AMWI
と
VMWI
の設定
このモジュールでは、
Skinny Client Control Protocol
(
SCCP
)で制御されるアナログ
ポートに設定可
能な
Audible Message Waiting Indication/Visible Message Waiting Indication
(
AMWI/VMWI
)機能に
ついて説明します。この機能では、可聴、可視、または両方の
1
つの
Message Waiting Indication
(
MWI
)をイネーブルにするオプションがユーザに提供されます。
この機能は、
Cisco Unified Communications Manager
(
Cisco Unified CM
)や
Cisco Unified
Communications Manager Express
(
Cisco Unified CME
)などの
Cisco
コール制御システムで制御され
る
Foreign Exchange Station
(
FXS
)ポート、または
Cisco VG224
アナログ電話ゲートウェイに接続さ
れたアナログ
エンドポイント用としてサポートされます。
このモジュール内の機能情報の検索
ご使用の
Cisco IOS
ソフトウェア
リリースが、このモジュールで説明している機能の一部をサポート
していない場合があります。このモジュール内に記載されている特定の機能のリンクにアクセスする場
合、および各機能がサポートされているリリースのリストを参照する場合は、
「設定可能な AMWI およ
び VMWI の機能情報」
(P.150)
を参照してください。
プラットフォーム、および
Cisco IOS
ソフトウェア
イメージの各サポート情報を検索するには
プラットフォームのサポートと、
Cisco IOS
および
Catalyst OS
ソフトウェア
イメージのサポートに関
する情報を検索するには、
Cisco Feature Navigator
を使用します。
Cisco Feature Navigator
には、
http://www.cisco.com/go/cfn
からアクセスしてください。
Cisco.com
のアカウントは必要ありません。
目次
•
「設定可能な AMWI および VMWI の前提条件」(P.142)
•
「設定可能な AMWI および VMWI について」(P.142)
•
「AMWI および VMWI の設定方法」(P.143)
•
「設定可能な AMWI および VMWI の設定例」(P.144)
•
「参考資料」(P.148)
•
「設定可能な AMWI および VMWI の機能情報」(P.150)
AMWI と VMWI の設定 設定可能な AMWI および VMWI の前提条件
設定可能な
AMWI
および
VMWI
の前提条件
Cisco IOS
ゲートウェイ
• Cisco IOS Release 15.1(3)T
以降のバージョン。
• Cisco
音声ゲートウェイの動作がセットアップおよび設定されていること。詳細については、シス
コの該当する設定マニュアルを参照してください。
• Cisco
音声ゲートウェイで
SCCP
および
SCCP Telephony Control
(
STC
)アプリケーションがイ
ネーブルになっていること。詳細については、「
Configuring FXS Ports for Basic Calls
」を参照し
てください。
• Cisco
音声ゲートウェイで
SCCP
補足機能がイネーブルになっていること。「
Configuring
Supplementary Features
」を参照してください。
設定可能な
AMWI
および
VMWI
について
Cisco
音声ゲートウェイの
FXS
ポートに接続されたアナログ電話機で
SCCP
補足機能をイネーブルに
するには、次の概念を理解しておく必要があります。
•
「機能の概要」(P.142)
•
「設定可能な AMWI および VMWI」(P.142)
機能の概要
表
16
に、
Cisco
音声ゲートウェイの
SCCP
ベースの設定可能な
AMWI
および
VMWI
についての情報
を示します。
表
16
設定可能なAMWI
およびVMWI
設定可能な
AMWI
および
VMWI
MWI
は、待機しているボイスメール
メッセージがあることをユーザに通知するために使用します。ボ
イスメールを使用できる場合、電話機は
AMWI
を受信します。これによって、オフフックにしたとき
に専用の
AMWI
トーンが再生されます。電話機に
MWI
ライトが付属している場合、
MWI
ライトをオ
ンにする
VMWI
もアクティブになります。デフォルトで
AMWI
と
VMWI
の両方が再生されるため、
アナログ電話機の
MWI
をイネーブルにするための設定作業は不要です。ただし、電話機で
VMWI
の
みまたは
AMWI
のみに設定することはできます。
MWI
を設定するときは、既存のボイスメール
メッセージがないことを確認する必要があります。電話
機にボイスメール
メッセージが残っているときに
MWI
を設定することは、この機能ではサポートされ
ていません。
MWI
設定を行う前にすべてのボイスメール
メッセージを消去し、
VMWI/AMWI
がアク
ティブになっていないことを確認する必要があります。
機能
電話ユーザが機能にアクセスする方法
コール制御システムの設定
設定可能なAMWI
およびVMWI
ユーザは
AMWI
のみ、
VMWI
の
み、または両方を設定できます。
ボイスメールを使用できる場合、ユー
ザはオフフックにして専用の
AMWI
トーンを聞くか、オンフックにして
MWI
ライトを確認します(電話機に付
属している場合)。
Cisco
コール制御システムでの設定作業は不要
です。
AMWI と VMWI の設定
AMWI および VMWI の設定方法
この機能では、周波数シフト
キー入力メッセージと
DC
電圧の、
2
種類の
VMWI
がどちらもサポート
されます。
AMWI
および
VMWI
の設定方法
(注)
本書では、
Cisco Unified Communications Manager
または
Cisco Unified CME
の詳しい設定方法は説
明しません。インストールおよび設定手順については、該当する製品のマニュアルを参照してください。
MWI
オプションをイネーブルにするには、次の手順を実行します。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. stcapp supplementary-services
4. port port-number
5. mwi {audible | visible | both}
6. end
手順の詳細
コマンドまたはアクション
目的
ステップ
1
enable例:
Router> enable特権
EXEC
モードをイネーブルにします。
•
プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。
ステップ
2
configure terminal例:
Router# configure terminal
グローバル
コンフィギュレーション
モードを開始します。
ステップ
3
stcapp supplementary-services例:
Router(config)# stcapp supplementary-services
補足サービス
コンフィギュレーション
モードを開始します。
ステップ
4
port port-number例:
Router(config-stcapp-suppl-serv)#port 2/2STCAPP
補足サービス機能がサポートされるアナログ
FXS
音声ポートを指定します。
•
port-number:音声ポート番号。範囲は
2/0
~
2/23
です。
AMWI と VMWI の設定 設定可能な AMWI および VMWI の設定例
設定可能な
AMWI
および
VMWI
の設定例
ここでは、次の設定例について説明します。
•
「例:AMWI と VMWI の設定」(P.144)
•
「例:現在の MWI 設定の確認方法」(P.147)
例:
AMWI
と
VMWI
の設定
次に、
STCAPP
補足サービス機能がサポートされる特定のアナログ
FXS
音声ポートで、
AMWI
および
VMWI
を設定する方法の例を示します。
Router# show running-config Building configuration...
Current configuration : 5518 bytes !
! Last configuration change at 17:02:32 PST Sun Feb 28 1993 !
version 15.1 no service pad
service timestamps debug datetime msec localtime show-timezone service timestamps log datetime msec localtime show-timezone no service password-encryption ! hostname Router ! boot-start-marker boot-end-marker ! ! logging buffered 20000000 ! no aaa new-model clock timezone PST -7 0 ip source-route ip cef
ステップ
5
mwi {audible | visible | both}例:
Router(config-stcapp-suppl-serv-port)#mwi audible
mwi
を可聴のみ(
AMWI
)、可視のみ(
VMWI
)、または
両方(デフォルト設定)としてイネーブルにします。
• audible
:
AMWI
がイネーブルです。
• visible
:
VMWI
がイネーブルです。
• both
:デフォルト設定。
AMWI
と
VMWI
の両方がイ
ネーブルになります。
(注)
現在の設定では、
SCCP
でポートが設定されるとき
に
MWI
(
AMWI/VMWI
)が自動的にオンになりま
す。
SCCP
で
MWI
をオフにすることはできません。
ステップ
6
end例:
Router(config-stcapp-suppl-serv-port)#endコンフィギュレーション
モードを終了し、特権
EXEC
モードに戻ります。
コマンドまたはアクション
目的
AMWI と VMWI の設定 設定可能な AMWI および VMWI の設定例 no ipv6 cef ! stcapp ccm-group 20 stcapp ! ! stcapp supplementary-services port 2/1 fallback-dn 3001 port 2/2 fallback-dn 3102 mwi visible port 2/3 fallback-dn 3203 mwi audible ! ! voice-card 0 ! archive log config hidekeys ! ! ! ! ! ! interface FastEthernet0/0 ip address 1.5.42.80 255.255.255.0 duplex auto speed auto ! interface FastEthernet0/1 ip address 1.4.197.150 255.255.255.0 ip access-group 3 in duplex auto speed auto ! ip default-gateway 1.5.0.1 ! ip forward-protocol nd ip http server ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 FastEthernet0/0 ! ! ! control-plane ! ! voice-port 2/0 ! voice-port 2/1
timeouts ringing infinity station-id number 3001 caller-id enable !
voice-port 2/2 vmwi dc-voltage
timeouts ringing infinity station-id number 3102 caller-id enable !
AMWI と VMWI の設定 設定可能な AMWI および VMWI の設定例
timeouts ringing infinity station-id number 3203 caller-id enable ! voice-port 2/4 ! voice-port 2/5 ! voice-port 2/6 ! voice-port 2/7 ! voice-port 2/8 ! voice-port 2/9 ! voice-port 2/10 ! voice-port 2/11 ! voice-port 2/12 ! voice-port 2/13 ! voice-port 2/14 ! voice-port 2/15 ! voice-port 2/16 ! voice-port 2/17 ! voice-port 2/18 ! voice-port 2/19 ! voice-port 2/20 ! voice-port 2/21 ! voice-port 2/22 ! voice-port 2/23 ! ! mgcp fax t38 ecm ! sccp local FastEthernet0/0 sccp ccm 1.5.42.40 identifier 40 version 6.0 sccp ! ! sccp ccm group 20 associate ccm 40 priority 1 !
dial-peer voice 21 pots service stcapp
port 2/1 !
dial-peer voice 22 pots service stcapp
port 2/2 !
AMWI と VMWI の設定 設定可能な AMWI および VMWI の設定例 service stcapp port 2/3 ! line con 0 exec-timeout 0 0 line aux 0 line vty 0 4 exec-timeout 0 0 login
transport input all !
exception data-corruption buffer truncate end
Router#
例:現在の
MWI
設定の確認方法
ユーザは
show
コマンドを使用して、現在の
MWI
設定を確認できます。
Router# show stcapp device voice-port 2/2 Port Identifier: 2/2
Device Type: ALG Device Id: 1
Device Name: AN0C863949F6402 Device Security Mode : None Modem Capability: None Device State: IS Diagnostic: None Directory Number: 3102 Dial Peer(s): 12
Dialtone after remote onhook feature: activated Busytone after remote onhook feature: not activated
Last Event: STCAPP_DC_EV_DEVICE_SET_LAMP_PROCESS_DC_VMWI Line State: IDLE
Line Mode: CALL_BASIC Hook State: ONHOOK mwi: DISABLE vmwi: OFF mwi config: Visible Privacy: Not configured PLAR: DISABLE Callback State: DISABLED
CWT Repetition Interval: 0 second(s) (no repetition) Number of CCBs: 0
Global call info:
Total CCB count = 0 Total call leg count = 0 Router#
AMWI と VMWI の設定 参考資料
参考資料
ここでは、
Cisco
音声ゲートウェイの
FXS
ポート用の
SCCP
アナログ電話機サポートに関連する資料
を示します。
関連資料
関連項目
参照先
Cisco Unified Communications Manager
『
Cisco Unified Communications Manager
』
Cisco Unified Communications Manager Express
『
Cisco Unified Communications Manager Express
』
Cisco IOS
のデバッグ
『
Cisco IOS Debug Command Reference
』
Cisco IOS
の音声コマンド
『
Cisco IOS Voice Command Reference
』
Cisco IOS
の音声設定
『
Cisco IOS Voice Configuration Library
』
Cisco
音声ゲートウェイ
•
『
Cisco VG200 Series Gateway
』
•
『
Cisco 1800 Series Integrated Services Routers
』
•
『
Cisco 2800 Series Integrated Services Routers
』
•
『
Cisco 3800 Series Integrated services Routers
』
•
『
Cisco Unified 500 Series
』
会議およびコード変換リソース
•
『Cisco Unified CallManager and Cisco IOS Interoperability
Guide』の
「Configuring Enhanced Conferencing and
Transcoding for Voice Gateway Routers」
の章
•
『
Cisco CallManager and IOS Gateway DSP Farm
Configuration Example
』
AMWI と VMWI の設定 参考資料
シスコのテクニカル
サポート
説明
リンク
右の
URL
にアクセスして、シスコのテクニカル
サ
ポートを最大限に活用してください。
以下を含むさまざまな作業にこの
Web
サイトが役立
ちます。
・テクニカル
サポートを受ける
・ソフトウェアをダウンロードする
・セキュリティの脆弱性を報告する、またはシスコ製
品のセキュリティ問題に対する支援を受ける
・ツールおよびリソースへアクセスする
- Product Alert
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- Field Notice
の受信登録
- Bug Toolkit
を使用した既知の問題の検索
・
Networking Professionals
(
NetPro
)コミュニティ
で、技術関連のディスカッションに参加する
・トレーニング
リソースへアクセスする
・
TAC Case Collection
ツールを使用して、ハードウェ
アや設定、パフォーマンスに関する一般的な問題をイ
ンタラクティブに特定および解決する
この
Web
サイト上のツールにアクセスする際は、
Cisco.com
のログイン
ID
およびパスワードが必要です。
AMWI と VMWI の設定 設定可能な AMWI および VMWI の機能情報
設定可能な
AMWI
および
VMWI
の機能情報
表
17
に、このモジュールで説明した機能をリストし、特定の設定情報へのリンクを示します。この表
には、
Cisco IOS Release 15.1(3)T
以降のリリースで導入または変更された機能だけを示します。
このテクノロジーの機能でここに記載されていない情報については、
「補足サービスの機能ロードマッ
プ」(P.13)
を参照してください。
ご使用の
Cisco IOS
ソフトウェア
リリースでは、一部のコマンドが使用できない場合があります。特
定のコマンドのリリース情報については、コマンド
リファレンス
マニュアルを参照してください。
プラットフォームのサポートおよびソフトウェア
イメージのサポートに関する情報を検索するには、
Cisco Feature Navigator
を使用します。
Cisco Feature Navigator
を使用すると、特定のソフトウェア
リ
リース、機能セット、またはプラットフォームをサポートする
Cisco IOS
と
Catalyst OS
のソフトウェ
ア
イメージを判別できます。
Cisco Feature Navigator
には、
http://www.cisco.com/go/cfn
からアクセ
スしてください。
Cisco.com
のアカウントは必要ありません。
(注)
表
17
に、特定の
Cisco IOS
ソフトウェア
リリース群で特定の機能をサポートする
Cisco IOS
ソフト
ウェア
リリースだけを示します。特に明記されていない限り、
Cisco IOS
ソフトウェア
リリース群の
後続のリリースでもこの機能をサポートします。
表