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(1)

154 ! 電流のはたらきと電気器具 1 電気がもつエネルギー 電流によって,熱や光,音な どが発生したり,物体を運動させたりすることができる。 これは,電気がエネルギーをもっているためである。 ○熱や光,音などもエネルギーをもっている。 2 熱を発生させる電気器具 電気ストーブ,電気ポット, ドライヤー,電子レンジなど。電子レンジ以外は,電熱 線に電流が流れることによって,熱が発生する。 3 光を発生させる電気器具 電球,蛍けい光こう灯とう,発光ダイオ ードなど。電球は熱に強いタングステンでつくったフィ ラメントに電流が流れて光が発生する。 4 音を発生させる電気器具 ブザー,ラジオ,ステレオ など。ブザー以外は,中に音を出すスピーカーがある。 5 物体を運動させる電気器具 掃そう除じ機き,洗せんたく濯機き,扇せん風ぷう機き, 電車など。多くの器具の中にはモーターがある。 " 電力と熱量 1 電力 電気器具が1秒あたりに消費する電気の量 で,これによって電気器具の能力の大小が表される。 ①電力の単位 Wワット,kキロWワットを使う。 1kW=1000W ②電力を求める式 電力 P〔W〕は, 電圧 V〔V〕と電流 I〔A〕の積 で求められる。   電力〔W〕=電圧〔V〕×電流〔A〕 P=V I ③1Wとは 電気器具に1Vの電圧を加えて,1A の電流が流れたときの電力。 ④消費電力 電気器具に表示されている﹁100V− 1000W﹂は,100Vの電圧で使用したとき,その電 気器具が消費する電力は1000Wであることを表し ている。このような電力の表し方を消費電力とい う。なお,このとき10Aの電流が流れる。 ⑤全体の消費電力 使用した各電気器具の消費電力 の和になる。 / 1 電流のはたらきとその利用 電気ポット 熱 電気 電気 光 発光ダイオード + + − − 電気 運動 扇風機 ステレオ 音 電気 100W用 60W用 40W用 コンセントへ / 2 電力による電気器具のはたらき 電気器具に流れる電流の強さは, 100W用  100〔W〕÷100〔V〕=1〔A〕   60W用  60〔W〕÷100〔V〕=0.6〔A〕   40W用  40〔W〕÷100〔V〕=0.4〔A〕 全体の消費電力は, 100+60+40=200〔W〕

18

電気とそのエネルギー

3章 電流とその利用 ★家庭の配線 家庭の配線は,並列つなぎに なっているので,コンセントにつなぐとど の電気器具にも同じ100Vの電圧が加わる。 ★ワット 蒸気機関 を改良したイギリ スの技術者。電力 の単位はワットの 名からつけられた。

(2)

155 2 電力量 電流によるはたらきの総量(消費された電気のエネルギーの量)。 ○電力量の単位とそれを求める式  Jジュール,Wワットs秒,Wワットh時,kキロWワットh時を使い, 電力と時間の積で求められる。   電力量〔J〕=電力量〔Ws〕=電力〔W〕×時間〔s〕   1Jとは 1Wの電力を1秒間使用したときの電力量。1J=1Ws   電力量〔Wh〕=電力〔W〕×時間〔h〕   1Whとは 1Wの電力を1時間使用したときの電力量。1000Wh=1kWh 3 熱量 電熱線で発生する熱の量(熱量)は,電熱線 で消費した電力量と同じである。 ①熱量の単位とそれを求める式 電力量と同じJを使い,電力と時間の積で求められる。   熱量〔J〕=電力〔W〕×時間〔s〕   1Jとは 1Wの電力で,電熱線に1秒間電流を流したときに発生する熱量。 ②カロリー(cal) 日常生活で使われる熱量の単位。1calは,水1gの温度を1℃上じょう昇しょうさせる のに必要な熱量であり,1J=約0.24cal,1cal=約4.2J の関係がある。 4 熱量と水の温度上昇 1gの水の温度を1℃上 昇させるには約4.2Jの熱量が必要である。一定量 の水の上昇温度からも,電熱線から水が得た熱量 を知ることができる。 熱量〔J〕=4.2×水の質量〔g〕×水の上昇温度〔℃〕 結 果 結 果 結 果 結 果 ★1Jは1gの水の温度を0.24℃上昇させるの に必要な熱量であるので,1gの水の温度を 1℃上昇させるのに必要な熱量は,  1〔J〕× 10.24=約4.2〔J〕 重 要 実 験 電熱線の発熱と電力,電力量 ¡ 6V-6W,6V-9W,6V-18Wの電熱線を用いて,図のよ うな回路をつくり,電熱線に6.0Vの電圧を加える。 ™ ときどきかき混ぜ,水の上昇温度を調べる。 電源装置 − + 室温によっても,水はあたたまる ので,水温が室温と同じくらいに なるまで放置した水を使う。 温度計 発泡ポリスチ レンのカップ 電熱線 電流計 はっぽう  電力と5分後の上昇温度 上昇温度 ︹ ℃ ︺ 電力〔W〕 15 10 5 0 0 6 12 18 水の上昇温度は,電力 に比例する。 水の上昇温度は,電力量に比例する。  電力量と上昇温度 上昇温度 ︹ ℃ ︺ 電力量〔J〕 15 10 5 0 0 1800 3600 5400  時間と上昇温度 上昇温度 ︹ ℃ ︺ 時間〔分〕 15 10 5 0 0 1 2 3 4 5 水の上昇温度は,電流を 流す時間に比例する。 6W 9W 18W 時間〔分〕 1 2 3 4 5 水の上 昇温度 〔℃〕 6 W 0.8 1.6 2.4 3.1 4.0 9 W 1.2 2.5 3.6 4.7 6.0 18 W 2.4 4.8 7.2 9.4 12.0 5分間の電力量   6W…  6〔W〕×300〔s〕=1800〔J〕    9W…  9〔W〕×300〔s〕=2700〔J〕   18W…18〔W〕×300〔s〕=5400〔J〕 ★sは秒,hは時間を表 す単位の記号である。 ★ジュール 電流が熱を発生するはたらきを 研究したイギリスの科学者。熱量の単位は, ジュールの名からつけられた。

(3)

156 [電流のはたらきと電気器具] □1 次の文の空くう欄らんにあてはまることばは何か。    電流によって,熱や光,音などが発生したり,物体を(     )させたりすることが できる。これは電気が(       )をもっているためである。  2 次の電気器具は,おもに,電流のどのようなはたらきを利用する器具か。 □① ラジオ(        ) □② 電気ストーブ(        ) □③ 掃そう除じ機き(        ) □④ 水すい銀ぎん灯とう   (        ) [電力と熱量] □3 電気器具が1秒あたりに消費する電気の量を何というか。(     ) □4 電力の単位Wを何と読むか。 (       ) □5 1Vの電圧を加え,何Aの電流が流れたときの電力が1Wか。 (     ) □6 次の空欄にあてはまることばや単位は何か。    電力〔   〕=(     )〔V〕×(     )〔A〕 □7 豆電球に3Vの電圧を加えたところ,1.2Aの電流が流れた。このとき,豆電球が消費す る電力は何Wか。 (       ) □8 ﹁100V−600W﹂と表示されている電気器具を家庭用の100Vの電源につないだときに消 費する電力は何Wか。また,この電気器具に流れる電流の強さは何Aか。  電力(       ) 電流(       ) □9 消費電力が﹁100V−150W﹂と﹁100V−60W﹂の電気器具をコンセントにつないで,同時に 使ったとき,全体の消費電力は何Wか。 (       ) □0 電流によるはたらきの総量を何というか。 (       ) □q 次の空欄にあてはまることばや単位は何か。    電力量〔J〕=(     )〔W〕×時間〔   〕 □w 1Jは1Wの電力を何秒使ったときの電力量か。 (       ) □e 1kWhは何Whか。 (       ) □r 電熱線に100Vの電圧を加えたところ,10Aの電流が流れた。1分間使用したときの電 力量は何Jか。 (       ) □t 電熱線で発生する熱の量を何というか。 (     ) □y 1Wの電力で1秒間電流を流したときに発生する熱量は何Jか。 (     ) □u 次の文の空欄にあてはまることばは何か。    熱量の単位は,(        )と同じJを使うが,日常生活では,熱量の単位とし て(      )も使われる。1calは,およそ(     )Jである。 □i 次の文の空欄にあてはまることばは何か。    熱量〔J〕=4.2×水の(       )〔g〕×水の(       )〔℃〕 □o 電熱線に電流を数分間流したところ,100gの水の温度が2.5℃上じょう昇しょうした。このとき,水 が得た熱量は何Jか。 (       )

練習問題

基本演習

(4)

5

電熱線の発熱量と水が得た熱量 電熱線で発生した熱量について,次の問いに答えなさい。 1 14Ωの電熱線を20℃の水300gの中に入れて,42Vの電圧を5 分間加えたところ,水の温度が50℃になった。 ① この電熱線の電力は何Wか。 ② 5分間に水が得た熱量は何Jか。 2 図は4本の電熱線R1〜 R4の電圧 と電流の関係を表したものである。 ① 図から,電熱線に加える電圧を 大きくするほど,流れる電流と消 費する電力はどうなるといえるか。 ② 同じ電圧を加えたとき,一定時 間に発生する熱量がもっとも大き い電熱線はどれか。

6

電力と水の上じょうしょう温度 電熱線を使って図のような装置をつくり,電熱線で発生する熱量を 調べる実験をした。あとの問いに答えなさい。ただし,電熱線の熱量はすべて水の温度上昇 に使われ,電圧を変えるごとに,また電熱線をかえるご とに,同量のくみ置きの水と入れかえた。 〔実験1〕 電熱線に加える電圧を変えたときの,電熱線 を流れた電流と3分間に上昇した水の温度を測定した。 表はその結果と電力を表しそうとしたものである。 〔実験2〕 電熱線を抵抗が4Ωのものにかえ,電熱線に 加える電圧を6.0Vにして,スイッチを入れた。 1 実験1で,電熱線に加える 電圧を変えたときの電力はそ れぞれ何Wか。表の空くう欄らんに記 入しなさい。 2 1から,電圧が2倍になる と,電力と3分間の水の上昇 温度はそれぞれ何倍になるか。 3 実験1で,電圧を8.0Vにすると,水の温度は3分間で何℃上昇 すると考えられるか。 4 実験2で,水の温度は3分間で何℃上昇すると考えられるか。 次のア〜エから選び,記号で答えなさい。  ア 1.2℃   イ 2.4℃   ウ 3.6℃   エ 4.8℃ 5 4のとき,この電熱線で発生した熱量は何Jか。また,この水 が3分間に得た熱量は何calか。1J=0.24calとして計算しなさい。

6

の答え 1  表に書く。 2電力 上昇温度 3 4 5電熱線 水 0    5   1 0   15   2V0   25 01 2345 6 A 電流計 熱量計 電熱線 水 電圧計 スイッチ 電源装置 温度計 かき混ぜ棒 電圧  〔V〕 2.0 4.0 6.0 電流  〔A〕 1.0 2.0 3.0 電力  〔W〕 上昇温度〔℃〕 0.8 3.2 7.2

5

の答え 1① ② 2①電流 電力 ② 電 流 ︹  ︺A 電圧〔V〕 5 4 3 2 1 0 0 2 4 6 8 10 R3 R2 R1 R4

(5)

160

重点演習

7

熱量の公式の利用 z 20℃の水200gの中に電熱線を入れた。 この電熱線に21Vの電圧を加え,8A の電流を2分間流した。このとき,水 の温度は何℃上じょう昇しょうするか。 1 10℃の水300gの中に電熱線を入れ,3分間電流を流すと,水の温度は19℃になった。こ のときの電熱線の電力は何Wか。 (    ) 2 50Wの電熱線を10℃の水の中に入れ,5分間電流を流すと,水の温度は30℃になった。 このときの水の質量は何gか。小数第1位を四捨五入して,整数で答えなさい。(    ) x 21〔V〕×8〔A〕×120〔s〕=20160〔J〕  水の上昇温度をx℃とすると,  20160〔J〕=4.2×200〔g〕×x〔℃〕 x=24〔℃〕 水の上昇温度を求める式  電熱線の発熱量〔J〕=電力〔W〕×時間〔s〕…①  水が得た熱量〔J〕   =4.2×水の質量〔g〕×水の上昇温度〔℃〕…②  ①=②のとき,  水の上昇温度〔℃〕=電力〔W〕×時間〔s〕4.2×水の質量〔g〕

8

直列・並列回路と水の上昇温度 z 図で,水の上昇温度が大きくなるの は,X,Yのどちらか。 1 図で,電熱線aの抵抗を10Ω,電熱線bの抵抗を20Ω,X,Yの電源装置の電圧を6V とする。一定時間の発熱量を比べると,XはYの何倍になるか。 (    ) x 電源の電圧の大きさは同じなので,回路全 体に流れる電流が強いほうが,電熱線全体の 発熱量が大きくなる。並列つなぎである,X のほうが電熱線全体の抵てい抗こうが小さいので,回 路全体に流れる電流は強い。よって,Xのほ うが単位時間あたりの水の上昇温度が大きい。 直列・並列つなぎの電熱線が同じ容器の水の中にある場合の水の上昇温度(水の量は同じ) 図Ⅰ,Ⅱのように,同じ大きさの電圧を加えたと き,電熱線全体の抵抗の大きさが小さくなる並列 回路のほうが,回路全体に強い電流が流れる。こ のため,電熱線全体での発熱量は,並列回路のほ うが大きくなる。5分間の合計の熱量は, 図Ⅰ 6〔V〕×1〔A〕×300〔s〕=1800〔J〕 図Ⅱ 6〔V〕×0.24〔A〕×300〔s〕=432〔J〕 直列・並列つなぎの電熱線がそれぞれ別の容器の水の中にある場合の水の上昇温度(水の量は同じ) 電熱線 a,b を並列・直列につないで,同量のくみ置 きの水が入った容器に入れ,電源の電圧の大きさを同 じにして,5分後の水の上昇温度を調べた。 X 電源装置 電熱線 a 電熱線 a 電熱線b 電熱線 b Y 電源装置 水 発泡ポリスチ レンのカップ はっ ぽう 図Ⅰ 図Ⅱ 電源装置 15Ω 10Ω 6Ω 6 V 6 V 1A 1A 0.24A 0.24A 15Ω 10Ω 25Ω 図Ⅲ 6 V 0.24A 15Ω 10Ω Q15 Q10 図Ⅳ 6 V 0.4A 0.4A 0.6A 0.6A 15Ω 10Ω Q15 Q10 ・並列つなぎ 発熱量は, 電流に比例し,各抵抗 の大きさに反比例する。 発熱量 Q15,Q10は,   Q15: Q10=2:3 ・直列つなぎ 発熱量は, 電圧に比例し,各抵抗 の大きさに比例する。 発熱量 Q15,Q10は,   Q15: Q10=3:2

(6)

  発泡ポリスチレンのカップを用意し,室温と同じ温度の水100gを入れた。電熱線X,電熱 線Yを用いて図1のような回路をそれぞれつくり,電流を流したときの5分間の水の上昇温 度を,電源装置の電圧を変えて測定した。表は,それぞれの結果をまとめたものである。あ との問いに答えなさい。 (福島・改) 1 図1の回路を,電熱線Xを用いてつくり,電源装置の電圧を 8.0Vにして電流を流したとき,電熱線Xを流れる電流は何Aか。 ただし,水1gの温度を1℃上昇させるのに必要な熱量を4.2 Jとする。 2 図1の電熱線Xを,図2のように電熱線 Xと電熱線Yを並列につないだものにかえ, 電源装置の電圧を6Vにすると,5分間の 水の上昇温度は何℃になるか。   2種類の電熱線と容器A〜Dを用いて,次の実験を行った。あとの問いに答えなさい。た だし,容器と外部との熱の出入りはなく,電熱線で発生した熱はすべて水の温度上昇に使わ れるものとする。 〔実験〕 抵抗が4Ωと2Ωの 電熱線を用意し,容器Aと Cには4Ωの電熱線を,容 器BとDには2Ωの電熱線 をとりつけた。これらの容 器に18.0℃の水を100gずつ 入れ,電熱線を水の中に入 れて,図1,2のように配 線した。電源装置の電圧を 12Vにして,一定時間電流 を流したあと,それぞれの 容器の水の温度を調べた。 1 電熱線に流れる電流がもっとも強いのは容器A〜Dのどれか。 記号で答えなさい。 2 図1,2の回路に電流を同じ時間流したあと,容器Aの水の温 度は25.2℃であった。このとき,容器Dの水の温度は何℃か。 1 の答え 1 1 2

チャレンジ問題

電熱線X − + 発泡ポリスチ レンのカップ 室温の水 100g 図1 2 図1 図2 容器B 容器A 水 100g 電熱線 4Ω 電熱線 2Ω +電源装置− かき混ぜ棒 温度計 +電源装置− 容器C 電熱線 4Ω 容器D 電熱線 2Ω 電源装置の電圧〔V〕 2.0 4.0 6.0 8.0 水の上昇温度〔℃〕 電熱線X 0.5 1.9 4.3 7.6 電熱線Y 1.4 5.7 12.9 22.9 電熱線Y 電熱線X 室温の水 100g 図2 の答え 2 1 2

(7)

162

1

図1のような回路をつくり,抵てい抗こう器にいろいろな大きさの 電圧を加え,抵抗器を流れる電流の強さを調べる実験を行っ た。表は,その結果をまとめたものである。次の問いに答え なさい。 1 表をもとに測定値をすべてグラフに表すとき,グラフの目盛りをどのように決めて記入 すればよいか。次のア〜オから選び,記号で答えなさい。 2 抵抗器の抵抗は何Ωか。 3 図1の抵抗器と同じ抵抗器を2つ使っ て,図2,3の回路をつくった。図1,2, 3の回路で,ab間に同じ大きさの電圧 を加えたとき,c点を流れる電流の強さ をそれぞれI1,I,I3とする。このとき,

電流の強い順に並べるとどうなるか。記号を用いて答えなさい。

2

次の実験について,あとの問いに答えなさい。 〔実験1〕 図1のように,豆電球と抵抗器を 直列につなぎ,電源装置の電圧を変え,豆 電球に加わる電圧と豆電球に流れる電流の 強さの変化を調べた。 〔実験2〕 図2のように,実験1と同じ豆電 球と抵抗器を並列につなぎ,実験1と同様 の実験を行った。 〔結果〕 表は,実験1と2の結果の一部である。 (8点×3) 1 2 3     →    → 電圧〔V〕 0 2 3 5 10 電流〔mA〕 0 160 240 400 800 a b c A V ) 図1 1 ︹  ︺ A 0.4 0.3 0.2 0.1 0 0 1 2 3 4 5 電 流 電圧〔V〕 ︹  ︺ A 0.8 0.6 0.4 0.2 0 0 1 2 3 4 5 電 流 電圧〔V〕 ︹  ︺ mA 800 400 240 160 0 0 1 2 3 4 5 電 流 電圧〔V〕 ︹  ︺ mA 400 300 200 100 0 0 2 4 6 8 10 電 流 電圧〔V〕 ︹  ︺ mA 800 600 400 200 0 0 2 4 6 8 10 電 流 電圧〔V〕 a b c A V a b c A V ) 図2 図3 2 )3 電源装置 電流計 電流計 抵抗器 図1 図2 A F G E D B C − + − + 電源装置の電圧〔V〕 豆電球に加わる電圧〔V〕 豆電球に流れる電流〔A〕 実験1 5.5 2.5 0.30 実験2 2.5 2.5 0.30

まとめのテスト

(8)

1 図1の回路で,豆電球に加わる電圧を測定するには,電圧計の+端たん子しと−端子をどこに つなげばよいか。図のA〜Dからそれぞれ選び,記号で答えなさい。 2 実験1,2の結果から,豆電球の抵抗は何Ωか。四捨五入して小数第1位まで求めなさ い。 3 図2の回路で,電源装置の電圧が2.5Vのとき,E〜Gを流れる電流の強さはどうなるか。 電流が強い順に並べ,記号で答えなさい。 4 次の文の(  )にあてはまる数を答えなさい。   適当な抵抗器と豆電球を直列につなぐことによって,豆電球に加わる電圧を制せい御ぎょするこ とができる。図1の回路において,電源装置の電圧が10.0Vのとき,豆電球に加わる電圧 を2.5Vにするためには,図に示されている抵抗器のかわりに(  )Ωの抵抗器をつなげ ばよい。 

3

電流による発熱を調べるために,図のような, 15℃の水をそれぞれ100g,200g入れた容器X, Yに,抵抗がそれぞれ10Ω,25Ωの電熱線 R1, R2を入れた装置を用意した。この装置のスイッ チを入れたところ,電熱線R1を流れる電流の 強さは1.0Aであった。次の問いに答えなさい。  ただし,電熱線で発生する熱はすべて水の温度 上 じょう 昇 しょう に使われ,容器は外部と熱の出入りをしな いものとする。 1 電熱線R2を流れる電流の強さは何Aか。 2 電熱線R1,R2が消費する電力はそれぞれ 何Wか。 3 容器Xの水は,スイッチを入れてから7分後に温度が25℃になった。ただし,水1gの 温度を1℃上昇させるのに必要な熱量は4.2Jで,水の上昇温度は水の質量に反比例するも のとする。 ① この間に容器Xの水が得た熱量は何Jか。 ② このとき容器Yの水の温度は何℃になっているか。 ③ 容器Yの水の温度を25℃にするためには,スイッチを入れてから何分間電流を流し続 ける必要があるか。 (6点×6) 1 2 R1 R2 3 ① ② ③ 電源装置 + − 容器 X 容器 Y R2(25Ω) R1(10Ω) 水100g 水200g (8点×5) 1 +端子 −端子 2 3 →    → 4

(9)

3章 電流とその利用 186

1

比熱・熱量と物質の温度の変化

研究セミナー ①

研究セミナー ②

研究セミナー ③

研究セミナー ④

研究セミナー ⑤

比熱 1gの物質の温度を1℃だけ上じょう昇しょうさせるのに必要 な熱量。物質によって値あたいが決まっている。 比熱 c の物質 m〔g〕の温度を T〔℃〕だけ上昇させるの に必要な熱量 Q〔J〕は, 熱量 Q〔J〕=比熱 c ×質量m〔g〕×上昇温度T〔℃〕 ①電熱線で加熱する水の質量が一定のとき,一定時間の 水の温度上昇は,電熱線からの発熱量に比例する。 ②電熱線から水が得た熱量が一定のとき,水の上昇温度 は水の質量に反比例する。 ③物質の質量と得た熱量が一定のとき,物質の上昇温度は比熱に反比例する。 物質 比熱 液  体 水 4.2 海水 4.0 ナタネ油 2.0 固  体 氷 2.10 アルミニウム 0.88 鉄 0.44 銅 0.38

2

キルヒホッフの法則

1 第1法則 回路中のどの導線の 交点でも,流れこむ電流の総和は 流れ出す電流の総和に等しい。 I+ I+ I= I+ I 2 第2法則 回路中のどのひと回 りする閉じた経路でも,各抵抗に 加わる電圧の総和は電源の電圧に 等しい。 RI+ RI+ RI= V I1 I1 I1 I1 I2 I2 I2 I3 I3 I4 I5 R1 R1 I2 R2 I3 I3 R3 R1 R2 R2 R3 R3 P V V V 電源の電圧の大きさは水路に水 を持ち上げる最大の高さ,抵抗 に加わる電圧の大きさは水が降 下する高さを表す。高さに差が なければ,つながっているとこ ろでも水は流れない。 例題  キルヒホッフの法則を用いた連立方程式の利用 z 図の回路で,電源の電圧が15V,電 流計の示度が0.5Aのとき,電熱線Rの 抵抗の大きさと流れる電流の強さを求 めなさい。 x Rの抵抗をR〔Ω〕,Rに流れる電流をx〔A〕 とすると,第2法則より,   (35+25)(0.5−x)+15×0.5=15 ……①   (R+12)x+15×0.5=15 ……②  この連立方程式を解いて,    x=0.375〔A〕,R=8〔Ω〕 未知数の数だけ 方程式をつくる 必要がある。 複雑な回路で, 一部の電流の向 きがわからなく ても,適当に決 めて方程式をつ くればよい。解 が負の値になれ ば,逆向きであ ったとわかる。 A 35Ω R 25Ω 12Ω 経路 経路 ① ② 15Ω 見通しがすぐにたてば,部 分の抵抗を合成し,回路を 簡単にして考えてもよい。

(10)

1

図1のような装置を用いて,286gの水を電 熱線で実験1〜4のように熱したときの水の 上昇温度を調べた。図2は,その結果である。 あとの問いに答えなさい。(東京学芸大附・改) 〔実験1〕 電圧30Vで電流2Aを流した。 〔実験2〕 電圧30Vで電流4Aを流した。 〔実験3〕 電圧20Vで電流1.5Aを流した。 〔実験4〕 水の中に800gのある金属を沈しずめ てから電圧30Vで電流2Aを流した。 1 実験1の結果はどれか。図2のa〜dから選び,番号で答えな さい。 2 実験4のある金属1gを1℃上昇させるのに必要な熱量は何J か。水1gを1℃上昇させるのに必要な熱量を4.2Jとして,四 捨五入して小数第1位まで答えなさい。ただし,電熱線で発生し た熱量はすべて物質の上昇温度に使われたものとする。

2

次の問いに答えなさい。 1 図1の回路の抵抗を流れる電流や加わ る電圧について答えなさい。(青雲・改) ① もっとも弱い電流が流れる抵抗をA 〜Dから選び,記号で答えなさい。 ② 抵抗A〜Dに加わる電圧の大きさを, もっとも簡単な整数比で答えなさい。 2 図2で,AB間の2Ωの抵抗には,3 Aの電流が流れている。 (ラ・サール) ① DE間の6Ωの抵抗に流れる電流は 何Aか。 ② BC間の7Ωの抵抗に流れる電流は 何Aか。 ③ 電源の電圧は何Vか。 3 図3の回路について答えなさい。(愛光) ① Aを流れる電流は何Aか。 ② BC間を流れる電流の向きは,B→C, C→Bのどちらか。 ③ BC間を流れる電流は何Aか。

1

の答え 1 2 図1 図2 A 電熱線 水 V 電源装置 水の上昇温度 ︹ ℃ ︺ 加熱した時間〔分〕 a b c d 60 45 30 15 0 0 5 10 15 20

2

の答え 1①  A:B:C:D ② 2① ② ③ 3① ② ③ 10Ω 2Ω 4Ω 2Ω A B C D 図3 図1 3Ω 5Ω 2Ω 4Ω 6V 18V D A B C 図2 2Ω 6Ω 3Ω 7Ω A B C D E F 3A

参照

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