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< 目 次 > 1 需給等の動向 (1) たばこ関係 1 紙巻たばこの国内販売数量の推移 1 2 葉たばこの作付面積等の推移 2 3 たばこ小売店数の推移 3 (2) 塩関係 : 塩の需給見通し 4 2 無煙たばこ ( スヌース ) について (1) 無煙たばことは 5 (2) 日本学術会議の提言

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(1)

たばこ・塩を巡る最近の諸情勢

(2)

<目

次>

1 需給等の動向 (1)たばこ関係 ① 紙巻たばこの国内販売数量の推移 ② 葉たばこの作付面積等の推移 ③ たばこ小売店数の推移 (2)塩関係:塩の需給見通し 2 無煙たばこ(スヌース)について (1)無煙たばことは (2)日本学術会議の提言 (3)政府の対応 3 消費税率引上げに伴うたばこの小売定価改定について (1)公共料金等の改定に係る政府方針 (2)JTの改定案及び改定プロセス (3)消費税率引上げによる駆け込み需要と反動減の状況 4 海外におけるたばこ規制の動向 (1)プレーンパッケージ (2)EUの新規制 5 電子たばこの動向 (1)電子たばこの概要 (2)海外における動向 ① 米国の規制 ② EUの規制 (3)日本における動向 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 9 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 12 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 13 ・ ・ 16 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 17 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 17 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 18 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 18 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 18 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 18 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 19

(3)

1 需給等の動向

○ 国内販売数量は、たばこ税増税、喫煙率低下等の影響から長期的に相当程度の減少傾向が続いている。 ○ 平成25年度の国内販売数量は、消費税率引上げによる駆け込み需要という特殊な要因の影響により、前年 度比+0.9%の1,969億本となった。 ○ JTの国内販売数量は、同+3.4%の1,201億本、シェアは61.0%となった。 (1)たばこ関係 ① 紙巻たばこの国内販売数量の推移 JT国内販売数量 (億本) シェア S60 3,107 3,032 97.6% H10 3,366 2,576 76.5% 21 2,339 1,518 64.9% 22 2,102 1,346 64.0% 23 1,975 1,084 54.9% 24 1,951 1,162 59.6% 25 1,969 1,201 61.0% (出典:日本たばこ協会) 国内販売数量 (億本)

(4)

○ 平成25年度は、高齢化等による廃減作により、作付面積が8,846haとやや減少(前年度比▲1.2%)する一 方で、葉たばこの品質収量の安定に向けた取組みにより、品質の向上、収量の増加がみられ、生産額が 393億円と増加(同+2.1%)している。 ○ なお、平成24年度に面積・農家戸数共に大幅に減少しているのは、国内産葉たばこの需給調整のため、 JTが廃作農家を募集したことによるもの。

1 需給等の動向

② 葉たばこの作付面積等の推移 年度 面積 (ha) 生産額 (億円) 農家戸数 (戸) 1戸当たり 生産額 (万円) 1戸当たり 面積 (ha) S60 47,801 1,999 78,653 254.1 0.61 H10 25,276 1,185 25,517 464.4 0.99 21 15,769 681 12,169 559.2 1.30 22 14,980 542 11,437 473.6 1.31 23 13,016 440 9,480 464.4 1.37 24 8,956 385 6,094 631.7 1.47 25 8,846 393 6,059 648.4 1.46 (出典:JT・全国たばこ耕作組合中央会)

(5)

○ 平成24年度末のたばこ小売店数は前年度比▲1.0%の271,863店となった。 ○ 近年の小売店数は、廃業店数が新規店数を上回って推移していることから、わずかながら減少傾向 が続いている。

1 需給等の動向

③ たばこ小売店数の推移 販売店数 対前年度比 対前年度増減 新規店数 廃業店数 (店) (%) (店) (店) (店) S60 266,502 101.1 2,897 6,721 3,824 H10 299,184 101.0 3,101 10,138 7,037 20 292,660 98.0 ▲ 5,837 7,165 13,002 21 289,453 98.9 ▲ 3,207 6,554 9,761 22 279,577 96.6 ▲ 9,876 5,806 15,682 23 274,557 98.2 ▲ 5,020 5,854 10,874 24 271,863 99.0 ▲ 2,694 6,935 9,629 (注) 1.販売店数は各年度末現在。 2.「新規店数」は、許可店舗数のみ。 3.「廃業店数」は、廃業・死亡・許可取消・指定期間満了の総数。 年 度

(6)

○ 平成26年3月に財務省が作成・公表した平成26年度塩の需給見通しについて、生活用では、市場が縮小傾向にあること から、需要が減少する見通しである一方、業務用では、東日本大震災の影響で需要が落ち込んだものの、医薬用や融氷 雪用を中心に需要が増加傾向にあるため、震災前の水準を上回る見通しである。 ○ 国内産塩の供給に関しては、被災した福島県所在の製塩工場が引き続き製造を停止している状況にあるものの、 国民 生活に不可欠な食用塩(生活用、食品工業用)については、他工場での増産により需要量の約8割が国内産塩で確保され る見通しである。 (1)平成26年度需給見通し (単位:千トン) (注1)「生活用」は、主に小売店を通じて販売され、家庭用及び飲食店等において使用されるものである。 「業務用」は、食料品その他の物資の製造、融氷雪用等に使用されるもの(ソーダ工業用を除く)であり、平成26年度の内訳は以下のとおり。 食品工業用783(漬物、みそ、醤油、水産等)、一般工業用181、家畜用79、医療用49、融氷雪用819、その他10 「ソーダ工業用」は、かせいソーダ、ソーダ灰等の製造に使用されるものである。 (注2)単位未満四捨五入のため不突合を生じる場合がある。 (2)食用塩の自給率の見通し (単位:千トン) (注)単位未満四捨五入のため不突合を生じる場合がある。 期首在庫 1,324 需要量 7,938 供給量 8,008 生活用 179 業務用 1,922 国内産 973 ソーダ工業用 5,837 外国産 7,036 期末在庫 1,394 計 9,332 計 9,332 生活用(再掲) A 食品工業用 B 食用塩計 A+B うち国内産塩 C 自給率 C/(A+B) 179 783 963 757 79%

1 需給等の動向

(2)塩関係:塩の需給見通し

(7)

(1)無煙たばことは

2 無煙たばこ(スヌース)について

○無煙たばこ(Smokeless Tobacco) ・煙を吸って使用するのではなく、鼻や口との直接的接触により消費するたばこ。かみたばこやかぎたばこ 等がある。 ・国内に流通する無煙たばこのほとんどをJTの無煙たばこ製品が占めている。平成25年度のJTの無煙た ばこ製品の販売額は6,758万円。 ○かぎたばこ(Snuff) ・鼻腔、口腔で香味を味わうために、葉たばこを微細粉化し香料をまぜたスモークレスたばこの一種。 スナッフともいう。鼻腔用と口腔用の二つがある。 ○スヌース(Snus) ・スウェーデンで普及している口腔用のかぎたばこ。粉状のたばこ葉を袋で包みティーバッグ状 にしたものを唇と歯茎の間に挟んで使用する。 ・JTの「スヌース」の平成25年度の販売額は700万円。 ※参照資料:たばこの辞典(たばこ総合研究センター編) (参考)平成25年度の紙巻たばこの国内販売額は約4兆円 ○かみたばこ(Chewing Tobacco) ・主として口で噛んだりしゃぶったりして使用するスモークレスたばこの一種。現在国内では殆ど流通 していない。 ○その他 ・鼻腔用のかぎたばこやJTの「ゼロスタイル」等がある。

(8)

1 作成の背景 我が国では、国際条約である世界保健機関(WHO)たばこ規制枠組条約(FCTC)への批准を契機に、厚生 労働省や関連学会・諸機関、日本学術会議などの啓発活動などにより、通常の紙巻タバコ製品による健康 被害は国民に広く認知されるようになり、公共の場における禁煙も徐々に浸透してきた。その結果、成人や青 少年の喫煙率、そして紙巻タバコの消費量は減少し、多くの先進国並みに近づいている。しかし、個人輸入 やネット販売などにより、我が国でも諸外国に見るように煙の出ない無煙タバコの使用者が増加傾向を示し、 さらに今般、日本たばこ産業株式会社(JT)により無煙タバコ製品(スヌース・タイプ)が新たに販売されたとこ ろである。 2 現状及び問題点 無煙タバコ製品の最大の問題は、「通常の紙巻タバコに比べて健康被害が少ない」、「煙が出ないことから 受動喫煙の危険性がない」など、「より安全な製品」と誤認されていることである。しかし、無煙タバコといえど も、30 種類近い発がん物質を含んでおり、がんや循環器疾患の発生を増大させることは疑いなく、使用を抑 制しない限り、結果的に将来の医療費の増大に繋がる。また、無煙タバコも、すべてニコチンを含み、依存の 原因となる。口腔内に留置するという使用法や無煙であることなどから、使用の有無を判定することが難しく、 青少年における使用の拡大が危惧される。我が国のタバコ製品のパッケージや注意文言は、国際標準に比 べて、依存性のあることや健康被害を及ぼす危険性のあること、さらに致死性が分かりにくくなっている。しか も、JT のスヌース製品については、たばこ事業法施行規則で定められる注意文言が、製品を直接入れる容 器に記載されていないことから、製品の使用時に健康被害を認識させづらいという点で大きな問題がある。 (2)日本学術会議(健康・生活科学委員会・歯学委員会合同脱タバコ社会の実現分科会)の提言 (日本学術会議HPより 「無煙タバコ製品(スヌースを含む)による健康被害を阻止するための緊急提言(25年8月30日)要旨」を 引用 )

2 無煙たばこ(スヌース)について

(注)下線については、財務省にて記載

(→次ページに続く)

(9)

3 提言等の内容 国は、FCTCの各条項を速やかに履行し、製品規制の観点から既存の紙巻タバコ製品に加え、スヌースな どの無煙タバコ製品についても健康影響評価の対象とすべきであり、「受動喫煙」対策の見直し(受動喫煙や 煙の再定義、分煙基準の撤廃を含め)を進めるとともに、製品規制の所管官庁を明確にし、各省庁が協調し た体制を整備すべきである。 国は、FCTCに基づき、無煙タバコを含むすべてのタバコ製品に関して、諸外国で導入されているような画 像付きの警告表示を行うとともに、広告・販売促進活動の規制を強化すべきである。また、国民に対して、無 煙タバコを含むすべてのタバコ製品の中止を促し、さらに無煙タバコが禁煙補助剤の代替物にはならないこ とを伝え、正しい禁煙法の実践を推奨すべきである。そのためには、臨床医学、基礎医学、社会医学、歯学、 薬学等との連携の下に、無煙タバコの使用による口腔内病変を早期に検出し、いかなるタバコ製品について も使用中止に導くような関係者のコンセンサスと医療インフラの構築が必要である。 国は、青少年がこれら新規製品の主たるターゲットとならないよう、教育関係者、医療関係者、行政関係者 が協力して、危険性とマーケティングからの防御法を教授する機会を設けるとともに、メディアや社会に対して も警鐘を鳴らすべきである。スヌースを含む新規タバコ製品の投入に対しては市場監視を強化し、タバコ産業 の市場開拓、消費者動向、リスク認知、健康影響などについても詳細な調査研究を行うべきである。 日本学術会議「健康・生活科学委員会・歯学委員会合同脱タバコ社会の実現分科会」は、次世代に、健康 で安全安心な社会を構築するために、関係者と協働して我が国におけるFCTCの完全履行を通じて、一日も 早く脱タバコ社会を実現するための努力を惜しまない。

2 無煙たばこ(スヌース)について

(→前ページから続く)

(10)

(参考)日本学術会議について ○日本学術会議とは(日本学術会議HPより引用) 日本学術会議は、科学が文化国家の基礎であるという確信の下、行政、産業及び国民生活に科学を反映、浸透させることを目的として、昭和 24年(1949年)1月、内閣総理大臣の所轄の下、政府から独立して職務を行う「特別の機関」として設立されました。職務は、以下の2つです。 ●科学に関する重要事項を審議し、その実現を図ること。 ●科学に関する研究の連絡を図り、その能率を向上させること。 日本学術会議の役割 日本学術会議は、我が国の人文・社会科学、生命科学、理学・工学の全分野の約84万人の科学者を内外に代表する機関であり、210人の会 員と約2000人の連携会員によって職務が担われています。 日本学術会議の役割は、主にⅠ政府に対する政策提言、Ⅱ国際的な活動、Ⅲ科学者間ネットワークの構築、Ⅳ科学の役割についての世論 啓発です。 日本学術会議には、総会、役員(会長と3人の副会長)、幹事会、3つの部、4つの機能別委員会(常置)、30の学術分野別の委員会(常置)、課 題別委員会(臨時)、地区会議及び事務局が置かれています(なお、必要に応じ、幹事会には幹事会附置委員会が、各委員会には分科会等が 置かれます。)。 ○分野別委員会(「健康・生活科学委員会・歯学委員会合同脱タバコ社会の実現分科会」)によるたばこ関連の主な提言等 平成20年3月4日 平成22年4月6日 平成25年8月30日

2 無煙たばこ(スヌース)について

要望 脱タバコ社会の実現に向けて 提言 受動喫煙防止の推進について 提言 無煙タバコ製品(スヌースを含む)による健康被害を阻止するための緊急提言

(11)

①厚生労働省の対応 イ.厚労省ホームページにおいて、無煙たばこ・スヌースは紙巻たばこと同様に健康リスクを高めること、使 用が分かりにくく青少年等の喫煙誘導になる可能性があること等、健康影響に関する情報を掲載した(平成 25年8月)。 ロ.厚労省の「たばこ健康影響評価専門委員会」(第3回)において、スヌースを健康影響評価の対象とするこ とを決定した(平成25年10月)。今後、同委員会において評価がなされる見込み。 ハ.厚労省健康局がん対策・健康増進課長より、各自治体の衛生主管部長に対して、ホームページ情報の 周知、未成年者の無煙たばこの使用防止への配慮を要請する旨の通知を発出した(平成25年10月)。 ②財務省の対応 イ.内容器への注意文言表記 スヌースの使用実態とたばこ事業法規則を踏まえ、JTに対し、内容器にも注意文言の表示が必要である旨 を指摘した(平成25年10月)。JTにおいて、表示が追記された製品へすでに切り替え済み。 ロ.未成年者が入手しないよう販売協会等に対し要請 スヌースの容器は菓子と見間違う可能性があり、また口腔内で使用するため、その携帯や使用の判別が困 難である特徴を有するとの指摘を踏まえ、未成年者の入手を防ぐためには販売店における取組が特に重要で あるとの観点から、警察庁(未成年者喫煙を取り締まる立場)と財務省(たばこ販売の許可をする立場)の連名 により、たばこの小売販売に関わる各団体に対し、販売時の年齢確認の徹底等について要請した(平成25年 11月)。 (3)政府の対応

2 無煙たばこ(スヌース)について

(12)

(参考)たばこ事業法及びたばこ事業法施行規則 たばこ事業法(昭和五十九年法律第六十八号)(抄) (注意表示) 第三十九条 会社又は特定販売業者は、製造たばこで財務省令で定めるものを販売の用に供するために製造 し、又は輸入した場合には、当該製造たばこを販売する時までに、当該製造たばこに、消費者に対し製造たば この消費と健康との関係に関して注意を促すための財務省令で定める文言を、財務省令で定めるところにより、 表示しなければならない。ただし、輸入した製造たばこを博覧会において展示し即売する場合その他財務省令 で定める場合は、この限りでない。 2 (略) たばこ事業法施行規則(昭和六十年大蔵省令第五号)(抄) (注意表示) 第三十六条 法第三十九条第一項 に規定する製造たばこで財務省令で定めるものは、紙巻たばこ、葉巻たば こ、パイプたばこ、刻みたばこ、かみたばこ及びかぎたばこ(以下、「紙巻等たばこ」という。)とする。 2 (略) 3 会社又は特定販売業者は、別表第一及び別表第二に掲げる文言のそれぞれ一以上を、次の各号に掲げる 容器包装(紙巻等たばこを消費者に販売する際に使用される容器又は包装で、紙巻等たばこの販売以外に使 用されないものをいう。以下同じ。)ごとに、表示しなければならない。 一 最小容器包装 二 最小容器包装を一以上入れ又は包む容器包装(無色透明又はほとんど無色透明の主としてプラスチック 製の容器包装を除く。次号において同じ。) 三 前号に規定する容器包装を一以上入れ又は包む容器包装(当該容器包装を一以上入れ又は包む容器包 装を含む。) 4 ~12 (略)

2 無煙たばこ(スヌース)について

(13)

(参考)未成年者喫煙防止のための対面販売時における年齢確認等について(要請)

2 無煙たばこ(スヌース)について

未成年者喫煙防止のため の対面販売時における年齢確認等の取組については、成人識別自動販 売 機 の 全 国 稼 働 以 降 、 平 成 20 年 9 月 16 日 付 け 文 書 ( 別 添 参 照 ) 等 に よ り 重 ね て 要 請 し て い る と こ ろ で す が 、 貴 台 に お か れ て も 未 成 年 者 の 喫 煙 防 止 の 重 要 性 を 改 め て ご 理 解 い た だ き 、 平 成 2 0 年 9月16日付け文書で要請した「年齢確認の徹底」(注1)、「従業員研修等の実施」(注2)、 「未成年者 喫煙防止の注意 喚起」(注3) 及び「たばこ自動販売機の適正な管理」(注4)につ いて一層御尽力いただきますようお願い申し上げます。 ま た 、 以上 の内 容 に つき 、傘 下 会 員の 皆様 へ 再 度、 周知 ・ 要 請 方御 協力 い ただ き たく 、 よろ し くお願い申し上げます。 (注1) 「未成年者と思われる者に対する年齢確認の徹底」:「運転免許証」、「身分証明書」等の呈 示を求めるなど年齢確認を徹底すること。 (注2) 「未成年者に対する年齢確認の実施方法などの従業員研修等の実施」: 販売者は年齢確認その 他必要な措置を講ずる義務があること、未成年者が自用に供することを知ってたばこや器具を販 売した者は処罰されることなどにつき、従業員・経営者を対象とした研修等を適切に実施するこ と。 (注3) 「ポスターの掲示などの方法による未成年者喫煙防止の注意喚起」:未成年者の喫煙は法律で 禁止されていることを表示したポスター等の掲示を行うこと。 (注4) 「たばこ自動販売機の適正な管理の実施」:たばこ自動販売機の適正な管理を徹底すること。 未成年者喫煙防止のための対面販売時における年齢確認等について(要請) 平素、未成年者の喫煙防止に関し、御理解、御協力を賜り、御礼申し上げます。 日 本 学 術 会 議に よ る 「 無 煙タ バ コ 製 品 (ス ヌ ー ス を含む ) に よる 健康 被 害 を阻 止す る た めの緊 急 提 言 」 ( 平 成 2 5 年 8 月 3 0 日 日 本 学 術 会 議 健 康 ・ 生 活 科 学 委 員 会 ・ 歯 学 委 員 会 合 同 脱 タ バ コ 社 会 の 実 現 分 科 会 ) の 公 表 を 受 け 、 厚 生 労 働 省 よ り 、 無 煙 た ば こ ・ ス ヌ ー ス の 健 康 影 響 に 関 す る 情 報 が 提 供されているところです。(http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/muen/) 無 煙 た ばこ とは 、 製 品を 燃焼 さ せ るこ とな く 使 用す るた ば こ製 品 であ り 、ス ヌ ース を 含む 「 か ぎ 用 」 や 「 か み 用 」 等 の 製 品 が あ り ま す が 、 い ず れ も 、 た ば こ 事 業 法 ( 昭 和 5 9 年 法 律 第 68 号 ) に 規 定 す る 「 製 造 た ば こ 」 及 び 未 成 年 者 喫 煙 禁 止 法 ( 明 治 33 年 法 律 第 33 号 ) に 規 定 す る 「 煙 草 」 に該当します。 国 内 で 流 通 して い る 無 煙 たば こ の 中 に は、 菓 子 に 類似の 外 観 を持 つ小 型 の 容器 に入 っ て いる製 品 や 、 口 腔 内 で 使 用 す る 製 品 も あ る た め 、 そ の 携 帯 や 使 用 の 判 別 が 、 他 の た ば こ 製 品 よ り も 困 難 と の 指 摘 が あ り ま す 。 こ の よ う な 特 徴 を 有 す る 無 煙 た ば こ に つ い て は 、 特 に 、 販 売 店 に お け る 水 警 察 庁 生 活 安 全 局 長 財 務 省 理 財 局 長 警察庁丙少発第 28 号 財 理 第 5399 号 平成25年11月26日 松 井 茂 安 慶 名 忍 ローラン・ボアサール 山 本 善 政 清 水 信 次 川 野 幸 夫 小 川 修 司 横 山 清 大 木 一 夫 日 高 大 輔 山 口 範 雄 全 国 た ば こ 販 売 協 同 組 合 連 合 会 会 長 沖 縄 県 た ば こ 卸 売 事 業 協 同 組 合 理 事 長 一 般 社 団 法 人 日 本 た ば こ 協 会 会 長 一 般 社 団 法 人 日 本 フ ラ ン チ ャ イ ス ゙ チ ェ ー ン 協 会 会 長 日 本 チ ェ ー ン ス ト ア 協 会 会 長 日 本 ス ー ハ ゚ ー マ ー ケ ッ ト 協 会 会 長 一 般 社 団 法 人 日 本 ホ ゙ ラ ン タ リ ー チ ェ ー ン 協 会 会 長 一 般 社 団 法 人 新 日 本 ス ー ハ ゚ ー マ ー ケ ッ ト 協 会 会 長 一 般 社 団 法 人 日 本 カ ラ オ ケ ホ ゙ ッ ク ス 協 会 連 合 会 理 事 長 日 本 複 合 カ フ ェ 協 会 会 長 公 益 社 団 法 人 日 本 観 光 振 興 協 会 会 長 殿

(14)

消費税率引上げに伴う公共料金等の改定について(抄) 平成25年8月1日 物価担当官会議申合せ 平成26年4月及び平成27年10月に予定されている消費税率(地方消費税率を含む。以下同じ。)引上げに伴う公共料金等 の改定については、今般の消費税率引上げが段階的に実施されることにも配意しつつ、下記のとおり取り扱うものとする。 1. 消費税率の引上げに伴い、公共料金等の改定申請がなされる場合には、税負担の円滑かつ適正な転嫁を基本として対 処する。その際には、公共料金等が物価及び国民生活に大きな影響を及ぼすことに鑑み、厳正に取り扱う。 2. 消費税率引上げに伴う税負担の転嫁と併せて、税負担以外の費用の変化等による公共料金等の改定申請がなされる場 合には、個別案件ごとに厳正に対処する。その際には、公共料金等の特性に応じ、可能な場合には、事業全体又は料金 体系全体として、税負担の転嫁に係る改定分と、それ以外の要因による改定分とを区別して公表する等、利用者等の十分 な理解が得られるように努める。 3. 端数処理は、合理的かつ明確な方法により行う。また、事業全体又は料金体系全体で消費税率引上げに伴う税負担の 適正な転嫁を行うことを前提として、個別の公共料金等の改定率に差を設けようとするときは、利用者負担の公平及び原 価主義の観点から、合理的な限度を超えない範囲で調整する。 4. 消費税率の引上げを前提とした公共料金等の改定を、消費税率引上げの適用日前に実施することは認めない。 5. 消費税率引上げに伴う税負担の転嫁のための公共料金等の改定申請に係る手続については、通常必要となる申請書類 ・審査基準について、適切な情報を広く一般に提供するよう努めつつ、その運用をできる限り簡素化するなど、事業者の負 担軽減を図る。 (1)公共料金等の改定に係る政府方針

3 消費税率引上げに伴うたばこの小売定価改定について

(注)下線については、財務省にて記載

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消費税率引上げに伴うJTのたばこ小売価格の改定案(公共料金等専門調査会への提出資料)(抄) ○ 日本たばこ産業株式会社(JT)としては、政府の基本方針「消費税率引上げに伴う公共料金等の改定について」(平成 25年8月1日物価担当官会議申合せ)における、「公共料金等の改定申請がなされる場合には、税負担の円滑かつ適正な 転嫁を基本として対処する」との方針に沿って、以下の内容による改定としたい。 ① たばこは自動販売機が主要な流通形態の一つであることを踏まえ、10円単位での改定とする。 ② 端数処理については、同一ブランドは基本的に同一価格とし、利用者負担の公平を図る。 ③ 銘柄全体の加重平均値上げ率は、消費税率引上げに相当するものであり、事業全体で適正な価格転嫁を実施する。 ④ これらを踏まえ、全商品116銘柄のうち、107銘柄について10円又は20円の値上げを行う(20円:68銘柄、 10円:39銘柄、据置:9銘柄)。 (参考)紙巻たばこの値上げ申請例 消費税率の引上げに伴うJTのたばこ小売価格の改定案に関する公共料金等専門調査会意見について(抄) 平成26年2月14日 消費者委員会公共料金等専門調査会 消費者委員会公共料金等専門調査会は、平成26年4月1日から消費税率を5%から8%に引き上げることに伴うJTのたばこ 小売価格の改定案について検討した。 ○ 改定案の内容は、消費税の円滑かつ適正な転嫁の観点から妥当であると認められる。消費者への分かりやすく丁寧な 説明に努められたい。 (2)JTの改定案及び改定プロセス

3 消費税率引上げに伴うたばこの小売定価改定について

440円→460円(20円の値上げ) 410円→430円(20円の値上げ) 410円→420円(10円の値上げ) 410円→420円(10円の値上げ) セブンスター メビウス キャスター キャビン

(16)

消費税率の引上げに伴うJTのたばこ小売価格の改定案に関する消費者委員会の意見について(抄) 平成26年2月18日 消費者委員会 消費者委員会は、本日、公共料金等専門調査会から、消費税率の引上げに伴うJTのたばこ小売価格の 改定案に関する意見の提出を受けた。 本意見を踏まえ、消費者庁から意見を求められた改定案については、消費税の円滑かつ適正な転嫁の 観点から妥当であると認められる。消費者庁は財務省に対して、消費者への分かりやく丁寧な説明に努め るよう要請されたい。 消費税率引上げに伴う製造たばこの小売定価変更について(抄) 平成26年2月28日 物価問題に関する関係閣僚会議 平成26年4月1日に消費税率が5%から8%に引き上げられることに伴う、日本たばこ産業株式会社による 製造たばこの小売定価の変更申請については、別紙のとおり認めることとする。あわせて、日本たばこ産業 株式会社が、改定内容に関し、消費者への分かりやすく丁寧な説明に努めるよう求める。 (注)上記の意見等を踏まえ、JT製品について財務大臣による認可を行っている。また、物価問題に関する関係閣僚会議へ の付議対象ではないフィリップモリス社やブリティッシュアメリカンタバコ社製品についても政府の方針を踏まえた申請 が行われ、認可を行っている。

3 消費税率引上げに伴うたばこの小売定価改定について

(17)

○消費者委員会とは 消費者委員会は、独立した第三者機関として、主に以下の機能を果たすことを目的として、平成21年(2009年)9月1日に内閣府に設置されました。 ・各種の消費者問題について、自ら調査・審議を行い、消費者庁を含む関係省庁の消費者行政全般に対して意見表明(建議等)を行います。 ・内閣総理大臣、関係各大臣又は消費者庁長官の諮問に応じて調査・審議を実施します。 ○消費者委員会の構成 消費者委員会は、内閣総理大臣が任命した委員(10人以内)で組織されます。また、必要に応じ臨時委員、専門委員を置くことができます。 消費者問題に係る広範な専門分野にわたり多数の事項を審議する必要があることから、消費者委員会本会議のほか、食品表示部会、新開発食 品調査部会、公共料金等専門調査会、景品表示法における不当表示に係る課徴金制度等に関する専門調査会、食品ワーキング・グループなどの 部会・専門調査会等を設置して調査審議を行います。 ○公共料金等専門調査会 専門調査会は、委員会の求めに応じて、公共料金等に関する重要事項について調査審議を行います。 (参考)消費者委員会及び公共料金等専門調査会について(内閣府HPより引用)

3 消費税率引上げに伴うたばこの小売定価改定について

(18)

3 消費税率引上げに伴うたばこの小売定価改定について

(3)消費税率引上げによる駆け込み需要と反動減の状況 税率 改定時期前後 平成9年3月 平成9年4月 平成26年3月 平成26年4月 販売数量 366億本 212億本 204億本 113億本 対前年同月比 35.4% ▲28.1% 25.6% ▲29.0% 3% → 5% 5% → 8% ( 410円→430円) ( 300円→410円) ( 270円→300円) ( 250円→270円) (例)メビウス(旧マイルドセブン) の価格(1箱) 【消費税率引上げ】 【たばこ税率引上げ】 税率 改定時期前後 平成15年6月 平成15年7月 平成18年6月 平成18年7月 平成22年9月 平成22年10月 販売数量 369億本 176億本 359億本 140億本 374億本 61億本 対前年同月比 48.7% ▲38.0% 46.5% ▲42.2% 88.0% ▲69.9% 7,072円/千本 → 7,892円/千本 7,892円/千本 → 8,744円/千本 8,744円/千本 → 12,244円/千本 ( 220円→230円) (例)メビウス(旧マイルドセブン) の価格(1箱) (日本たばこ協会の資料を基にたばこ塩事業室において作成)

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(1)プレーンパッケージ

○ 2012年12月オーストラリアにおいてプレーンパッケージ規制を導入。 ○ 2012年3月以降、ウクライナ・ホンジュラス・ドミニカ・キューバ・インドネシアの5ヶ国は、WTOに対して オーストラリアにおけるプレーンパッケージ法が協定に違反していると各々申し立て、紛争解決機関にパネ ル(小委員会)が設置。 ○ 2014年5月5日、パネリストを選定。今後、パネルにおいて審理が行われる見込み。 ○ 報道によれば、英国・ニュージーランド・アイルランドにおいても同様の規制の導入を検討中。

(2)EUの新規制(改正指令:2014年3月14日に閣僚理事会採択)

2014年5月20日施行。施行後2年以内(2016年)に加盟国は国内法令の整備が必要。 <改正指令の主な概要> ○ たばこのパッケージに占める健康への警告表示の割合の変更 ・ 現行の表示義務はパッケージの前面30%、後面40%であるところ、改正指令では、前面及び後面それ ぞれの65%に拡大(文言とカラー写真の組み合わせからなる警告)。 ○ 香料(メンソール、フルーツ等)を含むたばこ製品の禁止。 (メンソールについては、4年間の経過措置を経て禁止(2020年から禁止))。 ○ たばこ製品の違法取引に対処するための追跡システムの導入。 ○ プレーンパッケージについては、加盟国の判断により導入可能。 内容:たばこメーカー等に対し、製品個装を以下とするよう義務付け。 ・ くすんだ茶色(drab brown)の背景に、製品名の表示は、表示位置、フォントサイズ、色、スタイルを全てのブランドについ て同一にする。 ・ 画像入警告表示を前面75%、後面90%の面積で表示。

4 海外におけるたばこ規制の動向

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(1)電子たばこ(e-cigarette)の概要

○ 電子たばこは、カートリッジに入った液体を電気的に霧状にして吸引する、一般的には紙巻たばこに似せ て作られた製品。本体は大きく分けて、バッテリー、カートリッジ、カートリッジ内部の液体を加熱して霧化さ せる部分で構成。カートリッジ側にある吸い口から吸引するとカートリッジの液体が霧化され蒸気となって吸 い口へと流れてゆく。 (厚生労働省・(独)国民生活センターHPより) ○ 電子たばこに関する安全性や喫煙代替あるいは禁煙補助等に役立つとの製造業者の主張については、 一層の研究を実施しなければならない。 (たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約(FCTC)レポートより) ○ 世界で約20億ドルの市場規模(紙巻たばこの販売額約6,605億ドルの約0.3%)。そのうち、米国、ロシア、 ドイツで60%を占める(2011年)。米国の電子たばこの売り上げは2008年(2,000万ドル)から2013年(10 億ドル)で約50倍に増加。 (Euromonitorより)

(2)海外における動向

①米国の規制 ○ 米国医薬品食品局(FDA)の報道発表によると、FDAは、電子たばこの輸入申告に対して、未承認の医薬 品として輸入を認めなかった。2009年、輸入会社はこの決定を不服として裁判所に提訴。 ○ 2010年、連邦控訴裁判所は、「葉たばこを原料とする電子たばこは、医療目的で販売されるものを除き、 たばこ製品として規制すべき」旨判決。 ○ 2014年4月、FDAは、2010年の判決を受け、たばこ製品に該当する電子たばこについて、「18歳未満へ の販売を禁止」、「警告表示の義務付け」、「無料サンプルの配布を禁止」等の規制案を発表(現在、意見 募集を実施中)。 ②EU(改正指令(2014年5月20日施行。施行後2年以内(2016年)に加盟国は国内法令の整備が必要。))の規制 ○ 電子たばこを既に医薬品として取り扱っている加盟国は、EU薬事指令に規定する医薬品に該当する限 り、引き続き医薬品として取り扱うことが可能。 ○ 医薬品として取り扱わない場合には、ニコチン含有量(20mg/ml以下)等に関する安全性及び品質上の 要件や健康上の警告の表示・使用上の注意の添付義務等の規制を導入。

5 電子たばこの動向

(21)

(参考)消費者庁及び消費者委員会設置法第5条の規定に基づく資料の提出の協力依頼について(回答)(抄) 平成22年12月9日 厚生労働大臣 1.薬事法(昭和35年法律第145号)において、「医薬品」とは、「人の疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされて いる物」又は「人の身体の構造又は機能に影響を及ぼすことが目的とされている物」をいう。具体的に人が経口的に摂取する物が 薬事法上の医薬品に該当するかどうかは、その物の成分、形状及び表示された効能効果等により総合的に判断される。 2.ニコチンは、中枢神経系への作用等により、身体の機能に影響を及ぼすものであること、禁煙時のイライラの症状の緩和など禁 煙治療の補助として使用されるものであること、毒性が強いこと等から、専ら医薬品として使用される成分であり、これを含有する 物については、人が経口的に摂取する目的で使用される場合、薬事法上の医薬品と判断される。 このため、電子タバコのカートリッジに含まれるニコチンが、霧化されて吸入されるなど経口的に摂取される場合、薬理効果の期 待できない程度の量で専ら着色、着香等の目的で使用されていること等が認められない限り、ニコチンを含むカートリッジは薬事 法上の医薬品に該当する。また、この場合、カートリッジ中のニコチンを霧化させる装置は、薬事法上の医療機器に該当する。 3.(略) 4.ニコチンを含有する電子タバコについて、これまでに国内で薬事法上の承認を得た物はなく、報告にあった製品が医薬品及び 医療機器に該当する場合、これを販売等する行為は、無承認無許可医薬品等の販売等として薬事法に違反することが疑われる。 薬事法に違反して販売等されるものについては、厚生労働大臣又は都道府県知事により、廃棄、回収など公衆衛生上の危険の 発生を防止する措置が命ぜられることもありうる。 5.(略) (注)下線については、財務省にて記載。

5 電子たばこの動向

(3)日本における動向

○ 平成22年に国内で流通していた電子たばこの一部からニコチンが検出されたことを踏まえ、厚労省は、消費 者に注意を呼びかけるとともに、都道府県に対して監視指導の徹底を依頼。 ○ 同年、厚労省は消費者庁からの依頼に対して電子たばこへの薬事法適用の考え方を整理し、その旨を公表。 ○ 厚労省によると、ニコチンが含まれる電子たばこは薬事法上の承認が必要だが、現在までに国内で承認され た製品はない。

(22)

(参考)たばこ事業法 たばこ事業法(昭和五十九年法律第六十八号)(抄) (定義) 第二条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。 一 たばこ タバコ属の植物をいう。 二 葉たばこ たばこの葉をいう。 三 製造たばこ 葉たばこを原料の全部又は一部とし、喫煙用、かみ用又はかぎ用に供し得る状態に製造され たものをいう。

5 電子たばこの動向

参照

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