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変化粒子に就て
自然科学教育研究室 斎 藤 一 之
当学部紀要第六号第七号第八号に変化粒子と云う新しい粒子をくり返し説明した。変化 粒子はπメソンの約珪の質量をもって居るがこの変化粒子が突然ニュートリノとか電子
(或るいはそれらの反粒子)に転化するのである。素粒子論(皿)の第一章は正しいが第 二章の変化粒子の式は正しくないのでここに訂正する事にする,素粒子論(III)に於て二 ユートリノは電子と同じように4成分(four−component)である事を証明した。この第 一章で3次元もしくは2次元空間では空間質量はzeroである事を証明した,今
X2−t2=const(1)
のように空間軸が一次元の場合は空間質量m、はzeroではなくても合理的である。時間 質量をm4とすれば(i)式の全質量はm、とm4の合成した値を示しそれはm4より大きい。こ のような時間空間に存在するのが変化粒子である。したがって変化粒子はDirac Particle
ではない。(1)式ではx軸は空間軸のある一つの次元を示すと理解されたい。現実の我々が
観測する場合には空間軸は三次元であるから変化粒子一箇のみ単独に存在する事はない。
μmesonは空間軸がx方向の変化粒子, y方向の変化粒子, Z方向の変化粒子が各々一箇
つつ合成されて出来あがって居る。今例えばx方向の変化粒子とy方向の変化粒子の空間が 突然一致したときにはμmesonは空間的に二次元となり三次元空間の性質を保つことが 出来なくなり変化粒子はdecayする。即ちμmesonのdecayは空間的性質によるので あって今迄に知られた相互作用による転化とは本質的に異なるものである。変化粒子が1 つのみ,或るいは2箇のみの場合は我々は直接観測する事は出来ない。
πメソンの場合は変化粒子4箇から出来ているが,この場合は変化粒子3箇で3次元空 問をつくり,のこりの一箇がある次元の振動をしながら他の二次元の運動をして居るがこ の次元が減少した時にdecayが起る。
変化粒子を古典的に考えるとどうなるであろうか。今例へば電子が強い場の為に強制振 動して一次元の縦振動をしながら音波のように進んだとするとその電子の質量はもとの質