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(1)

資料2

野菜の消費をめぐる状況について

野菜の消費をめぐる状況について

平成25年1月

平成25年1月

(2)

1.野菜消費の現状①・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

野菜消費の現状②・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2.野菜消費の現状②

3.野菜消費の変化①(食生活の多様化・洋風化)・・・・・・・・・・・・・

4.野菜消費の変化②(食の外部化・簡便化)・・・・・・・・・・・・・・・

5.野菜消費の変化③(野菜摂取目標量と認識の乖離)・・・・・・・・・・・

6.米国の野菜消費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7.米国の野菜消費に関する施策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

8.米国の野菜消費拡大対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

我が国の消費拡大対策①(平成13年度

平成19年度)

9.我が国の消費拡大対策①(平成13年度~平成19年度)・・・・・・・・・・

10.我が国の消費拡大対策②(平成20年度以降)・・・・・・・・・・・・・・

10

(3)

1.野菜

.野菜消費の

消費の現状①

現状①

○ 主要農産物の消費動向をみると、肉類・油脂類の消費が増加している一方で、野菜の消費は減少傾向で

推移している。

○ 一方、野菜は、他の品目と比較して、豊富な栄養素が含まれ、ビタミン、ミネラル、食物繊維等の重要な供

給源と位置づけられる。

○ 主要農産物の消費動向

○ 1日に野菜から摂取する栄養素の割合

119 111 113 113 120 130 (kg) 野菜 (1人/年) 18%(2位) 24%(1位) カルシウム カリウム 2200 mg 510 mg 1日摂取栄養量 111 113 113 106 105 102 95 91 80 90 100 110 120 野菜 穀類 38%(1位) 59%(1位) 21%(1位) 56%(1位) 14%(1位) 葉酸 ビタミンK ビタミンE ビタミンA 鉄 7.6 mg 529μg 7.9 mg 227μg 281μ 50 60 70 80 牛乳及び 乳製品 果実 37%(1位) 31%(1位) 38%(1位) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 食物繊維 ビタミンC 葉酸 281μg 109 mg 14.0 g 100g当たり カリウム カルシウム 鉄 ビタミンA ビタミンE ビタミンK 葉酸 ビタミンC 食物繊維 資料:厚生労働省「平成22年国民健康・栄養調査報告」

○ 野菜と他の品目との栄養素比較

10 20 30 40 肉類 油脂類 野菜類 穀類 果実類 魚介類 肉類 乳類 その他 mg mg mg μg mg μg μg mg g こめ 精白米 88 5 0.8 0 0.1 0 12 0 0.5 キャベツ 生 200 43 0.3 4 0.1 78 78 41 1.8 だいこん 根 生 230 24 0.2 0 0.0 Tr 34 12 1.4 トマト 生 210 7 0.2 45 1.1 4 22 15 1.0 みかん じょうのう 普通生 150 21 0.2 84 0.4 0 22 32 1.0 さんま 生 資料:農林水産省「食料需給表」 0 S46 51 56 61 H3 8 13 18 23 注:国民1人・1年当たり供給純食料の数値

さんま 生 200 32 1.4 13 1.3 Tr 17 Tr 0.0 和牛肉 かたロース赤肉生 240 3 2.4 3 0.4 7 7 1 0.0 普通牛乳 150 110 Tr 38 0.1 2 5 1 0.0 Tr: 微量に含まれていると推定されるもの 資料:文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告「日本食品標準成分表2010」 注:国民1人 1年当たり供給純食料の数値

(4)

○ 1人当たりの野菜消費量は、緑黄色野菜は横ばいであるものの、野菜全体では減少傾向で推移している。

あ 「

2.

2.野菜

野菜消費の

消費の現状②

現状②

○ 家庭での生鮮野菜の品目別購入量をみると、重量野菜である「だいこん」や「はくさい」のほかに「きゅうり」が

減少傾向で推移する一方で、緑黄色野菜である「トマト」や「ブロッコリー」などは増加又は横ばい傾向で推移

している。

○ 1人1年当たりの野菜消費量の推移

○ 品目別野菜購入量の推移(1人1年当たり)

減少傾向の品目 105 0 120 (㎏/年) 6.1 5.5 5.9 5.5 6.0 (kg/年) だいこん 105.0 102.2100.4 103.2 102.4 101.5 97.4 95.9 93.8 96.3 94.9 94.5 93.6 90.9 88.1 91.1 79.3 77.2 75.3 76.6 76.0 75.0 72.1 70.6 68 4 69.3 68 2 67 3 66 8 80 100 4.9 4.6 4.3 3.5 3.4 3.1 2.7 2.8 3.8 2.7 3.1 2.5 2.6 2.7 2.2 3.0 4.0 5.0 だいこん きゅうり はくさい きゅうり はくさい 68.4 68.2 67.3 66.8 65.7 63.6 65.3 40 60 野菜全体 うちその他の野菜 うち緑黄色野菜 2.1 1.8 1.9 1.7 1.5 1.5 1.7 1.5 1.4 1.2 1.4 1.1 1.2 1.0 0.8 0.7 0.0 1.0 2.0 S61 H3 H8 H13 H18 H23 はくさい なす ほうれんそう さといも さといも なす ほうれんそう 増加・横ばい傾向の品目 25.7 25.0 25.1 26.6 26.4 26.6 25.3 25.3 25.4 27.0 26.7 27.2 26.8 25.2 24.5 25.8 0 20 5.8 5.0 5.4 5.1 5.2 5.9 4.9 4 8 4.8 4 8 5.0 5.2 5.0 6.0 (kg/年) キャベツ たまねぎ 資料:農林水産省「食料需給表」 0 H8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 4.8 4.8 3.6 3.3 3.8 3.8 3.7 3.7 2.6 2.6 2.9 2.7 2.7 2.9 1.8 1 5 1 6 1 7 1.9 1.9 1 6 1.7 1.7 1 6 1.7 2.0 3.0 4.0 キャベツ たまねぎ トマト にんじん レタス ねぎ ぎ トマト にんじん レタス たまねぎ 注:緑黄色野菜は以下の20品目をいう かぼちゃ、ピーマン、トマト(ミニトマトを含む)、さやえんどう(グリーンピース を含む) さや んげん オク ほうれんそう パセ し んぎく わ 資料:総務省「家計調査」(農林漁家世帯を除く2人以上の世帯)

1.5 1.6 1.7 1.6 1.6 1.6 0.8 0.7 0.6 0.7 0.8 0.8 0.9 0.9 1.1 1.1 1.2 0.0 1.0 S61 H3 H8 H13 H18 H23 ねぎ ピーマン ブロッコリー ねぎ ピーマン ブロッコリー を含む)、さやいんげん、オクラ、ほうれんそう、パセリ、しゅんぎく、ニラ、わ けぎ、しそ、みつば、チンゲンサイ、ブロッコリー、その他のつけな、アスパラ ガス、カイワレダイコン、その他の葉茎菜類、にんじん

(5)

3.野菜消費の変化①

.野菜消費の変化① (食生活の多様化・洋風化)

(食生活の多様化・洋風化)

○ 肉類・油脂類の消費が増加するなど、食生活の洋風化が進んでいる。

人 年当たりのサラダ購入金額は増加傾向で推移しており 野菜を使用した料理の内容が変化している

○ 1人1年当たりのサラダ購入金額は増加傾向で推移しており、野菜を使用した料理の内容が変化している。

○ サラダの購入金額の推移(1人1年当たり)

購入金額( 年)

○ 主要農産物の消費動向 (前掲)

868 885 901 931 963 954 930 938 975 967 932 924 962 1,019 900 1,000 1,100 購入金額(円/年) 119 111 113 113 106 105 102 95 100 110 120 130 (kg) 野菜 (1人/年) 812 826 837 868 700 800 900 サラダ購入金額 95 91 70 80 90 100 穀類 牛乳及び 乳製品 600 H7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 資料:総務省「家計調査」(農林漁家世帯を除く2人以上の世帯) ただし、総務省「消費者物価指数(平成22年基準)」のサラダの指数により計算した 30 40 50 60 果実 肉類 ・ コールスローサラダ:340g ・ かぼちゃの煮物:600g ふろふきだ ん

○ 一般的な煮付けの野菜使用量、サラダの野菜使用量(4人分)

0 10 20 S46 51 56 61 H3 8 13 18 23 油脂類 ・ ふろふきだいこん:500g 資料:農林水産省「食料需給表」 注:国民1人・1年当たり供給純食料の数値

参考資料:集英社 non-no野菜基本料理大百科 辻学園出版事業部 わが家の料理全集より園芸作物課で計算

(6)

4.野菜消費の変化②

4.野菜消費の変化② (食の外部化・簡便化)

(食の外部化・簡便化)

○ 家庭での生鮮野菜の購入量が減少する一方で、食の外部化が進展している。

○ 若い世代ほど簡便化志向の傾向がみられる。また、野菜不足を感じている単身者は、中食・外食や加工

63.7 70(%)

○ 生鮮野菜の購入量の推移 (1人1年当たり)

(㎏/年)

品を利用することで野菜不足を解消したいと考えている割合が高い。

○ 簡便化志向の年代別傾向

28.5 57.3 40.6 32.6 52.2 36.1 38.5 46.9 29.9 47.1 37.2 26 4 27.6 59.2 25 4 30.9 63.7 37.4 30 40 50 60 66.2 56.9 55 60 65 70 19.222.3 23.5 26.4 27.6 25.4 14.9 18.3 13.7 0 10 20 30 健康志向 経済性志向 簡便化志向 手作り志向 40 45 50 55 健康志向 経済性志向 簡便化志向 手作り志向 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳代 注:回答選択肢7項目のうち上位4項目を記載 S50 52 54 56 58 60 62 H1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 資料:総務省「家計調査」(農林漁家世帯を除く2人以上の世帯) 資料:(株)日本政策金融公庫「平成24年度上半期消費者動向調査結果」

○ 野菜不足の解消方法

○ 食の外部化率の推移

44.7 40 45 50(%)

○ 野菜不足の解消方法

野菜不足だと思う人、野菜不足気味だと思う人にどのようにして野菜不足を解消したいか質問

○ 食の外部化率の推移

総数 主婦 既婚男性 単身女性 単身男性 家庭の食事で野菜料理や使用する野菜 の量を多くしたい 49.4 58.1 45.9 51.1 25.5 市販の野菜ジ ス等を飲むようにしたい 25 0 23 6 25 5 35 1 19 4 25 30 35 市販の野菜ジュース等を飲むようにしたい 25.0 23.6 25.5 35.1 19.4 果物を多く食べるようにしたい 15.8 16.5 14.6 24.5 9.2 カット野菜をもっと利用するようにしたい 12.7 11.2 11.8 12.8 22.5 中食や外食時には 野菜が多いものを選

資料:(社)JC総研「野菜・果物の消費行動に関する調査結果 2012年調査」 注:回答選択肢12項目のうち上位6項目を記載 資料:(財)食の安全・安心財団 中食や外食時には、野菜が多いものを選 んだりしたい 10.0 9.9 8.4 14.9 11.2 青汁を飲むようにしたい 10.0 12.4 6.2 17.0 7.1 注:食の外部化率 = 料理品小売業市場規模 + 外食産業市場規模(弁当給食分を除く) (家計の食料・飲料・たばこ支出額-たばこ販売額)+外食産業市場規模

(7)

5.野菜消費の変化③

5.野菜消費の変化③ (野菜摂取目標量と認識の乖離)

(野菜摂取目標量と認識の乖離)

○ 年代別野菜摂取量をみると、すべての年代で摂取目標量に達しておらず、特に20歳代~40歳代で不足が

目立 ている

目立っている。

○ 1日当たりの野菜摂取目標量(350g)の認知は低い。また、実際に摂取している量を適量と認識している傾

向があり、野菜摂取目標量と適量と認識する量に大きな乖離がある。

○ 年代別野菜摂取量

必要ない 1~2皿 3~4皿 5~6皿 7皿以上

○ 野菜摂取量の適量の認識(総数)

※1皿70gとして調査。5皿で1日摂取目標量350g。 400 450 摂取目標量=350g (成人1人1日当たり) (g/日) 1日に野菜をどのくらい食べるのが適量だと思うか質問 1 40 40 15 3 総数 200 250 300 350 摂 標 g 必要ない 1~2皿 3~4皿 5~6皿 7皿以上 1日の平均 0% 20% 40% 60% 80% 100%

○ 野菜摂取量の適量の認識(1日の平均野菜摂取量ごと)

266.5 277.4 141.2 238.7 255.7 234.4 239.1 255.6 288.1 312.3 293.6 0 50 100 150 平均 20歳以上 1~6歳 7~14歳 15~19歳 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~69歳 70歳~ 実際に1日平均で野菜をどのくらい食べているか、1日に野菜をどのくら い食べるのが適量だと思うか質問 3 2 15 8 71 29 11 60 5~6皿 7皿以上 必要 以 1日の平均 野菜摂取量 資料:厚生労働省「平成23年国民健康・栄養調査報告」 平均 20歳以上 1 6歳 7 14歳 15 19歳 20 29歳 30 39歳 40 49歳 50 59歳 60 69歳 70歳 平均 17 54 50 7 21 39 57 6 9 31 2 2 4 食べていない 1~2皿 3~4皿 17 54 21 6 2 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 食べていない

資料:一般社団法人ファイブ・ア・デイ協会「野菜・果物を取り巻く生活者の 消費動向(3万人アンケート)」(平成24年3月) 注:20歳以上の男女約3万人を対象にしたアンケート調査の結果

(8)

6.米国の野菜消費

6.米国の野菜消費

○ 米国における野菜消費量は80年代から増加傾向で推移しており、90年代中頃以降は、米国における野菜

消費量が我が国の野菜消費量を上回って推移している。

○ 日米における1人1年当たりの野菜消費量の推移

○ 米国において野菜消費量が増加した理由

消費量が我が国の野菜消費量を上回って推移している。

○ 野菜消費量が増加した要因として、生産規模拡大や流通システムの改善による供給体制の整備に加え、

ファイブアデイ運動などの啓発活動の成果が考えられる。

○ 日米における1人1年当たりの野菜消費量の推移

○ 米国において野菜消費量が増加した理由

(1980年~2000年頃)

① 所得向上による食料消費の増加

② 主産地であるカリフォルニア州の

生産規模拡大に

140 (kg)

② 主産地であるカリフォルニア州の

生産規模拡大に

よる野菜生産量の増加

コールドチェーン

の確立、

カット野菜

の鮮度保持技

術の向上など

流通システムの改善

123  123  110 120 130

④ カット野菜など

便利な商品の普及

⑤ 青果物の消費拡大に向けた、

官民連携による「ファ

イブアデイプログラム」の実施

102  102  90 100 日本 米国 資料:FAOSTAT

○ 米国における野菜消費促進にかかる近年

(2000年以降)の取組

① 米国食生活指針の見直し

80 資料 FAOSTAT

① 米国食生活指針の見直し

② 健康的な食生活推進のための食事ガイドラインとし

ての「

マイピラミッド

」(2005年)、「

マイプレート

」(2011

年)の開発

注:国民1人・1年当たり供給粗食料の数値であり、1ページ目のグラフ「主要 農産物の消費動向」の数値とは異なる。 資料:(独)農畜産業振興機構「米国における野菜消費の状況 ~日本の消費 拡大の可能性を探る~」(2011年3月) (財)中央果実基金「海外果樹農業ニュースレター」(2011年8月)

(9)

7.米国の野菜消費に関する施策

7.米国の野菜消費に関する施策

○ 米国では、民間と行政が一体となって「毎日5サービング以上の野菜と果実を食べよう」と呼びかけるファイ

ブアデイ運動を実施。

1986年 カリフォルニア州が国立がん研究所(NCI)の事業に応募しファイブアデイ事業を立案( 91年まで5ヶ年実施)

ブアデイ運動を実施。

○ 「食生活指針」を見直し、毎日食べる食品の摂取量の約半分を野菜と果実にすることを奨励(2005年)。

皿の半分を野菜と果物を占める「マイプレート」を発表(2010年)。

1986年 カリフォルニア州が国立がん研究所(NCI)の事業に応募しファイブアデイ事業を立案(~91年まで5ヶ年実施) 1991年 全国ファイブアデイ事業に発展 青果物マーケティング協会(青果業界組織)が参加表明し、非営利団体である健康増進青果財団(PBH)を設立 1992年 農務省(USDA)が「フードピラミッド」を発表 1993年 全米スーパー35,000店参加しファイブ・ア・デイプロモーションの実施 1997年 農務省(USDA)が全国ファイブアデイ事業に参加 2000年 国立がん研究所(NCI)内の評価グループによる評価 2000年 国立がん研究所(NCI)内の評価グル プによる評価 「米国食生活指針」(2000年版)で、野菜と果実の摂取拡大の必要性を明示 2001年 組織構成・予算の拡充(全国ファイブアデイ事業から全国ファイブアデイ・パートナーシップと改名) 小学生を対象とする全国キャンペーン開始 年 農務省( )が全国 イブ デイ パ トナ シ プ 運営協議会 参加 マイピラミッド 2002年 農務省(USDA)が全国ファイブアデイ・パートナーシップの運営協議会に参加 新農業法の中でファイブアデイ事業支援を明記 2005年 「米国食生活指針」(2005年版)で、毎日食べる食品の摂取量の約半分を野菜と果実で摂取することを奨励 農務省(USDA)と保健福祉省(HHS)が「マイピラミッド」を発表 2007年 全国ファイブアデイ事業を全国果実野菜事業に改名

事業スローガンを「Fruits & Veggies More Matters - 果実と野菜はもっと多く摂取することが重要 -」に変更 2010年 ミシェル・オバマ大統領夫人の呼びかけで 子どもの肥満撲滅運動「Let’s move!」を展開 マイプレート 2011年 「米国食生活指針」を改訂(2010年版) 農務省(USDA)が「マイプレート」を発表 資料:(財)中央果実基金「米国における果実の消費拡大に向けた取り組み状況調査報告書」(2003年2月)、「米国連邦行政組織による果実消費拡大に向けた取り組みにかかわる調査報告書」 (2010年8月)、「海外果樹農業ニュースレター」(2011年8月)、女子栄養大学出版「栄養と料理」掲載記事「海外レポート 全米に広がる子どもの肥満撲滅運動」(2011年4月)

(10)

○ 1980年代から米国では「マクガバンレポート」を踏まえた栄養政策の推進により、野菜の摂取増を奨励。

○ カリフォルニア州で行われた「ファイブアデイ」運動が成功し 1991年には連邦プログラムとして全国的運動になった

8.米国の野菜消費拡大対策

8.米国の野菜消費拡大対策

○ カリフォルニア州で行われた「ファイブアデイ」運動が成功し、1991年には連邦プログラムとして全国的運動になった。

○ 2010年2月に、ミシェル・オバマ大統領夫人が、子どもの肥満撲滅運動である「Let’s move!」を呼びかけ、米国政府

や民間企業等が食生活改善の取組を開始した。

○ 2011年の米国食生活指針の改訂に伴い、理想的な食事を一目で把握できるよう、皿の半分を野菜と果実で占める

「マイプレート」を発表

「マイプレ ト」を発表。

「ファイブアデイ」プログラム

① プ ミシェル・オバマ大統領夫人の呼びかけで、2010年2月に始まった子どもの肥 満撲滅 向けた活動 政府 企業 団体 教育機関などが連携 柱

「 Let’s move! 」

① シンプルでわかりやすいメッセージ 「野菜と果物を毎日5サービング以上 食べて健康を増進しよう!」 ② 子供への食育体験活動の実施 満撲滅に向けた活動。政府、企業、団体、教育機関などが連携して、4つの柱 に焦点を当てた取組を実施。 ① 保護者に対するサポートの強化 ② 学校の「食」を取り巻く環境の改善 ② 子供への食育体験活動の実施 ・スーパーマーケットツアーによる食育体験活動 ・小学校への生鮮野菜と果実の無料配布 など ③ 健康的で手頃な価格の生鮮食品を入手しやすく ④ 子どもたちがより活発的になれるように

「マイプレート」

とは・・・

③ 店頭POP、マスメディア等によるキャンペーン活動 サービングサイズの浸透の徹底、健康機能情報の提 供 ④ 官民連携による実施

マイプレ ト」

とは

米国食生活指針(2010年版)の趣旨である「理想 的な食事」を一目で把握できるシンプルなデザイン ①一目でわかるシンプルなデザイン ④ 官民連携による実施 当初の実施主体は、国立がん研究所(NCI)と民間 の非営利団体である健康増進青果財団(PBH) 2001年以降は、NCI、PBHに政府組織・非営利医療 皿の半分は「野菜」「果実」で占め、残りの半分に 「穀類」「たんぱく質の食品」を取り入れ、これに ②「野菜」と「果実」で皿の半分 資料:(独)農畜産業振興機構 海外情報「米国における野菜果実摂取啓発事業の近況ファイブアデイ事業の成果に学ぶ」(2007年2月)、「米国における野菜消費の状況 ~日本の消費拡大の可能性を探 る~ 」(2011年3月)、(財)中央果実基金「米国における果実の消費拡大に向けた取り組み状況調査報告書」(2003年2月)、「米国連邦行政組織による果実消費拡大に向けた取り組みにかかわる調 査報告書」(2010年8月)、「海外果樹農業ニュースレター」(2011年8月)、女子栄養大学出版「栄養と料理」掲載記事「海外レポート 全米に広がる子どもの肥満撲滅運動」(2011年4月) 栄養組織・青果業界等を加えた運営協議会 「乳製品」を加える穀類」 たんぱく質の食品」を取り入れ、これに

(11)

9.我が国の消費拡大対策①(平成

.我が国の消費拡大対策①(平成13

13年度~平成

年度~平成19

19年度)

年度)

○ 農林水産省では、平成13年より野菜の消費拡大を推進するため、野菜課消費班(当時)を設置するとともに、野菜

消費拡大のための補助事業を実施。

○ 平成14年には、青果物等の摂取による健康維持増進に関する情報発信等を目的とする青果物健康推進委員会と、

ファイブ・ア・デイ運動を中心とした食育プログラムの展開を行うファイブ・ア・デイ協会が発足。

○ 野菜消費拡大のための補助事業の内容

平成13年

平成14年~平成16年

対象者別にイベント、啓発資

材の配布等実施

平成17年~平成19年

モデル実証試験、効果検証を実施

○一般消費者・若年 層向け ・がんと野菜のビ デオ作成 ・野菜フォーラムの ○一般消費者向け ・量販店でのイベント、料理レシ ピコンテスト、メールマガジンの 配布等 ○専門家向け ○産地における野菜の栄養成分・機能性についての情報提供 ・ラベル・POPの作成、モデル店舗にて実証試験 ○外食・中食における普及啓発活動 ・モデル外食店舗においてイベント開催 ・野菜のレシピ提案用素材集を作成・配布 野菜フォ ラムの 開催 ・新聞紙掲載 ・街頭ビジョン広告 ・アンケートの実施 ○専門家向け ・野菜の機能性を整理したHPの 作成、野菜フォーラムの開催 ○児童向け ・食育体験(スーパーマーケット ツア )の実施 教材の配布 野菜のレシピ提案用素材集を作成 配布 ・外食・中食業界と産地が連携した野菜フェアの開催 ・消費動向調査の実施 ○子ども向け ・食育体験(スーパーマーケットツアー)の実施、教材の配布 ○企業 団体での普及啓発活動 ツアー)の実施、教材の配布 ○企業・団体での普及啓発活動 ・モデル企業の従業員食堂を利用した普及啓発活動、効果検証を実施 ・企業・団体関係者向けの野菜摂取啓発優良事例発表会の実施 ・企業における食生活改善実施マニュアルの作成・配布 ○有識者による協議会の設置 ・野菜の機能性等調査 ・がん予防等の健康機能調査 野菜の摂取目安の開発 普及手法の検討 ・野菜の摂取目安の開発、普及手法の検討 ・野菜消費に関する全国段階調査の実施(毎年)

(12)

10.我が国の消費拡大対策②(平成

10.我が国の消費拡大対策②(平成20

20年度以降)

年度以降)

○ 20年度より、①野菜の不足しがちな成人や野菜嫌いの多い子どもにターゲットを絞った摂取拡大活動、②産地側

からの料理、調理特性等についての情報発信を通じ、食育と一体的に野菜の消費拡大対策を推進。また、消費者

① 健康づくりを意識

② 若年層における

③ 産地からの情報

が求める情報である野菜の栄養成分等の情報提供の推進。

栄養成分を求める

① 健康づくりを意識

する企業の増加

40歳以上の健康診断及 び事後指導が健康保険 組合に義務化

② 若年層における

摂取不足が顕著

野菜嫌いの子供が多い

③ 産地からの情報

提供を求めている

サラダ向きなど料理用 途別の品種の情報等を 産地に望む声が多い

栄養成分を求める

消費者のニーズ

8割以上の消費者が、野菜 摂取に「含まれる栄養成分 の多少」が影響すると回答 食育と一体的な取組

① 企業の健康管理部

② 野菜大好き食育

③ 国産野菜の情報

組合に義務化 産地に望む声が多い

やさい くだものの栄養

の多少」が影響すると回答

① 企業の健康管理部

門との連携による

普及・啓発の実施

健康保険組合や福利厚

② 野菜大好き食育

体験等の推進

児童等を対象に量販店

③ 国産野菜の情報

提供の推進

利用方法等産地の特長

やさい・くだものの栄養

成分情報提供の推進

青果物栄養成分等自主表示 生部門、管理栄養士等と 連携し、野菜摂取推進活 動を支援 の店頭や教育の場等を 通じ、食と健康の大切さ の理解浸透を図る食育 体験等を推進 を生かした情報提供を 推進 ガイドラインの検討、策定、モ デル的取組の推進

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参照

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