耐流動性評価指標とわだち掘れ量の関係 佐藤渡辺技術研究所
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(2) 土木学会第66回年次学術講演会(平成23年度). Ⅴ‑394. 5.走行試験結果 16. 直後の初期値を差し引いた値とした.図-2 より,わだち掘れ量. 14. 密 粒 (13) 改 質 Ⅱ 型 2010年 夏 密 粒 (20) 改 質 Ⅱ 型. 12. 密 粒 (20) 改 質 Ⅲ 型. は夏季に大きく増加しており,それ以外の季節では著しい増加 は見られなかった.このことから,わだち掘れ量の増加には温 度が大きく影響していることを確認することができた. 120 万輪走行後におけるわだち掘れ量は,密粒(13)改質Ⅱ. わ だ ち 掘 れ 量 (mm). わだち掘れ量の測定結果を図-2 に示す.わだち掘れ量は施工. 10 8. 2009年 夏. 6 4. 2008年 夏. 2 0. 型>密粒(20)改質Ⅱ型>密粒(20)改質Ⅲ型となっており,. 0. 室内試験と同様の傾向となっていることが分かった.また,累. 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 120 49kN換 算 輪 数 (万 輪). 図-2 わだち掘れ量測定結果. 積走行輪数が累積するにつれて混合物間のわだち掘れ量の差は 開く傾向にあることが分かった.. 16. 密 粒 ( 13) 改質Ⅱ 型. 6.耐流動性評価指標とわだち掘れ量の関係 120 万輪走行後のわだち掘れ量と DS45-60,DS30-60 および d60 の平均値との関係を図-3~5 にそれぞれ示す. DS45-60 は現行の試験法で差が明確とされていない 6,000 回. わ だ ち 掘 れ 量 (mm). 14. 密 粒 ( 20) 改質Ⅱ 型. 12. 密 粒 ( 20) 改質Ⅲ 型. 10. R² = 0.9893. 8 6 4. /mm 以上の領域でもわだち掘れ量は差が表れているうえ,両者. 2. の相関も良好なことが分かった.. 0 0. 3000. DS30-60 も DS45-60 と同程度の相関があることが分かった.. 16. た可能性があると考えられる.. 14. ・わだち掘れ量は高温となる夏季に大きく増加し,それ以外 の季節ではあまり増加しない.. わ だ ち 掘 れ 量 (mm). た.この要因として,混合物の最大粒径が変位量に影響を与え. 以上の結果をまとめると以下のとおりである.. 9000. 12000. 15000. 図-3 DS45-60 とわだち掘れ量の関係. d60 は,DS45-60 および DS30-60 に比べて相関が低い結果となっ. 7.まとめ. 6000. DS45-60( 回 /mm). 密 粒 ( 13) 改質Ⅱ 型 密 粒 ( 20) 改質Ⅱ 型. 12. 密 粒 ( 20) 改質Ⅲ 型. 10. R² = 0.9932. 8 6 4. 2. ・現行の試験法では適切に評価できないとされている 6,000. 0 0. 回/mm 以上の領域でも DS45-60 の平均値とわだち掘れ量に. 3000. 6000. 9000. 12000. 15000. DS30-60( 回 /mm). は高い相関がある.. 図-4 DS30-60 とわだち掘れ量の関係. ・DS30-60 および d60 の平均値でもわだち掘れ量と高い相. 16. 関がある. 8.おわりに 本研究より,現行の試験法では適切な評価が難しいとされる 6,000 回/mm 以上の領域でも DS45-60 とわだち掘れ量には相関 があることを確認することができた.ただし,変動係数が 20% を超える試験結果もあることから,試験結果のばらつきを考慮 し,平均値を用いれば混合物の耐流動性を評価できると考えら. わ だ ち 掘 れ 量 (mm). 14. R² = 0.9347. 12 10. 8 6. 密 粒 ( 13) 改質Ⅱ 型. 4. 密 粒 ( 20) 改質Ⅱ 型. 2. 密 粒 ( 20) 改質Ⅲ 型. 0 1.0. 1.2. 1.4. 1.6. 1.8. d60( mm). れる.. 図-5 d60 とわだち掘れ量の関係. 今後は,WT 試験の精度を高める手法の検討や DS45-60 の代 替指標の検討も含めたさらなる研究が必要である. 〔参考文献〕 1)白井,井原,寺田,久保:改質アスファルト混合物の耐流動性評価法の検討,第 28 回日本道路会議,2009. ‑788‑. 2.0.
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