平成 25 年 4 月
目次
※ 見出しの後の()書きは「電子納品運用ガイドライン(案)【業務編】 (国土交通省大臣官房技術調査課)」の見出し番号です
1 長崎市電子納品運用ガイドライン(案)【業務編】の取扱い
1. 1 一般事項 . . . 1 1. 2 記載内容 . . . 1 1. 3 適用する範囲(1. 2) . . . 1
1. 3. 1 河川、道路、公園などの土木系事業 1. 3. 2 官庁営繕事業など他の事業
1. 4 電子納品の定義 . . . 2 1. 5 長崎市において適用する要領・基準類とその相互関係 . . . 2 1. 6 問い合わせ . . . 4
2 電子納品の流れ
2. 1 標準的な電子納品の流れ(2). . . 5 2. 1. 1 発注時の準備(3)
2. 2 事前協議(4) . . . 6 2. 2. 1 協議事項(4. 1)
2. 2. 2 業務中の情報交換(4. 2)
2. 3 電子納品の対象範囲 . . . 7 2. 3. 1 電子納品の対象(4. 3)
2. 3. 2 測量及び地質・土質調査図面のファイル形式(4. 5、4. 6)
3 電子成果品の作成
3. 1 作業の流れ(6. 1) . . . 8 3. 2 業務管理ファイル(6. 2). . . 8
3. 2. 1 設計書コード
3. 2. 2 発注者機関コード事務所名 3. 2. 3 発注者機関事務所名 3. 2. 4 受注者名
3. 2. 5 受注者コード
3. 6 電子媒体作成 . . . 9 3. 6. 1 電子成果品のチェック(6. 8. 2)
3. 6. 2 電子媒体等の表記(6. 8. 5) 3. 6. 3 電子媒体納品書(6. 8. 7)
4 電子成果品の確認(6. 9)
4. 1 電子成果品の基本構成の確認(6. 9. 3) . . . 12 4. 2 電子成果品の内容の確認(6. 9. 4) . . . 13
5 資料
6. 1 事前協議チェックシート(業務用)(9. 2. )及び事前協議チェッ
平成 18 年 4 月 17 日 第 1 版 平成 21 年 4 月 1 日 改 定 平成 23 年 8 月 1 日 改 定 平成 25 年 4 月 1 日 改 定
長崎市電子納品運用ガイドライン(案)
【業務編】の取扱い
1. 1
一般事項
長崎市電子納品運用ガイドライン(案)【業務編】(以下、「本ガイドライン(案)」といいま す。)は、長崎市が発注する業務の公共事業において、電子納品を実施するにあたり、電子納品 の対象範囲、適用基準類、発注者及び受注者が留意すべき事項等を示したものです。
CALS/ EC では、関係者間の情報交換、情報共有、情報連携を行うことにより、業務を効率化 することを主目的としています。電子納品においては、業務委託の成果品や工事の完成資料を 電子データで提出していただき、情報化することでその情報を共有して、それらの利活用を図 り、CALS/ EC の目的を実現していこうとしています。
なお、本ガイドライン(案)は、必要に応じて適宜見直しを行います。
1. 2
記載内容
国土交通省においてさまざまな基準類が作成されています。共通の基準により情報化を推進 するという CALS/ EC の考え方に則り、長崎市においても基本的にはこれらの基準を用いますが、 部分的に異なる取扱いをします。
本ガイドライン(案)では、長崎市独自の取扱いをする部分のみを中心に記載します。見出 しの後の()書きは、「電子納品運用ガイドライン(案)【業務編】(国土交通省大臣官房技術調 査課)」の見出し番号です。
1. 3
適用する範囲(1. 2)
1. 3. 1
河川、道路、公園などの土木系事業
電子納品は、原則として国土交通省及び国土地理院が作成している電子納品に関する要 領・基準等、ガイドライン等により電子納品が可能な全ての業務に適用するものとします。
ただし、本ガイドライン(案)は、国土交通省及び国土地理院が作成している電子納品 に関する要領・基準等、ガイドライン等により電子納品する場合に優先して適用します。 各業務において既に適用されているものと本ガイドライン(案)、電子納品に関する要 領、基準等、及びガイドライン等における規定との間に差異がある場合は、監督職員と協 議を行ってください。
1. 3. 2
官庁営繕事業など他の事業
土木系事業以外の事業では、それぞれの事業が作成している要領、基準、ガイドライン等 または、1. 3. 1 に記載している要領、基準、ガイドライン等により電子納品を行うことが可 能な場合に適用できるものとします。ただし、いずれの場合でも電子媒体作成に係る部分は、 本ガイドラインによるものとします。必ず事前協議を行い、納品方法など十分に打合せを行 ってください。
1. 4
電子納品の定義
電子納品とは、調査、設計、工事などの各業務段階の最終成果を CD- R に登録した電子データ で納品することをいいます。電子データとは、本ガイドライン及び国土交通省が策定している 各種電子納品要領(案)等に示されたファイル形式に基づいて作成されたものを指します。
電子成果品は、各共通仕様書等、現場説明書、及び特記仕様書等において規定される資料を 各種電子納品要領(案)に基づいて作成した成果品を指します。なお、各種共通仕様書が電子 納品へ対応するまでは、電子納品実施のために必要な措置を特記仕様書等で対応することとし ます。各種電子納品要領(案)等については、「1. 5 長崎市において適用する要領・基準類と その相互関係」の項をご覧ください。また、各共通仕様書等とは、土木設計(調査、測量)業 務等共通仕様書等を指します。
1. 5
長崎市において適用する要領・基準類とその相互関係
今後、長崎市において、土木系事業の調査設計で適用する要領・基準類とその関係を図 1- 1 に示します。
図 1- 1 調査設計段階【土木】に適用する要領・基準類とその関係 土木設計業務等の
( ) 電子納品要領 案
国土交通省
( ) CAD製図基準 案
国土交通省
デジタル写真情報 ( ) 管理基準 案
国土交通省
測量成果電子納品要領 (案 ) 国土交通省
地質・土質調査成果電 ( ) 子納品要領 案
国土交通省
( ) 電子納品に関する手引 案
【業務編 】 九州地方整備局
長崎市電子納品運用ガイドライン (案 ) 【業務編 】
長崎市 【廃止 】
設計・調査業務委託電子納品運用 ( ) ガイドライン 案
2 第 版 平成15年8月
長崎市
移行
現場における電子納品に関する事 ( ) 前協議ガイドライン 案
地質・土質調査編 国土交通省
現場における電子納品に関する事 ( ) 前協議ガイドライン 案
測量編 国土地理院 調査設計段階
一般土木
【廃止 】
長崎市版工事写真の電子媒体によ る提出に関するガイドライン
) ( 案 第2. 3版 平成16年7月
長崎市
移行
長崎市デジタル写真管理基準 (案 )
長崎市 CAD製図基準に関する
( ) 運用ガイドライン 案
国土交通省 ( )
電子納品運用ガイドライン 案 【業務編 】 国土交通省
電子納品実施のための当面の措置(案) 【工事・業務編】第 2 回改訂版
図 1- 2 調査設計段階【営繕】に適用する要領・基準類とその関係
1. 6
問い合わせ
本ガイドラインに関する問い合わせは、長崎市建設局土木部土木企画課までお願いします。 それ以外は国土交通省国土技術政策研究所の Web サイトをご覧ください。
建築設計業務等 ( ) 電子納品要領 案
国土交通省 大臣官房官庁営繕部
建築CAD図面作成要領 (案 ) 国土交通省 大臣官房官庁営繕部
デジタル写真情報管理 ( ) 基準 案 国土交通省
測量成果電子納品要領 (案 ) 国土交通省
地質・土質調査成果電 ( ) 子納品要領 案
国土交通省
長崎市電子納品運用ガイドラ イン (案 ) 【業務編 】
長崎市 【廃止 】
設計・調査業務委託 電子納品運用 ( ) ガイドラ イン 案
第2版 平成 15年8月
長崎市
現場における電子納品に関す る事 ( ) 前協議ガイドライン 案
地質・土質調査編 国土交通 省
現場における電子納品に関す る事 ( ) 前協議ガイドライン 案
測量編 国土地理 院 調査設計段階
営繕
【廃 止 】
長崎市版工事写真の電子媒体 によ る提出に関するガイドライン
(案 ) 第2. 3版 平成16年7月
長崎市
移行
長崎市デジタル写真管理基準 (案 )
長崎市 官庁営繕 事業に係る
( ) 電子納品運用ガイ ドライン 案
国土 交通省 大臣官房 官庁営繕部
移行
( ) 電子納品運用ガイ ドライン 案
【業 務編 】 国土 交通省 土木設計業務等の
( ) 電子納品要領 案
2
電子納品の流れ
2. 1
標準的な電子納品の流れ(2)
業務発注準備から、成果品検査、保管管理にいたる電子納品の流れを図 2- 1 に示します
図 2- 1 標準的な電子納品の流れ
ステップ 発注者 受注者
発注手続 特記仕様書、現場説明書 の作成
貸与資料の準備
現場説明
契 約
事前協議
業務実施
電子納品要領(案)に沿った ものが望ましい。契約外業務 とならないように留意。
日々の業務遂行・打合せ・合意形成(電子メールの活用)
電子成果品蓄積
成果品作成 成果品チェックと
成果品電子媒体作成 ・電子納品要領(案)に沿ったものか
→チェックシステムでチェック ・ウイルスチェック
納品・検査 検査事前協議
成果品提出 成果品電子媒体
チェック
検 査
・電子納品要領(案)に沿ったものか →チェックシステムでチェック ・ウイルスチェック
保管・管理 電子納品保管管理
電子化されなかった 成果品の保管管理
2. 1. 1
発注時の準備(3)
貸与する電子データに図面が含まれる場合は、SXF(SFC)形式で貸与することとします。 SFX 形式には、P21 と SFC の 2 つの形式がありますが、ファイル容量が小さく取扱いが容 易な SFC を用いることとします。
また、電子納品を求める場合の特記仕様書の記載例を次に示します。
第○ ○ 条 電子納品
1 本業務は電子納品対象業務とする。電子納品とは、「調査、設計、工事などの各業務段 階の最終成果を電子成果品として納品すること」をいう。ここでいう電子成果品とは、「土 木設計業務等の電子納品要領(案)( 平成○ 年○ 月) :(以下、「要領」という。)」に基づ いて作成した電子データを指す。
2 成果品は、「要領」に基づいて作成した電子成果品を電子媒体(CD- R)で正副 2 部提出 する。「要領」で特に記載のない項目については、原則として電子データを提出する義務 はないが、「要領」の解釈に疑義がある場合は調査職員と協議のうえ、電子化の是非を決 定する。なお、電子納品の運用にあたっては、「長崎市電子納品運用ガイドライン【業務 編】(平成○ 年○ 月)」及び「電子納品運用ガイドライン(案)【業務編】( 平成○ 年○ 月) 」 等を参考にするものとする。
3 成果品の提出の際には、電子納品チェックシステムによるチェックを行い、エラーが ないことを確認した後、ウイルス対策を実施したうえで提出すること。
2. 2
事前協議(4)
2. 2. 1
協議事項(4. 1)
電子納品を円滑に行うため、業務着手時に、次の事項について受発注者間で事前協議を 行ってください。
業務中での電子成果品の変更等により、受注者に日々蓄積した電子データを無駄にさせ たり、過度な負担をかけることのないよう、十分な協議を行ってください。
ア)業務中の情報交換 イ)電子成果品の対象書類 ウ)検査の方法
エ)その他の事項
この他、測量業務、地質・土質調査業務、設計業務等に関する協議事項があります。
2. 2. 2
業務中の情報交換(4. 2)
決 裁 す る 従 来 の 方 法 と 、 電 子 的 に 交 換 ・ 共 有 し た 情 報 を 電 子 成 果 品 と し て 蓄 積 し て い く CALS/ EC の取り組みに沿った方法とがあります。
業務中の情報の交換・共有については技術情報を扱う環境等を考慮し、受発注者間で協議 を行い決定してください。
ア) 提出書類により受発注者間で情報を交換・共有し、成果品の電子化を図る場合は、「電 子納品運用ガイドライン(案)【業務編】(国土交通省)」5 章「業務中の情報管理」 を基に、運用するものとします。
イ) 情報を電子的に受発注者間双方で交換・共有し、業務の効率化を図る場合は、「電子 納品運用ガイドライン(案)【工事編】」の【発展編】9 章「電子的な交換・共有」を 参照し、運用することとします。
2. 3
電子納品の対象範囲
「電子納品」は、原則として業務、工事のすべてに適用するものとします。ただし、パソコ ン、ソフトウエア等の機器類の整備が整っていない場合は、協議のうえ従来どおり紙による成 果品または完成図書の提出とします。この場合においては、なるべく早く機器類の整備を行っ ていただきたいと考えています。
また、電子納品に関する要領、基準、ガイドライン等がないか、あるいは未整備の業務では、 協議により工夫の余地がなければ従来どおり紙による成果品または完成図書提出とします。
いずれの場合も電子納品の対象については、必ずはじめに事前協議を行い、何をどうするか を決めてください。
2. 3. 1
電子納品の対象
(4. 3)
原則として、「電子納品運用ガイドライン(案)【業務編】(国土交通省)で定められたフ ォルダとファイルの構成」 のとおりとします。
このうち、当面の間長崎市が必須とするものは次のとおりとします。 ・業務管理ファイル
・図面ファイル
内容を正確に記入してください。このことは、他の成果品の電子納品を妨げるものでは ありません。
( ) DRAWI NG 図 面 フ ォ ル ダ
( )
DRAWI NG. XML 図 面 管 理 フ ァ イ ル
( )
DRAW03. DTD 図 面 管 理 フ ァ イ ル の DTD
( ) 【 】
DOPL nnnZ. SF C 図 面 フ ァ イ ル nnnは 数 字 001か ら
( )
CAD製 図 基 準 案
図 2- 2 CAD製 図 基 準 に よ ら な い CADデ ー タ を 納 品 す る と き の 完 成 図 フ ォ ル ダ 構 成 図
( )
DRAWI NG 図 面 フ ォ ル ダ
( )
CAD製 図 基 準 案 に よ ら な い 納 品 の と き
( )
ORI GI N オ リ ジ ナ ル 図 面 フ ォ ル ダ
( ) 【 ( ) 、 】
YY. XXX 図 面 フ ァ イ ル YYは 任 意 の 文 字 例 え ば 平 面 図 な ど XXXは 拡 張 子
( )
PDF PDF 図 面 フ ォ ル ダ
( ) 【 ( ) 】
YY. PDF PDF 図 面 フ ァ イ ル YYは 任 意 の 文 字 例 え ば 平 面 図 な ど
2. 3. 2
測量及び地質・土質調査図面のファイル形式(4. 5
4. 6)
図面を、SXF 形式で電子納品する場合のファイル形式は「P21」でなく「SFC」とします。
3
電子成果品の作成
3. 1
作業の流れ(6. 1)
全ての作業をパソコン上で行うため、データのバックアップを随時行い、コンピュータ ウイルスの影響などでデータが消えたりする事態に備えておくようにしてください。
3. 2
業務管理ファイル(6. 2)
業務管理ファイルは必ず作成して電子媒体に登録して提出してください。
ここでは、業務管理ファイルに記入する内容のうち、長崎市で決まっているものや長崎 市での名称が異なるものについて説明します。
3. 2. 1
設計書コード
長崎市で定めた委託番号を記入します。
3. 2. 2
発注者機関コード
とは異なりますので注意してください。
内訳は、地方公共団体 2、長崎県 42、市町村 02、長崎市 201 です。
3. 2. 3
発注者機関事務所名
「長崎市○ 局○ 部○ 課」(○ には正しい名称を記入)などと記入します。
3. 2. 4
受注者名
企業名の正式名称を記入します。(例「○ ○ 設計株式会社」)
3. 2. 5
受注者コード
TECRI S センターから通知されるコードを記入します。
受注者コードを持たない受注者の方は「0」(ゼロ)を記入してください。
3. 3
図面ファイルの作成(6. 4. 1)
電子納品する CAD データのファイル形式は、SXF(SFC)形式とします。
3. 4
測量成果作成【SU
RVEY】
(6. 6)
電子納品する CAD データのファイル形式は、SXF(SFC)形式とします。
3. 5
地質・土質調査成果作成【BO
RI N
G
】
(6. 7)
図面ファイルの形式は原則として SXF(SFC)形式とします。
3. 6
電子媒体作成
3. 6. 1
電子成果品のチェック(6. 8. 2)
電子成果物のチェックは、次のことを行います。
(1) 電子納品チェックシステムを用いた電子成果品のチェック (2) SXF ブラウザによる CAD データのチェック
(3) 電子成果品のウイルスチェック
(1)及び(2)のチェックを行うソフトウエアは、国土交通省国土技術政策総合研究所 のホームページから最新版をダウンロードして使用してください。URL は次のとおりです。
ht t p: / / www. ni l i m. go. j p/
また、(1)により電子成果品をチェックしエラーが無いことを確認した後にチェックの 結果を印刷します。この「チェック結果」表は電子媒体納品書に添付して提出します。「チ ェック結果」表(プレビュー画面)を図 3- 1 に示します。
図3-1 チェック結果表(プレビュー画面)
3. 6. 2
電子媒体等の表記(6. 8. 5)
(1) 電子媒体のラベル面の表記
1)電子媒体のラベル面には次の 10 項目について記載します。
(a)委託番号 契約図書に記載。管理ファイルでは「設計書コード」
(b)業務名 契約図書に記載されている正式名称
(c )作成年月 業務完了時の年月
(d)担当課 発注担当部署の名称を局、部、課(室)まで
(e)受注者 受注者の正式名称
(f )何枚目/全体枚数 全体枚数の何枚目か
(g)正・副区分
(h)受領印欄
(i )ウイルスチェックに関する情報
a)ウイルスチェックソフト名
b)ウイルス定義年月日またはパタンファイル名
c )ウイルスチェックソフトによるチェックを行った年月日
2)ラベル面には、必要項目を直接印刷、または油性フェルトペンで表記し、表面
に損傷を与えないように注意します。
これまで、専用の円形ラベル用紙を貼り付ける方法も可としていましたが、シ
ールによって温度差の変化で伸縮し、CD- R が損傷することにより内容が失われて
しまうことや、CD ドライブに損傷を与えることがあるので使用しないこととしま
す。
(2) 電子媒体ケースの表記
電子媒体を収納するときは、1)プラスチックケースなどを用いて書類と別に提出 する場合と 2)A4 サイズの CD 収容台紙などを用いて書類に綴じ込む場合が考えられ ます。長崎市においては、どちらでもよいことにします。
1)プラスチックケースなどを用いる場合は、電子媒体を収納するプラスチックケ ースの背表紙には、「工事名称」及び「作成年月」を横書きで明記します。業務名が 長く書ききれない場合は、先頭から書けるところまで記入します。次に記載例を示し ます。
例:業務名称 平成○ 年度○ ○ ○ ○業務委託 平成○ 年○ 月
2)CD 収容台紙などを用いる場合は、電子媒体を書類に綴じ込んであるので工事名 などを明記する必要はありません。
3. 6. 3
電子媒体納品書(6. 8. 7)
受注者は、電子媒体納品書に署名・押印のうえ、電子納品チェックシステムの「チェッ ク結果」表を添付して、電子媒体と共に提出します。電子媒体納品書の記入例を図 3- 3に 示します。
図3-3 電子媒体納品書記入例
4
電子成果品の確認( 6. 9)
4. 1
電子成果品の基本構成の確認(6. 9. 3)
き作成されていることを、電子納品チェックシステムにより確認します。確認事項は次の とおりで、電子納品チェックシステムを起動し、電子媒体を挿入したドライブを選択し、 チェックを行います。
ア) フォルダ構成(画面上での確認)
イ) 業務管理ファイルについて、業務件名等の業務の基本的な情報の確認
4. 2
電子成果品の内容の確認(6. 9. 4)
発注者は、電子成果品の内容を確認します。確認事項は次のとおりです。 (1) CAD データの確認
CAD データの電子成果品は、SXF(SFC)形式で納品するため、データ内容について共 通するビューア(SXF ブラウザ)により確認する必要があります。変換によるデータ欠 落や表現の違いが生じることのないよう、SXF ブラウザによる目視確認及び電子納品チ ェックシステムによるデータチェックを行ってください。チェックシステムでは、図面 ファイル形式をP21でチェックするためエラーが表示されますが、記載内容に問題がなけ ればエラーがあってもかまいません。
発注者は、受け取ったCAD データが事前に確認した図面の内容と同じであることを、 抜取りにより確認を行います。
なお、SXF 形式に関する留意事項及びCAD データの確認の詳細については、「CADガイ ドライン、第1 編 共通編、2. 3. SXF 形式に関する留意事項、第2 編 業務編、5. 3. CAD データの確認」を参照してください。
(2) CAD データ以外 各種ブラウザ・ビューアや支援ソフト等による確認
CAD 以外の電子成果品について確認を行います。打合せ事項と電子成果品の内容との 比較等を行い、内容に相違がないか確認します。
5
資料
5. 1
事前協議チェックシート(業務用)
(9. 2. )及び事前協議チェック
シート(地質・土質調査)
本業務での事前協議チェックシート及び地質・土質調査用の事前協議チェックシートを 次頁に示します。
工期 成 日 ~ 成 日
発注者 所属名 役職名 参加者名 受注者 会社名
役職名 (管理技術者) 参加者名
( )適用要領 基準類
□H1 . □H1 .1
□H1 . □H1 .
□H1 . 1 □H1 .
□H1 .1
( )イン ネット クセ 環境 利用ソフト等
発注者 最大回線速度 1.5Mbps以上 年84Kbps以上 1平8Kbps以上 1平8Kbps未満 電子メ 添付フ イ 容量 限 年Mbyte以上 年Mbyte未満 平Mbyte未満 受注者 最大回線速度 1.5Mbps以上 年84Kbps以上 1平8Kbps以上 1平8Kbps未満
電子メ 添付フ イ 容量 限 5Mbyte以上 5Mbyte未満 年Mbyte未満
基本ソフト
一太郎 ■ord Excel そ 他 CグD図面 SデF(SFC)形式
写真 スタEG(また TジFF)形式 そ 他
( )電子納品対象項目
業務管理フ イ
( )報告書フ (チEタOチT) ( )測量フ (SUチVEト) ( )地質フ (BOチジNG) 報告書管理フ イ 測量情報管理フ イ 地質情報管理フ イ 報告書フ イ 基準点測量 ボ ン 交換用フ イ
報告書 フ イ 水準測量 電子柱状図 フ イ
( )図面フ (Dチグ■ジNG) 地形測量 電子簡略柱状図 フ イ
図面管理フ イ 路線測量 地質 面図
図面フ イ 河川測量 地質断面図
( )写真フ (タシOTO) 用地測量 コ 写真
写真情報管理フ イ ュメント 電子各種試験結果
写真フ イ ( )そ 他
参考図フ イ ( )
( )成果品納品(検査対応を含 )
電子媒体 ( ) 部
印 物 ( ) 部 印 対象 ( )
形式 フ イ 綴 製本 そ 他( ) ソフト名また フ イ 形式
発注者利用ソフト (バ ョンを含 て記載)
電子的 交換 共 方法 電子メ グSタ 共 サ バ そ 他( ) 文書作成
等
□H1 . □H1 . □H15. □H1 .
写真管理情報基準(案)
□H1 .
□H11. □H1 . □H1 . □H1 . 1
備考
測量成果電子納品要領(案) 長崎市電子納品 イ イン 案 土 木業務編
設計書コ
土木設計業務等 電子納品要領(案)
CグD製図基準(案)
地質 土質調査成果電子納品要領(案)
□H1 . □H1 .
□H1 . □H1 . □H15. □H1 .
電子納品運用 イ イン(案)
CグD製図基準 関 る運用 イ イン (案)
現場 おける電子納品 関 る事前協議 イ イン(案)ナ地質 土質調査編]
電子的 交換 共 行う 行わ い
□H15. 1
□H15.
現場 おける電子納品 関 る事前協議 イ イン(案)ナ測量編]
受注者利用ソフト (バ ョンを含 て記載)
□H1 .
出典: 電子納品運用ガイドライン案 業務編 [H1 . ] 国土交通省
対象電子情報 報告書 図面 写真 そ 他( )
( )電子化 い書類
( )そ 他
出典: 電子納品運用ガイドライン案 業務編 [H1 . ] 国土交通省
業務成果品
成果品の管理項目
業務管理項目
フ イ 形式
報告書ネ゙゜ャの容量
報告書、報告書アモグヂャネ゙゜ャ作成ソネダ及びネ゙゜ャ形式 ワヴハュ
報告書
ボヴモンエ柱状図 地質平面図
地質断面図
報告書ネ゙゜ャの容量
図形(チュヴ゜ンエソネダ) 場所情報
表計算 コ゚写真
土質試験及び地盤調査
現場写真
その の地質調査資料
出典: 現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン案
[地質 土質調査編][H15.1] 国土交通省 17
ボヴモンエ柱状図ネ゙゜ャ作成ソネダ及びネ゙゜ャ形式
地質平面図ン地質断面図ネ゙゜ャ作成ソネダ及びネ゙゜ャ形式
コ゚写真ネ゙゜ャ作成ソネダ及びネ゙゜ャ形式
土質試験及び地盤調査ネ゙゜ャ作成ソネダ及びネ゙゜ャ形式
現場写真ネ゙゜ャ作成ソネダ及びネ゙゜ャ形式
その の地質調査資料作成ソネダ及びネ゙゜ャ形式
縮ネ゙゜ャのネ゙゜ャ形式 現場写真ネ゙゜ャ形式
電子簡略柱状図のネ゙゜ャ形式
電子タヴタクヴダ作成ソネダ
縮ネ゙゜ャの形式 タヴタクヴダ交換用タヴタ コ゚写真ネ゙゜ャ形式
ケゥホヂ入力し 図面タヴタを納品する場合
の画像タヴタのネ゙゜ャ形式 CグDタヴタ交換ネァヴブッダ ボヴモンエ柱状図作成ソネダ
CグDソネダ
その の地質調査資料のネ゙゜ャ形式
出典: 現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン案
[地質 土質調査編][H15.1] 国土交通省 18
その の地質調査資料の命
電子媒体
電子媒体
その他
使用文
ボ ング柱状
電子柱状図
要領案 規定し いる以外の様式を使用する
場合(土質ン岩盤ン地す り様式以外)
CグD 名同Sコヴチ 規定され い い平方ベヴ
ダャやパヴプャ い 単位記号を使用する
場合
地 や人 特殊文 の使用 や を得 い
場合
電子柱状図の様式
柱状図図模様
電子柱状図の用紙サ゜ゲの設定 グア以外の用紙サ゜ゲを選択する場合
納品 使用する媒体
その 地質調査資料のネ゙゜ャ
整理番号の付番
ネ゙゜ャ 一覧 該当し いネ゙゜ャ を
ける場合
出典: 現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン案
[地質 土質調査編][H15.1] 国土交通省 19
ボヴモンエ交換用タヴタ
地質平面 地質断面
図面の大 さ
尺度
図面の線種 線の太さ
位置図
入力項目
電子簡略柱状図の試験ン検層タヴタ
ボヴモンエ 、ボヴモンエ連番
ト様式:備考
B様式:土質ン岩種区分(区分コヴチ)
字様式:ネモヴ情報
実寸 定義し 図形を複数の異 る尺度 表
示し り、一 の図形 対し 縦横の尺度を
変え 表示 るCグDの機能を使用し 作画す
る場合
地形図 電子化され い い場合の市販地図
のメケタヴタヴタ の変換
出力する線の太さ
線の色
A列サ゜ゲ よら い場合
出典: 現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン案
[地質 土質調査編][H15.1] 国土交通省 20
電子化 困難 図面
測線ン測点番号
複数の図面の併記
地層ン岩体区分の着色ンデッチパタヴン
コ 写真
撮影機材
様書 測線ン測点番号 明記され い い
場合
ネ゙゜ャ容量 大 く、図面を複数ネ゙゜ャ
分割する場合
一図面アノグェェダ 複数 し、区別
必要 場合のヤ゜ボ
画像タヴタの解像度 ヤ゜ボの追加
アイmmィベメ等 撮影し 写真をケゥホヂ入力
する、ヅイをネ゛ャヘケゥホヂ 取り込ん
場合
地層ン岩体区分の着色ンデッチパタヴン 図面内容、ネ゙゜ャ
出典: 現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン案
[地質 土質調査編][H15.1] 国土交通省 21
タグタャコ゚写真整理結果の補正
土質試験 地盤調査
電子タヴタクヴダ様式
現場写真
タグタャ写真の有効画素数、編集等
業務完了検査の範
業務成果品
様書 タヴタクヴダ様式 明記され い
い場合
管理ネ゙゜ャ 報告書
ボヴモンエ柱状図 地質平面図ン地質断面図 コ゚写真
土質試験ン地盤調査 現場写真
その の地質調査資料
回転、パテメブ、全体の明るさの補正
大 さ、歪 、色調補正
タグタャコ゚写真の拡大写真を必要 する場
合
有効画素数
出典: 現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン案
[地質 土質調査編][H15.1] 国土交通省 22
その他 記入欄
提出方法の確認 電子ベヴャの形式
添付ネ゙゜ャ容量の制限
添付ネ゙゜ャの 縮形式
電子ベヴャの添付ネ゙゜ャ形式 電子ベヴャの添付ネ゙゜ャの命
出典: 現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン案