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における研究発表

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Academic year: 2021

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はじめに

 今回,平成27年6月24日〜平成27年6月27日 の日程で,スウェーデン・マルメにて開催され た 20

th

Annual Congress of European College of Sport Science(第20回ヨーロッパスポーツ科学学会:

以下,ECSS)に参加し,これまで行ってきた研 究成果の一部を発表する機会を頂いた.学会大会 の様子および自身の発表内容についてここに報告 する.

ECSS について

 ECSS は体力・スポーツ科学分野の国際協力を 推進するとともに研究者間の交流を目的とした国 際組織である.当学会は約2万名以上の会員を擁 し,年に1度の学会大会には,ヨーロッパを中心 とした学会であるにも関わらず,アメリカ,アジ ア,オセアニアなど世界中から体力・スポーツ科 学領域の研究者が集まり,研究成果の発表および

討論が盛んに行われている.今回参加した第20回 ヨーロッパスポーツ科学学会においても,75か国 から3千名余りの参加があり,学会会場は,ス ポーツ科学を研究領域とする研究者や学生をはじ め,運動指導および実践者等の参加者で非常に盛 況であった.

 学会大会は,4つのセッションで進行された.

有名な研究者による「Plenary sessions」,「Oral &

Invited presentation」の講演およびシンポジウム や,「Mini-oral Presentation」,「E-poster」の一般発 表が,8:30から19:30まで行われていた.今回 は,「Aspetar Excellence in football Award」という サッカーのセッションが設けられており,いずれ の研究内容も興味深いものが多かった.また,日 本国内の研究者・大学院生が多く参加しており,

研究に関する情報交換をすることができた.

研究発表について

 学会大会2日目の6月25日に「Sports statics &

Analysis」というセッションで行われた.筆者は Mini-oral Presentation で研究発表を行った.筆者 の他にはサッカー,アルペンスキー,テニス,水 泳といった他種目の新たな分析方法に関する研究 発表が行われた.約40名を収容できる部屋で行 い,当時も多くの方が来ている中での発表であっ た.

 今回の発表研究課題は「Effect of playing level on match-play activity profile in collegiate soccer」で あり,「大学サッカーにおける試合時の行動特性 に関する競技水準の影響」について検討したもの である.海外のプロサッカー選手に関しては多く 平成27年度重点プロジェクト事業(海外派遣研究員旅費)報告

20 th Annual Congress of the European College of Sport Science (ECSS Malmo 2015)

における研究発表

堀尾 郷介

   

* 鹿屋体育大学 大学院体育学研究科 修士課程2年 学会会場の様子

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鹿屋体育大学学術研究紀要 第52号,2016

の研究が行われているが,日本国内およびアマ チュア選手を対象にほとんど行われておらず,同 一チーム内のレギュラー群と非レギュラー群を対 象に競技水準の差を明らかにすることを目的とし て研究を行った.

 今回の発表に対して,非レギュラー群には,ポ ジションに特化したトレーニングが必要なのでは ないかという提案や,レギュラー群と非レギュ ラー群での競技水準の差はどこから現れるのかと いう質問や意見を頂いた.筆者の研究の位置づけ やサッカーの現場での有効性を再度確認できる学 会大会となった.今後は,現在の追加実験のデー タを含め,本研究の内容を論文としてまとめ,国 際誌に投稿する予定である.

 学会初日は,発表中の英語を聞き取る作業と辞 書を用いて内容を理解する作業に終始追われた.

英語に慣れるために学会会場以外の場面でも,積 極的に英語で会話し,聞き取りかつ話す努力をし た.日を追うごとに少しずつ会話の内容を理解す ることができた.

 今後は,研究活動と並行して英語を話す能力を 高める必要があると感じた.国際的に活躍する研 究者になるためにも,今後も国際学会に説教区的 に参加し,自身の研究能力を成長させていきたい と感じた学会大会であった.

おわりに

 今回,海外に行くことが初めてであり,海外で の学会発表も初めてであった.当初は大きな不安 も感じていたが,多くのことを学ぶ学会となり,

筆者の Mini-oral Presentation の様子

今後の研究活動にとって非常に有益な経験となっ た.今後,国際学会等で自身の研究成果を発表し ていく上で,英語力の重要性を改めて再認識する 場になった.今回は,Mini-oral での発表であっ たが,次回は Oral での発表を行い,議論が有意 義に行えるように成長したい.

 最後に,本学会大会への参加および発表を行う

にあたり,ご理解と多大なるご支援を頂きました

山本正嘉教授,高井洋平講師,青木竜助教および

共同研究者の皆様,実験に協力して頂いたサッ

カー部の皆様,本学職員の皆様に感謝の意を表し

ます.

参照

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