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2018 年度 ( 平成 30 年度 ) 事業計画 目次 総論 1 各論 Ⅰ 公益目的事業第 1 章相談 助言 2 1 海外の送出機関 本邦の監理団体 実習実施者及びその他関係機関への相談 助言 (1) 海外の送出機関等との相談等の実施 (2) 監理団体 実習実施者に対する相談等の支援 (3) 不適

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2018年度(平成30年度)

事業計画

自2018年(平成30年)4月 1日 至2019年(平成31年)3月31日 公益財団法人 国際研修協力機構

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2018年度(平成30年度)事業計画

― 目 次 ―

総 論 ………1 各 論 Ⅰ 公益目的事業 第1章 相談・助言 ………2 1 海外の送出機関、本邦の監理団体・実習実施者及びその他関係機関への相談・助言 (1)海外の送出機関等との相談等の実施 (2)監理団体・実習実施者に対する相談等の支援 (3)不適正事案に対する改善支援 2 技能実習生への相談・助言 (1)技能実習生に対する母国語相談等の実施 (2)技能実習の継続が困難となった技能実習生に対する支援 第2章 講習・人材育成………3 1 円滑な送出し・受入れ支援事業 (1)送出機関に対するセミナーの開催 (2)受入れ支援セミナーの開催 2 法令等の周知徹底のための講習会の開催 (1)養成講習の開催 (2)講師派遣の実施 3 成果向上支援事業 (1)技能向上を支援する講習会の開催 (2)日本語指導に関するセミナー等の開催 4 技能実習生保護事業 (1)技能実習生等に対する法令等の周知 (2)監理団体・実習実施者と連携した技能実習生への安全衛生活動の推進 (3)技能実習生に対する母国語情報提供 (4)技能実習生に対する補償対策 第3章 調査・資料収集………5 1 技能実習制度の運営実態や関連する法令等に関する協議・情報収集 (1)海外関係機関との連携及び協議、情報の収集・提供 (2)関係機関との連携及び協議、情報の収集・提供 2 技能実習制度の運営実態等に関する調査

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第4章 その他の事業………6 1 技能実習生及び監理団体・実習実施者への評価付与、認定支援事業 (1)技能実習 1 号から技能実習 2 号への移行評価の実施 (2)技能実習移行対象職種の拡大支援 (3)技能実習生受入れ事業の評価・認定 (4)技能実習生の技能修得の促進 2 技能実習生の日本語作文コンクールの表彰と支援 (1)日本語作文コンクールの実施 (2)JITCO 交流大会の開催 3 広報啓発推進事業 (1)各種パンフレット・ガイドブック等及び白書の出版 (2)総合情報誌「かけはし」の発行 (3)ホームページの管理運営及び迅速かつ広範な情報提供 (4)教材等の刊行・提供 Ⅱ 共益事業 入国・在留関係申請書類等の点検・提出・取次ぎサービスの実施 ………8 Ⅲ 収益事業 外国人技能実習生総合保険等の普及 ………8 Ⅳ 法人管理 公益財団としての管理運営業務の推進 ………8 (1)公益財団の健全経営の推進 (2)公益財団の管理運営 (3)公益財団の事業推進体制の整備 (4)賛助会員管理体制の整備

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【2018年度(平成30年度)事業計画】

総 論

政府・日銀が「金融政策」、「財政政策」、「成長戦略」を一体的に推進するとともに、世 界経済の拡大が続くことにより、日本経済は緩やかな景気拡大が見込まれる。また、企業 はグローバルな最適経営の観点から、海外展開を加速していく。 当機構がその推進に中核的役割を担ってきた外国人技能実習制度は、我が国において蓄 積された技能・ 技術・知識の移転を通じて新興国の経済発展に貢献するものであり、1993 年の制度創設以来、わが国産業界及びアジア諸国を中心に諸外国に定着し、今や、技能実 習生の在留者数は 2010 年の 10 万人から 2017 年 6 月末に 25 万人を超えるなど急速に拡大 している。 一方、管理監督体制の強化を前提に技能実習制度を拡充するとともに、外国人技能実習 機構の設置等を盛り込んだ技能実習法が 2017 年 11 月 1 日に施行された。これにより技能 実習制度の抜本的な改革が行われ、今まで、技能実習制度の中核的機関であった当機構の 活動も大きな修正を迫られている。 2018 年度は、このような制度改正の動きに対応し、新制度と旧制度で技能実習を続ける 実習生が混在することを考慮しつつ、技能実習制度の適正かつ円滑な運用を促進するため、 次の四つを柱として推し進めていく。 第一の柱は、技能実習制度の総合支援機関として、監理団体・実習実施者に対し、技能 実習生の受入れに関する支援、申請手続に関する支援、技能実習生の技能向上等に関する 支援、技能実習生の保護に関する支援を引き続き積極的に行う。 第二の柱は、二国間取決めを踏まえ、送出し政府窓口との討議議事録(R/D)の締結に 基づき、送出し国や送出機関が必要とする制度の詳細な情報や監理団体等の情報を提供す る一方、監理団体に対しては送出し国や送出機関情報を提供することにより、両者間の関 係構築を支援する。 第三の柱は、技能実習法に基づく新たな技能実習制度では、主務大臣が適当と認めて告 示した機関(養成講習機関)の養成講習の受講が必須又は推奨されていることから、主務 大臣から告示を受けた当機構は、養成講習機関として養成講習を実施していく。 第四の柱は、技能実習制度の国内外の関係者に対して、積極的に周知活動及び情報提供 を行うなどの的確かつ迅速な対応を行っていく。 以上

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各 論

Ⅰ 公益目的事業

第1章 相談・助言

1 海外の送出機関、本邦の監理団体・実習実施者及びその他関係機関への相談・助言 (1)海外の送出機関等との相談等の実施 ① 定期協議実施による技能実習制度の周知・新しい R/D 締結とそれに向けての協議 送出し国政府と定期協議を実施し、技能実習制度の周知を図るとともに、新しい R/D については、日本国政府と送出し国政府間の二国間取決めの動向を見極めながら、協 議を進め締結していく。 ② 帰国後の復職の支援 送出し国政府窓口を通じ、送出機関に対し、技能実習生の帰国後のより積極的な修 得技能の活用を働きかけ、復職支援活動の充実を求めていく。 (2)監理団体・実習実施者に対する相談等の支援 ① 入国から帰国までの各段階における総合的な相談の実施 技能実習制度の活用を検討している関係者や技能実習生を受け入れている監理団 体・実習実施者等に対し、円滑に技能実習生を受け入れるために必要な法令や各種手 続等に関する総合的な相談支援を行う。 ② 訪問相談・訪問支援の実施 監理団体・実習実施者を訪問し、技能実習生の受入れに関する相談に応じるととも に、技能実習生の受入れ体制・設備等についてアドバイスを行う。また、技能実習制 度に関する有益な情報や意見等を収集・提供する。 ③ 安全・衛生の確保のための支援の実施 技能実習生の作業の安全及び健康の確保やメンタルヘルスのケアを図るため、監理 団体・実習実施者に対し、必要な助言を行う。 ④ 技能実習生の行方不明者発生防止対策の推進 行方不明者発生防止に関する注意喚起を行う。 (3)不適正事案に対する改善支援 行政機関や外国人技能実習機構等から改善指導等を受け、その改善に努める監理団 体・実習実施者に対して、事業の適正な推進のための助言を行う。 2 技能実習生への相談・助言 (1)技能実習生に対する母国語相談等の実施 技能実習生に対し、母国語(中国語、ベトナム語、インドネシア語、フィリピン語) で電話・メール等による相談を受け付け、問題改善が図られるよう支援を行う。また、

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3 相談体制の充実と相談スタッフの質的向上を図る。 (2)技能実習の継続が困難となった技能実習生に対する支援 ① 技能実習の継続のための支援 実習実施者の倒産等により技能実習を継続することが困難になった場合に、技能実 習生に対して、必要な助言を行う。 ② 実習実施者の倒産等に際しての支援 実習実施者が倒産等に至った場合に、技能実習生の保護支援として、国の未払賃金 立替払制度の紹介等の助言を行う。また、実習実施者が倒産し、かつ、監理団体がや むを得ない事由により技能実習生の帰国旅費を確保できない場合に、技能実習生の帰 国支援を行う。

第2章 講習・人材育成

1 円滑な送出し・受入れ支援事業 (1)送出機関に対するセミナーの開催 送出し国との定期協議等の機会を捉え、送出し国政府の協力の下、送出機関に対す るセミナーを開催し、技能実習制度の説明や日本語教育支援等の送出機関への各種支 援を図る。 (2)受入れ支援セミナーの開催 ① 技能実習生受入れ関係者や技能実習生の受入れを検討している方を対象に、技能実 習制度説明会を開催する。また、監理団体・実習実施者の実務担当者を対象に、実務 全般に関する知識のレベルアップを目的とした団体監理型及び企業単独型の受入れ 実務セミナーを開催する。 ② 監理団体・実習実施者を対象に、管理体制の充実・強化や介護職種における技能実 習生の受入れ等に関するテーマごとの講習会を開催する。 ③ 監理団体・実習実施者を対象に、技能実習生の受入れに係る技能実習計画認定申請 の申請書類等の作成支援及び留意事項の理解促進を図るため、申請書類等の書き方に 関するセミナーを開催する。 ④ 監理団体・実習実施者を対象に、地方駐在事務所担当地域の実情やニーズに即した セミナーを地方駐在事務所ごとに開催する。 2 法令等の周知徹底のための講習会の開催 (1)養成講習の開催 技能実習制度主務大臣の告示を受けた養成講習機関として、監理責任者等講習、技 能実習責任者講習、技能実習指導員講習及び生活指導員講習を開催する。

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4 (2)講師派遣の実施 監理団体や関係機関等からの依頼に基づき講師派遣を行い、適正な技能実習生の受 入れや海外進出展開を行う企業の人材育成を支援するほか、技能実習制度を広く周知 する。 3 成果向上支援事業 (1)技能向上を支援する講習会の開催 技能実習生の技能向上を支援するため、各種講習会を開催する。 (2)日本語指導に関するセミナー等の開催 日本語指導の現場で役立つ実践力を養うことを目的に、講習における日本語の学習 目標の設定の仕方や実際の授業の進め方及び講習後の日本語の継続学習を効果的に行 う方法等に関する日本語指導担当者実践セミナー及び日本語指導トピック別実践セミ ナーを開催する。また、監理団体・実習実施者に対し、セミナー等の内容を活用しつ つ先方のニーズに合わせてアレンジした講義内容を提供する講師派遣型の日本語指導 オンデマンドを開催する。 さらに、日本語指導や実習現場でのコミュニケーションに関する相談に応じるとと もに、ホームページサイト「JITCO 日本語教材ひろば」を活用し、国内外の日本語指 導担当者に、日本語教材・素材及び日本語指導に関する情報等を提供する。 4 技能実習生保護事業 (1)技能実習生等に対する法令等の周知 講習の適正な実施を支援するため、監理団体が講習期間中に行う「技能実習生の法 的保護に必要な情報」に関し、技能実習法令・入管法令・労働関係法令・不正行為へ の対応に精通した専門講師を派遣する等の支援を行う。 (2)監理団体・実習実施者と連携した技能実習生への安全衛生活動の推進 危険、有害な作業に伴う労働災害等を防止し、技能実習生が技能等を修得するため に必要となる各種技能講習の受講機会の拡大に向けて情報提供を行うとともに、技能 実習生が技能等を修得するために必要となる特別教育の受講に際し、講師を派遣する。 (3)技能実習生に対する母国語情報提供 ① 「技能実習生の友」の配付 技能実習生に対し、関係法令等の技能実習生の権利保護に関する情報のほか、各種 事故や犯罪防止に向けた注意喚起や日本の習慣や生活文化等の円滑な技能実習の実施 に有益な情報と国内ニュース記事を掲載した「技能実習生の友」(中国語、インドネシ

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5 ア語、ベトナム語、タイ語、英語、フィリピン語、カンボジア語、ミャンマー語、モ ンゴル語の 9 言語)を発行し提供するとともに、ホームページに PDF 版を掲載する。 ② 母国語表記の教材の作成・提供 技能実習や日本での生活に役立つ各種教材を技能実習生向けに母国語で作成し、提 供する。 (4)技能実習生に対する補償対策 日本に在留中に死亡した技能実習生の遺族に弔意を表わす死亡弔慰金制度について、 適切な運用を図る。

第3章 調査・資料収集

1 技能実習制度の運営実態や関連する法令等に関する協議・情報収集 (1)海外関係機関との連携及び協議、情報の収集・提供 ① 送出し国政府要人の訪問受入れ及び送出し国在京大使館との意見交換 送出し国政府要人等の訪問に積極的に応え、技能実習制度等について意見交換を行 う。また、必要に応じ、送出し国政府要人の招聘を検討するとともに、各国の在京大 使館との連携を強化する。 ② 送出し国情報の収集・提供 監理団体が、送出機関からの受入れを円滑に行えるよう支援するため、送出し国政 府との R/D に基づき送出し国政府から提供を受けた送出機関情報を、監理団体からの 求めに応じて提供する。また、当該国に関心を持つ監理団体の情報を送出し国へ提供 する。 ③ 送出機関と監理団体との情報交換会の開催 送出し国政府窓口による送出し国事情の説明会及び送出機関と監理団体との情報 交換会等を開催する。 ④ 送出し国への海外視察 監理団体を募集し、送出し国の政府窓口や送出機関・日本語教育施設等を訪問する 海外視察を実施する。 (2)関係機関との連携及び協議、情報の収集・提供 ① 関係機関との連携及び協議、情報の収集・提供 ア 技能実習制度の適正化を図るため、外国人技能実習生受入れ団体中央・地方連絡協 議会と連携し、研修会等を開催する。 イ 監理団体・実習実施者との地域情報交換会を開催し、技能実習制度に関する情報を 提供するとともに、監理団体同士の情報交換の場を提供する。 ウ 技能実習制度の円滑かつ適正な運営を図るため、外国人技能実習機構や地方入国管

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6 理局等との意見交換会を実施する。 ② 労働災害の防止及び安全・衛生の確保に向けての情報提供 技能実習生の安全及び健康確保対策に関するリーフレット等を配布し、周知を図る。 2 技能実習制度の運営実態等に関する調査 技能実習制度の効果的な活用や適正な実施を図るため、技能実習制度に関する好事例 等を収集し、ホームページ等により公表する。

第4章 その他の事業

1 技能実習生及び監理団体・実習実施者への評価付与、認定支援事業 (1)技能実習 1 号から技能実習 2 号への移行評価の実施 ① 修得技能等の評価 行政による委託事業がある場合には、技能実習1号から技能実習2号への移行評価 支援を行う。 ② 技能実習計画の作成支援 監理団体・実習実施者が適正かつ効率的に技能実習計画を作成できるよう、事前に 必要な助言を行う。 ③ 技能実習移行対象職種・作業の範囲の周知 技能実習移行対象となる技能実習の職種・作業の範囲について、ホームページ等に より監理団体・実習実施者に対して周知を行う。 (2)技能実習移行対象職種の拡大支援 技能実習移行対象職種の追加について、試験実施機関を希望する業界団体等に対し、 国の「公的評価システムの認定」を受けられるよう、評価システムの組立への助言等 を行う。また、技能実習移行対象職種・作業に係る業界団体等のニーズの把握に努め る。 (3)技能実習生受入れ事業の評価・認定 適切かつ効果的な技能実習の実施を図るため、監理団体等からの申請がある場合に は、監理団体等の行う技能実習生受入れ事業を評価・認定する。 (4)技能実習生の技能修得の促進 ① 修得技能等の評価促進 実習実施者に対し、技能実習生の育成に有効な指導評価システムの構築を支援する とともに、技能移転が職場レベルで着実に実施されるよう必要な助言等を行う。

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7 ② 技能実習修了者に対する修了証書の交付 所定の技能実習を履修した技能実習生に対して、技能実習修了証書を交付する。 2 技能実習生の日本語作文コンクールの表彰と支援 (1)日本語作文コンクールの実施 技能実習生・研修生の日本語能力の向上に資するため、外国人技能実習生・研修生 日本語作文コンクールを実施する。 (2)JITCO 交流大会の開催 技能実習制度の更なる成果向上と監理団体・実習実施者等との情報共有を目的とし て、JITCO 交流大会を開催し、関係機関等による各種講演等を実施する。 3 広報啓発推進事業 (1)各種パンフレット・ガイドブック等及び白書の出版 ① 各種パンフレット・ガイドブック等 技能実習制度に関する各種パンフレット・ガイドブック等を作成し、その普及と利 用促進を図る。また、JITCO の業務内容の説明や技能実習制度の解説を掲載した総合 パンフレットを配付するとともに、ホームページに PDF 版を掲載する。 ② JITCO 白書 技能実習制度の実績や JITCO の支援状況等をとりまとめ、監理団体・実習実施者等に 提供する。 (2)総合情報誌「かけはし」の発行 技能実習の成果向上、関係法令の解説及び適正な技能実習制度活用の一助となる記 事を中心に誌面を作成する。冊子は年 4 回発行し、監理団体・実習実施者等に提供す るとともに、ホームページに PDF 版を掲載する。 (3)ホームページの管理運営及び迅速かつ広範な情報提供 ① 日本語・中国語・英語に対応したホームページを運用し、監理団体・実習実施者を 含む広範な対象者向けに、JITCO の役割・事業や技能実習制度に関する重要な情報等 を的確・迅速に発信する。 ② 9 言語(中国語、インドネシア語、ベトナム語、タイ語、英語、フィリピン語、カ ンボジア語、ミャンマー語、モンゴル語)に対応した技能実習生向けポータルサイト 「ウェブサイト版『技能実習生の友』」を更新・運用し、技能実習生から問合せの多 い事柄等をまとめ、技能実習の円滑な実施に役立つ情報を提供する。

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8 ③ JITCO ホームページに対する不正なアクセスやハッキング等の脅威に備え、ホーム ページの安定的な運用に必要な対策を実施する。 (4)教材等の刊行・提供 技能実習制度の解説書や入国・在留手続に必要な申請書類の記載例集等や技能実習 生向けの日本語教育教材、健康管理及び安全衛生に関する教材、技能実習の実施に必 要とされる用語集等を刊行し、提供する。

Ⅱ 共益事業

入国・在留関係申請書類等の点検・提出・取次ぎサービスの実施 外国人技能実習機構への技能実習計画の認定申請書類の点検・提出サービス及び地方入 国管理局への入国・在留諸申請書類の点検・取次ぎサービスにより、監理団体・実習実施 者を支援し、もって技能実習制度の適正かつ円滑な運営に寄与する。

Ⅲ 収益事業

外国人技能実習生総合保険等の普及 技能実習生等が日常生活においてケガや病気になった場合に、治療費のうち健康保険の 自己負担部分を懸念することなく安心して技能実習等に専念できるようにするため、また、 第三者への法律上の損害賠償及び死亡・危篤時の親族による渡航・滞在費用等の出費に備 えるため、外国人技能実習生総合保険等の周知を図る。

Ⅳ 法人管理

公益財団としての管理運営業務の推進 (1)公益財団の健全経営の推進 ① 経営の健全化推進 収入の確保と経費の削減・合理化の推進、費用対効果の意識を徹底した事業の執行、 事業活動の透明性・適格性の確保、事業の計画的・効率的な執行等を基本としてさら なる経営の健全化を推進する。 ② 事業の効率的な執行 職員の能力発揮の推進、職場管理の徹底及び人材の有効活用等による効率的な事業 の推進を図る。 ③ 事務の簡素・合理化の推進 業務執行体制や各種規程等の見直し、事務の簡素化・合理化を推進する。

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9 ④ 国への要望 各種会議の場や関係機関との意見交換等を通じ、健全な事業推進に必要な技能実習 制度等の改善に対する要望等を行う。 (2)公益財団の管理運営 ① 理事会・評議員会の開催 理事会・評議員会を定期的に又は必要に応じて開催し、事業計画及び予算や事業報 告及び決算等について議決、承認を得る。 ② 監査法人による外部監査の実施 会計の健全性と透明性を確保するため、監査法人による外部監査を実施する。 ③ JITCO 設立 30 周年記念事業の検討 JITCO が、2021 年に設立 30 周年を迎えるため、記念事業等について検討を進める。 (3)公益財団の事業推進体制の整備 ① 情報セキュリティ対策の推進 情報セキュリティ対策について、職員への教育、技術的対策の導入等、効果的な施 策を推進する。 ② JITCO 基幹業務システム等の安定稼働と機能改善の推進 JITCO 基幹業務システム等の更なる安定稼働と信頼性の確保に継続して努めるとと もに、機能改善を推進する。また、監理団体・実習実施者における申請書類等作成の 迅速処理のため、申請書類作成支援システムの利用の促進を図る。 ③ 職員研修の充実 職員研修の効果的な実施及び自己啓発の奨励を通じて職員の資質の一層の向上に努 める。 ④ 本部・地方駐在事務所の体制整備 本部及び地方駐在事務所について、業務量等を考慮した適切な人事配置を行うとと もに、来訪者が相談しやすい環境を整備する。 (4)賛助会員管理体制の整備 JITCO の活動内容や趣旨に賛同される監理団体・実習実施者等に対して、積極的に 賛助会員制度の周知と賛助会員加入推進を図るとともに、適正な賛助会員入会審査及 び入退会管理等を実施する。また、賛助会員への情報提供等を迅速に行うため、メー ルマガジン等による情報発信を行う。 以上

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