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異種移植の可能性

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Academic year: 2021

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96 36例の円錐動脈幹顔貌児に,免疫学的検討を行なっ た . ①1例に新生児テタニーの既往を認めたが,他は 副甲状腺機能に異常はなかった.②血清免疫グロプリ ン値の低下例は認めなかった.③PHA皮膚反応で, 64%の症例にて反応低下を認め,細胞性免疫能の部分 低下を認めたが, PHA によるリンパ球幼若化反応で は低下例を認めなかった.④T cell, B cell百分率に 於てlmm3当りの絶対数としてはT cellの減少は1例 のみ, B cellの減少は3例に認められた.⑤本顔貌群 の1例では,剖検に於ても胸腺を認めなかった.⑥心 血管奇形としてはフアロー四徴症92%,総動脈幹症, 大動脈離断症,大血管転換症各3%であり,右大動脈 弓を36%の症例に認めた.⑦本顔貌群は胎生期大血管 の発達異常による第3,4偲裏症候群の不全型として の病像をもち,今後更に検討を加えたい.

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1.異種移植の可能性 (心研外科〕 榊 原 尚 豪 ・ 富 沢 康 子 ・ 藤 原 直・ 黒 沢 博 身 ・ 小 柳 仁 心移植においてドナーの獲得は最大の難問であり, 特に我国ではその実行の最大の障害となっている.そ の点、異種移植はフレッシュな臓器をタイムりーに得ら れる点で理想的で、あるが,その激烈かつ迅速なrejec -tionのために不可能とされてきた.しかし,Reemtsma の臨床経験や,千葉の動物実験から,異種でもconcor -dantなものが存在し, Hemagglutinin, Hemolysin, lymphocytotoxicity等のtestにより discordantな異 種を除外できると考えられる.これを根拠に, ヒトに とってのconcordantなドナーを探すべく,チンパン ジー,ヒヒ等のprimatesや他の家畜の血球と, 20種の ヒト血清を使い適合性を判断する検査を行なった.そ の結果,チンパンジー,日本ザノレ,ヒヒ等のprimateと ヒトの間で,個体×個対でconcordantなpairが存在 した.これらのpairで移植すれば,少なくともhyper -acute rejectionは起こらないと予想され,短期の補助 循環に応用できる可能性がある. 22.サカナによる接触奪麻疹ー抗原物質の物理化学 的性状ー (第二病院皮膚科〕 O安 田 和 正 ・ 平 野 京 子 目的 食餌性尊麻疹における抗原物質の検索は,その物質 の摂取による誘発に限界があるためほとんどなされて いない.今回我々はサカナによる食餌性毒麻疹と接触 尋麻疹を併せもち,焼アコウダイの経口摂取による

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-K反応が陽性を示す症例に遭遇したため,この接触抗 原の検索を行なうことで対応する食餌性毒麻疹の抗原 物質を明らかにしようと考えた.今回はイサキを使用 し,その抗原の物理学的性状について検討した. 対 象 患者は3歳女児でサカナによる接触毒麻疹を有し, IgE (RIST) 720, IgE (PRIST) 460で,鳥居薬品社製 スクラッチエキスによる openpatch testにて種々の サカナで膨疹を形成し, P-K反応(接触,皮内,経口 摂取〉陽性, RAST法でタラ,サケがscure3を示し, これらのサカナに対する特異的IgE抗体を証明した. 結 果 イ サ キ 抗 原 物 質 は 分 子 量 が6.000-25.000の 熱 に 安 定な水溶性蛋白であり,総蛋白量に対して微量で,複 数存在することがわかった. 23.髄 液CRPの 検 討 目的 〔 神 経 内 科 〉 太 田 宏 平 ・ 小 林 逸 郎 ・ 竹 宮 敏 子 ・ 丸 山 勝 一 急 性 炎 症 反 応 物 質 と し て のC-Reactive Protein (CRP)は臨床でもよく使用されるパラメーターのひ とつであるが,近年定性法のみでなく定量的測定も実 施されている.また,補体活性などの免疫系への関与 も推察され,生体内での具体的な役割も解明されつつ ある.今回我々は,主に脳脊髄膜炎で髄液CRPの定性 及び定量をこころみ,いくつかの知見が得られたので 報告する. 結 果 一元免疫拡散法で一回の検体添加ではいずれの検体 でもCRPは 検 出 で き な か っ た が , 数 回 の 添 加 で 視 認 可能な沈降輪形成をみた症例があり,これにより髄液 CRPの存在を確認した.次にLaserN epherometerに て 定 量 を こ こ ろ み , 細 菌 性 髄 膜 炎 5例 中 4例 で 0_ 07 -0 . 42mg/dl,真菌性髄膜炎1例 で0.09mg/dlと 定量可能であった.しかし他の脳脊髄膜炎ではいずれ も測定限界値以下であった. 結 語 髄 液CRPの 測 定 は 特 に 細 菌 性 髄 膜 炎 で 診 断 的 価 値 があると考えられた. -

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