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岸井勇雄 県立新潟女子短期大学教育学研究室

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(1)

国定修身教科書における人間関係道徳の取扱い

岸井勇雄 県立新潟女子短期大学教育学研究室

An Analytical Study of the Morals of Personal  Relations in Japanese Moral Texkbooks

Isao Kishii

Department of General Educatien, Niigata W。men s C。11ege

1

 明治37年度から実施された小学校國定修身教科書は,今次大戦終結にまつて修身科が嫉される までの41年間,国民道徳教育の内容を決定する大きな役割りを担つたものである。

 この間,比較的大きな修正が前後4回にわたつて行なわれ,大別して5種の国症修身書が使用さ れたがユ),これらは各課の構成・標題・文章等,内容上それぞれ異同があり,内容分析ゐ方法もま た各種考えられるのである。

 ここでは,これら5期にわたる国定修身書の内容の変化を審観化するための手続きとして,まず 各課の主要徳として説かれる道徳を,課の標題には必ずしもこだわらず実質的内容を重んじて抽出 し,次にその単位道徳を共通の性格によつて数次にわたつて括り,最終的にはく人間関係における 道徳〉〈個人道徳〉〈全体社会に対する道徳〉の3種の範疇に分類して,数量的な処理を行なつ た。なかんつくく人間関係における道徳〉とは,その道徳的行為の実践場面に他者の存在を前提と するもの,と規定することによつて分類した徳目群であつて,この場合の他老とは,天皇・国家・

法規等全体社会に属するもの以外の個人的な他者である。したがつてその内部には,親子・兄弟等 のく家族関係〉におけるもの,師弟・主従・ 近隣等の〈家族以外の特定の人間関係〉におけるも の,及び博愛・報恩・礼儀・正直等の〈人間関係一般〉た共通すぺき道穂,あ3類,さらに家族関 係を含むく特定〉と〈一般〉に括れば2類の道徳群を包含しており,社会的親範としての道徳の,

最も本来的な領域と云いうるものである。

 〈第1表〉は,こうした〈人間関係における道徳〉について,各単位項即こ該当する徳目の登場 頻融を各期各学年別に分類した一覧蓑である。これを基礎にく全数に対する各徳目群の頻度〉およ びく人間関係道徳〉群内部にお1ケる比重を百分率で示したのが〈第3i表〉および〈第4表〉であ

る。

2

 第1期について見れば・最初の6学年における163課中,その39%に当たる64課が〈人闘関係 における道徳〉を主要徳として説くものである。これらのうち約5割ぎ分が人問関{系一一般に関する 道徳であり隊族を含む慌の対人1五 係についての螂5分より多し・・特定の対人駆の内部では 約5割が家族関係について説かれ,かつtTの約5割が親子関係である2)。その内容ほ,まず親の恩 について説くことが半数を占め,つL いて孝養をつくすことが強調され,兄弟ee ,1いては和合協力 すること,夫婦については男女の分を知ることが説かれており,検定期,一方的・.絶対的に服従・

貞節が説かれていたこととの差が認められる。また人倫という1対1の関係で把えられていた点       ・−12−_

(2)

も,家族それぞれその分をつくすという形ながら家庭という揚を意識する課が設けられている。家 族以外の特定の人間関係については,主従について,主家への献身と対応して使用入の尊垂,主従

の強固な団結が1件ずつ説かれており,長幼に関しては年長者の尊重に関する1件のみである。ま た,検定期に見られなかつた近隣の相互扶助を説く・2件がある。また人間関係一般に関する道徳に ついては,各種の正直を含めて広い意味で他人に損害を与えぬことを説く課がきわめて多く,つい で他人との協調,他人への援助が説かれ,他人のく恩〉について説くところはわずかに1件となつ ている。

 第2期においては,特定の人間関係に関する道徳が増強されており,その分だけ人間関係一般に 関する道徳が減少している。殊に家族関係の強化が著しく,親子・兄弟・夫婦等に関する課が増設 されている。その内都でも家族の分に替つて〈家〉ないし祖先が,親の愛情や恩恵を知らせること に替つて直接孝鋒・献身を説く課が設けられ,女の務を説≦課の新設等,検定期への復帰の傾向が 認められる。家族以外では主家への献身が1件増加している。減少した人間関係一般に関する道徳 では,〈人身の自由を守る〉〈人に迷惑をかけぬ〉〈正直に商なう〉〈所有をわきまえる〉といつ た,広い意味で他入に損害を与えぬことを説く徳目群が大幅に削除され,逆に知恩を説く件が増加

している。

 第3期を数量的に見ると,第2期に減少した人間関係一般に関するものをそのまΣ引き継ぐと共 に,第2期で増強された特定の人間関係に関するものがや玉第1期の比重に戻つたため,全体とし て減少する結果を見ている。その内訳はく家〉ないし祖先,親の恩,主従の団結,敬師について説

くものがそれぞれ削除されたことに起因する。

 第4期においては,入間関係道徳の占める比重に大きな変化はないが,その内部では特定の人間 関係における道徳が第2期なみに増強されたため,入間関係一般に関するものは減少している。そ の内容は〈家〉ないし祖先,親・教師への尊敬と服従を説く課の増設を主とし,前期まで比較的強 調されていた主従関係は1課を残すのみとなり,師弟関係が交友関係を初めて上まわつている。人 間関係一般においては,礼儀・商業道徳等が削除された。

 第5期に至りく人間関係道徳〉は大幅に整理され,全数の19%を占めるに過ぎない。したがつ

.て家族関係においては親子・〈家〉ないし祖先,家族関係以外では師弟・近隣が残り,兄弟・主従 等の関係は一切削除され,人間関係一般に関する道徳も,救難・礼儀の2項のほかは全く存在しな

くなつている。

3

 者課の主題としてではなく副次的に説かれている複合徳についての抽出・集計の結果は第2表の

通りである3)。

 主要徳の場合と比較して認められる特性は,第一に蚤期を逓じて〈人間関係一般に関する道徳〉

よウもく特定の人間関係における道徳〉が圧倒的に多いという点である。殊にく家〉ないし祖先,

親への服従,主家への献身,師に対する奉仕等の項目の頻度がきわめて高く,人間関係一般に関し ては知恩,悔過・謝罪,少し下つて他人の評価の尊重といつた項目のみに重点が置かれている点は,

主要徳の背景に存在する道徳意識を浮き立たせているといつてよい。さらにやや微視的に見れば,

〈家〉に関する項の内部で,〈家〉の繁栄をはかることを説くものは第4期に特に多い4)t・=sかは各 期ほぼ一定の比率で出ているのに対し,祖先の遺志の継承を説くものは第2期に相当の割り合いで 登場,第3期でやや減じ,第4期で復活,第5期では極端に増して〈家〉の繁栄を凌いでいる等の 顕著な傾向が認められる。

 その他複合徳の分析を通じて導き得る結論のうち主なものは次の通りである。すなわち先ず複合 徳の全数に対する比率においてく入間関係道徳〉は各期を通じて5罰前後を占めており,主要徳の

13

(3)

鰍をや輔うものがある。しカ・し,広鰍道徳によつて纏した筈の第5期において注要徳と して殆ど扱われなくなつた人間関係道徳,殊に人澗関係一般に関するものは,複合徳として内容に 励入れられたものでないこと醐らかとなつている・次に醐それぞれセこ複合徳の結合関係に変 化灘めら泌が,人服」係道徳と複合して説か泌搬の比1熱高いのは個入道徳であることが 認められるほかは,特に普遍的な法則は発見できない。

      4

 以上は数並的に操作し得るかぎりの内容であるが・道徳教材として当然数量化し得ぬ内容とその 変化がある。ごく少数の例を挙げるにとどめるが,たとえば一家の団らんを説く第1学年の絵図5)

が湘父と父を上座に家族のti 列も室髪然と食卓につく様は・灘な嫁長糠と舘の分を鰍す るものであること,主家への献身を説く2つの例話6)が,犬に1萄み殺されながら主家の子供を守つ た嚢らなをはじめ封建色のきわめて強い主従関係におけるものである塗同時に・同じく上下関係な がら道に金を落として困つている老人を助けてやる話?)は長幼の序・敬老等に関係なく老人へのい たわりを説くものであ欝は洞じく舞箏瑚内部での差異であり・感謝・報恩の懲こ関する説話に おいても,一度受けた恩を忘れることなく後年まで有形無形の返礼をなすといういわゆる一宿一飯 の恩義と,give and takeの近代倫理という文脈に流れる価値意識の差・こうしたものは数字に現 わし得ぬ.ところである。

 表現の変化もまた道徳内容の変化にi藍接関連する。前期同様の徳目を承けている課が次第にその 言己述瀦繍こL,か備藩雛を高める傾向が一般に認めら鴻が・その結果副次的な道徳がカ kつ て主題の道徳以上に強調されることもまた少くない。第4期における吉田松陰の興話呂)が兄弟の和 合協力粧要徳としながら,その内容としては彼が鴎麟走しな力宝ら常に家のこと誌れず嫌 ちを励まし,燗の教育の子洪に及ぼづ影響の大なること,日本の神剛よるゆえん・ : ・1 Mを尊崇す べきこと等を説き諭したことをその内容とするなど,その例である。第5期で人罠救済の例話9)に 岩谷九十老が登場し,飢鑓に際し私財を投じて人を助け,暴動を断固として抑え,勤倹を説いたと あり,挿絵も群衆の前に判庄と並んで立ち,一揆の心得違いを諌める様が描かれているが・貧窮を 慈善と附乏によつて糊塗しようとする治安維持の意図が前面に出て・救済という主題は稀蒲である・

第3期までの水夫儲がアメリ嫡船{こ嚇られた話三゜〉が第5期で}ま宮古12,の人効ミドイ滴船 を救う話11)になる等,例活や登場人物の入れ替えも多く,〈人間関係道徳〉内に2度以上登場す る人物の範囲内では,第4期まで常に加藤溝正があるが・それと肩を並べるものとして第工期では

リソカ_ソ(3度),第4期では吉田松蔭(2度) ニいう如き経過が認められるのである。

 このほか指摘しうることに,少数例の普遍化・一一一般化現象がある。例えば第3期において・稲生 ハルが毎月1日15日および命日に精進潔斎して祖先の霊の祭祀を欠かさなかつたという話12)が 奇特な行為として挙げられているの1こ対し,第4期には「マナヲノ1ンチデ…という書き出しで全 桐様の内容が記さ派いる・ヨ).これ騨なる伝記・嘱から,児壷に近い仮鰍物を立て・第5 期ではさらに私・私たちという第1人称によ磁述によつて内面的に夢翻しようとす磁徹の修 正でもあるが,1人の文字通り寄特な行為という特殊な例が一旦道徳教材に採用されると次第に晋 遍化されて国属のすべての要請されるという傾向を示すものとも見られよう。

      5

 登場する道徳目の頻度を主な指標とし,さらにその内容の個別的な検討しつつ以上各期を検討し たが,総揺の結果は次の逓りである。

第醐は,縦期砒較し嫁族{鑓の説かれ砲り合いが半1成し,伝纐勺な嫁〉の観念セこ替 わるべきく家庭〉の概念が芽生えていること,単に上下等の絶対的な身分を基礎として道徳が構成       _14一

(4)

されること醐少し湘己に深lj益をもたらすものに対す礁、恩という形態が増加して㌔くること・例 論こ匡際臆視野が見ら泌こと等が渕ずられる.こ2zらは,緻似来1糊蝋と{撒蝋との両 極間を大きく揺れていた遡窪敵育の動句が,わが国のう丘代資粧義体制の確蝋セご対応し噺い 体系を求めつつあつたことを反映したものであると見られる。

 第2期は,忠孝を中心とする国民道徳と家族倫理が強化され,学年段階等の考慮はすすめられて いるが,道徳の内容は遡こ検falfi期の割蛤い眠り,醐 轍育勅語の字句に忠実な雛の方法 が復活しつつある。これらはすべて負罰胴定教科書の近代雌1各が批判されたことによ紬ので あり,日露戦争後増大した国粋主義思想の影響を正面から受けたものど考えら麹る14)。.一

第3期は,第2期に職削τた鎌鯉がやや削られ,表現上では髄の雛麗の配麟が見

られ,僅かながら開明性を見せているが,人間関係道徳内で艇駆的にその傾向を見ることはできな い。これは第1次世界大1轍のい牙。ゆる大正デモクラシー騨1ゆ影靴その対策の複雑なゴ塘の結 果と見ることができるo

第4期では〈祖先と家〉額点とする家族イ鯉が前面に押咄され・燗関係一艦ついての道 徳は後退して,欄までや轍発的であつた伽の欄が・詳細な言己述の中で細の柵にまで連

ねられている。

第5期磁轍榔至つては,舞3鋤關少の餉にあつ酬i当蘇騰の中にあつてそ嘘

を保ち,したがつて棚的には強化されていたく孝〉を中心とす砿族倫理も大幅セこ削られ一初 等科働、髄じて巻四に・私たちの家、の一課蛾すのみとなつている・逆セこ複合徳として〈祖 先一家〉の意識が強調されてい.るほかは,他入との協調や損害を与えぬことを説く近代市民社会的 倫理は殆ど存在しなくなつている。

 このように,各期の内容は国家の国民教育に対する要請の変化を卒直に反映するものであつた。

天皇.国矯全体祉会に対する道徳砒重増大は,燗麟道徳の扱いを狭めたが・その徽割愛 されて行つたものは人醐係搬に共通するものであり,特定の燗購 こ附樋徳は確保され た.これは道徳舳豫臆ものでな倶体駄燗関係において才巴えさせるようになつたという教 灘の近代化あるいvx −r・ali・rnの意嚇当糖まれるものであるが・しカ・し・舳な鰍と個人

との接触面が狭められ,身分と身分,立場対立場という意識構造が人間関係を支配する願向にあつ たことの現われと覗られる。殊に家族なかんつく辮榊心と秘〈家〉の観念の棚的強化は・

日本独得の家族国家観の基底として最後まで欠くことゐできぬものであつたが,最終段階において 国家目的の中に埋没するのであるo

 教材の配列,内容の提示方法,登場人物の選択等の変遷を決定した要素は・2種に大別し得るで あろう。1つは教育技術の進歩・児堂の生活への接近という方向で南り,正つは国家の体制イデナ

.、.?・一への収れんである。この両都力・み合いながら,国定修轍科諦ミ道鰍材としての性格を 次第に変えていく状況を,われわれはこうして人間関係道徳取揖いの側函に見出すのである15)。

       註

1)翻究の対象とし轍科諏,灘糖最伽6弊とし潜舳よぴ{鰯1瀞蹴次の鋤である・

  〈第1期国定修身教科書〉

尋常小学修鼎籔一師輪蝶i3・年 尋常小学修躯箆葦錆明欝.

尋常小学鰯鑑錦萌治37年 .・、卜翻劇獺箆r舗明治37年

辮小学修躯鑑鑑明,1・E 137・il・一 言欝小学脚叢擶明治3

  く第2期国定修身教科害〉、

      _−15−

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(5)

  尋li例・学修身書 巻一擢iT用 明治43年     尋常小学修身書 巻二児壷用 明治43年   尋常小学修身11} 巻三児!潮1 明治44年     尋静」・学修身君 巻四児童用 明治44年   尋常小学修身需 巻五児Σi至用 明治45年     尋ll聖小学修身書 巻六児輩用 明治 15年   く第3期匡1定修身教科潜〉

  尋常小学修身猫 巻一児童用 大正7年      尋常小学修身魯 巻二児童用 大正8年   尋常小学修身書 巻三児童用 大正9年      尋常小学修身最 巻四児童用 大正10年   馨常小学修身書  巻五児童用 大正11年      尋常,J、学修身露 巻六児童用 大正12年   く第4期国定修身i教耕1王》

  尋・常小学修身書 巻一児童用 昭和9年      尋常小学修身書 巻二児童用  昭和10年   思常小学修身書 巻三児童用1昭和11年      尋常小学修身書 巻四児童用 昭和12年   尋li㌃小学修身慰 巻五児童用 昭和王3年     尋常4・学修身書 巻六児童用 昭和4年   く第5期国定修身教科IL撃〉

  ヨイコドモ 上       昭和王6年      ヨイコドモ 下        昭和16年   初等科修身 一        昭和17年      初等科修身 二        昭和!7年

  初等科修身三    昭和18年   初等科修身四    昭群8年

   第正期第ユ学年用は掛図を以て教授されたため,教師用書によつて内容の分析を行なつた。

2) これらを教育勅語発布以降の検定教科害と比較した場合,過半数を占めていた人間関係における道徳が   激減している。これは主として親子を申心とする家族倫理が半減したことに因る。

3)例えぽr女の務をっくす」ことを主題とする課も,その内容は松陰の母瀧子の例話によって夫への内助   。姑への牽仕・勤倹力行・子女の養育。尊王愛国の五つの内容を説くものであり (第3期巻五第十八   課),「兄弟の和合・協力」を主題とする課も伊藤小左衛門(同第十一課)や毛利元就(第4期巻三,二   十三)の例話によって究極にはく家〉の繁栄をはかることが説かれている。これらを車題となる徳目の   みによって抽1:ヒ1することは実質に反する場合も少くないから,これら或いは派生的に,或いは併列的に・

  或いは憲向価値として,主要徳とコソバウソドな形で説かれている亀のをく複合徳〉として集計したe   個々の重要度は極めて多様であるので,その抽出と集計には種々の試みを行なつたが結局有意性に乏し   く,明記され,読み取れる限りを素数のまま主要徳に準じて配列した。これがく第2表〉である。

4) これは第4期本文の叙述が詳細かつ長文となつたため,複合徳そのものの全数が増大した結二果である。

5)第2期尋常小学修身搬巻一・,十五   第3期尋常小学修身誓巻一,十五   第4期尋常小学修身露巻一・,十九 6) 第3期尋常小学修身書巻四,第十一   第3期尋常小学修身書巻五,第二十三課

7)第3期尋常小学修身懇巻二,二十 a)第4期尋常小学修身雷巻五,第二十三 9)第5期初等科修身四,十

1。)第1期瀦小学修躯鋼諮i辮八

  第2期尋常小学修身君巻五,第二十五課   第3期尋常小掌修身書巻五,第二十五課 11) 第5期初等科修身二二,五

12)第3期尋常小学修身霞巻二,』卜九 13)第4期尋常小学修身書巻二,九

14)この修正の方向は次期でやや緩和されながらも大勢としてば引き継がれており,やや暫定的であつた第   1期に比較し,国定教瑞彗が全国的普及の段階を見たこの期の内容は大きな意味を亀つものであつ沌。

15)國定修身教科露制度の成享ならびに各期編纂の過程および内容に関する批判等はく日本教科書プ(系近代   編第3巻修身(三)所収教科書解題P494N5°3,修身撫慾総解説P616・・−648>に詳述。

16一

(6)

園定修身教科芒における「人間関係道徳」の分布  (主要徳,素数) 〈第1表〉

モラル内容の類別 ㌻講一

1

「家」

「家J祖先を導ぶ

家族みな分をつくす

るううす知まがく

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のをに養親親親孝 力うる がす協た話 し世合江を 姉妹和兄弟

るす知く

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感 謝 す る

恩に報いる ーー 1

協 調 す る

力をあわせる 礼儀正しくする

1

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人人み

人に損筈を与えぬ

正直

人身の自由を守る 人の名替を重んずる 人に迷惑をかけぬ

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『人間闘係一般に関するもの 55 45 46 43 30

人聞関係道徳全数 圭Oo 三◎6 三〇c 三〇(〉 .− P00

参照

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