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PIC を用いたモーター制御回路の設計と製作

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Academic year: 2021

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PIC を用いたモーター制御回路の設計と製作

高知工科大学 システム工学群 電子工学専攻 学籍番号: 1140046 氏名: 堅田純平

1. 本研究の概要

本研究では、PIC とステッピングモーターを用い て DC モーターの先についたスリット円板の回転数 を計測するタコメーターの設計と製作を行う。回転 数の値を7セグメント LED で表示し、またステッピン グモーターの先についた針がアナログ的に回転数 を表示する。この製作を通してアナログ・デジタル 回路の理解力、回路作成能力、プログラム記述力 等の向上を目指し、ものを作れる技術力を身に着 けることを目的としている。

2.タコメーターの設計と製作

PIC16F1938 とステッピングモーターを用いてタコ メーターを製作した。TD62083AP というダーリント ントランジスタアレイをステッピングモーターのドライ バに使用し、DRV8832 という IC を DC モーターの ドライバに使用した。ボリューム抵抗器のつまみを 回すことにより DC モーターの先につけてあるスリッ ト円板の回転数が変化する。回転数を計測するセ ンサとしてフォトインラプタ EE-SX460 を使用した。

これは遮光時に High、透過時に Low を出力する ものであり、PIC が内蔵する CCP モジュールのキ ャプチャモードにより回転周期を求め、回転数を計 算している。回転数は

rpm = 60

周期×(1)

で求められる。1500rpmの時、オシロスコープで確 認したフォトインラプタの出力波形が周期 10.

46[msec]であった。手作りのスリットであるため少し 誤差があるが(1)式に周期 10.46[msec]を代入した rpm の値と、キャプチャによって得られた回転数rp mが大体一致していたので、周期は無事にキャプ チャされていることがわかる。

3.プログラムにおいての工夫点

0rpm~4000rpm を 240 度で表したメーターをス テッピングモーターで制御するために、モーターの ステップ数を保存する変数 step_counter を用意し、

その範囲を超えないようにした。またステッピングモ ーターが回転中に電源を落としても 0rpm の位置 に戻る機能を実現するために、Timer2 割り込みで 50[msec]に 1 回の間隔で PIC の EEPROM に step_coutner の値をコピーしており、再度電源を入 れたときに EEPROM を読出し、step_counter 分だ け反時計回りしている。EEPROM の書き込み速度 が数[msec]と遅いために 50[msec]に 1 回の間隔に なった

4.まとめ

動作中の回路を図 1 に示す。大体の回転数を示し ていることがわかる。ボリューム抵抗器によって DC モ ーターの回転を落としてから電源を切れば、

EEPROM に適切な値がコピーされ 0rpmの位置に戻 ることができる。しかし DC モーターが高速で回転中 に電源を切ると 0 の位置からずれてしまう。

原因として EEPROM の書き込み速度が遅いのに対 し、rpmは CCP 割り込みで回転数が上がるほど更新 速度が上がる。この差が誤差となってしまうと考える。

現時点で EEPROM の書き込み速度を改善する方法 がわからない。この問題を解決できなかったことが悔 やまれる。

図1 動作中のタコメーター

参照

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