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1. 今年のお中元動向 今年のお中元について聞いたところ 約 3 割の人が 贈らなかった / 贈らない と回答しました 年代が若くなるれて贈らない人が多く もともと贈る習慣がない ことがその理由としてあがっており シニアの間でお中元の習れてきていることがわかりました 贈った人の購入先では 百貨店 (

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誕生日プレゼント、旅土産…季節を問わない贈り物にシフト

シニアのお中元に関する意識調査

シニアに「大量の野菜・果物」は NG?ライフスタイル変化への考慮を!

2014 年 8 月 6 日 報道関係各位 シニア向け宿泊予約サービスを提供する株式会社ゆこゆこ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:萩原浩二) は、当社運営の宿泊予約サイト「ゆこゆこネット」の 50 代以上のメールマガジン会員 1,695 人を対象に、お中元に関 する意識調査を実施しました。 【調査概要」 調査期間:2014 年 7 月 12 日∼7 月 15 日 調査対象:ゆこゆこネットメールマガジン会員 対象条件:50 代以上の男女 調査方法:メールマガジン会員向けインターネット調査 有効回答数:1,695 件 ◆回答者プロフィール

<調査結果ダイジェスト>

■今年のお中元動向

贈った(贈る予定の)数、最多回答は「3 個」。約 3 割は「贈らなかった/贈らない」

・50 代では「贈らなかった(贈らない予定)」が 36.3%

購入先、「インターネット通販」が「カタログ通販」上回る

・もっとも多いのは「百貨店(デパート)」の 33.9%

・地元農家など、直接生産者から購入した地元の野菜・果物などを贈る“安心”“安全”志向の人も

■お中元にまつわるシニアの本音

実は、半数がお中元は「贈るのももらうのもあまり好きではない」

・誕生日プレゼント、お土産、おすそ分け…シニアは従来の習慣にとらわれない贈り物を好んでいる?

シニアへのお中元選びは、「相手のライフスタイルの変化」への考慮を

・手術後に「お酒」、子供が独立したのに「大量の野菜・果物」…残念なお中元に要注意!

■お中元に見る中高年ニーズの変化 (東北大学特任教授 村田裕之氏)

「虚礼から実礼へ、実店舗からネット店舗へ」

・お中元習慣や購入方法に変化。従来型のお中元商戦とは異なる工夫が必要

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■今年のお中元、「贈らなかった/贈らない」が約 3 割

今年贈った(贈る予定の)お中元の数を聞いたところ、最多回答は「3 個」で 15.6%でした。「贈らなかった/贈 らない」と回答した人は全体の 29.1%を占め、50 代では 36.3%におよびました。70 代以上では、5 個以上贈った (贈る予定の)人が 28.7%でした。

■今年贈らなかった(贈らない)理由は、「贈る相手がいない」「もともと贈る習慣がない」

今年お中元を贈らなかった(贈らない)人にその理由を聞いたところ、「贈る相手がいないから」が 33.3%、「も ともと贈る習慣がないから」が 32.9%でした。特に後者は年代が若くなるにつれて理由として多く上げられており、 お中元の習慣が薄れてきていることがうかがえました。

1.今年のお中元動向

今年のお中元について聞いたところ、約 3 割の人が「贈らなかった/贈らない」と回答しました。年代が若くなるにつ れて贈らない人が多く、「もともと贈る習慣がない」ことがその理由としてあがっており、シニアの間でお中元の習慣が薄 れてきていることがわかりました。贈った人の購入先では、「百貨店(デパート)」が 33.9%、「スーパー」が 30.2%と、定 番の購入先が上位にあがりましたが、一方で「ネット通販」が 16.7%と、15.5%の「カタログ通販」を上回りました。

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■贈った品は、「精肉、ハムなどの肉類」「そうめんなどの麺類」等の定番モノ

■購入先の中心は、「百貨店(デパート)」「スーパー」。「ネット」が「カタログ」超える

今年贈った(贈る予定の)お中元 について聞いたところ、一番多かった のは「精肉、ハム、ローストビーフ、そ の他肉類」で 22.6%、次いで「そうめ ん、冷麦などの麺類」で 20.3%でし た。「その他」としては、「海産物(うな ぎ、明太子等)」、「アイスクリーム」な どが多くあがりました。 今年お中元を贈った(贈る予定の) 相手について聞いたところ、一番多 かったのは「親、義理の親以外の親 戚」で 63.7%、次いで「友人」の 34.1%でした。「その他」として多くあ がったのは、「かかりつけ医」「お寺」 など、シニアならではといえる贈り先 でした。

■贈り先は、「親戚」「友人」が中心。「その他」には「かかりつけ医」「お寺」など

今年贈ったお中元の購入(予定) 先について聞いたところ、一番多か ったのは「百貨店(デパート)」で 33.9%、次いで「スーパー」で 30.2% でした。「ネット通販(百貨店・スーパ ー・専門店)」は 16.7%で、「カタログ 通販(百貨店・スーパー・専門店・郵 便局)」の 15.5%を上回りました。「そ の他」としては、地元農家など「生産 者から直送」が多くあげられ、シニア が贈り物に“安心”“安全”を求めてい ることがうかがえました。

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■意外!?約半数がお中元は「贈るのも、もらうのもあまり好きではない」

2.お中元にまつわるシニアの本音

お中元を贈ること・もらうことについて好きかどうか聞いたところ、約半数がお中元を「贈るのも、もらうのもあまり好き ではない」と回答しており、負担に思いながらもお中元を贈り続けていることがわかりました。ただ、贈り物自体を好まな いわけではなく、誕生日プレゼントや旅のお土産などのやりとりは行っており、お中元・お歳暮といった従来の習慣にと らわれない日常的な贈り物のやりとりにシフトしている(したがっている)様子が浮かび上がってきました。 シニアには、「子供の独立」「加齢による身体の変化」など、段階的にライフスタイルの変化が現れます。シニアへの贈り 物選びはその変化に応じて行うことが大事であるということが、寄せられたお中元エピソードを通じて見えてきました。 お中元を贈ること・もらうことが好きかどうか聞いたところ、一 番多かったのは「贈るのも、もらうのもあまり好きではない」の 53.2%でした。その理由について、50 代では「もらうと気を遣う」 「お返しをしなければいけないから」、60 代では「退職を機にや めた」「年金生活に入って負担がかかる」、70 代では「面倒」「も うお互いにやめようと相手と話したい」などの声があがりました。 一方、「贈るのも、もらうのも好き」と答えた 32.8%の人にその 理由を聞いたところ、50 代では「年に数回の楽しみ」「近況報告 ができる」、60 代では「気持ちのやりとり」「お世話になったお 礼」、70 代以上では「礼儀」「親交を深めるもの」などという意見 が出ました。 「贈るのも、もらうのもあまり好きではない」と答えた人でも、 特に女性に関しては、誕生日や記念日のプレゼント、旅のお土 産、もらい物のおすそ分けなどを日常的に行っている人が多く、 お中元の習慣にとらわれない贈り物のやりとりがされている様 子が浮かび上がってきました。 50 代・男性:「もらったら贈らないといけないし、贈れば相手も贈りかえさないといけなくなる」 「虚礼廃止に賛成だが、仕方なくやっている」 「形式的で形骸化している様で、心がこもっていない様な気がしてならない」 50 代・女性:「お中元として贈るのではなく、感謝の気持ちとして時期に関係なく贈りたい」 「感謝の気持ちで贈っても、お礼(お中元)として返ってくるので、逆に申し訳ない気持ちになる」 60 代・男性:「年金暮らしに入り歳を重ねると、年々組織や友達も限られてくるので、 お中元などの贈答等も 儀礼的な付き合いから、実際に会っての会話や会食の中での贈り物を大切にしている」 「退職したので、親戚間はお互いに省略している」 60 代・女性:「お互いに気を使う。贈られたもので必要なものがない。どちらかと言えば、あまり食べたり飲んだり しないものが多く、もったいない気がする」 「贈り物が必要な時に見合う金額で相手に合った物を贈る。同様にもらう理由がある時はもらっても よいが、それ以外では必要ない」 70 代以上・男性:「面倒である。そこまでしなくても関係は維持できる」 「以前はそう感じなかったが、だんだんと面倒くさくなってきた」 70 代以上・女性:「お互いが年配になったから」 お中元を「贈るのも、もらうのもあまり好きではない」理由(フリーコメントより抜粋)

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■気をつけるべきは「相手のライフスタイルの変化」!シニアのお中元にまつわるエピソード

◆贈る側 「母親がお中元を送るのが好きで、よくデパートに連れて行ってくれ、そのときの笑顔がよかった」(50 代・男性) 「都会に住む中学時代の友人に故郷の名産を送ると、いつも喜んでくれる」(70 代以上・女性) 「ちょっと間が空いていた友人と、贈り贈られる中で、お礼の電話で互いの近況を知ることができた」(70 代以上・男性) ◆もらう側 「地方の特色がある贈り物をいただくと嬉しい(静岡のミカン・香川のうどん等)」(60 代・男性) 「学生時代の友人から自分で作ったという野菜が贈られてきた。元気でいることの確認ができ、趣味も増えたのだと 喜んだ」(70 代以上・男性) 「友人から『是非見せたかった』と、とても大きな匂いのいいカサブランカをもらった」(50 代・女性) 「子供達もいて若かった頃は、何を頂いても嬉しかった。今は高齢なので、塩分控えめな物が嬉しい」(60 代・女性) ◆贈る側 「後日、贈った品の不評を本人以外から聞いて、少しがっかりした」(60 代・男性) 「ネットショップからスイーツや蟹を送ったことがあるが、自宅で同じ物を取り寄せたら良くなく、ガッカリした。今は地元 から送るようにしている」(60 代・女性) 「一般的な洗剤を贈った時に、相手は自然系の製品を使っていることが後からわかり、落ち込んだ」(50 代・女性) 「珍しいかと思い 6L サイズのスイカを贈った時に、『大きすぎて冷蔵庫に入らない』と言われ、気持ちが伝わらなかった ようで残念だった」(50 代・女性) 「ワイン好きの方に白ワインを贈ったら、赤ワインが好きだと後でわかった」(50 代・女性) ◆もらう側 「贈った商品が贈られた商品と同一だった」(50 代・男性) 「欲しかった物がもらえたりすると嬉しいが、同じ品をいろんな方から重なってもらったときは困った」(70 代以上・女性) 「10 年前、ハム詰め合わせが重なり困った。その年の人気商品があると思う」(70 代以上・男性) 「胃がんで手術した年にお酒をもらった」(60 代・男性) 「洗剤類は使っている物と違うので、何年も前のものがまだある」(60 代・男性) 「毎年信州そばを送ってくれる人がいたが、食べきれなくて何年も持ち越した」(60 代・男性) 「活アワビを貰ったときは、調理するのがとても大変で、実家の父親をわざわざ呼んで調理してもらった」(50 代・女性) 「お中元なのに賞味期限が 1 ヶ月位しかない食用油やドレッシングの詰合せが届き、誰にクレームを付けたらいいの かわからなかった」(60 代・女性) 「長期旅行中、加工食品が届き腐っていた」(50 代・男性) 「ステーキ用の肉をいただいたところ、賞味期限が到着した翌日だった」(60 代・男性) 「10 年以上、お中元・お歳暮に毎回焼海苔(50 枚位入り)を持ってくる家がある。大人 3 人の家庭なのに。知り合いにあ げてもまだ去年の暮とお中元の物がある」(50 代・女性) 「小さな子供がいないのに、子供が食べるような安物のゼリーをもらった。こちらからは季節の果物を送っていたが、あ まりの気遣いのなさにがっかりした」(50 代・男性) 「体にいいからと、にんじん 10kgと林檎 36 個をいただいた時には、嬉しいを通り越して相手の一方的な気持ちが本当 に嫌だった。こちらは子供たちも結婚して独立し、遠方に暮らしている夫婦二人世帯なので」(50 代・女性)

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6 《株式会社ゆこゆこ 概要》 (1) 商号:株式会社ゆこゆこ (2) 代表者:代表取締役社長 萩原 浩二 (3) 所在地:東京都中央区銀座 2-3-6 銀座並木通りビル (4) 設立:2000 年 1 月 12 日(5) 資本金:205 百万円 (6) 売上高:82.0 億円(14 年 3 月期) (7) 従業員数:226 人(14 年 7 月現在) (8) 主な事業の内容:シニア向け宿泊予約サービス ・宿泊情報誌「ゆこゆこ」発行<会員数>594 万人(13 年 6 月末現在) ・宿泊予約サイト「ゆこゆこネット」運営<会員数>85 万人(13 年 6 月末現在) (9)コーポレートサイト URL:http://www.yukoyuko.co.jp 「ゆこゆこネット」URL:http://www.yukoyuko.net ■この件に関するお問い合わせ先■ 株式会社 ゆこゆこ 経営企画室 企画統括グループ 笠原 TEL:03-6745-0506 FAX:03-3564-7692 E-mail:yuko_pr@yukoyuko.co.jp 私たちゆこゆこは、「おとなの毎日に、愉しみを。」を企業理念に掲げ、宿泊予約を中心としたサービスをシニアの 方々に提供しています。今後も、サービス拡充に向けて、「ゆこゆこネット」メールマガジン会員へのアンケートを定期的 に実施し、シニアの最新動向の把握に努めてまいります。調査結果は、シニアビジネス有識者の考察を盛り込んだ上 で、プレスリリースとして発信してまいりま

す。

【参考】

今回の調査で明らかになったのは次の二点。①年齢に関わらず、中高年のお中元の習慣が薄れてきていること。 ②お中元を贈る際の通販利用者では「カタログ通販」より「ネット通販」の割合が大きくなってきたこと。 ただし、①の背景は年齢層により異なることに注意が必要。50 代では「もともと贈る習慣がない」が理由のトップにな るなど、お中元という習慣そのものが希薄なのに対し、60 代以上では「退職を機にやめた」など年金生活での経済的 負担からお中元をやめた例が多い。 一方、お中元を贈る方法で年齢に関わらず「カタログ通販」より「ネット通販」の割合が大きくなっているのは、本調査 がネットによる調査であるせいもあるが、60 代以上でもネット利用率が上昇し、店舗での注文や紙のカタログでの注文 より簡便なネット注文を選択する傾向が強まっているためと考えられる。 ただし、ネット通販利用者からは「ネットショップを利用したが、自宅で同じ物を取り寄せたら品物が良くなく、ガッカリ した」「賞味期限が切れたものが届いた」などの声が少なからずあり、今後はネット注文の場合の品質や品ぞろえ、利 便性がより厳しく求められていくだろう。 ネットの普及に伴い紙の年賀状の販売枚数が激減したように、お中元のような形式的な虚礼習慣も廃れていく方向 が見える。一方で、誕生日や記念日、旅のお土産のおすそ分け的な実質的なお祝い・記念のやり取りは、むしろ大切 にされる傾向にある。 今後、お中元商売を行う小売業は、「虚礼から実礼へ」、「実店舗からネット店舗へ」を意識し、従来型お中元商戦と は異なる工夫が必要となろう。

お中元に見る中高年ニーズの変化∼虚礼から実礼へ、実店舗からネット店舗へ∼

東北大学特任教授・村田アソシエイツ代表 村田裕之氏

参照

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