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表情と言語的メッセージとの 不一致に対する反応につレ)て

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(1)

〔資料〕

表情と言語的メッセージとの 不一致に対する反応につレ)て

吉  川    茂

I 問   題

 人は相手の言語的メッセージをもとにして,

相手が何を考え,どのように感じているかなど についての情報を得ることができる。また,人 は相手の示した表情からも相手の情緒や意図を 読みとっている。通常,言語的メッセージと顔 の表情は共通して提示されることが多いが,つ ねに完全に一致するわけではなく,そのくい違 いは多かれ少なかれ目常よく体験されることで

ある。

 こうした向時に相矛盾した2つの情報が表現 され,それに接した者がどう対応していいカ・困 惑するような状態をBateson,G.(1956)はダ ブル・バインド(二重拘東説)と呼んでいる。

すなわち,あいまいさという観点からみれば,

これは情報の一不一致ということになる。Bud−

ner,S.(ユ962)によるあいまいさの分類では

「不可解さ(insolubi1ity)」に該当し,「それぞ れの要素あるいは手掛かりがそれぞれの構成を 示唆するような矛盾した状況」として説明され る。Norton,R.W.(1975)にも「不一致,矛 盾,相反(inconsistencies,contradictions,

ContrarieS)」とする分類がみられ,「矛盾した 情報を伴ういくつかの束o激あるいは刺激のセッ

トはあいまいであるとみなされる」と述べられ ている。

 顔の表情(facia1expression)と言語的メッ セージ(verbal message)とのあいだに不一致 があるとき,そのあいまいさがいかに処理され

・るか調べることが第一の目的である。さてここ でいう不一致についてすこしだけ検討しておき たい。たとえば人が相手の表情を見て,自己に 対する好意一嫌悪を判断する場合,高い確率 で好意と判断される表情がある一方,嫌悪と判 断される表情もある。言語的メッセージについ ても同様である。そこで表情が好意を示してい るのに対し,言語的メッセージによりネガティ ブな内容が伝達される場合に不一致の程度が大 きいと規定するのである。

 情報の矛盾への対処に関しては,今川(ユ985)

によるGollin,E.S.(1954)の研究の要約が みられる。Go1linは,若い同一女性の不道徳 行為シーンと親切行為シーンのフィルムを大学 生に見せ,その若い女性の印象を記述させた。

結果を分析して,矛盾した情報に接したときの 処理には個人差があり,矛盾した情報の一方だ げから印象を作りあげる人,両方の情報に関心 を向けはするが,ただそれだけの人,そして矛 盾した情報を何らかの形でまとめあげよう.とす

る人の3種類が見出されている。

 ただ今回の研究ではこうした個人を分類する ことよりも,処理様式の全体的傾向を概観する ことに重点を置きたい。実験結果の基礎的デー タを処理するとともに,記述統計的処理を行 い,図表を作成して情報不一致のあいまいさに 対する反応傾向を探る。さらに今回の実験材 料,手続きなど方法論上の問題点も検討して,

今後こうした領域の研究のための資料を準備し

たい。

(2)

皿 方   法

 顔の表情として4種類,言語的メッセージと して3種類を設定した。よってそれらの組合せ により12のカテゴリーに分けられる。.不一致を 形成する組合せだけではなく,一致やその他の 組合せも合まれる。これは表情と言語を変数と してある程度系統的,連続的に変化させるため の処置である。

 Tab1e1には12のカテゴリーが示される。顔 の表情は,幸福(happiness),中立(neutral−

ity),嫌悪(dis1ike),悲しみ(sadness)の4 種類を採用した。驚きや恐れ,怒り,軽蔑など の表情も区別して認められるが,被験者の量的 負担や表情弁別の困難さを考慮してこれら4種 類に限定した。

 実験で実際に使用した顔写真がFig.1から Fig.4までに示される。ただし縮尺はもとの2 分の1にしてある。これらはEkman,P。と

Friesen,W.V.(1975)のr表情分析入門』(工 藤 カ訳編:原題Unmasking the Face)の なかから選ばれた写真であ る。それぞれ純粋な 表情であると記されているが,被験者が純粋に

表情のみに注目することは不可能である。どう しても本来の顔も見ることになるので,1名の 顔でそのカテゴリーを代表させた場合には,表 情以前の顔そのものに影響されすぎてしまう危 険がある。そこで各カテゴリーには4名(男性

2名,女性2名)の顔を配置した。Fig3の f6の写真だけは嫌悪に加えて軽蔑が混合され ていろ。

 言語的メッセージの3種類は,肯定的(posi−

tiVe),通常の,あるいはいつものありふれた

(uSua1),否定的(negatiVe)である。具体的な 内容はTab1e2に示される。文章がなるべく 簡潔であること,性別や年齢と関連の少ない言 葉であること,positiveとnegativeの表現が なるべく対照的となることなどを基準に作成さ

れた。

 さらに回答される選択肢は7段階に分け,つ ぎのように1点から7点までの範囲でスコアリ ングした。

  極端に強い嫌悪感をもつ…・…・・一・・1点   まずまずの嫌悪感をもつ    2点   かすかに弱い嫌悪感をもつ……一・・.3点   とくに好感も嫌悪感ももたない一・・4点 Table1顔の表情4種類と言語的メッセージ3種類の組合せ

      verb剣me目舶ge

冊 o o

Φ

冒 由

positiv6

di富Iike

帥d鵬SS

柵u創 胴g畠tive

(3)

ー一 寸ト

z ①

■ o

oo ω ①

.oユ 戻

o

o

一呂 ωb0

ω ω

N① }.昌

一ρ α },

○ 血 ω o.

』 q

」H

○ 句

b0

一{

(4)

oo

 血 一閉  ①  目  ○  耐  ω

目 o

ω 眈 ω

』 α

■ ω 向

○ 吋

一■ トヒo

o o①

一一

 .雪

○ 吻 ω

① 一 ρ 肖

① 雨

○ 由

 軸 oo 一

 {

(5)

Table2 3種類のverba1加essage

positive

この写真の人があなたに向かって「あなたはいい人ですね。」と言った。

この人はあなたにどんな感情をもっていると思いますか。

uSua1

あなたが「こんにちは。」と声をかけると,「ああ,こんにちは。」とこの写真の 人は返事した。この人はあなたにどんな感情をもっていると思いますか。

negatiVe

この写真の人があなたに向かって「あなたはひどい人ですね。」と言った。

この人はあなたにどんな感情をもっていると思いますか。

  かすかに弱い好感をもつ・…・一・・…・5点   まずまずの好感をもつ・・…一・…・・…6点   極端に強い好感をもつ…………・・一7点  これらは写真の人物が自己に対してどんな感

情をもっているかの推測である。この設問に続 けて,自己が写真の人物に対してどんな感情を もつカ・を問い,さきとまったく同じ様式の選択 肢への回答も求めた。

 (表情4種類)×(言語3種類)×(人物4名)

昌48パターンをランダムに配列し,1ぺ一ジ3 パターンで16ぺ一ジの調査用冊子とした。被験 者は48パターンそれぞれについて,感情推測と 自己感情の2つを回答するので,全部で96の回 答(チェック)をすることになる。

 対象は,西宮市にある私立K大学の文学部教 育学科3回生の学生である。教育心理学講読の 時間中に集団で施行し,41名の回答を得た。た だし男子が7名と少なかったため,今回は女子 34名を分析の対象とした。

皿 結果と考察

 まずm1からm8,f1からf8まで16枚の 顔写真ごとに,1点から7点までの得点段階別 の回答者をTable3に示す。それぞれ上段の ゴシック数字が,自己に対する感情推測の人数 であり,下段のイタリ・ツク数字が顔写真に対す る自己の感情の人数であ乱これらは34名の対

象の回答を集計しただけのデータであるが,各 数値を3倍すればほぽパーセントと同値にな

る。

 このTab1e3を見て気づくことは,同じ表 情であっても,たとえ耳happinessであると

しても,m1とf2とではかなりの差が認め られることである。f2のほうがmユより全 体に高い得点つまり好感が持たれてい礼とく

にnegativeなメッセージ条件のときのm1と f1の好感,嫌悪感評価をX2検定で比較する と,〆=6,664,df=1,P<.01 となり, f1 のほうが有意に好感評価を受けていることがわ かる。f2の他にも,neutra1ityの表情におけ るf4も全体的に高得点側ヘシフトした結果と なっている。これらのことから,美醜や年齢な ども合めた顔の好まれる程度の基本水準の違い がその表情以前に存在することが示唆される。

今回の対象は女子大学生であるが,男子ではこ の偏好傾向は増幅させられる可能性が強いた め,今後の実験では統制が必要となるかもしれ ない。こうした同じ表情カテゴリー内亡の評価.

の差は,dis1ikeの表情のm6にもみられ,嫌 悪感をもたれる程度が比較的低い結果となって いるが,その原因が本来の顔にあるのか,嫌悪 表情の不足にあるのかこのデータからは判別で

きない。

 つぎにTable3からわかることは,感情推

測と自己感情の類似性の高いことである。つま

(6)

Table3 16枚の顔写真ごとの評価段階別の回答者数

(樹タリ㌻多1髄麟)

      p051tivo       1 2 3 4 5 6 7

        ㎜1鮒;3呈;亨姜;婁        咀    00015244

       o m2

       自     00146194        o     00011275

       旦 f1

       宙    00012247

       占

         f2  000001519

      0 0 0 0 21319

      02616 40         m3

      1361ア610

       、

       圭1 而4     0 9 414 8 5 0        由       0 2 5 15  7 5 0

       ‡     11711770

       自 f3

       0    04416640

       自

      01295170

         f4

      02379130

      812 9 2 2 1 0         m5

      99112210

      1 5 6 8 9 4 1        冊 m6

       …≦       1  6 6 16 3  星  0

       岨    111145201

        一 f5

       「目    13953310

      2 i0 15 3 2 2 6          f6

      8915421 0

      0 2 1 9 11 10 1

        m7

      2 2 2刎 6 1 1

       竈皿8   州86・

       目     02320900        、

       由f7  027411100        咀    0010111080          f8  01461850

      1 2 3 11 15 2 0 り,「この人はあなたにどんな感情をもってい ると思いますか」という質問への回答と,「ま た,あなたはこの人にどんな感情をもちます か」という質問への回答がたいへんよく一致を 示したということである。対人関係では相手が 自分にどんな感情をもっているかという判断に よって,相手に対する感情も左右されることを 示すものと解釈される。ただし相当に類似度が 高いため,回答量を軽減するために自己感情の 質問は削除してもよいのではないカ・と思われ る。しかしながらnegatiVeメッセージのカテ ゴリーでは,感情推測と自己感情にいくらかの ズレがみられ,自己感情が中性方向へとシフト されている。これは相手に対して強い嫌悪感を もつことが少ないことを示しているが,このこ とは強い明確な嫌悪感を表明することが社会的 望ましさに反するためでないかと解釈される。

あるいはたかが写真のなかの見知らぬ相手に対 して自分でも不快感をおぼえるほどの強い嫌悪 感を抱かないよう防衛した結果かもしれない。

 ここで個別データの概観を終了して,本研究

  u冒u日1       mg與tiΨo

1234567  1234567

  1113181  0789550   089191  θ5811640

  1  2  1 27  3      1  2  9  7  6  8  1

  1 312岳6   1 1 41111 60

  032281  21791140

  0  1  1 29  3      0  2  6 14  7  5  0

  1 2 31711   1 1 561010 1

  0041812   20211 892

  329100  81673000   425200  59』17200   425300  22263100

  72口  3  0  0      1 14 16  3  0  0  0

  327200  131926皿00   724100  68119000

  2 18  7  6  0      0 10 15  8  1  0  0   1 10 10  6  0      0  8 15 10  0  1  0

『  7  4 14  1  1  0     20 1①  4  0  0  0  ①

邊5118110  121633000 021612310  52072000 041313310  513133000

15846100  24910000 15793000  19942000

512151100  151070020 412135000  81274210

  525100  718.』2210

  522  0  1 0     4  8 j0 10 2  0  0   524 1 2 ①     o151窩 4 2 0 0   42322 0   0 81113 1 1 0

  621400  317112100

  5228 1 0   0 818 8〃0 0   521 4 2 0    416 9 3 2 0 0

  815710  16159300

  の主要目的である2つの情報の不一致に対する   反応についての検討に移る。酬g.5はTable3   の表情カテゴリーごとに4枚の顔写真のデータ   を集計して,パーセントに換算してグラフ表示   したものである。図中の○一○は感情推測を,

  ・…・・は自己感情を示している。これらのグラフ   には各カテゴリーの特徴が顕著に表現されてい   る。

   もっとも大きい不一致が生じると考えられる

  カテゴリーから調べることとする。その1つ

  は,顔の表情がhappinessであるにもカ・かわ

  らず,言語的メッセージで「あなたはひどい人

  ですね」と伝えるhnのカテゴリーである。こ

  のhnのカテゴリーにおけるグラフは,その横

  並びのhpやhuと比較して,またその縦列の

  nnやdn,snと比べても明瞭な違いが認めら

  れる。回答が段階3(かすかに弱い嫌悪感)か

  ら段階6(まずまずの好感)までほぼ同水準の

  パーセントで一様に分布しているのである。す

  なわち回答者の判断が一定せず,多様な判断が

  生じたわけである。hpやhuでは段階6に判

(7)

pOSitiTe

us岨1 negat…可8

(%)

.…1

器50 旦40 o

一30 〇

一40 お

ち30

……

1234567 1234567 1234567

2 .毫30

1234 567  1234 567  1234567

需40

毛30

工234567 1234567 1234567 (8丁8督灘)

F{g.5 カテゴリーごとの評価段階別の回答者パーセント

(8)

断は集中し,すくなくとも好感のレンジにほと んど全員が属していたが,やはり情報の不一致 というあいまいな条件下では判断の変動が大き かったといえよう。どρ判断が正答なgか決定 することは困難であろう。しかしなぜそのよう な判断に至ったかというプロセスを回答者に尋 ねてみることは考察をより深めるうえで重要な ことであろう。また情報理論の不確定性の公式 H昌一Σp(i)1og2p(i)を適用すれば,このカテ

ゴリーの数値がもっとも大きくなるはずであ

る。

 別の見方をすれば,顔の表情と言語的メッセ ージが不一致の場合には,両者の情報を考慮に 入れた判断,いわば拮抗的または葛藤的判断が 示されたものと擾解することもできる。

 不一致度の大きいもうユつのカテゴリーは,

表情がdis1ikeを示しながら,「あなたはいい 人ですね」とのメッセージを送るdpのカテゴ

リーである。しかしグラフを見る限りでは,判 断の傾向・大勢は嫌悪感に寄っていて,hnカ テゴリーのよろな分散傾向を確認することはで きない。このことから,人がこうした不一致情 報をうまく処理したとみなしてよいのであろう か。この考え方を全面的に否定することはでき ず,言語的メッセージより表情のほうがより卒 直にその人の情緒が反映されるという経験に基 づいたものであるカ・もしれないからである。し

       positive

       609

h旦pPin68s、

     工     4     7

かし,表情と言語的メッセージが刺激として呈 示されていても,その刺激価に優劣があった珂 能性も考慮しておかねばならない。すなわち6 cm×8.5cmという大きい顔写真と小さめの活 字とでは心理的インパクトが異なるかもしれな い。この種の実験では顔の刺激の呈示方法が問 題とされやすい。生きた人の顔か,スチール写 真か,絵か,スケッチか,ビデオ・テープか,

映画かなどであるが,写真のサイズの大小にも 長所,短所があるといわれる (Knapp M.レ.

1972)さらに写真と活字を同時に呈示しても,

回答者は「この人がこの表情でもって,この言 葉をしゃべった」と受け取ることが十分考えら れる。するとその言葉の,つまりその声の大き さや抑揚は表情の影響を強く受けることとな る。Mehrabian,A.(1967)は,ことばと音声 と顔の手かがりの影響力の差異を表わすつぎの ような公式を独自の実験により考案した。

 知覚される態度雪(ことば)O.07+(音声)0.38

+(顔)0.55つまり顔の手がかりが一番影響力が あったというものである。

 以上のように顔についても言語的メッセージ についても実験手続上の問題は山積している 。 したがってこの結果を確定的であると判断する ことは誤りであるが,本実験手続きから得られ た結果であることは事実であり,反証のないか ぎり,仮説としてでも保持しておけばよいので 岨uo1     鵬gati陥

鵬utr創ity

1    4    7 1    4      401       239

一一一一一、一一_一3.92    一一一.〕280

dis]ike

1    4    7 1     4    7 1    4    276         i16

____._.」2£4      .___コ2,13

冊dne関

1     4    7 1 4     7

1    4    7 1

1     4     7

  蛎1

_一_______.3.11

4    7  1    4

(自畿鴛)

Fig・6各カテゴリーごとの好悪感情の平均得点

(9)

はないかと思われる。

 その他Fig.5から認められることは,neu−

tra1ityとsadnessのグラフが,言語的メッセ ージのそれぞれにおいて,近似していることで ある。neutra1ityは相手に対して特別な働きか けのない表情である。SadneSSは表情はあるが,

相手への働きかけというよりも自己の内面心理 の表出である。そのためneutralityとsad−

neSSはよく似たグラフ・パターンを呈したと 推論される。sadnessといっしょに示される言 語的メッセージが,怨恨や援助の希求といった 相手への働きかけの濃厚なものであったなら ば,当然neutralityとは異なったパターンを 呈したと予測される。

 最後にFig.6には,Fig.5のグラフから各 カテゴリーごとの段階評価得点の平均を求めて 提示する。簡素化されて見やすい反面,パター ンの異同などは表現されなくなっている一。この 種の実験の処理を数値計算のみで行うことには 慎重でなければならないという警告として受取

るべきであろう。

w 要   約

 顔の表情と言語的メッセージとの不一致とい うあいまいな事態における反応傾向の特徴をみ ることを目的とした。

表情としてhappiness,neutra1ity,dis1ike,

sadnessを典型的に示すとされる顔写真を各4 種ずつ計16種選択した。言語的メッセージとし てはpOsitive,usua1,.negativeな表現内容を もつ簡単な文を作成した。

 表情と言語的メッセージを同時に呈示し,写 真人物が回答者に対してもつ感情の推測と・回 答者自身がもつその人物へめ感情を・嫌悪感一 一好感の軸に沿って7段階で判断させた。

 結果,hapPiness−negativeカテゴリーでは 反応の分散が顕著に認められ,情報不一致条件 下での判断が拮抗的または葛藤的になされたも のと理解された。他方dislike−positiveの カテゴリーでは嫌悪感寄りの判断傾向がみられ た。顔の呈示方法や,顔と言葉の刺激の優位・

性など実験手続上の問題が論じられた。また neutralityとsadnessはよく似たグラフ上の パターンを示した。

       引用・参考文猷

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Ekman,P.and Friesen,W.V.(1975)Unmask−

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Foley,V.D.(1974) An introduction to fam−

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一谷 彊他編著 (1974)実験人格心理学 日本文   化科学杜.

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  誠信書房.

荘厳舜哉 (1987) ヒトの行動とコミュニケーショ   ン 福村出版.

対人行動学研究会編(1986)対人行動の心理学   誠信書房.

吉川 茂 (1987)暖昧な言語表現への反応とA血一   biguity Tolerance.臨床教育心理学研究VO1−

  13, 23−28.

吉川 茂 (1989)心理学における1 暖昧さ」につ   いて11〕阪南大学情報科学研究 3,62−74.

(1989年工2月25日受理)

参照

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