Title
道路と景観−沖縄本島にみる特性(続)
Author(s)
上間, 清; 渡嘉敷, 直彦
Citation
琉球大学理工学部紀要. 工学篇 = Bulletin of Science &
Engineering Division, University of the Ryukyus.
Engineering(7): 77-91
Issue Date
1974-03-01
URL
http://hdl.handle.net/20.500.12000/26076
道路と景観-沖縄本島にみる特性(続)
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渡 嘉 敷 直 彦 *
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Okinawa i
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by
Kiyoshi UYEMA and Naohiko TOKASHIKI
Synopsis This paper presents a result of preliminary study on landscape characteristics along the highways on the east coast of eastern part of Okinawa island. Presented is the second part of the study under the same title. Methology and the factors discussed are alrnost the sarne as before.
S
1
は し が き 沖縄本島における道路景観の特性を解析するために 初期調査研究を実施してきているが,木報告は,前回 の報告(1)に続くものである内前回の報告で著者は,道 路景観を五つの構成要素に分け,道路景観の形態的分 類の一方法を提案し,とれに基づいて沖縄本島西海岸 沿線の道路景観の形態的分類,各構成要素の検討と問 題点の指摘を行なった内今回は,引続き沖縄本島東海 岸沿線道路に沿って調査した成果を報告するものであ る向調査の目的,方法,評価等は,前回と同様であ り,詳細は前稿にゆずり,今回は,調査成果の提示 と,特徴等の指摘を行なうものとする内S
2
調査の結果 (1) 調査ル}ト 調査は,昭和48年3月26日, 27日の2日間にわたっ て,沖縄本島東海岸沿線道路について行なった内調査 対象路線をFig.1に示すm第一日目は,石川市東恩納 を出発し,国道 329号線,県道名護一国頭線に沿って 北上し,国頭村辺戸に至った内第二日目は,糸満市糸 満ロータリーより,国道331号線, 329号線にに沿っ て北上,前日の出発点である東恩納に至った内この沿 受付:1973年10月31日 *琉球大学理工学部土木工学科-
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Surveved routcー一.-
Previous surueyed route Fig. 1 Surveyed routs 線の自然的特徴をみると,石川を境とする中南部は, 大部分島尻層群と琉球石灰岩からなる低丘陵,台地で 構成されているのに対し,石川以北の北部は,粘板78 上問・渡嘉敷:道路と景観ー沖縄本島にみる特性(続) 岩,砂岩,国頭レキ層を主とする山岳から成ってい て,地形,地質上,沖縄本島中南部と北部とで,性質 (2) を異にしている内 (2) 調査の成果 調果の成果は, Fig.2, Fig.3, Table 1, Table 2, photo. 工- 6,に示す通りである内 Fig.2は,調査対 象路線の一定距離ごとの,道路景観の形態的分類を表 わしたものであり,これによって道路の実景観を,あ る程度表現でき,さらに道路景観の連続的な変化を, 概略的に表わすことが出来ると考えられる"Fig.3 1士,道路景観の空地面積比率を示したもので,この比 率の変化がずマクロ的な意味の景観の変化, 単調さを 示ずの Table1は,各調査地点の実景観を,空地面積 比率,景観構成植生と共に示したものであり, Fig.2 が,路線方向の連続性,変化性を強調しているのに対 し,これは, 各調査地点の風景描写を強調したものと 考えることが出来る内 Table2は,調査路線に見られ る植物の種類と,出現頻度を示したもので,道路植栽 について論じる資料として有用である内 photo.1-6 は,調査路線の景観のうち,比較的良好な景観構図を 作っているもの,あるいは,その地域の景観を代表し ていると思われるものを示したa Table 1-a Inventoryand landscape along the routs 一 一一 一一 Areal ratio
No. Survey site Classification (%) Plantname (km) Sky 1 Land (1) 糸
i
筒。
DP-DP2 70 (2) 糸 満郊 外 0.8 MM-DP 46 66 モクマオ (3) 名 城 北 2.4 GNM-GN 60 60 モクマオ, (4) 名 城 2.7 DP-N-DP 40 60 ガジュマロ (6) 小 波 蔵 3.6 DP-N-GN 46 66 ススキ,耕 (6) 伊 原 4.8 GN-DP-GN 60 60 ススキ,丈 ウキピ (7) 伊 原 東 6.4 DP-M-DP 40 60 (8) 米 須 7.2 DPM-GN 40 60 サトウキヒ (9) 摩 文 仁 8.0 GN-M-GN 46 66 サトワキヒ (10)"
8.8 GN-DP-GN 60 60 サトウキヒ : (11) 仲 座 南 10.4 GNM-GN 46 66 ススキ,雑 (12) 中{ 座 11.4 GN-DPM-GN 40 60 サトウキヒ (13)"
工2.0 DP-m-DP 36 66 ガジュマロ (14) 波 名 城 12.8 GN-DP-DP 60 ガジュマロ (16)"
13.4 Dp2 -DP 46 i 66 サトワキヒ (16) 具 志 頭 13.6 GN2 -DP 30 70 高木 (17) 港 JIJ 工4.4 GNM-GN 40 60 サトウキヒ (18)"
16.0 GNM-S-GN 40 60 サトウキヒ (19) 港 川 東 15.7 GN-DPS-GN 56 45 ススキ,ザ (20) ユ ヒ 川 16.0 GN-M-STS 36 66 モクマオ, (21) 堀 川 東 16.8 GNM-GN サトウキヒ (22)"
18.4 M-N-GN 40 I 60 サトウキヒ (23) 百 名 付 近 21.• 6! -i M2-M 35 I 66 ススキ,甫No.
I
Survey site (24) 1 志 喜 屋 (25) 1 山 里 (26) 1 兵 志 堅 ( つ“ . ^ H 7) 1 ~ J~ c:. (28) 1 久 手 堅 東 (29) (30) (31) (32) (33) (34) (35) (36) (37) (38) 知 名 付 近 知 名 知 名 板 馬 久 原 久 近 久 原 佐 敷 東 佐 敷 馬 天 板良敷付近 (39) 1 与 那 原 (40) (41) (42) (43) (44) (45) (46) (47) (48) (49) (50) (51) (52) (53) (54) (55) (56) 原 城 前 近 慶 問 問 石 崎 回 日 根 南 原 屋 前 油 付 那 百 字 易 屋 原 崎 西 浜 i 与 与 南 南 和 奥 当 添 久 熱 波 比 高 高 照 姐 松 本 Table 1-b Inventory and landscape along the routs Dist. (km) • Areal ratio(
%
)
1
Plant name Sky ¥ Land 25 ! 75 I雑かん木 15 1 85 1 ススキ,モクマオ,雑かん木 35 65 モクマオ,ガジュマロ Classification 22.4 23.7 24.8 25.8 27.5 DP-M-DP M2-GN MDP-DP-GN GNM-GN M-S-GN 50 1 50 1 サトキピ,高木 35 I 65 I ススキ,ギンネム,モクマオ 28.0I GN-MS 28.5 I N-DPM 28.6I DPM-DP 30.4I DP-SM-DP 31.2 I GN-M-GN 32.0I GN-M-GN 33.8 I GNM-GN 35.4I GN-M-GN 37.6I DPM-DP 38.4 I GNM-GN 40.8 I DP-m-DP サトウキピ,ススキ,雑かん木 モクマオ シュロ,サトウキピ,モクマオ シュロ,サトウキピ シュロ並木,サトウキピ シュロ並木,モクマオ,ススキ シュロ並木,モクマオ シュロ並木,モクマオ,サトウキピ ハu c o n U 円 U R V P O R V R U 0 5 0 0 R U A & A せ 円 。 45 I 55 門 川 ︾ 円 U 円 u R U R U 門 b n b ハO R U F O R U R v n v n u 門 U 門 司 円 。 円 。 4 4 5 3 4 4 ススキ,モクマオ,パナナ モクマオ 42.1 I DP-N-DP I 50 I 50 I モクマオ 43.2 I DP-M-DP I 45 I 55 I モクマオ 44.8 I GNM-M-DP I 55 I 45 I モクマオ,ススキ 45.6 I GN-DPS-GN I 50 I 50 I ススキ 47.2 I DPM-GN I 45 I 55 I モクマオ 48.0 I GN-M-GNDP I 60 I 40 I モクマオ 48.8 I GNDP-M-GN I 60 I 40 I モクマオ,ススキ 50.41 GNM-GN 1 30 1 70 1 モクマオ,ギンネム,雑かん木 52.8 I GN-mS-GN I 55 I 45 I モクマオ,サトウキピ 54.7 I GN2 -GN I 45 I 55 I モクマオ 55.7 I DPM-m-DP I 45 I 55 I モクマオ 56.8 I GNDP-M I 40 I 60 I モクマオ 57.6 I GN-m-GN I 40 I 60 I モクマオ 58.2 I DP-DP2 I 60 I 40 I モクマオ 60.0 I DP-N-DP I 50 I 50 I、
61.6 I DP-ST-GN I 35 I 65 I モクマオ 62.1I DPGN-m-GN~O
I
50I
竺プ竺竺干-80 No. (57) (58) (59) (60) (61) (62) (63) (64) (65) (66) (67) (68) (69) (70) (71) (72) (73) (74) (75) (76) (77) (78) (79) (80) (81) (82) (83) (84) (85) (86) (87) (88) (89) 上問・渡嘉敷:道路と景観ー沖縄本島にみる特性(続〉 Tahle 1-c Inventoryandlandscapealong the routs Survey site Dist. (km) Classification 知 花 63.2 GN-N-DP 主 主 }II 64.6 GNDP-N-GN 池 原 66.4 GNDP-M-DP 栄 野 比 68.0 GN-N-M 東 思 納 69.0 DP-m-GNDP 石 川 入 口 69.8 GN-m-DP 石 }II 70.6 DPM-DP 11 72.2 DP-GN-DP 石 川 北 73.8 M-M-GN 屋 嘉 入 口 74.6 DPGN-M-S 屋嘉ピーチ 75.4 GN-GN-DP 伊 芸 入 口 77.0 GNM-GN 伊 ZづE士 78.6 DPGN-M-S 伊 芸 北 79.4 GN-M-GN 金 武 西 80.2 GN-m-GN 金 武 入 口 82.6 DP-Dp2 金 武 83.4 DP-DP2
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84.2 DP-N-DP 中 JlI 85.0 N-M-GN 城 原 86.6 GNM-M-GN 渓那川付近 87.2 GN-MS 渓 那 88.2 DPGN-GN 福 山 89.8 GNDP-GN 宜 野 座 90.6 Dp2 -GN 松 田 南 91.4 M2 -DP' 松 国 93.0 DP-m-DPGN 松 田 北 93.8 M' -MS-GN 明治山入口 94.6 GN-N-GNDP 明 治山 北 95.4 M' M-M 潟 原 95.8 M'2-GNDP 久 志 付 近 96.2 M' -N-DP' 辺 野 古 98.6 M' -DP-M' 辺 野 古 橋 99.4 M-N-GNDP 一一-一一・ Areal ratio (%) Sky¥ Land 55 45 35 65 45 55 35 65 50 50 35 65 40 60 40 60 35 65 50 50 55 45 30 70 45 55 40 60 45 55 40 60 40 60 45 55 30 70 50 50 50 50 30 70 45 55 45 55 25 75 40 60 30 70 45 55 45 55 30 70 40 60 40 60 35 65 P lant name モクマオ, モクマオ, モクマオ, モクマオ モクマオ モクマオ モクマオ モクマオ モオマク, モクマオ, モクマオ モクマオ, モクマオ, モクマオ, モクマオ, モクマオ, モクマオ モクマオ, モクマオ, ギンネム リュウキニ モクマオ, モクマオ, モクマオ, モクマオ, ススキ,そ 雑かん木, リュワキニ モクマオ, リュウキニ ススキ ススキ ススキ ススキ,雑かん木 サトウキピ ギンネム サトウキビ スキ,リュワキュクマツ 雑かん木 ススキ ススキ,雑かん木 リュウキュウマツ, ウマツ,ススキ,モクマオ ガジュマロ,その他高木 ギンネム シュロ ギンネム,パイン の他高木 その他高木 ウマツ,モクマオ,ススキ リュウキュワマツ ワマツ,ススキ ススキ.-l;トウキピ. I リュウキニ リュウキニ ウマツ │ ウマツ,ススキ,モクマォ│ リュウキニ ウマツ,その他高木 モクマオ, ュウキュウマツ,ススキTable 1-d Inventory and landscape along the routs No. 争 e Dは ばm
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L -g d v d a l w w n u F 3 Ar恐喝1ratioi Classification (%)1l
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P & D ' ト M H 臥 一 2 J M Mι
一 一 日 M M q, a n u p u n u -q v ハU ハU ハU 司 自 ム τ ム 1 . フン ャ 北 近 沖 古 付 民 野 見 辺 辺 二 0 1 2 0 ︾ 口 U Q ︾ (93) 見 (94)1 11 (95)1 大 浦 (96)1大 浦 北 (幻)1 瀬 高 南 (98)1 瀬 高 (99)1 " (100) 1瀬 高 北 (101) 1汀 問 (102) 1 11 (103) 1汀 関 東 (104) 1安 部 南 (105)I
安 部 (106) 1嘉 陽 (107) 1嘉 陽 北 (108) 1 天仁屋付近 (109) 1天 仁 屋 (110) 1有 津 原 南 (111) 1有 (112)I " (113) 1有 津 北 (114) 1照 久 付 近 江15)1 照 久 津 104.2I
MS-M' Plant name 50 I 50 I モクマオ 40 1 60 1 リュウキュウマツ,ススキ,雑かん木 40I
60I
ススキ,雑かん木,リュウキュウマツ 30 70 ススキ,リュウキュウマツ,雑かん木 間 31 GN-M'S-DP 1 30 1 70 1 リュウキユウマツ,ススキ 106.6 1 N-M'S 1 40 1 60 107.9I
M一MGN 108.2 1 M-N-S 108.5I
N-MS 108.8 109.8 110.6 DPGN-DP M-MS DP一MGN 111.4 I M2-S 112.2I M-M-M 114.6 1 GN-GN2 115.4I
GN-m-GN 117.0I M一MGN 118.6I
M3 120.2I
N2 -GN 121.3I
GN-M-M' 122.9I
GN-M-GN 123.6I
GN-M-M 125.0I
GN-N一M 125.3I
M-MS 126.6 I GNM-GN 126.6I GN-M-GN 127.4I GN3 門 h J V 円 h u 門 h J V ハ b 円 b 円 D R u n D R u q u A t A -5 0 5 n 吐 A 斗 拘 可 ム 0 5 5 0 5 5 0 ︽ b n o n o n O ハ b n o n o n U R V R V ハU P O ロ o n U 4 a l -2 3 1 ム 2 サトウキピ, リュウキュウマツ, モクマオ リュウキュウマツ,ススキ 55 • 1 フクギ,モクマオ,その他高木 60 1 高木 85 I モクマオ,ガジュマロ,その他高木 リュウキュウマツ リュウキュヴマツ,ススキ, その他高木 リュウキュウマツ,ススキ,雑かん木 フクギ,雑かん木 サトウキピ,モクマオ リュウキュウマツ,ススキ, その他高木 ススキ,リュウキュウマツ,雑かん木1 40I
60I
モクマオ,ススキ 45 1 55 1 パイン,ススキ, リュウキュウマツ 40I
60I
ススキ, リュウキュウマツ 40 1 60 1 ススキ,雑かん木 40 1 60 1 ススキ,雑かん木 45 I 55 I パナナ,ススキ 30 1 70 1 高木。
1100 1 リュワキュウマツ,その他高木 129.0 1 GN-GNS-GN 1 15 1 85 1 リュウキュウマツ,ススキ 129.0 1 GN-GNS 1 45 1 55 1 リュウキュウマツ,ススキ,雑かん木 129.4I S-MDP-S 129.8I
MS-M 132.2I MS-N 133.0I M-MS 35 1 65 1 ススキ, リュウキュウマツ,パナナ 30 1 70 1 リュウキュワマツ i 35 1 65 1 リュウキュウマツ,ススキ 40 I 60 I モクマオ,ススキ82 上関・渡嘉敷:道路と景観ー沖縄本島にみる特性(続) Tahle 1
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Inventoryandlandscapealong the routs No. Survey site Dist. Classification (%) Plant name (km) SkyI
Land (123) 伊 是 名 133.8 M2-S 30 70 雑かん木,ススキ (124) 平 良 南 135.2 GN-M← GN 30 70 サトウキピ,タケ,雑かん木 (125) 平 良 135.7 DP-GNDP 40 60 モクマオ,フクギ,雑かん木 (126) 川 田 北 137.8 M' M-S 45 55 ススキ,リュウキュウマツ,雑かん木 (127) r邑,.... 城 工39.4 N-GNS 45 55 リュウキュウマツ,ノミイン (128) 宮 城 北 140.2 GNM-GN 40 60 リュワキュウマツ,ススキ (129)"
141.5 GN3 45 55 パイン,雑かん木,その他高木 (130)"
142.1 GN3 50 50 パイン,雑かん木 (131) 魚 143.9 DPGN-N-GN 40 60 サトウキピ,高木 (132) 魚 東 144.2 GN3 45 55 パイン,その他高木 (133) 大工泊付近 145.8 M2-M 30 70 ススキ,雑かん木 (134)"
146.3 M'S-N 30 70 ススキ (135)"
146.4 N-M'2 40 60 高 木 (136) 大 泊 付 近 147.4 M'2 -GN 35 65 リュクキュウマツ,高木 (137) 車 南 149.3 GN2 -N 40 60 ススキ,雑かん木 (138) 車 149.6 N-GNS 40 60 ススキ,モクマオ (139) 車 北 150.6 GN2 -GN 40 60 リュウキユウマツ,ススキ,高木 (140) 前 江 151.2 N-GN2 60 サトウキピ,パイン (141)"
152.2 N-GNM 50 50 ススキ,雑かん木 (142) 高 江 西 153.3 GN-M-GN 40 60 ススキ, リュクキュウマツ,高木 (143) 新 川 上 流 155.1 GNM-GN 40 60 ススキ,高木 (144) 国頭演習場付近 156.2 M'-M-M' 60 リュウキュウマツ,高木 (145)"
157.0 GN-M'2 20 80 高 木 (146) 高 江 橋 157.0 GN-M'-GN。
100 ススキ,高木 (147) 安 波 南 158.4 M-M-M 25 75 雑かん木,高木 (148)"
158.6 M-MS-M 40 60 ススキ,高木 (149)"
159.6 M-MS-M 25 75 ススキ,高木 (150) 安 波 付 近 162.4 M-MS-M 40 60 ススキ,高木 (151)"
164.2 N-GN2 55 45 ススキ,高木 (152) 安 波 166.6 M-STM-M 25 75 モクマオ, リュクキュウマツ (153) 安 波 川 167.1 N-MS 40 60 ススキ,高木 (154) 安 波 北 169.0 M-M2 70 雑かん木 (155) 安 田 西 MS-M' 45 55 ススキTahle 1 -f Inventory and landscape along the routs Arealratio No. Survey site Dist. Classification (%) Plantname (km) Sky
I
Land (156) 安 田 橋 174.1 M'-STM'- M' 20 80 高 木 (157) 伊 部 西 176.2 GN-S-GN 35 65 リュウキュウマツ,ススキ (158) 我 地 付 近 178.8 M'2-M 45 55 高 木 (159) 楚 州 南 181.5 GNM-M' 45 55 ススキ, リュウキユウマツ (160)"
182.3 M-MS-M 45 55 ススキ (162) 楚 州 182.3 MDP-GN 40 60 モクマオ, リュウキュウマツ (162) 楚 州 北 183.4 M-
s
40 60 雑かん木 (163) 伊 江 北 185.8 M 40 60 ススキ, リュウキュウマツ (164)"
189.5 M-S-M 45 55 ススキ,リュウキュウマツ (165) 奥 190.6 S-MST-M 30 70 モクマオ (166) 辺 戸 南 194.6 GN-M-M 30 70 モクマオ,ススキ (167) 辺戸付 近 197.5 GN-M2 40 60 モクマオ,ススキ,雑かん木 (168) 辺 戸 198.6 M2-S 45 55 リュワキュウマツ,ススキE
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結果の検討 (1)東西海岸沿線の比較 東西両海岸沿線の景観的特徴を比較してみると,一 般に次のことが言えよう角 ③ 本 島 西側沿線道路は,大部分海岸線に沿って走 行しており,海岸線を中心とした主要な景観構図が展 関されている内これに対し東側沿線道路は,比較的海 岸線から離れた平地,丘陵部,山岳部を走行し,途中 海が現われる景観パターンを繰返している円 @本島西側に本部半島が突き出し,周辺に瀬底 島,伊江島,古宇利島,屋我地島があって,路線中こ れらを合めた印象的MS
タイフ.の景観を見ることが出 来る内東側の場合,これと同様な景観中心となる島々 はないが,点在する湾越しに,優れたMS
タイプの景 観が見られる角 (2) 個別的検討 東海岸沿線道路の景観の特徴を,前稿に掲げた景観 構成要因に関する項目を中心に検討する内 @ 形態的特徴 Fig.2に示す調査路線の形態的分類から,次のよう な事が言えよう円すなわち調査路線の風景形態は,本 島中部の石川付近で,大きく二つに分けられる内石川 以南の路線はDP
タイプ,GN
タイプが主であり,形態 的変化が比較的単調で,印象的な構図が少ない内これ は,周辺地域に高い山がなく,道路が主に平担部,丘陵 部を走行し,また人口の集中による関発系要素(DP) の多出現などが相まって,景観中心となる要素が少な いことによると考えられる内 Photo.1, 2, 3 1ま,こ の路線の比較的良好な景観構図であるが,出現頒度が 少なく,路線の主要な景観になっていない角一方石川 以北の路線のうち辺野古付近までは,GN
タイプ,DP
タイプに加え,途中印象的なMS
タイプが出現するよ うになる内 Photo.4は,このうちの一つを示したもの で,道路の前方に展開されている山と入江の重なり が,印象的な構図を作っている角本島北部の名護一国 頭線は,大部分山岳部を走行しMM
タイプ,GN
タイ プが主になるが,途中良好なMS
タイフ.の構図が見ら れ,景観の変化が比絞的顕著である‘ Photo.5,6は この路線に見られる景観を示したもので, PhotO.5に 示すMM
タイプの構図が比較的多い同 Photo.6は,こ の路線を代表するMS
タイプの構図であり,眼下に見 える海が印象中心になっている内86 上問・渡嘉敷:道路と景観一沖縄本島にみる特性(続〉 Photo. 1 Landscape on route 331 Photo.3 Landscape on route329 Photo. 2 Landscape on route331
Photo.4 Landscape on route329
Photo.6 Landscape on Nago.kunigami rout~
Photo. 5 Landscape on Nago-kunigami route
88 上関・渡嘉敷:道路と景観一沖縄本島にみる特性(続) ⑤ 空地面積比率 調査路線の空地面積比率を, Fig3 (a), (b)に示し である角比率変化が比
'
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史的顕著な区間を,図中にA
, B, Cで指摘してある‘ Aは国道331号線の百名 知 名付近で,南部の高地部を走行している区間であり, その途中にPhoto.工に示すMSタイプの景観が出現し ている"Bは名護一国頭線の瀬高 照久の区間であ り,道路は主に山地部を走っているが,途中海,川に 接している所もあって,景観的変化も感じられるのc
は同じ路線の高江 伊部付近であり,比較的起伏の激 しい山地部を走行している内この区間はM Mタイプが 主である。先に指摘したように空地面積比率の変化 は,マクロ的な意味で景観の変化,単調さを示すもの で,B
区間はこれに対応していると思われる。 。 景 観 構 成 植 生 Table2によると,出現頻度の高いものはモクマオ であり,これは,先の西海岸沿線の場合と同じであ る内この場合にも,植栽によって効果的な景観を作り 出しているものがほとんどなく,大部分自生,個別植 林である内この他リュウキュワマツ,高木が,特に本 島北部山野に多く見られ独特の景観を作っている内ま た古生J層の赤色土壌の上に広がるパイン畑も,農作物 であること以外に景観的効果を与えている内植栽によ って道路の修景を図った例として,本島南部のシュロ 並木がある (Photo2) .この並木は, 331号線の久原 から佐敷までの約4kmlこ及んでおり,植物中心の印 象的景観を呈している向調査路線中,かなり侵食を受 けたのり面が見られるが,これらのり函保護,沖縄独 得の植物によるローカノレ色豊かな景観造成の上から も,今後積極的に道路植栽を進める必要があろう。 Table 2 Main p11ants in highway landscape Noぺ
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41.1I白生,山地
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Pinus 1耽 4 雑 か ん 木 20.8 自生 5 高 木 19.6 自生,植林 6 サ ト ク キ ピ イ ネ 科 14.9 農作 Saccha
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rum L サトウキビ属 7 ガ ジ ュ マ ロ ク ワ 科 4.8 自生.園芸 Ficus microcarpa インビウ属 8 パイナッフうレ パイナッフうレ科 4.2 農作 Ananas comosus 9 シ コ. ロ ヤ シ 科 3.6 並木,園芸 Trachycarpus fortunei 10 ギ ン ネ ム 2.4 自生 11 フ ク ギ オトギリソワ科 1.8 防風林,生垣高木 Garcinia subelliptica フクギ属 1.8 園芸i
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上関・渡嘉敷:道路と景観ー沖縄本島u
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l I Fig.3-b Ar凶1ratio betweensky and land object @ 景 観 権 成 地 質 地質の有する色採と構造的特性が,景観的効果を与 えることは,前稿に指摘した通りである局本島東海岸 沿線を地質の面から観察してみると,天願構造線を境 いとする中南部は,古期岩層の琉球石灰岩(乳白色.) 島尻群層(灰色),砂レキ層が主であり,これらの地 質からなる丘陵,平地部を走行する沿線道路の景観に 印象的なものが少ないのは,一つにはこの地質が大き な要因になっていると考えられる内天願構造線以北の 東海岸沿線の地質は,国頭レキ層〈赤色または補色ハ が主であり,道路はこの国頭レキ層からなる低丘陵, 台地を走行している。西海岸同様,露出した地層の色 採が,景観を構成する色採に変化を与えているが,の り面の侵食,保護工の不徹底など後退的印象を与えて いる面もあlJ.景観造成と開発の函で多々問題があ る内 @ 構 造 物 東海岸沿線道路には,西海岸同様長観の中心となり うる構造物は少ない内構造物で景観の中心となるもの は,やはり橋梁であるの比較的崇観中心になると考え られる橋は,本島南部の堀川橋,国頭の安波橋,楚州 橋,伊江橋である肉これらの橋は,自然景観との調和, 形態的な面では通常の印象であるが,北部の三橋はそ の周囲の環境を考慮すると,地理的位置確認のランド マーク的効果を持っていて,この面で景観中心になっ ていると言える。橋梁の果す景観的役割については, (3) 前紀要に述べてあるのでここでは詳論を授える内S
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む す び 前回及び今回の調査で本島について沿岸地域の道路 景観の調査を終えることにするが,これまでに調査し た東西両海岸沿線の道路景観の特性をまとめると次の 事項が指摘できるの (1)沖縄本島の海岸線が,主要な景観中心になってい る内景観構成タイプとしては,SM-M
,M2-S
が 主体となる内 (2) 沖縄本島中優れた景観構図として,西海岸沿線に ついては本部半島及び周辺の島々を合んだM
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タイ プ.の構図があって,動的な景観ノ号ターンの変化が比 較的顕著であり印象的である内東海岸沿線について は大小の湾を含んだMS
タイプの構図がある偽 (3)本島の植物景観は,モクマオによるモノインプレ ツシヨンであり,そのほとんどが固有の景観美を発 揮しておらず,植物中心の景観犠成が少ないの沖縄には,南国独特の植物種がかなりあり,今後景観開 発の菌からこれらの植物を主体にした効果的な景観 糠栽を進める必要がある内 (4) 本島の地質構成は,南中北部の地域別にかなり具 なっていて,これが東西岡路線の景観構成に特徴を 与えている角本島路線中,開発の無原則,自然作用 などによる破壊的印象を与えている例がかなりあっ て,開発と景観造成の両面で多くの問題がある角 (5) 本島路線中,構造物が景観中心となるものはほと んどなく,構造物特に橋梁の景観造成に果す役割を 十分に考えた建設のあり方が望まれる舟 (6) 良好景観の開発は,観光資源開発のみならず,生 活環境造成の商でも極めて重要である内 景観特性の評価は,現在の段階ではその大部分を主 観的な方法によらざるを得ないが,今後は景観に関連 した心理学的基礎研究等に基づいた客観的な評価法を (4) 開発する必要が指摘されている伶 沖縄本島の道路景観の特性を解析するための初期研 究として,東西南海岸沿線道路を調査してきたが,今 後l土木島の内陸部の道路の景観調査も必要であると考 える内また先島地域は,地形,地質など沖縄本島とは 異なった自然環境をもっているので,別に調査研究を 進めるつもりである内 星 雲 場 文 献 (1) 上問滑:道路と景観,沖縄本島にみる特性,琉 球大学理工学部紀要工学編第6号, PP 87-94 (1973