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ライフスキルの獲得を促すスポーツコーチングスキル尺度の開発

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Academic year: 2021

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(1)

ライ フス キル の獲得 を促 す

ス ポー ツ コーチ ングスキル尺度 の開発

兵庫教育大学

大学院

学校教育研究科

教育 内容・方法開発専攻

行動開発系教育 コース

学籍番号

M14208H

氏名

壺阪

圭祐

(2)

1。

2

1. 3

1。

4

ラ イ フ ス キ ル に 関 す る 先 行 研 究

2

ラ イ フ ス キ ル の 獲 得 を 促 す ス ポ ー ツ コ ー チ ン グ ス キ ル に つ い て

3

本 研 究 の 目 的 4 第 一 次 予 備 調 査 目的。……… ………一一―

- 5

方 法

_____一

………一一

- 5

2.1

調 査 対 象

_____―

―一―一一…

5

2.2

調 査 時 期 ……

___―

一―――…

5

2.3

調 査 内 容

_____一

一一一一

- 6

2.4

項 目作 成 の 方 法 _¨

___一

……

6

結 果 及 び 考 察

____…

…―――――……

9

3.1

ス トレス マ ネ ジ メ ン トの ス キ ル 獲 得 を促 す コー チ ン グ

________9

3.2

目標 設 定 の ス キ ル 獲 得 を促 す コー チ ン グ

11

3.3

考 え る 力 の 育 成 を促 す コー チ ン グ 13

3.4

感 謝 す る 心 の 育 成 を促 す コー チ ン グ

15

3.5

コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョン の ス キ ル 獲 得 を促 す コー チ ン グ

17

3.6

礼 儀 ・ マ ナ ー の ス キ ル 獲 得 を促 す コー チ ン グ

19

2章

2. 1

2. 2

2. 2. 2. 2.

2. 3

2. 2. 2. 2. 2. 2.

(3)

____…

…………一一――一――

- 1

3.2.1

調 査 対 象 ………

31

3.2.2

調 査 時 期

_____―

一一一…

2

3.2.3

調 査 内 容

_____一

一一一

- 32

3.2.4

手 続 き。

________―

一一一―‐

32

3.2.5

統 計 処 理

_____一

―――

- 32

3.3

結 果 及 び 考 察

_________―

33

3.3.1

第 一 因 子 考 察 _¨

___一

―…

34

3.3.2

第 二 因 子 考 察

_____―

- 36

3.3.3

第 二 因 子 考 察

___¨

___ 38

3.3.4

第 四 因 子 考 察 ………

_____ 39

3. 3.

3.4第

5

下 位 尺 度 の 間 に お け る相 関 関係 の 検 討 第

4章

本 調 査 4.1 目 的 _____一 一 ― ― 一 一 一 一 一 - 43

4. 2

方 法_………‐

3

4。

2.1

調 査 対 象 _¨

___一

一一一

- 43

4。

2.2

調 査 時 期 。

____一

一―一

- 4

4.2.3

調 査 内 容__…………

- 44

4. 2.4

手 続 き_………

- 44

2.5

統 計 処 理 44 結 果 及 び 考 察

_______…

……一―

- 45

3.1

第 一 因 子 考 察

_________ 46

3.2

第 二 因 子 考 察 _¨

___一

一―

- 48

3.3

第 二 因 子 考 察 _¨

_…

………

50

4.4

第 四 因 子 考 察

______¨ __…

51

4.5

下 位 尺 度 の 間 に お け る相 関 関係 の 検 討 _… ………一一一――。2 40

3章

ま と め

42

・     3       ・       ・       ・       ・       ・ 4   4 4 4 4 4 4

(4)

第 総 括

5.1

は じめ に

56

5.2

総 合 考 察

.__¨

………

57

5.3

今 後 の 展 望

_____―

―一―一一―

- 57

文 献 一 覧 …………

_―

一一――一――一――

- 59

謝■

________一

―――一― 一一一一

- 2

付記

________一

一一一一一一一一一

- 4

本 論 文 に 関 す る研 究 発 表

_____一

一一

- 65

付 録

1:第

二 次 予 備 調 査 表

_____―

―…

66

付 録

2:本

調 査 表

_____―

一一一一一一一¨

75

(5)

1章

序 章

1.1

は じ め に

近 年 ,一 部 の ア ス リー トに よ る 暴 力 事 件 や 強 盗 事 件 等 の 問 題 行 動 が マ ス コ ミに よ り 日 常 的 に 報 道 さ れ て い る 。 東 京 オ リ ン ピ ッ ク の 開 催 決 定 に よ リ ス ポ ー ツ の 社 会 へ の 影 響 が これ ま で 以 上 に 大 き くな る こ とが 予 測 され る 中

,ア

ス リー トの 問 題 行 動 の 予 防 は 早 急 に 対 応 す べ き 検 討 課 題 の

1つ

と し て 位 置 づ け られ る

.こ

の よ うな ア ス リ ー トに よ る 問 題 行 動 は ア メ リカ の ス ポ ー ツ 界 で も 過 去 に 多 く発 生 し た と言 わ れ る 。 例 え ば

,「

ス タ ジ ア ム の ロ ッ カ ー ル ー ム で の 発 砲 事 件 」 や 「選 手 間 で の ドラ ッ グ の 蔓 延 」

,「

大 学 付 近 の 治 安 悪 化 」

,「

ス ポ ー ツ 推 薦 で 入 学 した 学 生 が 学 業 に つ い て い け な い 」 等 の 荒 廃 した 状 況 は

,現

在 の 日本 社 会 に お け る 動 向 と似 た 状 況 が ア メ リカ に お い て も 見 られ て い た (吉 田

,2009).

そ れ ら を 予 防 す る た め の 一 つ の 要 因 と して ア メ リカ で は

,「

日常 生 活 で 生 じ る さ ま ざ ま な 問 題 や 要 求 に 対 して

,建

設 的 か つ 効 果 的 に 対 処 す る た め に 必 要 な 能 力 」

(W

HO,1997)等

と 定 義 され

,「

目標 設 定 ス キ ル 」 や 「 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ス キ ル 」 等 を 中 核 とす る「ラ イ フ ス キ ル 」の 獲 得 に 立 脚 した 教 育 へ の 取 り組 み が 始 め られ た 。 取 り組 み 自 体 は ラ イ フ ス キ ル 獲 得 を 目指 した ラ イ フ ス キ ル プ ロ グ ラ ム の 開 発 と そ の 実 践 を 軸 に 進 め られ

,ジ

ョー ジ ア エ 科 大 学 に お け る トー タ ル パ ー ソ ン プ ロ グ ラ ム や

,全

米 大 学 体 育 協 会 に よ る

CHAMPS(Challenging Athletes`

Minds for

Per―

sonal Success)ラ

イ フ ス キ ル プ ロ グ ラ ム の 基 礎 と な つ た も の で あ り

,後

者 は

1991年

よ り提 供 が 開 始 され

,現

在 で は 大 学 の ス ポ ー ツ 教 育 に お い て

,バ

ラ ン ス の と れ た 人 間 を 形 成 す る 教 育 プ ロ グ ラ ム と して 全 米 の 約

1000大

学 に 導 入 され て い る (吉 田

, 2013)。

わ が 国 に お い て も ラ イ フ ス キ ル は

21世

紀 に お け る 教 育 の 基 本 目標 で あ る 「生 き る 力 」 と極 め て 類 似 した 概 念 で あ る と位 置 づ け られ る も の で あ り

,教

育 現 場 な ど で ‐ 1‐

(6)

そ の た め ア メ リカ 同 様

,わ

が 国 の ス ポ ー ツ 現 場 な どで も ラ イ フ ス キ ル 獲 得 に 向 け た 様 々 な プ ロ グ ラ ム が 実 施 され て い る 。 例 え ば

,「

サ ッ カ ー 」 (上 野

,2005)や

「ハ ン ドボ ー ル 」 (東 海 林

,2009),「

硬 式 野 球 」 (松 野 ほ か

,2010),ラ

グ ビー (東 海 林 ・ 堀 越

,2011)等

の 競 技 種 目の 指 導 場 面 に お い て

,海

外 に お け る プ ロ グ ラ ム を 参 考 と した も の

,ま

た は 指 導 者 自身 の 経 験 則 に も とづ い た ラ イ フ ス キ ル プ ロ グ ラ ム

(Life Skills Program)が

活 発 に 実 践 され て き て い る (島 本 ほ か

,2013)。

こ れ

らは 未 だ 試 行 的 な ラ イ フ ス キ ル プ ロ グ ラ ム の 実 践 と して 位 置 づ け られ て い る が

,長

期 的 に は ア メ リカ の 事 例 の よ うに 一 般 化 され た

,広

く普 及 可 能 な ラ イ フ ス キ ル プ ロ グ ラ ム の 開 発 に 寄 与 す る も の と期 待 され る 。 そ れ で は

,ス

ポ ー ツ に お け る 何 が ラ イ フ ス キ ル の 獲 得 に 結 び つ け る と考 え られ る の で あ ろ うか 。 そ れ は

1つ

,ス

ポ ー ツ の 場 面 に お け る 経 験 (ス ポ ー ツ 経 験

)で

は な い か と考 え られ る 。 こ の こ と 自体 は

,「

経 験 を 通 じて 獲 得 可 能 で あ る 」 とい うラ イ フ ス キ ル に お け る性 質 か ら も推 測 さ れ る 。海 外 に お い て も

,競

技 者 の 人 間 形 成 を 促 し て い る 可 能 性 が あ る の は ス ポ ー ツ そ の も の で は な く

,「

ス ポ ー ツ 経 験 」 で あ る

(Papacharisis et al,2005)と

述 べ られ て い る 。

1.2

ライ フス キル に関す る先行研 究

上 野 ・ 中 込 は

(1998)高

校 生 を 対 象 と し

,運

動 部 活 動 に 参 加 して い る 生 徒 と運 動 部 活 動 に 参 加 して い な い 生 徒 の ラ イ フ ス キ ル 獲 得 の 程 度 を 比 較 検 討 した

.そ

の 結 果, 両 者 の 平 均 の 差 は 有 意 で あ り

,運

動 部 活 動 に 参 加 して い る 生 徒 の ラ イ フ ス キ ル 得 点

(7)

大 学 生 を 対 象 と し

,大

学 体 育 授 業 経 験 が ラ イ フ ス キ ル 獲 得 に 与 え る 影 響 を 検 討 した 。 そ こ で は

,授

業 経 験 の 「 自 己 開 示 (例 :自 ら の 思 い を チ ー ム の み ん な に つ た え る こ とが で き た )」 が 友 人 と の 親 密 な 関 係 の 維 持

,形

成 に 繋 が る親 和 性 や

,所

属 す る 集 団 内 の 活 動 に 積 極 的 に 関 わ る リー ダ シ ッ プ と い つ た ラ イ フ ス キ ル の 対 人 的 な ス キ ル 獲 得 に 正 の 影 響 を 与 え て い る こ と を 明 らか に して い る 。 こ の よ うに 体 育 ・ ス ポ ー ツ 心 理 学 領 域 で は

,運

動 部 活 動 や 体 育 授 業 に お い て の 経 験 が ラ イ フ ス キ ル の 獲 得 に 正 の 影 響 を 与 え る こ と に 着 目 し た 研 究 は 多 く 報 告 され て い る 。 ま た

,こ

れ ら の ラ イ フ ス キ ル の 獲 得 を促 進 す る 方 略 と して

,指

導 者 の 働 き か け が 影 響 し て い る と報 告 して い る (上 野 。中 込

,1998)。

具 体 的 な 働 き か け の 詳 細 に つ い て は

,対

人 ス キ ル の 獲 得 に は 価 値 の 指 導 が

,個

人 的 ス キ ル の 獲 得 に は 実 践 の 指 導 が そ れ ぞ れ 影 響 を 及 ぼ す こ と が 明 らか に な つ た と報 告 して い る. 先 行 研 究 で は

,指

導 者 が 具 体 的 に ど の よ うな ラ イ フ ス キ ル の 獲 得 を 促 す 働 き か け, す な わ ち コ ー チ ン グ ス キ ル を 用 い

,日

々 の 指 導 場 面 で 展 開 して い る の か に つ い て は 未 だ に 明 確 に され て い な い 。 しか し

,「

ラ イ フ ス キ ル 獲 得 の 程 度 は 指 導 者 の 働 き か け が 影 響 して い る 」 と の 報 告 か ら

,ラ

イ フ ス キ ル の 獲 得 を 促 進 させ る た め に は 指 導 者 が 日 々 の 指 導 場 面 で ど の よ うに 促 して い る の か を 具 体 的 に し

,明

らか に す る こ と は 必 要 で あ る 。 1。

3

ラ イ フ ス キ ル の 獲 得 を促 す コー チ ン グ ス キル に つ い て

従 来

,ラ

イ フ ス キ ル の 獲 得 を 促 す コ ー チ ン グ に つ い て は 著 書 な ど で 指 導 者 と して 優 秀 な 実 績 を 収 め た 指 導 者 が 個 人 の 経 験 則 か ら語 る 事 例 的 な も の が 多 い (田 尻 ・ 氏 原

,2013:荒

,2014)。

そ の た め

,こ

れ らの コ ー チ ン グ ス キ ル は 個 人 の 経 験 則 よ る 事 例 的 な も の で あ る た め 多 く の 指 導 者 に 該 当 す る よ うな 汎 用 的 に 用 い る こ と が で き る コ ー チ ン グ ば か りで は な い 。 ま た

,指

導 者 を 対 象 と した 先 行 研 究 で は

,例

え ば

,石

井 ら

(1996)は

全 国 大 会 で 優 勝

,あ

る い は そ れ に 準 ず る 成 績 を 収 め た 中 学 。高 校 の

24名

の 指 導 者 を 対 象 に 面 接 調 査 を 実 施 し

,指

導 理 念 の 構 造 を 明 らか に して い る 。 これ に よ る と

,指

導 者 は, 3‐

(8)

「自主 性 」

,「

感 謝 」 の

3つ

を あ げ

,

日常 の 具 体 的 な 指 導 に 取 り組 ん で い る こ と を 報 告 し て い る

.努

力 と は 文 字 どお リス ポ ー ツ に お け る 努 力 の 重 要 性 を 意 味 す る も の で あ り

,伝

統 的 な 文 化 的 背 景 を も つ と い え る 。 自主 性 は 練 習 に 対 す る 主 体 的 な 態 度 の 養 成 とそ の 指 導 の 重 要 性 を

,感

謝 は 周 囲 へ の 配 慮 や 謙 虚 さ と い っ た 他 者 へ の 配 慮 の 重 要 性 を そ れ ぞ れ 意 味 して い る 。 ま た

,Gould et al.(2007)に

よ る サ ッカ ー の 指 導 者 を 対 象 と した 先 行 研 究 で は

,指

導 者 は 「競 技 ス キ ル 」 と 「人 間 的 な 成 長 」 の 両 方 を 日々 の 指 導 場 面 で 重 視 して い る こ とが 報 告 され て い る 。 さ ら に

,加

藤 ・ 堀 野

(2014)は

県 大 会 上 位 レベ ル 指 導 者 を 対 象 に

,そ

の 指 導 者 の 哲 学

,価

値 観

,知

識, 信 念

,理

念 に つ い て イ ン タ ビ ュ ー 調 査 を 行 つ た 。 そ の 結 果

,県

大 会 上 位 レベ ル 指 導 者 の 共 通 性 や 特 異 性 が 見 られ る

6つ

の コ ー チ ン グ・ メ ン タ ル モ デ ル が 構 築 され た 。 そ の メ ン タ ル モ デ ル か ら

,指

導 者 た ち は

,「

人 間 教 育 」 を 最 も 重 要 視 し

,サ

ッカ ー に 「取 り組 む 姿 勢 」 や

,指

導 者 の 「選 手 支 援 」 が 「人 間 教 育 」 に お い て 大 切 で あ る と考 え て い る こ と が 明 らか に な つ た こ と を 報 告 して い る

.こ

れ ら の 先 行 研 究 か ら, 指 導 者 に と つ て ス ポ ー ツ を 通 じて 人 間 教 育 を 行 う こ と に よ つ て 得 られ る 「人 間 的 成 長 」 が ス ポ ー ツ 指 導 の 最 大 の 動 機 と な っ て お り

,最

も重 要 視 して い る 側 面 で あ る こ とが 伺 え る 。

1.4

本 研 究 の 目的

しか し

,指

導 者 を 対 象 と した 先 行 研 究 で は

,質

的 に 指 導 理 念 な ど の 明 確 化 を して い る 場 合 が ほ と ん ど で あ り

,実

際 に 「人 間 的 成 長 」 を促 す 具 体 的 な 働 き か け

,す

(9)

2章

第 一 次 予 備 調 査

2.1

目的

本 研 究 は

,中

学 。高 校 。大 学 年 代 の ス ポ ー ツ指 導 に 携 わ る指 導 者 を 対 象 と した

,半

構 造 化 イ ン タ ビ ュ ー 調 査 を 実 施 す る 。 そ こで は

,

日々 の 指 導 場 面 に お い て

,

どの よ う に して ア ス リー トの ライ フ ス キ ル 獲 得 を促 す コー チ ン グ ス キ ル が 展 開 され て い る の か を指 導 者 に よ る経 験 的 な 語 りか ら

,実

践 的 な デ ー タ の 抽 出 を試 み

,検

討 を 行 う こ と を 目的 とす る。

2.2

方 法

2.2.1

調 査 対 象

調 査 対 象 者 は

,関

西 地 区

,関

東 地 区 の ス ポ ー ツ指 導 に 携 わ る指 導 者

20名

(男性 17 名

,女

3名

,平

均 指 導 経 験 年 数 15.8±

7.7年

)で

あ つ た 。 ま た

,対

象 者 の 競 技 種 目 の選 定 に つ い て は 野 球

,サ

ッカ ー

,バ

ス ケ ッ トボ ー ル

,ハ

ン ドボ ー ル

,テ

ニ ス

,水

泳, 陸 上 競 技

,柔

道 な ど

,個

人 種 目や 集 団 種 目な どの 属 性 に 偏 る こ とな く依 頼 を 行 つ た 。 先 行 研 究 や 著 書 な どで は 全 国 優 勝 な どの 高 い 指 導 実 績 を 有 す る指 導 者 を 対 象 と し て い る た め

,本

研 究 で も全 国 優 勝 経 験 者

11名

,全

国 大 会 出 場 経 験 者

5名

,近

畿 大 会 や 関 東 大 会 な どの 地 方 大 会 出 場 経 験 者

4名

とい うよ うな

,指

導 実 績 の 高 い 指 導 者 を 中 心 と して 対 象 者 の選 定 を行 つ た 。

2.2.2

調 査 時 期

2015年

2月

2015年

4月

に 半 構 造 化 イ ン タ ビュ ー を 実 施 した 。 ‐5‐

(10)

半 構 造 化 イ ン タ ビ ュ ー 調 査 で は

,参

考 資 料 と して

,島

本 ほ か

(2013)が

一 流 の ス ポ ー ツ指 導 者 た ち の 実 践 的 な 経 験 を も と に 見 出 した ア ス リー トに 求 め られ る ライ フ ス キル (ス トレス マ ネ ジ メ ン ト

,

日標 設 定

,考

え る力

,感

謝 す る心

,コ

ミュ ニ ケ ー シ ョ ン

,礼

儀 ・ マ ナ ー

,最

善 の 努 力

,責

任 あ る行 動

,謙

虚 な 心

,体

調 管 理

)(表

2.1)の

10側

面 を用 い

,

日々 の 指 導 場 面 で ラ イ フ ス キル 獲 得 を促 した で あ ろ うス ポ ー ツ コー チ ン グ に つ い て

,1人

1時

間 程 度

,指

導 者 の 経 験 か ら語 つ て も らつ た 。 イ ン タ ビ ュー 調 査 を 実 施 す る 際 の 教 示 方 法 は

,ラ

イ フ ス キ ル の

10側

面 ご とに 教 示 例 を変 え て 行 つ た 。 例 え ば

,考

え る力 の 育 成 を促 す コー チ ン グ で は 「選 手 が 自主 的 に 考 え る よ うに な る た め の ス キ ル を 効 果 的 に 身 に 付 け させ る た め に は 指 導 者 と して どの よ うな 働 き か け を して い ま す か 」 な ど

,謙

虚 な 心 を 育 成 す る コー チ ン グ で は 「謙 虚 な 気 持 ち や 姿 勢 を身 に付 け させ る た め に は 指 導 者 と して どの よ うな働 き か け を して い ます か 」 な ど

,礼

儀 ・ マ ナ ー の ス キ ル 獲 得 を 育 成 す る コー チ ン グ で は 「礼 儀 ・ マ ナ ー の ス キル を 効 果 的 に 身 に 付 け させ る た め に は 指 導 者 と して どの よ うな 働 き か け を して い ま す か 」 な ど

,「

指 導 者 が よ り具 体 的 に ラ イ フ ス キ ル 獲 得 を促 す コー チ ン グ は どの よ う な も の か 」 を イ メー ジ で き る よ うに配 慮 を して 実 施 した 。

2.2。

4

項 目作 成 の方 法

調 査 へ の 手 続 き と して は

,ま

,各

指 導 者 へ 筆 者 が 直 接 コ ン タ ク トを 取 り

,イ

ン タ ビュ ー の 依 頼 を した 。 そ の 後

,依

頼 に対 し

,承

諾 を得 られ た 指 導 者 に は筆 者 が 直 接 出 向 き

,研

究 の趣 旨や 概 要 を説 明 し

,再

度 イ ン タ ビ ュー 調 査 の 依 頼 を行 い

,承

諾 を得 た 。 承 諾 を得 られ た 指 導 者 を 対 象 と し

, 1人

1時

間 程 度 の 半 構 造 化 イ ン タ ビ ュー 調 査 を 実

(11)

選 定 作 業 を 行 つ た.

(12)

下位尺度 項 目 悩 み 事 は相 談相 手 に素 直 に打 ち明 け て い る

スト

ント

2貧

r韮

F:に

悩 み 事 は き ちん と話 を聞 いて くれ る人 に打 ち明 け て い る 強 く意識 しつづ けるために, 日標 を ノー トや スケジュール帳 に書 き込 んでい る

:恒

ξ

:し

一週 間や一カ月,半年 単位 と,ある期間 ごとに 目標 を立ててい る 考 え る力 問題 や課題へ の解決方法 を, 自分 自身で見出す ことがで きる あれ これ と指示 を受 けな くて も,次に ど うすれ ば よいか考 えることができる 成功や失敗 の原 因 を 自分 な りに分析 してみ る こ とがで きる 周 囲の人 の考 えを も とに, 自分 な りの答 えを導 き出す こ とがで き る 「あ りが とう」の気持 ちを素直に表現す ることができる

Я

i免

:賞k源

,い

家族や親 しい友 人で あつて も,感謝 の気持 ちは きちん と伝 えてい る チ ー ム の メ ンバ ー とは誰 とで も コ ミュニ ケー シ ョンが とれ て い る

7言

I万

7E負

1ぁ

:集 Pぁ

::11泉

gIF2

チー ムの メンバー とは,プライベー トも含 め幅広 く交流す るよ うに してい る 試 合 中に悪質なヤ ジを飛 ばす よ うな ことは しない 礼儀 。マナー

書酪誓露lで理垣奄掌 憲

1:な

こ[こt憲ユ ない 感情 的な挑発行為や言動 は行わない なか なか周囲に認 め られ な くて も,辛抱強 く努 力 しつづ けるこ とがで きる 最 善の努力

彗ク な催羹秀鐙 サ纏 じ寒

PL[往

象ξ通 患奮 響 ふマξ:る こ とがで きる 目標 の達成 に向 けて,一歩一歩着 実 に努力 して い くこ とがで きる 同 じよ うな失敗 を三度繰 り返 さない よ うに してい る

rt足

[EF写

λ

7壇

7:募

:て

失敗 か ら得 た教訓 を今後 に活か してい る た とえほ め られた として も,いつ まで もその事で浮かれ ることはない 謙虚 な心

(13)

2.3結

果 及 び 考 察

2.3.1

ス トレスマネ ジメン トのスキル獲得 を促す コーチ ング

本 項 で は ス トレス マ ネ ジ メ ン トス キ ル 獲 得 を促 す コー チ ン グ に 着 日 して 考 察 を行 つ た 。 半 構 造 化 イ ン タ ビ ュ ー か ら抽 出 され た 資 料 を 参 考 に 作 成 され た コー チ ン グ項 目は

13項

目で あ る(表 2.2). ス トレス マ ネ ジ メ ン トス キ ル 獲 得 を促 す コー チ ン グ の 特 徴 と して

,指

導 者 は

,選

手 が ス トレス を 自 らの 力 で 対 処 で き る よ うに な る た め の 環 境 設 定 を促 して い る こ とが 示 され た

,そ

の よ うな 状 況 を設 定 す る こ と に よ つ て

,選

手 が 自 らの 力 で 様 々 な ス トレス を建 設 的 に対 処 で き る能 力 を 身 に 付 け る の で は な い か と考 え られ る 。 ま た

,ス

トレス マ ネ ジ メ ン トス キ ル の 獲 得 を促 す コー チ ン グ に つ い て

,指

導 者 は 一 貫 して

,選

手 が ス トレス を 自 らの 力 で 対 処 で き る よ うに な る た め の 環 境 設 定 を促 して い る が

,そ

れ ま で の コー チ ン グ方 法 は お お む ね

, 2つ

の 方 法 に 分 類 され る の で は な い か と考 え られ る 。

1つ

め の コー チ ン グ は

,例

え ば ,「 練 習 時 間 以 外 は フ レ ン ドリー に接 す る よ うに して い る 」 や 「定 期 的 に 面 談 を行 うよ うに して い る」 な ど

,指

導 者 が 選 手 との 直 接 的 な働 きか け の 中 で ス トレス を感 じた と き に相 談 しや す い よ うな 環 境 の 設 定 を して い る。

2つ

め の コー チ ン グ方 法 は「上 級 生 に は積 極 的 に 下 級 生 に 声 を か け させ て い る」や「チ ー ム 内 に お い て 指 導 者 同 士 が 上 手 く連 携 で き て い る」 な ど

,選

手 の 周 囲 に 協 力 を 呼 び か け

,選

手 が ス トレス を 溜 め こ ま な い よ うな 環 境 を設 定 して い る こ とが 示 され た 。 選 手 が ス トレス を感 じた と き に指 導 者 に 話 しや す い 環 境 を 作 る こ とや 上 級 生 や 仲 間 に話 しや す い 環 境 を 作 り出 す こ とで 選 手 が ス トレス を溜 め こ ま な い よ うに な る こ とが 示 唆 され る 。 そ の よ うな 環 境 や 状 況 を設 定 す る こ とで

,選

手 は 自 らの 力 で ス トレス に 対 処 す る た め の ス キ ル を 習 得 して い く こ とが 示 唆 され る 。 ‐9‐

(14)

た と え 失 敗 して も表 情 や 態 度 に現 わ さな い よ うに指 導 して い る チ ー ム 内 で の 指 導 者 の 役 割 を 明 確 に して い る チ ー ム 内 に お い て 指 導 者 同 士 が 上 手 く連 携 で き て い る

OBや OGが

選 手 と接 点 を持 ちや す い 環 境 に して い る 可 能 な 限 り選 手 た ち と共 に 時 間 を過 ごす よ うに して い る 選 手 が 納 得 い か な い 場 合 は と こ とん 話 を聴 く よ うに して い る 練 習 時 間 以 外 は フ レ ン ドリー に 接 す る よ うに して い る 普 段 か ら メ ン バ ー 同 士 で 声 を か け あ う よ う に させ て い る 上 級 生 に は積 極 的 に 下 級 生 に 声 を か け させ て い る 選 手 を 評 価 す る ポ イ ン トを選 手 た ち に 明 確 に伝 え て い る 選 手 の 考 えや 思 い を 練 習 ノー トの 中 で 確 認 す る よ うに して い る 指 導 者 と 目 を合 わ せ な い 選 手 は 気 に か け る よ うに して い る 定 期 的 に 面 談 を行 うよ うに して い る (以上

13項

目)

(15)

本 項 で は 目標 設 定 ス キ ル 獲 得 の 育 成 を促 す コー チ ン グ に 着 目 して 考 察 を行 つ た 。 半 構 造 化 イ ン タ ビ ュ ー か ら抽 出 され た 資 料 を参 考 に 作 成 され た コー チ ン グ項 目は

13項

目 で あ る(表

2.3).コ

ー チ ン グ の 内 容 は

,例

え ば ,「

1週

間 単 位 で 練 習 メ ニ ュー は組 み 立 て る よ うに して い る」 や 「

1日 1日

の 練 習 に も明 確 な 目標 設 定 す る よ う指 導 して い る」 な ど

,

日標 達 成 の た め に 効 果 的 な 目標 設 定 の 方 法 を促 す コー チ ン グや 「選 手 が 目標 を 決 め た 後 に 達 成 ま で の シ ナ リオ を聴 く よ うに して い る 」 や 「 目標 達 成 の た め に行 つ た こ と を ノー トに 記 録 す る よ う指 導 して い る」 な ど

,設

定 した 目標 を 実 現 させ る た め に 必 要 な 思 考 や 行 動 の 獲 得 を促 す コー チ ン グ が あ る こ とが 示 唆 され た. これ らの コー チ ン グ は 指 導 者 の 選 手 に 対 す る 直 接 的 な 働 き か け の 中 で 展 開 され て い る こ とが 示 唆 され た. ま た ,「 チ ー ム ロ標 は 紙 に 印 刷 し

,メ

ン バ ー 全 員 に配 布 して い る」 な ど

,指

導 者 は チ ー ム で 設 定 した 目標 は 全 員 が 共 有 す る こ とを 重 要 と考 え て い る こ とが 示 され た 。 こ の こ と が

,チ

ー ム 全 体 が 日標 に 向 か うた め に 必 要 な 能 力 で も あ る 団 結 力 な どに 繋 が る の で は な い か と考 え られ る 。 さ らに 指 導 者 は

,直

接 的 に働 き か け る コー チ ン グ で も

,言

葉 だ け で 教 示 す る だ け で は な く,「 チ ー ム ロ標 を 日ご ろ か ら指 導 者 が 口に して い る」 な どの 指 導 者 自身 の 行 動 で 選 手 との 目標 に お け る 共 通 理 解 を促 して い る こ とが 示 され た 。 しか し

,こ

れ らの コー チ ン グつ い て は 選 手 が 自 らの 意 志 で 目標 を設 定 し

,達

成 に 向 け て 自発 的 に 行 動 が で き る よ うに 配 慮 され た コー チ ン グ で あ る こ とが 示 唆 され る 。 そ の た め

,そ

れ ぞ れ の コー チ ン グ項 目は 時 系 列 的 に 展 開 され

,最

終 的 に 目標 設 定 ス キ ル 獲 得 を促 して い る と考 え られ る 。

(16)

2.3

目標 設 定 の ス キル 獲 得 を促 す コー チ ン グ ス キル

目標 は 普 段 よ く 日 に 付 く場 所 に 掲 げ る よ う指 導 して い る

1週

間 単 位 で 練 習 メ ニ ュ ー は 組 み 立 て る よ うに して い る チ ー ム ロ標 は 紙 に 印 刷 し

,メ

ン バ ー 全 員 に 配 布 して い る チ ー ム ロ標 は 長 期 目標 か ら設 定 す る よ う指 導 して い る チ ー ム ロ標 を 日ご ろ か ら指 導 者 が 口 に して い る 目標 は 具 体 的 に 数 値 化 す る よ う指 導 して い る 選 手 が 目標 を 決 め た 後 に 達 成 ま で の シ ナ リオ を聴 く よ うに して い る 目標 達 成 の た め に 行 つ た こ と を ノ ー トに 記 録 す る よ う指 導 して い る 目標 は 自分 自身 で コ ン トロー ル で き る行 動 に 意 識 を お く よ う指 導 して い る 努 力 す れ ば 達 成 可 能 な こ と を 目標 と して 設 定 す る よ う指 導 して い る これ ま で の 実 績 や 現 状 を慎 重 に 分 析 した 上 で 個 人 の 目標 を設 定 させ て い る 1日 1日 の 練 習 に も明 確 な 目標 を設 定 す る よ う指 導 して い る 試 合 に 日か ら逆 算 して 今 や る べ き こ と を 考 え させ て い る (以 上

13項

目)

(17)

2.3.3

考 え る力 の 育 成 を促 す コー チ ン グ

本 項 で は 考 え る力 の 育 成 を促 す コー チ ン グ に 着 日 して 考 察 を行 つ た 。 半 構 造 化 イ ン タ ビ ュー か ら抽 出 され た 資 料 を参 考 に作 成 され た コー チ ン グ項 目は

11項

目で あ る(表

2.4).コ

ー チ ン グ の 内 容 は

,例

え ば

,「

チ ー ム ロ標 を決 め た ら達 成 ま で の プ ロセ ス を 具 体 的 に させ て い る」 や 「自分 た ち で 話 し合 つ て 練 習 メ ニ ュ ー を決 め させ る よ う働 き か け て い る」 な ど

,指

導 者 が す ぐ に答 え を与 え る の で は な く

,選

手 が 自分 の 力 で 考 え る よ うに す る機 会 を促 す

,考

え させ る コー チ ン グ が 展 開 され て い る こ とが 示 され た. ま た

,「

選 手 自身 が 考 え る

,成

功 で き た ま た は 失 敗 して しま っ た 理 由 を聴 く よ うに して い る」 や 「質 問 され て もす ぐに 回 答 せ ず

,ま

ず は 選 手 の 意 見 を聴 く よ うに して い る」 な ど

,考

え た こ とを 言 葉 で 表 現 す る こ と を促 す 言 語 化 を促 す コー チ ン グ が 展 開 さ れ て い る こ とが 示 され た

.指

導 者 は 選 手 に対 して

,単

に 考 え させ る だ け で は な く

,考

え た こ とを体 系 化 し

,言

葉 で 表 現 させ る こ とに よ つ て 考 え た こ との 理 解 度 を 深 ま らせ る こ と を狙 い に して い る の で は な い か と考 え られ る 。 指 導 者 自身 が 選 手 の 疑 問 や 課 題 に 対 して す ぐに 答 え を 与 え る の で は な く

,時

系 列 的 に選 手 自身 に 「 どの よ うにす れ ば よ い の か 」 を考 え させ る機 会 を 与 え

,考

え た こ とを 言 語 化 させ る こ との プ ロセ ス を経 る こ と に よ つ て 理 解 度 を深 ま らせ て い る こ とが 考 え られ る 。 この と き指 導 者 は 「選 手 の 考 え て き た 意 見 は 尊 重 す る よ うに して い る」 な ど 選 手 が 考 え て き た こ とに 対 して 否 定 は しな い よ うにす る こ とに よ っ て

,選

手 自身 が 自 発 的 に行 動 す る よ うに な る と考 え られ る 。 す な わ ち

,考

え る力 を 育 成 す る た め に

,指

導 者 は 選 手 の 自発 的 な 行 動 を促 す こ とに 配 慮 を した コー チ ン グ を 展 開 して い る こ とが 示 唆 され る。 13‐

(18)

2.4

考 え る力 の 育 成 を促 す コー チ ン グ

自分 の や らな け れ ば な らな い 行 動 は 紙 に 書 く よ う指 導 して い る 指 導 者 か らの 発 間 を 積 極 的 に 行 うよ うに して い る 自分 の た め だ け で は な く

,大

切 な 人 の た め に も行 動 す る よ う指 導 して い る 練 習 試 合 で は 何 も指 示 を 与 え な い こ とが あ る 自分 た ち で 話 し合 つ て 練 習 メ ニ ュ ー を決 め る よ う働 き か け て い る 選 手 の とっ た プ レー に 対 して

,そ

の 意 図 を説 明 す る よ うに して い る 選 手 自身 が 考 え る

,成

功 で き た ま た は 失 敗 して しま つ た 理 由 を 聴 く よ うに して い る 反 面 教 師 や ロー ル モ デ ル と な る 先 輩 た ち の 話 を 選 手 た ち に 伝 え る よ うに して い る 選 手 に 考 え させ た 後 に 指 導 者 が 意 見 を 言 うよ うに して い る 選 手 の 考 え て き た 意 見 は 尊 重 す る よ うに して い る チ ー ム ロ標 を決 め させ た ら達 成 ま で の プ ロセ ス を具 体 的 に させ て い る (以上

11項

目)

(19)

2.3.4

感 謝 す る心 の 育 成 を促 す コー チ ン グ

本 項 で は感 謝 す る心 の 育 成 を促 す コー チ ン グ に着 目 して 考 察 を行 つ た 。 半 構 造 化 イ ン タ ビ ュ ー か ら抽 出 され た 資 料 を 参 考 に 作 成 され た コー チ ン グ項 目は

10項

目で あ る (表 2.5)。 感 謝 す る 心 も ま た

,責

任 あ る行 動 を促 す コー チ ン グ な ど と同様 に 指 導 者 の 直 接 的 な働 き か け に よ る コー チ ン グ の み 展 開 され て い る こ とが 示 唆 され た 。 ま た

,感

謝 す る 心 の 育 成 に 関 して は

,具

体 的 な 選 手 へ の 直 接 的 な働 き か け に よ り

,実

践 され る コ ー チ ン グ に よ つ て 獲 得 され る もの で は な い と考 え られ る 。つ ま り,「感 謝 を しな さい 」 と指 導 者 が 直 接 的 に 指 導 して も

,選

手 自身 が 感 謝 す る事 の 必 要 性 を理 解 して き な けれ ば感 謝 す る心 は 育 た な い もの で あ る 。 そ の た め

,コ

ー チ ン グ の 内容 は 例 え ば

,「

自分 た ち の チ ー ム の 恵 ま れ て い る 点 を言 うよ うに して い る」 や 「裏 方 の 仕 事 を経 験 す る こ とで 試 合 に 出 場 で き る有 難 さ を よ り 実 感 で き る と指 導 して い る」 な ど

,指

導 者 か らの 直 接 的 な働 き か け に よ り

,感

謝 す る こ と の 必 要 性 に 気 づ かせ る コー チ ン グ が 展 開 され て い る こ とが 示 され た 。 感 謝 す る とい うこ とは 指 導 され た か ら とい つ て 行 うよ うな も の で は な い こ とか ら, 選 手 が 周 囲 の サ ポ ー トな ど内発 的 な動 機 で感 謝 す る こ とが 重 要 で あ る と考 え られ る 。 指 導 者 は 「感 謝 しな さい 」 と直 接 的 に働 き か け る の で は な く

,

どの よ うに す れ ば感 謝 す る 事 の 重 要 性 に気 づ か せ る の か試 行 錯 誤 を行 い な が ら 日々 の コー チ ン グ を 実 践 して い る こ とが 示 唆 され る 。 15‐

(20)

2.5

感 謝 す る心 の 育 成 を促 す コー チ ン グ

チ ー ム ヘ の 差 し入 れ は 誰 か ら もの で あ る の か 選 手 に伝 え て い る 遠 征 費 や 部 費 な どの 必 要 経 費 の 金 額 を伝 え る よ うに して い る 差 し入 れ を して くれ た 人 に は 選 手 の 前 で 一 言 話 を して も ら う よ うに して い る 指 導 者 が 謙 虚 な 姿 勢 を 心 掛 け て い る 自分 た ち の チ ー ム の 恵 ま れ て い る 点 を言 うよ うに して い る レギ ュ ラー

,控

え レギ ュ ラー と も

,お

互 い の 気 持 ち を 考 え な が らプ レー す る よ う伝 え て い る 自分 が して も らつ た 嬉 しい こ とは 他 人 に もす る よ うに と伝 え て い る 裏 方 の 仕 事 を経 験 す る こ とで 試 合 に 出 場 で き る有 難 さ を よ り実 感 で き る と指 導 して い る 指 導 者 が 感 謝 の 気 持 ち を 日ご ろ か ら 口に す る よ うに して い る 誰 に 対 して も 「あ りが と う」 とい う感 謝 の 気 持 ち を表 現 す る よ う指 導 して い る (以 上

10項

目)

(21)

2.3.5

コ ミュニ ケー シ ョンの ス キル 獲 得 を促 す コー チ ン グ

本 項 で は コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン ス キ ル 獲 得 の 育 成 を促 す コー チ ン グ に 着 目 して 考 察 を 行 つ た 。 半 構 造 化 イ ン タ ビ ュ ー か ら抽 出 され た 資 料 を 参 考 に 作 成 され た コー チ ン グ項 目は

13項

目で あ る(表

2.6).コ

ー チ ン グ の 内 容 は

,例

え ば,「 言 い た い こ とが あれ ば 相 手 に 直 接 伝 え る よ う指 導 して い る 」 や 「相 手 の 話 を 一 度 受 け 入 れ て か ら 自分 の 話 をす る よ う指 導 して い る」 な ど

,指

導 者 か らの 直 接 的 な働 き か け に よ り

,指

導 者 や 仲 間 と の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 円 滑 に 図 る た め の 具 体 的 な テ ク ニ ッ ク を促 す コー チ ン グが あ る こ とが 示 され た 。 具 体 的 な コー チ ン グ の 特 徴 と して 指 導 者 は

,他

者 との コ ミュ ニ ケ ー シ ョン を 円 滑 に 図 る方 法 と して

,自

らの意 見 や 主 張 を述 べ る前 に ,「 相 手 の 話 を き ち ん と聞 く」 こ とが 必 要 で あ る こ と伝 え て い る こ とが 示 唆 され た. ま た ,「 学 年 内 で の ミー テ ィ ン グ の機 会 も設 け る よ う指 導 して い る」 や 「 ミー テ ィ ン グで は 少 人 数 の グル ー プ で の デ ィ ス カ ッ シ ョン を 多 用 して い る 」 な ど

,指

導 者 は 直 接 的 に 選 手 に働 き か け る だ け で は な く

,間

接 的 に コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン ス キ ル を 獲 得 す る よ うな 機 会 や 状 況 な ど を設 定 す る よ うな コー チ ン グ が 展 開 され て い る こ とが 示 され た 。 指 導 者 が 選 手 に

,具

体 的 な コ ミュ ニ ケ ー シ ョン の テ ク ニ ッ ク を 教 示 す る だ け で は ス キ ル と して 用 い る こ とは で き な い. そ の た め

,ス

キ ル と して 習 得 す る よ うに な る た め に は 選 手 が コー チ ン グ を 受 け て 習 得 し よ う と して い る テ ク ニ ッ ク を 実 践 す る よ うな 環 境 や 状 況 が 必 要 で あ る 。 そ の こ と か ら

,指

導 者 は コー チ ン グ した コ ミュ ニ ケ ー シ ョン ス キ ル を 実 践 す る環 境 や 場 面 を創 意 工 夫 し

,設

定 して い る こ とが 示 唆 され た 。 指 導 者 か ら教 え られ た 具 体 的 な コ ミュ ニ ケ ー シ ョン ス キル を 自 らの 考 え の も と

,実

践 場 面 で 用 い る こ とで 自 らの 能 力 と して 習 得 され る の で は な い か と考 え られ る 。 17‐

(22)

2.6

コ ミュニ ケ ー シ ョン の ス キル 獲 得 を促 す コー チ ン グ

挨 拶 と と も に 何 か 一 言

,会

話 を す る よ う指 導 して い る 学 年 内 で の ミー テ ィ ン グ の 機 会 も設 け る よ う指 導 して い る 言 い た い こ とが あ れ ば 相 手 に 直 接 伝 え る よ う指 導 して い る ミー テ ィ ン グ で は 少 人 数 の グル ー プ で の デ ィ ス カ ッ シ ョン を 多 用 して い る 外 部 へ 出 る 際 は 現 地 集 合

,現

地 解 散 を積 極 的 に取 り入 れ て い る 指 導 者 が 意 見 を 言 う前 に 選 手 の 意 見 を聴 く よ うに して い る 指 導 者 と選 手 の 関 係 は 馴 れ 合 わ な い よ うに して い る 選 手 た ち の 日常 の 様 子 は 関 係 者 と連 携 を と つ て 把 握 す る よ うに して い る メ ン バ ー 全 員 の 前 で 特 定 の 選 手 を叱 責 す る こ とは 控 え て い る 特 定 の 選 手 を 褒 め る と き は メ ン バ ー 全 員 の 前 で 褒 め る よ うに して い る 相 手 の 話 を 一 度 受 け 入 れ て か ら 自分 の 話 を す る よ う指 導 して い る 反 面 教 師 を含 め

,多

く の 人 と接 す る こ とで 有 益 な 情 報 を 得 られ る と伝 え て い る 常 に 相 手 の 立 場 か ら物 事 を 考 え る よ う指 導 して い る (以上

13項

目)

(23)

2.3.6

礼 儀・ マ ナ ー の ス キル 獲 得 を促 す コー チ ン グ

本 項 で は 礼 儀 ・ マ ナ ー の 育 成 を促 す コー チ ン グ に 着 目 して 考 察 を行 つ た 。 半 構 造 化 イ ン タ ビュー か ら抽 出 され た 資 料 を参 考 に作 成 され た コー チ ン グ項 目は

13項

目で あ る (表

2.7).コ

ー チ ン グ の 内 容 は

,例

え ば

,「

外 部 の 人 に 教 え を仰 ぎ に 行 く と き は 事 前 に ア ポ イ ン トを 取 る よ う指 導 して い る」 や 「挨 拶 をす る と き は 一 度 立 ち止 ま っ て 行 うよ う指 導 して い る」 な ど

,指

導 者 か らの 直 接 的 な働 き か け に よ り

,礼

儀 。マ ナ ー の ス キ ル と は 具 体 的 に どの よ うな も の か を促 して い る こ とが 示 され た 。 しか し

,指

導 者 が 「挨 拶 をす る と き は 一 度 立 ち止 ま っ て 行 うよ うに しな さい 」 と コ ー チ ン グ して も選 手 自身 が 「なぜ 挨 拶 を す る とき は 一 度 立 ち止 ま る必 要 が あ る の か 」 理 解 して い な い で 実 施 して い れ ば

,そ

の 挨 拶 は表 面 的 な も の だ け に な つ て しま うの で は な い だ ろ うか 。 ま た

,礼

儀 ・ マ ナ ー の 行 動 は 選 手 自身 の 内 発 的 な 動 機 づ け に よ り 自発 的 な 行 動 の も とに 実 践 され る こ とで 「心 の こ も つ た挨 拶 」 に な る こ とが 考 え られ る 。 そ の た め

,指

導 者 は

,「

ユ ニ フ ォ ー ム を き ち ん と着 る こ とで ア ス リー トと して の ス イ ッチ が 入 る と 指 導 して い る」 や 「試 合 は 相 手 とル ー ル

,そ

して 審 判 が い な い と成 立 しな い と伝 え て い る 」 な ど

,指

導 者 の 直 接 的 な働 き か け に よ り

,選

手 が 礼 儀 。マ ナ ー の 必 要 性 を 自 ら の 力 で 考 え て 気 づ か せ る よ うな コー チ ン グ が 展 開 され て い る こ とが 示 され た 。 そ うす る こ とで

,指

導 者 が 直 接 的 に教 示 して 習 得 した 礼 儀 ・ マ ナ ー の 具 体 的 な テ ク ニ ッ ク を選 手 自身 の 自発 的 な行 動 の も とで 実 践 す る こ とが 示 唆 され る。す な わ ち

,「

心 の こ も つ た挨 拶 」 に な る こ とが 示 唆 され る。 19‐

(24)

2.7

礼 儀 ・ マ ナ ー の ス キル 獲 得 を促 す コー チ ン グ

勝 負 は 対 戦 相 手 へ の 挨 拶 の 時 か ら始 ま っ て い る と伝 え て い る 話 を 聞 く とき は 相 手 の 目を 見 る よ う指 導 して い る 外 部 の 人 に教 え を仰 ぎ に 行 く と き は ア ポ イ ン トを 取 る よ う指 導 して い る 挨 拶 をす る と き は 一 度 立 ち止 ま つ て 行 うよ う指 導 して い る 人 の 目 を 見 て 話 を しな け れ ば 相 手 に 気 持 ち が 伝 わ らな い と指 導 して い る 対 戦 相 手 が い る か ら こそ

,練

習 の 成 果 を試 す こ とが で き る と伝 え て い る 指 導 者 か ら挨 拶 を積 極 的 にす る よ うに して い る た っ た 一 つ の い い 加 減 な 行 動 が

,素

晴 ら しい プ レー や 勝 利 の 価 値 を 低 下 させ て しま う と伝 え て い る 身 の ま わ りの 整 理 整 頓 を き ち ん とす る こ とが 頭 の 中や 心 を整 理 す る こ とに つ な が る と 指 導 して い る ユ ニ フ ォ ー ム を き ち ん と着 こなす こ とで ア ス リー トと して の ス イ ッチ が 入 る と指 導 し て い る 試 合 は 対 戦 相 手 とル ー ル

,そ

して 審 判 が い な い と成 立 しな い と伝 え て い る 挑 発 的 な発 言 に は 冷 静 な プ レー で 応 え る よ う指 導 して い る 試 合 会 場 で は

,応

援 に 来 て くれ た 人 に挨 拶 をす る よ う指 導 して い る (以 上

13項

目)

(25)

2.3.7

最 善 の努 力 を促 す コー チ ン グ

本 項 で は 最 善 の 努 力 を促 す コー チ ン グ に着 日 して 考 察 を 行 つ た 。 半 構 造 化 イ ン タ ビ ュー か ら抽 出 され た 資 料 を参 考 に 作 成 され た コー チ ン グ項 目は

9項

目で あ る(表 2.8). コー チ ン グ の 内 容 は

,例

え ば

,「

自主 練 習 の 内容 は 日々 ノー トに 記 録 させ て い る」 や 「今 で き る こ とは後 回 しに しな い よ う指 導 して い る」 な ど

,指

導 者 の 直 接 的 な働 き か け に よ り

,最

善 の 努 力 を行 うた め の 具 体 的 な 方 法 を促 す コー チ ン グ が 展 開 され て い る こ と が 示 され た 。 ま た

,指

導 者 は 選 手 が 努 力 を一 時 的 に 行 うだ け で は な く長 期 的 な視 点 で 継 続 す る た め に 必 要 な モ チ ベ ー シ ョ ンの 維 持 な どへ の 配 慮 を促 す よ うな コー チ ン グ が 展 開 され て い る こ とが 示 され た 。 さ ら に

,選

手 の 努 力 継 続 へ の モ チ ベ ー シ ョン を 下 げ な い よ うに す る コー チ ン グ は「失 敗 して も ポ ジ テ ィブ な 言 葉 か け をす る よ うに して い る」 や 「『 成 功 』 に 至 る ま で に は 数 多 くの『 失 敗 』 が 存 在 す る と伝 え て い る」 な ど

,指

導 者 に よ る 直 接 的 な働 き か け に よ る コー チ ン グ の側 面 と 「選 手 が 失 敗 した 場 合 は

,次

に 挽 回 す る こ とが で き る場 を設 定 して い る」 や 「練 習 量 の 少 な い 選 手 は 練 習 量 の 多 い 選 手 と共 に 練 習 す る よ うに して い る 」 な どの 指 導 者 に よ る 間接 的 な コー チ ン グ に よ り努 力 を継 続 す るモ チ ベ ー シ ョン を 下 げ な い よ うにす る側 面 を備 え て い る こ とが 示 唆 され た 。 そ の 結 果

,指

導 者 は選 手 に 最 善 の 努 力 をす る具 体 的 な 方 法 を 直 接 的 に コー チ ン グす るだ け で は な く

,そ

の 努 力 を長 期 的 な視 点 で 継 続 させ る た め の 配 慮 を促 す コー チ ン グ が 展 開 され て い る こ とが 示 唆 され た 。 ま た

,選

手 の努 力 継 続 へ の モ チ ベ ー シ ョン の維 持 を 促 す コー チ ン グ で は 指 導 者 に よ る 直 接 的 な コー チ ン グ と努 力 が で き る場 面 設 定 な どを 多 用 して 間 接 的 に コー チ ン グ を行 う両 側 面 か らの ア プ ロー チ が 展 開 され て い る と 考 え られ る。 これ らは 指 導 者 が コー チ ン グ した 最 善 の 努 力 を す る た め の テ ク ニ ッ ク を 選 手 の 自発 的 な 行 動 に よ り継 続 させ る た め に 工 夫 を され た コー チ ン グ で あ る こ とが 示 唆 され る. ‐21‐

(26)

2。

8

最 善 の努 力 を促 す コー チ ン グ

失 敗 して も ポ ジ テ ィ ブ な 言 葉 か け を す る よ うに して い る 選 手 が 失 敗 した 場 合 は

,次

に 挽 回 す る こ とが で き る場 を設 定 して い る 自分 自身 が で き る こ と を確 実 に コ ツ コ ツ積 み 重 ね る よ う指 導 して い る 練 習 量 の 少 な い 選 手 は 練 習 量 の 多 い 選 手 と共 に 練 習 して い る 誰 か の た め に 行 う努 力 な らば 継 続 で き る と伝 え て い る 自主 練 習 の 内 容 は 日々 ノー トに 記 録 させ て い る 「成 功 」 に 至 る ま で に は数 多 くの 「失 敗 」 が 存 在 す る と伝 え て い る 取 り組 み 方 や 考 え 方 の 工 夫 次 第 で 努 力 は 継 続 で き る と伝 え て い る 今 で き る こ と は 後 回 しに しな い よ う指 導 して い る (以 上

9項

目)

(27)

2。

3.8

責任 あ る行 動 を促 す コー チ ン グ

本 項 で は 責 任 あ る行 動 の 育 成 を促 す コー チ ン グ に 着 目 して 考 察 を 行 つ た 。 半 構 造 化 イ ン タ ビ ュー か ら抽 出 され た 資 料 を 参 考 に作 成 され た コー チ ン グ項 目は

10項

目で あ る (表

2.9).コ

ー チ ン グ の 内 容 は

,他

の コー チ ン グ ス キル と は 異 な り

,指

導 者 の 直 接 的 な 働 き か け の み を き っ か け と して 展 開 され て い る こ とが 示 され た 。 例 え ば ,「 自分 の 目標 を で き る だ け公 言 す る よ う指 導 して い る」 や 「自分 の や るべ き こ と は 紙 に 書 き 留 め て お く よ う指 導 して い る」 な ど

,指

導 者 か らの 直 接 的 な 働 き か け に よ り

,責

任 あ る行 動 とは 具 体 的 に どの よ うな も の か を促 して い る こ とが 示 され た 。 ま た ,「 選 手 一 人 ひ と りに は 何 らか の 役 割 を与 え る よ うに して い る」 や 「学 年 が 上 が る ご と に 選 手 の 責 任 の レベ ル を 上 げ て い る」 な ど

,選

手 一 人 ひ と りに 責 任 感 を与 え る よ うな 環 境 を設 定 して い る こ とが 示 され た 。 指 導 者 は 選 手 の 責 任 あ る行 動 を 育 成 す る た め に

,責

任 の あ る行 動 は どの よ うな も の な の か 具 体 的 に コー チ ン グ して い る が

,そ

れ だ け の コー チ ン グ で は 選 手 自身 の 責 任 の あ る行 動 は 育 成 で き な い た め

,様

々 な環 境 を設 定 す る な か で 責 任 感 を 与 え る よ うに促 して い る こ とが 示 され た 。 そ うす る こ とに よ つ て

,選

手 は 設 定 され た 環 境 の 中 で 自分 の 意 志 で 考 え 判 断 し

,自

発 的 に 責 任 あ る行 動 を と る よ うに な る こ とが 示 唆 され る 。 ‐23‐

(28)

2.9

責 任 あ る行 動 を促 す コー チ ン グ

選 手 よ り早 く集 合 場 所 に 行 く よ うに して い る 「面 倒 く さい 」 を 「よ し

,や

ろ う」 に 変 え て 行 動 す る よ う指 導 して い る 選 手 個 人 を 一 人 の 大 人 と して 扱 っ て い る 自分 の 発 言 に は 責 任 を 持 つ よ う指 導 して い る 選 手 一 人 ひ と り に は 何 ら か の 役 割 を 与 え る よ うに し て い る 自分 の 日標 を で き る だ け 公 言 す る よ う指 導 して い る 自分 の や る べ き こ と を 紙 に 書 く よ う指 導 して い る 指 導 者 か らの 話 は 紙 に 書 き 留 め て お く よ う指 導 して い る 学 年 が 上 が る ご と に 選 手 に 求 め る 責 任 の レベ ル を 上 げ て い る 選 手 に 「今

,す

る べ き こ とは 何 か 」 を常 に 問 い か け て い る (以 上

10項

目)

(29)

2.3.9

謙 虚 な 心 の 育 成 を促 す コー チ ン グ

本 項 で は謙 虚 な 心 の 育 成 を促 す コー チ ン グ に 着 目 して 考 察 を行 つ た 。 半 構 造 化 イ ン タ ビ ュ ー か ら抽 出 され た 資 料 を 参 考 に作 成 され た コー チ ン グ項 目は

10項

目で あ る(表

2.10).コ

ー チ ン グ の 内容 は

,例

え ば

,「

派 手 な ガ ッツ ポ ー ズ は 対 戦 相 手 へ の 配 慮 に欠 け る と伝 え て い る」 や 「挨 拶 をす る 回 数 が 減 る ほ ど謙 虚 さが な くな る と伝 え て い る」 な ど

,指

導 者 の 直 接 的 な働 き か け に よ り

,謙

虚 さ とは どの よ うな もの か 具 体 的 に促 す コー チ ン グが 展 開 され て い る こ とが 示 され た 。 しか し

,謙

虚 な 心 の 育 成 を促 す コー チ ン グ に 関 して は

,先

行 局 面 と して 「勝 っ て 選 手 が 浮 か れ そ うな 時 に こそ

,謙

虚 さの 重 要 性 を伝 え て い る」 や 「選 手 に と つ て 耳 の 痛 い話 は成 果 が 出 た 後 にす る よ うに して い る」 な どの 効 果 的 に 指 導 者 の コー チ ン グ が 選 手 に 浸 透 す る た め の タ イ ミン グ を 見 計 ら う傾 向 が あ る こ とが 示 唆 され た 。 謙 虚 な 心 を 育 成 す る場 合

,選

手 に 一 方 的 に 「謙 虚 に す る よ う」 教 示 して も謙 虚 な 心 を 育 成 す る こ とは で き な い こ とが 考 え られ る. そ の た め

,指

導 者 は 選 手 が 謙 虚 さの 重 要 性 を感 じる よ うな タ イ ミン グ を 見 計 らい, 謙 虚 さ とは 具 体 的 に どの よ うな も の な の か 教 示 して い る こ とが 示 され た

.つ

ま り

,指

導 者 は 謙 虚 な 行 動 を選 手 の 自発 的 な 意 思 に よ つ て 育 成 して い る こ とが 示 され た 。ま た, 「自 己評 価 が 高 い選 手 に は 求 め る プ レー の レベ ル を高 く設 定 す る よ うに して い る」 や 「自分 た ち と比 べ 非 常 に レベ ル の 高 い相 手 と練 習 試 合 を組 む よ うに して い る」 な ど, 指 導 者 は 間接 的 な働 き か け の な か で

,選

手 自 らが 現 状 の 能 力 や 立 場 を分 析 す る よ うな 機 会 を 与 え

,自

発 的 な 意 思 で 謙 虚 な 心 を 育 成 す る よ うに な る た め の 環 境 や 状 況 を設 定 す る コー チ ン グ が 展 開 され て い る こ とが 示 され た 。 ‐25‐

(30)

2.10

謙 虚 な 心 の 育 成 を促 す コー チ ン グ

勝 っ て 浮 か れ そ うな 時 こ そ

,謙

虚 さ の 重 要 性 を伝 え て い る どん な 話 で も一 度 は 耳 を傾 け

,参

考 に す る よ う指 導 して い る 自 己 評 価 が 高 い 選 手 に は 求 め る プ レー の レベ ル を 高 く設 定 す る よ うに して い る 人 の 意 見 に 対 して 一 度 は 耳 を傾 け

,参

考 に す る よ う指 導 して い る 自分 た ち と比 べ 非 常 に レベ ル の 高 い 相 手 と練 習 試 合 を組 む よ うに して い る 派 手 な ガ ッ ツ ポ ー ズ は 対 戦 相 手 へ の 配 慮 に 欠 け る と伝 え て い る 挨 拶 を す る 回 数 が 減 る ほ ど謙 虚 さが な くな る と伝 え て い る 選 手 に と つ て 耳 の 痛 い 話 は 成 果 が 出 た 後 に す る よ うに して い る 過 去 の 栄 光 は 自分 が 思 うよ り周 りは あ ま り覚 え て い な い と伝 え て い る 自分 た ち が 活 躍 す る こ とで 周 りに何 を残 す こ とが で き る か 考 え させ て い る (以上

10項

目)

(31)

2.3.10

体 調 管 理 の ス キル 獲 得 を促 す コー チ ン グ

本 項 で は 体 調 管 理 を促 す コー チ ン グ に 着 目 して 考 察 を行 つ た 。 半 構 造 化 イ ン タ ビ ュ ー か ら抽 出 され た 資 料 を参 考 に作 成 され た コー チ ン グ項 目は

10項

目で あ る(表 2.11). コー チ ン グの 内 容 は

,例

え ば

,「

栄 養 に 関す る指 導 者 は 保 護 者 の 方 に も伝 え て い る」 や 「そ の 日の 体 重 や 睡 眠 時 間

,体

調 な ど を毎 日記 録 す る よ う指 導 して い る」 な ど

,指

導 者 の 直 接 的 な働 き か け に よ り

,体

調 管 理 の 具 体 的 な 方 法 を促 す コー チ ン グ が 展 開 さ れ て い る こ とが 示 され た. ま た

,指

導 者 が 選 手 と接 す る 時 間 は 限 られ て い る こ とか ら

,な

か な か 徹 底 して 選 手 の 体 調 管 理 の 状 況 を把 握 す る こ とは 困 難 で あ る 。 そ の た め

,指

導 者 は 「栄 養 に 関 す る 指 導 は保 護 者 の 方 に も伝 え て い る」 な ど

,選

手 の 体 調 管 理 を サ ポ ー トす る よ うな 環 境 作 りを促 して い る 。 ス ポ ー ツ 指 導 者 の 資 質 能 力 向 上 の 有 識 者 会 議 で は 「コー チ ン グ は 競 技 者 の 目標 達 成 の た め に最 大 限 に サ ポ ー トす る こ とで あ り

,サ

ポ ー ト活 動 全 体 を『 コ ー チ ン グ』 とす る」 と定 義 して い る

.こ

の こ とか ら

,選

手 が 効 果 的 に 体 調 管 理 を行 う こ とが で き る環 境 を 指 導 者 の 働 き か け で 設 定 す る こ とは 選 手 に 対 して

,間

接 的 な コー チ ン グ で あ る と考 え られ る. 体 調 管 理 を促 す コー チ ン グ は他 の コー チ ン グ ス キ ル と異 な り

,選

手 の 自発 的 な行 動 を促 す た め に 時 系 列 的 に 工 夫 され て 展 開 され る コー チ ン グ で は な い 。 そ もそ も体 調 管 理 自体 が 自分 の 行 動 次 第 で 如 何 様 に も変 え る こ とか ら

,指

導 者 の で き る コー チ ン グ は, 直 接 的

,間

接 的 コー チ ン グ を選 手 個 人 の 適 性 に 合 わせ

,そ

の 都 度 実 践 し

,辛

抱 強 く獲 得 を 促 して い く こ とで あ る こ とが 考 え られ る 。 ‐27‐

(32)

2.11

体 調 管 理 の ス キル 獲 得 を促 す コー チ ン グ

栄 養 に 関 す る 指 導 は 保 護 者 の 方 に も伝 え て い る 食 事 は 決 ま っ た 時 間 に 摂 る よ う指 導 して い る 食 事 は チ ー ム の メ ン バ ー 同 士 で 食 べ る よ うに させ て い る そ の 日の 体 重 や 睡 眠 時 間

,体

調 な ど を 毎 日記 録 す る よ う指 導 して い る 体 力 や 筋 力 の 現 状 を 数 値 化 して 把 握 させ て い る 練 習 が 休 み の 日は 突 然 設 けず

,定

期 的 に 作 る よ うに して い る 日々 の 体 調 管 理 の 差 が 「実 力 差 」 と して 現 わ れ て く る と伝 え て い る そ の 日の 食 事 内 容 を 日誌 に記 録 して お く よ う指 導 して い る 試 合 の 日か ら逆 算 して 練 習 の 量 を考 え させ て い る 痛 み や 違 和 感 を憶 え た らす ぐ に 指 導 者 に 報 告 させ て い る (以上

10項

目)

(33)

2.4

総 合 考 察

島 本 ほ か

(2013)が

一 流 の 指 導 者 た ち の 実 践 的 な 経 験 を も とに 見 出 した ア ス リー トに 求 め られ る ラ イ フ ス キ ル (ス トレス マ ネ ジ メ ン ト

,日

標 設 定

,考

え る力

,感

謝 す る心, コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョン

,礼

儀 。マ ナ ー

,最

善 の 努 力

,責

任 あ る行 動

,謙

虚 な 心

,体

調 管 理

)を

用 い て

,中

学 ・ 高 校 。大 学 年 代 の ス ポ ー ツ指 導 に 携 わ る 指 導 者 を対 象 と した 半 構 造 化 イ ン タ ビ ュー を 実 施 した 。 結 果

,112項

目の ラ イ フ ス キル の 獲 得 を促 した で あ ろ う コー チ ン グ ス キ ル が 指 導 者 の 実 践 的 な 語 り よ り抽 出 され た 。 コー チ ン グ の 内 容 は

,全

体 的 な 傾 向 と して 一 方 的 に 指 示 を 促 し行 動 を 強 制 す る の で は な く

,選

手 の 自発 的 な 行 動 を促 す コー チ ン グ が 展 開 さ れ て い る こ とが 示 され た 。 ま た

,選

手 の 自発 的 な 行 動 を促 し

,効

果 的 に ラ イ フ ス キ ル を 獲 得 させ る た め の 具 体 的 な テ ク ニ ッ ク と して

,指

導 者 に よ る 直 接 的 な コー チ ン グ に よ リラ イ フ ス キ ル とは ど の よ うな もの か 具 体 的 に促 して い る傾 向 が あ る こ とが 示 唆 され た. さ らに

,指

導 者 は 間 接 的 な コー チ ン グ に よ り

,ラ

イ フ ス キ ル の 獲 得 が 予 測 され る よ うな 環 境 や 状 況 を設 定 し

,選

手 が 自 らの 力 で 問 題 や 欲 求 を 建 設 的 か つ 効 果 的 に 対 処 で き る よ うに働 き か け て い る と示 唆 され る。そ の た め

,選

手 の 自発 的 な 行 動 の も とに ライ フ ス キル の 獲 得 を促 して い る と考 え られ る. ‐29‐

(34)

2章

で は

,中

学 ・ 高 校 。大 学 年 代 の ス ポ ー ツ指 導 に 携 わ る指 導 者 を 対 象 と した, 半構 造 化 イ ン タ ビ ュ ー 調 査 を 実 施 した

.そ

こで は

,

日々 の 指 導 場 面 に お い て

,ど

の よ うに して ア ス リー トの ラ イ フ ス キ ル 獲 得 を促 す コー チ ン グ ス キ ル が 展 開 され て い る の か を 指 導 者 に よ る経 験 的 な 語 りか ら

,実

践 的 な デ ー タ の 抽 出 を試 み

,検

討 を行 つ た 。 そ の 結 果

,112項

目の ラ イ フ ス キ ル の 獲 得 を促 した で あ ろ うコー チ ン グ ス キル が 指 導 者 の 実 践 的 な 語 りよ り抽 出 され た 。 コー チ ン グ の 内 容 は

,全

体 的 な傾 向 と して 一 方 的 に指 示 を促 し行 動 を 強 制 す る の で は な く

,選

手 の 自発 的 な 行 動 を促 す コー チ ン グが 展 開 され て い る こ とが 示 され た 。 ま た

,選

手 の 自発 的 な 行 動 を促 し

,効

果 的 に ライ フ ス キル を 獲 得 させ る た め の 具 体 的 な テ ク ニ ッ ク と して

,指

導 者 に よ る直 接 的 な コー チ ン グ に よ リライ フ ス キ ル とは どの よ うな も の か 具 体 的 に 促 して い る傾 向 が あ る こ とが 示 唆 され た 。 さ らに

,指

導 者 は 間 接 的 な コー チ ン グ に よ り

,ラ

イ フ ス キ ル の 獲 得 が 予 測 され る よ うな 環 境 や 状 況 を設 定 し

,選

手 が 自 らの 力 で 問 題 や 欲 求 を 建 設 的 か つ 効 果 的 に対 処 で き る よ うに働 き か け て い る こ とが 示 され た 。 選 手 の 自発 的 な 行 動 の も とに ラ イ フ ス キ ル の 獲 得 を促 して い る こ とが 示 唆 され た 。

(35)

3章

第 二 次 予 備 調 査

3.1

目 的 本 研 究 は

,中

,高

,大

学 年 代 の ス ポ ー ツ指 導 に携 わ る指 導 者 を対 象 と し

,ラ

イ フ ス キ ル の 獲 得 を促 す コー チ ン グ ス キル に お け る汎 用 性 を

,質

問 調 査 を通 じて 量 的 に 調 査 し

,同

ス キ ル の 因 子 構 造 を 明 らか に す る こ と を 目的 とす る 。 そ の 際 に 用 い られ る質 問 紙 は

,第

一 次 予 備 調 査 か ら得 られ た 資 料 を 参 考 と して 作 成 され た

H2項

目で 構 成 され た も の で あ る.

3.2

方 法

3.2.1

調 査 対 象 調 査 対 象 者 は

,関

西 地 区

,関

東 地 区 の ス ポ ー ツ指 導 に 携 わ る267名 (男性 223名

,女

性 44名

)を

対 象 で あ り

,記

入 漏 れ な どの 不 備 が 見 られ る 回 答 は 除 外 した 。 そ の 結 果, 有 効 回 答 数258名 (有効 回 答 率

96.6%)で

あ つ た 。本 研 究 で は 無 作 為 に調 査 団 体 を選 定 し

,ア

ン ケ ー トを依 頼 して い る

.そ

の た め

,対

象 者 の 女 性 指 導 者 が 男 性 指 導 者 に 比 ベ て 少 な い こ とに つ い て は 現 在 の ス ポ ー ツ 界 に 女 性 指 導 者 が 少 な い 現 状 が そ の ま ま反 映 され た 結 果 とい え る. ま た

,調

査 対 象 者 の 内訳 と して

,大

学 指 導 者 54名 (男 性 45名

,女

性 9名

),高

校 指 導 者 90名 (男 性 78名

,女

性 12名

),中

学 指 導 者

H4名

(男性 92名

,女

性 22名

)で

あ つ た 。 本 研 究 は 汎 用 的 な コー チ ン グ ス キ ル の 抽 出 を 目的 と して い る た め

,対

象 の 競 技 種 目 は個 人 種 目

,集

団種 目に偏 る こ との な い よ うに調 査 の 依 頼 を行 つ た 。そ の た め

,被

験 者 の 指 導 競 技 種 目は サ ッカ ー

,バ

ス ケ ッ トボ ー ル

,野

,卓

,テ

ニ ス

,バ

レー ボ ー ル, 陸 上 競 技

,剣

,バ

トミン トン

,柔

,空

手 道

,山

,水

,相

,弓

,ゴ

ル フ, 射 撃

,ラ

グ ビー

,ホ

ッケ ー

,ア

イ ス ス ケ ー ト

,フ

ィ ギ ュ ア ス ケ ー ト

,ハ

ン ドボ ー ル, ‐31‐

表 2.3  目標 設 定 の ス キル 獲 得 を促 す コー チ ン グ ス キル 目標 は 普 段 よ く 日 に 付 く場 所 に 掲 げ る よ う指 導 して い る 1週 間 単 位 で 練 習 メ ニ ュ ー は 組 み 立 て る よ うに して い る チ ー ム ロ標 は 紙 に 印 刷 し ,メ ン バ ー 全 員 に 配 布 して い る チ ー ム ロ標 は 長 期 目標 か ら設 定 す る よ う指 導 して い る チ ー ム ロ標 を 日ご ろ か ら指 導 者 が 口
表 2.4  考 え る力 の 育 成 を促 す コー チ ン グ 自分 の や らな け れ ば な らな い 行 動 は 紙 に 書 く よ う指 導 して い る 指 導 者 か らの 発 間 を 積 極 的 に 行 うよ うに して い る 自分 の た め だ け で は な く ,大 切 な 人 の た め に も行 動 す る よ う指 導 して い る 練 習 試 合 で は 何 も指 示 を 与 え な い こ とが あ る 自分 た ち で 話 し合 つ て 練 習 メ ニ ュ ー を決
表 2.5  感 謝 す る心 の 育 成 を促 す コー チ ン グ チ ー ム ヘ の 差 し入 れ は 誰 か ら もの で あ る の か 選 手 に伝 え て い る 遠 征 費 や 部 費 な どの 必 要 経 費 の 金 額 を伝 え る よ うに して い る 差 し入 れ を して くれ た 人 に は 選 手 の 前 で 一 言 話 を して も ら う よ うに して い る 指 導 者 が 謙 虚 な 姿 勢 を 心 掛 け て い る 自分 た ち の チ ー ム の 恵 ま れ
表 2.6  コ ミュニ ケ ー シ ョン の ス キル 獲 得 を促 す コー チ ン グ 挨 拶 と と も に 何 か 一 言 ,会 話 を す る よ う指 導 して い る 学 年 内 で の ミー テ ィ ン グ の 機 会 も設 け る よ う指 導 して い る 言 い た い こ とが あ れ ば 相 手 に 直 接 伝 え る よ う指 導 して い る ミー テ ィ ン グ で は 少 人 数 の グル ー プ で の デ ィ ス カ ッ シ ョン を 多 用 して い る 外 部 へ
+6

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