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事業者選定経過及び審査講評 浦安市廃棄物処理施設長期包括責任委託事業|浦安市公式サイト

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(1)

浦安市廃棄物処理施設

長期包括責任委託事業

事業者選定経過及び審査講評

平成 23 年 12

28 日

(2)

事業概要

1 事業名称

浦安市廃棄物処理施設長期包括責任委託事業

2 事業の場所

千葉県浦安市千鳥15番地2

3 事業期間

運営準備期間:事業契約締結日から平成 24 年 3 月 31 日まで

乖離請求期間:平成24 年 4 月 1 日から平成 25 年 3 月 31 日まで

運営期間: 平成 24 年 4 月 1 日から平成 34 年 3 月 31 日まで

事業期間: 事業契約締結日から平成34 年 3 月 31 日まで

4 事業概要

本事業は、浦安市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例第21条及び第25条に基

づく廃棄物処理を行うものである。

廃棄物処理は、浦安市(以下「市」という)の収集及び市内の土地又は建物の占有者

が直接、本件施設に搬入する燃やせるごみ、燃やせないごみ、粗大ごみ、有害ごみ、資

源物、小動物死体の処理を行い、また、市が収集するし尿及び浄化槽汚泥の処理も行う。

なお、許可業者が直接、本件施設に搬入する廃棄物の処理も行う。

市が事業者として選定した企業若しくは企業グループが設立する特別目的会社で市と

事業契約の至った事業者(以下「受託者」という)は、本件施設の運転、ユーティリテ

ィの確保、日常点検、定期点検・整備、部品等の調達、各種修繕・補修等(以下「運営

維持管理業務」という。)を行う。

市は、受託者が運営維持管理業務を行う期間(以下「運営期間」という。)に亘って施

設を所有し、受託者は本件施設の運営維持管理業務を行う。

受託者は、本件施設の運営維持管理業務に必要な調達を自らの責任と費用において行

う。なお、本件施設のプラント設備工事請負企業(以下「施工企業」という。)の製品(以

下「特定調達品」という。)の調達に際しては、施工企業の協力を求めることができる。

受託者は、本件施設の運転、ユーティリティの確保及び日常点検を現在の運転員から

円滑に業務を引き継ぐために必要な準備を行う期間に、当該業務の引継ぎを行う。

本事業契約締結から、運営期間終了までの期間(以下「事業期間」という。)、受託者

(3)

審査方法等

1 事業者選定の手続

公告から契約締結に至るまでの流れは、図表1 のとおりとした。

図表1 契約締結までの流れ

公募の公告

資格確認申請書類の提出

資格審査

応募書類の提出

応募書類の確認

提案書類 価格提案書

提案書類 価格提案書

形式審査 提案価格の確認

非価格要素審査 価格審査

総合評価方式による総合評価点の算定

優先交渉権者の決定

基本協定の締結

特別目的会社の設立

事業契約の締結 失格

失格

失格

・募集要項(第1部)の公表

・質疑回答(資格審査に関するもの)

・質疑回答(資格審査以外に関するもの)

・募集要項(第2部)の送付

・質疑回答 ・対話の実施

資格要件不備

予算額超過 要求水準未達

(4)

2 審査委員会の設置

市は、応募者の審査を専門的知見に基づいて実施するため、下表の審査委員(順不同)

により構成する「浦安市廃棄物処理施設長期包括責任委託審査委員会」(以下「審査委

員会」という。)を設置した。審査委員は以下のとおりとした。

(敬称略)

石塚 義高 明海大学 名誉教授

奥 真美 首都大学東京都市政策コース 教授

栗原 英隆 (社)全国都市清掃会議 技術顧問

佐藤 長英 西村あさひ法律事務所 弁護士

長峰 敏幸 浦安市都市環境部長

3 優先交渉権者の決定方法

市は、図表1に示したフローに基づく、審査委員会での審査結果を踏まえ、優先交渉

権者を決定した。審査基準は以下のとおりである。

(1)非価格要素審査

形式審査を通過した公募参加者(以下「最終審査対象者」という。)を対象に、非価

格要素について審査委員会において審査を行い、非価格要素点を決定した。

ア 評価項目と配点

非価格要素の評価項目及び配点は以下のとおりとした。

評価項目 評価の視点 配点

業 務 実 施 体 制

運 営 維 持 管 理 業 務 の 実 施 体 制

・本施設を構成する4施設一体での安定的、効率的、一体的な運営維 持管理が可能な実施体制

・個別施設の安定稼動を確保可能な実施体制

6 10

モ ニ タ リ ン グ 体制

・質の低下やトラブルの発生を早期に発見・改善するセルフモニタリ ングの仕組み、実施体制

・市のモニタリングとの連携による一体的なモニタリングシステム

4

運 転 管 理 業 務

運転管理計画 ・4施設一体での処理の安定性を確保可能な運転計画 ・事業期間にわたる安定した調達計画

7 15

事 業 準 備 期 間 の業務計画

・本施設特有の運営ノウハウの習得や運転員の研修方法等 ・事業実施計画書、マニュアル等の作成手順

4

事 業 期 間 終 了 時の業務計画

(5)

維 持 管 理 業 務

維持管理計画 ・維持管理計画における予防保全、ライフサイクルコストの低減に向 けた提案

・事業期間終了後の計画外の修繕・補修等の発生抑止策

8 15

施 設 機 能 の 強 化

・本施設の機能強化に向けた設備改造等の提案 4

特 定 調 達 品 の 調達等

・特定調達品、燃料、薬剤等の調達先、調達方法等 3

リ ス ク へ の 対応能力

環 境 変 化 へ の 対応

・ごみ質、ごみ量等の短期、長期の変動への対応 3 10

非 常 時 の リ ス ク マ ネ ジ メ ン ト

・要監視基準・停止基準等の未達成など、非常事態が生じた場合の対 応策

・非常時に備えた危機管理計画等 ・作業者、見学者等の安全確保策

4

S P C の 経 営 の安定性

・SPCの経営の安定性を維持するための方策 (業務履行能力の確保、財務的なサポート体制等)

3

低炭素・循環型社会形成に向 けた貢献

・施設全体での省資源、省エネルギー等への取組み ・温暖化ガス排出抑制に向けた工夫

3 3

地域への配慮 ・市内業者の活用、市内雇用、物品調達等による地域経済への貢献 ・地域社会との共生に向けた提案

7 7

合計 60

イ 点数化方法

各最終審査対象者の提案内容について、各項目に関して図表 2 に示す「評価点の付

与の考え方」に基づいて評価を行い、評価点を算出した。

図表 2 評価点の付与の考え方

評価 判断基準 評価点の算出方法

A 非常に優れている 配点×100%

B かなり優れている 配点× 75%

C 優れている 配点× 50%

D やや劣っている 配点× 25%

E 劣っている 配点× 0%

点数は、少数点以下第3位を四捨五入した値とする。

(2)価格審査

予算額を上回っていない最終審査対象者の価格提案について、以下の算式に基づい

(6)

(価格点)=( 1 - 各応募者の提案価格 ÷ 予算額 )× 40(点)+ 40(点)× 70% )

( ただし、提案価格 < 予算額 × 70%のとき価格点 = 配点 × 100% )

(3)総合評価点の算出

予算額を超過していない最終審査対象者について、「価格点」と「非価格要素点」の

合計によって「総合評価点」を算出し、総合評価点が最も高い者を、優先交渉権者と

した。

総合評価点 = 価格点 + 非価格要素点

総合評価点は100点を満点とした。

4 審査講評

(7)

別 添

浦安市廃棄物処理施設長期包括責任委託事業

審査講評

1 資格審査

平成 23 年 7 月 15 日に募集要項(第一部)の配布を行い、1 グループから資格審査申請書

類の提出があった。

審査の結果、以下のグループが参加資格を有することを確認した。

グループ名 代表企業 構成員(代表企業以外) 協力会社

荏原環境プラント株

式会社グループ

荏原環境プラント株式

会社

株式会社クリタス

株式会社浦安清運

2 優秀提案の決定

市が優先交渉権者を決定するあたり、「参加資格要件」及び「優先交渉権者決定基準」を

設定し、以下により審査を行い、優秀提案を決定した。

(1)形式審査

資格審査を通過した事業者グループの応募書類に対し、審査委員会において、以下

を確認するための形式審査を実施した。

ア 技術提案書が技術的観点から見て市の要求する水準を満足する内容と判断で

きること

イ 事業計画書が事業としての妥当性を有していると判断できること

ウ 提案価格が予算額を上回っていないこと

具体的には、審査委員会において、応募者から提出された技術提案書を技術的な観

点等から、同提案内容が募集要項等に規定する市の要求水準を満足できるか、及び事

業計画書についてコストや収益等の点での妥当性を有しているかの審査を行った。

(2)非価格要素審査

平成 23 年 12 月 19 日に、形式審査を通過した事業者グループに対し、最終審査ヒア

リングを実施した。同日、審査委員会において、同グループに対し、非価格要素審査

(8)

評価項目 評価の視点 配点 評価点 業 務実施

体制

運 営 維 持 管 理 業 務 の 実 施体制

・本施設を構成する4施設一体での安定的、効率的、一体 的な運営維持管理が可能な実施体制

・個別施設の安定稼動を確保可能な実施体制

6 3.00

モ ニ タ リ ン グ体制

・質の低下やトラブルの発生を早期に発見・改善するセル フモニタリングの仕組み、実施体制

・市のモニタリングとの連携による一体的なモニタリング システム

4 2.00

運 転管理 業務

運 転 管 理 計 画

・4施設一体での処理の安定性を確保可能な運転計画 ・事業期間にわたる安定した調達計画

7 5.25

事 業 準 備 期 間 の 業 務 計 画

・本施設特有の運営ノウハウの習得や運転員の研修方法等 ・事業実施計画書、マニュアル等の作成手順

4 2.00

事 業 期 間 終 了 時 の 業 務 計画

・業務の引継ぎ、事業期間終了後の安定的な運営に対する 協力内容等

4 3.00

維 持管理 業務

維 持 管 理 計 画

・維持管理計画における予防保全、ライフサイクルコスト の低減に向けた提案

・事業期間終了後の計画外の修繕・補修等の発生抑止策

8 6.00

施 設 機 能 の 強化

・本施設の機能強化に向けた設備改造等の提案 4 3.00

特 定 調 達 品 の調達等

・特定調達品、燃料、薬剤等の調達先、調達方法等 3 2.25 リ スクへ

の 対応能 力

環 境 変 化 へ の対応

・ごみ質、ごみ量等の短期、長期の変動への対応 3 1.50

非 常 時 の リ ス ク マ ネ ジ メント

・要監視基準・停止基準等の未達成など、非常事態が生じ た場合の対応策

・非常時に備えた危機管理計画等 ・作業者、見学者等の安全確保策

4 3.00

S P C の 経 営の安定性

・SPCの経営の安定性を維持するための方策 (業務履行能力の確保、財務的なサポート体制等)

3 2.25

低 炭 素 ・ 循 環 型 社 会 形 成に向けた貢献

・施設全体での省資源、省エネルギー等への取組み ・温暖化ガス排出抑制に向けた工夫

3 2.25

地域への配慮 ・市内業者の活用、市内雇用、物品調達等による地域経済 への貢献

(9)

・地域社会との共生に向けた提案

合計 60 39.00

(3)価格審査

平成 23 年 12 月 19 日に、同グループの提案価格に基づき、価格審査を行った。価格審

査の結果は、以下のとおりである。

提案価格(税抜き) 価格点

13,400,000,000円 28.17

(4)総合評価

非価格要素審査、価格審査結果をもとに、同グループの総合評価を行った。総合評価の

結果は、以下のとおりである。

価格点 非価格要素点 総合評価点

28.17 39.00 67.17

3 非価格要素の評価

本事業の非価格要素の各評価項目について、応募者の提案内容に対する審査委員会の

(10)

(1)業務実施体制

評価の視点 評価

本施設を構成する 4 施設一

体での安定的、効率的、一体

的 な 運 営 維 持 管 理 が 可 能 な

実施体制

本件施設の施工実績、及び運営開始時からの運営実

績を有する各企業が構成企業となり、現在主要施設の

整備運営を担う企業が代表企業となる実施体制であ

る点、他施設の実績も踏まえ、安定稼動を確保可能と

考えられる人員配置等(有資格者を含む)が提案され

ている点を評価した。

ただし、4施設一体での運営維持管理という本事業

の特徴を踏まえた実施体制上の工夫については、具体

性に欠けていたことから評価を得るに至らなかった。

個 別 施 設 の 安 定 稼 動 を 確 保

可能な実施体制

個別施設の安定稼動が確保可能と考えられる点に

ついて評価した。また、各運転員のスキルアップに資

すると考えられる提案を評価した。

質 の 低 下 や ト ラ ブ ル の 発 生

を早期に発見・改善するセル

フモニタリングの仕組み、実

施体制

本件施設で現状実施しているモニタリング内容に

基づき、実効性が担保可能と考えられるモニタリング

方法が提案されている点を評価した。

しかしながら、4 施設一体でのモニタリング体制に

関する提案やモニタリング結果を運営の改善につな

げる工夫については、具体性に欠けていたことから評

価を得るに至らなかった。

市 の モ ニ タ リ ン グ と の 連 携

に よ る 一 体 的 な モ ニ タ リ ン

グシステム

市との連携について、円滑なコミュニケーションを

実現するための担当窓口等に関する具体的な提案が

なされている点を評価した。

(2)運転管理業務

評価の視点 評価

4 施 設 一 体 で の 処 理 の 安 定

性を確保可能な運転計画

個別施設の運転計画について、一定の工夫を行って

おり、事業期間にわたる安定した運転を確保可能な計

画である点を評価した。また、施設間での運転調整を

適宜実施し、4施設全体での電力負荷を安定化するた

(11)

事 業 期 間 に わ た る 安 定 し た

調達計画

ごみの搬入計画、各施設の系列数、運転日数等、本

件施設の調達に影響を与える各種事業条件を捉えた

部品、ユーティリティの調達に関する具体的な調達計

画の提案があった点を評価した。

本 施 設 特 有 の 運 営 ノ ウ ハ ウ

の 習 得 や 運 転 員 の 研 修 方 法

本件施設特有の運営ノウハウや、従来の市の所掌業

務の習得に向けた一定の計画が提案されている点、及

び施設運転員の育成等、研修方法の具体的なメニュー

が提示されていた点を評価した。

事業実施計画書、マニュアル

等の作成手順

本件施設での既存のマニュアル等を活用しつつ、事

業実施計画書、学習計画書等を用意する旨の提案を評

価した。

しかしながら、その他の提案については、一般的内

容の提案に留まっており評価を得るまでには至らな

かった。

事業期間終了時の業務

計画

業務の引継ぎ、事業期間終了

後 の 安 定 的 な 運 営 に 対 す る

協力内容等

業務の引継ぎに必要となる組織体制の準備や、各種

運転関係書類の更新等、事業期間終了後の安定運営に

向けた具体的な実施内容が提案されている点を評価

した。

また、業務引き継ぎへの協力にかかる具体的な手続

きの提示や、引継ぎ後のサポート期間の設定等、実務

を念頭においた実効性が期待できる提案があった点

を評価した。

(3)維持管理業務

評価の視点 評価

維 持 管 理 計 画 に お け る 予 防

保全、ライフサイクルコスト

の低減に向けた提案

4 施設すべてにおいて、各施設の構成機器毎のマトリ

ックスや、故障時に施設に与える影響度、補修の難易度

等に関する具体的な提案があった点を評価した。

また 、各機器の特徴に基づいた 保全方式の峻別等が

具 体的に 提案 され ている 点 や、 ストッ ク マ ネ ジ メントの 手

法 を 取 り 入 れ た 機 器 管 理 に 関 す る 提 案 が あ っ た 点 等 を

(12)

評価の視点 評価

事 業 期 間 終 了 後 の 計 画 外 の

修繕・補修等の発生抑止策

同種施設での維持管理実績も活用し、運営期間 10

年間にとどまらず、事業期間終了後について各施設の

補修や機器更新の内容が具体的に提案されていた点

を評価した。

また、仮に事業期間終了後に計画外の修繕・補修等

が発生した場合の対応においても、必要な対応策を講

じることが可能な提案であった点を評価した。

本 施 設 の 機 能 強 化 に 向 け た

設備改造等の提案

本件施設の運営の改善を図り、今後の10年間の事

業運営に反映する提案であった点や、従来の処理工程

の見直しや一部の設備改造について、本件施設の一定

の機能強化に資すると考えられる具体的な提案があ

った点を評価した。

しかしながら、その他の提案については、一般的内

容の提案に留まっており評価を得るまでには至らな

かった。

調

調

特定調達品、燃料、薬剤等の

調達先、調達方法等

特定調達品等の調達については、具体的な調達方法

が提案されており、安定した維持管理を実現しうると

考えられる点を評価した。

また、電力の売買についても、代表企業の特徴を活

かし、より高い経済性を期待しうる提案であった点に

(13)

(4)リスクへの対応能力

評価の視点 評価

ごみ質、ごみ量等の短期、長

期の変動への対応

ごみ質変動に対して、一定の合理性を有すると考え

られる費用変動の考え方の提案があり、変動に伴う市

側の負担を緩和可能と考えられる点を評価した。

また、ごみ量変動に対しても、事業者側の費用変動

を吸収し、市側の負担を軽減することが可能な提案と

なっている点を評価した。

要監視基準・停止基準等の未

達成など、非常事態が生じた

場合の対応策

要監視基準、停止基準未達時の対応手順や、非常時

の対応が、先行事例での実績等を活かしながら提案さ

れていた点を評価した。

非 常 時 に 備 え た 危 機 管 理 計

画等

リ スク アセ スメントを実施 し た うえでの 非常時への 対応

方法が提案されており、一定の実効性を伴うコンティンジ

ェンシープランも提案されていた点を評価した。

作業者、見学者等の安全確保

作 業者の 安全 作業標準 や非 常時の 見学 者の 安全確

保手順についての提案されていた点を評価した。

SPCの経営の安定性を維

持するための方策

(業務履行能力の確保、財

務的なサポート体制等)

本事業に伴うリスク負担をSPCから代表企業に

パススルーするための財務的な対応方策が具体的に

提案されている点を評価した。

また、業務履行に関し、代表企業や協力企業による

バックアップ体制が具体的に提案されている点を評

価した。

(5)低炭素・循環型社会形成に向けた貢献

評価の視点 評価

施設全体での省資源、省エネ

ルギー等への取組み

緩 慢燃 焼技術 の導 入等によ る省 エネル ギー 化に つ

いて提案されている点を評価した。

温 暖 化 ガ ス 排 出 抑 制 に 向 け

た工夫

本 件施 設で一 定の 温暖化ガ スの 削減を 行う 提案 さ

れている点を評価した。

しかしながら、循環型社会への対応に関する具体的

な 提案に欠 けていた ことか ら評価を 得るに至 らなか

(14)

(6)地域への配慮

評価の視点 評価

市内業者の活用、市内雇用、

物 品 調 達 等 に よ る 地 域 経 済

への貢献

市内業者の活用について、地元企業への発注予定に

関する具体的な提案があり、市内雇用についても、本

市 民の雇用 拡大に資 する提 案されて いる点を 評価し

た。

地 域 社 会 と の 共 生 に 向 け た

提案

市内ボランティア活動、市内イベントへの参加や、

クリーンセンター内でのイベントへの協力など、市の

環 境教育の 発信拠点 として の本件施 設の役割 を踏ま

(15)

3 総評

浦安市廃棄物処理施設長期包括責任委託事業は、ごみ焼却施設、不燃・粗大ごみ処理施

設、再資源化施設、し尿処理施設等からなる既存の一般廃棄物処理施設について、4施設

を一体的に運営することにより、民間事業者のノウハウを活用し、効率的かつ最適な運営

維持管理を実現することを目的とした事業である。既存施設の長期包括責任委託事業につ

いては県内でも先行事例があるが、4つの既存施設を一体的に委託する事業は、本邦初であ

る。ゆえに、市にとっては、全国の地方自治体に先駆けて今後の先進的な廃棄物処理事業

の創出しうる大変意義ある事業であり、民間事業者にとっても、1999年のPFI法施行以降、

これまで実績を積みあげてきた官民連携事業に関する運営ノウハウを最大限に活かすこと

を求められる事業である。

本事業については、平成23年3月に実施方針を公表した後、我が国および本市に多大な

る被害をもたらした3月11日の東日本大震災の影響を乗り越えて民間事業者の公募を継続

した事業であり、社会インフラを始め、甚大な被害を受けた浦安市おいて、復興を先導す

る事業として、位置付けられることを期待するものである。

本事業への応募者は荏原環境プラント株式会社グループの1グループであったが、当該

応募者の提案は、審査委員会として厳格に審査した結果、これまでの実績を活かしつつ、

本件施設の特徴を十分考慮した提案であり、今後10年間の安定した運営を委ねうる提案で

あると判断されたことから、本応募者の提案を優秀提案として選定した。

荏原環境プラント株式会社グループは、市と事業契約の締結の際には、本事業をより良

い事業とするため、以下の諸点について、特に配慮されることを強く期待する。荏原環境

プラント株式会社グループは、これまでの実績を活かしつつも、それに慢心せず、本事業

に対する市の意図や地域社会に対する理解をさらに深め、今後 10 年間の安定した運営と、

質の高い廃棄物処理サービスを実現するため、市と緊密な連携のもと、鋭意、本事業を推

進していただきたい。

(1)提案した実施体制の強みを活かし、本事業の更なる質の向上を図ること。

(2)緩慢燃焼等の運転面における新たな取組みに当たっては、市と十分な協議を行いつ

つ実施計画を策定し、本件施設への適合性を十分確認のうえ実施すること。

(3)本事業での調達や維持管理に付随して発生する環境負荷の低減に努め、循環型社会

の形成に向けた工夫を行うこと。

(4)物品調達を含む市内業者の活用及び市内雇用においては、提案内容を確実に履行す

るとともに、更なる市内業者の活用に努めること。

(16)

平成23年12月28日

浦安市廃棄物処理施設長期包括責任委託事業

審査委員会

(敬称略)

石塚 義高 明海大学 名誉教授

奥 真美 首都大学東京都市政策コース 教授

栗原 英隆 (社)全国都市清掃会議 技術顧問

佐藤 長英 西村あさひ法律事務所 弁護士

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