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国内外の津波設計法と鉄骨造津波避難ビルにおける柱損失後の残存耐津波性能の検討 [ PDF

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国内外の津波設計法と鉄骨造津波避難ビルにおける柱損失後の

残存耐津波性能の検討

佐伯 淳 1 .序  2 01 1 年 3 月に発生した東北地方太平洋沖地震は,岩 手県,宮城県,福島県,千葉県など東日本の太平洋沿 岸の各県を中心に広い範囲にわたって地震動や津波に よって甚大な人的,物的被害をもたらした.死者と行 方不明者 2 万人近くの多くは津波の犠牲者である1 ) , 2 ) 今回の未曾有の大型津波を始めとして,近年だけでも 甚大な被害をもたらす津波が断続的に発生している. 内閣府は,2004 年のスマトラ島沖地震に鑑みて 2005 年 6 月に「津波避難ビル等に係るガイドライン3 )」を公表 し,この避難方法を具体的に公表した.このガイドラ インをベースに,東北地方太平洋沖地震の教訓を踏ま えて,国土交通省は 2011 年 11 月に「東日本大震災にお ける津波による建築物被害を踏まえた津波避難ビル等 の構造上の要件に係る暫定指針4 )」を公表した.  またアメリカにおいて、アメリカ合衆国連邦緊急事 態管理庁は 2004 年 12 月のスマトラ島沖地震により発生 した大津波を契機に、津波防災に関わるガイドライン を 2008 年 6 月に発行した.このように津波設計は震災 を経て近年大きく変わってきている.本論では , 津波 設計の文献を調査し , 現状の日本の津波設計の課 題を挙げ , その一部について解析を行い考察する. 2 .津波設計の変遷 2 . 1  津波被害について  津波における被害の要因はさまざまである.主な被 害について東日本大震災の文献 5 をもとに R C 造と S 造についてあげる.  共通してみられた被害形態は倒壊 , 転倒 , 移動 , 漂流 物の衝突 , 洗掘が挙げられる.S 造で見られた特有の被 害形態は,全面的な内外装材の破壊・流失 , 大きな残 留変形などである . 2 . 2  日本における現行の津波設計  日本における津波設計の設計フローを図 1 に示す. 津波波圧の式を図 2 に示す.①津波波圧は設計用浸 水深h に水深係数 a を掛けた高さの静水圧として算定 される.②津波波力を , 開口による波圧低減効果を考 慮しつつ , 津波波圧を高さ方向に積分して算定する. ③倒壊の検討における上部構造の設計に用いる浮力は 一般に各階の開口から浸水深に応じて建築物内部に水 が十分に流入したものとし , 構造物に働く浸水深以下 の躯体体積分の浮力と , 床下の空気溜まりによる浮力 の和として求める.転倒や滑動の検討における基礎の 設計に用いる浮力は , 一般に建築容積分の浮力が基礎 底に作用するものとして求める.④耐圧部材の設計は 柱と耐力壁が , 作用する波力によって破壊しないこと を , 曲げモーメントおよびせん断耐力を超えないこと により確認する.⑤漂流物の衝突により建築物が局部 破壊しないことを , 外部に面する柱が漂流物により破 壊した場合を想定し , その柱軸力が大梁等を介して伝 達できることにより確認する.⑥洗掘に関しては上部 構造が傾斜しないよう杭基礎とするか , 周辺の地盤を コンクリートで固める等の洗掘防止策を検討する.⑦ 倒壊の検討は津波波力を外力分布とし倒壊の検討にお ける上部構造の設計に用いる浮力を考慮した荷重増分 解析により算定し津波波力による各層のせん断力を上 回ることを確認する.⑧転倒の検討は基礎下の各支点 反力を , 津波波力を外力分布とする荷重増分解析(浮 力を考慮しない)の支点反力と基礎の設計に用いる浮 力を支配面積で按分した各支点に働く浮力の和として 求め , これが引張杭については杭の極限引抜抵抗力以 下に , 圧縮杭については杭の極限支持力以下になるこ とを確認する.⑨滑動の検討は転倒の検討時の杭の軸 力と N - M 相関関係等による杭の水平耐力が杭に作用 する津波荷重以上となることを確認する.⑩基礎梁の 設計は上部構造による応力に加え , 杭による応力を累 加した応力に対して基礎梁を設計する. 図 1  津波設計フロー 図 2  津波波圧式 : : : : : : qz g h z a 進行方向の津波波圧, 水の単位体積重量, 重力加速度, 設計用浸水深, 当該部分の地面からの高さ, 水深係数 gh a ah h z ) (ah z g qz  設計用浸水深 ①津波波圧の算定 ②津波波力の算定 ④耐圧部材の設計 ⑤漂流物に対する検討 ⑥洗掘に対する検討 ⑦構造骨組みの設計 ⑧転倒の検討 ⑨滑動の検討 ⑩基礎梁の検討 ③浮力の算定

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48 - 2 2 . 3  米国における津波ガイドライン  アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁( 略称 F E M A ) で は 2004 年 12 月のスマトラ沖地震により発生した大津波 を契機に 2008 年 6 月に「津波からの避難のための構造 物の設計ガイドライン」6 )を発行した.以下に米国で 考慮される津波荷重について示す. ( a ) 静水力学による荷重  ゆっくり とした水 の流れが 構造物に 当たる場合 に働く荷重で , 堆積物を含んだ比重 , 重力加速度 , 津 波高さの積 を底辺と し津波高 さを高さ とする三角 形の面積に 幅を乗じ た三角形 分布の体 積により求 める . (b)  浮力による荷重  構造物が押しやった水の体積分の浮力を考える. (c)  流体力学による荷重  以下の 式を用 いる. 流速運動量は遡上高さ , 海抜を用いた式から近似 できる. (d)  衝撃による荷重  波の先端が構造物に衝突する力で , 実験により 流体力学の荷重の 1 . 5 倍であることが分かってい る . (e)  漂流物による衝撃力  流体の最 大流速に 漂流物の 剛性と質 量の平方根 の積を乗じたも ので評価する. ( f )  漂流物が構造物でせき止められて働く力  流体力学 の荷重の 式に乗じ る幅を流 れが当たる 部分の漂流物の幅 に置き換えた荷 重で評価する. ( g )  床スラブに作用する浮力  建物内において水のレベルが外部よりも下にあ る場合に 床スラ ブに働 く浮力 ( h )  貯まった水による床荷重の増加  床に貯ま る水によ る鉛直荷 重の増加 を考慮して いる . 3 .津波設計に関する日米間の比較と問題点 3 . 1  東日本大震災をふまえた変更点 変更点を 以下に 示す. ・津波に関する用語の 明確化. ・水深係数の低減条件を海岸の距離や遮蔽物の有無 によって提示. ・開口による波力の低減方法の明示と低減係数の下限 値の 設定. ・ピロティには津波波圧が作用しないこととして 算 定. ・洗掘に対して上部構造が傾斜しないことを 明示. ・漂流物衝突後の建物の安全性の確認 . ・開口部からの水の流入や垂れ壁部分に相当する空 気溜まりの存在の考慮による浮力の低減. ・転倒や滑動を防ぐ構造計算時に浮力を考慮. 3 . 2  米国との比較  米国では静水圧 , 流体力学の荷重 , 衝突荷重など波圧 についても場合分けされているのに対し , 日本では一 つの波力の式を用いて 水深係数による場合分けが行 われてい る .また日本では漂流物に関しては部材の 損傷後について検討するのに対し米国では漂流物によ る衝撃力を具体的に算出している. 米国のガイドラインの波力と日本の波力を比較する. 図 3 の建物について波力を算出する.米国の波力は流 体力学による荷重(1) 式より 1260kN, 波の先端がぶつか る衝撃力は 1890kN と算定される6 ).日本の波力 F jは, 最大遡上高さを 12m , 水深係数を 3 として算出すると , 日本の波力は終局強度設計で用いられるため , 波力の 大きさとしては許容応力度設計で用いられるアメリカ の波力より大きく評価する結果となる. 3 . 3  現行の津波設計における課題  現行の津波設計では漂流物の衝突に関しては漂流物 の衝突後の軸力の検討しか提示されておらず , 実際に は , 別の津波若しくは引き波によりもう一度建物に水 平力が加わる場合がある.再度同じ津波が作用する場 合 , 建物が安全かどうかを次章では検討する. 4 . 解析 4 . 1  解析手法の概要  有限要素法に基づく弾塑性解析7 )を行う.図 4 のよ うに,部材断面は曲げを加える方向に対して直交する 方向に微小要素に分割し,図 5 のように,部材の材長 図 4  断面方向の分割 図3 算定例題 (a) 角形鋼管柱 (b) H形鋼梁 フランジ ウェブ フランジ ウェブ 図 5 材長方向の分割 D1 D2 D2 D1 塑性域 梁 柱 z=4m R *=10m 勾配 1/50 200m 流速運動量 :流れ速度, :流れの高さ 幅, 当たる部分の構造物の :流れが 抗力係数, 比重, 堆積物を含んだ流体の   ・・・・・・          ・ : ) ( : : ) 1 ( ) ( 2 1 2 max 2 hu u h B C hu B C F d s d s d  ) (k =3969 N 10 2 1 9 9 9.8 1000      j F

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48 - 3 方向の分割は塑性化する領域を材端に設定し塑性域の 長さを部材の断面せいに等しいとして分割する.図 6 に鋼材のスケルトンカーブを示す. 4 . 2  解析骨組  対象骨組を図 7 , 図 8 に示す.対象骨組は津波避難ビ ル等の構造上の要件の解説4 )で用いられる構造設計・ 部材断面事例集の 1 0 階建て鉄骨建築物を対象とする 骨組を用いる.柱・梁の配置を図 9 ,柱断面を表 1,梁 断面を表 2 に示す. 4 . 3  検討方法  荷重増分解析により地震力及び津波波力を加え検討 を行う.地震力と津波波力を表 3 に示す.地震力は A i 分布に基づく外力分布で,大地震時(C0=1 .0 ) のものと する.津波設計用浸水深h=8.0, 水深係数 a=2.0 とする. 津波せん断力は文献 3 で求められたものを用いる.津 波荷重時の水平耐力算定用の津波外力は,各階の床位 置に集中して働くものとする.このときの各階床に働 く波力は,上下階の階高の半分の波力とする.桁行方 向,梁間方向でそれぞれ検討する.梁間方向の解析モ デルを図 10 に桁行方向の解析モデルを図 11 に示す.桁 行方向では 1 構面を抜き出したものについて検討を行 う.梁間方向では , 3 構面を抜き出したものについて行 い , 構面は剛棒を用いたピン接合でつなぎ水平力のみ を伝達させる.柱が漂流物が衝突したことにより軸力 を負担できなくなった状態を柱損失時とする.柱損失 時は実際には直交方向に梁が取りついているため , 鉛 直変位を抑制される.そこで柱損失時は図 1 1 の 1 層の ように梁をつないだモデルとする.また波力の大きさ の影響については,表 3 に示すものに 1.1 ~ 1.3 を乗 じることで検 討する . 4 . 4  解析結果 4 . 4 . 1  地震力と津波波力の検討   損失 なしの場合において地震時と津波時を比較す る.図 1 2 に桁行方向と梁間方向の層間変形角の図を 示す.桁行方向は地震力のほうが層間変形角が大き くなっているのに対し,梁間方向では 1 ,2 層で津 波時の層間変形角が地震時より も 上回っている.波 力は受圧面積に比例するため , 梁間方向の波力が 地震力を上回ったためである . 図 13 に梁間方向 1 構 面の地震力 時と波力 時の変位 図を示す . 地震力時 18600 3 9 5 0 6400 4 4 6 5 0 4 6 0 0 4 4 6 5 0 3 9 5 0 4 6 0 0 32000 図 7  梁間方向 端部 中央 端部 中央 端部 中央 PR BH-500x250x12x19 BH-500x250x9x16 PR BH-500x250x12x19 BH-500x250x9x16 PR BH-500x250x12x19 BH-500x250x9x16 R~9 H-600x250x12x22 H-600x250x12x19 R~9 H-600x250x12x22 H-600x250x12x19 R~9 H-600x250x12x22 H-600x250x12x19 8 H-600x250x12x25 H-600x250x12x22 8~7 H-600x300x12x25 H-600x300x12x22 8~7 H-600x300x12x22 H-600x300x12x19 7 H-600x250x12x28 H-600x250x12x25 6 H-600x300x16x28 H-600x300x12x25 6 H-600x300x12x25 H-600x300x12x22 6~2 H-600x300x16x28 H-600x300x12x25 5~2 H-600x350x12x28 H-600x350x12x25 5~2 H-600x350x16x28 H-650x300x12x25 階 GX1 階 GX2 階 GX3 端部 中央 端部 中央 端部 中央 PR BH-500x250x12x19 BH-500x250x9x16 R~8 H-650x250x12x19 H-650x250x12x19 R~9 H-650x250x12x19 H-650x250x12x19 R~7 H-850x350x16x25 H-850x350x16x22 7 H-650x250x12x19 H-650x250x12x19 8~7 H-650x250x12x22 H-650x250x12x19 6~2 H-850x400x16x28 H-850x350x16x28 6~2 H-650x300x16x28 H-650x300x12x25 6~2 H-650x300x16x28 H-650x300x12x25

GY1 GY2 GY3

階 階 階    符号  階 C1 C2 C3 C4 R B-500*16 B-500*16 10 B-600*19 B-600*22 B-600*19 B-600*19 9 B-600*19 B-600*22 B-600*19 B-600*19 8 B-600*19 B-600*22 B-600*19 B-600*19 7 B-600*22 B-600*28 B-600*22 B-600*19 6 B-600*22 B-600*28 B-600*22 B-600*19 5 B-600*22 B-600*28 B-600*22 B-600*19 4 B-600*25 B-600*32 B-600*22 B-600*22 3 B-600*25 B-600*32 B-600*22 B-600*22 2 B-600*28 B-600*32 B-600*25 B-600*22 1 B-600*28 B-600*32 B-600*25 B-600*22 備考 BCP325 BCP325 BCP325 BCP325 図 8  桁行方向 図11 桁行方向(柱損失時) の解析モデル 表1 梁断面表 表2 柱断面表 図 9 柱梁配置図 6400 6400 6400 6400 1 28 0 0 Y3 58 00 C1 C2 C3 C4 C1 C3 C4 C1 C3 C4 C1 C3 C4 C1 C3 C4 C1 C3 C4 C1 C3 C4 C1 C3 C4 C1 C3 C4 C1 C2 C3 C4 C1 C3 C4 C1 C3 C4 X1 X2 X3 X4 X5 X6 Y2 Y1 6400 GX1 GX1 GX1 GX1 GX1 CX2 GX3 GX3 GX3 GX2 GX1 GX1 GX1 GX1 GX1 GY 1 GY 1 CY 1 CY 1 G Y2 GY2 GY2 GY2 GY 3 GY 3 G Y3 GY 3 GY 3 G Y3 表 3 地震力と波力 剛棒 桁行方向 梁間方向 R 813 163 10 2773 555 9 4061 812 8 5147 1029 7 6085 1217 6 6896 1379 5 7588 1518 4 8166 1633 149 302 3 8634 1727 2118 4285 2 8992 1798 6373 12892 1 9244 1849 13547 27407 階 大地震小中地震 津波 図6 スケルトンカーブ Es e -sy -su sy su s 波力 図 1 0  梁間方向の解析モデル

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48 - 4   では建物全 体で変形 する. 一方で, 波力時では 上 層部は変形せず , 下層部に変形が集中することが 確認 で きる . 本対 象 骨組 は 大 地震 時 でも 層間変形 角は 1/100 以内に収まり , 塑性率を確認したところ柱・ 梁と も塑性化して お ら ず 十 分 に 丈夫な建物であっ た.以降は梁間方向の検討を行う. 4 . 4 . 2  柱損失位置 , 柱損失本数の検討  図 1 4 に柱損失条件を比較した層間変形角の図を 示す.2 階柱 1 本損失時では無損失時と同程度の層間 変形角を示した.1 階柱 1 本損失時では層間変形角は 1/100 付近にとどまった.1 階柱 2 本損傷時では層間変 形角は 1/75 に近い値となった.1 階の柱が 2 本損失し , 再び津波が到来する場合 , 危険な状態である. 4 . 4 . 3  津波波力に倍率をかけた場合の検討  図 1 5 に波力に倍率をかけた場合の層間変形角の 図を示す.波力に倍率 1 . 3 倍時で通常時の浸水深プラ ス 1m に相当する.無損傷時では 1. 3 倍波力時で,安全 限界である層間変形角 1/ 75 を大きく上回った.1 階柱 1 本損失時では 1.2 倍波力時で層間変形角 1/75 を大きく 上回り 1 . 3 倍波力時は塑性化が進み 2 階の層間変形角 も層間変形角 1/75 を超えた.図 16 に 1.3 倍波力時の変 形図を示す.1 本損失時では損失なしの場合よりも 大きく変形 している . 損失箇所の 片持ち梁 となっ た部分が軸 力の影響 により鉛 直方向に 変形してい る . 5 .  結  本論では津波の文献調査 , 現状の課題の一部である 柱損失 後の水平耐力に関する検証を行った.日本 の 津波波力は 米国の津 波波力よ りも大き く算定され ていた. 日本は漂流 物に関し ては衝撃 後を検討 す 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 0 0.01 0.02 柱損失なし 1階1本柱損失 2階1本柱損失 1階2本柱損失 層間変形角R max [rad] 層 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 0 0.01 0.02 1.0倍 1.1倍 1.2倍 1.3倍 層間変形角R max [rad] 層 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 0 0.01 0.02 1.0倍 1.1倍 1.2倍 1.3倍 層間変形角R max [rad] 層 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 0 0.01 0.02 大地震時 小中地震時 損失なし波力時 層間変形角R max [rad] 層 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 0 0.01 0.02 大地震時 小中地震時 損失なし波力時 層間変形角R max [rad] 層 (a) 梁間 (b) 桁行 ( a ) 柱損失あり ( a ) 柱損失なし ( b ) 1 階 1 本柱損失 図 1 2 波力と地震力の比較 図 1 4  柱損失条件の比較 図 1 5  地震力倍率の比較 参 考 文 献 国土交通省国土技術政策総合研究所独立行政法人建築研究所:平 成 2 3 年東北地方太平洋沖地震調査研究( 速報),建築研究資料 No.132,2011 年 5 月. 日本建築学会:2011 年東北地方太平洋沖地震災害調査速報,2011 年 7 月. 内閣府:津波避難ビル等に係るガイドライン,2005 年 6 月. 国土交通省:東日本大震災における津波による建築物被害を踏ま えた津波避難ビル等の構造上の要件に係る暫定指針,2011 年 11 月. 国土交通省国土技術政策総合研究所津波避難ビル等の構造上の要 件の解説 2012 年 2 月 国土交通省国土技術政策総合研究所・独立行政法人建築研究所: 平成 23年東北地方太平洋沖地震調査研究(速報)(東日本大震災)

Federal Emergency Management Agency of the United States: Guidelines for Design of Structuras for Vertical Evacuation from Tsunamis2008 年 6 月

Kawano,A.,and Warner,R.F.:Nonlinear Analysis of the

Time-Dependent Behaviour of Reinforced Concrete Frames,Research

Report No.R125,Department of Civil and Environmental Engineering,

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1) 2) 3 ) 4 ) 5 ) 6 ) 7 ) 地震力 損失なし波力 損失なし1.3倍波力 1本損失1.3倍波力 図 1 3 波力と地震力の 比較 図 1 6 倍率時の損失時の 比較 るの に対 し米 国は 衝撃 力を 算出 する . 解析 に関 し て柱が 2 本損失した場合 , 柱 1 本損失で波力に倍率 をかけた場合 , 安全限界にほぼ達した.今回の解析 から は, 少な くと も柱 損失 後の 水平 力に 関す る検 討は必要であ ると言える. 1/100 1/75 1/100

表 3 地震力と波力剛棒 桁行方向 梁間方向 R 813 163 10 2773 555 9 4061 812 8 5147 1029 7 6085 1217 6 6896 1379 5 7588 1518 4 8166 1633 149 302 3 8634 1727 2118 4285 2 8992 1798 6373 12892 1 9244 1849 13547 27407階大地震小中地震津波 図6 スケルトンカーブEs e-sy-susysus 波力 図 1 0  梁間方向の解析モデル

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