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こどもと火災

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Academic year: 2021

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みなさんは日ごろから「防災」を意識していますか?家庭だけでなく、職 場での防災対策も大切です。春先は人事異動などで新しく防災担当になった 方もいると思います。家庭も職場も「一人ひとりの防災に対する意識を高 めること」が大切です。この機会に、職場の防災対策を確認してみましょう。 職場の防災対策の必要性 職場の防災対策は、機器の落下・転落防止や防災訓練など事前の備えだけ ではありません。災害時に被害を最小限に抑え、その後の事業の再開・復旧 をスムーズに行うことで、会社の利益損失や信用を失う 恐れも尐なくなります。また、災害時の役割分担を決めて おくことで、実際の災害を想定した防災訓練につながります。 災害時の行動 災害時には、上司や会社の指示を待っている時間はありません。一人ひと りの対応が求められます。職場における危険箇所を考えながら、災害時の行 動を確認して見ましょう。 ●地震 ・ まずは作業を停止し身の安全を守る どんなときも身の安全は基本です。ガラス窓から離れ、ロッカー や OA 機器の落下物に注意しましょう。エレベーターに乗っ ている際は、全ての階のボタンを押し停止した階で降りまし ょう。また、工場などの作業現場では直ちに火気の使用をや めて、安全装置の取り扱いを促す声がけをしましょう。 ・ 大きな揺れがおさまったら、安全点検をする 揺れがおさまってから、給湯室など火元の確認です。すぐにドアを開けて 避難路の確保をしましょう。特に火気類を扱う現場では、ブレーカーだけで なく燃料コックや元栓を閉めて、設備機器類の始末をしましょ う。二次災害を防ぐために、転倒していた危険物等を引き起こ したり、安全な場所に移動したりしましょう。また、危険物等 によっては十分な換気を行い、ガス漏れのにおいがするときは、 直ちにガス会社へ連絡しましょう。

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●火災 ・ 火元の確認と119番通報 どんな小さな火でも「火事だ!!」と大声でまわりに知ら せましょう。その後、周囲の人と協力しながら火元を確認 して、火災警報器等を鳴らします。あわてずに119番通 報をして、消火器類による初期消火を行います。社内で定 められた緊急連絡網などでしっかりと情報を伝え合いま しょう。 ・ 危険、有害物質の取り扱い 可燃性物質への引火やガスの充満などの二次災害を防ぐために、防火戸を 閉めたり設備類の電源を切ったりしましょう。 ・ 避難誘導 火災で恐ろしいのは、炎よりも煙です。濡らしたハンカ チなどで口や鼻をおおい、できるだけ低い姿勢で避難しま しょう。集客施設では、パニックによる二次災害を起こさ ないためにも、社員が冷静に避難誘導等を行えることが重 要です。 ●風水害 現在の都市部では、田畑など自然の貯水機能が失われ、 コンクリートや アスファルトばかりです。そのため、水が地下に浸透せずに下水や川に集中 して流れ込み、市街地にあふれて洪水につながります。 ・ 避難する 異変を感じたらすぐに対応しましょう。地上が冠水する と、水は一気に地下へ流れ込みます。水圧でドアが開かな くなることもあるので、戸外へ避難しましょう。また、電 気系統が浸水すると、停電や誤作動、感電などの恐れがあ るので、電源を切りましょう。

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日ごろの防災対策 災害はいつ起こるかわかりません。被害を最小限に抑えることで、その後 の事業の再開や復旧につながります。 ●地震 ・ 備品等の落下・転落防止、ガラスの飛散防止 建物の被害がなくとも、割れたガラスや備品類の転倒によるケガをしない ように点検しましょう。高層ビルから落下するガラスは大変危険です。 ・ 懐中電灯だけでなく発電機 停電時に備えて、懐中電灯だけでなく発電機など、業務に必要なものを事 前に準備しておきましょう。 ・ 危険物、有害物の安全保管と転落防止 化学薬品や危険物の転倒、漏えい、引火などで二次災害を引き起こさない ためにも、厳重な保管と対策を行いましょう。 ・ 情報資産等の保全と管理 情報資産の損失は、災害復旧後も業務に甚大な被害を及ぼします。書類の 整理整頓やデータのバックアップなど、重要な情報に ついては万全な保管方法を確認しましょう。 ●火災 危険物を取り扱う施設では、大規模な火災につながりかねません。しかし、 可燃物、酸素、着火原因さえ管理していれば、火災の発生を防止できます。 ・ 火の元の管理 事務所内ではたこ足配線やたばこの火の始末に気をつけたり、工場内では ガスバーナーの取り扱いや油汚れのない作業着を着用したりするなど、職場 での火災原因を考えた注意が必要です。 ・ 放火対策 建物の周囲に燃えやすいものを置かないように するなど、整理整頓しておきましょう。外灯を付 けることで防犯効果も高まります。

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●風水害 狭い地域で起こる集中豪雤は予測が難しい場合もありますが、台風などは 気象情報などからある程度予想することが出来ます。また、会社周辺の地域 や特性から、被害を受けやすい場所を考えておきましょう。 ・ 屋外に飛ばされそうなものは置いてないか ダンボールや鉢植え、壊れかけた看板などがないか確認しておきましょう。 ・ 土のうの代わりとなるもの 水深10㎝以内の初期段階の洪水なら、ゴミ袋(ゴミ袋を二重にして水を 半分ぐらいまで入れて、玄関などにすき間なく並べる)や、プランター(土 を入れたプランターをレジャーシートで巻いたものを並べておく)で土のう の代わりに利用できます。 ● その他 非常口・階段・消火栓のまわりに物を置いていると、いざと いうときの避難や消火活動の妨げになります。迅速な行動のた めに、消火器類の設備や避難路周辺の点検を行いましょう。 災害時の役割分担 災害時には、情報が混乱したり連絡が取れなかったりするので、普段どお りの部内・課内で活動できないことがあります。そのため、災害時の役割分 担を決めた防災組織を作りましょう。緊急時にそれらの対策が確実に機能す るためにも、役割を意識した防災訓練を行いましょう。また、防災訓練の実 施から問題点を明らかにし、現実に沿った対策を考えていくことが大切です。 その他必要に応じて、広報班 (マスコミ・行政との連 絡)、 経 理 班 ( 緊 急 資 金 調 達 ) 、 調査班(被害状況の調査)、 警備班(自主警備)、給食班 (食料・飲料水の配布)などを 本 社 対 策 本 部 被災事業場対策 本部(本部長) 統括班 避難・誘導班 消火班 情報連絡班 救出・救護班 工作班 従業員支援 班 役 員 会 <緊急時対応組織例>

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帰宅困難者 大災害が発生すると電車やバスなどの交通機関が麻痺し、帰宅することが 困難になる恐れがあります。集客施設は、待機場所としてお客様に提供され ることも考えられます。状況に応じた対策を考えましょう。 職場から自宅までの距離によって、帰宅可能な場合と交通手段の復旧を待 つ場合が考えられます。どちらも単独行動は危険です。どちらの場合のため にも、防災グッズ(運動靴・携帯ラジオ・食料など)を職場に置いておきま しょう。また、家族の連絡手段(171災害用伝言ダイヤル・携帯電話によ る災害伝言板サービスなど)を話し合っておきましょう。 ≪ 帰宅困難者心得10か条 ≫ 地域での防災活動の協力 平成17年4月のJR福知山線脱線事故の際、事故発生直後に近隣の多く の方が現場に駆けつけ、救済作業を行ったそうです。現場直ぐ近くの工場で は操業を停止して、はしご、消火器、救急箱、バールやカッターなどを持ち 出し、全社員で130名以上の命を救うことができました。 いざというときに、消防車など防災関係機関の活動を待つだけではなく、 一人ひとりに出来る事があります。その時、自分の命を危険に さらす必要はありませんが、家庭も会社も地域の一員として 防災活動への協力が求められます。災害を未然に防げるか、 被害を最小に抑えられるかは、会社としての組織だけではな く、社員一人ひとりの防災に対する意識にかかっています。 1.あわてず、さわがず、状況確認 2.携帯ラジオをポケットに 3.つくっておこう帰宅地図 4.ロッカー開けたらスニーカー(防災グッズ) 5.机の中にチョコやキャラメル(簡易食料) 6.事前に家族と話し合い(連絡手段,集合場所) 7.安否確認、ボイスメールや遠くの親戚 8.歩いて帰る訓練を 9.季節に応じた冷暖準備(カイロやタオルなど) 10.声を掛け合い、助け合おう

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