コンビニエンスストア・セーフティステーション
平成
25年5月
平成
24年度版
活動リポート
(平成24年3月1日~平成25年2月28日)
まちの安全・安心な生活拠点づくりに向けた自主活動のアンケート結果
エスゾウくん
【アンケート概要】 一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会(以下、JFAと表記)に加盟するコンビニ エンスストアでは、日頃の営業活動に加えて社会的責任の一環として「安全・安心なまちづくり に協力」と「青少年環境の健全化への取り組み」を 2 つの柱とする「セーフティステーション活 動(以下、SS活動と表記)」について自主的に取り組んでいます。今回も同活動の更なる定着・ 深耕と具体的施策の推進を図るために、全国の加盟店(オーナー様・店長様)にアンケート調査 を実施しましたので、その結果をご報告いたします。 1.活動参加企業:11 社 (五十音順) ①国分グローサーズチェーン㈱ -〔コミュニティ・ストア〕 ②㈱ココストア -〔ココストア、エブリワン〕 ③㈱サークルKサンクス -〔サークルK、サンクス〕 ④㈱スリーエフ -〔スリーエフ、キュウズマート〕 ⑤㈱セイコーマート -〔セイコーマート〕 ⑥㈱セブン-イレブン・ジャパン 〔セブン-イレブン〕 ⑦㈱デイリーヤマザキ 〔デイリーヤマザキ、ヤマザキデイリーストアー〕 ⑧㈱ファミリーマート -〔ファミリーマート〕 ⑨㈱ポプラ -〔ポプラ、生活彩家、くらしハウス、スリーエイト〕 ⑩ミニストップ㈱ -〔ミニストップ〕 ⑪㈱ローソン -〔ローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア 100〕 2.回答店舗数 :43,509 店(アンケート配付:47,642 店 回答率:91.3%) 3.アンケート対象期間:平成 24 年 3 月 1 日~平成 25 年 2 月 28 日 4.アンケート結果報告の内容(質問内容) 【安全・安心なまちづくりに協力】 ①地域の防犯組織への加入及び活動内容 ②制服警察官の巡回と捜査協力の状況 ③女性・子どもの駆け込みと高齢者の保護 ④110 番通報の内容 ⑤窃盗(万引き)の状況 ⑥振り込め詐欺の未然防止 【青少年環境の健全化への取り組み】 ①「未成年者飲酒防止啓発ポスター」の掲出 ②年齢確認とトラブル ③成人向け雑誌に対する問題意識と対応 ④青少年に対する深夜時間帯での帰宅促し 【地域との交流】 ①御用聞き・配達時の緊急対応 ②体験学習の受け入れ 【災害関連の対応】 ①災害時の備え ②帰宅困難者に対する支援
【 総 括 】
【安全・安心なまちづくりに協力】 「地域の防犯組織への加入及び活動内容」 局地的に連続発生したことも影響し、強盗事件は全体的に増加しました〔JFA調べ(協会加 盟チェーンのみ集計):平成 24 年 1 月~12 月 595 件(前年差+61 件、前年比 111.4%)〕。 店舗では警察本部や所轄警察署などが開催する防犯訓練・講習会に 18,464 店(43.0%⇒設問 毎の店舗構成比、以下注釈が無い場合は同様)が参加しました。また、14,440 店(33.5%)が 防犯組織に加入して、自店及び地域社会の防犯意識向上に努めています。 しかし、防犯訓練を実施したにも関わらず、開催告知が不十分なため知らずに参加できなかっ た店舗もあり、今後は各チェーン本部や社員が開催情報を入手、事前案内を徹底することで参加 率の向上を図り、犯罪の未然防止と自主防犯体制の強化に努めてまいりたいと思います。 「制服警察官の巡回と捜査協力の状況」 32,986 店(76.8%)から、制服警察官に巡回(パトロール)いただいているとの回答があり ました。また、37,990 店(88.5%)では警察からの要請に基づいて、防犯カメラの画像や販売 データなどを提出し捜査協力を行なっており、店舗及び近隣で発生した事件・事故、青少年のた むろなどにより 29,794 店(70.4%)から 71,593 件の 110 番通報を行ないました。 「女性・子どもの駆け込みと高齢者の保護対応」 女 性:9,207 店で 12,347 件の対応を行ないました。 深夜時間帯【23 時~5 時台】の対応が全体の 56.0%を占めました。 子ども:3,830 店で 4,910 件の対応を行いました。 日中【12 時~17 時台】の対応が全体の 51.5%を占めました。 高齢者:9,720 店で 12,297 件の対応を行いました。 日中を中心に【全時間帯】で対応いたしました。 いずれも店舗の事務室などで一旦保護し、警察や家族への連絡を行い、無事に引き継ぐことが できました。昨今、社会問題となっている児童虐待や育児放棄などが疑われる子どもを発見し、 店員から声をかけて事情を聞き、必要に応じて警察や学校・施設に通報したケースも 414 件あり ました。 【青少年環境の健全化への取り組み】 「年齢確認とトラブル」 酒類やたばこなどを販売する際に、店舗では運転免許証や保険証などの証明書による年齢確認 を実施しています。各チェーンや店舗では年齢確認を行なうための工夫を講じていますが、聞き 入れてもらえないお客さまも多く、20,148 店(47.3%)でなんらかのトラブルが発生しており、 従業員の安全確保も難しく精神的負担の増加にも繋がっています。 「青少年に対する深夜時間帯での帰宅促し」 23,502 店(55.7%)で条例の有無に関わらず、青少年に深夜の帰宅促しを行ないました。 しかしながら、注意をしても騒ぐ・暴れるなどの行為も多く、青少年の深夜外出に関する条例 の周知徹底に加え、各自治体との緊密な連携が必要であると思われます。 ごとの店舗構成比、以下注釈が無い場合は同様)が参加しました。また、 「青少年に対する深夜時間帯での帰宅促し」【地域との交流】 「御用聞き・配達時の緊急対応」 高齢化社会に伴う買い物困難者のお役に立つよう、15,873 店(37.6%)が御用聞きや配達を 実施しております。そのなかで「事故や事件などの緊急事態に遭遇した」「具合の悪くなった方 を発見した」など、1,980 店で延べ 2,698 件の通報や連絡を行ないました。これらは地域密着の コンビニエンスストアならではのことであり、単身高齢者の見守り活動の大きなひとつになるも のと考えています。 「体験学習の受け入れ」 15,768 店が近隣の学校などからの要請に基づき、体験学習を行ないました。特に、中学生に ついては 9,900 店で実施しており、お客さまへの挨拶や清掃作業を通して社会のルールやマナー を学んでいただきました。今後も青少年健全育成に積極的に協力してまいります。 【災害関連の対応】 「災害時の備え」 地震や洪水など災害時の対応として、34,439 店(81.4%)で懐中電灯や医薬品の備えをして います。また、地域社会のインフラとしてもお役に立てるように携帯ラジオの常備や地図(防災 マップ)を作成しており、本年 2 月には大規模災害時に備え、一般社団法人日本民間放送連盟に 加盟する首都圏ラジオ 10 社と「災害時における帰宅困難者へのラジオ情報提供に関する協定」 を締結し、お客さまや一般市民の皆さまにも情報提供ができるよう対応を図っております。 「帰宅困難者に対する支援」 大災害に限らず、都市部では交通機関の一時的な不通でも帰宅困難者が発生します。全国で 5,936 店(14.2%)が支援を行ないましたが、支援内容としては「トイレの提供(貸し出し)」 が最も多く、5,253 店が要望に応えました。 【店舗より寄せられた意見】 ①酒類・たばこ販売時の年齢確認については、店舗・チェーン本部では購入者にスムーズに身分 証を提示いただけるように工夫しておりますが、購入者の理解が得られずに、トラブルになっ ているケースも散見されます。現行の法制度(販売者にのみ年齢確認義務を負わせる)では 限界があり、購入者が身分証明書などを提示しなければ購入できないよう、国及び自治体と して法令化・条例化していただきたい。 ②青少年の深夜時間帯での居座り行為(たむろ)や、未成年者の飲酒・喫煙などを発見した場合 には、注意喚起を行なっておりますが、素直に聞き入れることは少ない状況です。 家庭でのしつけや学校における道徳教育を徹底し、社会のルールを教育していただきたい。 ③警察署と連携した防犯訓練の実施や深夜時間帯における制服警察官のパトロール・店舗への 立ち寄りを強化していただきたい。 ④災害発生時に多くの店舗が無償で支援を行ないましたが、これ以上の徒歩帰宅者増への対応に は限界も想定されます。行政としても徒歩帰宅者の抑制対策などを検討していただきたい。 「24 時間営業」や「まちの要所に位置する」というコンビニエンスストアの特性を活かして 日常業務の中でも常に目配り・気配りを行なうことで、少なからず地域の安全・安心に貢献でき ていると考えております。 これからも「まちの安全・安心の拠点」として、地域社会や行政機関・自治体との連携を強化 し、同活動の深耕を図ってまいりますのでご理解・ご指導をお願いいたします。 − 2 −
1.安全・安心なまちづくりに協力
(1)地域の防犯組織への加入及び活動内容 ①防犯協議会などの防犯組織に加入していますか? 加入 している 加入 していない 14,440店 28,648店 構成比 33.5% 66.5% 回答店舗数 43,088店 ②加入している組織でどのような活動を実施しましたか?(複数回答) 防犯講習会 などの 防犯会議 防犯訓練 メールなどの 情報共有 防犯 パトロール 年1回程度の 総会のみ その他 具体的な 活動なし 件数 18,576件 5,299件 3,853件 2,011件 1,800件 1,546件 784件 3,283件 構成比 100% 28.5% 20.7% 10.8% 9.7% 8.3% 4.2% 17.7% 活動内容 ③加入している組織で今後どのような活動を実施したいですか?(複数回答) 防犯訓練 防犯講習会 などの 防犯会議 駆け込みや 保護対応など の訓練 地域見守り 活動 防犯 パトロール 振り込め 詐欺未然 防止訓練 その他 件数 19,284件 5,244件 4,320件 3,140件 2,148件 1,671件 1,392件 1,369件 構成比 100% 27.2% 22.4% 16.3% 11.1% 8.7% 7.2% 7.1% 希望する活動 ④防犯組織に加入していない理由(複数回答) 防犯組織の 有無が不明 加入方法が 不明 防犯組織が 無い 加入による メリットが 不明 会費が高額 その他 件数 29,796件 14,503件 5,293件 2,693件 1,750件 319件 5,238件 構成比 100% 48.7% 17.8% 9.0% 5.9% 1.1% 17.6% 未加入の理由⑤防犯訓練や講習会に参加しましたか?(防犯組織への加入・非加入に関わらず) 前年(参考) はい いいえ はい 42,954店 18,464店 24,490店 17,233店 構成比 43.0% 57.0% 40.0% 回答店舗数 本年 ⑥防犯訓練や講習会に参加しなかった理由(複数回答) 案内が無く 開催予定を 知らなかった 案内が 直前のため シフト調整が できない 必要性を 感じない 開催場所が 遠かった その他 件数 23,629件 14,364件 2,512件 1,149件 509件 5,095件 構成比 100% 60.8% 10.6% 4.9% 2.2% 21.6% 不参加の理由 防犯組織の有無が不明のために未加入の店舗、また防犯訓練に参加したくても案内 がなく参加できなかった店舗も多数ありました。防犯組織への加入や訓練参加は、各 チェーン本部を経由しフォローを行なうことでより促進できると考えます。 今後とも、所轄警察署と連携のうえ防犯訓練への参加を促進し、店舗だけでなく地 域においての犯罪抑止効果を高めてまいりたいと思います。 (2)制服警察官の巡回と捜査協力の状況 ①制服警察官の巡回(パトロール)はありましたか? 回答店舗数 はい いいえ 42,972店 32,986店 9,986店 構成比 76.8% 23.2% ②巡回(パトロール)の頻度はどのくらいですか? ほぼ毎日 週に2・3回 程度 週に1回 程度 2週間に1回 程度 月に1回 程度 数ヶ月に 1回程度 回答店舗数 32,481店 4,240店 4,664店 4,918店 2,681店 6,425店 9,553店 構成比 100% 13.1% 14.4% 15.1% 8.3% 19.8% 29.4% 巡回(パトロール)の 頻度 − 4 −
③警察の捜査に協力したことがありますか? 回答店舗数 はい いいえ 42,934店 37,990店 4,944店 構成比 88.5% 11.5% 制服警察官の巡回(パトロール)があったと認知している店舗は 32,986 店(76.8%) でした。週 1 回以上の頻度で巡回いただいていると回答しているのは 13,822 店 (42.6%)ですが、更に頻度を高めていただくことが可能であれば従業員の意識もよ り高まるものと思われます。 また、37,990 店(88.5%)が捜査関係事項照会書による要請を受けて警察の捜査 に協力しています。 (3)女性・子どもの駆け込みと高齢者の保護 ①駆け込み・保護対応の状況(複数回答) 対応店舗数 件数 対応店舗数 件数 女性の 駆け込み 9,207店 12,347件 10,015店 13,271件 子どもの 駆け込み 3,830店 4,910件 3,881店 4,832件 高齢者の保護 9,720店 12,297件 9,440店 11,627件 計 22,757店 29,554件 23,336店 29,730件 本年 前年(参考) ②駆け込み・保護の理由(複数回答) ストーカー 知らない 人から 声を かけられた 急病 ケガ 暴力 (DV含む) 事故 痴漢 その他 回答件数 12,347件 3,671件 2,285件 1,505件 1,439件 1,101件 1,061件 1,285件 構成比 100% 29.7% 18.5% 12.2% 11.7% 8.9% 8.6% 10.4% 女性の駆け込み理由 道に 迷った 家族・友達と はぐれた 知らない 人から 声を かけられた 急病 ケガ 家出 ストーカー その他 (事故や 家庭内暴力 など) 回答件数 4,910件 1,130件 759件 728件 623件 228件 183件 1,259件 構成比 100% 23.0% 15.5% 14.8% 12.7% 4.6% 3.7% 25.6% 子どもの駆け込み理由
徘徊 急病ケガ 道に迷った 事故 家族・知人とはぐれた 暴力 (家庭内 含む) その他 回答件数 12,297件 4,975件 3,248件 2,496件 387件 277件 67件 847件 構成比 100% 40.5% 26.4% 20.3% 3.1% 2.3% 0.5% 6.9% 高齢者保護の理由 ③駆け込み・保護の発生時間帯 《女性の駆け込み発生時間帯》 《子どもの駆け込み発生時間帯》 《高齢者の保護発生時間帯》 12~18 時 768 店(8.6%) 6~12 時 368 店(4.1%) 合計:8,972 店 23~6 時 5,027 店(56.0%) 18~23 時 2,809 店(31.3%) 合計:3,725 店 6~12 時 238 店(6.4%) 23~6 時 269 店(7.2%) 18~23 時 1,300 店(34.9%) 12~18 時 1,918 店(51.5%) 12~18 時 4,200 店(45.0%) 6~12 時 1,205 店(12.9%) 23~6 時 1,770 店(19.0%) 合計:9,334 店 18~23 時 2,159 店(23.1%) − 6 −
女性の駆け込みは「ストーカー」など、身の危険を感じて緊急避難してくる事由が 過半数を占め、時間帯は「23 時~6 時」が最も多く 5,027 店(56.0%)でした。 これら以外にも、駆け込んで来たが店舗に助けを求めることなく、携帯電話で家族に 連絡して迎えに来てもらうなどの事例も多いものと推測されます。 まちの要所に存在し、24 時間営業しているコンビニエンスストアがその特性を活か し、卑劣な犯罪の防止に少なからず貢献できていると考えます。 子どもの駆け込みは「道に迷った」「家族・友達とはぐれた」など、子どもにとっ て店舗が身近に立ち寄れる場所であることがうかがえます。また、夜間にひとりで来 店したり、身体にあざができていたりなどの虐待・育児放棄が疑われる子どもたちを 発見し、店員から声をかけて事情を聞き、保護や通報などを行った事案も 414 件確認 されました。 高齢者の保護は、24 時間様々な時間帯で発生、対応件数も前年より増加(12,297 件、前年比:105.8%)しており、保護の理由も「徘徊」4,975 件(前年比:108.8%) が目立って増加しています。この問題は高齢化社会の進行に伴い今後も増加すると想 定され、地域社会全体で取り組むべき課題と思われます。 女性・子どもの駆け込みや高齢者を保護した場合、一旦事務室などで事情を確認し、 110 番・119 番通報や家族への連絡を行なっておりますが、状況に応じて自宅までお 送りするなどの対応をした事例もありました。 (4)110 番通報の内容 17,443 10,450 8,765 7,785 3,973 3,449 2,686 2,616 2,312 2,088 1,566 1,566 1,455 706 379 192 4,162 0 5000 10000 15000 20000 窃盗(万引き) 青少年のたむろ 事故 放置車両 高齢者の保護 恐喝・因縁 女性の駆け込み たばこ販売時の年齢確認によるトラブル 暴行(器物損壊) 暴走族 強盗 暴行(人身) 酒類販売時の年齢確認によるトラブル 子どもの駆け込み(児童虐待含) 偽札 振り込め詐欺 その他 29,794 店で 71,593 件(前年:66,618 件、前年比:107.5%、+4,975 件)の通報 を行ないました。「窃盗(万引き)」が最も多く 17,443 件(前年:18,836 件、前年比: 92.6%、▲1,393 件)、次いで「青少年のたむろ」が 10,450 件(前年:9,540 件、前 合計:71,593 件 過半数を占め、時間帯は「23 時〜 6 時」が最も多く 5,027 店(56.0%)でした。これ ら以外にも、駆け込んで来たが店舗に助けを求めることなく、携帯電話で家族に連絡 して迎えに来てもらうなどの事例も多いものと推測されます。まちの要所に存在し、 24 時間営業しているコンビニエンスストアがその特性を活かし、卑劣な犯罪の防止 に少なからず貢献できていると考えます。
「酒類・たばこ販売時の年齢確認によるトラブル」も合計 4,071 件(前年:2,996 件、前年比:135.9%、+1,075 件)と増えています。通報が増加した要因のひとつ として未成年者のみならず年齢確認に非協力的な成人とのトラブル発生が考えられ、 店舗では対応に苦慮しています。 今後も重要課題のひとつと捉え、未成年者への酒類・たばこ販売の防止対策として、 身分証明証による年齢確認を徹底してまいりますので引き続き関係各位のご協力を お願いいたします。 (5)窃盗(万引き)の状況 ①窃盗(万引き)被害がありましたか? 回答店舗数 はい いいえ 42,892店 35,890店 7,002店 構成比 83.7% 16.3% ②窃盗(万引き)の発生状況 発生した 発生率 本年 35,890店 83.7% (参考) 前年 35,808店 84.1% ③窃盗(万引き)犯の年齢・属性(複数回答) 小学生 以下 中学生 高校生 20歳未満 20歳~ 29歳 30歳~ 49歳 50歳~ 65歳 66歳以上 58,678件 10,057件 10,165件 7,384件 3,812件 5,200件 6,511件 8,972件 6,577件 構成比 17.1% 17.3% 12.6% 6.5% 8.9% 11.1% 15.3% 11.2% 62,751件 11,752件 11,593件 8,301件 4,065件 5,373件 6,434件 8,805件 6,428件 構成比 18.7% 18.5% 13.2% 6.5% 8.6% 10.3% 14.0% 10.2% -1.6% -1.2% -0.6% 0.0% 0.3% 0.8% 1.3% 1.0% 発生件数 本年 (参考) 前年 構成比の前年差 − 8 −
④警察の調査・確認(調書作成)に要した時間 店舗では今後も万引きをさせない環境づくりとして、入店者の顔を見て挨拶する ことや不審な行動に対して売場で声をかけるなどの対応を行なってまいります。 警察の事情聴取及び調書作成も概ね 2 時間以内(85.9%)で完了しており、全件通 報の徹底に努めてまいります。 (6)振り込め詐欺の未然防止 ①被害者と思われる方への声かけと未然防止 声をかけた 構成比 934店 2.3% 40,391店 回答店舗数 振り込め詐欺の被害者と 思われる方に声をかけた 防止した 構成比 713店 1.7% 41,971店 回答店舗数 実際に振り込め詐欺を 防止した ②声をかけた理由(複数回答) 「シルバー・ 携帯・ATM」 の フレーズに該当 還付金や息子に 送金などの 話が聞こえた 現金を宅急便で 送りたいと 言われた その他 回答件数 1,022件 435件 209件 90件 288件 構成比 100% 42.6% 20.5% 8.8% 28.2% 声をかけた理由 振り込め詐欺の被害者と思われる方に声をかけた理由として、SS活動推進委員会 として毎月発行している『SS活動通信』で注意喚起している「シルバー・携帯・A TM」のフレーズに該当と回答した件数が半数近くを占めています。 振り込め詐欺の未然防止については、被害者と思われる方への声かけに加え、「キ ャッシュカードを複数枚所持している」「コソコソと怪しい動きをしている」など引 き出し役にも注意の目を向けながら、警察との情報共有を図り対策を継続してまいり 合計:23,709 店 30 分以内 6,163 店(26.0%) 1 時間以内 9,777 店(41.2%) 2 時間以内 4,423 店(18.7%) 2 時間超 3,346 店(14.1%)
2.青少年環境の健全化への取り組み
(1)「未成年者飲酒防止啓発ポスター」の掲出 回答店舗数 41,575店 構成比 92.9% 7.1% 掲出している 掲出していない 38,641店 2,934店 酒類を販売している店舗においては 100%実施しなければならない項目であり、今 回の結果を厳粛に受け止め、本部社員の店舗巡回の際には必ず、年間を通して掲出さ れているかを確認するなど、完全実施に努めてまいります。 (2)年齢確認とトラブル ①年齢確認を行なう上で困ること(複数回答) 明らかに 成人の お客様から 文句を 言われた 購入者が 年齢確認 されることを 理解していな い 従業員教育の 徹底 接客に 時間が掛かる その他 回答件数 41,343店 28,914店 15,300店 10,723店 9,834店 3,625店 69.9% 37.0% 25.9% 23.8% 8.7% ※構成比:各項目ごとに該当した店舗の割合 年齢確認を行なう上で 困ること 構成比 ②年齢確認をスムーズに行うために工夫していること(複数回答) 酒類・たばこ 売場周辺に POPを掲示 レジ周辺にPOP を掲示 レジの 音声ガイド レジ画面 (お客様用)の 年齢確認表示 レジ画面 (お客様用)の 年齢確認用 タッチパネル 回答店舗数 42,683店 35,577店 32,522店 32,898店 28,106店 26,546店 83.4% 76.2% 77.1% 65.8% 62.2% 店内放送 SS活動通信を 従業員で共有 行政からの 告知物を 活用 年齢確認用 指差しシート の活用 就業前に ミーティング を実施 回答店舗数 42,683店 16,068店 10,244店 9,127店 6,286店 4,638店 37.6% 24.0% 21.4% 14.7% 10.9% ※構成比:各項目ごとに該当した店舗の割合 年齢確認を 行なうための工夫 構成比 年齢確認を 行なうための工夫 構成比 − 10 −③お客さまとトラブルになったことがありますか? 回答店舗数 はい いいえ 42,586店 20,148店 22,438店 構成比 47.3% 52.7% ④トラブルの内容(複数回答) 回答件数 素直に応じず 文句を言う 大きな声で 恫喝する 暴行 (器物損壊) 暴行 (人身) その他 32,237件 17,556件 11,892件 1,379件 232件 1,178件 構成比 54.4% 36.9% 4.3% 0.7% 3.7% 未成年者喫煙禁止法・同飲酒禁止法で定められている『販売者が必要に応じて年齢 確認を求めること』を購入者が理解しておらず、レジやカウンターなどの器物損壊や 従業員に対する暴行事件などのトラブルも発生しております。 引き続き、店舗では年齢確認への協力要請を継続し、更なる徹底に努めてまいりま すので関係各位のご協力をお願いいたします。 (3)成人向け雑誌に対する問題意識と対応 (店舗に有害図書指定の案内があった場合の対応) 回答店舗数 売場を確認し 指定図書を 下げた 取扱い無し 既に売場に 無かった その他 39,275店 20,013店 9,917店 4,082店 5,263店 構成比 51.0% 25.3% 10.4% 13.4% 有害図書に指定された旨の連絡があった場合は、速やかに売場から撤去しておりま すが、オーナー・店長が自店周辺の環境を考慮し、チェーン本部と相談のうえ成人向 け雑誌を「取扱い無し」にしている店舗も 9,917 店(25.3%)に上っております。
(4)青少年に対する深夜時間帯での帰宅促し ①帰宅促しの条例があることを認知していますか? 回答店舗数 はい いいえ 42,288店 17,388店 24,900店 構成比 41.1% 58.9% ②条例の有無に関わらず帰宅促しを実施していますか? 回答店舗数 はい いいえ 42,169店 23,502店 18,667店 構成比 55.7% 44.3% 半数以上の店舗が、青少年の深夜外出を制限する条例について「知らない・不明」 と回答しております。JFAでは今後も条例の有無に関わらず、青少年に対する深夜 時間帯での帰宅促しを実施してまいりますが、行政からも広報活動などを通じ、広く 地域の皆さまに対し条例への認知度向上をお願いいたします。 − 12 −
3.地域との交流
(1)御用聞き・配達時に、緊急対応をしたことがありますか?(複数回答) 緊急対応件数 110番通報 119番通報 家族に連絡 民生委員に 連絡 病院に同行 その他 2,698件 1,126件 597件 482件 129件 88件 276件 構成比 41.7% 22.1% 17.9% 4.8% 3.3% 10.2% 高齢化社会の進行に伴う買い物困難者の増加に対応するサービスとして、15,873 店(37.6%)で御用聞きや配達を行なっており、お客さまとの日頃の接客を通した信 頼関係をベースに、ご注文の有無に関わらず定期的にお客さま宅への訪問や電話連絡 などを行なっている店舗もあります。 その際、「事故や事件などの緊急事態に遭遇」「具合の悪くなった高齢者を発見」な どの理由で 1,980 店が 2,698 件の通報・連絡をはじめとする緊急対応を行ないました。 (2)体験学習の受け入れ ①受け入れ対象(複数回答) 受け入れ 店舗数 小学生 中学生 その他 15,768店 5,071店 9,900店 797店 構成比 32.2% 62.8% 5.1% ②1年間の受け入れ回数(複数回答) 1回 2回 3回以上 小学生 3,907店 841店 194店 中学生 7,791店 1,564店 409店 その他 579店 87店 91店③1回あたりの受け入れ日数(複数回答) 1日 2日 3日 4日以上 小学生 3,979店 586店 279店 60店 中学生 1,753店 3,161店 3,390店 1,380店 その他 211店 104店 252店 184店 ④1回あたりの受け入れ人数(複数回答) 1人 2人 3人 4人 5人以上 小学生 190店 656店 848店 587店 2,583店 中学生 1,002店 4,437店 2,897店 921店 406店 その他 282店 216店 114店 36店 103店 ⑤体験学習を通じて子どもたちに何を教えましたか?(複数回答) 回答件数 挨拶などの 社会のルールや マナーの 大切さ コンビニ エンスストアの 基礎知識や 仕組み 仕事(商売)の 大変さ まわりと 協力して 仕事をする 大切さ コンビニ エンスストアの 社会的な 役割り その他 40,977件 11,388件 8,124件 7,535件 7,455件 4,512件 1,963件 ⑥受け入れの際に注意を払った点(複数回答) 回答件数 来店客への配慮 作業割当 安全面の配慮 (傷害保険対応 含む) シフト調整 児童・生徒に対 する 事前教育 不足・不徹底 その他 29,590件 10,361件 6,893件 5,224件 3,688件 1,476件 1,948件 延べ 15,768 店で受け入れを行ないました。店舗では小・中学生を中心に小売業と しての実体験を通して「社会のルールやマナー」「まわりの人と協力して仕事をする ことの大切さ」などについて学んでもらっています。 これからも、コンビニエンスストアでは店舗を社会教育の場として未来を担う青少 年の健全育成に協力をしてまいります。 − 14 −
4.災害関連の対応
(1)災害時の備え ①地震や洪水などの災害時の対応として、何か備えをしていますか? 回答店舗数 はい いいえ 42,330店 34,439店 7,891店 構成比 81.4% 18.6% ②備えの内容(複数回答) 対応店舗数 常備している懐中電灯を 従業員に非常時 の行動基準を 教えている 従業員に緊急避 難場所を 教えている 緊急時の 連絡リストを 作成した 医薬品を常備 している 携帯ラジオを 常備している 安否確認訓練 を実施した 34,439店 22,246店 10,552店 10,004店 8,302店 7,338店 6,469店 2,902店 構成比 64.6% 30.6% 29.0% 24.1% 21.3% 18.8% 8.4% 対応店舗数 地図 (防災マップ) を作成した 避難訓練を 実施した 発電器を 常備している ヘルメットを 常備している 毛布を 常備している その他 34,439店 2,585店 1,786店 1,652店 1,000店 559店 1,274店 構成比 7.5% 5.2% 4.8% 2.9% 1.6% 3.7% ※構成比:各項目ごとに該当した店舗の割合 東日本大震災以後、従業員に対して「非常時の行動基準を教えている」「緊急避難 場所を教えている」「緊急時の連絡リストを作成」など 34,439 店(81.4%)で何らか の備えをしています。 JFAでは本年 2 月 19 日に一般社団法人日本民間放送連盟に加盟している首都圏 のラジオ放送局 10 社と大規模災害時(地震の場合には震度5強以上が目安)に備え 「災害時における帰宅困難者へのラジオ情報提供に関する協定」を締結しました。 これにより、災害発生時にラジオを携帯しておらず情報から遮断された帰宅困難 者にも、店舗のラジオからの安全・安心のための情報が提供できるようになりました。 これにより、災害発生時にラジオを携帯しておらず情報から遮断された帰宅困難者 にも、店舗のラジオからの安全・安心のための情報が提供できるようになりました。(2)帰宅困難者に対する支援 ①帰宅困難者に対する支援を行いましたか? 回答店舗数 はい いいえ 41,781店 5,936店 35,845店 構成比 14.2% 85.8% ②どのような支援を行ないましたか?(複数回答) ★帰宅困難者支援協定として締結している支援内容 対応店舗数 ★ トイレの 提供 (貸し出し) ★ 道案内 ★ 水道水 (お湯含) の提供 休憩場所 の提供 ★ 交通情報 などの提供 5,873店 5,253店 2,422店 2,040店 1,689店 1,362店 構成比 89.4% 41.2% 34.7% 28.8% 23.2% 対応店舗数 携帯電話等の 充電サービス 110番 119番通報 食料品 (飲料水含)の 無償提供 交通整理 その他 5,873店 619店 487店 387店 150店 367店 構成比 10.5% 8.3% 6.6% 2.6% 6.2% ※構成比:各項目ごとに該当した店舗の割合 大災害に限らず、都市部では公共交通機関の一時的な不通によっても帰宅困難者が 発生します。今回の調査では 5,936 店(14.2%)から支援したとの回答がありました が、更に徒歩帰宅者が増加した場合は対応できない事態も発生します。行政などによ る抑制対策の検討が必要かと考えます。 なお、JFA加盟各社は帰宅困難者支援協定を 37 都道府県 9 政令市の自治体と締 結しております。 わたくしどもコンビニエンスストアは、今後もお客さまに良質な商品やサービスを 提供することに加え、地域社会のインフラとして時にはライフラインとして、また『安 全・安心な生活拠点』として地域社会に貢献してまいります。 行政はじめ関係各位におかれましては、より一層のご理解とご支援をお願いいたし ます。 以上 − 16 −
この件に関するお問い合わせ 事務局:前田 TEL:03-5777-8701 FAX:03-5777-8711 E-mail:[email protected] URL:http://www.jfa-fc.or.jp − 18 −