2015 年 12 月 18 日 みずほ銀行(中国)有限公司 中国アドバイザリー部 ―自由貿易試験区関連―
みずほ中国 ビジネス・エクスプレス
( 第 413 号 )外貨管理局上海市分局、
上海自由貿易区の外貨管理改革で実施細則
区内企業の外債資金の自由元転が可能に
平素より格別のご高配を賜りまして誠にありがとうございます。 中国国家外貨管理局上海市分局は、2015 年 12 月 17 日付で『中国(上海)自由貿易試験区外貨管理改 革試行のさらなる推進の実施細則』の印刷・配布に関する通達(上海匯発[2015]145 号、以下『145 号 通達』という)を公布、施行しました。 中国(上海)自由貿易試験区において、金融機関以外の区内企業は外債資金の自由元転が可能になり ます。また、貨物貿易外貨管理 A 類の区内企業は、外貨収入について審査待ち口座の開設が不要になり ました。さらに、区内における多国籍企業外貨資金集中運営管理の参入条件が緩和され、前年度の人民元 外貨国際受取・支払規模が「1 億米ドル超」とされていた条件が「5000 万米ドル超」に引き下げられて います。 【図表 1】主な改革方針 外貨管理 貨物貿易外貨管理 A 類企業の輸出受取外貨審査待ち口座の開設不要 B 類と C 類の企業は現行貨物貿易外貨管理規定に基づき外貨業務取り扱い(輸出受取外貨 審査待ち口座を開設し外貨収入を入金する) 単独 5 万米ドル相当以上のサービス貿易、収益、経常移転等の対外支払は税務届出必要 外債資金自由元転の実行:銀行で「資本項目―元転後支払待ち口座」を開設、銀行の審査後 直接支払可能 業務資格を有する銀行の直物元転・外貨転が可能な国外企業の取引に対する人民元外貨デリ バティブ商品の取扱 多国籍企業集団による外貨資金集中管理の参入条件緩和:前年度の人民元外貨国際受取・支 払規模「1 億米ドル超」から「5000 万米ドル超」に調整 条件に適合する区内金融リース会社、金融持分支配会社、資産管理会社は外貨資金集中 運営管理試行の届出展開可能 区内企業は取引の真実性、合法性を証明する書類を 5 年間保管先の 12 月 9 日、中国人民銀行は広東・天津・福建の 3 自由貿易区における金融改革の推進を図る意見 を公布しました1。『145 号通達』にはそれら意見と共通する内容が見られ、4 つの自由貿易区が歩調を合 わせて区内の金融改革革新を進めていく意向が読み取れます。 『145 号通達』の施行により、2014 年 2 月 28 日付で公布された『国家外貨管理局上海市分局による中 国(上海)自由貿易試験区の建設を支持する外貨管理実施細則の印刷・配布に関する通達』(上海匯発 [2014]26 号)2は廃止されます。 * 『実施細則』およびその付属文書の詳細については、3 ページからの日本語仮訳および 10 ページから の中国語原文をご参照ください。 【みずほ銀行(中国)有限公司 中国アドバイザリー部】 1 詳細については、『みずほ中国 ビジネス・エクスプレス』第 412 号をご参照ください。以下の URL よりダウンロードできます。 ⇒http://www.mizuhobank.co.jp/corporate/world/info/cndb/report/branches/express/pdf/R419-0422-XF-0105.pdf 2 詳細については、『みずほ中国 ビジネス・エクスプレス』第 308 号をご参照ください。以下の URL よりダウンロードできます。 ファイナン スリース 条件に合致するファイナンスリースにおけるリース料の外貨での受取 外貨リース料支払通知書その他証明文書により自ら銀行でリース料外貨転・支払手続 外貨リース収入は外貨口座に入金し外貨債務償還の必要を超える部分については直接銀 行で元転可 リースバックのリース設備代金支払いは外貨または人民元の選択可。賃借人が受け取る 外貨は元転不可 区内ファイナンスリースプロジェクト会社が国外から購入する航空機、船舶、および大 型設備のリースは契約、商業証憑等の書類により外貨支払手続 (外貨管理局上海市分局の通達に基づき、中国アドバイザリー部作成)
国家外貨管理局上海市分局
上海匯発[2015]145 号
『中国(上海)自由貿易試験区外貨管理改革試点実施細則』の印刷・配布に関する通達
上海市各外貨指定銀行: 『中国(上海)自由貿易試験区総体方案』(国発[2013]38 号)、『中国(上海)自由貿易試験区におけ る金融開放革新試行のさらなる推進、上海国際金融センター建設の加速方案』(銀発[2015]339 号)等文 書の要求を具体化するため、国家外貨管理局の認可を経て、国家外貨管理局上海市分局は中国(上海) 自由貿易試験区(以下「試験区」という)で以下外貨管理政策を試行する。 1、 区内企業(金融機関を含まない)の外債資金に自由元転を実行する。外貨管理局は資産・負債 の通貨種類・期間等の対応状況および外債・通貨政策の調整コントロールの需要を総合的に考 慮し、国外融資規模と投資方向を合理的に調整コントロールし、国外融資構造を最適化し、国 外融資リスクを防止する。区内の条件に合致するファイナンスリースについて外貨リース料を 受け取ることを許可する。 2、 経常項目の外貨受取・支払手続きをさらに簡素化する。真実・合法的な取引の基礎の上に、区 内の貨物貿易外貨管理分類等級が A 類である企業は外貨収入について審査待ち口座を開設する 必要はない。銀行は「顧客を理解する」、「業務を理解する」、「審査の職責を尽くす」等業務展 開原則に基づき経常項目の外貨受取・支払と元転・外貨転手続きを取扱い、外貨受取・支払の リスクが比較的大きい業務の真実性とコンプライアンス性の審査確認を強化する。 3、 本部経済および決済センターの発展を支持する。多国籍企業外貨資金集中運営管理の参入条件 を緩和する。資金プーリング管理をさらに簡素化し、銀行が真実、合法的な電子書類を審査し 経常項目の集中外貨受取・支払、相殺決済業務を取り扱うことを許可する。 4、 銀行が人民元と外貨デリバティブ商品サービスを発展させることを支持する。国外機構が規定 に基づき直物元転・外貨転取引を展開できる業務について、区内に登録した銀行は人民元と外 貨デリバティブ商品取引を取り扱うことができる。関連するポジションは銀行の元転・外貨転 総合ポジション管理に組み入れることができる。 5、 クロスボーダー資金流動のリスク防止を強化する。外貨試行業務は真実・合法的な取引基礎を 有していなければならず、虚偽の契約等の証憑を使用もしくは取引を虚構して業務を行っては ならない。銀行は健全な内部統制制度を構築し、真実性および合法性審査メカニズムを完善化 し、データおよび異常・疑わしい情報の報告・送付義務を厳格に履行しなければならない。外貨管理局はオフサイトモニタリングとオンサイト検査を強化し、アラート指標を完善化し、主 体監督管理を模索し、分類管理を実施し、規定違反行為を法に基づき処罰しなければならず、 必要な時は試行政策を調整し、臨時性管制措置を採用する。 本通達は、発布の日から実施する。次段階は、外貨管理局は遅滞なく試験区の試行政策効果を総括し、 積極的に投融資為替の利便化等政策措置を研究し促進し、試験区の実体経済の発展を支持し、よりよく 試験区国家戦略に奉仕する。 付属文書 1.『中国(上海)自由貿易試験区の外貨管理改革試行のさらなる推進の実施細則』 2.『ファイナイスリース外貨管理オペレーション規定』 国家外貨管理局上海市分局 2015 年 12 月 17 日
付属文書 1
中国(上海)自由貿易試験区の外貨管理改革試行のさらなる推進の実施細則
第1章 総則 第1条 中国(上海)自由貿易試験区(以下「試験区」という)の建設を支持するために、『中国(上 海)自由貿易試験区総体方案』(国発[2013]38 号)、『中国(上海)自由貿易試験区における金 融開放革新試行のさらなる推進、上海国際金融センター建設の加速方案』(銀発[2015]339 号) 等の文書の要求を具体化し、本実施細則を制定する。 第2条 試験区内の銀行(区内に登録する銀行および区内業務を取り扱う上海地区のその他の銀行を 含む、以下同)、国内外企業、非銀行金融機関、個人(以下「区内主体」という)は本細則を 適用する。 第3条 国家外貨管理局上海分局(以下「外管局」という)は、試験区の外貨口座の開設、資金振替、 元転・外貨転、外貨登記、人民元・外貨データの統計・モニタリング等事項の監督管理に具 体的に責任を負う。 第4条 区内主体は現行の外貨管理規定に基づき、国際収支、元転・外貨転、国内の資金振替、口座 等の登記およびデータの報告・送付義務を誠実に履行し、データの正確性、即時性、完全性 を保証しなければならない。 第5条 区内銀行は「顧客を理解する」、「業務を理解する」、「審査の職責を尽くす」等の原則を遵守 する基礎の上に、着実に本実施細則の規定に基づき、試験区の外貨業務の真実性、コンプラ イアンス性の審査を履行し、完善な内部統制管理制度を制定しならびに外管局に報告して届 け出なければならない。 第6条 区内主体が取り扱う本実施細則規定の外貨管理試行業務は、真実・合法的な取引基礎を備え、 ならびに口座を通じて取扱い、虚偽の契約等の証憑を使用もしくは取引を虚構してはならな い。 第2章 経常項目業務 第7条 区内主体と国外の間の経常項目の取引は、本細則第 5 条の規定に基づき外貨受取・支払、元 転・外貨転の手続きを取り扱う。資金の性質が不明確な場合、区内銀行は企業、非銀行金融 機関、個人等にさらに関連書類の提出を要求しなければならない。区内銀行が異地業務、オフショア転売取引および確認可能な転売等の外貨受取・支払業務を 取り扱う時、1 件ごとに契約、発票(電子書類含む)、貨物引換証、倉荷証券等の貨物権利証 憑の正本(コピー)等の真実性の審査確認を行い、関連取引が真実・合法的な取引背景を備 えることを確保し、虚構の貿易と外貨受取・支払のリスクを防止する。 銀行は十分にその取引の真実性、合法性を証明できる関連文書および書類等を 5 年間保管し て検査に備えなければならない。 第8条 区内の貨物貿易外貨管理分類等級が A 類である企業は外貨収入について審査待ち口座を開設 する必要がない。 区内貨物貿易外貨管理分類等級が B 類および C 類の企業は、現行の貨物貿易外貨管理規定に 基づき関連外貨業務を行わなければならない。 第9条 サービス貿易、収益および経常移転等の対外支払が単独で 5 万米ドル相当以上の場合、規定 に基づき税務届出表を提出する。 第3章 資本項目業務 第10条 区内企業の外債資金は自由元転方式により元転手続きを行い、元転により得た人民元資金は 対応して開設した人民元専用預金口座(資本項目-元転後支払待ち口座)に入金し、銀行によ り取引のコンプライアンス性、真実性の審査確認を経た後に直接支払うことができる。元転資 金は直接あるいは間接的に企業の経営範囲外あるいは国家の法律法規に禁止する支払に用い てはならない。銀行は十分にその取引の真実性、合法性を証明できる関連文書および書類等を 5 年間保管して検査に備えなければならない。 区内企業および口座開設銀行は、遅滞なく正確に元転および支払データを外貨管理局の関連業 務情報システムに送付しなければならない。銀行は、『国家外貨管理局による「金融機関外貨 業務データ収集規範(1.0 版)」の発布に関する通達』(匯発[2014]18 号)の要求を参照し人 民元専用預金口座の口座開設・閉鎖および収支・残高情報を報告・送付しなければならず、人 民元専用預金口座の口座性質コードを「2113」とし、口座性質名称を「資本項目―元転後支払 待ち口座」とする。銀行は、『国家外貨管理局による「金融機関外貨業務データ収集規範(1.0 版)」の発布に関する通達』(匯発[2014]18 号)の要求を参照し、国内資金受取・支払証憑を 通じ、人民元専用預金口座とその他の国内人民元口座との間の資金受取・支払情報を報告・送 付しなければならない。 第11条 区内金融リース会社、外商投資ファイナンスリース会社および中資系ファイナンスリース会 社が国内のリース賃借人にファイナンスリース業務を行う時、そのリース物件の購入に用い る資金の 50%以上が国内外貸付もしくは外貨外債に由来する場合、外貨形式によりリース料
を受け取ることができる。 第4章 外貨市場業務 第12条 人民元と外貨デリバティブ商品の業務資格を有する銀行は、外貨管理規定に基づき試験区関 連業務のために人民元と外貨のデリバティブ商品サービスを提供することができる。 国外機関が規定に基づき直物元転・外貨転取引を展開可能な業務に対して、区内で登録した 銀行はそのために人民元と外貨のデリバティブ商品取引を取り扱うことができる。 デリバティブ商品の具体的範囲および管理は現行外貨管理規定に合致しなければならず、銀 行の元転・外貨転総合ポジションに組み入れ管理し、なおかつ現行規定に基づき外管局に関 連データを報告・送付する。 第5章 附則 第13条 多国籍企業外貨資金集中運営管理試行業務を届出展開する区内企業は、関連届出条件の内、 前年度の人民元・外貨の国際受取・支払規模が 1 億米ドルを超えることから 5000 万米ドルを 超えることに調整し、その他は『国家外貨管理局による「多国籍企業外貨資金集中運営管理 規定」の印刷・配布に関する通達』(匯発[2015]36 号)に基づき取り扱う。 上述条件に適合する区内金融リース会社、金融持分支配会社、資産管理会社は、規定に基づ き外貨資金集中運営管理試行を届出展開することができる。 第14条 区内企業の直接投資項目下の外貨登記および区内外商投資企業の資本金自由元転は『国家外 貨管理局による直接投資外貨管理政策のさらなる簡素化および改善に関する通達』(匯発 [2015]13 号)等の文書に基づき取り扱う。 第15条 区内企業は十分にその取引の真実性、合法性を証明できる関連文書および書類を 5 年間保管 して検査に備えなければならない。 第16条 国際収支に厳重な不均衡が出現あるいは出現する可能性がある時、外管局は相応の臨時性管 理制御措置を採用することができる。 外管局は国家のマクロコントロール政策、外貨収支の情勢および試行業務の展開状況に基づ き、徐々に試行業務内容を完善化および改善する。 第17条 外管局は法に基づき区内主体に対し監督管理検査および調査を実行する。『外貨管理条例』お よび本規定に違反する場合、試行業務の取扱いを一時停止し、『外貨管理条例』および関連規 定に基づき処罰する。
第18条 本実施細則は発布の日から施行し、定めがない事項は現行の外貨管理規定に基づき取り扱う。 『国家外貨管理局上海市分局による中国(上海)自由貿易試験区の建設を支持する外貨管理 実施細則の印刷・配布に関する通達』(上海匯発[2014]26 号)は同時に廃止する。 付属文書 2
ファイナイスリース外貨管理オペレーション規定
1、 ファイナンスリース類会社の国内の外貨リース料の受取を許可する (1) 区内金融リース会社、外商投資ファイナンスリース会社および中資系ファイナンスリース会 社は(以下「ファイナンスリース類会社」という)がファイナンスリース業務を取り扱う時、 もしそのリース物件の購入に用いる資金の 50%以上が自社の国内外貨貸付あるいは外貨外債 に由来する場合、国内で外貨形式でリース料を受け取ることができる。 (2) 賃借人は賃貸人の発行する外貨リース料支払通知書およびその他証明文書により、自ら銀行 で賃貸人にリース料外貨転・支払手続きを行う。 (3) 区内ファイナンスリース類会社が受け取る外貨リース収入は、規定に基づき自ら銀行で開設 した外貨口座に入金することができ、外貨債務償還の必要を超える部分については、直接銀 行で元転することができる。 (4) ファイナンスリースでリースバック構造を採用する場合、賃貸人は自ら外貨または人民元の 形式を選択し賃借人にリース設備代金を支払うことができる。賃借人が外貨で受け取る場合 は、元転をしてはならない。 2、 ファイナンスリースプロジェクトの貸付支払を利便化する (1) 区内ファイナンスリースプロジェクト会社が国外からの航空機、船舶、および大型設備を購 入し、賃借人にリースする場合、契約、商業書類等の書類により外貨支払手続をすることを 許可する。 (2) 証憑審査確認の要求。 1、区内ファイナンスリースあるいはそのプロジェクト会社が、国外から航空機を購入し国内 の賃借人にリースする場合、国家発展改革委員会が航空会社に発行する航空機購入あるい はリース批准文書、購入契約、商業書類等により外貨支払手続を行う。2、区内ファイナンスリースあるいはそのプロジェクト会社が、国外から船舶と大型設備を購 入し、国内賃借人にリースする場合、契約、商業書類等により外貨支払手続を行う。 3、区内ファイナンスリースあるいはそのプロジェクト会社が、国外から航空機、船舶および 大型設備を購入し国外賃借人にリースする場合、契約、商業書類等により外貨支払手続を 行扱い、外管局は通関申告書なし外貨支払方式により審査確認を行うことができる。 4、区内ファイナンスリースあるいはそのプロジェクト会社は、前払代金を支払った後、規定 に基づき貨物貿易外貨業務モニタリングシステム(企業端末)を通じて相応の企業報告を行 わなければならない。 5、外貨支払銀行が国外と締結した購入契約により、対外支払手続を取扱う時、もし購入契約 が共同購入者により締結されている場合、外貨支払銀行は契約によりファイナンスリース プロジェクト会社の対外支払手続を行う。 6、区内ファイナンスリースあるいはそのプロジェクト会社が航空機、船舶および大型設備を 購入し国内賃借人にリースする場合、関連規定に基づきリース料を受け取る。 (3) モニタリング管理。ファイナンスリースプロジェクト会社が前払代金を支払った後、外貨支 払銀行より相応の台帳登記を行い、プロジェクトの入国あるいは国外への転リースの状況を 追跡し、合わせて遅滞なく外管局に報告する。 3、 本オペレーション規定に違反する取り扱いおよび外貨リース料の受取・支払行為に対し、「外貨管理 条例」に基づき処罰する
(中国語原文)
国家外汇管理局上海市分局
关于印发《进一步推进中国(上海)自由贸易试验区外汇管理改革试点实施细则》的通知
上海市各外汇指定银行: 为落实《中国(上海)自由贸易试验区总体方案》(国发〔2013〕38 号)、《进一步推进中国(上海) 自由贸易试验区金融开放创新试点 加快上海国际金融中心建设方案》(银发〔2015〕339 号)等文件要求, 经国家外汇管理局批准,国家外汇管理局上海市分局在中国(上海)自由贸易试验区(以下简称试验区) 试点以下外汇管理政策: 一、 区内企业(不含金融机构)外债资金实行意愿结汇。外汇局综合考虑资产负债币种、期限等匹配情况 以及外债和货币政策调控需要,合理调控境外融资规模和投向,优化境外融资结构,防范境外融资风 险。允许区内符合条件的融资租赁收取外币租金。 二、 进一步简化经常项目外汇收支手续。在真实、合法交易基础上,区内货物贸易外汇管理分类等级为 A 类的企业外汇收入无需开立待核查账户。银行按照“了解客户”、“了解业务”、“尽职审查”等展业原 则办理经常项目收结汇、购付汇手续,并加大外汇收支风险较大业务的真实性、合规性审核。 三、 支持发展总部经济和结算中心。放宽跨国公司外汇资金集中运营管理准入条件。进一步简化资金池管 理,允许银行审核真实、合法的电子单证办理经常项目集中收付汇、轧差净额结算业务。 四、 支持银行发展人民币与外汇衍生产品服务。对于境外机构按规定可开展即期结售汇交易的业务,注册 在区内的银行可以为其办理人民币与外汇衍生产品交易。相关头寸纳入银行结售汇综合头寸管理。 五、 加强跨境资金流动风险防控。外汇试点业务应当具有真实合法交易基础,不得使用虚假合同等凭证或 构造交易办理业务。银行应当建立健全内控制度,完善真实性和合法性审查机制,严格履行数据及异 常可疑信息报送义务。外汇局加强非现场监测与现场核查检查,完善预警指标,探索主体监管,实施 分类管理,依法处罚违规行为;必要时调整试点政策,采取临时性管制措施。 本通知自发布之日起实施。下一步,外汇局将及时总结试验区试点政策实施效果,积极研究促进投融 资汇兑便利化等政策措施,支持试验区实体经济发展,更好地服务于试验区国家战略。 附件: ⒈进一步推进中国(上海)自由贸易试验区外汇管理改革试点实施细则 ⒉融资租赁外汇管理操作规程 国家外汇管理局上海市分局 2015 年 12 月 17 日附件 1:
进一步推进中国(上海)自由贸易试验区外汇管理改革试点实施细则
第一章 总 则 第一条为支持中国(上海)自由贸易试验区(以下简称试验区)建设,落实《中国(上海)自由贸 易试验区总体方案》(国发[2013]38 号)、《进一步推进中国(上海)自由贸易试验区金融开 放创新试点 加快上海国际金融中心建设方案》(银发[2015]339 号)等文件要求,制定本实 施细则。 第二条试验区内银行(含注册在区内的银行以及办理区内业务的上海地区其他银行,下同)、境内 外企业、非银行金融机构、个人(以下简称区内主体)适用本细则。 第三条国家外汇管理局上海市分局(以下简称外汇局)具体负责监督管理试验区外币账户开立、资 金划转、结售汇、外汇登记、本外币数据统计监测等事项。 第四条区内主体应按照现行外汇管理规定,认真履行国际收支、结售汇、境内资金划转、账户等登 记及数据报送义务,保证数据的准确性、及时性、完整性。 第五条区内银行应在遵循“了解客户”、“了解业务”、“尽职审查”等原则基础上,切实按照本实施 细则规定,履行试验区外汇业务真实性、合规性审查,制定完善的内控管理制度并报外汇局 备案。 第六条区内主体办理本实施细则规定的外汇管理试点业务,应当具有真实合法交易基础,并通过账 户办理,不得使用虚假合同等凭证或构造交易。 第二章 经常项目业务 第七条区内主体与境外之间经常项目交易,按本细则第五条规定办理购付汇、收结汇手续。对于资 金性质不明确的,区内银行应要求企业、非银行金融机构、个人等进一步提供相关单证。 区内银行在办理异地业务、离岸转手买卖以及能够确认的转卖等外汇收支业务时,应当逐笔 对合同、发票(含电子单证)、提单、仓单等货权凭证正本(复印件)等进行真实性审核, 确保有关交易具有真实、合法交易背景,防范虚构贸易与外汇收支风险。 银行应当留存充分证明其交易真实、合法的相关文件和单证等 5 年备查。第八条区内货物贸易外汇管理分类等级为 A 类的企业外汇收入无需开立待核查账户。 区内货物贸易外汇管理分类等级为 B 类和 C 类的企业,应当按照现行货物贸易外汇管理规定 办理相关外汇业务。 第九条服务贸易、收益和经常转移等对外支付单笔等值 5 万美元以上的,按规定提交税务备案表。 第三章 资本项目业务 第十条区内企业外债资金按照意愿结汇方式办理结汇手续,结汇所得人民币资金划入对应开立的人 民币专用存款账户(资本项目—结汇待支付账户),经银行审核交易的合规性、真实性后直接 支付。结汇资金不得直接或间接用于企业经营范围之外或国家法律法规禁止的支出。银行应 当留存充分证明其交易真实、合法的相关文件和单证等 5 年备查。 区内企业及开户银行应及时准确地报送结汇和支付数据至外汇局相关业务信息系统。银行应 参照《国家外汇管理局关于发布<金融机构外汇业务数据采集规范(1.0 版)>的通知》(汇发 [2014]18 号)的要求报送人民币专用存款账户的开关户及收支余信息,人民币专用存款账户 的账户性质代码为 2113,账户性质名称为“资本项目—结汇待支付账户”。银行应参照《国 家外汇管理局关于发布<金融机构外汇业务数据采集规范(1.0 版)>的通知》(汇发[2014]18 号)的要求,通过境内收付款凭证,报送人民币专用存款账户与其他境内人民币账户之间的 收付款信息。 第十一条区内金融租赁公司、外商投资融资租赁公司及中资融资租赁公司在向境内承租人办理融资租 赁业务时,如果其用以购买租赁物的资金 50%以上来源于国内外汇贷款或外币外债,可以外 币形式收取租金。 第四章 外汇市场业务 第十二条具备人民币与外汇衍生产品业务资格的银行,可以按照外汇管理规定为试验区相关业务提供 人民币与外汇衍生产品服务。 对于境外机构按规定可开展即期结售汇交易的业务,注册在区内的银行可以为其办理人民币 与外汇衍生产品交易。 衍生产品的具体范围和管理应符合现行外汇管理规定,纳入银行结售汇综合头寸管理,并按
现行规定向外汇局报送相关数据。 第五章 附则 第十三条对于区内企业备案开展跨国公司外汇资金集中运营管理试点业务,相关备案条件中上年度本 外币国际收支规模可由超过 1 亿美元调整为超过 5000 万美元,其余按照《国家外汇管理局关 于印发<跨国公司外汇资金集中运营管理规定>的通知》(汇发[2015]36 号)办理。 区内金融租赁公司、金融控股公司、资产管理公司符合上述条件的,可按规定备案开展外汇 资金集中运营管理试点。 第十四条区内企业直接投资项下外汇登记及区内外商投资企业资本金意愿结汇按照《国家外汇管理局 关于进一步简化和改进直接投资外汇管理政策的通知》(汇发[2015]13 号)等文件办理。 第十五条区内企业应当留存充分证明其交易真实、合法的相关文件和单证等 5 年备查。 第十六条当国际收支出现或可能出现严重失衡时,外汇局可采取相应的临时性管制措施。 外汇局可根据国家宏观调控政策、外汇收支形势及试点业务开展情况,逐步完善和改进试点 业务内容。 第十七条外汇局依法对区内主体进行监督检查和调查。违反《外汇管理条例》和本规定的,暂停办理 试点业务,并按照《外汇管理条例》及相关规定进行处罚。 第十八条本实施细则自发布之日起施行,未尽事宜按照现行外汇管理规定办理。《国家外汇管理局上 海市分局关于印发支持中国(上海)自由贸易试验区建设外汇管理实施细则的通知》(上海汇 发[2014]26 号)同时废止。
附件 2:
融资租赁外汇管理操作规程
一、允许融资租赁类公司境内收取外币租金 (一)区内金融租赁公司、外商投资融资租赁公司及中资融资租赁公司(以下简称融资租赁类公司)办理 融资租赁业务时,如用以购买租赁物的资金 50%以上来源于自身国内外汇贷款或外币外债,可以在境 内以外币形式收取租金。 (二)承租人凭出租人出具的支付外币租金通知书及其他证明文件,自行到银行办理对出租人的租金购付 汇手续。 (三)区内融资租赁类公司收取的外币租金收入,可以进入自身按规定在银行开立的外汇账户;超出偿还 外币债务所需的部分,可直接在银行办理结汇。 (四)融资租赁采用回租结构的,出租人可自行选择以外币或人民币形式向承租人支付租赁设备价款。承 租人收取外币的,不得办理结汇。 二、便利融资租赁项目货款支付 (一)允许区内融资租赁项目公司从境外购入飞机、船舶和大型设备并租赁给承租人时, 凭合同、商业单 证等材料办理付汇手续。 (二)单证审核要求。1、区内融资租赁或其项目公司,从境外购入飞机并租赁给境内承租人的,凭国家发 展改革委出具给航空公司的飞机购买或租赁批文、购买合同、商业单证等办理付汇手续。2、区内融 资租赁或其项目公司,从境外购入船舶和大型设备并租赁给境内承租人的, 凭合同、商业单证等办 理付汇手续。3、区内融资租赁或其项目公司,从境外购入飞机、船舶和大型设备并租赁给境外承租 人的,凭合同、商业单证等办理付汇手续,外汇局可按照无关单外汇支付方式进行核查。4、区内融 资租赁或其项目公司支付预付货款后,须按规定通过货物贸易外汇业务监测系统(企业端) 进行相 应的企业报告。5、付汇银行根据与境外签订的购买合同,办理对外支付手续时,若购买合同由联合 购买人签订的,付汇银行根据合同办理融资租赁项目公司对外支付手续。6、对区内融资租赁或其项 目公司购入飞机、船舶和大型设备并租赁给境内承租人时,依据相关规定收取租金。 (三)监测管理。融资项目公司支付预付货款后,由付汇银行办理相应的台账登记,跟踪项目进境或转租 境外的情况,并及时报告外汇局。 三、对违反本操作规程办理以及收付外币租金的行为,根据《外汇管理条例》予以处罚。【ご注意】 1. 法律上、会計上の助言:本資料記載の情報は、法律上、会計上、税務上の助言を含むものではありません。法律上、会計上、税務上の 助言を必要とされる場合は、それぞれの専門家にご相談ください。 2. 秘密保持:本資料記載の情報の貴社への開示は貴社の守秘義務を前提とするものです。当該情報については貴社内部の利用に限定され、 その内容の第三者への開示は禁止されています。 3. 著作権:本資料記載の情報の著作権は原則として弊行に帰属します。いかなる目的であれ本資料の一部または全部について無断で、い かなる方法においても複写、複製、引用、転載、翻訳、貸与等を行うことを禁止します。 4. 免責: (1) 本資料記載の情報は、弊行が信頼できると考える各方面から取得しておりますが、その内容の正確性、信頼性、完全性を保証する ものではありません。弊行は当該情報に起因して発生した損害については、その内容如何にかかわらずいっさい責任を負いません。 また、本資料における分析は仮定に基づくものであり、その結果の確実性或いは完結性を表明するものではありません。 (2) 今後開示いただく情報、鑑定評価、格付機関の見解、制度・金融環境の変化等によっては、その過程やスキームを大幅に変更する 必要がある可能性があり、その場合には本資料で分析した効果が得られない可能性がありますので、予めご了承下さい。また、本 資料は貴社のリスクを網羅的に示唆するものではありません。 5. 本資料は金融資産の売買に関する助言、勧誘、推奨を行うものではありません。