略解
48. U ± = S n \ { (0, · · · , 0, ± 1) }
とおくと,U +上で,略解2
でした様に,x 1をy 1 , . . . , y n
で表すと,
y 1 , . . . , y n で表すと,
α =
∑ n
i=1
∂x 1
∂y i dy i
= 2
(1 + y 2 1 + · · · + y n 2 ) 2 { (1 − y 1 2 + y 2 2 + · · · + y 2 n )dy 1 − 2
∑ n
i=2
y 1 y i dy i }
となる.U −上でも同じ形の式になる.
略解
49. (1)
略解38
と同様にS 1の座標近傍系{ (U 1 , ϕ 1 ), (U 2 , ϕ 2 ) }
をϕ iがπ
の局所的な逆
となるようにとる. ϕ iに対応する一次微分形式をdx iとかく. 明らかに d(ϕ
2◦ dx (ϕ
1)
−1)
π
の局所的な逆 となるようにとる.ϕ iに対応する一次微分形式をdx iとかく. 明らかに d(ϕ
2◦ dx (ϕ
1)
−1)
d(ϕ
2◦ dx (ϕ
1)
−1)
1
= 1
となるから, すべての
p ∈ U 1 ∩ U 2に対して(dx 1 ) p = (dx 2 ) pとなり, dx 1とdx 2を張り合わせ
てS 1上の微分形式を作ることができる. これがα
の条件を満たすことは明らかである. ま
た, 一意性はπ
が全射であること, R
の各点で接空間の同型を誘導することからわかる.
dx 1とdx 2を張り合わせ
てS 1上の微分形式を作ることができる. これがα
の条件を満たすことは明らかである. ま
た, 一意性はπ
が全射であること, R
の各点で接空間の同型を誘導することからわかる.
S 1上の微分形式を作ることができる. これがα
の条件を満たすことは明らかである. ま
た, 一意性はπ
が全射であること, R
の各点で接空間の同型を誘導することからわかる.
(2)
略(3) df = dx
となるC ∞関数f : S 1 → R
が存在したと仮定する. このときd(f ◦ π) = dx
となり, これはf ◦ π(x) = x + c (c
は定数)となることを意味するが, あきらかにこのよう
なf
は存在しない. よって矛盾である.
略解
50. (1) ρ(p) = 1
かつρ | M \ W = 0
となるC ∞ 級関数ρ
をとれば、ρXは恒等的に 0
で
あり、このときα(ρX)
が恒等的に0
になることは容易に分かる。さらに、
α(X)(p) = (ρ · α(X))(p) = α(ρX)(p) = 0
となるのでよい.(2) V ∈ T p M
に対して,M
上のベクトル場V e
でV e p = V
となるものをとる. (このよ うなV e
を構成するには, 局所的には座標をとってR nにうつしてつくり, これをM
全体
のベクトル場に拡張すればよい.) α p (V ) := α( V e )(p)
とおく. この定義がV e
のとり方に
よらないことは次のようにして示せる. V ˜ p = 0
ならばα( V e )(p) = 0
であることをいえ
ば十分である. p
のまわりの座標近傍(x 1 , . . . , x n )
をとり, ベクトル場 ∂x ∂
i
(の十分小さい
近傍への制限)の
M
全体への拡張をX i とかくと, p
の十分小さい近傍W 1 とM
上のC ∞
級関数f i で, V e | W1 = ( ∑ n
M
上のC ∞
級関数f i で, V e | W1 = ( ∑ n
V e | W1 = ( ∑ n
i=1 f i X i ) | W
1 となるものが存在し,f i (p) = 0
となる. (1)から,α( V e − ∑ n
i=1 f i X i )(p) = 0 となることがわかり,従って,
α( V e )(p) = α(
∑ n
i=1
f i X i )(p) =
∑ n
i=1
f i (p)α(X i )(p) = 0
となり,
α p (V )
はwell-defined
である. 写像T p M 3 V 7→ α p (V ) ∈ R
が線形であることは明 らかで,一次形式M 3 p 7→ α p ∈ T p M ∗ が微分可能であることは上で定義したX iを使えば
わかる. (α(X)) (p) =α p (X p )
となることはつくり方から明らか.
α p (X p )
となることはつくり方から明らか.略解
51. (1)
一般に,C ∞級関数f, g
とベクトル場X, Y
に対して, [f X, gY] = f g[X, Y ] +
f (Xg)Y − g(Y f )
が成り立つ. (これは左辺を微分作用素だと思ってC ∞級関数に作用さ
せて具体的に計算すればわかる. )この等式を使えば, (L
X α)(f Y + gZ ) = f(L X α)(Y ) +
g(L X α)(Z)
が成り立つことがわかるので、問題50
より,L X α
が一次微分形式であること がわかる.(2)Y
をM
上のベクトル場とする.lim t → 0
(ϕ ∗ t α) p − α p
t (Y p ) = lim
t → 0
(ϕ ∗ t α)(Y )(p) − α(Y )(p) t
= lim
t → 0
(ϕ ∗ t (α(ϕ t ∗ Y ))(p) − ϕ ∗ t (αY )(p) + ϕ ∗ t (αY )(p) − α(Y )(p) t
= lim
t → 0 ϕ ∗ t
( α(ϕ t ∗ Y )(p) − αY (p) t
) + lim
t → 0
ϕ ∗ t (αY )(p) − αY (p) t
= − α([X, Y ])(p) + X(α(Y ))(p)
となる. ここで, 二つめの変形には
(ϕ ∗ t α)(Y ) = ϕ ∗ t (α(ϕ t ∗ Y )) (これは容易に確かめられる)
を,五つめの変形には(t, p) 7→ α(ϕ t∗ Y )(p)
が(t, p)
のC ∞級関数であること,L X (Y ) = [X, Y ]
と
L X (αY ) = X(αY )(授業でしめした命題)
を使った. すべてのM
上のベクトル場Y
に対してこの等式が成り立つので,
(L X α)(Y ) = X(α(Y )) − α([X, Y ])
が成り立つ.略解
52.
左辺を逐次積分で表すと∫
D
(
− ∂f
∂y + ∂g
∂x )
dxdy = −
∫ b a
dx
∫ d c
dy ∂f
∂y +
∫ d c
dy
∫ b a
dx ∂g
∂x
となる。部分積分を実行すると−
∫ b a
dx(f (x, d) − f(x, c)) +
∫ d c
dy(g(b, y) − g(a, y))
である。これは右辺に他ならない。略解
53. (1)
仮定から,f = ∂Φ ∂x , g = ∂Φ ∂y となる. c(t) = (c 1 (t), c 2 (t))
とかくと,
∫
c
α =
∫ 1
0
( ∂Φ
∂x (c(t)) dc 1
dt (t) + ∂Φ
∂y (c(t)) dc 2 dt (t)
) dt
=
∫ 1 0
d(Φ ◦ c) dt (t)dt
= Φ ◦ c(1) − Φ ◦ c(0) = Φ(Q) − Φ(P )
(2) U
が(弧状)
連結と仮定して示せばよい.U
の点P 0を一つ固定する. P ∈ U
に対して,
c(0) = P 0かつc(1) = P
なる区分的にC ∞級な曲線c : [0, 1] → U
をとり, Φ(P) := ∫
c(1) = P
なる区分的にC ∞級な曲線c : [0, 1] → U
をとり, Φ(P) := ∫
c αと
定める. 仮定から, これはwell-defined
である. ΦがC ∞
級でdΦ = α
となることをいうた めには,任意のP ∈ U
に対して,Q lim → P
| Φ(Q) − (Φ(P √ ) + f (P )(q 1 − p 1 ) + g(P )(q 2 − p 2 )) |
(q 1 − p 1 ) 2 + (q 2 − p 2 ) 2 = 0
となることをいえばよい. (P
= (p 1 , p 2 ), Q = (q 1 , q 2 )) > 0
とする.δ > 0
を十分小さく とって,B δ (P ) ⊆ U、Q ∈ B δ (P )
ならば,| f(Q) − f(P ) | <
かつ| g(Q) − g (P ) | <
となる ようにする. このときc : [0, 1] → U
をc(t) = P + t(Q − P )
と定めると,| Φ(Q) − (Φ(P ) + f (P )(q 1 − p 1 ) + g(P )(q 2 − p 2 )) |
= |
∫
c
α − (f(P )(q 1 − p 1 ) + g(P )(q 2 − p 2 )) |
≤
∫ 1 0
( | f (P + t(Q − P )) − f(P ) || q 1 − p 1 | + | g(P + t(Q − P )) − g(P ) || q 2 − p 2 | )dt
≤ 2 √
(q 1 − p 1 ) 2 + (q 2 − p 2 ) 2
となり,上の主張が成り立つことがわかる.