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2 届出 提出期限提出書類提出先 翌月 10 日雇用保険被保険者資格取得届 所轄公共職業安定所長 雇用保険被保険者資格喪失届 雇用保険被保険者転勤届 転勤後の所轄公共職業安定所長 雇用継続交流採用終了届 10 日以内 雇用保険被保険者休業開始時賃金証明書 ( 1) 雇用保険被保険者休業 所定労働時間

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(1)

雇用保険法

適用除外

原 則 例 外(被保険者となる) ① 65 歳に達した日以後に雇用される者 (イ) 同一の事業主の適用事業に 65 歳に達した日 の前日から引き続いて雇用されている者 (⇒高年齢継続被保険者に該当する者) (ロ) 短期雇用特例被保険者又は日雇労働被保険 者に該当する者 ② 1週間の所定労働時間が、20 時間未満であ る者 日雇労働被保険者に該当する者 ③ 同一の事業主の適用事業に継続して 31 日 以上雇用されることが見込まれない者 (イ) 前2月の各月において18日以上同一の事業 主の適用事業に雇用された者 (ロ) 日雇労働被保険者に該当する者 ④ 季節的に雇用される者であって、次のいず れかに該当するもの (イ) 4か月以内の期間を定めて雇用される者 (ロ) 1週間の所定労働時間が20時間以上であ って厚生労働大臣が定める時間数(30 時間) 未満である者 ⑤ 学校教育法に規定する学校、専修学校又は 各種学校の学生又は生徒であって、上記①~④ に準ずるものとして厚生労働省令で定める者 (イ)卒業見込証明書を有する者であって、卒業 前に就職し、卒業後も引き続き当該事業に勤務 する予定のもの (ロ)休学中の者 (ハ)事業主の命により(雇用関係を存続したま ま) 、大学院等に在学する者( 社会人大学院生 など) (ニ)その他一定の出席回数を課程終了の要件と しない学校に在学する者であって、当該事業に おいて同種の業務に従事する他の労働者と同 様に勤務し得ると認められるもの ⑥ 船員法に規定する船員であつて、漁船(政 令で定めるものに限る。)に乗り組むため雇用 される者 1年を通じて船員として適用事業に雇用される 場合 ⑦ 国、都道府県、市町村その他これらに準ず るものの事業に雇用される者のうち、離職し た場合に他の法令、条例、規則等に基づいて 支給を受けるべき諸給与の内容が求職者給付 及び就職促進給付の内容を超えると認められ る者であって、厚生労働省令で定める者※ 非常勤の国家公務員であって、国家公務員退職手 当法上職員とみなされない者又は地方公共団体 の条例若しくは規則の適用を受けない者 ※ 厚生労働省令で定める者 (イ) 国又は特定独立行政法人の事業に雇用さ れる者(非常勤の者を除く。) 承認の手続は不要 (ロ) 都道府県等に雇用される者 都道府県等の長が厚生労働大臣に申請し、厚生労 働大臣の承認を受けたもの (ハ) 市町村等に雇用される者 市町村等の長が都道府県労働局長に申請し、厚生 労働大臣の定める基準によって、都道府県労働局 長の承認を受けたもの

(2)

届出

提出期限 提出書類 提出先 翌月 10 日 雇用保険被保険者資格取得届 雇用保険被保険者資格喪失届 所轄 公共職業安定所長 雇用保険被保険者転勤届 転勤後の 所轄公共職業安定所長 雇用継続交流採用終了届 雇用保険被保険者休業開始時賃金証明書(※1) 雇用保険被保険者休業・所定労働時間短縮開始時賃金証明書 (※2) 雇用保険適用事業所設置(廃止)届 10 日以内 雇用保険事業主事業所各種変更届 速やかに 雇用保険被保険者氏名変更届 雇用保険被保険者関係届出事務等代理人選任・解任届 所轄 公共職業安定所長 ― 雇用保険被保険者証再交付申請書 その者の選択する公共 職業安定所長 失 業 の 認 定 日 又 は 支給日 受給資格者氏名等の変更届 管轄公共職業安定所長 ※1 事業主が、労働組合等との書面による協定に基づき、被保険者に代わって、育児休業給付金支給 申請書又は介護休業給付金支給申請書の提出をする場合は、当該被保険者に係る育児休業給付金 支給申請書又は介護休業給付金申請書の提出をする日までに提出すればよい。 ※2 (イ)その雇用する被保険者がその小学校就学の始期に達するまでの子を養育するための休業又 は対象家族を介護するための休業をした場合、(ロ)その雇用する被保険者のうちその小学校就学 の始期に達するまでの子を養育する被保険者若しくは対象家族を介護する被保険者に関して所定 労働時間の短縮を行った場合であって、当該被保険者が離職し特定理由離職者又は特定受給資格 者として受給資格の決定を受けることとなるときに提出する。

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ここもチェック!! ① (イ)被保険者が、被保険者として取り扱われない取締役となった場合、(ロ)被保険者として取り 扱われない短時間就労者となった場合には、それぞれ当該事実があった日に被保険者資格を喪失す ることになる。 ② 在籍出向し、賃金がすべて出向先から支払われる場合には、出向先で被保険者資格を取得するこ とになるが、この場合、出向元においては離職によらない理由で資格を喪失することになるので離 職証明書の作成は不要である。 ③ 事業主は、その雇用していた被保険者が離職したことにより被保険者でなくなった場合において、 その者が離職票の交付を請求するため離職証明書の交付を求めたときは、これをその者に交付しな ければならない。(ただし、資格喪失届に添えて離職証明書を公共職業安定所の長に提出した場合 を除く。)

事務の管轄

①事業主の行うべき届出 ②雇用継続給付に係る支給申請書 所轄公共職業安定所長 ③教育訓練給付金の支給申請書 ④受給資格者に係るもの ⑤日雇労働被保険者の任意加入の認可申請書 ⑥日雇労働求職者給付金(特例給付) 管轄公共職業安定所長 ⑦日雇労働求職者給付金(普通給付) ⑧被保険者証の再交付 その者の選択する公共職業安定所長 ⑨日雇労働被保険者資格継続の認可申請書 所轄又は管轄公共職業安定所長 ⑩未支給失業等給付支給申請書 死亡者に係る管轄公共職業安定所長 特定理由離職者又は特定受給資格者とし て受給資格の決定を受けることとなる 所 定 労 働 時間 の 短 縮措 置 により賃金低下 ① 離職証明書 ② 休業・所定労働時間短縮 開始時賃金証明書 ① ② 賃金 10日以内

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事業所が分割又は統合された場合の手続

① 一の事業所が二の事業所に<分割>された場合 ② 二の事業所が一の事業所に<統合>された場合 主たる事業所 <手続は不要> 従たる事業所 主たる事業所 <手続は不要> 従たる事業所 事業所に関する届出 「雇用保険適用事業所設置届」 被保険者に関する届出 「雇用保険被保険者転勤届」 (分割前の事業所から転勤したものとして扱うため) 事業所に関する届出 「雇用保険適用事業所廃止届」 被保険者に関する届出 手続は不要 (適用事業所の廃止により、被保険者台帳 が主たる事業所に移し替えられるため)

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失業等給付の体系

失 業 等 給 付 求 職 者 給 付 就 職 促 進 給 付 教 育 訓 練 給 付 雇 用 継 続 給 付 一般被保険者に対す る求職者給付 高年齢継続被保険者 に対する求職者給付 短期雇用特例被保険 者に対する求職者給 付 日雇労働被保険者に 対する求職者給付 基本手当 技能習得手当 寄宿手当 傷病手当 高年齢求職者給付金 特例一時金 日雇労働求職者給付金 就業手当 再就職手当 移転費 広域求職活動費 教育訓練給付金 高年齢雇用継続給付 育児休業給付 介護休業給付 高年齢再就職給付金 育児休業給付金 介護休業給付金 高年齢雇用継続基本給付金 受講手当 通所手当 就業促進手当 常用就職支度手当 求職者給付の支給を受ける者は、必要に応じ職業能力の開発及び向上を図りつつ、誠実かつ熱心に 求職活動を行うことにより、職業に就くように努めなければならない。

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基本手当の受給資格

原 則 算定対象期間(原則として離職の日以前2年間)に被保険者期間が通算して 12 か月以上であったときに、支給する。 特 例 特定理由離職者及び 特定受給資格者に該 当する場合 算定対象期間(原則として離職の日以前1年間)に被保険者期間が通算して 6か月以上であったときに、支給する。 □ 「特定理由離職者」…離職した者のうち、特定受給資格者に該当する者以外の者であって、期間 の定めのある労働契約の期間が満了し、かつ、当該労働契約の更新がないこと(その者が当該更新 を希望したにもかかわらず、当該更新についての合意が成立するに至らなかった場合に限る。)その 他のやむを得ない理由により離職したものとして厚生労働省令で定める者をいう。 □ 受給資格に係る離職の日が平成21年3月31日から平成26年3月31日までの間である特定理由離職者 (厚生労働省令で定める者に限る。)については、当該受給資格者を特定受給資格者とみなして基本 手当を支給する。

被保険者期間

離職日からさかのぼった期間 賃金支払基礎日数 被保険者期間 1か月 1 か月 15 日以上 1 か月 11 日以上 2 分の 1 か月 ここもチェック!! ①「賃金支払の基礎となった日数(賃金支払基礎日数)」とは、現実に労働した日であることまでは必 要なく、休業手当の支給対象となった日や年次有給休暇を取得した日も含まれる。 ② 被保険者期間を計算する場合において、次の期間は、被保険者であった期間には含めない。 (イ)最後に被保険者となった日前に、受給資格、高年齢受給資格または特例受給資格を取得した場合 の当該受給資格、高年齢受給資格または特例受給資格に係る離職の日以前における被保険者であ った期間(当該受給資格等に基づいて、現実に基本手当等を受給していなくても) (ロ)被保険者となったことの確認があった日の 2 年前の日(特例対象者にあっては、被保険者の負担 すべき額に相当する額がその者に支払われた賃金から控除されていたことが明らかである時期の うち最も古い時期として厚生労働省令で定める日)前における被保険者であった期間

受給要件の緩和措置

原則の算定対 象期間 加算期間の限 度 算定対象期間 の最長 負傷、疾病、事業主責任によらない事業所の休業、 本人の出産、事業主の命による外国における勤務、 官民人事交流法に規定する交流採用、などにより 引き続き 30 日以上賃金の支払いを受けることが できない場合 2年間 (1年間) 2年間 (3年間) 4年間 ( )は、特定理由離職者及び特定受給資格者

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失業の認定

① 基本手当は、受給資格者が失業している日(失業していることについての認定を受けた日に限る。) について支給する。 ② 失業していることについての認定(「失業の認定」)を受けようとする受給資格者は、離職後、厚 生労働省令で定めるところにより、公共職業安定所に出頭し、求職の申込みをしなければならない。 ③ 基本手当の支給を受けようとする者(未支給給付請求者を除く。)は、管轄公共職業安定所に出頭 し、離職票を提出しなければならない。 ※ 2 枚以上の離職票を所持しているときは、すべての離職票を提出 ※ 受給期間延長の通知書の交付を受けているときは、当該通知書も離職票と併せて提出しなければ ならない ④ 受給資格者は、失業の認定を受けようとするときは、失業の認定日に、管轄公共職業安定所に出 頭し、失業認定申告書に受給資格者証を添えて提出した上、職業の紹介を受けなければならない。 ⑤ 失業の認定は、求職の申込みを受けた公共職業安定所において、受給資格者が離職後最初に出頭 した日から起算して4週間に1回ずつ直前の 28 日の各日について行われる。 なお、公共職業安定所長の指示した公共職業訓練等を受ける受給資格者に係る失業の認定は、1 月に1回、直前の月に属する各日について行われる。 ここもチェック!! □ 失業の認定は、原則として、受給資格者について、あらかじめ定められた認定日に行うものであ るため、所定の認定日に出頭しないときは、認定対象期間の全部について失業の認定をしないこと になる。 □ 失業の認定は、厚生労働省令で定めるところにより、受給資格者が求人者に面接したこと、公共 職業安定所その他の職業安定機関若しくは職業紹介事業者等から職業を紹介され、又は職業指導を 受けたことその他求職活動を行ったことを確認して行うものとする。

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証明認定と失業の認定日の変更

証明認定 失業の認定日の変更 受給資格者が、次のいずれかに該当するときは、 公共職業安定所に出頭することができなかった 理由を記載した証明書を提出することによって、 失業の認定を受けることができる。 職業に就くためその他やむを得ない理由のため 失業の認定日に管轄公共職業安定所に出頭する ことができない受給資格者であって、その旨を管 轄公共職業安定所の長に申し出たものについて は、申出をした日に、その申し出をした日の前日 までの各日について失業の認定を行う。 (イ)疾病又は負傷のために公共職業安定所に出 頭することができなかった場合において、その 期間が継続して 15 日未満であるとき (ロ)公共職業安定所の紹介に応じて求人者に面 接するために公共職業安定所に出頭すること ができなかったとき (ハ)公共職業安定所長の指示した公共職業訓練 等を受けるために公共職業安定所に出頭する ことができなかったとき (ニ)天災その他やむを得ない理由のために公共 職業安定所に出頭することができなかったと き (イ)就職する場合(公共職業安定所の紹介によ ると否とを問わない) (ロ)証明認定を受けられる場合 (ハ)公共職業安定所の紹介によらないで求人者 に面接する場合 (ニ)各種国家試験、検定等の資格試験を受験す る場合

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賃金日額

原則 特例(最低保障) 原則通り計算した額が、次の特例により計算した額に満たないときは、 次の特例により計算した額(最低保障)を賃金日額とする。 (イ)賃金が日給、時間給、出来高 払制その他の請負制によって支 払われる者 最後の 6 か月間に支払われた賃金の 総額を当該最後の 6か月間に労働し た日数で除して得た額の100分の70 に相当する額 (ロ)賃金の一部が、日給、時間給、 出来高払制その他の請負制によ って定められている場合 賃金のうち、一定期間により定めら れている部分は原則の算定方法によ り算定し、日給・時間給等により定 められている部分は(イ)の算定方法 により算定し、これらの合計額 被保険者期間として計算 された最後の 6 か月間に 支払われた賃金(臨時に支 払われる賃金及び3か月 を超える期間ごとに支払 われる賃金を除く)の総額 を 180 で除して得た額 (ハ)育児・介護による休業、所 定労働時間短縮措置に係る賃金 日額算定の特例 当該受給資格者がその小学校就 学の始期に達するまでの子を養 育するための休業若しくは対象 家族を介護するための休業をし た場合又は当該受給資格者につ いてその小学校就学の始期に達 するまでの子の養育若しくは対 象家族の介護に関して所定労働 時間の短縮が行われた場合であ って、かつ .. 、当該受給資格者が離 職し、特定理由離職者又は特定受 給資格者として受給資格の決定 を受けた場合 これらの休業が開始される前又は当 該所定労働時間の短縮が行われる前 に当該受給資格者に支払われていた 賃金により賃金日額を算定 ここもチェック!! ※ 賃金日額の算定に当たっては、「臨時に支払われる賃金及び 3 か月を超える期間ごとに支払われる 賃金」は、含まれない。 ※ 離職後に労使間において協定がなされ、離職前にさかのぼって昇給するなど、「事業主の支払義務 が被保険者の離職後に確定したもの」は、賃金日額の算定基礎となる賃金には含まれない。

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基本手当の日額

基本手当の日額は、賃金日額に 100 分の 80~100 分の 50(受給資格に係る離職の日において 60 歳以 上 65 歳未満である受給資格者については、100 分の 80~100 分の 45)を乗じて得た金額とする。 受給資格に係る 離職日における年齢 60 歳未満 60 歳以上 65 歳未満 賃金日額に乗じる率 100 分の 80~100 分の 50 100 分の 80~100 分の 45

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・・・ ・・・ ・・・

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基本手当の減額

受給資格者が、失業の認定に係る期間中に自己の労働によって収入を得た場合には、その収入の基 礎となった日数(「基礎日数」)分の基本手当については、(イ)全額支給される場合、(ロ)減額して支 給される場合、(ニ)まったく支給されない場合とがある。 収入を得た日 内職をした日 待期期間中 給付制限期間中 基本手当支給開始後 待期期間中 調整あり 調整なし 調整あり 給付制限期間中 調整なし 調整なし <ポイント> ・「内職した日」及び「収入を得た日」のどちらも失業の認定を行う期間中⇒調整を行う。 ・「内職した日」又は「収入を得た日」のどちらかが失業の認定を行わない期間中⇒調整は行わない。 ここもチェック!! □ 受給資格者は、失業の認定を受けた期間中に自己の労働による収入を得た場合には、その者が自 己の労働による収入を得るに至った日の後における最初の失業の認定日に、失業認定申告書によ り、その収入の額を管轄公共職業安定所長に届け出なければならない。 □ 失業に認定期間中に「内職又は手伝い」をした日がある場合には、基本手当の減額となる。 一方、失業に認定期間中に「就職又は就労」した日については、(失業した日には該当しないた め)基本手当が支給されないことになる(⇒就業手当の支給対象となる場合がある。)。 就職又は 就労 事業主に雇用された場合、自営業を営んだ場合、会社の役員、嘱託になった場合などお よそ職業として認められるものに就いた場合又は自営業を開始するための準備やボラ ンティア活動をした場合などであって、原則として1日の労働時間が4時間以上のもの (4時間未満であっても、雇用保険の被保険者となる場合や、自営業を営む等のため公 共職業安定所が職業を紹介してもすぐには応じられない場合は就職又は就労となる。) をいう。なお、賃金等の報酬がなくても就職又は就労したことになる。 内職又は 手伝い 雇用保険法第 19 条の「自己の労働によって収入を得た場合」のことをいい、どんな仕 事であってもそれによって収入を得た場合、すなわち事業主に雇用された場合、自営業 を営んだ場合、他人の仕事の手助けをして収入を得た場合等、働いた場合又はボランテ (ハ)不支給 賃金日額 ×80% (イ)全額支給 (ロ)減額支給 基本手当日額 1日分の収入-1,296 円 「収入」+基本手当の日額 >賃金日額×80% 「収入」+基本手当の日額 ≦賃金日額×80% 「収入」≧賃金日額×80% 支給されない部分

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ィア活動をした場合などで、原則として1日の労働時間が4時間未満(雇用保険の被保 険者となる場合を除く。)であって、「就職又は就労」とはいえない程度のもの(1日の 労働時間が4時間以上であっても、1日当たりの収入額が賃金日額の最低額未満の場合 はこれに含まれることがある。)をいう。

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受給期間

受給資格者の区分 受給期間 ① ②、③以外の受給資格者 離職の日の翌日から起算して 1 年 ② 所定給付日数が 360 日である就職困難者 (イ) 45 歳以上 65 歳未満 (ロ) 算定基礎期間が1年以上 離職の日の翌日から起算して1 年 に 60 日を加えた期間 ③ 所定給付日数が 330 日である特定受給資格者 (イ) 45 歳以上 60 歳未満 (ロ) 算定基礎期間が 20 年以上 離職の日の翌日から起算して1 年 に 30 日を加えた期間

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受給期間の延長

原則の受 給期間 加算期間 の限度 受給期間 の最長 延長手続 期限 添付物 ①妊娠、出産、育児、疾病、負傷等の理 由により引き続き 30 日以上職業に就く ことができない期間がある場合 1年間 (※1) 3年間 (※2) 4年間 1か月 以内 受給資格 者証又は 離職票 ②受給資格に係る離職が 60 歳以上の定 年に達したこと又は 60 歳以上の定年に 達した後の勤務延長若しくは再雇用の 期間が終了したことによるものである 者が、当該離職後一定期間求職の申込み をしないことを希望する場合 1年間 (※3) 1年間 2 年 間 (※4) 2か月 以内 離職票 ①+②の場合 1 年 間 (※1) 3年間 (※2) 4年間 ※1 所定給付日数が 360 日の者は 1 年+60 日、所定給付日数が 330 日の者は 1 年+30 日 ※2 受給期間が、1 年+60 日の場合には、4 年-(1 年+60 日)が限度、また 1 年+30 日の場合には、 4 年-(1 年+30 日)が限度となる。 ※3 所定給付日数が 360 日の者は、1 年+60 日 ※4 所定給付日数が 360 日の者は、2 年+60 日 疾病等により、職業に就くことができない 引き続き30日 受給期間の延長の申出 1か月以内

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所定給付日数

(1) 一般の受給資格者 算定基礎期間 10 年未満 10 年以上 20 年未満 20 年以上 全年齢 90 日 120 日 150 日 (2) 就職困難者 算定基礎期間 1 年未満 1 年以上 45 歳未満 300 日 45 歳以上 65 歳未満 150 日 360 日 (3) 特定受給資格者(注) 算定基礎期間 年齢 1 年未満 1 年以上 5 年未満 5 年以上 10 年未満 10 年以上 20 年未満 20 年以上 30 歳未満 90 日 120 日 180 日 - 30 歳以上 35 歳未満 210 日 240 日 35 歳以上 45 歳未満 90 日 180 日 240 日 270 日 45 歳以上 60 歳未満 180 日 240 日 270 日 330 日 60 歳以上 65 歳未満 90 日 150 日 180 日 210 日 240 日 (注)「特定理由離職者の範囲」のⅠに該当する者については、受給資格に係る離職の日が平成 21 年 3月 31 日から平成 26 年3月 31 日までの間にある場合に限り、所定給付日数が「特定受給資格 者」と同様となる。 なお、「特定理由離職者の範囲」のⅡに該当する者については、被保険者期間が 12 か月以上(離 職以前2年間)ないときに限り、所定給付日数が「特定受給資格者」と同様となる。 (⇒逆に言えば、「特定理由離職者の範囲」のⅡに該当する者であっても、「受給資格要件の原則」 (離職の日以前 2 年間に被保険者期間が 12 か月以上)を満たす場合には、所定給付日数は「一 般の受給資格者」と同様となる。) ここもチェック!! □ 一般の受給資格者⇒基準日(受給資格に係る離職の日)の年齢にかかわらず、算定基礎期間(被 保険者であった期間)(※)により、一律に定められている。 □ 就職困難者、特定受給資格者⇒基準日における年齢及び算定基礎期間により定められている。 □ 就職困難者⇒算定基礎期間が 1 年未満でも⇒「150 日」 □ 「就職困難者」:算定基礎期間が「1 年以上」、基準日の年齢が「45 歳以上 65 歳」⇒「360 日」 □ 「特定受給資格者」:算定基礎期間が「20 年以上」、基準日の年齢が「45 歳以上 60 歳」⇒「330 日」 ここもチェック!! ※ 算定基礎期間の計算において、被保険者であった期間を通算できる場合とできない場合 被保険者であった期 間を通算できる場合 被保険者資格を喪失した日の翌日から起算して1年以内に被保険者資格を 再取得した場合には、前後の被保険者として雇用された期間は通算される。 (被保険者の資格を喪失した際に受給資格を取得した場合であっても、当 該受給資格に基づいて基本手当の支給を受けていなければ、当該受給資格 に係る離職の日以前における被保険者であった期間を通算することができ る。)

(12)

被保険者であった期 間を通算できない場 合 (イ)当該雇用された期間又は当該被保険者であった期間に係る被保険者と なった日の直前の被保険者でなくなった日が当該被保険者となった日 前1年の期間内にないときは、当該直前の被保険者でなくなった日前の 被保険者であった期間 (ロ)当該雇用された期間に係る被保険者となった日前に基本手当又は特例 一時金の支給を受けたことがある者については、これらの給付の受給資 格又は特例受給資格に係る離職の日以前の被保険者であった期間 (ハ)当該雇用された期間又は当該被保険者であった期間に育児休業給付金 の支給に係る休業の期間があるときは、当該休業の期間 ここもチェック!! 「被保険者であった期間」の取り扱いの違い ○→含めることができる、×→含めることはできない 算定対象期間において 被 保 険 者 期 間 を 計 算 す る 場合 所 定 給 付 日 数 を 算 定 す る 場 合 の 算 定 基 礎 期間 基本手当の支給を受けていない × ○ 受 給 資 格 を取得 基本手当の支給を受けた × × 就職 離職 離職 受給資格を取得したが、基本手 当の支給を受けていない A社の9年を通算できるので、算 定基礎期間は10年 A社(9年) B社(1 年) 1年以内

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延長給付

訓練延長給付 広域延長給付 全国延長給付 要件 受給資格者が公共職業安定所長 の指示した公共職業訓練等(そ の期間が 2 年を超えるものを除 く)を受ける場合に (イ)当該公共職業訓練等を受け るため待期している期間、 (ロ)当該公共職業訓練等を受け ている期間、 (ハ)当該公共職業訓練等を受け 終わってもなお就職が相当程度 に困難な者であると認めたもの については、受講終了後の期間 について、 所定給付日数を超えてその者に 基本手当を支給することができ る (1) 厚生労働大臣は、その 地 域 に お け る 雇 用 に 関 す る 状況等から判断して、その地 域 内 に 居 住 す る 求 職 者 が そ の 地 域 に お い て 職 業 に 就 く こ と が 困 難 で あ る と 認 め る 地 域 に つ い て 広 域 職 業 紹 介 活 動 を 行 わ せ た 場 合 に お い て、当該広域職業紹介活動に 係る地域について、政令で定 め る 基 準 に 照 ら し て 必 要 が あると認めるときは、その指 定する期間内に限り、公共職 業 安 定 所 長 が 当 該 地 域 に 係 る 当 該 広 域 職 業 紹 介 活 動 に よ り 職 業 の あ っ せ ん を 受 け る こ と が 適 当 で あ る と 認 め る 受 給 資 格 者 に つ い て 所 定 給 付 日 数 を 超 え て そ の 者 に 基 本 手 当 を 支 給 す る こ と が できる (2) 広域延長給付の措置が 決 定 さ れ た 日 以 後 に 他 の 地 域 か ら 当 該 措 置 に 係 る 地 域 に 移 転 し た 受 給 資 格 者 に つ い て は 、 そ の 移 転 に つ い て 「特別の理由」があると認め られる場合を除いては、広域 延長給付は行わない。※ 厚生労働大臣は、失業 の状況が全国的に著し く悪化し、政令で定め る基準に該当するに至 った場合において、受 給資格者の就職状況か らみて必要があると認 めるときは、その指定 する期間内に限り、所 定給付日数を超えて受 給資格者に基本手当を 支給する措置を決定す ることができる。 延長 され る日 数の 限度 (イ)90 日 (ロ)2 年 (ハ)30 日 90 日 90 日 受給期間 延長される日数分、受給期間も延長される 延長給付 の調整 ① 優先順位 (個別延長給付>)広域延長給付>全国延長給付>訓練延長給付 ② 延長給付を受けている受給資格者に対し、より優先順位の高い延長給付が行われるこ ととなった場合には、当初の延長給付を一旦中断し、優先順位の高い延長給付を行い、当 該延長給付が終わった後で、当初の延長給付を再開することになる。 ※ 「移転」とは、指定地域外において既に離職している者が、指定地域に移転する場合をいい、他 地域から指定地域に移転してきた後当該地域において離職した者は、ここでいう他地域から移転して 来た者とはならない。 また、公共職業安定所長は、その者の移転について「特別の理由」があるかどうかを認定しようと するときは、厚生労働大臣が定める基準によることとされている。

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広域延長給付措置に係る地域に移転した受給資格者の当該移転について「特別の理由」があると認定 する基準 (イ) 家族が指定地域内に居住しており、家計の都合上その家族と同居することを余儀なくされるに 至ったため、指定地域内に移転した場合(ここで家計の都合上というのは単に経済的な理由の みでなく、例えば、本人に兄弟がないために、父母を扶養しなければならない場合等のように 家族と同居することが家庭の都合上必要とする場合等も含まれる。) (ロ) 社宅に入居している者が離職に伴い住所の変更を余儀なくされ、他の地域に住宅を求めること ができないため、指定地域内に移転した場合 (ハ) 指定地域内に居住している本人の家族が病気等のためやむを得ず指定地域内に移転した場合あ るいは本人の勤務先の事業場が閉鎖したこと等の事情で本人の親元である指定地域内に移転し たような場合であって、本人の家庭事情あるいは個人的事情等からみて、その移転が客観的に やむを得ないものと認められる場合 □ 政令で定める基準 広域延長給付 全国延長給付 公共職業安定所の管轄区域における一定の方法 により計算した失業率が、全国のその率の 100 分 の 200 以上となるに至り、かつ、その状態が継続 すると認められる場合 連続する 4 月間の各月における基本手当受給率 (各月における基本手当の支給を受けた受給資 格者の数を、当該受給資格者の数に当該各月の末 日における被保険者の数を加えた数で除して得 た率)が 100 分の 4 を超えており、それが低下す る傾向がなく、かつ、その状態が継続すると認め られる場合 □ 2 以上の延長給付の調整 【例】訓練延長給付中に全国延長給付の措置が行われた場合 訓練受講指示 全国延長の措置 ▽ ▽ 所定給付日数 訓練等受講 訓練延長給付 訓練延長給付 全国延長給付

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給付制限

対象者 給付制限事由 給付制限の内容 ① 訓練延長給 付(終了後手当 に限る。) 広域延長給付 全国延長給付 を受けている受 給資格者 (イ)公共職業安定所の紹介する職業 に就くこと (ロ)公共職業安定所長の指示した公 共職業訓練等を受けること (ハ)正当な理由がなく、厚生労働大 臣の定める基準に従って公共職業安 定所が行うその者の再就職を促進す るために必要な職業指導を受けるこ と 拒んだ日以後基本手当は支給 しない (イ)公共職業安定所の紹介する職業 に就くこと (ロ)公共職業安定所長の指示した公 共職業訓練等を受けること 拒んだ日から起算して1か月 間は、基本手当を支給しない ② 受給資格者 (上記①の受給 資格者を除く。) (ハ)正当な理由がなく、厚生労働大 臣の定める基準に従って公共職業安 定所が行うその者の再就職を促進す るために必要な職業指導を受けるこ と 拒 ん だ とき 拒んだ日から起算して1か月 間を超えない範囲内において 公共職業安定所長が定める期 間は、基本手当を支給しない ③ 被保険者が自己の責めに帰すべき重大な理由によって解雇さ れ、又は正当な理由がなく自己の都合によって退職した場合 待期期間の満了後1か月以上 3か月以内の間で公共職業安 定所長の定める期間は、基本 手当を支給しない ④ 偽りその他不正の行為により求職者給付又は就職促進給付の 支給を受け、又は受けようとした者 これらの給付の支給を受け、 又は受けようとした日以後、 基本手当を支給しない。 ここもチェック!! □ 訓練延長給付のうち、訓練待期中と受講中の延長給付を受けている者は上記②の給付制限が適用 され、終了後手当を受けている者は①の給付制限が適用される。 延長給付としての基本手当 訓練延長給付 広域延長給付 全国延長給付 終了後 待期 受講中 通常の基本手当 職業紹介拒否 公 共 職 業 訓 練 等拒否 拒んだ日から起算して1か月間は、 基本手当を支給しない 職業指導拒否 拒んだ日以後基本手当は支給しない 拒んだ日から起算して1か月間を超 えない範囲内において公共職業安定 所長が定める期間は、基本手当を支 給しない □ 給付制限期間中に、就労した日があるからといって、その日数分、当初の給付制限期間が延長さ れることはない。 □ ③の給付制限(離職理由に基づく給付制限)を受けている者であっても、公共職業安定所長の指 示した公共職業訓練等を受ける期間及び当該公共職業訓練を受け終わった日後の期間については給 付制限が解除される。

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□ 離職理由による給付制限が行われる場合の受給期間の延長 離職理由による給付制限が行われる場合において、当該給付制限期間に「21 日」及びその者の所定 給付日数を加えた期間が 1 年(就職困難者で所定給付日数が 360 日であるものについては、1 年に 60 日を加えた期間)を超えるときは、その者の受給期間は、当初の受給期間にその超える日数を加えた 期間となる。 【例】 所定給付日数 300 日、給付制限期間 3 か月(92 日)の場合 92 日+21 日+300 日>365 日 したがって、この者の受給期間は、1 年+48 日となる。 <応用> 疾病等により引き続き 30 日以上職業に就くことができない場合の「受給期間の延長」と「離職理 由による給付制限が行われる場合の受給期間の延長」とは別々に行われるため、両方に該当する場合 だけは、受給期間が 4 年を超えることがある。

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技能習得手当、寄宿手当、傷病手当

技能習得手当 寄宿手当 傷病手当 ① 受給資格者が公共職業安定 所長の指示した公共職業訓練等 を受ける場合に、その公共職業 訓練等を受ける期間について支 給される。 ② 技 能 習 得 手 当 に は 、「 受 講 手当」と「通所手当」の 2種類 がある。 受講 手当 受給資格者が公共職業安 定所長の指示した公共職 業訓練等を受けた日であ って、基本手当の支給の 対象となる日について支 給される。※1 支 給 要 件 通所 手当 受給資格者の住所又は居 所から公共職業訓練等を 行 う 施 設 へ の 通 所 の た め、交通機関等又は自動 車等を利用する場合に支 給される。 寄宿手当は、受給資格者が公 共 職 業 安 定 所 長 の 指 示 し た 公 共 職 業 訓 練 等 を 受 け る た め、その者により生計を維持 されている同居の親族(婚姻 の届出をしていないが、事実 上 そ の 者 と 婚 姻 関 係 と 同 様 の事情にある者を含む。)と 別 居 し て 寄 宿 し て い る 場 合 に、当該親族と別居して寄宿 していた期間について、支給 される。 傷病手当は、受給資格者が、 離職後公共職業安定所に出頭 し、求職の申込みをした後に おいて、疾病又は負傷のため に職業に就くことができない 場合に、基本手当の支給を受 け ること ができ ない日 ( 疾病 又は負傷のために基本手当の 支給を受けることができない ことについての認定を受けた 日に限る。)について支給され る。 支 受講手当⇒500 円(日額) 48日 21 21 21 21 日日日日 受給期間(1年) 給付制限期間(92 日) 所定給付日数(300 日) 受給期間の延長

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※1 自己の労働による収入があったため基本手当が減額計算により支給されないことになった日に ついては、受講手当は支給される。 ※2 公共職業訓練等を受けない日がある場合は、日割りで減額して支給される。 ※3 親族等と別居して寄宿しない日がある場合は、日割りで減額して支給される。 ※4 所定給付日数から既に基本手当を支給した日数を差し引いた日数が限度となる。 ここもチェック!! □ 傷病手当が支給されない場合 (イ)離職後公共職業安定所に出頭し、求職の申込みを行う前から、疾病又は負傷のために職業に就く ことができない場合 (ロ)延長給付に係る基本手当を受給中の受給資格者 (ハ)傷病のため職業に就くことができない期間が 15 日未満であり、基本手当の支給を受けることが できる日 (ニ)待期期間中の日 (ホ)給付制限期間中の日 (ヘ)傷病の日について健康保険法の傷病手当金、労働基準法の休業補償、労災保険法の休業(補償) 給付等を受けることができる日 □ 求職の申込み後、傷病のため引き続き職業に就くことができない場合 期間 支給対象 (イ)15 日未満 (証明認定により)基本手当を支給する (ロ)15 日以上 30 日未満 基本手当に代えて傷病手当を支給する (ハ)30 日以上 基本手当に代えて傷病手当を支給するか、又は受給期間の延長※ ※ 求職の申込み後の傷病について、受給期間の延長を申し出ていた者が、その後、傷病手当を申請 したときは、当初から受給期間の延長がないものとして、傷病手当が支給される。 15 日 30 日 (イ) (ロ) (ハ)

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高年齢継続被保険者の求職者給付、短期雇用特例被保険者の求職者給付

高年齢継続被保険者 短期雇用特例被保険者 定義 被保険者であって、同一の事業主の適用事 業に 65 歳に達した日の前日から引き続い て 65 歳以後の日において雇用されている 者のうち、短期雇用特例被保険者及び日雇 労働被保険者以外の者 被保険者であって、季節的に雇用されるも ののうち、次のいずれにも該当しない者 (日雇労働被保険者を除く) ①4か月以内の期間を定めて雇用される 者 ②1週間の所定労働時間が20時間以上で あって、厚生労働大臣の定める時間数(30 時間)未満である者 受給資格 (高年齢受給資格) 離職の日以前 1 年間に、被保険者期間が通 算して 6 か月以上あること(受給要件の緩 和措置あり) (特例受給資格) 離職の日以前 1 年間に、被保険者期間が通 算して 6か月以上あること(受給要件の緩 和措置あり) 被 保 険 者 期 間の計算 一般被保険者と同じ 1 暦月中に賃金支払基礎日数が 11 日以上あ る月を被保険者期間の 1 か月として計算 支給額 【高年齢求職者給付金】 【特例一時金】 基本手当日額の 30 日分(当分の間は 40 日 分) 受給期限 離職の日の翌日から起算して 1 年を経過す る日(受給期限の延長はない) 離職の日の翌日から起算して 6 か月を経過 する日(受給期限の延長はない) その他 ① 疾病又は負傷等により引き続き 30 日以上職業に就くことができない期間があって も、受給期限を延長することはできない。 ② 待期期間、給付制限等(紹介拒否、離職理由による給付制限、不正受給)の規定が 適用される。 ③ 自己の労働による内職収入等があっても減額されない。 ④ 一時金で支給されるため、失業の認定及び支給は1回に限り行われる。また、失業 の認定日に失業の状態にあればよく、その後すぐに就職した場合であっても返還する必 要はない。 ⑤ 失業認定日から受給期限日までの日数が高年齢求職者給付金又は特例一時金の日数 に満たないときは、失業の認定日から受給期限日までの日数が限度となる。 ここもチェック!! □ 高年齢求職者給付金を受給するためには、原則として離職の日以前 1 年間に被保険者期間が 6 か 月以上あることが必要であるが、この被保険者期間には、一般被保険者であった期間も算入される。 □ 高年齢求職者給付金の受給要件を満たした者が、高年齢求職者給付金の支給を受ける前に再就職 し、再離職した場合(新たに特例受給資格を取得した場合を除く。)には、当初の離職の日の翌日か ら起算して 1 年を経過する日までであれば、高年齢求職者給付金の支給を受けることができる。 □ 特例受給資格者が、次のすべての要件を満たすときは、特例一時金は支給されず、受給資格者と みなして、当該訓練等を受け終わる日までの間に限り、一般被保険者に対する求職者給付(基本手当、 技能習得手当及び寄宿手当)を支給する。 (イ) 特例一時金の支給を受けていないこと (ロ) 受給期限が経過していないこと 被保険者であった期間 1 年未満 1 年以上 基本手当日額 30 日分 50 日分

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各月 11 日分以上、かつ .. 、通算して 78 日分以上 通算して 60 日分を限度に特例給付を支給 ■ 共通項目の整理 高年齢求職者給付金 特例一時金 受給要件の緩和 ○ ○ 受給期間の延長 × × 待期 ○ ○ 失業の認定 ○ (ただし、1回だけ) ○ (ただし、1回だけ) 内職収入等があった場合の減額 × × 紹介拒否等の場合の給付制限 ○ ○ 離職理由に基づく給付制限 ○ ○ 不正受給した場合の給付制限 ○ ○

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日雇労働求職者給付金

普通給付 特例給付 受 給 資格 失業の日の属する月前2月間に、印紙保険 料が 26 日分以上納付されていること (イ)継続する 6 月間(基礎期間)に、印紙保 険料が各月 11 日分以上、かつ、通算して 78 日分以上納付されていること (ロ)⇒図解参照 失 業 の 認 定 そ の 者 の 選 択 す る 公 共 職 業 安 定 所 に お い て、日々その日について行う 管轄公共職業安定所において、4 週間に 1 回 ずつ行われる 待期 各週(日曜日から土曜日までの 7 日間)につき、職業に就かなかった最初の日(不就労日) については支給されない 支 給 日数 基礎期間の最後の月の翌月以後の 4月間の 失業している日について、通算して 60 日分 を限度とする 給 付 制限 (イ) 業務紹介拒否→拒んだ日から起算して 7 日間は、日雇労働求職者給付金は支給しない (ロ) 不正受給 →その支給を受け又は受けようとした月及びその月の翌月から起算し て3か月間は、日雇労働求職者給付金は支給しない 【図解】 1 2 3 4 5 6 普通給付を受けていない (受給申出日がこの期間内にあるときは、その 日までの間に普通給付を受けていないこと) 印紙の貼付枚数 支給日数 26 枚~31 枚 13 日 32 枚~35 枚 14 日 36 枚~39 枚 15 日 40 枚~43 枚 16 日 44 枚~ 17 日 <基礎期間>

参照

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