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労働安全衛生対策 と効果 に関す る分析 1

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長崎大学総合環境研究 第 2 巻 第 1 号 ( 1 9 9 9 )

労働安全衛生対策 と効果 に関す る分析 1

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Toer adi c at eal abordi s as t erandt oi m‑

pr ov eawor ki ng e nv i r onme ntar el ooke d f ornow.

Whe nanal yz l ngt heoc c ur r e nc es t e poft he l abordi s as t er,manye l e me nt ar ydi s as t er s whi c ht hee ar l ys t ages t e poc c ur st of r om

"t he un‑ s af e c ondi t i on" oft he mac hi ne andt hef ac i l i t i e satt hef ac t or yoc c ur r ed.

I nt oday,i tr e s ul t si nt hepube r t ys t e p.

Thel abor di s as t e r of t e n oc c ur si n s uc h c aus eofoc c ur r l ngWhe n"t heun‑ s af ec on‑

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Whe ns e e l ng l n t hel ong‑ r angevi e wpol nt , al abordi s as t e ri sde c r e as e dbutr e c e nt l y , t hede c r e as et e nde nc yi sdul l i ng.

The pos s i bi l i t y t o c onne c twi t h t he bi g l abor di s as t e r i s hi gh whe n l e av l ng a s l i ghtl abordi s as t e randal at e ntac c i de nt be f or e hand.

Theme as ur ebas e dont heat t e nt i v eobs e r ‑ v at i onandt heanal ys ュ si sne c e s s ar y.

I ti st obewor r i e dabouti nt hemov e me nt whi c hr e duc est hee xpe ns eandt heper s on‑

ne lt opr e v e ntf r om al abordi s as t erbe‑

c aus e t he de pr e s s i on c ont i nue s among l ong‑ r angei ss e e n by t hepar tt he bus i ‑ ne s s.al s o.

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f r om t hel abordi s as t erwhi c ht hebus i ne s s doe sbr i ngsabout .

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c i al l y‑

1 . 趣旨

労働災害を撲滅 して、安全衛生面か らも 「 労働 環境」を改善することが、今、求められている。

労働災害の発生段階は、初期段階の工場の機械や 設備の 「 不安全状態」か ら発生する原始的災害か ら、現代は、蕃備されて来た法規制の網をかい く ぐっての 「 不安全状態」と労働者の予想 もで きな い 「 不安全行動」が重なった時に発生する成熟期 段階に至 っている。

長期的に見 ると、実際に生起 した労働災害は減少 傾向にあるが、最近は減少傾向が鈍化 している。

一歩過てば大 きな労災事故に繋がる、軽度の事故 や 「ヒヤ リハ ット」事例の中に潜んでいるのでは ないだろうか。労働災害の潜在化である。注意深 い観察 と分析に基づき対策が必要である。

また、長引 く不況の中で、安全衛生対策 に掛か る費用や人員を削減するなどの消極的な対応をす る企業はないであろうか。 こうしたことか ら、本 分析では、安全衛生対策の多岐に渡 る 「 効果」 に ついて検討することにしている。

‑ 1 0 9‑

(2)

特 に企業経営にとって直接的に有効な 「 生産 性」

や 「 製品の品質」などとの関係について把捉 して、

労働安全衛生対策の必要性 と広範な効果について 論述するものである。

2. 戦後の我が国の労働安全衛生環境の変遷 と今 後の対応

我が国の工場や建設現場 などの職場の労働安全 衛生環境 は、大 きく改善 されて来た。

第 1 図を見 ると、労災事故 による 「 労働安全環境 指標」である 「 度数率」は、大 きく改善 して きた が、近年 は改善 テンポが、鈍化 または停滞 してい るようである。「 労働衛生環境指標」 であ る職業 性疾病の発生率にも、近年 は同様の傾向が伺われ

る。

戦後の労働災害発生の歴史を見ると、昭和 20

年代 は、戦後の焼け跡か らの復興期で、労働災害 が多発 していた。工場設備が空襲を受 け被害を受 けたまま補修ができない状況や、設備が老朽化 し たままの状態での操業、焼 け跡か らの復旧のため の建設 ラッシュ、資材不足、人手不足や金不足 の 中で、人心 も荒廃 し、安全衛生 に気配 りがで きな い、など労働環境 は極めて悪か った。

加えて、当時の産業構造が、労働災害が多発 して いた石炭産業や鉱業、 トンネル工事、ダム建設や 道路新設工事などの建設業のシェアが高か ったこ

とも影響 していた。

労働災害の発生状況 を 「 度数率」 (‑労働災害 による死傷者数 ÷延べ労働時間 ×100 万時間) で見 ることに しよう。規模 100 人以上の事業所 の度数率データで見 ることにす る。

昭和 27 年の全産業の度数率 は 「39. 24 」、

鉱業が 「117.62 」 、建設業が 「59.59 ⊥

製造業が 「26.59」 であった。

この状況 は、十年後の昭和 37 年には、それぞれ 全産業が 「15.46 」 、鉱業が 「99. 71 」、

建設業が 「22.71 」、製造業 が 「8. 69」

と、労働災害は大幅に減少 し改善が進んだ。

この時期の職業性疾病の動向は、炭坑の掘削作 業や トンネル工事などの際に発生する炭塵や粉 じ んなどによる 「じん肺」や重金属中毒などによる、

典型的 ・原始的な職業性疾病が多 く見 られた。

昭和 30 年代か ら 40 年代 は、日本経済 は高度

経済成長時代を哀歌 した。

鉄鋼、造船、化学 などの重厚長大産業が大 いに発 展 し、高度成長の推進力 となった。

労災事故 も大型化するようになった。

また、石炭が石油に代替するエネルギー革命 によ り、鉱業 は鉄鉱石など外国産の鉱石が安 い価格 で 輸入できることになったことで衰退化が進んだ。

国民生活 は、「 所得倍増計画」 などによ り、物質 面では次第に豊かな ものになった。そして国民は、

精神的な豊かさをも求めるようにな り、公害問題 や労働環境の改善などに関心が向けられるように なっていった。すなわち労働安全衛生に対す る社 会的関心 も高 まることとなった。

こうしたことか ら、昭和 47 年には事業主 に安 全衛生対策の推進 と責任を求める 「 労働安全衛生 法」が制定 されることになった。

それまでは、安全衛生対策 は 「 労働基準法」 の中 で行われていたが、 、産業構造 の変化、産業技術 の進歩や複雑化、新 たな化学物質の開発などきめ 細か く安全衛生対策を推進する必要か ら、労働基 準法か ら独立 して労働安全衛生法が制定 されるこ

ととなったのである。

この結果、度数率はさらに改善が進むことになっ た。

昭和 40 年には全産業の度数率 は 「12. 38」

にな り、昭和 45 年 には初 めて 「9. 20」 と 10 を下回ることとなった。建設業 も労働環境 の 改善が進み,度数率 は 「15.44」 となった。

しか し、職業性疾病 は、原始的な ものか ら新 た な形態の ものに移行 し始めることになった。

産業社会では、成長優先の考え方か ら、高度成長 を支えた技術革新が急速 に進んだ り、産業活動が 活発化 したことで、公害が社会問題化 し始めたが、

職業性疾病 も複雑多岐に及ぶ ことになった。

有害要因の長期、低濃度暴露による慢性的な職業 性疾病、作業方法の機械化による、振動障害、腰 痛、頚肩腕障害などが多発 し社会問題となっていっ た。

昭和 47 年の労働安全衛生法の制定 とともに、

労働災害 は減少がさらに進んだ。

全産業の度数率は昭和 47 年の 「7.25」 か ら 昭和 60 年には三分の一の水準である 「2.52」

に まで 改善 が進 ん だ。 製 造 業 で も同 時 期 に

「5.06」 か ら 「1 .67」 に改善 した。

国 は職業性疾病について も、積極的に取 り組 むよ

(3)

労働安全衛生対策 と効果 に関す る分析 1

45 40

3

5

3 0

25

2

15

1 0 0

50

‑ 左 目盛じ

資料 労働省 「 労働災害動向調査」 、「 業務上疾病調べ 」

(注 ) (1) 度数率 ‑( 労働災害による死傷者数 ÷延労働時間数) ×100 万労働時間 (2) 疾病率 ‑( 疾病件数 ÷労働基準法適用労働者数) ×1,000 人

うになり、整備 され出 した労働衛生対策により、

それまでの職業性疾病 は減少 し、昭和 50 年代 に は、化学物質による新 しい職業 ガンが問題 になる ようになって来た。

しか し、 60 年代に入 ると、労働災害発生率の 減少率の鈍化が目立っようになって来た。

昭和 60 年 ・1985 年の度数率は 「2.52」

で、そこか ら 1990 年の 「 1.95」 まで は順 調 に改善が進んだが、その後 は一進一退を続 け、

1997 年 ・平成 9 年には 「1.75 」に留まった。

一方、職業性疾病 は、この時期 にはいわゆ る 「 過 労死」と云われている心疾患や脳疾患が注 目を集

めるようになった。

職業性疾患 も社会の複雑化、多様化の影響を受 け 質的変化が現れるようになって来たのである。

そ して、経済のグローバル化や厳 しい競争社会の 到来、さらには技術革新が進む中で、企業社会 に おいて高度情報化や OA 化がより一層進展 し、ス トレスが勤労者に身体的なものか ら心理的、精神 的なものに変質 して現れるようになって来 た。こ のようなス トレスによる精神障害 は、 心身症、 神経 症、精神疾患の中に認められるようになっている。

このように、労働災害の発生状況 は、経済社会、

産業社会の変遷の影響を受けつつ、大 きく変貌 を とげてきたが、労災事故による死亡事故は未だに 年間 1800 件以上 も発生 し、死傷災害に至 って

は 60 万件以上 も発生 し、ス トレスなどを素因 と する健康障害や職業性疾病 も多数発症 している。

経済不況が長引き企業経営を圧迫 している時期 ではあるが、労働環境改善のためのより一層 の努 力が、企業に求められている。

何故な らば、「ヒヤ リハ ッ ト事故」 など災害が 潜在化 しており、危険な状態は解消されていない。

潜在的な危険性をも排除 し、決 して災害が顕在化 しないような努力がさらに求められている。

具体化 した災害の数百倍の災害が潜在化 してい ると言われているか らである。

本分析では労働安全衛生対策が、生産性や品質 の向上など広範な効果を有するとされていること に着目し、その関係を把握するものである。

企業の労働安全衛生対策 とその効果を把握す る ためには、計測可能な対策 と効果を検討する必要 がある。以下において、その項 目について整理、

検討 し、企業アンケー ト調査によって分析す るこ ととする。

資料 労働省労働大臣官房政策調査部 「労働統計 40 年史」

労働省 「 平成 10 年版 労働自書」

「 PPBS の原理 と分析」有斐閣、宮川公男

「 労働安全衛生マネジメントシステムの国 際的動向中央労働災害防止協会」

「 全国産業安全衛生大会 ・研究発表集 ・平 成 1 0 年」中央労働災害防止協会

‑ 1 1 1‑

(4)

3. 経営管理手法と しての労働安全衛生管理対策 企業が行 う経済活動、生産活動に伴 って、労働 災害は発生するが、これを未然 に防 ぐためには、

技術進歩や作業方法の変更 などに伴 って、生産現 場の作業環境や職場環境の改善 も必要 になって く

る。

生産現場の作業環境や職場環境の善 し悪 しによっ て、労働災害の発生頻度 も異なって くる。

労働者の生命を護 るために、労働安全衛生環境 の維持、改善に努めるのは、企業責任である。

平成 10 年の全国の年間の労働災害による死亡 件数 は、 1 ,844 人 と 2 , 000 人を初 めて下 回 った。長崎県内で も 20 人の労災死亡事故が発 生 している。

労働災害をさらに減少 させるためには、企業が 行 っている個別の労働安全衛生対策をさらに積極 的に推進する必要がある。

加えて、経営手法 としての労働安全衛生管理対 策が必要 となる。

すなわち企業や工場の トップの安全衛生問題へ の取 り組み姿勢 は、全体の取 り組みに影響する。

安全衛生計画を作成 し、実施 し、 フォローア ップ を し、計画の改善をするというシステマチ ックな 対応が大切である 。

企業の労働安全衛生環境の レベルアップを図 る ための基本的枠組みは、次のようであろう。

( む トップの方針が社内報などで、全従業員 に 示 されるべ きである。

② 経営計画 と同様に、安全衛生計画 も経営計 画の一貫 として策定 されるべきである。

③ 安全衛生計画の策定 は特定の専門家だけに よらずに、従業員全員参加の形で策定 され る べ きである。

④ 安全衛生計画は着実に実施され、途中でフォ ロー ・アップが行われるべきである。

⑤ 労働者の安全衛生 に関する意識を高めるこ とが求められる。

( 1 ) 安全管理者や衛生管理者の選任等の組織体制 安全衛生対策を企業や工場内で率先垂範 リー ダーとして行 う安全管理者や衛生管理者の選任 動向は、組織体の推進体制を示す ものである。

① 安全管理者、衛生管理者の選任の有無 や専 任者 ・兼任者数

② 安全衛生委員会の活動状況

委員会設置の有無 と委員会の開催頻度 は、

安全衛生対策の活動状況を示す。

( 卦 安全管理者、衛生管理者の活動状況 安全管理者、衛生管理者が現場を巡視、指 導する頻度は、全体の活動の活性化 につ なが

る。

( 2 ) 安全管理者、衛生管理者の 日常活動

次の項 目について、安全管理者、衛生管理者 が、日常活動に注いでいる程度で、その効果 も 異なって くる。

( 彰 安全衛生パ トロール

② 朝礼 ・職場体操

③ 危険予知訓練

④ ヒヤ リ・‑ ット活動

⑤ 自社 ・他社災害事例検討

⑥ 安全衛生改善提案

⑦ 4S 活動

⑧ 作業環境管理活動

⑨ 健康相談

⑲ 交通災害対策

⑪ 現場管理者教育

⑫ 現場作業員教育

( 3) 事業場全休と しての労働安全衛生活動の実践 休制や仕組み

安全管理者や衛生管理者に任せっ切 りにせず、

組織全体 としての実践体制や仕組みが必要であ る。それによって、効果 も異 なって くる。

( む 初任者の安全衛生教育を実施 している

② ライン管理者の安全衛生教育を実施 している

③ 職長教育を実施 している、

④ 協力会社や関連会社の指導を実施 している

⑤ 産業医をおいている

⑥ 健康相談を行 っている

⑦ 交通災害対策を実施 している

(5)

労働安全衛生対策 と効果 に関す る分析 1

⑧ 所内安全衛生大会を実施 している

⑨ 各種全国安全衛生大会 に参加 している

⑲ 安全衛生関係の資格取得を推進 している ( 4 ) 事業場全体 と しての安全衛生 に関する活動 の

程度

従業 も一緒 になって活動をすることが大切 で ある。 どのように取 り組んでいるかについての 項 目である

① 安全衛生パ トロール

② 朝礼 ・職場体操 ( 卦 4S 活動

④ KYT( 危険予知訓練) ( 9 ゼロ災運動

⑥ ヒヤ リ‑ ッ ト事例報告

⑦ 安全衛生改善提案

( 5 ) 高年齢労働者対策 と障害者対策

高齢労働者や障害を持 った労働者‑の対応 も 考える必要があろう。

a 高年齢者 の安全衛生対策 の次の項 目に関す る実施状況

( 丑 作業方法の改善、配置転換

② 機械設備、職場環境の改善

③ 勤務時間帯や時間数の配慮

④ 人間 ドックなどの実施

⑤ 安全衛生教育の実施

b 高年齢者の持っ技術 ・技能やノウ‑ ウの伝 承方法

C 障害者のための安全衛生対策 ( 6) 労働安全投資 に係る設備投資

安全投資 に係 る設備投資 は、効果を有す る。

① 動力機械関係投資

② 物上げ装置、運搬機械関係投資

③ 機械装置関係投資

④ 仮設物、建築物、構築物等関係投資

⑤ その他の安全対策関係投資

( 7) 労働衛生投資 に係る設備投資 について 衛生投資 に係 る投資 は効果を有する。

① 有害化学物質暴露防止のための投資

② 粉 じん暴露防止のための投資

③ 騒音暴露防止のための投資

④ 振動障害防止のための投資

( 参 電離放射線被ば く防護のための投資

⑥ 腰痛予防のための投資

⑦ 健康づ くり ・ THP のための投資

⑧ 快適職場環境形成のための投資

⑨ その他の労働環境改善のための投資

4. 安全衛生対策の効果

安全衛生対策を推進す ることで、様 々な効果 が発生す ると考え られるが、 ここでは、次 の項 目を挙げる。

① 労働災害発生率減少効果

② 生産性向上効果

③ 品質向上効果

④ 早退、遅刻、欠勤減少効果

⑤ 離退職率減少効果

⑥ 疾病曜患率減少効果

⑦ メ リッ ト労災保険料 ( 率)効果

⑧ 労働意欲などモラルの向上効果

⑨ 職場の上下関係及 び仲間同士の人間関係 が 良 くなる効果

⑩ 業界や地域社会 における企業 イメージや信 用向上効果

⑪ 社員の採用への効果

5. アンケー ト調査の実施

以上のような、多様な労働安全衛生対策 と効果 の把握 は、様々な側面 を考慮 して行 う必要がある。

本分析では、その実態を把握す るために、企業 ア ンケー ト調査を行 い、幅広い見地か ら分析す るこ ととした。

ア ンケー ト調査 は、全国調査 にさきがけてのパ イロッ ト調査 としての意味合いを持たせるために、

長崎県内の主要企業を対象 に、平成 10 年の 11 月か ら 1 2 月にかけて、 143 社 に郵送 による日 計式調査で行 った ものである。回収率 は 41% で あった。

調査票及び単純集計の結果表 は後述のとお りで あ る。

以下 に調査対象企業のプロフィールと災害状況 に関す るデータを示す。その後 に分析結果の概要 を示す ことにす る

1 1 3

(6)

事業場規模 、女性 比率、高齢者比率、平均年齢及 び週休二 日制

( 単位 %)

(1 )労働 災害の被災音数

( 単位 :人) 死亡 休業 又は障害等級 1 カ月以上 休業 4 日 休業 4 日 不休 総計

14 毅以上 以上 未満 災害

A 平成 4 年 0. 02 0. 42 0. 42 0. 04 1 . 1 7 2. 06 B 平成 9 年 0 . 02 0 . 31 0. 27 0. 1 2 0. 86 1 . 60

(2 )千人率、度数率及び強度率 ( 参考) 千人率 度数率 強度率

平成 4 年 5. 32 2. 97 0. 95 平成 9 年 5. 79 2. 8 5 0. 29 ( 注) 1. 休業 4 日以上の死傷者数

2.事業場数による単純平均値 ( 労働者数 による加 重平均値ではない) 3. 千人率 :労働者千人当た り死傷者数 ( 年間)

4. 度数率 : 100 万延実労働時間当た り死傷者数 ( 年間) 5. 強度率 : 1 , 0 00 延実労働時間当た り労働損失 日数 ( 年 間) 第 1 災害発生状況の度数分布分析

労働安全衛生対策 の効果 は、第一義的 には労働 災害 の発生状況 と して、数量 と して具体 的に結果 が現 れ るが、度数分布分析 によ りその実態を見 る。

分析 の結果 は、第 1‑1 図か ら第 1‑9 図 を参 照 の こと。

( 参考) (1)千人率 ‑労働者千人 当 た りの労 働 災害 による死傷者数

(2) 度数率 ‑100 万労働 時間 当 た り の労働災害 によ る死傷者 数

(3) 強度率 ‑1000 労 働 時間 当 た り の労働損失 日数

(4) 不休災 害 ‑医師 の手 当 を受 けた も ので、被災 日の翌 日以 降休業 しなか った もの

く 分析結果 の コメ ン ト)

1‑1 死亡災害発生件数別事業場比率 の変化 平成 9 年 の死亡災害 ゼ ロの事業場比率 はわ ずか増加 している。 1 事業場 当た りの単 純 平均 の死亡件数 は、平成 9 年が 0.020

4 件、平成 4 年 が 0. 0208 件 である。

1‑2 休業 1 ケ月以上又 は障害等級 14 級以 上災害発生件数別事業場比率 の変化 若干 ではあるが平成 9 年 の発生数 ゼ ロの事 業場 は増加 している。 この結果、 1 事業 場 当た りの単純平均 の 「 休業一 ケ月以上 又 は 障害等級 14 級以上」件数 は、平成 9 年 が

0.3 件、平成 4 年 が 0.4 件 と件数 は減 少 した。

なお、 この区分 の災害発生数 ゼ ロの事業場

は両年 とも 80% 弱であ る。

(7)

労働安全衛生対策 と効果 に関す る分析 1

1 ‑ 3 休業 4 日以上災害発生件数別事業場比 率の変化

平成 9 年のこの区分の災害発生数ゼロの事 業場比率 は84% に増加 した。

この結果、 1 事業場当たりの単純平均の休 業 4 日以上件数 は、平成 9 年が 0.27 件、

平成 4 年が 0. 42 件 と件数 は減少 した。

1‑4 休業 4 日未満災害発生件数別事業場比 率の変化

平成 9 年の 「 休業 4 日未満の災害発生数」

ゼロの事業場比率 は 86% に減少 した。

また、 1 件発生の事業場の比率も増加 した。

この結果、 1 事業場当た りの単純平均 の

「 休業 4 日未満」件数 は、平成 9 年が 0.

12 件 と、平成 4 年の 0.4 件に比べ増加 した。

1‑5 不休災害発生件数別事業場比率の変化

「 不休災害」の発生ゼロの事業場比率 は、

平成 9 年,平成 4 年 とも 60% を超えてい る。不休災害を多数発生 させていた事業場 が平成 9 年 には少な くなったため、 1 事業 場当たりの単純平均の不休災害件数 は、平 成 9 年が 0.86 件 と、平成 4 年の 1. 1

7 件に比べ減少 した。

1‑6 労働災害総件数別事業場比率の変化 死亡災害か ら不休災害までを含めた労働災 害総件数について事業場比率を見 ると、平 成 9 年の労働災害の発生数ゼロの事業場 は 50% と、平成 4 年の 54% に比べ、減少 した。 しか し、死亡災害以外の区分の災害 件数が減少 したため、労働災害総件数 は、

1 事業場当たりの単純平均の労働災害件数 で見て、平成 9 年が 1 .60 件 と、平成 4 年の 2.06 件に比べ改善 された。

1‑7 千人率別事業場比率の変化

平成 9 年の千人率ゼロの事業場数の比率 は 66% と、平成 4 年の 72% に比べ減少 し た。 この結果、 1 事業場当たりの単純平均 の千人率 は、平成 9 年が 5. 79 と、平成 4 年の 5. 32 に比べ悪化 した。ただ し、

休業 4 日未満を除 く千人率である

1‑8 災害度数率別事業場比率の変化 平成 9 年の度数率ゼロの事業場比率 は 66

%と、平成 4 年の 7 0% に比べ減少 した。

しか し、平成 9 年には度数率が高い事業場 が少な くなったことの効果で、労働時間を 加味 した 1 事業場当た りの単純平均の度数 率は、平成 9 年が 2.85 と、平成 4 年 の

2.97 に比べ改善 された。

ただ し、休業 4 日未満の災害を除 く度数率 である。

1‑9 強度率別事業場比率の変化

平成 9 年の強度率ゼロの事業場比率 は 84

%と、平成 4 年の 8 6% に比べ減少 した。

しか し、全般的に労働災害の発生数が平成 9 年は 4 年に比べ減少 したため、 1 事業場 当たりの単純平均の強度率 は、平成 9 年が 0.29 と、平成 4 年の 0.95 に比べ改 善 された。

第 2 単純集計分析

労働安全衛生対策に係 る 「 効果」と 「 対策」 に 関する質的評価を単純集計分析により行 う。

集計の結果の主要部分 は第 2‑1 図か ら第 2‑

9 図を参照のこと。

く 分析結果のコメン ト)

2‑1 労働安全衛生対策が もたらす効果 労働安全衛生対策が もた らす効果 は、「 労 働災害発生率減少効果」にとどまらず、企 業経営 にとって不可欠 なアイテムで あ る

「 生産性」や、「 品質向上」 、「 業界や地域社 会のイメージ」 、「 労働意欲などモラル向上 効果」そ して 「 疾病擢患率減少効果」 など

にも効果を有すると考え られている

2‑2 労働安全衛生対策の効果 (5 年前 と比 較 した現状について)

現実にこの 5 年間に、労働安全衛生対策が もた らした効果 ( 良 くなったとする事業場 の割合)については、「 労働災害発生率」、

「 労働生産性」 、「 製品の品質」、「 業界や地 域社会のイメージ」などが上げられている。

115‑

(8)

2‑3 平成 9 年 の投資 は安全面への効果 を期 待 して

安全面への効果を期待 して設備投資が行 わ れたかどうかにつ いて は、「その通 り」 が 概ね 20‑40% 程度、「多少 はあ る」 を 加え ると 50‑ 60% 程度 になる。

2‑4 平成 9 年 の投資動向 (5 年前 と比較 し て)

5 年前 と比較 した安全投資の動向について は、いずれの投資項 目につ いて も、 「 増加 した」 とす る事業場 の割合 (16‑ 28%

台)の方が、「 減少 した」 とす る事業場割 合 (10% 前後)を 10 ポイ ン トか ら 20

ポイ ン ト程度上回 っている。

2‑5 該当業務

労働衛生対策が必要 な業務の有無 について は、有害業務である有害化学物質暴露 (3

4 %)、粉 じん暴露 (42 %)、 騒 音 暴露 (28%) が 3 0‑ 40% 程度 と多 く、振 動障害や電離放射線被 ば くが 10% 台 と少 ない。その一方、健康づ くり ・THP 、快 適職場環境形成が 60‑80% と多 い。

2‑6 平成 9 年 の労働衛生投資動向 (5 年前 と比較 して)

5 年前 と比較 した衛生投資の動向について は、健康づ くり ・THP 対策 (1 8%) や、

快適職場環境形成対策 (42%) にお いて 投資 を 「 増加 した」 とす る事業場が多 い。

2‑7 (1) 安全 ・衛生管理者が重点指導 して いる活動 (1)

安全管理者、衛生管理者が、重点的 に指導 を行 っている活動 と して、「朝礼 ・職場体 操」を毎 日実施 している事業場 は 76% 、 週 に 1 回程度 と合わせ ると 84% になる。

また、「 安全衛生 パ トロール」 は毎 日実施 と週 に 1 回程度 を合わせ ると 58% に達 す る

2‑7 (2) 安全 ・衛生管理者が重点指導 して いる活動 (2)

「4S 活動」 に重点 をおいている事業場 は

6 2% と大 きく、次 いで 「 現場管理者教育」

56% 、「 交通災害対策 」 52% 、「 現場作 業員教育 」 48% 、 「自社 ・他社災害事例 検討 」 48% の噸 となっている。

2‑8 安全衛生活動 の実践体制及 び仕組み 安全衛生対策 と しての ソフ トウェア投資 は かな り実施 されているが、事業場が特 に力 を入れているアイテムは、「 安全衛生 関係 の資格取得を推進」 、「 初任者 の安全衛生教 育」 、「 交通災害対策」 、「 職長教育」、 「 産業 医の配置」などである。

2‑9 安全衛生 に関す る活動状況

安全衛生活動 と して事業場が特 に力を入 れ て実施 ( 重点 をおいている事業場 の割合) しているアイテムは、「安全衛生 パ トロー ル 」(78. 0 %) 、「 朝礼 ・職場体操 」(7

6. 0 %)、 「4S 活動 」(58. 0 %)、

「ゼロ災運動 」(54. 0 %)である。

第 3 クロス集計分析

「 対策」 と 「 効果」の関係 を、 ク ロス集計分析 によ り、因果の方向に関す る分析を行 う。

分析結果 は、第 3‑1 図か ら第 3 ‑2 0 図 を参照 の こと。

( 分析結果 のコメ ン ト)

1.事業場 の安全衛生活動 の程度 との関係

3‑1 労働災害発生率 と安全衛生パ トロー ルの関係

安全衛生パ トロールと労働災害発生率 と の関係 をサ ンプル数 の多 い項 目のにつ い て DI で見 ると、「 重点 をお いてや って い る」事業場 は 6 1 . 5 と最 も大 き く、他 とは明 らかに差が出ている。

3‑2 労働災害発生率 と朝礼 ・職場体操 の 関係

労働災害発生率 と朝礼 ・職場体操 の関係 を DI で見 ると、「 重点 をお いてや って い る」事業場 の DI は 65. 8 と最 も大 き

い。

(9)

労働安全衛生対策と効果に関する分析 1

3‑3 労働災害発生率 と 4 S活動の関係 4 S活動 と労働災害発生率の関係をDI で見 ると、「 重点 をおいてや っている」

事業が 69.0 と最 も大 きく、「まあま あやっている」とは明 らかに差が出てい る。

3‑4 労働生産性 と安全衛生パ トロールの 関係

安全衛生パ トロールと労働生産性 との関 係を DI で見ると、「 重点をおいてや って いる」事業場が 61.5 と大 きくな って いる

3‑5 労働生産性 と朝礼 ・職場体操の関係 朝礼 ・職場体操 と労働生産性 の関係 をD I で見 ると、「 重点をおいてやっている」

事業場が 60. 5と最 も大 きい。

3‑6 労働生産性 と4 S活動の関係 4S 活動 と労働生産性 の関係を DI で見 ると、「 重点 をおいてや っている」事業 場が 62. 1 と最 も大きく、他 とは明 ら かに差が出ている

3‑7 製品の品質 と安全衛生パ トロールの 関係

安全衛生パ トロールと製品の品質の関係 をDI で見 ると、「 重点をおいてや ってい る」事業場 の DI は、 53. 8 である。

「まあまあやっている」事業場のDI は、

62.5 であるがサ ンプル数は少ない。

3‑8 製品の品質 と朝礼 ・職場体操の関係 朝礼 ・職場体操 と製品の品質 の関係 を D I で見ると、「 重点をおいてやっている」

事業場が 55.3 と最 も大 きくなってい る。

3‑9 製品の品質 と 4 S活動の関係 4S活動 と製品の品質 の関係をDI で見 ると、「 重点 をおいてや っている」事業 場が 58.6 と最 も大 きく、「まあまあ やっている」とする事業場 とは、明 らか に差が出ている。

3‑10 業界や地域社会におけるイメージや 信用 と朝礼 ・職場体操の関係

朝礼 ・職場体操と業界や地域社会のイメー ジの関係を DI で見ると、「 重点をおいてっ ている」事業場が 56.8 と最 も大きく、

他 とは明 らかに差が出ている

2. 安全管理者、衛生管理者の重点指導事項や 日 常活動の程度 との関係

3‑11 労働災害発生率 と安全衛生パ トロー ルの関係

安全衛生パ トロールと労働災害発生率 と の関係を、サ ンプル数 の多 い項 目の DI について見 ると、安全衛生パ トロールを

「 月に 1 回程度」以上実施 している事業 場が 64. 3 、「 毎 日実施」事業場が 6

1. 1である。

3‑12 労働災害発生率 と朝礼 ・職場体操 の 関係

朝礼 ・職場体操の実施繁度 と労働災害発 生率 との関係を DI でみると、「 毎 日実施 」

が 63.2 と最 も大 きい。

3‑13 労働災害発生率 と 4 S活動の関係 4S活動の実施の程度 と労働災害発生率 との関係を DI で見ると、「 重点をおいて やっている」事業場 のDI は 67. 7 と 最 も大 きく、他 とは明 らかに差が出てい

る。

3‑14 労働生産性 と安全衛生パ トロールの 関係

安全衛生パ トロールと労働生産性 との関 係をDI で見 ると、安全衛生パ トロール を 「 月に1回程度」以上実施 している事 業場が 64.3 、「 毎 日実施」 の事業場 が 61. 1 %となっている。

3‑15 労働生産性 と朝礼 ・職場体操 との関 係

朝礼 ・職場体操 と労働生産性 との関係を DI で見ると、「 毎 日実施」事業場 のDI は 60. 5と明 らかに大 きく、他 とは明 ら かに差が出ている 。

‑ 1 1 7‑

(10)

3‑ 16 労働生産性 と 4S 活動の関係 4S 活動 と労働生産性 との関係を D Iで 見 ると、「 重点 をおいてや っている」事 業場 の D Iは 58. 1 で、 サ ンプル数 は 少ないが 「まあまあやっている」事業場 が 75. 0 となっている。

3‑17 製品の品質 と安全衛生パ トロールの 関係

製品の品質 と安全衛生パ トロールとの関 係を D I で見 ると、「 毎 日実施」 の事業場 が 70.6 と最 も大 きく、他 とは明 らか に差が出ている。

3‑18 製品の品質 と朝礼 ・職場体操の関係 朝礼 ・職場体操 と製品の品質 との関係 を

D I で見 ると、「 毎 日実施」事業場の D I は、

59.5 と、他より大 きい。

3‑19 製品の品質 と 4S 活動の関係 4S 活動 と製品の品質 との関係 を D Iで 見 ると、「 重点 をおいてや っている」事 業場 の D Iは 56. 7 で、 サ ンプル数 は 少ないが 「まあまあやっている」事業場

は 72.7 である。

3‑20 業界や地域社会におけるイメージや 信用 と朝礼 ・職場体操の関係

朝礼 ・職場体操 と業界や地域社会におけ るイメー ジや信用 との関係 を D Iで見 る と、「 毎 日実施」事業場 の D Iは、 54.

1 と大 きい。

6. 結びに代えて〜労働安全衛生対策の生産性 向 上効果及び製品の品質向上効果等について〜

A. 今回の 「アンケー ト調査」の結果 か ら、今 後の検討課題 としては、次のような点が挙 げ

られる。

(1)企業で行われている様々な安全衛生対 策 は、生産性向上効果 とか品質向上等 の 効果を持っ ことが分か った。

今後の課題 としては、このような効果 は、どのようなプロセスを経て、得 られ るのであろうか。 この点について、以下

の B で述べる点 も踏 まえて、さらに詳細 な検討が現場の実態に別 して把握するこ とが必要である。

(2) 多変量解析 により対策 と効果の関係を、

数量的に計測することが必要である。

(3) 長崎県内の企業 アンケー ト調査結果 の データに加えて、全国的なデータによる 分析 と比較 してみることが必要である。

B. 今回の調査で、職場の安全点検、安全衛生 パ トロール、朝礼 ・職場体操、 4S 活動 など 職場における安全活動などが、かなり積極的

に行われている実態が判明 した。

そ して、 このような安全活動 と 「 労働災害 発生率減少効果」 、「 生産性向上効果」、「 製品 の品質向 上効果」などとの因果関係が、強

く感 じられるような結果が得 られた。

(1) 安全点検活動 は、それ自体が稼働率 の 維持、生産性の向上や品質の向上に繋がる。

( 丑 始業点検 毎 日の作業開始時に機械 や 設備を点検する

② 終業点検 作業終了後に機械等の以上 等を点検、整備する

③ 日常点検 職場の監督者が担当区域 の 機械設備や労働者 について点検す る

④ 月例点検 法定の定期点検の他 に機械 等の性能、構造等の点検を行 う

⑤ 定期点検 機械等の性能、構造等 に変 化がないか点検する

⑥ 特別点検 工場や現場などに、暴風 や 何か異常事態があった場合に行 う (2) 朝礼や職場体操 も、その日一 日の規律

を植え付 け、体をほぐす効果があり、安全 衛生面での効果だけでな く、やる気やモ ラ ルそ して適度の緊張感 を高 めるために、 生 産性や品質管理 にも大 きく効果を持っ (3) 例えば、 4S ( 整理、整頓、清掃、清

潔) 、 5S (4S プ ラス妖)運動 は、次 の ようなプロセスを経て様々な効果を有する

(1)清掃 ・清潔

‑ → ク リーンな職場環境、危険箇所 の除去

‑ ケガ ・ゼロ ‑ 職場の安全衛 生水準向上

(2)清掃 ・清潔

‑ 機械の整備、故障の未然防止、

(11)

労働安全衛生対策 と効果 に関す る分析 1

機械の寿命が延 びる

‑ 故障 ・ゼロ ‑生産性 ・稼働率 向上

※ 故障が原因の労災の減少 (3)整理 ・整頓

一 工程や探す無駄、不良の多 い箇 所の発見、検査機 の正 しい保管

‑ 不良 ・ゼロ ‑ 品質向上

※ 故障や機械の トラブルによ る労災 の減少

(4)整理 ・整頓

‑ 余分な機械の排除、過剰置 き場 排除、過剰在庫排除

‑ ムダ ・ゼロ ‑ 原価低減

※ 労災の減少 に繋が る (5) 整頓 ・清潔

‑ 不良排除、取 り置きの無駄排除、

無駄な残業の減少、出勤率の向上

‑ ‑ 遅れ ・ゼロ ‑ 納期厳守

※ 心身の リフレッシュ効果 に よる健康増進、労災の減少 (6)整理 ・整頓 ・清掃

‑ 誰 もが直 ぐ分か る、検査機 の正 しい保管

‑ 切替えゼロ、よけいな動作 の減 少 ‑ 多品種化

※ 労災の減少

(4) 労働災害 は、それ自体が生産阻害要因 であり、未然 に防 ぐことは相当の利得 とな る

さらに、事故や ミスの無 い職務 の遂行 は、業務上 に限 られず業務外 にも及ぶ。例 え業務外であって も、従業員が負傷すれば、

欠員の補充や他の従業員の超過勤務、 日程 の変更を余儀な くされ、生産性 に影響 が生 ず る。

(5) 安全衛生活動 には、生産性向上運動、

品質向上活動、原価 コス ト低減活動な ど、

企業内の各種小集団活動 と共通の部分があ り、安全衛生活動 を推進す ることは、共通 部分を経過 して生産性 の向上 とか品質改善

とか原価 の低減 に寄与する。

(6) 諸作業のオー トメーション化、機械化 による災害の減少効果

例えば、製品を手で荷造 りしていたのを、

‑ 119 ‑

パ レッ ト積みの自動化 にすることによって、

箱の手動積み上 げがな くな った。

さらに、パ ウチの自動封入 によって手動 封入が減少 した。‑ 労働災害の発生 す る 機会を無 くし、生産性の向上にも繋がった。

(7) 例えば、作業工程や安全性 の改善 につ いて、品質管理 チーム ( 組合員 と経営側 メ ンバーで構成)が施設 の運営改善 に貢献 し ている例がある

(1 )溶接 プログラム全般 を、作業手順 の 改訂や訓練方法の修正、品質改善 によ り向上 させ、災害の発生 しやすい高温 作業を改善す る

(2)クール ( 低温)ベス トや携帯型空気 冷却装置の利用を通 じて、高温環境 で 働 く作業者を保護す る

(8) 製造原価の低減 に寄与す るのは、修理 に多額の資金を要す る工程上 の事故を無 く す ことである。すなわち、作業担当者 の ミ ス、誤 った整備作業、不適切 な手順管理 が その原因である

安全重視を徹底 させ ることにより、

① 無数の手順 の改訂、開発

② 訓練の手順改善

③ 手順遵守義務の大幅な拡大

④ 機器の動作不良 に係 る従業員の認識改 善が行われ、プラン トの稼働率や整備維 持が改善 され、 ダウンタイム ( 停止時間) がな くな り、生産性の向上 にもつながる。

(9) 危険有害業務か ら労働者を廃 し、ロボッ ト化を進 める

これは、生産性の向上 に も繋が る

( 以上)

( 1 9 9 9 年 6 月 1 日受理)

(12)

第 1 災害発生状況 にかかる度数分布分析

第 1‑1 図 死亡災害発生件数別事業場比率の変化

( 事業場比率 %) ソ 1平成4 年 ロ平成9 年

死亡件数

( コメント) 平成9 年の死亡災害ゼロの事業場比率はわずか増加している 。1 事業場当たりの 単純平均の死亡件数は、平成9 年が0.0204 件、平成4 年が0.0208 件である。

第 1‑2 図 休業1 ケ月以上又は障害等級 14 級以上災害発生件数別事業場比率の変化 比

( コメント) 若干ではあるが平成9年の発生数ゼロの事業場は増加している。この結果、1事業 場当たりの単純平均の「 休業一ケ月以上又は障害等級 14 級以上」件数は、平成9 年 が 0.3 件、平成 4 年が 0.4 件と件数は減少した。

なお、この区分の災害発生数ゼロの事業場は両年とも 80 % 弱である。

(13)

労働安全衛生対策 と効果 に関す る分析 1

第 1‑3 図 休業 4 日以上災害発生件数別事業場比率の変化

( 事業場比率.%)

0 1 2 3 4 5

休業 4 日以上件数

( コメント) 平成9 年のこの区分の災害発生数ゼロの事業場比率は84 % に増加した。この結 果、1 事業場 当たりの単純平均の休業4 日以上件数は、平成9 年が 0. 27 件、平成 4 年が 0. 42 件と件数は減少した。

第 1‑4 図 休業 4 日未満災害発生件数別事業場比率の変化

( 事業場比率, %)

( コメント) 平成 9 年の「 休業 4 日未満の災害発生数」ゼロの事業場比率は 86% に減少した。

また、1 件発生の事業場の比率も増加した。この結果、1 事業場 当たりの単純平均 の「 休業 4 日未満」件数は、平成 9 年が 0. 12 件と、平成 4 年の 0.4 件に比べ増加し た。

1 2 1 ‑

(14)

第 1‑5 図 不休災害発生件数別事業場比率の変化

( 事業場比率,

( コメント) 「 不休災害」の発生ゼロの事業場比率は、平成 9 年.平成 4 年とも 60% を超えてい る。不休災害を多数発生させていた事業場が平成 9 年には少なくなったため 、1 事業 場当たりの単純平均の不休災害件数は、平成 9 年が 0.86 件と、平成 4 年の 1.17 件に比べ減少した。

第 1‑6 図 労働災害総件数別事業場比率の変化

( 事業場比率.%)

■平成4年

□平成9年

l. J . J L . t . 「一. . tr1. I . . I 8 9 1 0 日 ー 2 1 3 1 4 1 5 1 6 働 災害件数

( コメント) 死亡災害から不休災害までを含めた労働災害総件数について事業場比率を見る と、平成9 年の労働災害の発生数ゼロの事業場は 50% と、平成 4 年の 54% に比べ、

減少した。しかし、死亡災害以外の区分の災害件数が減少したため、労働災害総件 数は、1 事業場当たりの単純平均の労働災害件数で見て、平成9 年が 1.60 件と、

平成 4 年の 2.06 件に比べ改善された。

(15)

労働安全衛生対策 と効果に関す る分析 1

第 1‑7 図 千 人率別事業場 比率の変化

( 事 業場比率.%)

( コメント) 平成 9 年の千 人率ゼ ロの事 業場 数の比率 は 66 %と、平成 4 年の 72% に比べ減 少した。この結果 、1 事業場 当たりの単純平均の千人率 は、平成 9 年が 5. 79 と、平 成 4 年の 5.32 に比べ悪化した。

ただし、休 業 4 日未満を除く千 人率である。

第 1‑8 図 災害度数率別事 業場比率の変化

( 事 業場比率. % )

1 . .. I. . n

( コメント) 平成9 年の度数率ゼ ロの事 業場 比率 は 66 %と、平成4 年の 70 % に比べ減少し た。しかし、平成9年には度数率 が高い事業場 が少なくなったことの効果で、労働

時間を加味 した 1 事 業場 当たりの単純平均の度数率 は、平成 9 年が 2.85 と、平 成 4 年の 2.97 に比べ改善された。

ただし、休 業4 日未満の災害を除く度数率である。

‑ 1 2 3‑

(16)

第 1‑9 図 強度率別事業場比率の変化

( コメント) 平成9年の強度率ゼロの事業場比率 は84%と、平成4年の86%に比べ減少し

た。しかし、全般的に労働災害の発生数が平成9 年は4 年に比べ減少したため、1

事業場 当たりの単純平均の強度率 は、平成9年が0.29と、平成4年の0.95に比

べ改善された。

(17)

労働安全衛生対策と効果に関する分析 1

第 2 単純集計

第 2‑1 園 労働安全衛生対策がもたらす効果

( 事業場比率. %)

1 00% 90% 8 7 6 0 0% 0% % 笠 40% 50% 3 20 ー 0% 0 0% % %

労働災害

発生率滅 生 上効果 晶耳向上

性 向 効果 早 身 退 、欠 、遅 撫遺構 渡少効 申 果 疾病羅 患率 漉 メリット労 災保険料 労働意欲 等モラル 職場の人 間関係等 業界や地 域社会の 社員の 採用へ

少効果 減少効果 少効 果 ( 辛) 向上効果 の効果 イメージ の効果 ロ有り 1 00. 0 84. 0 84. 0 76 . 0 6 8. 0 88 . 0 】 9 0. 0 88. 0 68. 0 98. 0 7 8. 0 璽重 し 0. 0 1 4 . 0 ̲ L i t . ̲ 9 V 」 2 4 . 0 3 0 . 0 1 2. 0 6. 0 1 0 . 0 3 0 . 0 2 . 0 20. 0

( 注) 無回答があるため 100 % にはなりません。(以下、同じ。) Dl ‑ 「 有ると思う」 事業場割合‑「 無いと思う」 事業場割合

( コメント) 労働安全衛生対策がもたらす効果は、「 労働災害発生率減少効果」にとどまらず、企 業経営にとって不可欠なアイテムである「 生産性」 や、「 品質向上」、「 業界や地域社会 のイメージ」、「 労働意欲などモラル向上効果」そして「 疾病罷患率減少効果」 などにも効 果を有すると考えられている。

第 2‑2 図 労働安全衛生対策の効果 ( 5 年前と比較した現状について) ( 事業場比率. %)

A

̲ ィ . ら . ・ p 臓 l ‑ / . : 黙 : : . ‑ : i ( : . < 二 こ

労働災害 発生率 労働生 産性 製品の 品質 早退、遅 刻、欠勤 率 #退撒率 疾病羅患 率 俸 芸 労働意欲 などの モラ ル 業界や地 域社会の イメージ 吐良の 採用

ロ 良 く な っ た 6 0 . 0 6 4 . 0 5 4. 0 48. 0 36. 0 42. 0 5 0 . 0 48. 0 ー 52. 0 38. 0

E 3 変 わ ら な い 3 6 . 0 3 2 . 0 42. 0 44. 0 5 4. 0 5 0. 0 44. 0 48. 0 44. 0 52. 0

■悪くなった 4. 0 4. 0 0. 0 8. 0 1 0. 0 8. 0 2. 0 4. 0 2. 0 1 0. 0 Dl l 56. O L 6 0. O I 54. O t 4 0. 0 1 26. O l 34. O l 48. O I 44. O l 50. O I 28. 0

( コメント) 現実にこの 5 年間に、労働安全衛生対策がもたらした効果(良くなったとする事業場の 割合)については、「 労働災害発生率」、「 労働生産性」、「 製品の品質」、「 業界や地域社 会のイメージ」 などが上げられている。

1 2 5 ‑

(18)

第 2‑3 図

1 00%

90%

80%

70% : 〜 三 1

笠 60% 50%

( }

械 関 侶

40%

30%

20%

1 0 %.

0%

動 力

臼 そ の 通 り 2 6 . 0

E 3 多 少 は あ る 2 2 . 0

E Z l そうではない 8. 0

■投資しなかった 38. 0 DJ 1 1 8 . 0

平成 9 年 の投資 は安全面へ の効 果を期 待 して

( 事 業場 比率 %) ソ ■

i 投 資 2 2 6 2 係 . . 0 0 投 運 資機 搬 械 装 置 2 2 4 8 関 . . 0 0 係 投 資仮 築 設 物 物 等 . 2 1 建 関 8 0 . . 0 0 係 築 物 投 、構その他の安全 対策関係投資 2 3 8 6 . . 0 0

8. 0 8. 0 1 0. 0 4. 0

36. 0 34. 0 44. 0 30. 0 1 8 . 0 16 . O l 8 . 0 34 . 0 Dl ‑ 「 安全 面への効果を期待 」しての投 資事 業場割 合 ‑「 そうでは無 い」事 業場割合 ( コメント) 安全面へ の効 果を期待 して設備投 資が行われたか どうか については、「その通 り」が

概ね 20‑40%程度 、「多少 はある」を加 えると50‑60%程 度 になる。

第 2‑4図 平成 9年 の投 資動 向 (5年前 と比較 して)

( 事業 場 比率 . %

1 00% 90% 80% 7 6 0% 0 %

笠5 4 2 1 0 0% 0% 0 0% o %

一 ノ ′

′′一

動 力棟械関係投資 物

紘関係 げ装置、運搬 投資

横 軸 装 置

関 係

投資 仮設物 葉物等関係投賛建築物、構 その他の安全 対策関係投資

口増加した 1 6. 0 1 6. 0 1 6. 0 20. 0 28. 0 ロほぼ同じ 40. 0 42. 0 44. 0 38. 0 42. 0 E ) 減少し た 1 0. 0 6. 0 8. 0 8. 0 6. 0

■回答なし 34. 0 36. 0 32. 0 34. 0 24. 0

DI ‑ 「 投 資を増加 した」事 業場割 合 ‑「 減 少させた」事 業場割 合

( コメント) 5 年前 と比較 した安 全投 資の動 向については、いずれ の投資項 目についても、「 増加 した」とする事 業場 の割 合 (16‑ 28% 台)の方 が、「 減 少した」とする事 業場割 合 (10%

前後 )を10ポイントか ら20ポイント程 度上 回っている 。

(19)

労働安全衛生対策 と効果 に関す る分析 1

第 2‑5 図 該 当業務

( 事 業場 比率 . % )

邑 腰痛予防 の必要 4 4 . 0 THPの 健康づ 6 4 . 0 必要 快適織現環 くり. 境形成 の必 8 0 . 0 要 働 その他の労 環境改善 の必要 6 8 . 0

4 I B T 五 28. 0 1 4. 0 26. 0

Dl ‑有 害 業務 の該 当業務 「 有 り」 事 業場割 合 ‑「 無 し」 事 業場 割 合

( コメント) 労働 衛 生 対 策 が必 要な業 務 の有無 については、有害 業務 である有害 化学 物 質暴露 (34 % ) 、粉 じん暴需 (42 % ) 、騒 音 暴 露 (28 % ) が 30‑40% 程 度 と多く、 ・ 振 動障害 や 電離 放 射線 被 ばくが 10 % 台 と少ない。その一方 、健 康づくり ・ THP 、快 適職 場環 境 形 成 が 60‑80 % と多い。

第 2‑6 図 平成 9 年 の労働 衛 生投 資動 向 ( 5 年前 と比較 して)

h ̲ ̲ " ̲ ㌔ ̲ 一 、 ̲ ̲ I̲ ̲ ̲ ̲ ̲ ̲ ( 事 業場 比率. 9 4 ij

1 00 90 80 70% 60 % % % % 墓 50% 40 30% 20 l ot 0≠ % % ̲

j i g

キ ■ ‑ : 丈 ̲ . /

青書化学物 扮じん曇霧 騒音暴露 肪 振動陣警防 t義放射線

ため の 投

健dE づくり .

適鴨場環 その他の労 賞暴露防止 防止のため 止のための 止のための 被ばく肪性の

THP

のため

形成のた 鋤環境改善

の の 授賞 投資 ための投資 の投資

の 投資 の

□増加した 8 . 0 1 0 . 0 8 . 0 2 . 0 2 . 0 8 . 0 1 8 . 0 4

2

. 0

28.0

Z 3ほぼ同じ 2 8 . 0 3 4 . 0 2 6 . 0 2 6 . 0 1 6 . 0 2 8 . 0 3 2 . 0

36.

0

38ー0

t a減 少した 0 . 0 0 . 0 0. 0 0. 0 0 . 0 0 . 0 0. 0 0 . 0

2.0

El 投資しなかった 4 8 . 0 4 2 . 0 4 8 . 0 5 4 . 0 6 2 . 0 5 2 . 0 3 8 . 0 1 8 . 0

24.0

‥‥ b1 ‑ ‑ ‑ 投資をT増加 した」 事菓壌割合 ‑ 「 減少させたJ 事賞揚割合 I t

( コメント) 5 年前 と比 較 した衛 生 投 資 の動 向については、健 康づくり ・ THP 対 莱 (18% )や 、快適 職 場環 境 形 成 対 策 ( 42 % ) において投 資を「 増 加 した」とす る事 業場 が 多い。

‑ 1 2 7‑

(20)

第 2‑7(1) 図 安 全 ・ 衛生管理者が重点指導 している活動 ( 1)

( 事 業場比率, %)

1 0 9 0% 0%

8 0% ‑

7 0

%

6 0%

墓 5 4 3 2 1 0% 0% 0% 0% 0% 0 ≠ ‑

‑. .. :

, . p V . 汝 ヾ ' l 汁. ㍗ ‑ . 鼻 . ≡ . . . 二 . ・ . ‑ . L f 〒 三 二 ; = . = p I : ! : = : ‑ . i : : 滋諾 = = t i j 妻 : ; 諾 ぎ ; : , ≡ ; ‥ 滋. .

‑‑‑ ‑ ‑‑‑ ‑ ‑‑

安全術生パトロール 朝礼 . 職 場体操

ロ毎 日実施 36 . 0 76. 0

E 3 遇 に1 回程度 2 2. 0 8. 0

四月に1 回程度 28 . 0 8 . 0

日月1 回未満 1 0. 0 2 . 0

′やっていない 4 . 0 6 . 0

DJ ‑ 「 毎 日実施」 事業場割合 ‑「 やっていない」 事 業場割合

( コメント) 安全管理者 、衛生管理者が、重点的に指導を行っている活動 として、「 朝礼 ・ 職場体 操 」を毎 日実施 している事 業場 は 76% 、週に 1 回程度 と合わせると 84% になる。また、

「 安全衛生パ トロール」は毎 日実施と週に 1 回程度を合わせると 58% に達する。

第 2‑7(2) 図 安全 ・ 衛生管理者が重点指導 している活動 (2)

( 辛 業場比率. %)

9 0%

8 0%

7 0%

6 0%

比 率 2 5 4 3 1 0% 0% 0 0% 0% 0% % ロ重点をおいている

J > 二 ; ≡

・ . 敬三 : = : ; こ : ;

) ≡ . 1 J

酬 閤

危険 予 訓 練 知 ・ ヒヤ 活 ハ 動 ッ リ ト 社 自社 . 例検ま 災害事 他 す 安全衛生 改善提案 4 S活動 作業環境 管理活動 健康 相 鉄 交通災事 対

現場管理 者教育 現場作業 員教育 40. 0 4 4. 0 48 . 0 3 4. a ‑I ‑ 6 2. 0 40. 0 2 8. 0 5 2. 0 5 6. 0 48 . 0 E 3まあまあやつている 3 6 . 0 32 . 0 36 . 0 48 . 0 2 4 . 0 54. 0 5 0. 0 40. 0 3 8. 0 46 . 0 }や っていない 24. 0 2 4 . 0 「 6 . 0 1 8. 0 1 4. 0 6 . 0 2 2. 0 8. 0 6. 0 6 . 0

}回答なし ‑ 0 . 0 0 . 0 0 . 0 0 . 0 0 . 0 0 . 0 0 . 0 0ー 0 0. 0 0 . 0

DJ l 1 6 . 0 20. O l 32 . 0 ー 6. 0 ー 48 . 0 3 4. O l 6 . O f 44̲ O J 50. 0 ( 42 . 0 DJ ‑ 「 重 点をおいてやっていると思う」 事 業場割合 ‑「やっていないと思う」 事 業場割合 ( コメント) 「 4S 活動 」 に重 点をおいている事 業場 は 62% と大きく、次 いで「 現場 管理者

教育 」56% 、r 交通 災害対策 」52% 、「 現場作業員教育 」4 ・ 8%、「自社 ・ 他社 災害事例

検討 」48% の順となっている。

(21)

労働安全衛生対策 と効果に関する分析 1

第 2‑8 図 安全衛生活動の実践体制及び仕組み

̲ ( 事業場比率, % )

1 00% 90% 80% 70% 60%

50%

40 30% 20% 1 0% 0% %

ー H

① ② ③ ④ ⑤ . ⑥ ⑦ @ ⑨ ⑩

D Y E S 82. 0 64. 0 74. 0 68. 0 68 . 0 6 6 . 0 76, 0 52. 0 70. 0 86. 0

①初任者の安全衛生教育を実施している ⑥健康診断を行っている

②ライン管理者の安全衛生教育を実施している ⑦ 交通災害対策を実施 している

③職長教育を実施している ⑧ 所内安全衛生大会を実施している

④協力会社や関連会社の指導を実施している ⑨各種全国安全衛生大会に参加している

⑤産業医をおいている ⑩安全衛生関係の資格取得を推進している Dl ‑実施している「 Yes 」 事業場の割合 ‑「 No 」 事業場割合

( コメント) 安全衛生対策としてのソフトウェア投資はかなり実施されているが、事業場が特に力を 入れているアイテムは、「 安全衛生関係の資格取得を推進」、「 初任者の安全衛生教育 」

「 交通災害対策」、「 職長教育」、「 産業医の配置」などである。

■やっていない

第 2‑9 図 安全衛生に関する活動状況

一 一 ̲ ̲ ̲ I 一 一一 ̲ ̲ 一 一 ̲ ̲ ( 事業場比重 L 軌 一 一

l UU7 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 1 0% 0% 5

安全衛生 朝礼. 職場 4 S活

KY 知訓練) T( 危険予 ーゼロ災運動 ヒヤリハット 安全衛生

′く トロ‑ル 体 操 事例報告 改 善提 案

いる 78. 0 76. 0 58. 0 42. 0 54. 0 46. 0 42. 0 ている 16. 0 1 8. 0 34. 0 32. 0 26. 0 32. 0 40. 0

Dl ‑「 重点をおいてやっていると思う」事業場割合‑「 やっていないと思う」 事業場割合 ( コメント) 安全衛 生活動として事業場が特に力を入れて実施(重点をおいている事業場の割合)

しているアイテムは、「 安全衛生パトロール」( 78.0%) 、「 朝礼 ・ 職場体操」( 76.0 %) 、

「 4S 活動」( 58.0%) 、「 ゼロ災運動」( 54.0%) である。

‑ 1 2 9‑

(22)

第 3 クロス集計分析

1. 事業場の安全衛生活動の程度との関係

第 3‑1 図 労働災害発生率と安全衛生パトロールの関係

Dl ‑ 「良くなったと思う」 事業場割合 ‑「 悪くなったと思う」 事業場割合

( コメント) 安全衛生パトロールと労働災害発生率との関係をサンプル数の多い項 目のについ て D I で見ると、「 重点をおいてやっている」 事業場 は 61.5 と最も大きく、他とは明らか に差が出ている。

第 3‑2 図 労働災害発生率と朝礼 ・ 織場体操の関係

30 25 l ー ‑ー J ー 良く なったと思うJ

20 1 1 5 0

変わらないと思う

J

悪くなった と

思 う

l

5 0

礼.

撮 場体操

重点を

おい

て やっ てい

と 思う まあま あ や つ

い る と 思う やっていないと思う 労働災書発

生率 の評価

ロ良くなったと思う

2

6 3 1

E 3変わらないと思う

ll

5 2

DJ ‑ 「良くなったと思う」 事業場割合 ‑r 悪くなったと思う」 事業場割合

( コメント) 労働災害発生率と朝礼 ・ 職場体操の関係を D l で見ると、「 重点をおいてやっている 」

事業場の D l は 65.8 と最も大きい。

(23)

労働 安 全衛生対策 と効果 に関 す る分析 1

第 3‑3 図 労働災害発生率と 4 S活動の関係

( 単位 : 事 業場数)

Dl ‑ 「良くなったと思う」 事業場割合 ‑「 悪くなったと思う」 事 業場割合

( コメント) 4 S活動と労働災害発生率の関係を D l で見ると、「 重点をおいてやっている」 事業 が 69.0 と最も大きく、「 まあまあやっている」とは明らかに差が出ている。

第 3‑4 図 労働生産性と安全衛生パトロールの関係

( 単位 : 事業場数)

Dl ‑ 「良くなったと思う」 事業場割合‑「 悪くなったと思う」 事業場割合

( コメント) 安全衛生パトロールと労働生産性との関係を D l で見ると、「 重点をおいてやってい る」 事業場 が 61.5 と大きくなっている .

‑ 131 ‑

(24)

第 3‑5 図 労働生産性と朝礼 ・ 職場体操の関係

( 単位 : 事業場 数)

3 0 2 5 2 1 1 0 5 0 5p 0

良くなったと思う l

JJ 変わらないと思う 一

1

.Lウ、..

悪くなったと思う ト ー

朝礼 . 職場 体操

重点をお いてやって いると思う まあまあやつていると思う やっていないと思う 匝 働生産性の評価

口良くなったと思う 2 5 5 2

臼変わらないと患う l l 4 1

DI ‑ 「 良くなったと思う」 事業場割合 ‑「 悪くなったと思う」 事業場割合

( コメント) 朝礼 . 職場体操と労働生産性の関係を D l で見ると、「 重点をおいてやっている」 事 業場が 60.5 と最も大きい。

第 3‑6 図 労働生産性と 4 S活動の関係

Dl ‑ 「良くなったと思う」 事業場割合 ‑「 悪くなったと思う」 事業場割合

( コメント) 4 S活動と労働生産性の関係を D l で見ると、「 重点をおいてやっている」 事 業場が

62.1 と最も大きく、他とは明らかに差が出ている。

(25)

労働安全衛生対策と効果に関する分析 1

( コメント) 安全衛生パ トロールと製品の品質の関係を D l で見ると、「 重点をおいてやっている」

事業場の D l は 、53.8 である。「 まあまあやっている」 事業場の D l は 、62.5 であるが サンプル数は少ない。

第 3‑8 図 製品の品質と朝礼 ・ 職場体操の関係

( 単位 : 事業場数)

■ ノ 変わらないと思う 「 悪くなったと思う I

「 ‑ ■■l 曲ud

朝 礼 . 織場 体操

重点をお いてやって いると思う まあまあやつていると思う やっていないと思う 匝 品の品質の評価

□良くなったと思う 2 2 4 1

E )変わらないと思う 1 5 5 1

■悪くなったと思う 1 0 1

Dl ‑ 「良くなったと思う」 事業場割合 ‑「 悪くなったと思う」 事業場割合

( コメント) 朝礼 ・ 職場体操と製品の品質の関係を D I で見ると、「 重点をおいてやっている」 事 業場が 55.3 と最も大きくなっている 。

ー 1

3 3

(26)

第 3‑9 図 製品の品質と 4 S活動の関係

DJ ‑ 「良くなったと思う」事業場割合 ‑「 悪くなったと思う」事 業場割合

( コメント) 4S 活動と製 品の品質の関係を D l で見ると、「 重点をおいてやっている」 事業場が 58.6 と最も大きく、「 まあまあやっている」とする事 業場 とは、明らかに差が出てい る。

第 3‑10 図 業界や地域社会 におけるイメージや信用と朝礼 ・ 職場体操の関係 ( 単位 : 事 業場数)

2 0 1 5

1 0 5 ′ ヽ 良く なったと思う l

) 変わ らないと思う l I

. ‑ +

, . よっ ̲ J t l ヽ つ

※ +

汚 く 革 一 一 ■ 一Ⅷ

J 認 諾 警 V 重 点 をおいてやっ 朝礼 . 穂積体操 てい る と 思 う まあまあやつていると思う やっていないと患う

口良くなったと患 う 2 2

4

0

E 3変わ らないと患う ー 4

5

3

■悪くなったと患う 1

0

0

DI ‑ 「良くなったと思う」事 業場割合 ‑「 悪くなったと思う」 事 業場割合

( コメント) 朝礼 ・ 職場体操と業界や地域社会のイメージの関係を D l で見ると、「 重 点をおいて

やっている」事 業場が 56.8 と最も大きく、他 とは明らかに差が出ている。

参照

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