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大学等における先端的機械工業産業技術の体系化調査研究 報告書

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(1)

日機連 16 高度化―13

平成16年度

大学等における先端的機械工業産業技術の体系化調査研究 報告書

平成17年3月

社団法人 日 本 機 械 工 業 連 合 会

特定非営利活動法人JRCM産学金連携センター

(2)

戦後の我が国の経済成長に果たした機械工業の役割は大きく、また機械工業の発展を支 えたのは技術開発であったと云っても過言ではありません。また、その後の公害問題、石 油危機などの深刻な問題の克服に対しても、機械工業における技術開発の果たした役割は 多大なものでありました。しかし、近年の東アジアの諸国を始めとする新興工業国の発展 はめざましく、一方、我が国の機械産業は、国内需要の停滞や生産の海外移転の進展に伴 い、勢いを失ってきつつあり、将来に対する懸念が台頭しております。

これらの国内外の動向に起因する諸課題に加え、環境問題、少子高齢化社会対策等、今 後解決を迫られる課題が山積しているのが現状であります。これらの課題の解決に向けて 従来にもましてますます技術開発に対する期待は高まっており、機械業界をあげて取り組 む必要に迫られております。我が国機械工業における技術開発は、戦後、既存技術の改良 改善に注力することから始まり、やがて独自の技術・製品開発へと進化し、近年では、科 学分野にも多大な実績をあげるまでになってきております。

これからのグローバルな技術開発競争の中で、我が国が勝ち残っていくにはこの力をさ らに発展させて、新しいコンセプトの提唱やブレークスルーにつながる独創的な成果を挙 げ、世界をリードする技術大国を目指していく必要が高まっております。幸い機械工業の 各企業における研究開発、技術開発における意気込みにかげりはなく、方向を見極め、ね らいを定めた開発により、今後大きな成果につながるものと確信いたしております。

こうした背景に鑑み、当会は機械工業に係わる技術開発動向等の補助事業のテーマの一 つとして特定非営利活動法人JRCM産学金連携センターに「大学等における先端的機械 工業産業技術の体系化調査研究」を調査委託いたしました。本報告書は、この研究成果で あり、関係各位のご参考に寄与すれば幸甚であります。

平成17年3月

社団法人 日本機械工業連合会

会 長 金 井 務

(3)

はじめに

我が国における研究開発活動の効果的推進や新たなフロンティアの開拓の観点から産学 連携の重要性が叫ばれており、様々な取組が行われている。

産学連携の第一歩は、大学等の研究者と産業界とがお互いに相手を知ることであり、今 回の調査では、産学連携を希望する企業の視点に立って、大学等の研究者の産学連携への 取組状況、実績、今後の可能性、産学連携の形態等を中心にまとめた。これまでの大学研 究者データベースは、アカデミックな色彩が強く、産学連携に必要な情報が企業(特に中 堅・中小企業)に伝わらないように思える。

特定非営利活動法人JRCM産学金連携センターでは、材料・加工分野の研究者データ を収集・公開してきたが、この度、機械分野全体を対象に調査を拡大した。更に、冊子だ けでなく「産学プラザ」ホームページ http://www.sangakuplaza.jp/上で検索システムを付 加して公開している。今回の調査では連携を希望する企業にとって使い勝手の良いシステ ムの構築を試みている。

国立大学が独立行政法人化した今日、大学にこだわることなく、専門分野横断的に全国 の大学等の研究者データを提示することの必要性は増大している。

本調査結果が産学連携の推進の一助となり、我が国の産業技術力の向上に貢献できるこ とを願っている。

平成17年3月

特定非営利活動法人JRCM産学金連携センター

理 事 長 小 島 彰

(4)

運営組織

本事業を運営する組織として、「機械工業分野研究者データ調査委員会」を設け、大学等 における先端的機械工業産業技術の体系化調査研究を進めた。

「機械工業分野研究者データ調査委員会」委員名簿

委員長 井上 至 古河電気工業株式会社 研究開発本部企画部 主査

委 員 山本 章夫 高砂鐵工株式会社 開発技術部 部長兼開発センター長

委 員 松井 健治 石川島播磨重工業株式会社 ナショナルプロジェクトグループ 部長代理

委 員 山田 晃久 学校法人 東京電機大学 産学官交流センター

(5)

平成16年度

大学等における先端的機械工業産業技術の体系化調査研究報告書 目次

序 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ⅰ

はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ⅱ

運営組織 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ⅲ

第1章 調査研究の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

1.1 目的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

1.2 調査の方法と経緯 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

第2章 機械工業分野の大学等研究者調査結果概要 ・・・・・・・・・・・・・ 2

第3章 科学研究分野別調査結果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

3.1 機械基礎(材料力学、熱力学、流体力学、機械力学、制御工学等)分野 ・ 4

3.1.1 機械基礎分野研究者の役職分布 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

3.1.2 機械基礎分野研究者の年齢分布 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

3.1.3 機械基礎分野研究者の民間企業との関わり ・・・・・・・・・・・・ 5

3.1.4 機械基礎分野研究者の特許出願状況 ・・・・・・・・・・・・・・・ 5

3.1.5 機械基礎分野の登録研究キーワード ・・・・・・・・・・・・・・・ 5

3.1.6 機械基礎分野研究者の主な所属学会 ・・・・・・・・・・・・・・・ 6

3.1.7 機械基礎分野研究者の産学連携への思いや産業界へのひとこと ・・ 6

3.2 機械システム(ロボット工学、メカトロニクス、バイオメカトロニクス等)分野 ・・・・・ 10

3.2.1 機械システム分野研究者の役職分布 ・・・・・・・・・・・・・・ 10

3.2.2 機械システム分野研究者の年齢分布 ・・・・・・・・・・・・・・ 10

3.2.3 機械システム分野研究者の民間企業との関わり ・・・・・・・・ 11

3.2.4 機械システム分野研究者の特許出願状況 ・・・・・・・・・・・・ 11

3.2.5 機械システム分野の登録研究キーワード ・・・・・・・・・・・・ 11

3.2.6 機械システム分野研究者の主な所属学会 ・・・・・・・・・・・・ 11

3.2.7 機械システム分野研究者の産学連携への思いや産業界へのひとこと 12

3.3 機械設計(設計製図、機械材料、機械要素、トライボロジー等)分野 15

3.3.1 機械設計分野研究者の役職分布 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 15

3.3.2 機械設計分野研究者の年齢分布 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 15

3.3.3 機械設計分野研究者の民間企業との関わり ・・・・・・・・・・・ 16

(6)

3.3.4 機械設計分野研究者の特許出願状況 ・・・・・・・・・・・・・・ 16 3.3.5 機械設計分野の登録研究キーワード ・・・・・・・・・・・・・・ 16 3.3.6 機械設計分野研究者の主な所属学会 ・・・・・・・・・・・・・・ 16 3.3.7 機械設計分野研究者の産学連携への思いや産業界へのひとこと ・ 17 3.4 生産技術(切削、研削加工、塑性加工、特殊加工、生産管理、品質管理)分野 19 3.4.1 生産技術分野研究者の役職分布 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 3.4.2 生産技術分野研究者の年齢分布 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 3.4.3 生産技術分野研究者の民間企業との関わり ・・・・・・・・・・・ 20 3.4.4 生産技術分野研究者の特許出願状況 ・・・・・・・・・・・・・・ 20 3.4.5 生産技術分野の登録研究キーワード ・・・・・・・・・・・・・・ 20 3.4.6 生産技術分野研究者の主な所属学会 ・・・・・・・・・・・・・・ 20 3.4.7 生産技術分野研究者の産学連携への思いや産業界へのひとこと ・ 21 3.5 計測・評価・計算(試験、分析、解析、計算科学等)分野 ・・・・・ 24 3.5.1 計測・評価・計算分野研究者の役職分布 ・・・・・・・・・・・・ 24 3.5.2 計測・評価・計算分野研究者の年齢分布 ・・・・・・・・・・・・ 24 3.5.3 計測・評価・計算分野研究者の民間企業との関わり ・・・・・・ 25 3.5.4 計 測・評価・計算分野研究者の特許出願状況 ・・・・・・・・・ 25 3.5.5 計測・評価・計算分野の登録研究キーワード ・・・・・・・・・・ 25 3.5.6 計測・評価・計算分野研究者の主な所属学会 ・・・・・・・・・・ 25 3.5.7 計測・評価・計算分野研究者の産学連携への思いや産業界へのひとこと 26

第4章 まとめ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29

資 料

機械系研究者詳細データ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30

1.機械基礎分野 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30

2.機械システム分野 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 382

3.機械設計分野 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 568

4.生産技術分野 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 638

5.計測・評価・計算分野 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 802

大学等研究者アンケート記入例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1025

(7)

第1章 調査研究の概要 1.1 目的

現在、我が国の産学連携は徐々に拡大しつつあるが、大学等研究者からの産業界へのア プローチが限定的である。産学連携の先進国である米国では企業における新規プロジェク トスタート時から大学教授の顧問がついたり、部屋が用意されたりして、その結びつきが 強固となっている。こうした差異は、米国では大学教員の給料が年間の9ヶ月分しか支給 されず、残りの期間の給与は外部から導入する研究費より賄うこととされており産業界と の共同研究を促進するためのシステムがビルトインされているが、日本では12ヶ月が支 給されるなど、日米間の大学教員の人事システムの違いも影響しているが、我が国におけ る産学連携の遅れの原因の一つに、産学共同研究が特定大学と特定企業の結びつきにより 実施されるケースが多く、産学連携の意向を持つ大学研究者の公開情報の流通環境が未整 備であることがあげられる。したがって、機械工業の産学連携を推進するためには、全国 の大学の研究者の産学連携関連情報を広く収集し、公開情報として広く流通させる環境を 整備することが必要である。

そこで、機械工業分野の大学等の研究者を、過去の産学連携の実績も含めて研究領域ご とにニーズ対応型のキーワードで検索できる形態で体系的に調査し、集大成するとともに、

簡単に外部からアクセスできるシステムを構築することが求められている。これらにより、

産学連携に貢献できる大学等の研究者とのマッチングを図り、機械工業産業における産学 連携の強化を通じて技術力の向上を図る。

1.2 調査の方法と経緯

全国194大学の機械工学系分野の研究者4800名に別紙の内容によるアンケート調 査票を、e-mail アドレスの判明した研究者に対しては e-mail で、そうでない研究者に対し ては郵送して、回答は当センターのホームページである「産学プラザ」に記述してもらう 方法で実施した。

1154名から回答を得た。24%の回答率であった。

(8)

第2章 機械工業分野の大学等研究者調査結果概要

分野別に見ると表2-1、図2-1に示すとおり、機械基礎(材料力学、熱力学、流体 力学、機械力学、制御工学)分野が36%と一番多く、次に計測・評価・計算(試験、分 析、解析、計算科学)分野の23%、機械システム(ロボット工学、メカトロニクス、バ イオメカトロニクス)分野の18%、生産技術(切削、研削加工、塑性加工、特殊加工、

生産管理、品質管理)分野の15%で、機械設計(設計製図、機械材料、機械要素、トラ イボロジー)分野の7%であった。

表2-1 回答者分野別人数 分野 機械基礎 機械シス

テム 機械設計 生産技術 計測・評 価・計算 人数 414 210 81 178 271 百分率 36% 18% 7% 15% 23%

414

81 210 178

271 機械基礎

機械システム 機械設計 生産技術 計測・評価・計算

図2-1 機械工業系大学等研究者の科学分野別分布

回答者の役職分布は表2-2に示す。教授が41%、助教授が32%、助手が16%、

講師が10%でその他センター長等が2%であった。教授、助教授が838名に対し、研 究をサポートする助手が187名であった。

研究者の年齢構成を見ると表2-3に示すとおり教授は50歳代、60歳代で占められ ている。助教授は40歳代、30歳代、助手は30歳代、20歳代と年功序列型である。

産学連携を見る一つの視点として研究者の経歴に民間企業に籍を置いていたかと民間企 業と共同研究をしたことがあるかを調査した。

民間企業に籍を置いた研究者は254名であった。回答者の22%である。

(9)

共同研究者は399名であった。回答者の35%であった。中でも機械設計分野、生産 技術分野の研究者の半数が民間企業との共同研究を行っているのに対して機械基礎分野、

計測・評価・計算分野の研究者が20%台と少ない。これは、応用分野と基礎分野で共同 研究に差が出たと思われる。

産学連携が叫ばれて久しいが未だ進んでいないのが実情である。しかしながら研究者の 声として、第3章に具体的に示すが、241名の研究者が積極的に連携を模索しており、

今までに共同研究をしていない多くの研究者からの産業界への呼びかけがある。資料で示 す、研究者データシートが充実することで、産業界からの呼びかけが多くなり、産学連携 の輪は広がっていくと期待される。

特許出願についても調査した。特許出願をしている研究者は267名で、全体の23%

だった。大学における研究業績はいかに先進的な研究成果を、誰よりも早く発表するか、

いかに多くの研究論文を有名学会で発表するかが今までの評価であった。しかし、企業研 究者の評価は研究発表前に特許を出願し、独占権を確保して業界を席巻できる商品を開発 するかである。近年、大学からベンチャービジネスへとのかけ声が高く、金融界もベンチ ャーへの投資を歓迎している状況下で研究者の多くが特許マインドを高める必要がる。

表2-2 回答者の役職分布 機械基礎 機械シス

テム 機械設計 生産技術 計測・評

価・計算 合計 教授 176 72 29 90 107 474 助教授 128 70 28 48 90 364 講師 44 23 10 13 21 111 助手 63 44 12 24 44 187

その他 3 1 2 3 9 18

表2-3 研究者の役職別年齢分布

教授 助教授 講師 助手 その他 合計

70歳代 4 0 1 0 0 5

60歳代 128 8 6 5 3 150

50歳代 203 41 8 6 5 263 40歳代 77 151 17 11 3 259 30歳代 0 111 69 109 2 291

20歳代 0 0 2 24 1 27

合計 412 311 103 155 14 995

以下、各科学分野別に詳細解析をする。

(10)

第3章 科学研究分野別調査結果

3.1 機械基礎(材料力学、熱力学、流体力学、機械力学、制御工学等)分野 3.1.1 機械基礎分野研究者の役職分布

機械基礎分野の回答者は414名であった。役職はセンター長、客員教授、教授、助教 授、講師、助手の6役職で、その人数は表3.1.1-1、図3.1.1-1に示すとお りである。センター長が2名、客員教授が1名、教授が176名、助教授が128名、講 師が44名、助手が63名であった。教授、助教授で304名(74%)に対して、研究 をサポートする助手は63名(15%)と少ない。教授、助教授5人に助手が1名である。

全国平均では3.5人に1人の割合である。助手の登録が少ないようである。

表3.1.1-1 機械基礎分野研究者の役職分布 センター

長 客員教授 教授 助教授 講師 助手 合計

人 数 2 1 176 128 44 63 414

百分率 0.5% 0.2% 42.5% 30.9% 10.6% 15.2% 100.0%

2 1

176

128 44

63 センター長

客員教授 教授 助教授 講師 助手

図3.1.1-1機械基礎分野研究者の役職分布

3.1.2 機械基礎分野研究者の年齢分布

アンケートに生年月日を回答頂いた365名の方の役職別年齢分布を調べた。結果は表 3.1.2-1に示すとおりである。教授は50歳代、60歳代で占められており、助教 授は40歳代、30歳代、助手は30歳代で占められている。

年功序列型役職分布である。

(11)

表3.1.2-1 機械基礎分野研究者の役職別年齢分布 センター

長 客員教授 教授 助教授 講師 助手 総計

70歳代 0 0 1 0 0 0 1

60歳代 0 1 51 4 4 2 62

50歳代 1 0 76 16 2 2 97

40歳代 1 0 27 51 9 3 91

30歳代 0 0 0 43 26 37 106

20歳代 0 0 0 0 0 8 8

3.1.3 機械基礎分野研究者の民間企業との関わり

本調査は産学連携の強化を図る一環として進められている。そこで、研究者の民間企業 との関わりを民間企業に在籍した経験がある、民間企業と共同で研究を進めた経験がある の2項目で調べた。その結果、

民間企業に籍を置いたことがある研究者は87名、全体の21%、

民間企業と共同研究を行った研究者は117名、全体の28%であった。

回答者の中にはこの項目に未記入の研究者もいるが、機械基礎分野の民間との関わりは 20%~30%であった。他の機械分野と比較すると少ない。基礎分野と、アカデミック な分野だからだろうか。

3.1.4 機械基礎分野研究者の特許出願状況

今回、特許を出願したことのある研究者を調べた。その結果は以下の通りである。

特許出願者数は71名、全体の17%である。

基礎分野で特許が出にくく、民間との共同研究も少ないために、他の分野に比べ特許出 願率は低い。

3.1.5 機械基礎分野の登録研究キーワード

研究者の検索には研究キーワードから入ることが多い。研究キーワードは多いほど検索 者にとって有効なデータベースである。

機械基礎分野研究者の登録キーワードは3036件であった。

代表的なキーワード20件を示す。

複合材料、破壊力学、材料力学、疲労、有限要素法、振動制御、燃焼、乱流、数値シミ

ュレーション、流体機械、流体力学、振動、数値流体力学、流れの可視化、流体工学、キ

ャビテーション、ターボ機械、気相二相流、数値解析、伝熱促進である。

(12)

3.1.6 機械基礎分野研究者の主な所属学会

研究者は学会に所属して研究発表を行っている。主たる所属学会と在籍者数は表3.1.

6-1のとおりである。 (社)日本機械学会に所属する研究者が多く、367名、87%で あった。この他に(社)日本材料学会、 (社)日本伝熱学会、(社)日本航空宇宙学会、(社)

日本流体力学会等である。

表3.1.6-1 主な所属学会

(社)日本機械学会 367

(社)日本材料学会 79

(社)日本伝熱学会 63

(社)日本航空宇宙学会 55

(社)日本流体力学会 48

(社)可視化情報学会 40

(社)計測自動制御学会 33

(社)自動車技術会 28 日本燃焼学会 28

3.1.7 機械基礎分野研究者の産学連携への思いや産業界へのひとこと アンケートで産学連携への思いや産業界への関心事を記述してもらった。

80名の研究者からメッセージが寄せられた。表3.1.7-1に示す。

本調査に協力頂いた414名の先生の中でも特に産学連携に熱い思い入れを示された 方々である。

表3.1.7-1 研究者の産学連携への思い

企業では新幹線の低騒音化について開発を行ってきました。

乱流計測、空力騒音計測などの基礎技術を実際の製品開発に役立てた経験を活用したいと 思います。

短期的成果のみの追求するのではなく、長期的視野に立った基礎研究への理解を! 可能性 を追求する研究は失敗におわる場合もあることを認識して共同研究を!

空調・熱エネルギー有効利用・氷に関することなら、基礎から応用までどんなことでもご 相談ください。

大学を積極的に利用してください。

研究以外の材料力学・有限要素法等の教育面の相談にも応じます。

まず、気軽に相談をかけて見ていただきたい。

遠慮しないで門戸をたたいてください。

心理学の成果を埋め込んだ機械の開発を目指している(現在充電中)。

キャビテーション流れの現象は工場配管で問題となることが多いが、その場の対策で終わ

ってしまい系統的な研究が少なく、実際の事例や解析例を蓄積していきたいと思います。

(13)

スマート構造・材料に関する研究を行なっております。特に、圧電素子を用いて機械装置 の故障や異常を低コストでモニターしたい等の要望があれば声をお掛け下さい。

私は材料強度や寿命の評価など機器の安全対策を考えている産業界の方々の力になれると 思います。

大学がもっている知識や能力が産業界の技術力の向上や新技術の開発等に役立てばうれし い。

流れや燃焼などの分野では数値計算結果が現象を正しく示すとは限らず、実験による検証 が必要です。私どもはレーザ応用計測法などを駆使し現象の解明に取り組んでいます。

大学人としての社会貢献

流体力学(特に気体力学)の観点から、溶射ガンなどガスの高速流れにより微粒子を加速・

加熱する装置の高性能化に関する研究に取組んでいます。

制御理論を実際のプラントにできる限り応用したいと考えています。

少しでも興味がありましたら、気軽に連絡をいただけると助かります。

研究や専門分野で産業界にお役に立つことがあれば連携、交流したい。

産学連携による新たな特色を活かした技術開発の推進を希望

広い視野をもって実際的な見識を高めるためにも産学連携の意味があると思います。その ようなことが教育のベースにも繋がっていかなければと考えます。

産業界における技術開発の時間的制約を少しでも緩和できるように、詳細な実験および計 算を用いた機器の性能予測ができるよう心掛けたいと思っています。

とりあえずメール下さい。何かお役に立つことがあるかもしれません。

目先のことより、30年先をみすえて。

問題点を指摘するばかりで解決策が提案されないのが、今までの大学の研究と考えます。

私たちの研究室では、研究資金は助成ではなく投資であると認識しています。

産と学のお互いの望みが満足される研究・開発を目指している。

将来へ可能性のあるテーマには全て興味有り

わが国の製品の強い点は品質と生産技術を支える強度や産技術の講座が、大学から消えて いっている。産業の基盤を維持するため問題です。

産学連携を推進しましょう

電子制御-油圧駆動方式の急速圧縮膨張装置は基礎燃焼現象解明のために有用な燃焼試験 装置です。様様な燃料の着火データを各方面に提供し続けています。

リサイクルや食品の異物除去などに利用できる粒状体の選別装置や粒状体を用いたダンパ の開発、粒状体の運動解析について、精力的に研究を行っています。

高知県など地方地域の中小企業との連携にご協力下さい。

協力できるテーマは、流れ、特に気体と液体などが共存して流れる混相流、に関する実験、

計測、モデル化など何でも結構です。お気軽にご相談下さい。

これからの大学・高専では、産学連携が最も重要な部分の一つと考えています。何かお手 伝いできそうなことがありましたら、お気軽にご相談下さい。

ここ 4 年ほどの間に研究室を 2 度ほど変わることになり、また平行して 2 つめの研究室内 の改装のために、研究室の引越しがあり、今現在研究の体制が整っていません

夢を実現するために努力を惜しまない。

2003 年 3 月末まで企業で研究開発に従事した経験があります。

機械離れ、もの離れが話題となっているが、ものづくりを体験することにより今一度機械 の面白さを復権させたい。

産業界と学校では時間のスケールが一桁違います。それは、学校では教育をしなければな

らないからです。そのあたりをご理解して頂き、共同研究等をお願いしたいと思います。

(14)

大学の叡智を利用してください。企業の困っている部分については、大学は全くわかりま せん。是非思い切って声をかけてください。

大学のシーズを産業界に生じている現象に適用した。大学も生きた題材を研究することが 重要となっています。

"直接訪問を歓迎します。

メールでの相談にも可能な限り応じます。"

お問い合わせは宋明良(電話 078-803-6108 直通、e-mail:[email protected])まで お願いします。

バイオメカトロニクスとその応用・開発に重点を置くために、現在移行段階にあります。

医学部との強力な連携も出来ておりますので医療関連企業の協力をお願い致します。

エネルギー小型分散化に貢献できる技術を目指しています。

事故解析および事故防止に関して実験を通して解明することが重要であると考えます。

地道な実験的解析の必要性を感じております。

若手研究者の育成 大学を利用してください

大学での基礎解析力を積極的に利用してください。

産と学のそれぞれの長所を生かした流体力学に対するシミュレーション技術の連携を希望 大学・高専の若手教員には新しい技術に関するアイデアが溢れているので、積極的に受託 研究や共同研究を持ちかけていただきたい。

大学には多くの研究がストックされています。十分活用されることを期待しています。

学生(院生)時代から「産学連携は必須」の立場を貫いてきたことがささやかな自慢。NPO 法人・琉球大学産学連携研究会への入会を歓迎します。

環境に配慮したエネルギーと水に関連した「高性能な技術と低コストな技術」を 1 つのキ ーワードに研究を行なっています。

石に矢が立つ

Ni-Ti 合金の形状記憶効果のメカニズムを詳細に検討することで、アクチュエータ以外の 用途を開発したいと考えています。

博士課程後期課程修了生の積極的な受け入れを進めてもらいたい。

大学、産業界それぞれの特徴を生かしながら、基礎研究と応用研究のマッチングを図れるよう、

大学での研究成果を大いに活用し、産学連携を密にできるよう協力していただきたい。

今後、省エネルギーの観点から、発生する音波(あるいは振動流れ)を有効利用した機器 の開発が是非必要と考えている。

"いろいろな企業の方と接したいと考えています。また当方大先生などではなく、若輩者で すのでお気軽にご相談してください。"

問題点を共有し、共同で解決することを基本としたい。

ひずみゲージで、切欠部の応力分布測定とき裂検知を行う領域型ひずみゲージ法を九州大 学と共同で開発しました。実用化等に興味をお持ちの方は、ご連絡ください。

社会の為になる人・技術を一緒に育てたい。

"「応用につながる基礎研究」を意識して研究に取り組んでいます。

工業分野に応用できる技術開発をしたいと思います。"

微小重力場を利用した燃焼現象の解明を特徴にしています。社会人博士コースの受け入れ も積極的に行っております。

世の中に役立つものを提供したいと思っております。

先ずは、大学側のシーズと企業側のニーズの把握から始めたく、遠慮なく情報交換からお

願いします。Give&Take の成り立つ範囲では、無償でお願いします。

(15)

日本の有力企業は膨大な資金を欧米の大学に受託研究として出す。日本の有力企業は日本 の大学と相互に協力して R&D のポテンシャルを挙げる意欲を持っているのだろうか。

強度を軽視した実製品は社会の安全性を脅かすことになるので、このような強度問題に関 心のある企業との連携を図り、社会安全性の向上に貢献したいと思います。

特に沖縄県の企業の方へ、使用している機器が疲労によって破壊した場合はご相談に乗れ ると思います。

ロータ振動一般のコンサルティングおよび磁気軸受に関する技術指導が可能である。

流体(流れ)を利用した各種装置の研究開発を行っています。お気軽にご相談下さい。

物性の壁を破るエネルギー変換素子の作製に挑戦しています。研究のみに終わらず、産業 へ少しでも役に立てばと思っています。

中堅・中小企業では、まだ大学の敷居が高いとお考えの方が多いが、昨今の大学は大きく 変化しておりますので、お気軽に大学の門を叩いて下さい。

基盤技術力の低下を嘆いております。

実用的なアプローチが身上です

衝撃波を積極的に応用・活用することを念頭において、新しい装置の開発・研究を行って いる。その際 3 次元数値シミュレーションを併用し効率的に進める。

研究場所が寒冷地であることもあり低温条件でのエネルギー取り扱い技術に関する研究が 多く、しかも実証的な研究スタイルを取っている。

積極的に、産学連携に取り組んでいる

企業での経験もあるのでものつくりの改善に積極的に活用願いたい。

常々、実機の設計、開発とリンクする材料強度研究を心がけております。

大学の本分は教育にあるため、学生の教育や学生の卒業研究等の活動を犠牲にするような

過度な負担の産学協同研究を行うことはできません。

(16)

3.2 機械システム(ロボット工学、メカトロニクス、バイオメカトロニクス等)

分野

3.2.1 機械システム分野研究者の役職分布

機械システム分野の回答者は210名であった。その人数は表3.2.1-1、図3.

2.1-1に示すとおりである。役職は学科長、教授、助教授、講師、助手の5役職で、

学科長1名、教授72名、助教授70名、講師23名、助手44名であった。教授、助教 授で142名(67%)に対して、研究をサポートする助手は44名(21%)と少ない。

教授、助教授3人に助手1名である。

表3.2.1-1 機械システム分野研究者の役職分布

学科長 教授 助教授 講師 助手 合計 人 数 1 72 70 23 44 210 百分率 0% 34% 33% 11% 21% 100%

図3.2.1-1 機械システム分野研究者の役職分布

3.2.2 機械システム分野研究者の年齢分布

アンケートに生年月日を回答頂いた182名の方の役職別年齢分布を調べた。結果は表

3.2.2-1に示すとおりである。教授は50歳代をピークに40歳代、60歳代であ

った。助教授は40歳代、30歳代で50歳代60歳代も数人いた。助手は30歳代で占

められていた。

(17)

表3.2.2-1機械システム分野研究者の役職別年齢分布

学科長 教授 助教授 講師 助手 総計

60歳代 0 10 1 0 1 12

50歳代 1 36 6 1 0 44

40歳代 0 17 27 2 0 46

30歳代 0 0 26 17 33 76

20歳代 0 0 0 1 3 4

3.2.3 機械システム分野研究者の民間企業との関わり 機械システム分野研究者の民間企業との関わりと共同研究経験者は 民間企業に籍をおいたことのある研究者は53名、全体の25%、

民間企業と共同研究を行った研究者は75名、全体の36%である。

機械システム分野の研究との関わりは25%~35%であった。

3.2.4 機械システム分野研究者の特許出願状況 特許出願者数は61名、全体の29%である。

基礎分野より多い。

3.2.5 機械システム分野の登録研究キーワード

機械システム分野研究者の登録キーワードは1619件であった。

代表的なキーワード20件を示す。

ロボット、移動ロボット、メカトロニクス、振動制御、バイオメカトロニクス、ロボッ ト工学、制御、制御工学、画像処理、マニピュレータ、システム同定、シミュレーション、

バーチャルリアリティー、マイクロマシン、ロバスト制御、ロボットハンドル、ロボテク ス、知能ロボット、適応制御、アクチュエータである。

3.2.6 機械システム分野研究者の主な所属学会

機械システム分野の主たる所属学会と在籍者数は表3.2.6-1のとおりである。(社)

日本機械学会に所属する研究者が多く、154名、73%であった。この他に(社)計測

自動制御学会、(社)日本ロボット学会、IEEE、(社)精密工学会等である。

(18)

表3.2.6-1 主な所属学会

(社)日本機械学会 154

(社)計測自動制御学会 100

(社)日本ロボット学会 31

IEEE 48

(社)精密工学会 31

3.2.7 機械システム分野研究者の産学連携への思いや産業界へのひとこと 58名の研究者からメッセージが寄せられた。表3.2.7-1に示す。

本調査に協力頂いた210名の先生の中でも特に産学連携に熱い思い入れを示された 方々である。

表3.2.7-1 研究者の産学連携への思い

近年のロボット分野における大学研究と産業界との乖離現象を解消するため、産業界から のマニピュレーション分野に対する要求を是非とも伺いと思っております。

企業在籍 33 年に亘る研究部門での経験を生かして、企業での開発の一助になればとの思い です。

教育の視点からも、実際に産業に役立つ理論や技術を研究することが重要であると認識し ています。

そのためにも、日々の産業界とのつながりが重要と考えています。

組込み制御システムから、ロボットや振動制御のような動的なシステムまで、各種機械シ ステムの制御に関してご相談承ります。

制御に関することを随時受け付けています。

些細なことでも結構ですから、お気軽に相談してください。

機械の発達がめざましい中、それを操作する人間への配慮が欠けています。私どもでは、

機械工学と人間工学の融合による機械の設計方法の確立を目指しています。

研究成果を産業界で使ってもらい、産業界から新しい基本問題を見つけたい。

日産自動車での軽量高回転エンジンの音質向上、直噴エンジン、CVT、アルミ車体設計、ア クティブ騒音制御、振動騒音棟建設などを経験。

積極的に産学連携を行っています。

昔、企業の研究所にいたので、企業の考え方の一端は知っているつもり。熱意のある企業 さんであれば、極力支援したい。

私の研究しているロボットは材料が重要な要素なので、良い材料でよいロボットを創りた いと考えています。

自らが共同研究を実施するだけでなく、大学における産学連携の窓口として、常に産業界 の皆様方からのご意見やご希望を、承ります。

産業界の最も重要な資産は「人」。従って将来のエンジニアを養成する工業高専の教員は、

産官との連携を諮り、自らの実学的ポテンシャル向上を常に心掛けねばならない。

研究にはどんどん大学を使って、よいものを作り上げていただきたい。

新しい技術は「現場」から生まれます。技術の「芽」と基礎科学の接点を拡げ、学生の参 加機会を増やすことが大切と思っています。

ロボット制御、ハプティックインターフェイス、ロボット教示、ロボット応用の分野での

(19)

研究協力を受け付けます。

振動や運動の解析と制御に関する問題に真摯に対応いたします。

役に立ってはじめて工学なので、応用範囲の狭い広いよりも、まず、役立つ技術にするこ とを忘れないよう連携していきたい。

ここまで学んだ知識および研究して得た成果を実用化したいのは、やはり産学連携の形じ ゃないとできないと思います。

大学の制御工学の成果を産業界に貢献することに、大きな意義を感じます。

コスト/パフォーマンスの良い機械の開発

実用的なロボットシステムの開発研究を行っています。

設計、製作、制御および動作プログラムなどを、一貫して研究しています。

企業での長年の開発経験(リハビリロボット)を生かし実用化をめざします。長寿健康社 会を実現するため人との一体感を生み出す新しい機械を創造していきます。

大学の持つ「知」の部分を積極的に利用して下さい。研究に限らず、技術者教育にも・・・。

モータの駆動制御技術の大半は、既に完成の域に到達しています。技術レベルは、モータ、

ドライブ、重電、自動車を含む業界において、世界屈指と自負しています。

産業界の個別ハイテク技術を、将来大型システムの構成技術に、また将来プロジェクト技 術に活用し、産業界の活性化と発展に寄与していきたい。

各種学会での発表や論文誌への投稿のみならず出来る範囲内での産学連携も大学研究者の 義務と考えています。

電気通信大学の産学連携の窓口をしています。小生個人のみならず電気通信大学での産学 連携に係わることでしたら何でもご相談ください。

難しい制御方式は意外と華奢である。

企業における技術者としての経験を活かし、真に役に立つ技術を追求している。

企業研究所での経験をもとにマイクロマシンや MEMS の産業化に対して、われわれの微細加 工や信頼性評価の研究が貢献できればと考えています。

以前勤めていた電機メーカにおいて、やれなかったこと、やり遂げられなかったことを中 心に、産業応用に近いテーマに取り組んでいます。

リハビリ・福祉工学で有名なアメリカのピッツバーグ大学で学んだ経験を基に、高齢者や 障害者の立場に立った「ものつくり」を行っております

企業人にあって大学人にないものは納期とコストの概念であると考えています。

私はこの2つのものを重要視しています。

大学などの技術シーズを世に出す挑戦をお願いいたします。

共同開発によって微細操作の自動操作システムの実用化・製品開発を行いたい。

磁気浮上・磁気軸受・ロボットのフィードバック制御を得意としますが、「制御」に関係 することであれば、何にでも挑戦します。

ロボティクス・メカトロニクスの分野でニーズをお聞かせ下さい。当方の技術シーズで開 発の要望に応えます。

機械システムに簡便な制御系を実装するだけで、機械システムの動作や振動の問題などが 解決し性能が飛躍的に向上することがあります。ご相談ください。

制御技術の産業応用に強く感心があり、そのような産学連携ができるよう希望いたします。

大学のシーズと産業界のニーズが結び付くことにより、さらなる両者の発展があるものと 思います。産業界の生の声を今後の研究活動に生かしたいと考えています。

大学のアイデアを受け取った企業は、その後、役に立ったのかどうかの連絡がない。特に、

制御工学では、アイデア勝負なので、提案したアイデアの持つ意味は重要である。

(20)

産学連携と言えば直接商品になるような事を連携してと言う話しになりますが、私はその 地域のこども達を育てる事が未来を良くする事だと思い活動しています。

私の研究内容は、具体的な応用対象が有ってこそ力を発揮します。

大規模な組合せ最適問題や、スケジューリングで従来法による対処が難しいものが有れば ご相談下さい。

工業高専ですので、学会等で行う研究にはならない細かい(どろくさい)テーマでもご協 力致します。

大学での研究なので、将来をひらくブレークスルーを目指す研究もしくは基礎的な加工技 術などを行うことが良いと考えている。

顎口腔系の形態と機能を研究している。

制御工学、特に非線形制御・メカトロニクス系の制御に関する理論・応用両面の研究を行 っています。

大量生産技術の発展は、環境、安全、心の社会問題を起こした。個々人の心を豊かにして、

生活を創造的にする生活支援創造工学を提言し、生活支援システムを研究している。

ニーズをお寄せください。見学も歓迎いたします

もともと三菱電機の研究所で先端ロボット開発を行っていました。大学のシーズと企業の ニーズが一致すれば、素晴らしい研究・開発が実現可能であると考えています。

どのようなことでも、ロボティクス・メカトロニクスに関すること、生体・人間に関する こと、ご相談ください

確固とした技術を社内に定着させるためのご相談については、できるかぎりの協力をした いと思います。

制御工学・メカトロニクス技術を応用することによって、これまでは不可能であった機能 を実現することや低コスト化を可能とします。

生産管理的事項での産業界との交流は多々あったが、近年の不景気の故、めっきり減って しまった。私自身は、当方よりお金を払っても、交流は遣る価値があると思っている。

形や構造と動きの関係を利用することでシナジー効果が得られる機械システム作りを研究 しています。自重補償や粘弾性調節など独自メカニズムとその応用例をご紹介します。

まったく関係のないような A と B を結びつけたい時、A の専門家あるいは B の専門家とし て意見を求められることを期待する。

産業界のご協力の下、高齢者や障害者に、実際に役に立つものを一緒に開発していきたい

と思っています。

(21)

3.3 機械設計(設計製図、機械材料、機械要素、トライボロジー等)分野 3.3.1 機械設計分野研究者の役職分布

機械設計分野の回答者は81名であった。役職は校長補佐、教授、助教授、講師、助手、

農林工学系長の6役職で、その人数は表3.3.1-1、図3.3.1-1に示すとおり である。校長補佐1名、教授29名、助教授28名、講師10名、助手12名、農林工学 系長1名であった。教授、助教授で57名(71%)に対して、研究をサポートする助手 は12名(15%)と少ない。教授、助教授5人に助手1名である。

表3.3.1-1 機械設計分野研究者の役職分布

校長補佐 教授 助教授 講師 助手 農林工学

系長 合計

人 数 1 29 28 10 12 1 81

百分率 1% 36% 35% 12% 15% 1% 100%

図3.3.1-1 機械設計分野研究者の役職分布

3.3.2 機械設計分野研究者の年齢分布

アンケートに生年月日を回答頂いた68名の方の役職別年齢分布を調べた。結果は表3.

3.2-1に示すとおりである。教授は60歳代、50歳代が80%、40歳代が20%

であった。助教授は40歳代、30歳代で50歳代は2名と少ない。助手は50歳代から

20歳代と分布していた。

(22)

表3.3.2-1 機械設計分野の研究者の役職別年齢分布

校長補佐 教授 助教授 講師 助手 農林工学

系長 総計

60歳代 0 10 0 1 0 0 11

50歳代 0 9 2 2 1 1 15

40歳代 1 5 14 2 2 0 24

30歳代 0 0 8 4 5 0 17

20歳代 0 0 0 0 1 0 1

3.3.3.機械設計分野研究者の民間企業との関わり 機械設計分野研究者の民間企業との関わりと共同研究経験者は 民間企業に籍をおいたことのある研究者は28名、全体の35%

民間企業と共同研究を行った研究者は40名、全体の49%である。

機械設計分野の研究との関わりは35%~50%であった。

3.3.4 機械設計分野研究者の特許出願状況 特許出願者数は27名、全体の33%である。

33%は機械分野で一番高かった。

3.3.5.機械設計分野の登録研究キーワード

機械設計分野研究者の登録キーワードは578件であった。

代表的なキーワード20件を示す。

トライボロジー、機械要素、摩耗、歯車、CAD、最適設計、表面荒さ、機械設計、転 がし軸受け、摩擦、セラミックス、ナノトライボロジー、ねじ、ねじ締結、設計工学、表 面改質、CAM、ナノテクノロジー、ボルト、混合潤滑である。

3.3.6.機械設計分野研究者の主な所属学会

機械設計分野の主たる所属学会と在籍者数は表3.3.6-1のとおりである。 (社)日

本機械学会に所属する研究者が多く、74名、91%であった。この他に(社)日本トラ

イボロジー学会、(社)精密工学会、 (社)日本設計工学会、 (社)日本材料学会等である。

(23)

表3.3.6-1 主な所属学会

(社)日本機械学会 74

(社)日本トライボロジー学会 69

(社)精密工学会 32

(社)日本設計工学会 16

(社)日本材料学会 5

3.3.7.機械設計分野研究者の産学連携への思いや産業界へのひとこと 16名の研究者からメッセージが寄せられた。表3.3.7-1に示す。

本調査に協力頂いた81名の先生の中でも特に産学連携に熱い思い入れを示された方々 である。

表3.3.7-1 研究者の産学連携への思い

困っていることがあったら、何でもおっしゃってください。最適化という手法を通じてみてみ ると問題点がクリアになります。そして、多くの問題が解けるはずです。

利益を追求できるようなテーマはほとんど無く、過去に産学連携の経験もございません。お役 に立てるか分かりませんが、興味がございましたらお申し出下さい。

岩手大学を中心とするINSにおいて、トライボロジー研究会と金型研究会でニーズオリエン トの共同研究を実施してきました。

本研究室では、各機械要素の精度向上を達成し、また総合的に6自由度完全相対運動を実現さ せるためのメカニズムの研究を行っています。

即日アプリケーションと結びつく研究だけでなく、萌芽的研究や、より上流の研究にも、産学 連携で取り組める姿勢を保って頂くよう配慮を御願いします。

大手電機メーカーでエレクトロ部品、重電機械の製造、工場生産技術から DVD、プリンター の IT 装置開発、DRAM、液晶の半導体プロセス、装置開発を経験。専門外も技術支援可能。

企業でのものづくり経験と、趣味で続けているモータースポーツ経験を元に、大学発の新技術 要素を組み合わせて新製品を作り出すことに興味を持って取り組んでいます

産業界は私にとってフィールドで、研究テーマの宝庫と考えています。将来の展望が開けるよ うな課題にチャレンジしたいと思っています。

振動騒音解析技術によってメカの現状把握を行なうと共に、新しいメカの使用方法の提案を行 なうことで、無駄のない、便利、快適な生活を実現したいと思っています。

産業界と深く関わりながら、時代の流れに追いつく仕事を目指しています。

産業界に積極的に貢献したいと思っております。

これまでボルト締結体に関する一連の研究を行い、現在はトラック等のボルト脱落事故の原因 究明について研究を行っています。このテーマに関して、産学連携を希望します。

摩擦や摩耗は省エネ・環境の観点からも、今後商品競争力に占める割合がますます大きくなる 分野と思います。

福井工業大学 産学共同研究センター(企画室リーダー)に所属している関係で企業の皆様の ご希望に沿う新技術の創出や開発のお手伝をさせて頂いております。

産と学との地域的条件を生かした交流や産学協同の連携が必要である

(24)

ナノテクノロジー応用の基礎技術として、多くの企業の技術者の方と話し、連携・協力して研

究・開発を進める機会があればと思っています。

(25)

3.4 生産技術(切削、研削加工、塑性加工、特殊加工、生産管理、品質管理等)

分野

3.4.1 生産技術分野研究者の役職分布

生産技術分野の回答者は178名であった。役職はセンター長、教授、助教授、講師、

助手、技術部長、副学長、図書館長、情報教育C長の9役職でその人数は表3.4.1-

1、図3.4.1-1に示すとおりである。センター長1名、教授90名、助教授48名、

講師13名、助手24名、技術部長1名、副学長・図書館長・情報教育 C 長1名であった。

教授、助教授で138名(78%)に対して、研究をサポートする助手は24名(13%)

と少ない。教授、助教授6人に助手1名である。

表3.4.1-1 生産技術分野研究者の役職分布

センター

長 教授 助教授 講師 助手 その他 合計

人 数 1 90 48 13 24 2 178

百分率 1% 51% 27% 7% 13% 1% 100%

図3.4.1-1 生産技術分野研究者の役職分布

3.4.2 生産技術分野研究者の年齢分布

アンケートに生年月日を回答頂いた162名の方の役職別年齢分布を調べた。結果は表

3.4.2-1に示すとおりである。教授は60歳代、50歳代が83%、40歳代が1

6%であった。助教授は40歳代、30歳代で50歳代は8名と少ない。助手は50歳代

から20歳代と分布していた。

(26)

表3.4.2-1 生産技術分野研究者の役職別年齢分布 センター

長 教授 助教授 講師 助手 その

他 総計

70歳代 0 1 0 1 0 0 2

60歳代 1 30 0 1 0 2 33

50歳代 0 38 8 3 1 0 51

40歳代 0 13 25 1 1 0 40 30歳代 0 0 10 7 15 0 32

20歳代 0 0 0 0 4 0 4

3.4.3 生産技術分野研究者の民間企業との関わり 生産技術分野研究者の民間企業との関わりと共同研究経験者は 民間企業に籍をおいたことのある研究者は47名、全体の26%

民間企業と共同研究を行った研究者は90名、全体の51%である。

生産技術分野の研究との関わりは50%であった。生産技術分野は企業との結びつきが 強いことが判る。

3.4.4 生産技術分野研究者の特許出願状況 特許出願者数は54名、全体の30%である。

生産技術関連は基礎分野より多い。

3.4.5 生産技術分野の登録研究キーワード

生産技術分野研究者の登録キーワードは1548件であった。1人当たりのキーワード 件数が8.7件と他の分野の7.5件を越えていた。企業からの検索に掛かりやすくなっ ている。

代表的なキーワード20件を示す。

19件しかない塑性加工、シミュレーション、切削加工、超精密加工、微細加工技術、

研削加工、精密加工、有限要素法、アルミニウム合金、レーザ加工、放電加工、ナノテク ノロジー、マグネシウム合金、プレス加工、トライボロジー、数値解析、生産システム、

特殊加工、MEMSである。

3.4.6 生産技術分野研究者の主な所属学会

生産技術分野の主たる所属学会と在籍者数は表3.4.6-1のとおりである。 (社)日

本機械学会に所属する研究者が多く、139名、79%であった。この他に(社)精密工

(27)

学会、(社)日本塑性加工学会、(社)日本鉄鋼協会、(社)日本金属学会等である。

表3.4.6-1 主な所属学会

(社)日本機械学会 139

(社)精密工学会 89

(社)日本塑性加工学会 59

(社)日本鉄鋼協会 30

(社)日本金属学会 21

3.4.7 生産技術分野研究者の産学連携への思いや産業界へのひとこと 44名の研究者からメッセージが寄せられた。表3.4.7-1に示す。

本調査に協力頂いた178名の先生の中でも特に産学連携に熱い思い入れを示された 方々である。

表3.4.7-1 研究者の産学連携への思い

利潤に直接結びつかないが、普遍的でオリジナルのある工学現象やテーマがあれば、ご一報く ださい。

偶然変動を伴う複雑な現象をデータに基づいて科学的論理的に解明し、もって新製品(手法を 含む)開発・効率化によるコスト削減・客観的な基準作成などへの寄与

産学連携を重視しています。産業界と良い連携を保ち、成果が出せればと思っております。

違った事を考えられる環境、違った事を考えられる人、違った事をしてみる行動が大切だと考 えます。

産、学のお互いの特質を生かした新加工技術の確立を目指す 企業の現場に近い人と大学教官の交流が重要と思う。

溶接現象の解明や溶接部の観察・評価を得意としている。

大学の研究と言えど、産業界で実用的に貢献できるようなテーマを選択する必要があると考え 実践、学生の指導も行っいる。

補助金がよく出されているので、産学連携するには資金面では有利になっている。可能ならば、

実施したいし、実績もある。

18 年間に渡り、大分県内の企業約 400 社に対して技術相談・指導を行っています。産学連携に 対して、積極的に取り組んでいます。

実設計に直結した支援を行ないたいと考えています 産業界の生の声を聞いて研究に生かしたいと思います。

また、大学の研究が産業界に役立つかどうか知りたいとお思います。

民間企業と大学研究者・学生との産学連携は日本再興に大いに寄与するため、積極的にヒアリ ングしあい、その具体的な展開を行っていきたい。

新しいレーザが新しい生産システムを生む。21世紀の生産システムとしてALIMS(アリ ムス)の開発を目指しています。

ナノ精度機械加工並びにM4プロセスの新しい加工原理の創出と開発研究を、実用化を念頭に

して行っております。

(28)

金属系材料に限らず、バイオ、物理、化学等の分野との境界領域に強い関心を持っていますの で、幅広いご相談に応じます。

レーザ加工、機構設計など気軽に連絡を下さい。

ロシア生まれで、アメリカ、ドイツが進んでいる Cold Spray 技術を日本でより開花させましょ う!

望まれることを、できるだけ可能な形で、できるだけ迅速に対応したいと思っております。

異形管や異形材を任意の形に曲げたり捩ったりするための押出し技術を開発しています。セラ ミックやマグネシウム合金のような二次加工が難しい材料にも有効です。

磁気を利用する新しい精密加工技術を開発してみませんか!!ご連絡下さい。お待ちしていま す。

産学連携による共同研究は積極的に進めていますので、お気軽にご連絡下さい。

研究は、実用化してこそ価値があると考えております。研究と実用の隔たりを一緒に埋める努 力をしていただける企業と連携したいと考えております。

アクリル系の高延性接着剤に注目し、接着接合した金属薄板の塑性加工という新しい技術の研 究を進めています。本技術について興味、質問などありましたらご連絡ください。

問題を基礎から眺める技術者を育成する目的の会社となら喜んで協力させていただきます。

産と学の特質を生かした産学連携による科学技術振興に資したい。

既存の加工法にない機能をもつ加工法の開発を目指したいと考えております

「いかに製造現場で役立つか」をテーマに研究に取り組んでいます。皆様の事例や提案につい て議論させていただき、技術を共有化していくことを切望致します。

製鉄会社での塑性加工と制御の研究開発、高専・大学での経営工学研究の経験を活かして、生 産システムと制御、生産・品質管理に関する研究開発を共同で推進して行きたい。

電子・光学材料などの超精密・鏡面加工についての技術協力が可能です。私どもは、メタルレ ス砥石などの新しい砥石の開発や卓上用研削機の開発を行っています。

現場に役立つ研究を行っております。

当研究室は実験設備が充実し、それによる成果は海外の学会で数件/年の頻度で報告している。

現在はシーズ追求型の研究だが、企業のニーズをテーマに研究を行いたい。

ボールエンド砥石を用いる輪郭研削加工を解析する他、CNCカム研削盤によるカム研削機構 も理論的に解析して数値解析で検証しています。産学連携研究は大歓迎です。

大学と企業と違う立場であることを認識した上で、相互互恵の関係を築きたい。

爆発加工という特殊な分野での研究に取り組んでいます。接合や粉末成形・合成などの新素材 創製を手がけております。

5軸加工技術などの高度技術により、日本にしかできない「ものづくり」を目指しましょう。

MEMS(マイクロマシン)分野は、基礎研究から応用、実用化までの道筋が短く、産学連携が容 易、かつ必要不可欠な分野です。

昨年 1 年間、中小企業を見学させていただき、加工技術の奥深さに感銘を受けました。

Eメールなどで気軽にご相談下さい。

機械加工が専門ですが、競技用ボートやレース用ソーラーカーの開発なども行っていますので、

お気軽にご相談下さい。

私の研究室で開発された新しい加工技術が、加工現場で実用化されるところまでを産学連携で 実施したいと考えています。連絡をお待ちしています。

我が国産業界の発展を期待するためには、産(ニーズ)と学(シ-ズ)が密接に連携して研究

開発を推進することが重要である。

(29)

アクリル系の高延性接着剤に注目し、「組合せ応力状態における接着強度」の研究を進めてい ます。アクリル系接着剤の特性について興味がありましたら、ご連絡ください。

大学の持つ基礎研究にたいするポテンシャルが産業界で応用され、産業界はそれを一層高める

ために大学に支援をする形での産学連携を望みます。

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