ARM/Cortex-A8 S5PV210 Mini210 シリーズ
株式会社日新テクニカ
http://www.nissin-tech.com [email protected]
2011/11/11
copyright@2011
修正履歴
修正日 修正内容
2010/11/11 初作成
第一章 mini210ボードの概要...5
1.1 ハードウェアの特性...5
1.2 Androidの特性...7
1.3 インターフェース...9
1.3.1 電源...9
1.3.2 シリアルポート... 10
1.3.3 USBポート... 11
1.3.4 10/100Base-T Ethernet(RJ45) ... 11
1.3.5 SDIO WiFi ... 12
1.3.6 オーディオ... 12
1.3.7 TV-out ... 13
1.3.8 HDMI... 14
1.3.9 JTAG ... 14
1.3.10 ユーザLED ... 14
1.3.11 ユーザボタン... 15
1.3.12 スキャン・キーボード... 15
1.3.13 ダブルLCDインターフェース... 16
1.3.14 ADC入力... 17
1.3.15 PWM ... 18
1.3.16 IR受信器... 18
1.3.17 I2C-EEPROM ... 18
1.3.18 Micro-SD/TFカード... 19
1.3.19 SDIO-II/SD-WiFi... 19
1.3.20 CMOSカメラI/F ... 20
1.3.21 GPIO ... 21
第三章 Androidの初体験... 22
3.1 タッチパネルの補正... 23
3.2 Android環境のユーザボタン... 24
3.3 スクリーンの回転... 25
3.4 Android状態欄の機能アイコン... 25
3.5 MP3の再生... 26
3.6 録音... 27
3.7 WiFiでネットワークを接続する... 27
3.8 CMOSカメラ... 30
3.9 HDMIでHDTVを接続する... 31
3.10 ビデオファイルの再生... 33
3.11 ホームページでFlashを再生する... 34
3.12 シリアルGPSモジュール... 35
3.13 有線LANの設定... 37
3.13.1 静態IPアドレスの設定... 38
3.13.2 IPアドレスを自動的に取得する... 39
3.14 Blue-tooth... 39
3.15 USBメモリを使う... 42
3.16 バックライトの設定... 43
3.17 シリアルポート... 44
3.18 LEDテスト... 45
3.19 PWMテスト... 45
3.20 ADCテスト... 46
3.21 I2C-EEPROMテスト... 46
第四章 Nand Flashを書き込む... 47
4.1ブート用のTFカードを作る... 47
4.2 TFカードで書き込む... 52
第五章 Androidの開発... 53
5.1 仮想マシンでubuntuをインストールする... 53
5.2 クロスコンパイルツールをインストールする... 67
5.3 ソースコードの解凍... 69
5.4 カーネルの配置とコンパイル... 70
5.5 ソースからAndroidを作る... 70
5.5.1 ubuntuをアップデートする... 70
5.5.2 Androidをコンパイルする... 72
5.5.3 ファイルシステムのイメージファイルを生成... 72
5.6 Android環境のアプリケーションの開発入門... 72
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からダウンロードできます。
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※ (株)日新テクニカの書面による許可のない複製は、いかな
る形態においても厳重に禁じられています。
第一章 mini210 ボードの概要
Cortex-A8/210 シリーズは ARM11/6410, ARM9/2440 シリーズのアップデートです。
6410/2440のコンパクト、使いやすい等の特性が伝承されます。ARM9/11より速い、より
大きなメモリ、ハードウェア2D/3Dグラフィックスエンジンを持つ、Androidまたは画像 処理に最適です。
1.1 ハードウェアの特性
• Cortex-A8コアを採用したサムソン(SAMSUNG)社のS5PV210、周波数1GHz。
グラフィックスエンジンPowerVR SGX540を搭載する。
2D/3Dグラフィック加速サポー
最高1080P@30fpsのハードウェアデコードヴィデオプレイをサポート、MPEG4, H.263, H.264などのフォーマットをサポート
最高1080P@30fpsのハードウェアエンコード(Mpeg-2/VC1)ヴィデオ入力をサポー ト
• 10/100Base-T Ethernet(DM9000)
• SDIO WiFiモジュール搭載、アンテナ付き
• miniHDMI I/F(type C)×1
• USB2.0ホスト×1、USB OTG×1
• シリアルポート: RS232×1、TTL×4
• TFメモリカードのソケット×2
• 使いやすい5インチのタッチパネル付けの液晶、解像度は800(W)*480(H)(デフォル ト)
• CMOSカメラのI/F×2
• オーディオの入出力I/F, 内蔵D級アンプ、直接8Ωスピーカを接続可
• TV-OUT出力×1
• 赤外線受信ヘッダ×1
• 10ピンのJTAG(2mm DIP ピッチ)I/F×1
• その他豊富なインターフェース:I2C、PWM制御ブザー、ユーザーボタン×8、6×6 キ
• ーボードインタフェース、RTCのバッテリーバックアプ、ユーザーLED×4、SDIO など
• 豊富な付属品:5V/2A電源、MicroSDカード(4GB)、タッチペン、シリアルケー ブル、LANケーブル、USBケーブル
• Android 2.3 + Linux-2.6.35に対応
• 外形寸法: 130 × 115 × 18(mm) ※突起物は除く。
• 重量:98g(ボードのみ), 266g(5インチ液晶付け)
1.2 Android の特性
ク ロ ス コ ン パ イ ル
arm-linux-gcc-4.5.1-v6-vfp ARM11/6410 用のと通用で す。自動的にarmv7 コマン ドを使いし、ハードウェア FPUをサポートします。
Superboot-210 内蔵Nand Flashの更新ツール。TFカー
ドだけでNand Flashを書き込めます。
Linux-2.6.35
YAFFS2/CRAMFS/NFS/UBIFS/NFS/FAT32 ファイルシステムをサポートする。
Watch dog RTC
LED×4ドライバ
ユーザボタン×8ドライバ Androidカーネル
SPI
I2C-EEPROM PWM
ADC(AIN0)
1-wireタッチパネル
LCDバックライト(127級灰度調整可) LCDドライバ(5”, 7”液晶に対応)
USB Host(USBメモリ、Bluetoothに対応) USB Device(USB ADBに対応)
SDカード
シリアル×4ドライバ SD WiFi(Marvell8686) USB WiFi
オーディオ(WM8960:録音と再生,ALSA,
D級アンプ内蔵)
Ethernet(DM9000) FIMC
JPEG MFC
CMOSカメラ(OV7650) HDMI
2D/3D加速
USB-シリアル変換器をサポートする
1.3 インターフェース
1.3.1 電源
CON13 ピン 説明
1 VDD5V 2 GND 3 GND 4 VDDin
VDDinで入力すれば、電源スイッチも有効です。
電源ジャックの型番と外形寸法
1.3.2 シリアルポート
S5PV210は4個シリアルポートUART0、1、2、3があります,UART0、1はフロー制御機 能がある4 線シリアルポート,UART2、3は 2線シリアルポート。UART0は MAX232 で RS232レーベルに変換された、COM0に対応する。パソコンをクロスRS232ケーブルで通 信できます。
CON1,2 ピン (TTL) CON3,4 ピン (TTL) COM0 ピン (RS232)
1 RTSn 1 NC 1 NC
2 CTSn 2 NC 2 RxD
3 TxD 3 TxD 3 TxD
4 RxD 4 RxD 4 NC
5 5V 5 5V 5 GND
6 GND 6 GND 6 NC
7 CTSn 8 RTSn 9 NC
1.3.3 USB ポート
ボードには二つのUSBポートがあります。一つはUSB HOST(2.0)です。もう一つはminiUSB OTG、主にAndroidのADBでデバッグとソフトのインストール用です。
miniUSB ピン
5 GND 4 OTGID 3 D+
2 D- 1 Vbus
USB HOST ピン
1 5V 2 D- 3 D+
4 GND
1.3.4 10/100Base-T Ethernet(RJ45)
EthernetはDM9000を使います。標準のRJ45を採用し、普通のLANケーブルでLAN HUB が接続できます。
1.3.5 SDIO WiFi
SDIO WiFiはMarvell8686を使います。セラミック・アンテナを付けます。
1.3.6 オーディオ
S5PV210はI2S/PCM/AC97などをサポートしますが,ボードはI2S0を利用します。WM8960 はCODECです。WM8960にはD級アンプも内蔵しています。直接8Ω/1Wスピーカが接続 できます。
1.3.7 TV-out
1.3.8 HDMI
Android環境でLCDとHDMIの同期出力をサポートする。
1.3.9 JTAG
JTAG
2 4 6 8 10
3.3V nRESET TDO GND GND
1 3 5 7 9
3.3V nTRST TDI TMS TCK
1.3.10 ユーザ LED
LEDナン バー
LED1 LED2 LED3 LED4
対 応 の GPIO
GPJ0 GPJ1 GPJ2 GPJ3
1.3.11 ユーザボタン
ボードには8個ユーザボタンがあります。CPUの割り込み線を接続し、Lowに有効です。
ボタン K1 K2 K3 K4 K5 K6 K7 K8 割 り 込
み
EINT16 EINT17 EINT18 EINT19 EINT24 EINT25 EINT26 EINT27
対 応 の GPIO
GPH2_0 GPH2_1 GPH2_2 GPH2_3 GPH3_0 GPH3_1 GPH3_2 GPH3_3
1.3.12 スキャン・キーボード
S5PV210は8×8スキャン・キーボードのI/Fがあります。
CON12 説明 CON12 説明
1 XEINT16/KP_COL0 2 XEINT24/KP_ROM0 3 XEINT17/KP_COL1 4 XEINT25/KP_ROM1 5 XEINT18/KP_COL2 6 XEINT26/KP_ROM2 7 XEINT19/KP_COL3 8 XEINT27/KP_ROM3 9 XEINT20/KP_COL4 10 XEINT28/KP_ROM4 11 XEINT21/KP_COL5 12 XEINT29/KP_ROM5 13 XEINT22/KP_COL6 14 XEINT30/KP_ROM6 15 XEINT23/KP_COL7 16 XEINT31/KP_ROM7
17 3.3V 18 3.3V
19 GND 20 GND
1.3.13 ダブル LCD インターフェース
ボードにはダブルLCDインターフェースがあります。LCD1 & LCD2。LCD1はARM9/2440, ARM11/6410シリーズとコンパチする。ARM9/2440, ARM11/6410シリーズ用のLCDが直接 使えます。1-wireタッチパネルを採用するために、LCD1の4線抵抗膜用の制御線が削除さ れました。代わりに I2C と割り込み信号線です。将来的にコンデンサ式タッチパネルが使 います。
LCD2はもっと豊富な制御線があります。
LCD1 & LCD2 説明 LCD1 & LCD2 説明
1 VDD_5V 2 VDD_5V
3 VD0 4 VD1
5 VD2 6 VD3
7 VD4 8 VD5
9 VD6 10 VD7
11 GND 12 VD8
13 VD9 14 VD10
15 VD11 16 VD12
17 VD13 18 VD14
19 VD15 20 GND
21 VD16 22 VD17
23 VD18 24 VD19
25 VD20 26 VD21
27 VD22 28 VD23
29 GND 30 PWM1/GPD0_1
31 XEINT10/GPH1_2 32 nRSTOUT
33 VDEN 34 VSYNC
35 HSYNC 36 VCLK
37 I2CSCL2 38 XEINT14/GPH1_6 39 I2CSDA2 40 XEINT15/GPH1_7
41 GND
以下はLCD2だけ
42 XEINT4/GPH0_4
43 ADCAIN6 44 XEINT5/GPH0_5 45 ADCAIN7 46 XEINT6/GPH0_6
47 ADCAIN8 48 VSYNC_LDI
49 ADCAIN9 50 SYS_OE/VEN_FIELD
1.3.14 ADC 入力
S5PV210には10チャネルADC(10/12bit)があります。
AIN0は可変抵抗W1を接続する。
AIN1,2,3,4,5はCON6
AIN6,7,8,9はLCD2、4線抵抗膜のタッチパネルを接続可。
1.3.15 PWM
ボードのブザーは PWM0 を接続する。PWM0 は GPD0_0 に対応する。ソフトウェアで
PWM/GPIO機能を切り替える。
1.3.16 IR 受信器
ボードにはIR受信器があります。型番IRM3638。EINT9を接続する。GPH1_1に対応する。
1.3.17 I2C-EEPROM
ボードはEEPROM(AT24C08, 256Bytes)を搭載し、I2C0を使います。
1.3.18 Micro-SD/TF カード
S5PV210は4チャネルSDIOがあります。
SDIO0はTF1 SDIO2はTF2
TF1/TF2はSDHCカードに対応する。
1.3.19 SDIO-II/SD-WiFi
S5PV210のSDIO3はCON9です。CON9には1チャネルSPI,1チャネルI2C,4個GPIO もあります。
CON9 説明 CON9 説明
1 VDD_3.3V 2 GND 3 WIFI1_RST_GPIO/GPJ4_4 4 WIFI1_PWR_ONOFF/JPJ4_2 5 I2CSCL0 6 I2CSDA0 7 SPI0_MOSI0 8 SPI0_MISO0 9 SPI0_CLK0 10 SPI0_CS0 11 WIFI1_IO/GPJ4_1 12 WIFI1_PD_GPIO/GPJ4_3 13 MMC3_CLK 14 MMC_CMD3 15 MMC_CDn3 16 WIFI1__nWP 17 MMC3_DAT0 18 MMC3_DAT1
19 MMC3_DAT2 20 MMC3_DAT3
1.3.20 CMOS カメラ I/F
S5PV210は2チャネルCMOSカメラI/Fがあります。
CAMERA AはARM9/2440, ARM11/6410シリーズ用のCAM130 CMOSカメラモジュールが 直接使います。CAMERA Bはまだテストしません。
CAMERA A
CON10 説明 CON10 説明
1 I2CSDA0 2 I2CSCL0
3 XciFIELD 4 CAM_A_RESET/GPJ3_1
5 CAM_A_CLK 6 CAM_A_HREF
7 CAM_A_VSYNC 8 CAM_A_PCLK 9 CAM_A_DATA7 10 CAM_A_DATA6 11 CAM_A_DATA5 12 CAM_A_DATA4 13 CAM_A_DATA3 14 CAM_A_DATA2 15 CAM_A_DATA1 16 CAM_A_DATA0 17 VDD_3.3V 18 VDD_2.45-2.8V
19 VDD_1.8V 20 GND
CAMERA B
CON11 説明 CON11 説明
1 I2CSDA1 2 I2CSCL1
3 CAMERA_B_GPIO2/GPJ3_0 4 CAMERA_B_GPIO1/GPJ2_7 5 CAM_B_CLK 6 CAM_B_HREF 7 CAM_B_VSYNC 8 CAM_B_PCLK 9 CAM_B_DATA7 10 CAM_B_DATA6 11 CAM_B_DATA5 12 CAM_B_DATA4 13 CAM_B_DATA3 14 CAM_B_DATA2 15 CAM_B_DATA1 16 CAM_B_DATA0 17 VDD_3.3V 18 VDD_2.45-2.8V
19 VDD_1.8V 20 GND
1.3.21 GPIO
CON6はボードのGPIOポートです。
CON6 説明 CON6 説明
1 VDD_3.3V 2 GND
3 ADCAIN1 4 EINT0/GPH0_0
5 ADCAIN2 6 EINT1/GPH0_1
7 ADCAIN3 8 EINT2/GPH0_2
9 ADCAIN4 10 EINT3/GPH0_3
11 ADCAIN5 12 XCLKOUT
13 SPICLK1 14 SPICLK0
15 SPICS1 16 SPICS0
17 SPIMISO1 18 SPIMISO0
19 SPIMOSI1 20 SPIMOSI0
21 PWM2 22 I2CSCL0
23 PWM3 24 I2CSDA0
25 I2SCLK1/GPC0_0 26 GPJ3_3
27 I2SCDCLK1/GPC0_1 28 GPJ3_4
29 I2SLRCK1/GPC0_2C 30 I2SSCLK2/GPC1_0 31 I2SSDI1/GPC0_3 32 I2SCDCLK2/GPC1_1
33 I2SSDO1/GPC0_4 34 I2SLRCK2/GPC1_2 35 nRSTOUT 36 I2SSDI2/GPC1_3 37 nWRESET 38 I2SSDO2/GPC1_4
39 RTCCLKO 40 XPWRRGTON
第三章 Android の初体験
ボードの左側のS2スイッチをNAND側に設定する(既に設定 しました)。
NANDモードで起動します。
3.1 タッチパネルの補正
Androidを再インストールした後、自動的にタッチパネルの補正画面が出てきます。ペンで
“十”字の中心をタッチします。四角と中心、すべて五つの“十”字が順番に出てきます。
タッチパネルがずれた場合は、マウスで設定タブのリカリブレートを選択して、補正画面 も出てきます。
/etc/pointercal
ファイルを削除すれば、再起動すれば、タッチパネルの補 正画面が現れます。Androidの初起動が遅れます。ご注意ください。
3.2 Android 環境のユーザボタン
ボタン 機能 ボタン 機能
K1 Back K5 ←
K2 Home K6 ↓
K3 Menu K7 →
K4 OK K8 ↑
3.3 スクリーンの回転
ボードのmenu(K3)キーを長押すると、スクリーンを回転させます。
3.4 Android 状態欄の機能アイコン
3.5 MP3 の再生
AndroidはTFカードのなかのMP3ファイルを自動的に認識する。下はMP3再生の画面で す。
3.6 録音
3.7 WiFi でネットワークを接続する
ボードにはWiFiモジュールがあります。
Menu(K2)ボタンを押して、「Settings」を選択します。
「Wireless & network」を選択します。
「Wi-Fi」をチックする。右側の緑チックがあります。下の「Wi-Fi settings」を選択します。
自動的に周りの無線LANを探します。
入りたい無線LANのパスワードを入力する。
接続成功しました。現在ブラウザーを開いて、インターネットを訪問してみましょう。
3.8 CMOS カメラ
Mini210はARM9/2440, ARM11/6410のCMOSカメラモジュール(CAM130)が直接使えます。
3.9 HDMI で HDTV を接続する
HDMIケーブルでHDTVを接続する。
Menu(K2)ボタンを押して、「Settings」を選択します。
「Display」を選択します。
メニューの最後はTV関連の設定です。
3.10 ビデオファイルの再生
ビデオファイルMP4をTFカードにコピーして、ボードにTFカードを挿入する。ES File
Browerを開いて、ビデオファイルを探します。
再生したいMP4ファイルを選択すると、再生器を選択する。
再生の様子
HDMIでHDTVを接続すれば、画像・音声もHDYVに出力する。
3.11 ホームページで Flash を再生する
Flashを再生すれば、Flashのプラッグ・インをインストールすることが必要です。
3.12 シリアル GPS モジュール
シリアルGPSモジュールが使えます。デフォルトの設定は/dev/s3c2410_serial1を使って い ま す 。USB タ イ プ の GPS モ ジ ュ ー ル を 使 え ば 、init.rc フ ァ イ ル に は 「setprop ro.kernel.android.gps /dev/ttyUSB0」を添加してください。
3.13 有線 LAN の設定
有線LANの設定アイコンを選択して、自動的に有線LANを設定する。デフォルトはDHCP でIPアドレスを取ります。
3.13.1 静態 IP アドレスの設定
Menu(K2)ボタンを押して、「Settings」を選択 します。
「Ethernet Network」の右側の緑チックの意味 は有線LANで接続しました。
「Use Static IP」の右側の緑チックを設定して、
静態IPアドレスモードに入ります。
次の「IP address」、「Gateway」、「Netmask」、
「DNS」をネットワーク環境によって設定す る。
設定完成すれば、K1(Back)ボタンで戻ります。
新設定で自動的にネットワークを接続する。
3.13.2 IP アドレスを自動的に取得する
「Use Static IP」の右側の緑チックを削除しま す。
設定完成すれば、K1(Back)ボタンで戻ります。
DHCPで自動的にネットワークを接続する。
3.14 Blue-tooth
市販のUSB Blue-toothアダプタをボードのUSB HOSTに挿入する。
Menu(K2)ボタンを押して、「Settings」に入ります。「Wireless & networks」を選択します。
「Bluetooth」の右にチックします。チックした後、「Bluetooth settings」でBluetoothを設定 する。
「Scan for devices」で周りのBluetoothデバイスを探します。
Blue toothデバイスをペアリングした後、ボードとデバイスの間にBluetoothでファイルを転 送できます。
3.15 USB メモリを使う
ボードは32GBまでのFAT32のUSBメモリが使えます。USBメモリを挿入すると、
USBメモリのアイコンが出てきます。このア イコンを選択すれば、USBメモリへアクセス できます。
3.16 バックライトの設定
3.17 シリアルポート
「iTest」を起動させます。
「Serial Port Assistant」を選択し、シリアルポートのパラメータを設定し、「Connect」ボタン でシリアルポートを接続します。
シリアルポートが受信した情報。
3.18 LED テスト
「iTest」を起動させます。
「LED Testing」でLEDテスト画面が出てきます。
3.19 PWM テスト
「iTest」を起動させます。
「PWM Testing」でPWMテスト画面が出てきます。
3.20 ADC テスト
「iTest」を起動させます。
「A/D Convert」でADCテスト画面が出てきます。
3.21 I2C-EEPROM テスト
「iTest」を起動させます。
「IIC/EEPROM Testing」でEEPROMテスト画面が出てきます。
第四章 Nand Flash を書き込む
4.1 ブート用の TF カードを作る 付属の TF カードが既に作りました
Windows XP 環境:
付属DVDのtools¥
SD-Flasher.exe
を実行させます。ブートファイルSuperbootはimagesフォルダにあります。このツールはARM11/6410シリーズ用と共通です。
書 き 込 み の ブ ー ト フ ァ イ ル(superboot)を 選択する
FAT32フォーマットのSDカードをパソコンに挿入します。大容量のSDHCカードも使え ます。
「scan」ボタンで挿入 されたSDカードを探 します。
「Fuse」ボタンでSD カードに書き込む。
この書き込む操作はローレベルなので、SDカード用のブートファイルsuperbootを書き込 んだ後、SDカードにも何も見えません。このSDカードをボードに挿入、SDカードモー ドでボードを起動させます。LED1は点滅すれば、書き込み成功です。
Windows 7 環境:
Adminで
SD-Flasher.exe
を実行させます。直接 SDカードを 書き込めません。
「ReLayout」ボタン を押します。
Windows7環境で直接SDカードを書き込めません。
「Yes」ボタンを押します。完了すると、SDカードを書き込めます。
「Fuse」ボタンでSD カードに書き込む。
この書き込む操作はローレベルなので、SDカード用のブートファイルsuperbootを書き込 んだ後、SDカードにも何も見えません。このSDカードをボードに挿入、SDカードモー ドでボードを起動させます。LED1は点滅しているのは書き込み成功です。
4.2 TF カードで書き込む
DVDのimagesフォルダを丸でTFカードにコピーします。
#This line cannot be removed. by FriendlyARM(www.arm9.net) CheckOneButton=No
Action = Install OS = Android LowFormat = Yes VerifyNandWrite = No LCD-Mode = No CheckCRC32=No
StatusType = Beeper | LED
################### Android ####################
Android-BootLoader = superboot-210-20110928.bin Android-Kernel = Android/zImage
Android-CommandLine = root=/dev/mtdblock4 console=ttySAC0,115200 init=/linuxrc androidboot.console=s3c2410_serial0 lcd=W50
Android-RootFs-InstallImage = Android/rootfs_android.img
lcd=W50は使っている液晶を指定します。7インチの液晶を使えばS70, A70です。
作ったTFカードをボードに挿入して、ボードの左側のS2スイッチをSDBoot側に設定して、
ボードを給電します。
ボードは一つの“ディ”音が聞こえるはずです。LED4が点滅しています。
LED3,2,1が段々点灯します。“ディ、ディ”二つの音を聞くと、すべてのLEDを点灯され
ます。その後、LEDは走馬灯になります。書き込み完了します。
電源を切断します。ボードのスイッチS2を
NAND 側
に設定し、ボードを再起動させます。LCDも書き込む状態が見えます。
第五章 Android の開発
5.1 仮想マシンで ubuntu をインストールする
LinuxのビルドにはLinux環境が必要です。異なるOSを走らせるには普通は2台のパソコ ンが必要です。しかし仮想マシンを用意すれば1台のパソコンで二つのOSを走らせること もできます。
仮想マシンを実現するソフトウェアとして、無償で使えるVMware Playerを使ってみます。
VMware Playerを下記URLからダウンロードします。
http://www.vmware.com/jp/download/player/
Downloadのアイコンをクリックすると、ユーザ登録画面が表示されます。必要な事項を入 力して画面を進めてください。ダウンロード画面でVMware Player 3.1 for Windowsをダウン ロードします。ダウンロードしたファイルは実行形式になっているので、そのまま実行を 開始してインストールしてください。基本的には「次へ」をクリックしていくだけです。
DVDのtools¥VMware+UbuntuフォルダにはVMware Player 3.1とubuntu10.04があります。
ご利用ください。
VMware Playerを起動させて、「新規仮想マシンの作成」を選択します。
「参照」ボタンでUbuntuのCDイメージファイルisoを選択します。「次へ」を押します。
ユーザー名とパスワードを入力し、「次へ」を押します。
「次へ」を押します。
ディスクサイズの指定、例は100GBです。「次へ」を押します。
「ハードウェアをカスタマイズ」ボタンで仮想マシンをカスタマイズします。
メモリは1GBに設定します。
ネットワークはブリッジに設定します。「OK」を押します。
「完了」ボタンでubuntuをインストール開始します。
Ubuntuがインストール中の様子。
インストール完了すると、自動的にubuntuが起動されます。
初め起動の時、電源を切って、Windows との共有フォルダを設定します。Ubuntu と
Windowsの間にファイルを共有する。
VMware Playerを再起動させ、ubuntuの「仮想マシン設定の編集」を選択します。
「オプション」タブで共有フォルダを「常に有効」に設定し、「追加」ボタンを押します。
「次へ」ボタンを押します。
「参照」ボタンでWindowsとの共有フォルダを設定します。「次へ」ボタンを押します。
「完了」ボタンを押します。
「OK」ボタンを押して、Ubuntuを再起動させます。
Ubuntu環境で共有フォルダが見えます。
$ ls /mnt/hgfs
5.2 クロスコンパイルツールをインストールする
Ubuntu環境で
$ sudo tar zxvf arm-linux-gcc-4.5.1-v6-vfp-20101103.tgz -C /
.bashrcファイルを編集し、
$ gedit ~/.bashrc
次の行を添加します。
export PATH=$PATH: /opt/FriendlyARM/toolschain/4.5.1
次のような様子です。
Terminalを再起動させます。次のコマンド:
$ arm-linux-gcc -v
このような画面なら、クロスコンパイルツールをインストール成功しました。
5.3 ソースコードの解凍
工作用のディレクトリを作ります
# mkdir –p /opt/FriendlyARM/mini210/android
工作用のディレクトリに入ります
# cd /opt/FriendlyARM/mini210/android
Androidのカーネルを解凍する
# tar xvzf linux-2.6.35.7-android-2011-09-30.tgz
Androidのシステムを解凍する
# tar xvzf android-2.3.1-fs-20110925.tar.gz
Androidのファイルシステムを解凍する
# tar xvzf rootfs_android-20110925.tar.gz
5.4 カーネルの配置とコンパイル
Androidのカーネルのディレクトリに入ります
# cd /opt/FriendlyARM/mini210/android/linux-2.6.35.7-android
Mini210用の配置ファイルをコピーする。
# cp mini210_android_defconfig .config
必要なら、
make menuconfig
コマンドでカーネルを配置する。カーネルをコンパイルする。
# make
最後、
arch/arm/boot
ディレクトリにカーネルのイメージファイルzImage
を生成されます。TFカードのimages/Android/フォルダのzImageに生成された新
zImage
を上書きして、NAND Flashを更新します。
5.5 ソースから Android を作る 5.5.1 ubuntu をアップデートする
インターネットの接続を確認してください。
Ubuntuをアップデータします。
$ sudo apt-get update
sources.listというファイルをバックアップします。
$ sudo cp /etc/apt/sources.list /etc/apt/sources.list.back
次の二行をsudo gedit /etc/apt/sources.listコマンドでsources.listの最後に添加します。
deb http://us.archive.ubuntu.com/ubuntu/ jaunty multiverse
deb http://us.archive.ubuntu.com/ubuntu/ jaunty-updates multiverse
次の様子:
Ubuntuを再アップデータします。
$ sudo apt-get update
JDKをインストールします。
$ sudo apt-get install sun-java5-jdk
ダイアログ画面で「OK」ボタンを押して、インストール開始します。
ほかのツールをインストールします。
$ sudo apt-get install build-essential
$ sudo apt-get install zlib1g-dev
$ sudo apt-get install flex
$ sudo apt-get install libx11-dev
$ sudo apt-get install gperf
$ sudo apt-get install libncurses5-dev
$ sudo apt-get install bison
5.5.2 Android をコンパイルする
Androidのシステムのディレクトリに入ります
# cd /opt/FriendlyARM/mini210/android/Android-2.3.1
コンパイル開始、数時間がかかります。
$ ./build-android
ファイルシステムを生成する
$ ./genrootfs.sh
最後、Androidのファイルシステム
rootfs_dir
ディレクトリを生成されます。5.5.3 ファイルシステムのイメージファイルを生成
イメージファイルを生成するツール
# tar zxvf mktools.tgz
usr/sbinには三つのツールを展開されます。
mkyaffs2image-128M
: yaffs2イメージの生成ツールこのツールはARM9/2440, ARM11/6410用のツールと同じです。
イメージファイルを生成する
# mkyaffs2image-128M rootfs_dir rootfs_android.img
TF カ ー ド の images/Android/フ ォ ル ダ の rootfs_android.img に 生 成 さ れ た 新
rootfs_android.img
を上書きして、NAND Flashを更新します。5.6 Android 環境のアプリケーションの開発入門
こちらをご参照ください。
http://kanebebe.dip.jp/android.html