ り 利 用 者 か ら 意 見 を 聴 取 し 、 事 業 運 営 の 課 題 を と ら え て い き ま す 。

水 道 施 設 の エ ネ ル ギ ー 効 率 性 は 原 水 水 質 の 他 、 人 口 密 度 と 地 形 等 に 左 右 さ れ ま す が 、 給 水 量 の 95% を 受 水 し て い る 本 市 に お い て は 、 動 力 の ほ と ん ど は 配 水 ポ ン プ を 使 用 し て い ま す 。 本 市 の 電 力 量 は 、 類 似 事 業 体 平 均 に 比 べ て 大 き く 抑 え ら れ て お り 、 省 エ ネ ル ギ ー 化 が 進 ん だ 環 境 に や さ し い 水 道 事 業 が 実 現 さ れ て い ま す 。 稲 荷 山 配 水 場 か ら の 低 区 配 水 区 へ の 配 水 や 笹 井 配 水 場 か ら の 配 水 は 自 然 流 下 方 式 に よ り 動 力 を 必 要 と し な い た め 、 エ ネ ル ギ ー 効 率 上 有 利 で あ る こ と は 言 う ま で も あ り ま せ ん が 、 他 の 配 水 場 か ら は イ ン バ ー タ を 使 用 し た 配 水 ポ ン プ 運 転 に よ り 、 省 エ ネ ル ギ ー が 実 現 さ れ て い ま す 。 イ ン バ ー タ は 電 動 機 の 回 転 数 を 可 変 速 制 御 す る こ と が で き る 装 置 で 、 回 転 数 に 比 例 し て 流 量 を 制 御 で き 、 大 幅 な 省 エ ネ ル ギ ー を 図 る こ と が で き ま す 。

連携方策

( 13) 利用者との連携の促進

内部方策

( 14) 環境対策

利用者サービスの充実

(18)

水 道 施 設 の 省 電 力 化 に は 主 に 次 の よ う な 手 法 が あ り ま す が 、 平 坦 な 地 形 と 適 度 に 市 街 化 さ れ た 本 市 の 特 性 を 生 か し 、 新 技 術 の 動 向 を 探 り な が ら 更 な る 省 電 力 化 に 努 め ま す 。

< 水 道 施 設 の 省 電 力 化 手 法 >

① エ ネ ル ギ ー 使 用 改 善 ( 省 エ ネ ): イ ン バ ー タ 、 高 効 率 モ ー タ ・ポ ン プ 等 ② ピ ー ク シ フ ト ・災 害 対 応 : 蓄 電 池 、 自 家 発 電 設 備 等

一 方 、 水 源 の 保 全 ・ 監 視 や 浄 水 処 理 に よ り 発 生 す る 排 水 の 放 流 に つ い て は 、 引 き 続 き 法 令 に 準 拠 し て 環 境 適 合 型 の 水 道 シ ス テ ム を 維 持 し て い き ま す 。

水 道 シ ス テ ム の 高 度 化 、 環 境 へ の 配 慮 、 職 員 不 足 を 補 う 作 業 の 効 率 化 、 安 全 管 理 の 徹 底 、 危 機 管 理 対 策 な ど 、 水 道 に 求 め ら れ る ニ ー ズ は 、 多 様 化 か つ レ ベ ル の 高 い も の と な っ て お り 、 こ れ に 伴 い 水 道 技 術 は 向 上 し て き ま し た 。 水 道 技 術 の 開 発 は 、 水 道 事 業 者 と 民 間 事 業 者 が 相 互 に 協 力 し て 常 に 行 わ れ て お り 、 施 設 効 率 の 向 上 と 環 境 負 荷 軽 減 に は 新 た な 技 術 の 導 入 を 検 討 し て い く 必 要 が あ り ま す 。

本 市 の 職 員 配 置 事 情 を 考 慮 し 、 内 部 組 織 だ け で は 取 り 組 み が 難 し い 水 道 技 術 に つ い て は 、 県 や 近 隣 水 道 事 業 体 、 民 間 企 業 等 と 一 層 の 連 携 体 制 を 構 築 し 、 技 術 の 向 上 を 目 指 し ま す 。

連携方策

( 15) 技術の向上

表 6- 8  水道事業の業務範囲と民間活用による連携形態  【 用 語 解 説 】   ・ 個 別 委 託 及 び 包 括 委 託 : 水 道 事 業 者 等 の 管 理 下 で 業 務 の 一 部 を 委 託 す る も の 。 広 範 な 業 務 を 対 象 と し た 委 託 を 包 括 委 託 と い う 。   ・ 第 三 者 委 託 :   水 道 の 管 理 に 関 す る 技 術 上 の 業 務 に つ い て 、技 術 的 に 信 頼 で き る 他 の 水 道 事 業 者 や 民 間

参照

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