盛岡市立杜陵刀 ■校 第 6学 年社会科学習指導案
日 時 平 成 16年 11月 15日 (月)5校 時 児 童 第 6学 年男 14名 女 13名 計 27名 指導者 浅 利 宏 光
1 単 元名 平 和で豊かな暮 らしを目ざして 2 単 元について
① 前 単元 「 アジア ・太平洋に広がる戦争」で、子供たちは、満州事変や 日中戦争 、ア ジア ・大平洋 を戦揚 として行われた戦争の経緯 と状況、当時の人々の暮 らしの様子に ついて追究 した。 この学習を通 し、子供たちは、国内だけではな く外国の国々に も多 大な校害があったことを理解 し、国民や中国をはじめとしたアジアの人々の思いにつ いて 自分の考えをもつた。
本単元は、学習指導要領第 6学 年 2内 容 (1)の ク 「日華事変、我が国にかかわる 第二次世界大戦、 日本国憲法の制定、オ ノンピックの開催などについて調べ、戦後我 が国は民主的な国家 として出発 し、国民生活が向上 し国際社会の中で重要な役割 を果 た してきたことが分かること。」にかかわる単元である。この単元の学習を通 し、平和 で豊かなくらしができることの尊 さを理解 させ、これか らの 日本のあ り方について考 えを深め られ るように したい。 ・
0 1946年 の 日本国憲法制定を基本 として、選挙法改正や農地改革、財閥解体、教 育制度改革などにより、民主的な国家をめざした国づ くりが進められた。
1951年 のサンフランシスコ平和条約の締結で 日本の独立が認 められたが、中国 は招かれず、イン ド・ビルマは参加せず、ノ連 な ど3国 は調印を拒否 した中での条約 締結であつた。 1956年 に国際連盟に加盟、同年 日ノ共同宣言、 1965年 日韓基 本条約、 1972年 日中共同声明、同年アメリカか らの沖縄の 日本復帰などによ り、
世界の国々 と国交を正常化 し、文化 ・経済などの協力関係が深められた。
この間、 1950年 の朝鮮戦争、 1954年 のベ トナム戦争により、アメ リカか ら の軍需物資の注文等で 日本経済が活気づき、高い経済成長率 となったこの時期は高度 経済成長 とよばれた。
1964年 アジアでは じめて開催 されたオ リンピノク東京大会や 1972年 の冬季 オ リンピック札幌大会等、国民生活の向上 とともに、我が国は国際社会の中で重要な 役割 を果たす ようになった。
① 子 供たちは、歴史関係の図書を読んだ り自主学習に社会 を行 つた りする子供 もお り、
日本の歴史について学習することをおおむね好意的にとらえている。反面、 日清戦争 をは じめとす る武力による悲惨な事実に、我が国の歴史 についてマイナスなイメージ をもちはじめている子供 もいる。
これまでの指導では、提示資料や発間、学習内容の吟味を心がけ、子供たちが興味 ・ 関心をもつて学習に取 り組めるようにしてきた。十分 とはいえないものの、課題 につ ながる資料 を指摘 した り資料か ら自分の考 えをもつた りできるよ うになつてきている。
しか し、資料の読み取 りが浅かつた り自分の考 えを詳 しく表現 していなかつた りす る ため、学び合いが深ま らないで終わつて しま うこともあつた。
そこで、本単元 では、今 日のような豊かで平和な国家をつ くるために、様々な改革 や努力を日本政府や国民が してきたこと、世界の国々のために行 つている日本の活動
を、写真や映像な どの資料を活用 し子供たちに気づかせていきたい。
また、資料を読み取るための視点を子供たちと確認 して一人学びに入 らせた り、二 人学びのよい例を紹介 した りして、資料活用力や社会的思考力 を高めていきたい。
‑ 4 1 ‑
3 単 元の 目標
(1)戦 後、 日本が民主的な国家をめざして国づ くりを進めたことや国民生活が向上 し今 のような社会になったことに関心をもち進んで追究 しようとす る。(関心 ・意欲 ・態度) (2)戦 後、 日本が民主的な国づ くりを目指 した ことや国際的な地位が回復 したこと、国 民生活が向上 した ことを、資料 をもとに考 え、 これか らの 日本のあ り方について 自分 な りの判 断 をす る こ とがで きる。 (社会的思考 ・ 判断) (3)戦 後の国づ くりや国民生活の向上について、その概要や経緯 を、各種資料 を活用 し
た り聞き取 り調査 をした りして調べ、調べた経過や結果を目的に応 じて表現できる。
(観察 ・資料活用の技能 。表現) (4)民 主的な国家づ くりのための改革の内容、 日本の国際社会での貢献や国民生活 の向 上について理解す ることができる。 (知 識 ・理解) 4 単 元の指導計画 (6時 間)
次 時 学習のね らい 資 料 評価規準 関 思 技 知
第
一次 1
戦 後 の焼 け跡 の様 子 と 東 京 オ リン ピ ッ クが 開催
され る頃の写真 を見比べ、
輸 出額 の推 移 を も とに し て 変化 の理 由 を予 想 した
り、単 元 を見 通 した り し て、学習 問題 を設定す る。
・焼 け跡 の様 子、東京オ リ
ン ピ ッ ク の 写真
・輸 出額 の推移
・写真 や年表 を も とに、変 化 の様 子 を予想 した り学 習 問題 を考 えた り して い
・グラフの変化 の違 いを読る。
み取 ることがで き る。
〇
O
第二次
2 本 時
新 しい 憲 法 の 内容 や そ れ に か か わ る改 革 な どに ついて調べ 、戦後 日本 が民 主 的 な 国 づ く りを 目指 し た ことを とらえる。
・「新 しい憲法 のはな じ」の
・大 日本帝国憲挿絵 法
・教科書や資料集 な どをも とに、改革 の よさを指摘
・変わつた事実 をもとに、できる。 1 民主的 な国 を 目指 した こ
とをとらえる。
O
○
3
日本が独 立を回復 し、経 済 成 長 を遂 げ た こ とにつ いて調べ、豊 かで平和 な社 会 を築 い て い った こ とを
とらえる。
'オリンピック
・国民総生産の開催地
・犯罪検挙率
・地図
・国連加盟や各 国 との条約 を地 図 と結 び つ け理解 す
・資料 を もとに、経 済 の発る。
展 と平和 な社 会 につ い て 考 える。
O
O
4
アジアの一員 と して、世 界の中の 日本 として、 日本 の貢献について調べ 、世界 の 中で の 日本 の 立 場 を と
らえる。
・モ ンゴル を走 る 日本 の バ スの写真
・政府 開発援助
・地図資金推移
・北方領上、被援助国を地 図 と結びつけ理解す る。
・援助資金のグラフか ら課 題 につ ながることを読み 取 ることができる。
①
○
第 三
次 5
「イ ラ ク で の 日本 の貢 献 」 をテ ー マ に討 論 を行 い、これか らの 日本 のあ り 方 につ い て 自分 な りの 考 えをもつ。
・自衛隊の派遣 に か か わ る
・日航ハイ ジャ新開記事 ックの記事
・新聞記事や 自分の もつて い る情報 をもとに、テー マにういて考 えをもつ。
・自分の考 えを進んで表現 している。
O O
第 四
次 6
学 習 した こ と を振 り返 り、新聞に表現す ることを 通 し、自分の考 えをま とめ
る。
・教科書
・ノー トな ど・資料集
,事 実を踏 まえ、新聞にま とめている。
・事実 と考えを区別 し表現 できる。
〇
O
‑42‑
5 本 時の指導 (1)ね らい
新 しい憲法の内容やそれ にかかわる改革 な どについて調べ ることを通 し、戦後、 日本 が民主 的な国づ くりを 目指 したことをとらえるこ とがで きる。
(2)展 開段
階 学 習 活 動
( 期待す る児童像)
時
間
指導上の留意点
(◇ :評価 Bお おむね満足)
資 料 1 「 あた ら しい憲法のはな し」
の資料 を もとに、 「正 しいこと」
とは何 をい っているのか考え、
学習課題 を立てる。
│ ど んな国づ くりを目ざし
⑤
何
│・ 「 正 しいこととは、どんなこと だ と思いますか」と発問 し、戦 争 を しない国 を 目指 した こと
を押 さえ課題につなげる。
をしたのだろう。 │
教科書 9 6 P
「あ た ら し い 憲 法 の は な し」
2 ど ん な国 を 目指 したか、何 を したか予想す る。
(1)自 分の予想 をノー トに書 く。
・戦争のない国を目指 した。武器 をつくるのをやめた。
・民主的な国を目指 した。意見を自 由に言えるようにした。
(2)予 想 を話 し合 い、調べる視 点 を もつ。
①①変 わ った こと②変わつた こ との よさ。
3 視 点 を もとに調べ る。
・ 9塵挙ヨの改正について、②男
女平等 に意 見 を出せ る。
② 生 日本 国憲 ついて、②戦争 を しない、国民の意見で政治をす る、権利 を尊重す る。
教育 の制度
ついて、②女子
も勉強できる。。その他
調 べ た こ とを交流 し、民主 的 な 国 を 目指 して、改革 が行 われ た こ とを と らえる。
③
⑦
⑤
・予想 は子供の様子をみて時間を かけないで行 う。できる範囲で 机 問巡視 を し、肯定的な投げか
けをす る。
・発言 を束ね、どの子の発言 もみ
・視点 を確認後、視点①の状況をとめるど 確 認 して か ら二 人学び に入 ら せ る。
・キー ワー ドのみ書き、視点②の 自分 の考 えを多 くす るよ う助 言す る。
・教科書
・資料集
◇観察 ・資料活用の技能 ・表現 (ノー ト・発言か ら) B選 挙法や 日本国憲法等を指摘 し、そのよさを書 く、
言 う。
A戦 前 ・戦中との比較を通 し、変わった ことのよさな 書 く、言 う。
Cr戦 争放菜」や 「国民主権」を丸で囲ませ、「放棄」
「主権」の意味を調べさせ る。
「この 中で、一番大事な変わつ た こ とは何 です か」 と発問 し、
日本 国憲法 を押 さえ、大 日本帝 国憲法 と比較す ることで、民主 的な国づ くりにつなげる。
・大 日本帝国霜 法抜粋
5 課 題 についてま とめ、感想 を 書 く。
民主的な国づ くりを目指 し、
日本国憲法 をつ くり、選挙法や 教育制度 な どを変えた。
視 点 について振 り返 り、次時 の学習 を確認 す る。
① ・課題 と視点、板書の内容を確認 し、課題 ・感想 を書かせ る。
◇社会的な思考 ・判断 (まとめ、感想か ら)
Br民 主的」を押 さえ、かかわる言葉でま とめている。
A大 日本帝国憲法や戦前 ・戦中との比較 を通 し、民 主的を押 さえている。
Cr民 主的Jの 意味を調べさせる。
・視点 について聞き、がんば りを ほめ、次時につなげる。
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(3)板 書計画 1 1/15
課題 把握用資料 どんな国づ くりを 目ざし、何をしたの だろ う。
民 主的 な国づ く りを 目、指 し、日本国憲法をつ くり、選挙法や教育制度 な どを変えた。
〇
・戦争のない国
・民主的な国
・武器 をつ くらない
・意見 自由
〇
①変わつたこと
②変わつたことの よさ
〇
・選挙法
正 しいこと… ・戦争のための もの もたない
↓
男女平等な社会
・労働者の権利 生活を守る
。日本国憲法
戦争な し、国民 中心 権 利尊重
・教育制度 女子 も勉強
検証用資料
6 中 心資料
〈課題把握用資料)
的 触らしい慮激 の離恐晩ぶ0
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【
「 日葎0田 島 五曖こ観母往じな :
│
およぞ鶴静控げる
ためのものはぃ 、 いゴ
つさしヽ もなないこ
とはじはじだ。じおじ,みなさお郎̀決し
f軌世の中島 事ルt、 酬i鑑盤 こと々娘 いもの
は切けません問
Orめ たらしい憲法のはなし,のさじ繊と内害
( 教科書 9 6 P よ り) ・ 庵ド
〈検証用 資料)
大 日本帝目憲法 日本国憲法
天 皇 にあ る。 主 権 国民 にあ る。
制限つ きで認 め る。
民 の 利 国
権 基 本 的 人 権 を尊重す る。
天皇が陸海空軍 を率いる。
戦 カ
戦 力 を もた ず、戦争をし ない。
(社会科資料集 91Pよ り作成)
肝奥 酌F ざ
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