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じゃらん国内線LCC利用実態調査(2013)

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2013年3月7日 【本件に関するお問い合わせ先】 https://www.recruit-lifestyle.co.jp/support/press/ 株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 冨塚優)に設置された観光に関する調査・研究、 地域振興機関「じゃらんリサーチセンター(以下JRC)」(http://jrc.jalan.net/センター長:沢登次彦)は、この度、全国 の、国内旅行・帰省で飛行機を利用した方を対象に、国内線LCC(ローコストキャリア=格安航空会社)に関する調査を実施 しました。その結果をお知らせいたします。

じゃらん国内線LCC利用実態調査(2013)

●直近1年間の飛行機利用者(旅行、帰省)のうち、LCC利用者は7%で、関西居住者の割合が高い。 ●認知度、満足度ナンバーワンは「ピーチ・アビエーション」。 ●LCC利用者の今後の意向は96%。非利用者でも63%と高い。

【国内線LCC利用実態】---------------------------

利用者出現率は7%、男女とも20代の「若年層」で出現率が1割以上。

最初のLCC就航エリア「関西」、ついで「九州・沖縄」居住者の利用率が高い。

満足度は、認知率がトップで、若者イメージが高めの「ピーチ・アビエーション」が1位。

直近1年間のLCC利用者の出現率は、7%。男女とも20代では1割を超える出現率。 最初の就航エリアである関西や九州・沖縄居住者の割合が高い。 LCC各社の評価は、「ピーチ・アビエーション」が満足度9割でトップ。3社中最下位の「エアアジア・ジャパ ン」も7割で、全体的に満足度は高い。ターゲット層に重なる「若者向けの」イメージは「ピーチ・アビエー ション」が36%と最も高い。「ピーチ・アビエーション」は認知率も76%と高く、LCC各社の中では一歩抜き んでた評価。 LCCのイメージは「全体的に価格が安い」「コストパフォーマンスが良い」など。「マイレージやポイントプ ログラム」「座席の広さ」「遅延・欠航のリスクが少ない」などは、利用の有無にかかわらず「あてはまらな い」と認識されている。

【今後のLCC利用意向】-----------------------------

利用者の今後のLCC利用意向は96%に達する。非利用者でも6割を超える。

「男性20代」や今後就航が予定される「東北エリア」で高い傾向。

利用者における今後の利用意向は96%。非利用者でも63%と高い。 男性20代で利用意向が9割以上。「ピーチ・アビエーション」の就航を控える東北では「積極的に利用した い」が34%、利用意向は86%と他エリアよりも高め。

【LCCのマーケットへの影響】----------------------------

LCCは旅行意欲の促進効果あり。

「浮いたお金」のうち、7割が旅行市場(交通費除く)で消費が増加したと推測される

“LCCがなければ利用していた交通機関”は、既存航空会社が7割。 「今まで飛行機を利用したことがなかったがLCCをきっかけに初めて利用した」人は16%。「今まで飛行 機を利用したことがあり、LCCをきっかけに飛行機の利用回数が増えた」(54%)、など促進効果あり。 LCC利用で“得をした”という意識は高い。浮いたお金は「現地滞在の買い物や食事などで少し贅沢し た」が41%。なんらかの形で浮いたお金を使う意向がある人が7割。 ・・・主な調査結果・・・

(2)

【調査対象】 ○スクリーニング調査:全国の20~69歳の男女 40,000人回収(回収率22.6%) ※回収時に性別年代別および地域ブロック別(下記6セグメント)の国勢調査(平成22年)比率に割付を実施 北海道、関東、関西、九州、沖縄、その他(東北・中部・中国・四国) 性別(2セグメント)×年代別(5セグメント)×地域ブロック別(6セグメント)=60セグメントによる割り付け ○本調査:この1年間(2012年2月~2013年1月)で1回以上、飛行機で国内旅行または帰省をした人 調査対象者数:1,337人 回収数:948人回収(回収率70.9%) 集計対象数:930人 ●対象者内訳 下記3つの対象者についてスクリーニング結果の出現率を元に全体値にウエイトバックをかけている ●ウエイトバック数値 【調査方法】 ○インターネット調査(マクロミルの調査モニターを使用) 【調査期間】 ○スクリーニング調査 2013年1月11日(金)~23日(水) ○本調査 2013年1月18日(金)~23日(水) 【参考】 LCC就航状況(国内線)

調査概要

本調査対象者 エリアの条件 調査対象者数 集計対象数 国内線LCCを利用した人 ※地域別の割り付けなし 605人 530人 国内線LCCを 利用しなかった人 就航エリア居住者(北海道・関東・関西・九州・沖縄)居住者 556人 300人 未就航エリア居住者(東北・中部・中国・四国)居住者 176人 100人 ※本調査でのLCCは、エアアジア・ジャパン、ジェットスター・ジャパン、ピーチ・アビエーションのいずれかと定義する ※就航に関しては、いずれも調査時点での就航エリアと定義する ※ANA(全日空)、JAL(日本航空)、スターフライヤー、スカイマーク、エア・ドゥ、ソラシドエア、エアアジア・ジャパン、ジェットスター・ ジャパン、ピーチ・アビエーションのいずれにも該当しない「その他」の航空会社のみを利用した人は本調査の対象としていない。 出現数 構成比(%) 回答者数 構成比(%) WB値 国内線LCCを利用した人 606 7.3 530 57.0 0.12833 国内線LCCを利用しなかった人 就航エリア居住者 5830 70.4 300 32.3 2.18115 未就航エリア居住者 1850 22.3 100 10.8 2.07639 過去1年間に飛行機で国内旅行・帰省した人・合計 8286 100.0 930 100.0 スクリーニング調査 本調査 航空会社名 運航拠点空港 就航路線 就航時期 エアアジア・ジャパン 成田国際空港 東京(成田) - 札幌(新千歳) 2012年8月1日 東京(成田) - 福岡 2012年8月1日 東京(成田) - 沖縄(那覇) 2012年8月3日 名古屋/中部 - 福岡 (2013年3月31日就航開始予定) 名古屋/中部 - 札幌/新千歳 (2013年4月26日就航開始予定) ジェットスター・ジャパン 成田国際空港 東京(成田) - 札幌(新千歳) 2012年7月3日 関西国際空港 東京(成田) - 福岡 2012年7月3日 東京(成田) - 大阪(関西) 2012年7月9日 東京(成田) - 沖縄(那覇) 2012年7月9日 大坂(関西) - 札幌(新千歳) 2012年8月24日 大坂(関西) - 福岡 2012年8月24日 大坂(関西) - 沖縄(那覇) 2012年10月28日 東京/成田-大分 (2013年3月31日就航開始予定) 東京/成田 - 鹿児島 (2013年5月31日就航開始予定) 名古屋/中部 - 福岡 (2013年3月31日就航開始予定) 名古屋/中部 - 札幌/新千歳 (2013年3月31日就航開始予定) 名古屋/中部 - 鹿児島 (2013年5月31日就航開始予定) ピーチ・アビエーション 関西国際空港 大阪(関西) - 札幌(新千歳) 2012年3月1日 大阪(関西) - 福岡 2012年3月1日 大阪(関西) - 長崎 2012年3月25日 大阪(関西) - 鹿児島 2012年4月1日 大阪(関西) - 沖縄(那覇) 2012年10月18日 大阪/関西 - 仙台 (2013年4月12日就航開始予定) 大阪/関西 - 新石垣 (2013年6月14日就航開始予定)

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全体 (n=8286) 性・年代別 男性 (n=3970) 女性 (n=4316) 男性 20代 (n=644) 男性 30代 (n=845) 男性 40代 (n=753) 男性 50代 (n=739) 男性 60代以上 (n=989) 女性 20代 (n=785) 女性 30代 (n=879) 女性 40代 (n=704) 女性 50代 (n=843) 女性 60代以上 (n=1105) 居住地別 北海道 (n=605) 東北 (n=358) 関東 (n=3275) 中部 (n=898) 関西 (n=1193) 中国 (n=351) 四国 (n=288) 九州・沖縄 (n=1318) 7.3 8.3 6.4 14.6 9.6 6.6 6.2 6.0 10.4 5.9 6.8 4.0 5.4 12.1 2.5 5.0 3.0 14.7 1.4 1.4 11.2 0 10 20 30

国内線LCC利用者の出現率とプロフィール

直近1年間に飛行機で国内旅行または帰省をした人のうち、LCC利用率は、7%。 男女とも20代では1割を超える出現率。就航エリアである関西、北海道、九州・沖縄では利用率が1割以上。 直近1年間の飛行機を利用した国内旅行および帰省において、LCCを利用した人は、全体の7%。 性・年代別に出現率をみると、男性の20代(15%)、女性の20代(10%)、および居住地別では、就航エリアであ る関西(15%)、北海道(12%)、九州・沖縄(11%)で高い。

国内線LCC利用実態

※本調査では、調査対象者全体を「直近1年間に飛行機で国内旅行および帰省した人」とする。 LCC利用者別の定義については以下の通りとする 「LCC利用者」=過去1年間に飛行機で国内旅行または帰省をした際に、LCC利用経験のある人 「LCC非利用者」=過去1年間に飛行機で国内旅行または帰省をした際に、LCC利用経験のない人 (%) ■直近1年間の国内線LCC利用率(スクリーニング調査より 全体/単一回答)

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メジャー な カジュア ルな 親しみ のある 目新し い 手軽な お得な ユニー クな センス のよい 丁寧な 人気の ある 安心感 のある 外国の 航空会 社っぽ い 若者向 けの 女性向 けの 初心者 向けの 飛行機 に乗り 慣れて いる人 向けの あては まるもの はない エアアジア・ジャパン 2.2 23.3 2.3 25.6 25.3 40.8 13.0 2.5 1.4 4.7 2.8 45.7 21.8 1.9 2.7 17.1 13.9 ジェットスター・ジャパン 2.8 26.9 2.8 29.4 28.7 47.0 14.1 4.2 0.3 7.1 1.4 29.6 31.4 2.6 1.9 17.8 11.1 ピーチ・アビエーション 2.3 30.9 4.6 48.6 37.5 57.9 25.4 4.9 0.7 9.8 2.6 12.1 35.9 14.8 4.1 15.6 9.3 0 10 20 30 40 50 60 70 ■国内線LCC各社のイメージ(各航空会社認知者/複数回答) 58.9 70.2 75.5 0 10 20 30 40 50 60 70 80 エアアジア・ジャパン ジェットスター・ジャパン ピーチ・アビエーション ■国内線LCC各社の認知率(全体/複数回答) 認知率トップは「ピーチ・アビエーション」で76%。満足度でも9割でトップ。「エアアジア・ジャパン」も7割で、全 体的に満足度は高い。 LCCメインユーザーである「若者向けの」、「お得な」イメージは、「ピーチ・アビエーション」が36%と高く、ターゲッ ト層に近いイメージを獲得。 国内線LCCの認知率は、「ピーチ・アビエーション」がトップで76%。次いで「ジェットスター・ジャパン」(70%)、「エア アジア・ジャパン」(59%)。 各社のイメージを比較すると、「ピーチ・アビエーション」はLCCの出現率の高い「若者向けの」イメージが36%と高く、 ターゲット層に近いイメージを獲得できている。 各社の満足度は、いずれの利用者も「非常に満足している」が3割前後、「やや満足している」をあわせると7割から 9割と高い満足度。特に「ピーチ・アビエーション」は「非常に満足している」が34%、「やや満足している」(53%)も 合わせると、9割と高い満足度を達成している。

国内線LCC各社の満足度とイメージ

国内線LCC利用実態

29.0 28.6 43.9 54.6 20.6 13.4 6.5 3.4 エアアジア・ジャパン ジェットスター・ジャパン ピーチ・アビエーション ■国内線LCC各社の満足度 (過去1年以内各航空会社利用者/各単一回答) 非常に満足している やや満足している やや不満である 非常に不満である 満足・計=72.9 満足・計=83.2 満足・計=87.7 (%) (%) (%)

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全体的に価 格が安い コストパ フォーマンス が良い 安いチケット が取りやす い 期間限定割 引等のセー ル商品が充 実している 予約WEBサ イトの使い 勝手が良い 子供連れの 場合に割安 感がある パイロットの 技術に不安 が少ない 安全性に不 安が少ない 払戻・変更 料金が安い 乗務員の対 応が良い 全体 81.5 49.5 47.4 40.8 17.4 17.2 16.4 12.0 11.3 10.7 LCC利用者 90.6 75.3 67.5 69.2 40.9 16.6 34.7 29.1 10.0 26.0 LCC非利用者 80.8 47.4 45.8 38.5 15.5 17.2 15.0 10.7 11.4 9.5 差(利用者-非利用者) 9.8 27.9 21.7 30.7 25.4 -0.6 19.7 18.4 -1.4 16.5 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 ■LCCの機能イメージ(「とてもあてはまる」「ややあてはまる」の合計) 全体 LCC利用者 LCC非利用者 オプションの 機内サービ スが充実し ている 利用できる 空港が近い 遅延・欠航 のリスクが 少ない 預け手荷物 などのオプ ション手数 料が安い 利用しやす い時間帯の 便が多い マイレージ プログラム やポイントプ ログラムが 充実してい る コールセン ターが繋が りやすい 欠航時の対 応(振り替え 便・ホテルの 手配など)が 良い 座席が広く 快適 全体 8.8 8.5 6.4 6.3 6.2 5.3 4.3 3.6 3.6 LCC利用者 16.2 24.5 8.9 11.3 12.5 7.0 8.1 8.7 5.8 LCC非利用者 8.3 7.3 6.2 6.0 5.7 5.2 4.0 3.2 3.5 差(利用者-非利用者) 7.9 17.2 2.7 5.3 6.8 1.8 4.1 5.5 2.3 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 全体 LCC利用者 LCC非利用者 利用者と非利用者のイメージで差の大きい項目は、「セール商品」「コストパフォーマンス」「WEBサイトの使い勝 手」など。一方、「マイレージやポイントプログラム」、「座席の広さ」「遅延・欠航のリスクが少ない」などについては、 利用の有無に関わらず「あてはまらない」と認識されている。 LCCの機能イメージについて尋ねたところ、あてはまると回答した割合が高いのは「全体的に価格が安い」「コストパ フォーマンスが良い」など料金についてのもの。利用者と非利用者とで差が大きいのは「期間限定割引等のセール商品 が充実している」「コストパフォーマンスが良い」「予約WEBサイトの使い勝手が良い」「乗務員の対応が良い」など。一 方下位項目(あてはまらないと思われている特徴)の「払戻・変更料金が安い」「マイレージプログラムやポイントプロ グラムが充実している」「座席が広く快適」「遅延・欠航のリスクが少ない」などは両者の差が小さく、利用に関わらず「あ てはまらない」と広く認知されているようだ。 ※「各機能について「とてもあてはまる」「ややあてはまる」「どちらともいえない」「あまりあてはまらない」「まったくあてはまらない 」の

LCCの機能性イメージ(利用者-非利用者)

国内線LCC利用実態

(%) (%)

(6)

■今後のLC C 利用意向( 全体/単一回答) 利用したい・計 利用したくない・計 積極的に 利用したい やや 利用したいと思う あまり 利用したいと 思わない まったく 利用したいと 思わない 利用した い・計 利用した くない・計 加重 平均値 (4) (3) (2) (1) 凡例 (点) 全体 65.8 34.2 2.75 【LCC利用セグメント別】 LCC利用者 96.0 4.0 3.46 LCC非利用者 63.4 36.6 2.69 【性・年代別】 男性 71.3 28.7 2.85 女性 60.6 39.4 2.65 男性20代 91.2 8.8 3.12 男性30代 70.9 29.1 2.85 男性40代 72.5 27.5 2.85 男性50代 66.8 33.2 2.84 男性60代 64.8 35.2 2.69 女性20代 70.7 29.3 2.96 女性30代 69.7 30.3 2.78 女性40代 50.1 49.9 2.50 女性50代 58.2 41.8 2.53 女性60代 51.9 48.1 2.50 【居住地別】 北海道 66.1 33.9 2.78 東北 86.0 14.0 3.20 関東 64.3 35.7 2.70 中部 62.2 37.8 2.68 関西 72.8 27.2 2.85 中・四国 66.1 33.9 2.66 九州・沖縄 58.9 41.1 2.72 追加作成図表 1 5 .0% 4 9 .8 1 2 .3 1 7 .1 1 3 .0 2 0 .8 1 6 .5 1 5 .6 2 2 .4 8 .4 2 8 .6 1 1 .5 8 .7 4 .5 1 4 .3 1 7 .6 3 3 .5 1 3 .6 7 .7 1 7 .3 6 .0 1 9 .9 5 0 .8 4 6 .2 5 1 .2 5 4 .2 4 7 .6 7 0 .4 5 4 .4 5 6 .9 4 4 .4 5 6 .4 4 2 .1 5 8 .3 4 1 .4 5 3 .7 3 7 .5 4 8 .4 5 2 .5 5 0 .7 5 4 .5 5 5 .5 6 0 .1 3 9 .0 2 8 .1 3 .8 3 0 .0 2 4 .8 3 1 .2 8 .8 2 6 .7 2 4 .1 2 7 .6 3 1 .3 2 6 .2 2 7 .2 4 1 .6 3 1 .9 3 2 .3 2 8 .3 1 4 .0 2 8 .1 3 5 .6 2 1 .7 2 8 .3 3 3 .8 6 .1 0 .2 6 .5 3 .8 8 .2 ― 2 .4 3 .4 5 .6 3 .9 3 .0 3 .1 8 .3 9 .9 1 5 .8 5 .6 ― 7 .7 2 .2 5 .5 5 .7 7 .3 利用者における今後のLCC意向は96%とほぼ全数に達する勢い。非利用者でも6割を超える。 男性20代で利用意向が9割以上。「ピーチ・アビエーション」の就航を控える東北では「積極的に利用したい」が 34%、利用意向は86%。 国内線・国際線にかかわらず、今後LCCを利用したいかどうか尋ねたところ、「積極的に利用したい」が15%、「やや 利用したいと思う」(51%)をあわせた利用意向(「利用したい・計」)は66%であった。 LCC利用者に関しては、「積極的に利用したい」が5割、「やや利用したいと思う」(46%)をあわせた利用意向は 96%と全数に達する勢い。非利用者でも利用意向は6割を超えている。 性・年代別にみると、男性20代で利用意向が9割と高い。対して女性の40代以降では利用意向は相対的に低い が、半数は超えている。 居住地別にみると、東北で「積極的に利用したい」が34%、利用意向は86%と高い。「ピーチ・アビエーション」の仙 台空港への就航予定の影響もあると思われる。

LCC利用意向

今後のLCC利用意向

(%) ※加重平均値は、表中の「積極的に利用したい」=4点、「やや利用したい」=3点、「あまり利用したいと思わない」=2点、 「まったく利用したいと思わない」=1点を点数化して算出している。

(7)

16.0 53.8 49.4 70.6 36.6 84.0 46.2 50.6 29.4 63.4 今まで飛行機を 利用したことが無かったが、 LCCをきっかけに初めて利用した 今まで飛行機を利用したことがあり、 LCCをきっかけに 飛行機の利用回数が増えた 今まで飛行機を利用したことがあり、 LCCをきっかけに 飛行機での旅行・帰省が増えた 今まで飛行機を利用したことがあり、 利用していた航空会社から LCCに乗り換えるようになった 飛行機以外の 交通機関の代わりに LCCを利用するようになった ■LCC利用をきっかけに変わったこと(LCC利用者/単一回答) はい いいえ ANA・JAL など既存の 航空会社 の飛行機 新幹線 特急列車・ 夜行列車・ 寝台列車 上記以外 のJR・私 鉄・地下鉄 等 船・フェリー 高速バス 貸切バス・ 観光バス 自家用車 レンタカー バイク その他 旅行・帰省 しなかった 68.9 12.1 1.1 0.6 1.3 5.1 0.6 0.8 0.2 - 0.4 9.1 0 10 20 30 40 50 60 70 80 ■LCCがなければ何の交通機関を使用したと思うか(LCC利用者/単一回答) “LCCがなければ利用していた交通機関”は、既存航空会社が7割。利用者のうち71%が「利用していた航空 会社からLCCに乗り換えるようになった」とも回答しており、既存航空会社と競合している。 LCCの登場によって、飛行機の利用回数や飛行機での旅行意向が促進されている。 もしLCCがなければ、何の交通機関を利用していたか尋ねたところ、「ANA・JALなどの既存の航空会社の飛行機」 が7割で突出している。 LCCの旅行マーケットへの影響度を探るため、LCCを実際に利用した人に、LCCの登場によって旅行等への考え方 などに変化があったどうかを尋ねところ、「今まで飛行機を利用したことがあり、利用していた航空会社からLCCに乗り換 えるようになった」について71%が「はい」と回答しており、LCCの登場によって、既存航空会社と競合が起きている。 「今まで飛行機を利用したことがなかったがLCCをきっかけに初めて利用した」人は16%。「今まで飛行機を利用した ことがあり、LCCをきっかけに飛行機の利用回数が増えた」(54%)、「今まで飛行機を利用したことがあり、LCCを きっかけに飛行機での旅行・帰省が増えた」(49%)など、飛行機の利用や、飛行機を利用した旅行を促進する様 子もみられた。

既存交通機関との競合状況

LCCのマーケットへの影響

(%) (%) ※一番最近LCCを利用したときのことについて回答。

(8)

現地滞在 の買い物 や食事な どで少し 贅沢した 現地滞在 の日数 (宿泊日 数)を増や した 次回の訪 問にまわ すつもり (訪問回 数を増や すつもり) 貯蓄する など、訪問 先では使 わなかっ た LCCでなけ れば訪問 しなかった ので、浮 いたお金 はない そもそも安 く浮いたと は思わな かった 浮いたお 金をどう使 うかという ことを意識 しなかった その他 LCC利用者 40.9 7.9 20.2 7.7 6.6 4.2 11.9 0.6 0 10 20 30 40 50 60 70 ■LCCを利用して安く浮いたお金はどうしましたか。以下の中で最も近いもの を一つだけお選びください。(LCC利用者/単一回答) LCCで「浮いたお金」は「現地滞在の買い物や食事などで少し贅沢した」が41%。LCCによって「浮いたお金」の うち旅行市場(交通費除く)で消費が増加したと推測される割合は、あわせて7割。 「そもそも安く浮いたとは思わなかった」「浮いたお金をどう使うかということを意識しなかった」などの割合は低 く、LCC利用で“得をした”という意識は高い。 LCC利用者に、LCC利用によって浮いたお金を何に使ったか尋ねたところ、「現地滞在の買い物や食事で少し贅沢 した」が41%と突出している。次いで「次回の訪問にまわすつもり」(20%)が続く。「現地滞在の日数(宿泊日 数)を増やした」(8%)をあわせ、旅行市場(交通費除く)で消費が増加したと推測される割合は、あわせて7割。 一方「浮いたお金をどう使うかということを意識しなかった」(12%)、「そもそも安く浮いたとは思わなかった」(4%) などの回答は低く、LCC利用によって“得をした”という意識は強いようだ。 LCCを利用する際に、いくらくらいなら「低価格」と感じるかを尋ねたところ、LCC利用者と非利用者では価格に大き な差がみられた。「近距離」ではLCC利用者が平均4,802円であるのに対し、非利用者では6,171円。遠距離につ いてはLCC利用者が8,085円であるのに対し、非利用者は10,986円。

LCC利用による「浮いたお金」について

LCCのマーケットへの影響

近距離 (成田~関西国際空港間、 関西国際空港~福岡間など) 遠距離 (成田~福岡間、成田~札幌間、 関西国際空港~沖縄間など) LCC利用者 4,802円 8,085円 LCC非利用者 6,171円 10,986円 (参考)LCC利用時に低価格だと感じる価格(実数回答を平均値で掲載) (%)

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