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() 研修に関わる体育授業アンケートからの実態全校で実施した児童の調査結果において 本学級における数値が低かったものは次の項目である (4 月実施 ) ア. 体育をしているとき どうしたら運動がうまくできるかを考えながら勉強しています イ. 体育をしているとき うまい子や強いチームを見てうまくできる

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第1学年5組 体育科学習指導案

平成25年11月22日(金) 第5校時 運動場 男子17名 女子16名 指導者 加藤 恵理子 1 単元名 「にんじゃりきっず なげなげの術」 (ボール投げゲーム) 2 運動の特性 (1)一般的特性 ・ボールを思い切り投げたり、ボールを的に当てたりすることで、楽しさを感じる運動である。 ・ボールを操作できる位置に動いたり、ねらったところにボールを投げたり、ボールが飛んでくるコ ースに入ったりする等、攻守の動きを楽しむことができる運動である。 (2)児童からみた特性 ○ボールが的に当たって得点が入ると、楽しい運動である。 ○みんなで話し合って、攻め方を工夫することが楽しい運動である。 ○自分たちの考えた作戦が成功すると楽しい運動である。 △的にボールが当たらなかったり、ボールが顔に当たったりすると、つまらないと感じたり、怖く なり消極的になったりしてしまう運動である。 3 児童の実態 (1)一般的な児童の実態 本学級の児童は、男女とも明るく活発な児童が多い。休み時間になると、校庭に出てボール遊び や縄跳び、鉄棒などで体を動かす児童がほとんどである。ボール遊びをするのは男子児童が多い。 学級レクでドッジボールをすると、特定の児童が投げることを楽しみ、上手に投げられない児童や ボールに触れられない児童は、ボールに当たらないように逃げることを楽しんでいる。ボールを思 いっきり投げたり、狙ったところに投げたりできる児童は限られている。 また、授業中は、運動が苦手な児童に対して運動が得意な児童が自然と励ましたり、教え合った りして、友だちと関わり合って学んでいこうとする姿も見られるようになってきた。ただ、勝敗の 結果を素直に受け入れられない児童も数名おり、競争やゲームに取り組む中で勝敗を素直に受け入 れ、友だちと仲良く活動できるようにしていきたい。 平成25年度新体力テストの結果と県体力標準値との比較(学級の平均値が県体力標準値を上回る○、下回る▼) 種目 握 力 上体起こし 長座体前屈 反復横とび 20mシャトルラン 50m走 立ち幅とび ボール投げ kg 回 cm 点 回 秒 cm m 男 子 学級の平均値 9.82 14.63 34.53 37.76 30.35 11.09 129.76 9.41 県体力標準値 9.37 11.83 26.18 27.69 19.16 11.53 117.09 9.37 体力標準値との比較 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 女 子 学級の平均値 9.94 11.71 31.82 36.71 22.88 11.34 128.24 6.69 県体力標準値 8.75 11.20 28.58 26.41 16.19 11.86 108.23 6.47 体力標準値との比較 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 今年度の新体力テストの結果から、児童の体力は高い水準にあることが分かる。ほとんどの児童 が総合評価でA、B評価であり、C評価は2名だけである。埼玉県標準値と比較すると、大幅に上 回っている項目が多い。特に長座体前屈、反復横とび、立ち幅とびは男女ともに次学年の標準値も 上回っている。ただ、握力とボール投げに関しては、全校の課題であり、本学級でも上回り幅が小 さいことから、毎日「ボールにぎにぎ」「紙鉄砲」などを学級で継続的に取り組んでいる。

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2 (2) 研修に関わる体育授業アンケートからの実態 全校で実施した児童の調査結果において、本学級における数値が低かったものは次の項目である。 (4月実施) ア.体育をしているとき、どうしたら運動がうまくできるかを考えながら勉強しています。 イ.体育をしているとき、うまい子や強いチームを見てうまくできるやり方を考えることがあり ます。 ウ.体育で習った運動を休み時間や放課後に練習することがあります。 この3項目は、どれも「まなぶ(認識目標)」に関するものである。「小学校体育 学習指導の手 引」(埼玉県小学校体育連盟:1994)では、低学年期の児童の特徴について、心理的発達の観点 から次のように述べている。 心理的発達の特徴 ・遊びや動きは、友だちの模倣や教師の指示によってなされることが多い。 ・友だちとの競争や遊びを好むが、自分本位である。 ・一つのことに持続性がなく、結果にあまりこだわらない。 本学級の児童は、楽しく運動することや運動に対する心理的充足に関する項目では、高い数値を 示している。「まなぶ(認識目標)」の数値が低かった原因として、入学後間もない時期での調査だ ったため、体育授業の経験が少なかったこと、低学年期の「即時的で自己中心的な行動が多い」と いう特徴から、周囲との関わりの中で学ぶことがまだ不十分なことなどが挙げられる。 (3) 本教材に関わる児童の実態 本教材に関わる実態把握のため、アンケート調査を行った(8月実施)。 本学級の児童は、ほとんどの児童が体を動かすことが「好き」「すこし好き」と答えている。体育の 授業や休み時間の様子を見ていても、非常に行動的であり、全身的運動を好んで行っている。 ただ、「ボールを使った遊び」と限定すると、苦手意識をもっている児童が15%に増加している。 特に、女子児童に関しては25%が苦手意識をもっており、「ボールを使った遊びをあまりしないから」 「ボールが怖いから」「上手にできないから」などが主な理由であった。このことから、男子と女子と でボールを使った遊びの経験に差があることや、技能面での自信のなさが関わっていると考えられる。 体育の授業以外でボール遊びをしてい る児童は、約6割であった。「サッカー」 や「ドッジボール」「ボールおに」をし ている児童が多い。男女別でみてみると、 男子に比べて女子の方がボール遊びを 「あまりしていない」「していない」と答 える児童が多く、女子児童の約5割を占 めている。 88% 9% 3% 0% すき 29人 すこしすき 3人 すこしきらい 1人 きらい 0人 73% 12% 6% 9% すき 24人 すこしすき 4人 すこしきらい 2人 きらい 3人

①体を動かすことは好きですか。

②ボールを使った遊びは好きですか。

21% 37% 24% 18% よくしている 7人 ときどきしている12人 あまりしていない 8人 していない 6人

③休み時間や休みの日に、

ボールを使った遊びをしていますか。

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3 好きなボール遊びは、男女ともに「ドッジ ボール」が多かった。実際に、ボールを投げ たり捕ったりするのが苦手な児童も、逃げる ことが楽しいようである。サッカーや野球は、 放課後や休日に習っている児童がおり、休み 時間に遊びやすいサッカーが男子を中心に人 気である。全体的に、ボールを使った遊びの 種類は限られており、「ドッジボール」と「サ ッカー」が大半を占めている。 情意面での調査については、「好きな 運動をしているとき」と答える児童が 多かった。1年生は、初めての体育の 授業なので、授業の中で上手にできた り、誉められたりした運動を「好きな 運動」と認識している児童も多い。 全体として、児童が体育の授業でう れしい気持ちになるのは、「運動の上達 や有能感を感じたとき」と「楽しく思 いっきり体を動かしたとき」の大きく 2つの場面に分類することができる。 4 教師の指導観と研修テーマに関わる手立て (1)運動の特性を十分に味わわせるために ①ボールを思い切り投げる楽しさ ボールを思い切り投げる時に、体全体を大きく使って投げることになり、それが投げる楽しさの 原点であると考える。学習過程の慣れの運動として単純に壁の的に向かってボールを投げ、より高 い点数のところに当てるようにする。ここでは、思い切り投げることの楽しさを味わわせるととも に、投げ方の指導も合わせて行う。 ②ボールを狙った的に当てる楽しさ ボールをただ投げるだけでは単調な活動となる。そこで、投げる運動を発展させて、狙ったとこ ろにボールを思い切り投げる活動を行う。ゲームでは、段ボールの的を落とすことでアイテムを得 られるようにし、投げる位置と的の位置との距離を調節することで、児童の能力に合わせた場を選 択できるようにする。ここで、児童はゲームに勝つために「どのようにすれば狙ったところに投げ られるか」を考え、活動を工夫する。友だちと教え合ったり、自分の投げ方を見直したりし、狙っ たところに投げられたときに、より楽しさを味わえるようになる。 ③みんなで攻め方を工夫する楽しさ 上記のままでは個人の技能に勝敗が左右される。ゲームの特性である「力を合わせること」のよ さを味わわせるために、単元後半では守備の仕組みを取り入れ、相手の攻撃を防ぐようにする。そ うすることで、攻撃側はどのようにすれば得点が取れるかを話し合い、自然と作戦行動が生まれて 学校教育目標 かしこく なかよく たくましく 研究テーマ 夢中になって思いっきり体を動かす児童の育成 低学年ブロックテーマ 様々な遊びを通して楽しみながら体力を養う児童の育成 体育授業に関する仮説 運動の特性や魅力を十分に味わわせ、児童に身に付けさせたい内容 をバランスよく育む学習を展開すれば、夢中になって思いっきり体を 動かす児童が増えるであろう。 0 5 10 15 20 バスケ バレー ボール投げ ボールおに 野球 サッカー ドッジボール 19

④どんなボール遊びが好きですか。

0 5 10 15 体育館に向かうとき 汗をかいたとき 初めてやる運動のとき 友だちや先生と一緒に運動するとき 体を動かして気持ちのいいとき 戸二っ子体操をやっているとき ほめられたとき 上手にできたとき 好きな運動をしているとき

⑤体育の授業で、どんなときにうれしい気持ちに

なりますか。

11 2 2 1 1 1 12 8 4 4 2 2 1 1 2

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4 くる。また、その作戦がうまくいったときに喜び合ったり、失敗したときに励まし合ったりする活 動も生まれ、みんなでゲームすることの楽しさを味わうことができる。 ただ、ボールが当たると怖くなってしまうので、守備側には必要に応じてボールガードを持たせ、 安全に守備できるようにするとともに、常に的に背中を向ける位置で守ることで、ゴール型の守備 の動きにつなげていきたい。 (2)児童に身に付けさせたい内容をバランスよく育むために ①【動く楽しさ】:力いっぱい活動させてくれた授業(授業の基礎的条件) ・運動時間の確保 学習規律を確立させ、活動内容をシステム化することでマネジメントを効率的にする。準備運 動や慣れの運動は毎時間同じ内容を実施し、スムーズに行えるようにして、主運動の時間を確保 する。場の設定では、用具を厳選するとともに、役割分担を明確にすることで効率化を図る。 ・見通しをもった活動内容の提示 単元の導入でオリエンテーションを行い、授業の流れやゲームの行い方を指導する。児童が見 通しをもって活動できるようにして、教師の学習指導場面を必要最低限にする。 ②【集う楽しさ】:友だちと仲良く活動させてくれた授業(態度) ・仲間と協力することの必要性が生まれるゲームの工夫 ゲームの楽しさは仲間と力を合わせることにある。つまりは、自分一人では勝利できない状況 をつくり出すことが必要である。単元前半では、的当ての中で、自分が失敗したときに仲間に助 けを求める心情が生まれる。仲間のために自分ががんばろうという意欲も生まれる。また、単元 後半は的当てに守備を入れることで、自分一人では守備に止められてしまう状況をつくり、仲間 と協力して攻撃することで、友だちの必要性を感じることができる。ただ、攻撃と守備が同数の 場合はなかなか攻撃が機能しないので、攻撃の人数を増やすことで攻め方の工夫が機能しやすい ようにする。 ・ゲームのきまりを守り、公正な態度を育むための工夫 勝敗の結果をめぐって正しい態度をとれるようにするために、どのチームも勝つことができる ようなルールの工夫が必要である。強いチームが毎回勝利する状況であれば、児童の意欲は低下 し、負けが続けば正しい態度の継続は難しい。勝敗が連続する状況の中で、「勝つときもあれば負 ける時もある」という勝負の鉄則を理解することができるし、次回への意欲も高めることができ る。そこで、勝ったチームは次のゲームでボールガードの数を減らすことで、攻撃側がさらに有 利になるようにする。 ③【わかる楽しさ】:新しいことに気付かせてくれた授業(思考・判断) ・自己の能力に応じた場の選択 段ボールの的を落とすゲームでは、思い切り投げる必要性が生まれるよう、投げる位置と的の 位置との距離を調節する。投げる位置によって獲得できるアイテムを変え、確実に的に当てるこ とができる位置を児童自身が選択して、ゲームを行うようにする。 ・よい動きを生み出す指導の工夫 よい動き方をつかませるための発問を工夫したり、上手な児童のモデリングをしたりすること により、どのような動きがよいのかを考え、指導する時間を設ける。それを模倣し、ゲームで生 かすことのできた児童やチームを称賛し、同時に児童同士で友だちの良い動きを見付けることが できる視点を育てていく。 ④【伸びる楽しさ】:技を高めてくれた授業(技能) ・段階を踏んだゲームの取り上げ方 ゲームに取り組む中で、ゲームの基本的な動き方やボール操作を身に付けるとともに、投力の 向上を図りたい。ボール操作や投力向上に向けて、思い切り投げることや、狙ったところにボー ルを当てること、ボールの正面に入って守備をすることなどを自然と育んでいけるような活動を 計画し、実践する。

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5 5 単元の目標 (1)ゲームに進んで取り組むとともに、順番やきまりを守り、勝敗を受け入れて仲よく運動をしようと したり、運動をする場の安全に気を付けようとしたりできるようにする。 【関心・意欲・態度】 (2)簡単なゲームの規則を工夫したり、攻め方を決めたりすることができるようにする。 【思考・判断】 (3)ゲームを楽しく行うための簡単なボール操作や動きを身に付けることができるようにする。 【技能】 6 単元の評価規準 関心・意欲・態度 思考・判断 技能 ・ゲームに進んで取り組もうとしている。 ・運動の順番やきまりを守り、勝敗の結果 を受け入れて、友達と仲よく運動をしよ うとしている。 ・友だちと協力して、用具の準備や片付け をしようとしている。 ・ゲームを行う場や用具の使い方などの安 全に気を付けようとしている。 ・ボールゲームの行い方を知 るとともに、得点の方法な どの規則を選んでいる。 ・ボールゲームの動き方を知 るとともに、攻め方を選ん だり見付けたりしている。 ・ねらったところに思 い切りボールを投げ ることができる。 7 単元の計画 (1)ボールゲームに関わる種目の取り上げ方(時間) 第1学年 第2学年 ボール遊び 4 3 ボール投げゲーム 6 7 ボール蹴りゲーム 6 7 (2)学習過程(6時間扱い) 本時は○印 5/6時 時 1 2 3 4 ⑤ 6 10 20 30 40 45 集合・整列・挨拶・健康観察・戸二っ子体操 オリエンテーション ・学習のねらい、進 め方を知る。 ・準備運動をする。 ・場の設定の仕方を知 る。 ・慣れの運動をする。 ・自分の今の力を知る。 ・試しのゲームをする。 ・学習カードの記入の仕 方を知る。 用具の準備・補強運動「ボールひっぱりっこ」 慣れの運動 ①にんにんキャッチボール(転がす・投げる) ②にんにんダッシュリレー(転がす・投げる) ③まとあての術 ・ドリルゲーム 【にんにんどうぐを 手に入れろ!!】 ・メインゲーム 【お城につづく 道をひらけ!!】 ・ドリルゲーム 【にんにんどうぐを 手に入れろ!!】 ・メインゲーム 【てきの城をおとせ!!】 ・まとめ 【てきの城を おとせ!!】 (パート2) 後片付け・整理運動・振り返り・学習のまとめ・次時の予告・挨拶 ねらい① 的に向かって思いっきり 投げよう ねらい② 仲間と協力して、たくさん的に当てよう

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6 (3)評価計画 (4)学習と指導・評価 段階 学習のねらい・活動 指導・評価(指導○ 評価規準◆) 評価方法 は じ め ① 45 分× 1 1 学習のねらいと進め方を知 り、単元の見通しをもつ。 2 準備運動(戸二っ子体操)を する。 3 補強運動の仕方を知る。 4 場づくりの仕方を知る。 5 慣れの運動の仕方を知る。 6 後片付けをする。 7 本時のまとめをする。 ○本単元のねらいや学習の進め方や約束や役割 分担について理解させる。 ○一つ一つの動きを正確に行わせて、心と体の準 備をさせる。 ○本学級の体力課題である握力の向上を図る運 動を行う。 ○一人一人の役割を明確にするとともに、安全な 準備の仕方を教える。 ○一つ一つの動きのポイントを理解させる。 ◆友達と協力して、用具の準備や片付けをしよう としている。 (第1時)【関】 観察 学習カード 時 重点観点 学習活動に即した評価規準 評価の場面 評価の方法 1 関心・意欲・態度 ・友達と協力して、用具の準備や片付けをしよ うとしている。 オリエン テーション 観察 学習カード 2 関心・意欲・態度 ・ゲームを行う場や用具の使い方などの安全に 気を付けようとしている。 ねらい① 観察 学習カード 思考・判断 ・ボールゲームの行い方を知るとともに、得点 の方法などの規則を選んでいる。 ねらい① 3 関心・意欲・態度 ・ゲームに進んで取り組もうとしている。 ねらい① 観察 学習カード 技 能 ・ねらったところに思い切りボールを投げるこ とができる。 4 思考・判断 ・ボールゲームの動き方を知るとともに、攻め 方を選んだり見付けたりしている。 ねらい② 観察 学習カード

5 技 能 ・守りのいないところから、ねらったところに 思い切りボールを投げることができる。 ねらい② 観察 学習カード 6 関心・意欲・態度 ・運動の順番やきまりを守り、勝敗の結果を受 け入れて、友達と仲よく運動をしようとして いる。 ねらい② 観察 学習カード 『なげなげしゅぎょう』(慣れの運動) ①にんにんキャッチボール ・ボールを転がす ボールをとる ・ボールを投げる ボールをとる ②にんにんダッシュリレー ・ボールを持って走り、対面のカラーコーンのところに来たら 次走者に向かってボールを転がす(投げる)。 ・次走者は、ライン上でボールをキャッチし、それを持って走る。 ③まとあての術 ・壁の的をめがけて、思いっきりボールを投げる。

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7 な か ① 45 分× 2 1 集合・整列・挨拶・健康観察 をする。 2 準備運動(戸二っ子体操)を 行う。 3 補強運動を行う。 4 慣れの運動を行う。 【なげなげしゅぎょう】 ①にんにんキャッチボール ②にんにんダッシュリレー ③まとあての術 5 ねらい①を確認する。 6 ドリルゲームを行う。 ○素早く集合させ、挨拶や返事の大きい児童、学 習規律がきちんとしている児童を褒め、本時へ の意欲付けをする。 ○顔色や様子を確認し、安全のための服装を整え させる。 ○準備運動における正しい動きを一つ一つ正確 に行わせる。 ○本学級の体力課題である握力の向上を図る運 動を行う。 ○ポイントを理解させ、一つ一つの動きをしっか り行わせることで、基礎感覚を十分に養えるよ うにする。 ○動きができていない児童に対しては、教師が個 別に指導する。 ○運動が雑にならないように、適宜声かけを行 う。 ○ボールの投げ方を意識させ、的をねらって思い 切り投げさせる。 ○獲得した道具の得点を毎時記録することで、 自分のチームの伸びを可視化する。 ◆ゲームを行う場や用具の使い方などの安全に 気を付けようとしている。 (第2時)【関】 ◆ねらったところに思い切りボールを投げるこ とができる。 (第3時)【技】 観察 学習カード 観察 学習カード

的に向かって思いっきり投げよう

【にんにんどうぐを手に入れろ!!】

・チームで順番にボールを投げ、段ボールの的を倒し て道具(得点)を獲得する。 1点 2点 3点 2.5m 3.5m 4.5m ・投げた位置で獲得できる道具(得点)が変わる。 ・段ボールの的を倒したら、獲得した得点の数だけ玉 入れの玉を取って、自分のチームのかごに入れる。 ・踏み出す足を意識させるために、線をまたいで投げ るようにする。 けむり玉 にんじゃ棒 しゅりけん

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8 7 メインゲームを行う。 【攻撃のルール】 ・ボールを投げるときは、線の 外側に片足を残して投げる。 ・ボールは1人1個とする。 ・転がってきたボールを捕って どんどん投げる。 8 後片付けをする。 9 整理運動・学習のまとめ・挨 拶をする。 ○投げる時に、線の外側に片足を残して投げるこ とで、もう片方の足を大きく前に踏み出すよう 意識させる。(大きく踏み出した方が、的に近 くなり、有利となる。) ○ゲームの約束が守られているか随時確認し、公 正にゲームを行うことができるようにする。 ◆ボールゲームの行い方を知るとともに、得点の 方法などの規則を選んでいる。(第2時)【思】 ◆ゲームに進んで取り組もうとしている。 (第3時)【関】 ○協力し合って、安全に行わせる。 観察 学習カード 観察 学習カード 1 集合・整列・挨拶・健康観察 をする。 2 準備運動(戸二っ子体操)を 行う。 3 補強運動を行う。 4 慣れの運動を行う。 【なげなげしゅぎょう】 ①にんにんキャッチボール ②にんにんダッシュリレー ③まとあての術 ○準備運動における正しい動きを一つ一つ正確 に行わせる。 ○本学級の体力課題である握力の向上を図る運 動を行う。 ○ポイントを理解させ、一つ一つの動きをしっか り行わせることで、基礎感覚を十分に養えるよ うにする。 ○運動が雑にならないように、適宜声かけを行 う。

【お城につづく道をひらけ!!】

・2チームの対抗戦とし、チームで分担してコート中央の岩にボールを当て、 時間内に岩をできるだけ遠くにやったチームの勝ちとなる。 ・2回戦行い、得点の多いチームが勝ちとなる。 ・岩の大きさによって得点が上がる。(大:1点 中:2点 小:3点) 3m 3m 5m

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9 5 ねらい②を確認する。 6 ドリルゲームを行う。 【にんにんどうぐを 手に入れろ!!】 7 メインゲームを行う。 【攻撃のルール】 ・ボールは1チーム3個とする。 ・片足は円の外に残して投げる。 ・投げる場所は移動してよい。 【守備のルール】 ・守備はまもりゾーンの間で守 る。 ・ボールガードでボールをはじ いてよい。 ・ボールを捕った場合、3秒以 内に放す。その際に遠くに投 げてもよい。 ・段ボールの的を触ったり押さ えたりしてはいけない。 8 後片付けをする。 9 整理運動・学習のまとめ・挨 拶をする。 ○ボールの投げ方を意識させ、的をねらって思い 切り投げさせる。 ○獲得した道具の得点を毎時記録することで、 自分のチームの伸びを可視化する。 ○きまりを確認し、守備側のチームの役割分担を させる。 ○作戦タイムでは、攻撃の仕方を話し合わせ、ね らいにせまれるようにする。 ○ゲームの始めと終わりに、しっかりと挨拶をさ せる。 ◆ボールゲームの動き方を知るとともに、攻め方 を選んだり見付けたりしている。(第4時)【思】 ◆守りのいないところから、ねらったところに思 い切りボールを投げることができる。 (第5時)【技】 ○協力し合って、安全に行わせる。 観察 学習カード 観察 学習カード

守りのいないところから、思い切りボールを投げてたくさん的に当てよう

【てきの城をおとせ!!】

・2チームの対抗戦とし、チームで協力して敵の城を倒す。 ・攻撃4人対守備2人とする。(1回戦ごとに守備は交代する。) ・段ボールの的を落とした回数が得点となる。 ・1試合2分間で2回戦行い、得点の多いチームが勝ちとなる。 ・1回戦と2回戦の間に、作戦タイムをとる。 守備 守備 まもりゾーン

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10 ま と め 45 分× 1 1 集合・整列・挨拶・健康観察 をする。 2 準備運動(戸二っ子体操)を 行う。 3 補強運動を行う。 4 慣れの運動を行う。 【なげなげしゅぎょう】 ①にんにんキャッチボール ②にんにんダッシュリレー ③まとあての術 5 ねらい②を確認する。 6 メインゲームを行う。 7 単元のまとめ 8 後片付けをする。 9 整理運動・学習のまとめ・挨 拶をする。 ○準備運動における正しい動きを一つ一つ正確 に行わせる。 ○本学級の体力課題である握力の向上を図る運 動を行う。 ○ポイントを理解させ、一つ一つの動きをしっか り行わせることで、基礎感覚を十分に養えるよ うにする。 ○運動が雑にならないように、適宜声かけを行 う。 ◆運動の順番やきまりを守り、勝敗の結果を受け 入れて、友達と仲よく運動をしようとしてい る。 (第6時)【関】 観察 学習カード

仲間と協力して、たくさん的に当てよう

【てきの城をおとせ!!】パート2

※守備側のチームは、自分たちで考えて段ボールを積み重ね、城を作る。 ※段ボールは、ねらい①より小さいものを1チーム4つ用意する。 ・2チームの対抗戦とし、チームで協力して敵の城を倒す。 ・攻撃4人対守備2人(1回戦ごとに守備は交代)とする。 ・段ボールが全て落ちた場合は、再度積み重ねる。 ・段ボールの的を落とした数が得点となる。 ・1試合2分間で2回戦行い、得点の多いチームが勝ちとなる。 ・1回戦と2回戦の間に、作戦タイムをとる。

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11 8 本時の学習と指導(5/6時) (1)ねらい 守りのいないところから、ねらったところに思い切りボールを投げることができる。【技能】 (2)準備 ボール(直径20cm キャンディーボール)、段ボールの的、ポートボール台、カラーコーン、 玉入れの玉(赤)、ボールかご、得点かご、ビブス、ストップウォッチ、記録用紙 掲示資料、 学習カード、音楽機器 (3)展開 段階 学習内容・活動 指導上の留意点(○指導 ◆評価規準 △努力を要する児童への手立て) 導 入 11 分 1 集合・整列・挨拶・健康観察 をする。 2 戸二っ子体操を行う。 3 補強運動に取り組む。 「ボール引っ張りっこ」 4 場づくりを行う。 5 慣れの運動を行う。 なげなげしゅぎょう (1)にんにんキャッチボール (2)にんにんダッシュリレー (3)まとあての術 ○素早く集合させ、大きく元気な挨拶で学習がスタートできる ようにする。 ○全員の顔色や姿勢等を見て健康観察し、身支度も確認する。 ○音楽に合わせ、一つ一つの動きを正しく行わせる。 ○本学年の体力課題である握力向上のための運動を行わせる。 ○ポイントを理解させ、一つ一つの動きをしっかり行わせるこ とで、基礎感覚を十分に養えるようにする。 ○動きができていない児童に対しては、教師が個別に指導す る。 ○運動が雑にならないように、適宜声かけを行う。 展 開 28 分 6 ねらい②の運動に取り組む。 7 ドリルゲームを行う。 ○ボールの投げ方を意識させ、的をねらって思い切り投げさせ る。

ねらい②

守りのいないところから、思い切りボールを投げてたくさん的に当てよう

【にんにんどうぐを手に入れろ!!】

・チームで順番にボールを投げ、段ボールの的を倒して道具(得点)を獲得する。 1点 2点 3点 2.5m 3.5m 4.5m 得点かご ・投げた位置で獲得できる道具(得点)が変わる。 ・段ボールの的を倒したら、獲得した得点の数だけ玉入れの玉を取って、自分のチー ムのかごに入れる。 ・踏み出す足を意識させるために、線をまたいで投げるようにする。 けむり玉 にんじゃ棒 しゅりけん

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12 8 メインゲームを行う。

【攻撃のルール】 ・ボールは1チーム3個とする。 ・片足は円の外に残して投げる。 ・投げる場所は移動してよい。 【守備のルール】 ・守備は、まもりゾーンの間で 守る。 ・ボールガードでボールをはじ いてよい。 ・ボールを捕った場合、3秒以 内に放す。その際に遠くに投 げてもよい。 ・段ボールの的を触ったり押さ えたりしてはいけない。 <努力を要する児童への手立て> △的までボールが届かない児童には、投げ方を指導する。 △なかなか的に当たらない児童には、投げ終わりの手を的に向 けるように指示する。 △守備がいて的に当たらない児童には、横に大きく動き、守備 をかわしてから投げるように助言する。 <十分満足できると判断できる児童への発展的な内容> ○守備をかわしたり、仲間と連携したりした攻撃ができるよう に助言する。 整 理 6 分 9 後片付けをする。 10 整理運動をする。 11 学習のまとめをする。 12 整列・健康観察・挨拶をする。 ○役割ごとに素早く、安全に片付けができるようにする。タイム を測り、時間を短縮できた場合は全体を称賛する。 ○音楽をかけて、心身ともにクールダウンできるようにし、よ く使った部位を中心に行わせる。 ○本時の課題について振り返りを行う。 ○本時で伸びた児童を数名紹介し、全体で称賛する。 ○怪我がないかを確認する。 ○大きな声で挨拶をし、気持ちよく学習を終わらせる。 ◆守りのいないところから、ねらったところに思い切りボー ルを投げることができる。 【技能】

【てきの城をおとせ!!】

・2チームの対抗戦とし、チームで協力して敵の城を倒す。 ・攻撃4人対守備2人とする。(1回戦ごとに守備は交代する。) ・段ボールの的を落とした回数が得点となる。 ・1試合2分間で2回戦行い、得点の多いチームが勝ちとなる。 ・1回戦と2回戦の間に、作戦タイムをとる。 守備 守備 まもりゾーン

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13 9 掲示資料 10 場の設定 まとあての術 ドリルゲーム 【にんにんどうぐを てにいれろ!!】 メインゲーム 【てきのしろをおとせ!!】 鉄 棒 集合場所 にんじゃりきっず「なげなげのじゅつ」のまき 「なげなげしゅぎょう」 ①にんにんキャッチボール ②にんにんダッシュリレー ③まとあてのじゅつ にんにんどうぐをてにいれろ!! 表 ねらい① ねらい② 対戦表 対戦表 B A C D

参照

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