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1 保健事業実施計画策定の背景 北海道の後期高齢者医療は 被保険者数が増加し 医療費についても増大している 全国的にも少子高齢化の進展 社会保障費の増大が見込まれる このような現状から 一層 被保険者の健康増進に資する保健事業の実施が重要となっており 国においても 保健事業実施計画 ( データヘルス

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Academic year: 2021

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全文

(1)

北海道後期高齢者医療広域連合

保健事業実施計画骨子(案)概要

平成26年10月21日 第2回運営協議会用資料

(2)

保健事業実施計画策定の背景

・北海道の後期高齢者医療は、被保険者数が増加し、医療費についても増大してい

る。

・全国的にも少子高齢化の進展、社会保障費の増大が見込まれる。

・このような現状から、一層、被保険者の健康増進に資する保健事業の実施が重要

となっており、国においても、保健事業実施計画(データヘルス計画)を策定するこ

とを保険者に求めている。

・上記の背景から効果的かつ効率的な保健事業を積極的に進めていくために本計画

を策定する。

計画が目指す姿

保健事業の基本的な考え方

① 被保険者一人ひとりの状況に即した健康保持増進を支援

② 地域の健康・医療情報等を分析して健康課題を抽出し、保健事業を進める

③ 健康課題別に対策を講じる

・生活習慣病の発症・重症化予防や心身機能の低下予防

(3)

第2次北海道後期高齢者医療 広域連合広域計画 (平成25年度~29年度) 北海道後期高齢者医療広域連 合保健事業実施計画 個別計画 個別保健事業実施計画 個別計画

計画の位置付け

計画の期間

平成27年度(2015年)から平成29年度(2017年)までの3年間とする

北海道健康増進計画 すこやか北海道21 計画期間 (平成25~34年度) 中間報告年:平成29年度 構成市町村 健康増進計画 関連計画 との整合性 北海道歯科保健医療推進計画 計画期間 (平成25年~29年度) 北海道医療費適正化計画 【第二期】計画期間 (平成25~29年度) 第5期北海道高齢者保健福祉 計画・介護保険事業支援計画 計画期間 (平成24~26年度)

(4)

1,299  1,218  1,036  900  796  720  676  657  596  531  469  417  381  353  3,825  3,912  3,932 3,947 3,851  3,701  3,555 3,488  3,190  2,950  2,774  2,589  2,382  2,129  305  355  423  526  621  664  683  689  790  815  692  622  622  657  147  195  253  319  415  544  622  671  784  881  1,024  1,091  1,077  1,050  5,576  5,679  5,644  5,692  5,683  5,628  5,535  5,506  5,361  5,178  4,960  4,719  4,462  4,190  8.1  9.7  12.0  14.9  18.2  21.5  23.6  24.7  29.4  32.8  34.6  36.3  38.1  40.7  0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2008 2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040

人口の推移と将来推計

75歳以上 65~74歳 15~64歳 0~14歳 高齢化率 将来推計 (千人)

後期高齢者医療の現状

(1)北海道の人口の推移と将来推計

(2) 被保険者数の推移

過去の推移 制度開始年 (%) 243,593  251,053  259,844  268,093  274,777  282,131  287,310  372,588  384,485  398,364  412,108  423,203  435,914  445,910  616,181  635,538  658,208  680,201  697,980  718,045  733,220  0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000 800,000 平成20 21 22 23 24 25 26

被保険者数の推移

女性 男性 (人) (年度)

(5)

(3)一人当たり医療費の推移

(4)

平均寿命と健康寿命

948,274  1,056,490  1,070,442  1,087,294  1,081,083  865,149  882,118  904,795  918,206  919,452  654,531  608,383  611,588  632,867  640,310  1,179,365  1,232,290  1,258,605  1,297,023  1,344,949  400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 平成20 21 22 23 24

一人当たり医療費の推移(後期高齢者医療)

北海道 全国平均 道内最低 市町村 道内最高 市町村 (円) (年度) 73.19  73.62 70.03  70.42 86.57  86.39  79.26  79.64 60 65 70 75 80 85 90 北海道女性 全国女性 北海道男性 全国男性

平均寿命と健康寿命の差(平成22年)

平均寿命 健康寿命 (歳)

(6)

(5) 疾病状況

全道の受診率上位5疾病(中分類別)

全道の疾病分類別件数構成比(大分類別)

その他 25.3% 呼吸器系の疾患 4.2% 眼および付属器 8.7% 内分泌、栄養お よび代謝疾患 8.7% 筋骨格系および 結合組織の疾患 11.6% 消化器系の疾患 13.5% 循環器系の疾患 29.5% (平成25年5月診療分) 年度 1位 2位 3位 4位 5位 23 高血圧性 疾患 糖尿病 歯肉炎及び 歯周疾患 脳梗塞 その他の内分 泌,栄養及び 代謝疾患 24 高血圧性 疾患 糖尿病 歯肉炎及び 歯周疾患 脳梗塞 その他の内分 泌,栄養及び 代謝疾患 25 高血圧性 疾患 歯肉炎及び 歯周疾患 糖尿病 その他の内分 泌,栄養及び 代謝疾患 脳梗塞

(7)

1件当たりの医療費上位5疾病(中分類別)

透析患者数、透析患者率の推移(各年度5月末現在)

年度 1位 2位 3位 4位 5位 23 腎不全 肺炎 頭蓋内損傷及び 内臓の損傷 くも膜下出血 その他の 悪性新生物 24 腎不全 肺炎 頭蓋内損傷及び 内臓の損傷 くも膜下出血 白血病 25 腎不全 肺炎 頭蓋内損傷及び 内臓の損傷 白血病 くも膜下出血 6,583  7,001  7,239  7,302  7,519  7,904  8,208  1.07  1.10  1.10  1.07  1.08  1.10  1.12  0.00 0.20 0.40 0.60 0.80 1.00 1.20 1.40 6,000 6,500 7,000 7,500 8,000 8,500 平成20 21 22 23 24 25 26 透析患者数 透析患者率 (人) (%)

(8)

(6) 健康診査受診率の推移

5.62  9.27  10.00  11.16  11.33  12.02  21.00  22.00  23.00  24.00  24.50  26.00  20.90  21.54  22.61  23.49  24.00  30.90 31.40 32.00 32.70 33.70 0.00 5.00 10.00 15.00 20.00 25.00 30.00 35.00 40.00 平成20 21 22 23 24 25

健康診査受診率の推移

後期高齢者 受診率 全国平均受診率 市町村国保 特定健診受診率 (全道) 市町村国保 特定健診受診率 (全国) 57 36.9 31.8 30.7 26.3 17.3 25.7 29.1 31.8 34.1 37.4 41.3 6.7 17.9 16.8 12.3 12.8 14.5 3.4 6.7 7.8 12.3 11.7 13.4 3.4 2.2 3.4 2.8 4.5 5.6 1.1 2.8 3.4 1.7 1.1 1.7 2.8 4.5 5 6.1 6.1 6.1 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 平成20 21 22 23 24 25

健康診査受診率の推移(受診率別市町村割合)

30.0%~ 25.0%~29.9% 20.0%~24.9% 15.0%~19.9% 10.0%~14.9% 5.0%~9.9% 0%~4.9% (年度) 平成25年度の数値は暫定値

(9)

後期高齢者の健康課題

健康課題

課題に対する考え方

(1)生活習慣病等の

重症化予防

後期高齢者の平成23年から平成25年までの5月診療分疾病状況で は、「高血圧疾患」「糖尿病」「脂質異常症等」の生活習慣病が上位を占 めている。 これらの生活習慣病の好発年齢は後期高齢者以前の30歳から50歳と 言われていることから、現役年代からの生活改善が発症予防には重要 となっている。 高血圧等の生活習慣病は不健康な生活習慣の継続がやがて高血 圧、糖尿病、脂質異常症の発症を招き、生活習慣の改善がないままに、 脳血管疾患、心疾患、腎疾患等の発症に至るという経過を辿ることか ら、若い年代で発症した高血圧、糖尿病、その他の内分泌の治療が継 続され、脳梗塞、心疾患、腎疾患への移行を防ぐことにより、医療費の 抑制、介護予防、生活の質の維持を図る。

(2)糖尿病性腎症の

人工透析患者の減

透析を受ける状態になると、著しくQOLが低下し、自立した生活を送る ことに大きな支障が出るため、疾病要因の早期発見や、重症化予防の ための活動が必要となる。 また、後期高齢者医療における平成23年から25年の1件当たりの医 療費では「腎不全」が第1位を占めている。 これらのことから、糖尿病性腎症を予防し、人工透析導入を防ぐことに より、生活の質の維持を図る。

(3)口腔機能の低下

防止

後期高齢者医療の診療分類別疾病状況では、平成23年から25年の 受診率の上位に「歯肉炎及び歯周疾患」が毎年入っている。 歯周疾患は後期高齢者以前に発症することが多く、慢性的に進行す る。 歯周病は、糖尿病、動脈硬化等の生活習慣病の悪化や肺炎・感染 症の原因となり、高齢者の健康に大きく影響することが明確となっており、 また、歯の喪失の主原因でもあることから、高齢者の咀嚼機能、消化機 能の低下、低栄養等を引き起こす疾患として後期高齢者の重大な健康 課題となっている。 そのため、若い世代から引き続き、「歯と口腔の健康」について推進し 高齢者の口腔機能低下による誤嚥性肺炎、低栄養等の予防を図る。

(4)低栄養の防止

低栄養の早期発見・早期改善により、加齢による低栄養が引き起こす 疾病の予防及び生活の質の維持を図る。

(5) 運動・認知機能

加齢による運動機能及び認知機能を維持し、関連する疾病を予防す

(10)

保健事業別計画

事業

事業の考え方

(1)後期高齢者

健康診査

後期高齢者の特性を踏まえ、身体状況等の個人差が大きいことに留意し た、疾病の悪化防止、生活の質の確保、介護予防に重点を置き、年齢で区 切ることなく健康管理の一環として、特定健診と連動した健診事業を推進す る。

(2)歯科健康診

口腔機能低下の早期発見、早期改善を図ることで、全身状態の悪影響や 誤嚥性肺炎を予防するため、歯科健診事業に着手するとともに、高齢者の歯 科保健に関する意識の向上を図るための周知・広報について積極的に取り 組む。

(3)保健指導等

保健指導は、住民に身近な市町村と連携を図り、健康診査の結果、生活状 況、生活習慣等を十分に把握し、生活習慣を見直すための方法を本人が選 択できるよう配慮するとともに、健康状態の変化等に応じた内容とする。

(4)健康教育

被保険者からの相談内容に応じ、被保険者の主体性を重んじながら、生活 習慣の見直しをはじめとする必要な助言及び支援を行う。

(5)訪問指導

訪問指導は、被保険者の心身の状況、生活環境、受診状況等、個々の実 情に即したものが必要であり、特に重複・頻回受診をしている被保険者やそ の家族に対し、必要な保健指導を行うことで、健康の保持・増進と疾病の回 復を目指す。 各事業については、別途、個別保健事業計画を策定する。

(11)

○KDBの活用によるデータ分析及び保健事業の推進。

○構成市町村毎の疾病傾向や医療状況から健康課題を抽出。

○健診データ分析から健康課題の抽出。

○後期高齢者健康診査検討会の継続

全市町村終了後、課題を焦点化し、地域課題の協議の場、医療・保健・

介護領域との連携強化を図る場など、後期高齢者健康診査検討会の発展を

検討する。

○後期高齢者保健事業に関する協議会の継続。

○国民健康保険団体連合会が実施する「国保・後期高齢者ヘルスサポート

事業」による支援を受ける。

○北海道の関係部署と情報を共有して連携を図る。

○「北海道健康増進計画」「北海道高齢者保健福祉計画・介護保険事業支

援計画」等と整合性を図り、超高齢化に対応した保健事業の推進する。

医療・保健・介護情報を共有し、優先すべき課題に市町村と協働して

取り組む

高齢者施策の一環として市町村で実施する高齢者の保健事業・介護予防

事業等と関連させ、年齢で区切ることなく市町村との連携を図る

保健事業推進に当たっての方針

関係機関との連携強化を図るため、協力体制を構築する

(12)

○後期高齢者の健康管理のためには、地域の医療関係者の協力と理解が不

可欠であることから、健診事業等への働きかけを行う。

○高齢者の口腔ケアの重要性や歯科健康診査に着手することから地域の医

療関係者に対し、健診事業等への働きかけを行う。

○医療費通知を活用した健康情報の提供。

○被保険者自らが健康管理の意欲を高め、健康に関心を持てるように、新

たな視点の取組みを検討する。

地域の医療関係者への働きかけを行う

後期高齢者自らが健康管理に対する意欲を持っていただくための取組み

を進める

参照

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