3.合流ギャップの判断要因分析
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(2) IV‑217. 土木学会第57回年次学術講演会(平成14年9月). 3~4. 0. 車尾時間(s). 相対速度. 図 4‑2. 車尾時間から見た見送り割合の比較. 250. 率で見送り(第 2 ギャップ合流)を行っている.一 方,一般道路においては車尾時間が小さい場合でも, 合流車が見送る確率は 30%前後とあまり高い確率に. サンプル数(台). 図 4-1 から,高速道路においては車尾時間が小さ い場合(1 秒未満)は 90%前後というかなり高い確. 相対速度から見た見送り割合の比較 100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0. 200 150 100 50. 0. -2. 0~. -2. -1. 0. 0 -3. 0~ -3. 0~. -4. -5. この理由としては,高速道路と一般道路における. -4. ~. -5. 0. 0. 0. はなっていない.. 0~. 図 4‑1. 見送り割合(%. 0 ~-50 -50~ -40~ -30~ -20~ ‐10~0 0~10 10~20 20~ -40 -30 -20 -10. 4~5. 相対速度(km/h). 合流車線の規格・形状の違いに起因していると考え られる.国道 1 号線奈良野町付近における国道 161 号線の合流部(一般道路)は,合流車線長が 30m弱. 図 4‑3. 見送り割合(%). 2~3. ~. 1~2. 20. 50. 20. 0~1. 40. 100. 20. 0. 150. ~. 50. 60. 200. 10. 100. 80. 見送り割合(高速). 10. 50 40 30 20 10 0. 見送り割合(一般道). 250. 0. 見送り割合(高速). サンプル数(高速). 300. 0~. 見送り割合(一般道). 150. 100 サンプル数(一般道). 0~. サンプル数(高速). 350. ‐1. サンプル数(台. 200. 100 90 80 70 60. サンプル数(台. サンプル数(一般道). 見送り割合(%. 250. サンプル数(一般道) サンプル数(高速) 見送り割合(一般道) 見送り割合(高速). 車尾時間 1 秒未満における. 相対速度から見た見送り割合の比較. と短いため,合流車は見送る余裕がなく車尾時間が 小さい場合,無理をしてでも合流していると考えら れる.一方,名神高速道路吹田SA付近(高速道路). おける相対速度から見た合流車の見送り割合を示す.. における合流部の合流車線長は,約 230mと一般道路. 図 4-3 から,高速道路においては車尾時間が 1 秒. の合流車線長のおよそ 8 倍程度あり,合流車には見. 未満の場合は,合流車は相対速度に関わらず 100%に. 送る余裕があるため車尾時間が短い場合は無理する. 近い値で見送りを行っていることが分かる.高速道. ことなく見送り,次のギャップに合流していると考. 路においては合流車線長が長いために,車尾時間が. えられる.また,高速道路においては,合流車の速. 短い場合は,相対速度に関わらず車尾時間の判断を. 度に比べ本線関与車の速度の方が圧倒的に大きいた. 優先させ見送りを行っていると考えられる.一般道. め,車尾時間が 0 秒に近い場合においては,ほとん. 路においては,車尾時間が 1 秒未満でも,合流車が. どの合流車は無理に合流せず,本線関与車を見送っ. 本線関与車よりも速い場合(相対速度がプラスの場. た後,余裕を持って合流していると考えられる.. 合)は,見送りを行う割合が低くなっている.これ. 4‑2 相対速度による合流ギャップ選択行動分析. は一般道路の合流車線長が短く,見送る余裕がない. 図 4-2 に,高速道路,一般道路における相対速度. ため,合流車は車尾時間が短い場合でも合流車の速 度の方が本線関与車よりも速度が速い場合は無理し. から見た合流車の見送り割合の比較を示す. 図 4-2 からは,高速道路と一般道路における相対. て合流していると考えられる.. 速度から見た合流車の見送り割合にはっきりとした 違いが現れていない.これは,相対速度から見た合. [謝辞 謝辞] 謝辞. 流車の見送り割合には,車尾時間が大きく関与して. なお,画像データの処理システムは京都大学(飯. いると考えられるからである.そこで,図 4-3 に車. 田研究室)で開発されたものを利用させて頂いてい. 尾時間 1 秒未満に限定した,高速道路,一般道路に. る.ここに記して感謝したい.. ‑434‑.
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