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4 有害鳥獣捕獲マイスター等による捕獲技術の向上 ( 農林事務所 猟友会 ) わな猟免許新規取得者を対象に有害鳥獣捕獲マイスター等による捕獲技術研修 実地指導を実施 (6 農林事務所で 8 回実施計 147 人受講 ) 2 捕獲の強化 (1) ニホンジカの捕獲強化 ( 猟友会委託 ) 指定管理鳥獣捕

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- 15 - 平成27年度鳥獣被害防止総合対策の実施状況について Ⅰ 捕獲対策 1 捕獲の担い手確保・育成 (1) 狩猟者の確保 ①狩猟免許の取得支援 銃猟、わな猟免許の新規取得に係る経費(銃:67 千円、わな:15 千円) を助成(226人) ○合格者数の比較 区 分 H23 H24 H25 H26 H27 増減(対前年度) 網・わな 418人 177人 174人 199人 264人 +65人(33%増) 銃 48人 30人 59人 52人 81人 +29人(56%増) 計 466人 207人 233人 251人 345人 +94人(37%増) ※平成23年度から、狩猟免許取得経費助成、受験機会拡大を実施 ②狩猟免許の受験機会の拡大 平成27年度から狩猟免許試験の実施回数を5回から6回に拡大 ③普及・啓発 農業大学校等への周知を実施 (2)捕獲技術の研鑽 ①有害鳥獣捕獲隊員の育成(猟友会委託) 若手の銃猟免許取得希望者を対象に、免許取得に向けた研修や免許 取得後の実地研修等を総合的に実施(6月から3月まで6日実施、延 べ51人受講) ②射撃技能研さん経費の支援(猟友会補助) 事故防止と技術向上のため、狩猟期前(9月~10月)に銃猟捕獲 隊員が行う射撃練習経費を助成(749人実施) ③銃器によるニホンジカ捕獲技術の実地研修(猟友会委託) 新たな捕獲従事者を確保するための講習や、捕獲従事者の技術向上 のための研修を実施 (下関市、長門市及び美祢市の8地区猟友会で実施)

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- 16 - ④有害鳥獣捕獲マイスター等による捕獲技術の向上(農林事務所、猟 友会) わな猟免許新規取得者を対象に有害鳥獣捕獲マイスター等による捕 獲技術研修・実地指導を実施(6農林事務所で8回実施 計147人 受講) 2 捕獲の強化 (1)ニホンジカの捕獲強化(猟友会委託) 指定管理鳥獣捕獲等事業を活用し、ニホンジカの生息域である7市 (下関市、長門市、美祢市、宇部市、山口市、山陽小野田市、萩市) で強化捕獲を実施(目標の2,400頭を達成) (2)サルの強化捕獲に向けた環境整備 生息状況調査を踏まえ、平成28年3月に「第2種特定鳥獣管理計 画」を策定 (3)カワウの管理捕獲の推進 カワウの営巣地における個体数調整(220羽)、個体数管理のた めの生息状況等調査を実施 (4)地域における捕獲活動(市町協議会) 各市町協議会において、捕獲檻等の導入や緊急的な捕獲を実施 (市町協議会の主な活動) ・捕獲檻等の導入(宇部市、山口市、萩市・阿武町、周南市、岩国市、 美祢市) ・イノシシ、シカ等の捕獲(イノシシ:6,016頭、シカ:1,079 頭) (5)広域協議会による捕獲活動(広域協議会委託) 市町連携によるイノシシ、シカの共同捕獲(西部)や、大型捕獲柵 や捕獲檻等の捕獲機材の整備(東部・中部・西部)を実施

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- 17 - 【参考】 ○主要獣類別の捕獲実績 区分 H27 年度 H26 年度 増減 イノシシ 20,023 頭 14,852 頭 +5,171 頭(+35%) シカ 5,299 頭 3,616 頭 +1,683 頭(+47%) サル 764 頭 763 頭 +1 頭 (-%) (6)大量捕獲技術等の開発・実証(農林総合技術センター) 広域協議会と農林総合技術センターが連携し、大量捕獲技術や効果 的な捕獲技術の開発に係る実証試験を実施 ①サル大量捕獲支援 他県での成功事例を踏まえ、大型捕獲柵を利用して捕獲を行い、群 れ行動で優位なメスを放獣することにより、選択的な捕獲を実現し、 群れを分裂させない捕獲方法の実証を行う。 ◇サルを12頭捕獲し、メスは発信器を付けて放獣した。 サル捕獲を目的とする大型捕獲柵 下関市・長門市の共同捕獲 (西部広域協議会)

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- 18 - ②イノシシ捕獲方法技術向上支援 イノシシの行動を撮影し、個体年齢及び性別による行動の違いを明 らかにすることにより、柵を利用した捕獲や効率の良いメス成獣の捕 獲に結び付ける。 ◇赤外線センサーによりトリガーを反応させるシステムを導入した ことにより、けり糸を学習して捕獲が難しくなった個体の捕獲がで きた。 ③シカ誘因捕獲 シカ生息地の拡大を招く恐れのあるイヌでシカを追い払う猟でなく、 シカを誘引捕獲することにより、生息分布が拡大しにくい捕獲方法を 実証する。 ◇大型捕獲柵を2基設置し、1つの遠隔操作システムにより、2回 の捕獲でシカ20頭とイノシシ1頭を捕獲できた。 様子をうかがうイノシシ → 捕獲檻に入る → 奥まで入ったところで捕獲 柵周囲のシカの出没状況 草地誘引捕獲実施箇所

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- 19 - Ⅱ 防護対策 1 地域ぐるみの被害防止活動 (1)国の交付金等を活用した防護対策 国の交付金等を活用し、被害防止活動や防護柵整備を支援 ①地域における被害防止活動(市町協議会) ・緩衝帯の整備(山口市、萩市・阿武町) ・モンキードッグの養成 (美祢市) ・被害対策研修会開催、研修受講(下関市、山口市、萩市・阿武町、 周南市) ②防護柵の整備(鳥獣被害防止総合対策交付金) 下関市ほか12市町(協議会)において、鳥獣侵入防止柵を整備 ・金網柵:16.8km ・電気柵:39.1km ・ワイヤーメッシュ柵等:86.0km 計 141.9km ③獣害防止柵の整備(農業農村整備事業) ・下関北部地区、長門地区(下関市、長門市):32.2km ・川東西地区(美祢市):2.0km ・長門地区(長門市):3.7km 計 37.9km モンキードッグの養成 (美祢市協議会) 獣害防止柵の設置状況

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- 20 - (2)広域協議会による被害防止活動 (主な活動) ・モンキードッグの養成(中部) ・捕獲鳥獣の有効活用の検討、現地視察(東部・中部・西部) (3)防護効果の高い鳥獣侵入防止柵の開発(農林総合技術センター) 広域協議会と農林総合技術センターが連携し、イノシシ等の単一獣 だけでなく、シカ、サル等の複合獣種に対応可能な複合獣種対応型被 害防護柵の開発に係る実証試験を実施 ①イノシシ用の既往柵(WM 柵)に改良を加え、シカ及びサルにも適 応した改良柵の実証 ◇改良柵ではシカ・サルの接近及び侵入は見られなかった。 下関市・長門市 共同捕獲 (西部広域協議会) 現地視察(兵庫県篠山市) (東部広域協議会) イノシシ用ワイヤメッシュ柵にサル侵入防止機能を付加

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- 21 - ②シカ用グレーチングのイノシシへの適用を検証 ◇イノシシの退路を断つような環境条件でなければ、イノシシにも 適用できる。 ◇グレーチングの表面をスリット加工シートで被覆すると、タヌキ の侵入率が有意に低下した。(特許出願中) ③草刈りが軽減できる被害防護柵の開発 ◇イノシシ用電気柵の背後に畦板 あぜいた を付加すると感電させやすくでき、 畦板の上部に網を繋げることで草を絡み付きにくくできた。 ◇改良柵では草刈り回数や既往柵で必要であった畦波シートの撤去 ・復元作業を省略できた。 (4)中山間地域等直接支払制度による集落協定の鳥獣被害対策 13市町の207集落協定において、40,888千円を鳥獣被害 対策に活用 協定集落において、現地説明会等を通じて、集落での共同取組活動 として、鳥獣被害対策に本制度の交付金を活用できることを周知した。 左:イノシシ用電気柵の改良 右:左図の上部にサル・シカ用 電気網柵を付加 左:飼育場 中:グレーチング(網目:縦 10cm×横 6.5cm) 右:グレーチング網目毎にスリッ加工したシートの試作品

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- 22 - (主な共同取組活動) ・防護柵の設置 ・防護柵・電気柵の補修 ・電気柵周辺の草刈り <集落協定における交付金の活用状況> 鳥獣被害 防止対策費 (千円) 割合 (%) 下関市 112 2,089 225,674 63 1,308 143,942 74,043 11,538 15.6% 宇部市 23 248 43,046 7 81 14,554 4,455 1,297 29.1% 山口市 95 2,030 220,141 24 811 96,029 50,012 5,845 11.7% 萩市 127 2,084 237,169 18 239 27,297 13,585 3,529 26.0% 防府市 4 37 6,083 0 0 0 0 0 下松市 1 4 361 0 0 0 0 0 岩国市 66 684 92,434 15 134 18,503 8,360 1,173 14.0% 光市 2 38 5,750 2 38 5,750 2,810 500 17.8% 長門市 93 1,613 201,529 13 275 33,393 16,540 2,670 16.1% 柳井市 44 486 59,137 18 153 22,136 13,471 2,929 21.7% 美祢市 100 1,174 138,262 36 493 62,099 27,768 8,026 28.9% 周南市 29 373 51,052 3 36 7,212 5,530 900 16.3% 山陽小野田市 5 16 3,298 2 9 1,950 970 300 30.9% 周防大島町 28 95 9,657 0 0 0 0 0 田布施町 3 43 7,743 2 41 7,276 4,288 1,401 32.7% 平生町 11 38 5,845 0 0 0 0 0 阿武町 17 326 37,631 4 83 11,073 6,475 780 12.0% 合 計  760 11,378 1,344,812 207 3,701 451,214 228,307 40,888 17.9% 共同取 組金額 (千円) 区 分 総集落協定   鳥獣害被害対策費を計上した集落協定 集落 協定 数 集落協定 交付面積 (ha) 交付 金額 (千円) 集落 協定 数 集落協 定面積 (ha) 交付 金額 (千円) 防護柵の共同設置(萩市) 協定集落での活動成果(宇部市)

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- 23 - (5)集落営農法人等を対象に緩衝帯効果のある山口型放牧を推進 ・牛を導入した集落営農法人等に対して、地域連携協議会(地域の畜 産農家への技術支援を目的)を設立し、山口型放牧による獣害対策を 実施。(4地域:東部、中部、西部、北部) ・地域連携協議会において、山口型放牧を導入した集落営農法人及び 技術支援を行った畜産農家の経営調査を実施(7法人) ・北部地域連携協議会において、放牧馴致じゅんち施設(100㎡)を整備 ○山口型放牧面積の推移 H23 H24 H25 H26 H27 増減(対前年度) 山口型放牧面積 321ha 340ha 350ha 370ha 372ha +2ha ※ 平成 29 年度目標:430ha(やまぐち農林水産業活力創出行動計画) 2 野生鳥獣の生息環境の改善 (1)県民税等を活用した豊かな森林づくり ①奥山の荒廃森林(人工林)を対象に強度の間伐を実施し、森林の機 能(生物多様性保全)を回復(森林機能回復事業) ・整備実績:125ha(計画:84ha) ②集落・農地等に隣接する竹林を伐採し、緩衝帯を整備(繁茂竹林整 備事業) ・整備実績:26ha(計画:23ha) ③緩衝帯整備等、集落周辺を明るく見通しの良い森林へ誘導(地域が 育む豊かな森林づくり推進事業) ・整備実績:26ha(計画:26ha) ④森林施業と一体的にシカ被害防護柵等を設置し、食害等を防止(森 林環境保全整備事業) ・シカ柵:57km(計画:57km) ・防護ネット等:30ha(計画:22ha)

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- 24 - 3 指導者の養成 (1)集落営農法人等を対象とした指導者の養成 ・集落環境調査を基にした被害箇所点検、環境マップの更新(2法人) ・集落営農法人連携協議会の研修会で、鳥獣被害対策をテーマに講演 (県内の事例を紹介) 平成 27 年度森林機能回復事業実施箇所 (山口市) 平成 27 年度繁茂竹林整備事業実施箇所 (周南市) 平成 27 年度地域が育む豊かな森林 づくり推進事業実施箇所(周南市) 平成 27 年度森林環境保全整備事 業実施箇所(美祢市)

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- 25 - (2)鳥獣被害防止対策アドバイザーの養成(農林総合技術センター) Ⅲ ツキノワグマ保護管理対策 1 クマレンジャー、獣医師の体制整備 地域住民の人身被害防止や安心・安全の観点に立ち、ツキノワグマ の適切な保護管理を実施(クマレンジャー隊によるパトロールや捕獲 時の安全確保を実施) 2 生息調査(餌資源調査、個体解析調査)の実施 西中国3県(広島県、島根県)で、クマの出没予測や生息環境整備に 役立てるため、主要な餌と考えられるコナラ等の堅果類の豊凶調査を 実施 また、捕獲個体の性別、年齢、食性、栄養状態、繁殖状態等の個体解 析調査を実施 実施日 研修名 対象 参加数 H27.7. 1 鳥獣被害防止対策アドバイザー養成研修 (被害概要、法令、イノシシ・サル・シカの基礎知識等) JA 、 市 、 農林事務所 等 24人 H27.7.8 鳥獣被害防止対策アドバイザー養成研修 (鳥類・外来種の基礎知識、防護柵設置・ロケット花 火発射実習等) H27.7.15 鳥獣被害防止対策アドバイザー養成研修 (山口型放牧、集落環境調査、取組事例現地視察等) H27.7.22 鳥獣被害防止対策アドバイザー養成研修 (食肉利用、被害対策現地視察等) 防護柵設置実習 防護柵の設置実習 くくり罠の架設実習

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- 26 - 3 生息密度調査の実施 主要生息地域の周辺地域での生息密度を推定するため、カメラ53 台を用いて個体識別を実施 Ⅳ その他関連対策 1 ニホンジカ生息実態調査(農林総合技術センター) シカの生息分布、生息密度等を把握するため、糞塊密度調査(モニ タリング調査)等を実施 2 カワウ対策 (1)特定鳥獣保護管理計画の推進 ・個体数管理のための生息状況等の調査を実施 ・営巣地における個体数調整を実施 (2)「広域管理指針」を作成 カワウによる被害の防止及び適切なカワウ個体群の管理を目的とす る「中国四国カワウ広域協議会」において平成27年8月に作成 (3)防除の取組 アユ等の重要魚種の捕食を防止するため、内水面漁連が行うカワウ 防除の取組を支援 ・12内水面漁協が、4~5月のアユの遡上期、及び9~10月の アユの産卵期に集中的に、テグス張り、カカシ設置や花火を用いた 威嚇による追い払いを実施 3 アライグマ、ヌートリア対策 ・特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生 物法)に基づく、防除実施計画を平成27年1月に策定 花火による追い払い状況 テグス張り

参照

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