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ライオンズクラブ国際協会グローバル指導力育成チーム (GLT) へようこそ GLT においてあなたが担われた役職は 大きな重要性を持つとともに エキサイティングでやり甲斐のあるものです この情報ガイドは あなたがこの新たな任務に取りかかる上で必要となる情報を提供します GLT の起こり 構造 目的の

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地区

グローバル指導力育成チーム

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ライオンズクラブ国際協会グローバル指導力育成チーム(

GLT

)へようこ

そ。

GLT

においてあなたが担われた役職は、大きな重要性を持つととも

に、エキサイティングでやり甲斐のあるものです。

この情報ガイドは、あなたがこの新たな任務に取りかかる上で必要となる

情報を提供します。

GLT

の起こり、構造、目的のほか、新たなリーダーの

育成、会員増強と奉仕の促進と支援、そして究極的にはあなたのクラブと

会員が最高のライオンとなれるよう指導するにあたり、有用となるアイデ

ィア、ツール、情報などを掲載しています。

任期を始めるにあたり本ガイドを熟読した上で、任期を通して、情報源と

してご活用ください。

情報や資料についてのご質問、あるいは

GLT

に関する疑問やご意見があり

ましたら、

globalleadershipteam@lionsclubs.org

までご連絡ください。

質の高いリーダーシップへのあなたのご献身に感謝申し上げます。ご成功

をお祈りいたします!

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- 2 -

地区 GLT 情報ガイド

目次

ページ

グローバル指導力育成チーム(GLT)

はじめに

3 - 4

体制

5 - 6

目標、目的、責任

7 - 9

GMT と GLT の協力関係

10 - 11

コミュニケーション

12 - 13

リーダーの特定

14

ニーズ評価と計画立案

15 - 16

各種指導力育成プログラムと資料

17 及び付録

研修ワークショップの企画

18 - 21

ライオンズ研修の効果的な実施

22 - 23

研修ファシリテーターの選任

24 - 25

ウェビナー

26 – 27

推奨地区レベル研修

28

推奨クラブレベル研修

29

付録 - プログラムと資料

30

上位ライオンズ・リーダーシップ研究会

31 - 32

講師育成研究会

33 - 34

ライオンズ学習センターのオンライン研修コース

35 –37

クラブ役員オリエンテーション・プログラム情報

38

会員オリエンテーション資料

39 - 40

ライオンズ・メンター・プログラム

41 – 42

クラブ向上プロセス (CEP)

43 – 44

公認ガイディング・ライオン・プログラム

45 - 46

クラブ健康診断レポート

47

(4)

- 3 -

グローバル指導力育成チーム

はじめに

背景 いかなる組織においても、成功のためには有能なリーダーの存在が欠かせません。優れ た指導者チームこそが、世界中のコミュニティーに意義ある優れた奉仕を提供するとい う協会の使命を遂行し続けるために必要な、ビジョン、指針、そして動機を与えるので す。 過去数年間、国際協会は既存のクラブの会員数の増加や新クラブの結成といったことに 主に力を注いできました。しかし、せっかく成し遂げた会員数の成長も、効果的なリー ダーシップによる安定した基礎なしには、それを維持し、活用することはできません。 グローバル会員増強チーム(GMT)の設置(2008 年 7 月)により、これまでの会員増 強プログラムに欠けていた継続性と柔軟性がもたらされ、地域ごとのプランに基づく国 際的目標値の設定、効果が実証済みの組織に基づいた新しいチーム構成、さらには GMT、複合地区、地区、そしてクラブというわかりやすいコミュニケーションの流れ が実現しました。この手法は、会員増強が成し遂げられたという結果から、成功であっ たと考えられます。 2009-2010 年度に、これまでの MERL に代わる新しいコンセプトが形作られました。つ まり指導力育成(L) の機能を、既存クラブの会員増強 (M)、新クラブの開拓(E)そして会 員維持 (R)という機能から分離する、というコンセプトです。この構成は、地域ごとの 会員増強に関する取り組みが、一層 GMT の取り組みと一体化しやすくなることによ り、その成功の機会を高めることを目的としたものです。 さらにこの新しいコンセプトのカギになるのがグローバル指導力育成チーム(GLT)で あり、これは GMT に並行して、お互いに補完しあいながら活動することが想定されて います。GLT は、ライオンズクラブ国際協会のあらゆるプログラムの成功にとって、 そして国際協会が組織として将来に向け活力を維持していくために不可欠な指導力育成 に一層の支援を提供します。 従って、ライオンズクラブ国際協会グローバル指導力育成チームの目的は、リーダーを 見出し、教育し、動機を高め、そうして育成したライオンズにおけるリーダーを活用す ることについて、これまでに効果が立証されている既存の枠組みを活用しながら、国際 協会の指導者となりうる人材を拡充することにあります。

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- 4 - GLT の概要 グローバル指導力育成チーム(GLT)は、ライオンズクラブ国際協会の今後の発展にと って確固とした基盤たりうる、積極的な指導力育成のために必要な指針を提供します。 GLT は、必要な情報、助言、意欲喚起を行うことにより、国際協会のあらゆる役職レ ベルにおいてリーダーを見出し、育成することを支援します。GLT は、複合地区およ び地区レベルの両方にコーディネーターを配置し、さらに地区ガバナー・チームも含む という構成になっており、これにより、地域ごとのニーズに応じた研修や手法を促進し つつ、クラブレベルから上のレベルへと、資格を備えたより多くのリーダーを育成する ための包括的でグローバルな場を提供します。また、GMT との継続的かつ安定した協 力と対話はお互いの効果を高めるために極めて重要です。 GLT ではリーダーとなる資質のあるライオンを効果的に見出し、動機を高めるのにあ わせ、リーダー教育や研修の機能や運営面にも力を注ぐことが可能です。これは、技能 を備えたライオンズのリーダーとなる人材の層を厚くし、リーダーシップの引き継ぎを いっそう効果的に計画できるようにすることから、国際協会にとって大きなメリットを もたらすでしょう。 国際本部からの支援は重要ではありますが、それぞれの地域のニーズを理解し、国際協 会の各種リーダーシップ育成プログラムにも精通し、さらにコミュニケーションと人々 をやる気にする能力を持つ、経験豊かで見識高いライオンズのリーダーたちは、最も重 要なレベルであるひとつひとつのライオンズクラブにとっての効果を高めるに違いあり ません。質の高いリーダーの必要性への認識を高め、リーダーとなる資質のある会員を 見極め、国際協会のそれぞれのレベルで用意されているリーダーシップ育成の機会につ いて周知を図ることは、ライオンズクラブ国際協会の指導力の質をさらに高めるでしょ う。

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- 5 -

体制

GLT/GMT の構成 グローバル会員増強チーム(GMT)とグローバル指導力育成チーム(GLT)は会員増 強と指導力育成の促進に向け、並行して機能します。二つの組織は、執行協議会により 国際レベルで結びつき、かつ調整されます。GMT/GLT 執行協議会は、国際会長と第一 および第二副会長による指導のもと、GMT、GLT それぞれに対する監督および指導を 行います。GMT と GLT はまた、国際コーディネーター、国際理事会の会員増強委員 長、リーダーシップ委員長、および地区及びクラブサービス委員長から構成される合同 運営委員会、それに各会則地域リーダーからさらなる支援を受けます。 GLT の構成は、GMT のそれとほぼ同様です。これにより、両組織の効果的な協力、研 修と指導力育成におけるニーズの徹底的な評価、それぞれの具体的な領域におけるニー ズの充足が可能になります。ただし、地域によっては、一人のライオンが GLT と GMT の代表を兼務することもあります。

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- 6 - GLT の構造 グローバル指導力育成チームは、特定の会則地域やエリアを担当するリーダーたちによ り構成されます。GLT のメンバーは、地域のニーズを十分分析した上で、適切なプロ グラムの開発と実施を行えるように、3 年間の任期で任命されています。全 GLT メン バーは毎年見直しが行われ、実績に基づき再任となるかまたは解任かの確認がされま す。  GLT 会則地域リーダー: GLT 会則地域リーダーの数は 11 名で、それぞれ特殊 なニーズや地域の規模を考慮し、アフリカ大陸には 1 名、米国には 2 名まで、東 洋東南アジアには 3 名までの会則地域リーダーが含まれます。相互の協調と協力 が最大の効果をもたらすように、GLT と GMT には、同じ領域区分に基づく同じ 人数のリーダーが配置されます。ただし、地域によって、一人のライオンが GLT と GMT の代表を兼務することもあります。GLT 会則地域リーダーは、第一 および第二国際副会長のほか地域の指導者と相談の上、国際会長により選任され ます。  GLT エリアリーダー: 世界全体で GLT エリアリーダーの数は約 36 人。GLT に は GMT のエリアリーダーと同じ地域構成のもと、同じ人数のエリアリーダーが 選任されています。ただし、地域によって、一人のライオンが GLT と GMT の 代表を兼務することもあります。地理的に特殊または遠方に位置するエリアに対 しては、そこでの指導力育成を特に支援するため、特別エリア・アドバイザーが 選任される場合があります。同じ地域を担当する GLT と GMT それぞれのエリ アリーダーは、地域のニーズに効果的に対応するため、継続的に連絡を取り合い ます。GLT エリアリーダーは、第一および第二国際副会長、および会則地域リ ーダーと相談の上、国際会長により選任されます。  複合地区 GLT: 各複合地区で GLT が編成され、複合地区 GLT コーディネータ ー、協議会議長、指導力育成に見識の高いライオン(3 名を上限とする)により 構成されます。複合地区 GLT は複合地区 GMT と協力しながら活動します。複 合地区 GLT コーディネーターと他の GLT メンバーは、GLT エリアリーダーおよ び協議会議長との相談のもと、複合地区ガバナー協議会が任命します。  地区 GLT: 各準地区で GLT が編成され、地区 GLT コーディネーターと、第二 副地区ガバナーを連絡調整役とした地区ガバナー・チームにより構成されます。 必要に応じて他の見識あるライオンをチームに加えることができます。地区 GLT は地区 GMT と協力しながら活動します(地区ガバナー・チームは、GLT と GMT のどちらにおいても、地区レベルの活動の核となります)。地区 GLT コー ディネーターと他の GLT メンバーは、GLT エリアリーダーおよび複合地区 GLT コーディネーター、ならびに第一・第二副地区ガバナーとの相談のもと、地区ガ バナーが任命します。

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- 7 -

目標、目的、責任

GLT は複数のリーダーシップ・レベルごとに構成されてはいますが、その目標と目的 はあらゆるレベルにおいて常に共通です。 • すべてのレベルで、ライオンズのリーダー候補を見出し、育てる • リーダー育成におけるニーズを調べ、そのニーズに応じられるリソースを確認す ることにより、国際協会の研修および育成プログラムの有用性と効果を高める • 国際協会のすべてのレベルで研修を増やす • 研修とリーダー育成方法を地域やローカルのニーズに応じたものにする • エリア間で成功事例を共有する • 新しい研修ツールの導入を促進する • 質の高いリーダーが極めて重要な価値あるものであるということについて、ライ オンズの理解度を高める それぞれの GLT レベルに求められる責任は以下の通りです。  GLT 会則地域リーダー 責任 o GLT エリアリーダーを監督および支援し、励ます o エリアフォーラムにおいて、リーダー研修と育成に確実に重点がおかれるよう にする o 国際協会のすべてのレベルにおける質の高いリーダーの必要性について啓 発し、理解を高める o GLT エリアリーダーからの報告に基づき、会則地域におけるニーズを分析評価 する o 執行協議会とリーダーシップ部に対し、指導力育成におけるニーズと進捗 状況について助言を行う o GMT 会則地域リーダーと協力し、ニーズを確認し、適切な研修が行われ るようにする o ライオンの能力、経験、興味に基づいて、リーダーとなる高い資質のある 人物を見出し、励まし、伸ばす  GLT エリアリーダー/特別エリア・アドバイザー 責任 o 複合地区または単一地区の GLT を監督・支援および励ます o 複合地区 GLT の報告に基づき、エリアのニーズを分析評価する o 会員増強の努力も支援しつつ、ライオンズのリーダーを効果的に見出し育 成するという目標に向けて、エリアのニーズに即した研修・指導力育成プ ランを開発する o エリア全体において、指導力育成と研修が促進されるようにする

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- 8 - o 国際協会のすべてのレベルにおける質の高いリーダーの必要性について啓 発し、理解を高める o 会則地域リーダー(特別エリア・アドバイザーの場合はエリアリーダー) とリーダーシップ部に対して研修および指導力育成のニーズと進捗状況に ついて助言を行う o GMT エリアリーダーと協力し、ニーズを確認し、適切な研修が行われる ようにする o ライオンの能力、経験、興味に基づいて、リーダーとなる高い資質のある 人物を見出し、励まし、伸ばすほか、ライオンズ・リーダーシップ研究会 や講師育成研究会等への推薦や、研究会修了者の積極的な参加を励まし、 促す o 地域研修プログラムの有効性を確かめる o リーダーシップ部に対し、カリキュラムの効果等について報告を行う o 地区ガバナーエレクト・セミナーのグループリーダーが行う事前準備を支 援し、担当のすべての複合地区および単一地区でガバナーエレクトへの研 修が適切な時期に効果的に行われるようにする o リーダーシップ部と協力し、ファシリテーター主導およびオンラインをベ ースとした研修を提供する  複合地区 GLT: 複合地区 GLT コーディネーター 責任 o 地区 GLT を支援し励ます o 複合地区における指導力育成および研修のニーズを分析評価し、それをエ リアリーダーに伝える o エリアリーダーの指導のもと、複合地区における研修と指導力育成のプラ ンを作成する o 複合地区の会議や年次大会において、研修を企画および推進する o 複合地区 GMT コーディネーターと協力し、ニーズを確認し、適切な研修 が行われるようにする o 複合地区において、国際協会の指導力育成プログラム、ツールや学習資源 などについてライオンズを教育する o 第一および第二副地区ガバナー研修を計画実施する o 複合地区における研修および指導力育成プログラムの効果を評価し、エリ アリーダーとリーダーシップ部に報告する o ライオンの能力、経験、興味に基づいて、リーダーとなる高い資質のある 人物を見出し、励まし、伸ばすほか、ライオンズ・リーダーシップ研究会 や講師育成研究会等への推薦や、研究会修了者の積極的な参加を励まし、 促す o 複合地区において指導力育成と研修が重視されるようにする o 国際協会のすべてのレベルにおける質の高いリーダーの必要性について啓 発し、理解を高める

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- 9 -  地区 GLT: 地区 GLT コーディネーター 責任 o ゾーンおよびクラブのリーダーたちを支援し励ます o 地区における研修および指導者育成のニーズを分析評価し、複合地区 GLT に伝える o 地区の指導のもと、地区における研修と指導力育成のプランを作成する o 地区の会議や年次大会において、研修を企画または奨励する o 地区 GMT コーディネーターと協力し、ニーズを確認し、適切な研修が行 われるようにする o 地区において、国際協会の指導力育成プログラム、ツールや学習資源など についてライオンズを教育し、その活用を奨励する o ゾーン・チェアパーソンやクラブ役員のための研修を企画実施する o 公認ガイディング・ライオンの研修を企画実施し、公認ガイディング・ラ イオンに対し支援や助言を提供する o クラブ向上プロセス・ワークショップを企画実施する o 新会員オリエンテーションが効果的に実施されるようにする o 地区における研修及び指導力育成プログラムの効果を評価し、複合地区 GLT とリーダーシップ部に報告する o ライオンの能力、経験、興味に基づいて、リーダーとなる高い資質のある 人物を見出し、さらに能力を伸ばすよう励まし、機会があれば推薦するほ か、ライオンズ・メンター・プログラムに参加するよう奨励する o ライオンズへの入会可能性がある地域のリーダーを特定し、フォローアッ プできるよう GMT に紹介する o 地区において指導力育成と研修が重視されるようにする o 国際協会のすべてのレベルにおける質の高いリーダーの必要性について啓 発し、理解を高める

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GMT と GLT の協力関係

ライオンズクラブ国際協会が増え続ける各地域社会のニーズに対応しようとするのであ れば、会員増強は欠かせません。有能な指導者チームは、質の高い有意義な奉仕を行え るよう、会員たちに不可欠な情報を提供し、指導や意欲喚起を行います。 会員増強と指導力育成は、ライオンズとして引き続き、地域で必要とされる奉仕を提供 し、「われわれは奉仕する」というライオンズの使命を果たそうと努力していく上で極 めて重要です。これがグローバル会員増強チーム(GMT)とグローバル指導力育成チ ーム(GLT)が設立された理由です。 これら二つのチームは共に、以下の三つの基本的な目標をもっています。 • 継続的な会員増強 • クラブのさらなる向上 • リーダーシップの質向上 GMT と GLT は並行して存在する二つの独立したチームでありながらも、協力し合うこ とにより、それぞれがもたらすプラスの影響が最大限引き出されることになります。 協力し合うことで確実に個々の才能がより効果的に生かされます。単独で会員を増やし 指導力の質を高めるのに必要となる知識、スキル、経験のすべてを持ち備えたライオン は誰一人としていません。協力し合うことにより、GMT および GLT の効果が最大限生 かされ、それぞれが有する特別な知識とスキルを活用することが可能となります。 例: GMT がクラブや会員の課題とその対処に利用できる支援プログラムについ ての知識を活かし、会員の経験を良いものにしたいと願うクラブをいくつか特定 します。これらのクラブに対して GMT はクラブ向上プロセス(CEP)に参加す るよう促し、クラブが CEP に関心を持っていることを GLT に伝えます。研修や 参加型の講義実施に専門知識を有する GLT は、CEP ワークショップを計画し、 それが効果的に実施されるように計らいます。 協力関係は互いを刺激し合い、独創力を湧かせる源です。率直で一貫性のあるコミュニ ケーションを取り合い、課題、機会、アイディアを共有することで、個々では発見でき なかったであろう新たな考えや見方ができるようになる可能性があります。GMT およ び GLT は、課題や問題に取り組むための最も効果的な計画策定において互いに助力し 合うことができます。 例: GMT が地域において新規のライオンズクラブ結成につながる目前の機会を 特定します。GMT コーディネーターは、地域に存在するガイディング・ライオ ンの経験が比較的浅いことから、新クラブが結成された後の支援や指導のことが 気がかりです。そこでこのことを GLT コーディネーターに相談すると、GLT コ ーディネーターは、GLT が隣接地区で公認ガイディング・ライオンの研修を行

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- 11 - ったばかりで、その進行役の一人が非常に有能な公認ガイディング・ライオンだ ったと答えます。GMT コーディネーターと GLT コーディネーターは二人で、進 行役を務めたこの公認ガイディング・ライオンと経験の浅いガイディング・ライ オンの間にメンタリング関係を築くことを決めます。 協力し合うことが、よりタイミング良く目標を達成することにつなげてくれます。 GMT と GLT がそれぞれの特定の目的について互いに通じ合っていることにより、それ ぞれ自らに課せられた責任に焦点を合わせながら他方の努力を補うことができます。そ してその結果、短期間のうちに目標が達成できる可能性も生まれます。 例: GLT の目的の一つは、リーダーとなる可能性のある人物を見つけ出すこと です。GMT が担当地域内のゾーン・チェアパーソンらと連絡を取り合っている うちに、あるゾーン・チェアパーソンの熱意と能力に感心させられます。このゾ ーン・チェアパーソンに地域で行われる研修行事に出席するよう勧めますが、時 間的なゆとりがないからという理由で応じてもらえません。GMT がこのことを GLT に伝えると、GLT がそのフォローとして、このゾーン・チェアパーソンと さまざまな選択肢について話し合い、適切なオンライン研修や育成の機会を提言 します。 GMT には、新会員の増加と新クラブの結成を通して、またクラブを向上させることに より会員の維持率を高めることで、会員増強を図る責任があります。GLT の責任は、 新たなライオンズ指導者候補を見つけ出し、その育成を促すと同時に、ニーズに見合っ た研修や育成プログラムの実施を通じてライオンズにおけるリーダーシップの質を高 め、最大限能力が発揮され、ライオンズが成功するよう努力をすることです。この二つ のチームが効果的に協力し合うことでもたらす全体的な効果は、その一つ一つを合計し た場合よりも大きなものとなるはずです。 人は一人ひとりでは一滴の滴のような存在にすぎないが、 結集すれば大海のごとき大きな力を成す サトロ・リュウノスケ

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コミュニケーション

コミュニケーションは重要であるばかりでなく、GLT が成功するためには不可欠で す。チームワークと協力が重視される GLT の目標達成には、さまざまなライオンとの 相互作用が必要です。 最も効果的に仕事をこなす GLT メンバーは、何をなすべきか、それをどのようにして 行うか、誰がそれをするのか、どういった物的・人的資源が必要か、時間枠が定められ ているか等を含む、目標、行動計画、具体的な活動内容にかかわる情報のやり取りを行 います。効果的な情報交換なしの GLT の活動は、その目的に達するにはおそらく不十 分でしょう。 地区ガバナー、第一副地区ガバナー、第二副地区ガバナー、地区 GLT コーディネータ ー、その他を含む地区 GLT メンバーは、定期的に連絡を取り合い、チームのメンバー 全員が納得の上で設定した地区 GLT の目標の達成に常に焦点を定めているようにする ことが重要です。そして、自分たちが策定した行動計画をチームとして全面的に支持し、 実行することに力を注がなければなりません。チームの話し合いは、チームメンバーの 決定により、直に行うこともできれば、電話またはインターネットを通じて行うことも できます。どのような方法を用いるにしろ、チームと地区のために定期的なコミュニケ ーションが行われなければなりません。 地区 GLT コーディネーターは複合地区 GLT コーディネーター(単一地区の場合は GLT エリアリーダー)と連絡を取り合います。この連絡方法や頻度は担当の複合地区 GLT コーディネーターか、GLT エリアリーダーまたは特別エリア・アドバイザーが決定し ます(エリアリーダーの決定によっては活動報告書を利用することもできます)。この 情報交換が、研修および育成における優先事項、資料や情報資源について最新の知識を 維持する上で不可欠です。複合地区 GLT コーディネーターおよび/またはエリアリー ダーは、助言を提供し、問題を整理してこれらの問題に対応する方法を見極めるのを手 助けし、他の地域で成功を収めた成功事例を共有することができます。 広範に及ぶトピックがカバーされる必要があり、それらには以下のようなものがありま す。 • 地区 GLT の目標、ひいては複合地区 GLT が掲げる地区ごとの目標(相互に関 連し合うものであるべき) • 地区 GLT および複合地区 GLT の行動計画 • 進捗状況報告(活動報告用紙がこの目的のために用意されている) • 研修および育成プログラム、地区内で利用できる情報 • 地区 GLT のスキル強化を促すための研修および育成プログラムや情報 • 具体的な課題や機会 • GLT 成功事例の共有 • 意欲喚起、激励

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- 13 - GLT エリアリーダーには、担当する地域における進捗状況を GLT 会則地域リーダーと ライオンズクラブ国際協会に報告する責任があります。従って GLT が何を行っており、 どのような成果が得られており、どういった障壁を乗り越える必要があるかといった情 報伝達を絶やさないことが重要です。そうすることで、私たちが引き続き地域社会に必 要な奉仕を効果的に提供し続けられるようライオンズ全体のリーダーシップの質を高め る努力の一環として、GLT と国際協会が協力し、各地におけるニーズを満たすために 必要なツールや情報資料を提供することができるのです。 もちろん、コミュニケーションの範囲は上述に限られるものであってはなりません。 GMT との協力関係が不可欠であるため、自分と同等のレベルにある GMT をコミュニ ケーションの輪に含めることが必須です。これまでの指導者や現職の指導者、そしてあ らゆるレベルのライオンを含め他の会員も、GLT の活動に役立つ貴重な情報を共有し てくれる可能性をもっています。率直なコミュニケーションを保つことで、優秀なリー ダー育成を促進するあらゆる機会を利用することができます。素晴らしいアイディアが 次はどこからもたらされるかはわからないのです。

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リーダーの特定

優れたライオン指導者の特徴は数多くあります。ライオニズムに関する幅広い知識、熱意、決意、 団結心、きめ細やかな委任、対立処理のスキル、奉仕への献身など、挙げればきりがないほどで す。下記は、優れたリーダーになりたいと願うのであれば学ぶべき極めて重要な五つの要素です。 さまざまな研修会、ワークショップ、会議のほか、他の訪問先でリーダーとなる可能性を大いに秘 めたライオンを特定しようとする際のカギとなるこれらの特徴を探し出してください。 他者の気持ちが理解できる: 他の人の感情や状況、目指しているものを理解し、気持 ちを一つにすることができる。困難な状況においてさえも他者への思いやりを示すとい ったことが仲間から尊敬を集める。対立が生じた場合、優れた指導者は両者の気持ちに なって考えることができると同時に、友好的な解決策をとりつけることが可能。指導者 が共感を示すことで、チームはいっそう効果的に力を発揮する。 固い決意: 障害にぶつかっても、決して揺らぐことのない強い決意をもっている。こ うした決意と前向きな態度をもってすれば、不可能のように見える状況を一転させるこ とができ、他者に可能性を見出させ、最終結果を念頭に目前の仕事を続行させることが 可能となる。 客観性: 自らを状況から切り離し、公平に状況を分析することができる能力。有能なリー ダーは、先が見えない事態に直面しても落ち着き、冷静である。このような安定した態度 は人柄を表わし、ともすると混乱に巻き込まれる可能性のある他者に安心感をもたらす。 それによりチームは前進することが可能となる。 優れたコミュニケーション能力: 有能なリーダーは、難なく会議を運営し、生産的な 討議を円滑に進め、発表や物事の説明を行うことができなければならない。こうしたプ レゼンテーション技能が優れており、目の前にある議題の趣旨を正確に伝えることがで き、不明瞭な部分があればそれが持ち上がる前に対処することができなければならな い。 知識豊富: さまざまな情報に通じており、必要とされる情報や支援を見つけることが できる。すべてのリーダーがあらゆる事柄について知り尽くしているわけではないだろ うが、自分より知識があり、必要に応じて情報を集めてくれそうな人に助力を求めるは ずである。 GLT のメンバーとして、上記の特徴があることを示したライオンを探し出し、自らを磨き上げ るよう奨励してください。リーダー候補が見つかったら、「ライオンズ・リーダーシップ・プ ロフィール」ツールが、個々の育成ニーズとそれに応じて取るべき手段を見極め、進捗状況を 追跡するのに役立ちます。 忘れてならないのは、こうした特徴は、継続的に努力と実践を重ねることで、リーダー候補と 既存のリーダーのいずれにかかわらず誰にでも習得できるものだということです。 リーダーシップと学ぶこととは切っても切り離せないものである。 ジョン F. ケネディ

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ニーズ評価と計画立案

私たちはライオニズムが世界各地に広がっていることを理解していますが、各地域がさ まざまな課題に直面していると同時にさまざまな機会を提供していることも知っていま す。こうした課題に取り組み、またこうした機会をうまく利用できるかどうかは、リー ダーシップの強さに負うところが大きいのです。いかなる組織も、意欲を喚起し支援を することのできるリーダーなしに、組織の努力を効果的に結集することはできません。 だからこそそれぞれの地域のニーズを満たす指導力育成に重点的に取り組むことが不可 欠です。 GLT の構成における重要な要素は、各地区、複合地区、会則地域に、それぞれ独自の ニーズに応じた指導力育成の取り組みを行う機会を与えているということです。そうし たニーズを特定し、その結果特定したニーズを満たすために研修を企画実施し、情報資 源をまとめ提供するというプロセスが、指導力育成ニーズ調査を行うことで始まりま す。 ニーズを評価することとは、自分たちの現在の状況と望んでいる状況との間にギャップ が存在していないかを見極めるために現状を批判的に分析することです。的確に実施さ れた場合、リーダーシップに関するニーズの評価結果は指導力育成計画を立案する際の 基盤となり得ます。これに具体的な詳細を加えて現存の研修に利用できるほか、国際協 会が有能なリーダーを輩出し続けるようにするために必要な新たな情報源を開発するこ とができます。 GLT プログラムの一環として、評価は地区と複合地区の各レベルで行われることにな ります。両レベルでの評価は、具体的な指導力育成の取り組みの有無と実施頻度を究明 し、指導力育成プログラム/大会/フォーラムに関与しているクラブや会員の数を調 べ、現存および今後の研修を進める有資格のライオンズ講師を特定し、地区または複合 地区の指導力育成計画があるかどうかを確認することを目的とするものです。 地区リーダーシップ評価は地区 GLT コーディネーターが行うべきで、地区ガバナー・ チームを含む地区 GLT メンバーと討議し、ゾーン・チェアパーソンとも相談する必要 があります。地区のリーダーシップ評価を終えたら、その結果を複合地区 GLT コーデ ィネーターもしくは GLT エリアコーディネーター(単一地区の場合)と共有すること が必須です。 各地区および各複合地区で毎年少なくとも 1 回ニーズ評価が行われるべきです。リーダ ーシップ評価表が用意されていますのでご利用ください。

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- 16 - ニーズの充足 地区および複合地区における評価の目的は、現在用いられている効果的な種々プログラ ムを継続すると同時に、現存しないか、効果を発揮していないプログラムがあれば追加 のプログラムの導入を確実に行うための指導力育成計画を立案することです。この計画 は特定のプログラムの組み合わせである場合もあれば、自己の成長を奨励するための戦 略である可能性もあるでしょう。 地区の指導力育成計画の焦点としては以下のようなものが考えられます。 • ゾーンおよびクラブレベルでの研修 • すべてのクラブにおける会員オリエンテーション • 公認ガイディング・ライオン研修を実施し、新クラブの支援に当たることのでき る、研修を受けたライオンを十分な数確保 • オンラインの「リーダーシップ情報センター」の利用促進 いかなる指導力育成計画にもトピック、対象、目的などを含む具体的な立案ガイドライ ンを含めることが必須です。 心得ておくべき重要なことは、二つの計画が相異なっていてもよいことです。状況はそ れぞれユニークであり、ニーズを満たすとともに担当地域内にあるライオンズの機会を 足掛かりにする指導力育成計画を策定することが GLT の責任です。 計画する際に役立てていただけるよう、地区指導力育成計画書のテンプレートが国際協 会で用意されています。 優れた計画を立てることの方が、優れた対処をすることよりも必ず安くあがる。 ウェイン・シュミット

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- 17 -

各種指導力育成プログラムと資料

指導力育成計画を立てたら、次は関連資料や情報をまとめる必要があります。国際協会には、計画を 実行していく上で役立てていただけるさまざまなプログラムおよび資料が用意されています。こうし た資料の多くは、担当地域の特定のニーズを満たすため容易に適応させることが可能です。 地区 GLT コーディネーターは複合地区、地区、クラブの取り組みを含む、地域におけるその他 の研修関連事項を熟知する必要があります。仲間の GLT メンバーや GMT メンバーを含む他の ライオンと意見を交換することにより、指導力育成に利用できる情報や資料に関する知識を広 げてください。そうすることで新たな研修ニーズに素早く対応する準備が整うことになるので す。 カギとなる研修および指導力育成プログラムや資料に関連する基本的な情報は付録に記載され ていますが、詳細は国際協会ウェブサイトでご覧いただけます。こうしたものには以下があり ます。 • 上位ライオンズ・リーダーシップ研究会 • 講師育成研究会 • ライオンズ学習センターのオンライン研修コース • クラブ役員オリエンテーション・プログラム情報 • 会員オリエンテーション資料 • ライオンズ・メンター・プログラム 研修および育成の取り組みをサポートする情報は上記以外にも用意されています。下記に関す る詳細およびカリキュラム資料については、リーダーシップ情報センターをご覧ください。 • ゾーン・チェアパーソン研修、必携 • クラブ役員研修、必携 GLT の責任は、健全なクラブを推進し、会員の満足度を高め、究極的には地域社会でニーズに 密着した奉仕を提供するためライオンズの力を増進しようという努力の一環として、国際協会 のあらゆるレベルでライオンズ指導者の質を高めることです。ライオンズ指導者はこの目的を 達成するためにクラブを支援することに尽くさなければならないのです。 クラブを支援するための重要なツールに関する基本的な情報は付録に記載されていますが、詳 細は国際協会ウェブサイトでご覧いただけます。こうしたものには以下があります。 • クラブ向上プロセス (CEP) • 公認ガイディング・ライオン • クラブ健康診断

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研修ワークショップの企画

育成への取り組みがニーズに見合ったものとなるようにするため、ニーズを調べることか ら始める必要があります。研修および育成プログラムはすべて、こうして調べ特定した具 体的なニーズに対応することを目的とするものでなければなりません。 ニーズを充足させるために研修ワークショップが必要であると判断したら、ワークショッ プの計画に取り掛かります。それにはワークショップの議題(ニーズ調査で特定した課題 を含む)、日程、各セッションの長さの決定、適切な会場の特定、会場に関する諸手配、 休憩、食事についての決定なども含まれます。最大限の成功を収められるよう、講師とし て最適任者を確保すると同時に、計画したワークショップを、ターゲット層に十分な時間 の余裕をもって宣伝することを忘れないでください。 プログラム 調査結果に基づきワークショップの内容を計画し、特定したニーズを満たす 課題やトピックを含むものにします。必携、プリント、パワーポイント・プ レゼンテーションなど、講師が利用できるダウンロード可能な各種資料が、 協会ウェブサイトのリーダーシップ情報センターに掲載されています。これ らの資料は地域に合わせて簡単に変えることができます。 ワークショップで取り上げるトピックについて他の GLT メンバーや他のラ イオンにも知らせます。カリキュラムを作る際の土台にできる追加の情報源 を彼らが知っているかもしれません。 長さ ワークショップの長さを検討します。トピックによってワークショップの長 さをどれだけのものにするかを決める必要があります。休憩や食事の時間の ほか、参加予定者がワークショップ参加に取れる時間を考慮に入れます。研 修内容を、別々の日に行えるよういくつかに分けることが必要となる場合が あるでしょう。 例えば、クラブ役員研修については各役職(会長、幹事、会計)に特化した 丸一日の研修を計画することが可能です。また、三役の各役職の研修を別々 の部屋で別々の講師によって同時に行うというように、研修をすべて一日で 行うアプローチもとれるでしょう。あるいは、3 回の週末をかけての研修を 企画し、各週末に特定のトピックを取り上げるという方法を検討することも できるでしょう。 開催日時については、出席の必要がある者全員にとって適したものを検討す る必要があります。開催日を選ぶにあたっては仕事のスケジュールや祝祭日 を考慮に入れてください。

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- 19 - 講師の選択 誰を講師に選ぶかが、ワークショップの全体的な効果を大いに左右すること になります。詳細については、講師の選択(24~25 ページ)を参照してくだ さい。 予算 総費用の見積もりと資金源を決定します。その際に主に検討する事項は以下 のようなことです。 • 参加者 -- 予定している参加者は何人か?参加者経費のうち、主催側 としてどれを負担するか?各参加者から参加料金を徴収するのか? • 講師 -- 何人の講師が必要か?主催側はどういった関連経費を負担す るか? • 会議室 -- 必要なすべての会議室にかかる部屋代はいくらか(グルー プ別の会議用に追加の部屋が必要となるか)? • 宿泊施設 -- 宿泊を要する者が講師および/または参加者にいるか? 一部屋を共用してもらえるか?一部屋の宿泊料金はいくらか? • 飲食物 -- 休憩時間にコーヒーやお茶などの飲み物を用意し、ワーク ショップ開催中食事を出すのか?その場合、どれだけの費用がかかる か(サービス料などを含む)? • 視聴覚機材 -- 液晶プロジェクター、スクリーン、コンピューター、 マイク/音響設備などを借りる必要があるか?ワークショップ開催 中、料金を支払えば会場でコピーをとったり、スキャンをすることが 可能か? • 必要な資料および文具など -- 必要となるフリップチャート、フリッ プチャートに使うマーカー、ペン/鉛筆、名札、証書、ガムテープ、 プリント、バインダー、その他の事務用品などにかかる費用は? 必要な機器、飲み物、文具などを無料で入手することのできる人がいる可能 性があるので、必要なものについて他の GLT メンバーやライオンと相談す ることが賢明です。 会場 -- 研修の場所 適切な研修施設を選ぶこともまた非常に重要です。参加者は、会議室を機能 的で心地よいものにしたり、おいしい食事を手配したり、全体的に行き届い た研修にしようとしてどれだけ努力が行われたかには気づかなくても、研修 会で欠けていた要素については忘れないものです。 要件に基づきいろいろな会場に問い合わせてください。学校、教会、公民館 または官公庁舎で無料で利用できる研修室や大学の寄宿舎について尋ねてみ ましょう。検討すべき事項には下記のようなものがあります。 • 中心地域 -- 参加者が容易に行くことのできる場所か? • 研修の目的に対応し、参加者を収容し、視聴覚機材、教材などを使っ てプログラムを進めるのに十分な場所を提供するものであるか? • 技術上のニーズ -- 必要とするコンピューター、液晶プロジェクタ ー、スクリーン、マイク、演壇などを会場の方で準備してもらえる

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- 20 - 会場 -- 研修の場所 (続き) か?視聴覚機器が使えるようコンセントが十分あるか? • 飲食物 -- 会場には食事や飲み物を出す設備があるか? • 評判 -- スタッフが協力的であるとか奉仕団体には割引をしてくれる といった定評があるか? • 会議室内 -- 壁に掲示物を留めたり、テープで張ったりできるか?換 気や照明は会議室の大きさにあった適切なものか? • スタッフ配置 -- 速やかに支援を行うスタッフがワークショップに配 置されるか? • 特別なニーズ -- 障害など特別なニーズをもった参加者や講師に対応 できる会場であるか? • コスト -- 予算内で利用できる会場であるか? 宣伝 ワークショップについてありきたりの通知を行ってライオンを引き寄せられ ると思っては絶対いけません。何らかの「商品」を売り込む際と同じマーケ ティングの原理に忠実に従って、ワークショップを宣伝する必要がありま す。こうした原理には以下のようなものがあります。 • 対象とする参加者を知ること。参加者と参加者が必要としている研修 について把握すればするほど、企画したワークショップに出席するべ き理由について相手に訴え、出席意欲を起こさせることができます。 • 提供しようとしているメリットについて知ること。参加者がライオン ズの会員であり、企画したワークショップがライオニズムに関するも のであるといったことだけでは、会員が時間を割いて出席しようとい った気持ちになる説得力のある理由にはなりません。ニーズ調査を行 ったコーディネーターは、その結果を踏まえて企画したワークショッ プのもたらすメリットを知っており、出席を促すためにその情報を伝 えることが可能です。 • 効果的な宣伝メッセージを作成すること。参加案内や宣伝にはライオ ンズ会員がなぜワークショップに出席するべきであるかを説いた説得 力のある理由と、ワークショップの日程および参加することでどうい ったことが期待できるかの概説を含む必要があります。 • 宣伝を広く行うこと。開催日の少なくとも 3 週間前にワークショップ に関する情報を、ターゲット層に広く伝達する最良の方法を決定しま す。案内状を送るのが早すぎると、受取人がそのことを忘れてしまう 可能性があります。また、通知が遅すぎると、すでに別の予定を立て てしまっているといったこともあるでしょう。ワークショップ開催日 の 1 週間前に再度通知を行うことも賢明です。 複合地区 GMT を含む地域のライオンズ指導者にも、ワークショップを宣伝 してもよいでしょう。

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- 21 - 評価 いかなる研修行事も評価を行わずにして完了したとは言えません。このワー クショップも同じです。参加者および講師の意見や感想は、別の研修を企画 する際に役立つ参考となるはずです。ワークショップ評価における具体的な 関心部分としては下記が挙げられるでしょう。 • 参加者はどういった知識を身につけたか? • 参加者は学んだことをどのように活用してクラブや地区を助けていく か? 参加者は資料が役に立ったと感じているか? • 参加者は講師が効果的にワークショップを行ったと感じているか? • 今後のワークショップをより良いものとするために、参加者から何か 提案があるか? • 今後のワークショップをより良いものとするために、講師から何か提 案があるか? 研修ワークショップの企画・実施は一見、極めて複雑なように見える一方、非常に論理的 なプロセスなのです。具体的な要件を明確にし、選択肢を詳しく調べることに注ぐ時間と 努力が、念入りに計画され、参加者を多く集める有効なワークショップをもたらすので す。

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ライオンズ研修の効果的な実施

本当に有能な講師は取り上げているトピックについて専門知識があるのみならず、学習に 影響を及ぼす特定の要因についても理解しており、これらの要因に対応し、最大限の効果 を上げる手法を用いる方法を知っています。その中ですべての有能なライオンズ講師が理 解しなければならないものとして挙げられるのは以下です。 • 成人学習者は、注意しないと、研修において悪影響を及ぼしかねない一連の特徴を もっている • 学習は、学習者を中心に進められる方が講師を中心にしたものよりもはるかに効果 的かつ楽しいものとなる • 緊張感のない和やかな環境であればライオンズが参加し、より多くを学ぶ 成人学習者の特徴 学習環境において成人の研修を行う場合、以下を心に留めておくとよいでしょう。成人学 習者には次のような特徴があります。 自主的 • 学ぶ必要があると感じる時に学ぶ • 情報を重要なものと受け止めた時、動機付けは普通問題で はない 現在志向 • 学習から得られる即座の見返りを求める • 将来役立つかもしれないし、役に立たないかもしれないと いった知識や技能にはほとんど関心がない 実際にやって、参加しなが ら学ぶ • 学ぶことに積極的に取り組むことを好む • 現実的な問題解決と手応えを必要とする エキスパートを求める • 講師が知識豊富であると受け止められた場合、最大限学ぶ • 知識を得られる代わりの方法を求める 自己の価値感や経験の影響 を受けている • 自らの経験を学習環境に持ち込む • グループにいる他のメンバーの経験から学ぶ 堅苦しくない環境が最善の 学習の場 • 他者と考えなどを交わしながら学ぶ場合、得るものが多い • 環境がざっくばらんで和やかな場合、成功する 感想や手応えを求める • 結果に関心がある • 直すべき時と方法を知りたがる 学ぶ速度はさまざ ま • 背景、経験、教育、年齢が学ぶ速度に影響する 自分に何が求められるの かを知りたがる • 何が求められており、それに到達するためにはどうすれば よいのかを知りたがる 学習法がそれぞれ 異なる • 学習目標を達成するためにはさまざまな教育方法を用いる 必要がある場合がある

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- 23 - 対話型学習 講義は成人学習において大切であり、プレゼンテーションを行うスキルは、いかなるフ ァシリテーターにとっても非常に重要です。それに劣らず重要なのが学習者を積極的に 学習プロセスに参加させる能力です。グループ活動を行うことは、研修の焦点を講師か ら学習者に向ける一つの方法です。有用なグループ活動の方法には以下があります。 ケーススタディ 整った設定において研修することのできる、実際に起こっ た状況や模擬状況に関する物語風の説明 パネル・ディスカッショ ン 特定のトピックについてパネルのメンバーが互いに意見を 交わし合い、多数の観点を検討するという少人数のグルー プの活動 ブレーンストーミング グループごとに、特定のトピックについて多くのアイディ アを、即座にディスカッションや判断をすることなくでき るだけ素早く出させる ロールプレイ 参加者に、検討中の題材に関連するさまざまなシナリオを 演じさせ、直面した状況にどのようにして適切に対処する かを検討させる 学習ゲーム 参加者は、一連の規則が設けられたゲームを通して、研修 と進展状況の評価を意欲と興味のわく方法で行う 小グループでのディスカ ッション 比較的に少人数のグループのメンバー同士が具体的なトピ ックについて率直に意見を交換し合い、多人数のグループ ・ディスカッションの場合よりも安心できる環境において 考えを出したり説明したりして、各々の知識、意見、気持 ちを共有し合う アイスブレーカーとエナジャイザー アイスブレーカーは、参加者が互いについて知り合い、くつろいだ気持ちで一緒に作業 をすることができるようにする研修などの開始時に行う活動です。チームワークや共有 がもたらす集団の力を作り出すのに役立ちます。 エナジャイザーは、学習者の活力レベルが低下してくる昼食の後や午後の遅い時間に学 習者の活力を取り戻すため、研修会で利用できる活動です。 利用できるさまざまなアイスブレーカーおよびエナジャイザーの活動が、リーダーシッ プ情報センターに掲載されています。

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研修ファシリテーターの選任

複合地区 GLT の他のメンバーと協力して、研修およびリーダーシップにおけるニーズを調 べ、研修および育成計画を策定し、研修行事を企画・推進することは、複合地区 GLT コー ディネーターの責任です。研修の企画・実施において重要なことの一つは、研修ファシリ テーターの選任です。 ファシリテーターを見つけ出すための方法についての決まったルールはありませんし、フ ァシリテーターとなる素質を備えた人のスキルを評価するための完璧なチェックリストも ありませんが、適任者を特定し、選任するプロセスを少し楽にしてくれるかもしれない案 やガイドラインはいくつかあります。 目を向けるべきところとは? 状況はそれぞれ異なりますが、複合地区にはファシリテーターを務めて成功を収めたライ オンやファシリテーターを務めたいと考えている献身的なライオンが多数いるはずです。 以下は「ファシリテーター探し」を行う際の案です。 • 現職および元のライオンズ指導者を検討する。地区内には、地区、複合地区、ある いは国際レベルで指導役を務めた経験豊かなライオンが数多くいるかもしれない。 こうしたライオンは、他のライオンの指導において豊富な知識をもたらす可能性が あり、その多くが過去に研修に関わっている場合もある。 • ライオンズの研修の進行役を務めた経験のあるライオンを探す。過去の研修の記録 や評価を確認することができれば、あるいはクラブやゾーンでの研修に最近関与し たライオンと連絡をとれば、高く評価されるライオンが見つかる場合がある。 • 指導することを専門に行った経験のあるライオンを探す。職業として講師を務めて きたライオンを知っている場合は、そういったライオンに連絡を取り、ライオンズ の研修についてさらに学ぶことに関心がないかを調べる。 • ライオンズ講師育成研究会修了者に目を向ける。講師育成研究会で本格的な研修を 受けてファシリテーターとしてのスキルを磨き、そのスキルを活かす機会を与えら れるのを切望しているライオンが地区内にいるかもしれない。 目の付けどころは? 有能なファシリテーターは、単に受け身の聴衆への知識の提供にとどまりません。研修の 進行には、学ぶことに参加者を引き込み、討議、共有、実習の機会を彼らに与えることが 関係します。ファシリテーターとしての素質に求めるとよい(そして可能であれば話し合 うとよい)特徴には以下のようなものがあります。 • プレゼンテーションの技能 -- 明確に話をし、興味深く聴衆に通じる方法でメッセー ジを伝える能力。 • 機器を使いこなすスキル -- 視聴覚機材はどのレベルの研修においても有用なツー ル。スライド・プレゼンテーションや明確に理解できる資料を作成し利用できるフ ァシリテーターを探す。

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- 25 - • 双方向性 -- 優れたファシリテーターは質問や意見を歓迎し、学習者をディスカッシ ョン、活動、その他のグループ学習法に引き込む。 • 他者の気持ちを理解 -- 優れた研修とは、話すことほどに聞く耳をもつことである。 優れたファシリテーターは、聴衆に耳を傾けて理解を深め、聴衆の求めているもの に対応する。 • 知識 -- 知識に代わるものはない。大人は知識や経験を備えたエキスパートを求める ので、選ぼうとしているファシリテーターが、会員増強関連プログラムであろう が、リーダーシップの技能であろうが、あるいはクラブ役員報告に関するものであ ろうが、取り上げられるトピックについて理解している必要がある。

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ウェビナー

ウェビナーとは? ウェビナーは教室で行われる研修に類似するものですが、参加者はコンピューターを介して遠 く離れた場所から研修に参加します。ウェビナーは通常 45 分から 60 分の長さで行われ、参加 者に対し題材について説明する一人ないし二人のファシリテーターがいます。参加者は質問へ の答えを投票したり、質問や答えを入力したり、コンピューターのスピーカーとマイクを使っ て口頭で意見などを伝えることによって互いに交流し合うことができます。 ウェビナーの成功はファシリテーターのみならず、裏方で支援をしている人々によって左右さ れます。一般に「主催者」がウェビナーの予定を組み、ファシリテーターと議題を紹介し、セ ッションの終りにウェビナーを締めくくります。技術的な問題があった場合に対処したり、参 加者によって入力された質問に答えたりすることを担当するアシスタントがいる場合もありま す。 どういった時にウェビナーを利用すればよいですか/利用すべきですか? ウェビナーは、旅費または不便をかけることなくライオンを呼び集めるために効果的です。ま た、ターゲット層とのつながりを築き、情報の共有や意見交換を行うのにも役立ちます。ウェ ビナーへは全員各自のコンピューターを使って参加するため、参加者がどこにいようとも、い つでもどこからでも行うことができます。地区 GLT コーディネーターは、ゾーン・チェアパー ソンや地区内のその他のリーダーとのやり取りのために行われる GLT 関連のウェビナーに参加 を求められることがあるでしょう。 ファシリテーターはウェビナーを活用することにより、短時間に大勢の参加者を相手に必要な 研修を行うことができます。ウェビナーは、直に顔を合わせての研修を行うことができない場 合に利用できますし、教室での研修の一部として利用してもよいでしょう。ウェビナーは新し い話題/資料を紹介したり、復習を行ったり、前回の研修のフォローアップを行ったりする際 の優れた方法です。 必要な機器 ウェビナーを主催するにはウェビナーサービス提供会社の使用が必要です。こうした業者に は、GoToWebinar や WebEx などがあります。ウェビナーのソフトウェアを用いることにより主 催者はウェビナーを計画し、実施することができます。この他に、ファシリテーターと参加者 の双方が、インターネットへの接続があり、オーディオ機能の付いたコンピューターを含む特 定の機器をもっていなければなりません。 準備/計画 ウェビナーの目的を定めたら、次に、対象となる参加者の大半にとって都合のよい日時を決め ます。多くの場合ウェビナーは、さまざまな参加者に対応できるよう、2 回以上行われます。 こういった要素が決定した時点で、ウェビナーサービス提供会社のソフトウェアを用いてウェ ビナーのスケジュールを組むことができます。 宣伝/招待 ウェビナーの宣伝は、参加者を集める上で極めて重要です。これは E メールを通じて行うこと もできれば、口コミや、フェースブックなどのソーシャルネットワークサイトを通じて行って もよいでしょう。ウェビナーのスケジュールが決まったら、主催者は、登録用のリンクを含む E メールを、ウェビナーサービス提供会社から直接配信することができます。

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- 27 - プレゼンテーション作成 ウェビナーのスケジュールを組むにあたっての運営管理上の仕事以上に重要なのは、ウェビナ ーの内容の企画です。パワーポイントは、研修題材を提示し、ディスカッションを促すために 使用できる有効なツールです。ウェビナーに参加することでどのような恩恵を受けられるかに ついて参加者が理解できるよう、ウェビナーの目的を共有することが重要です。 参加対象者について理解することがプレゼンテーションを企画する上で重要です。そうすれば内容を 参加者に合わせてカスタマイズすることができるからです。研修題材は参加者にとって意味を成し、 参加者を十分引き込むものでなければなりません。参加者自身にとって題材がどのように直接の影響 を与え得るか見えなければならないのです。題材に関する効果的な例を作り、思考力を大いに刺激さ れる質問を引き出すものにすることで、参加者は内容を理解し、ウェビナーで学んだことを応用する ことができるでしょう。 ウェビナーに備えて参加者が利用できる情報源 何がウェビナーのトピックで、目的は何であり、参加するのに必要な資料があればそれが何か を伝えることにより、参加者の準備をすることが重要です。こうしたことは通常 E メールで行 います。また、参加者がウェビナー中メモを取れるよう、ワークブックまたは配布物を作成す ると役に立つこともあります。これらの資料配信に加えて、ウェビナーへのログイン方法の説 明を送ることが賢明です。 視覚上のコツ ウェビナーのファシリテーターは、自分のコンピューターの画面を参加者と共有することがで きるため、ウェビナーの内容やパワーポイントのスライドを見せることが可能となります。そ の際、スライド上の文章は最低限のものであり、話す内容の要点を強調する情報であるべきこ とに留意してください。また、プレゼンテーションがさまざまな学習スタイルをもつ参加者を ひきつけるものとなるよう、例えば写真など、視覚に訴えるものを含むのも良案です。 円滑に進めるためのコツ ウェビナーを効果的に進めるファシリテーターとなるには、難なくソフトウェアを使えるよう でなければなりません。従って、実際にウェビナーを開催する前に時間をかけて練習すること が大切です。ファシリテーターはトピックのエキスパートでなければならず、クラスルームで の研修に備えるのと同様に準備をする必要があります。ウェビナー開催中、ファシリテーター は周囲が静かであることを確認するほか、適度な大きさの声で話し、トピックに対する熱意を 込めて語らなければなりません。最も有能なウェビナー・ファシリテーターは、物語を使って 重要なアイディアを説明したり、参加者に実例を出すよう求めたり、質問をして投票を行った り、ディスカッションを促したりすることによって参加者に積極的に参加させます。クラスル ームでの研修同様に、ウェビナーの進行を練習することが極めて重要であり、それによって適 切な時間配分を行うことが可能となります。 評価 どんな研修においても欠かせないステップは、その効果を評価することです。ウェビナーの終 りに簡潔なアンケートを行うことにより、ウェビナーに関する参加者の意見や感想を得ること ができます。これは、今後のウェビナーの内容企画、実施、進行においてファシリテーターの 役に立つはずです。 ウェビナーおよび参加方法に関する詳細は、ライオンズクラブ国際協会ウェブサイトのウェビ ナーのページをご覧ください。

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推奨地区レベル研修

地区 GLT コーディネーターがクラブ役員、ゾーン・チェアパーソン、その他の役職を対象 とした研修の企画および/または研修の進行にあたることが奨励されます。研修では、各 地の状況に合わせ効果が上げられるよう国際協会の資料を調整したものを用いる必要があ ります。入手可能な情報・資料には以下のようなものがあります。 • クラブ役員オリエンテーション -- 地区におけるクラブ役員の研修を企画するための 講師の手引、種々教材、プレゼンテーション・スライドなどが揃った研修用資料や 情報。 • ゾーン・チェアパーソン研修 -- ゾーン・チェアパーソンの職責、課題、情報源に焦 点を当てた単元。 • 公認ガイディング・ライオン -- ガイディング・ライオンは、公認ガイディング・ラ イオン研修コースを受講して新クラブの支援に役立つ研修を受けるよう、奨励され ています。コースは個別に受講することもできれば、講師によって進められる形式 のものを受講することもできます。 • ライオンズ・メンター・プログラム -- ライオンズ・メンター・プログラムには、 「ライオンズ基礎メンター・プログラム」と「ライオンズ上級メンター・プログラ ム」の二つのレベルのコースがあります。いずれのレベルもメンターとメンティー の間での情報共有を支援することを目的に考案されています。 • 指導技能 -- 数々のオンライン学習コースが協会のライオンズ学習センターに用意さ れています。地区レベルでの研修用として推奨される具体的なコースには、次のよ うなものがあります。 リーダーシップ、目標設定、会議の運営、独創性、公共演説、会員の多様性、委 任、指導、対立の解消、革新力推進、地域社会奉仕の提供、PR、意思決定、変化の 管理、効果的なチーム • クラブ向上プロセス -- クラブ向上プロセス(CEP)は、クラブの改善を目的とした プログラムです。このプロセスを始めるためにクラブは CEP ワークショップに参加 し、CEP ファシリテーターの指導を受けます。 地区および複合地区の大会、エリア・フォーラム、国際協会の対象別ウェビナー、地方ラ イオンズ・リーダーシップ研究会プログラムなどを通じて地区レベルのさまざまな指導力育 成の研修を行うことができます。上位ライオンズ・リーダーシップ研究会はクラブ会長の任 期を無事務め終えた会員に指導力育成の機会を提供するものです。 地区レベルでの研修に利用できるさらなる情報・資料は、国際協会の下記のウェブページでご 覧いただけます。 地区情報センター E 地区ハウス リーダーシップ情報センター

参照

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