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ミツボシキバガの飼育 甘蔗めい虫類卵寄生蜂を大量増殖するための

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Academic year: 2021

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Title

ミツボシキバガの飼育 甘蔗めい虫類卵寄生蜂を大量増

殖するための

Author(s)

津止, 健市

Citation

沖縄農業, 2(1): 64-66

Issue Date

1963-05

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/915

Rights

沖縄農業研究会

(2)

ミ ツ ポ

甘 牒 め い 虫 類 卵 寄 生 蜂 を 大 貴 増 殖 す る た め の

手持

止 健 市 (琉 球 良 策 試 験 場)

じ め に

甘頗鮎虫爪の

卵寄生

蜂 Trt'chogrammaazLSlralicum

を大且増舶す

紅従

来 コナマ グ ラ メイ ガ EpesLia

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rを糊

いてきた。コナマグラメイガは

大純加背J

J

が考離され

てお り,.別館も容易であるが,

充分な放僻を

持たない

飼育室では夏季に高温多湿の影智

で、蛸化前に

殆んとの幼

虫が好 色するという群礎が 生じ

た。同様なこ

とが大束群

発株式会社繭大淡島林業所々こお

刑部でも

見られ,増

毛のJlt足をせたし、寄出 蜂の大

Bt

犠邦はおろ

か必代加背

さえ鋼材な総見をきた した。そ

こで、ミツ

ポ ッ や ,<ガ BracJlm iamodiceLla Christ o-ph を -Jナ マ グ ラ メイガ に代 る締 主として光政に用V,た と ころ 、 充 分 に そ の JlBに 桝 え得 る こ とを知 ったので ミツ ポッ や Jiガ の 嗣 押掛 児 の 大 喝 を こ こに報 償す る。壬粗放を 行 うに あ た り、 そ の 鵜 川 をfI朽 析 又 妖 艶 所 のI脚 捜正 からJJ・え られ 、い ろい ろ 抑裁 示 を頂 い た 。 また外帆 守 IJ仇ILIEllu、阿 ft相 川 -Ql肪 it・に は 尉 市 の 噺 で -JJAならぬ御 協力を科た の で 、 こ こに 心 か ら謝 麓 を 袈 する。 材 料 及び 】指育 方 法 人実数に用V,た ミツポシキ/<ガは、1960年㌢こ琉球泡盛 直井株式会社較板金範か ら採典 した ものを実験室内で数 世代にわた って増徴 した ものである。 先勝にあた っては、肘化 した幼虫を1週間、少蚊の メ リ ケン粉を餌 として与え、その後は投初に与えた メ1)ケン 粉と共に トウモ ロコシの入 った容器に移 して飼育 し、所 鞍の訊登 を行 った。飼育容器は好化直後から 1週間は匿 径9_-JJ:のシャ- レを使い、その後は低径 18・mシャーレ に金網の滋を して別vlた。 尚ふ実験は1961年7月から1962年6月にわた って実施 し た ものである。 飼 育 辞 果 1)各糊の発育期間 トウモ ロコシを飼料 とした場合の ミツポシキバガの発 育 日数は第1栄の示 した とこおりである。 第1表 ミツポシキバガの各期の発育 日数 卵期間

i

幼虫期開園欄 間 日

1

日 飼育 中の温湿度 27.1-30.9oC (75-95%) ll.9-21.5oC (49-94%) 妻肝化 した幼虫壮直ちに餌内に落人 L吐 糸で餌 を放 りな が ら摂食 してV,るo幼虫披その期間を通 して餌で ある ト クモ ・ロコシ内に潜在 してお り、コナマグ ラメイガの老熟 幼虫にみられるように餌か ら出て遇い廻る ことは殆ん ど な く枚数 中で営けん蝿化する。卵か ら押化 した幼 虫が成 虫になるまでの期間は、夏季では28日∼42日、冬季で は49 日∼71日を要 した。冬季 休眠する ことはなV、ようである が各期の発育 田数枚非常に長 くな り生育 も不珊V,となっ た。腰念 された夏季の高温多湿に対 しては非常に凍抗力 があるようで飼育期間中の平均気温 28.6oC関係湿度 85 %の気象条件下であ ったに もかかわ らず興死す る幼虫は 殆んどな く順調に発育 したO 羽化 した成虫は 日中殆ん ど静止 してお り少々の補整 では瑠博 して飛期するよう な ことはないが 、夕刻或る い杖人為的に港晴 くすると 嶺 を微動 させなが ら盛んに 歩行 しはじめ、よく飛びま わる。交尾産卵は夜間に行 われ ■1雌 あた りの座下数は 平均 1101粒であった。成虫 の寿命は絶食状態で4-5日 生存する。雌雄の比は大体 1:1であった。 2)幼虫の命数 ミツポシキバガの幼虫は前述の如 く幼虫期間を通 して

(3)

柁 止 :ミツボシキ バガの飼弓守 餌で ある懲海 中に潜在 してV,るので脱皮同数に よ り令期 を知る ことは甚だ困藩であるので、渋 谷の方法1)に よに り貯化確後か ら蛾 化前までの幼虫の

I

tlを測定すること よ り命数 を推定 した。測定の結果は第

2

表の如 く幼虫の 発育は

5

段階 に分れ各段階毎に平均値に正規分布 した。 即ち 、 ミツポシキバガの幼虫は4回脱皮 して5令 を経過す ると推定 され る。 第 2襲 ニミツポシキバガ幼虫各令の預巾測定 令 ■供試 嶺 平 等 値 - 欝 最 ㌔

′J篭 221.3I土 10.9 337.5± 27.8 551.3!± 56.6 2L13.8J 168.8 431.3I 226.5 787.5 d12.5 Ⅳ 221 821.3

95.3.1,012.5 637.5 298

I

l

147

5

I

± 13日 il・462・5 900・0 次に幼虫

の発育

伴う

頭巾

の増加

に つV、て Dyarの法 則及び徳

永の式を以

て吟味

してみた

b先ず Dyarの法 則、即

ち鱗凋日幼虫

の令の進

行にとも

なう伸長成長率は 一定の

比率で増大す

ると

の見

地より爾「

欄り定伯の増加を 検定

した結果は第3

袋に示し

た通りで、

測定伯 と計 井 伯

と蛸

足な一致はみられなか ったが 、練永の示した 幼 虫

の頚部

成長曲線の式 (第4衷)には良 く適合 した。

要す

るにミツポシシキバ ガの幼虫は、 5令 を経過 し、

幼虫の

発育にともな う脱皮蝕のmrhは一柳の対数納税 を

描いて

増加するものであ るとV,う緋範が柑 られた。

3毅 :Dyarの法Ruに よる ミツポ シキバガ幼虫

「日の 吟味 令

I

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1

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・0.02 Y-xtK(tY-Xt) Y ニty令 Iこおけ る所柄

r

n

Xr=Ex令l鴫 ける既知殉巾 65 ∑ 芸ご 1

(

-

T-1 Ⅹn,Xm : fR連綬せ る第m令及び第 m令における

珂I

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T :投

命数 第 4釆 :絃永の式による ミツポシキ/(,b'幼虫碕ln の 吟味

≒ C:

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1.611 0.676 l・147・5ll・147・5「 I f 平 均K-0.2504 Ⅹ7-0.889 P =0.9-0.8 Loglu.VY.-7-K (- T) Y :t令における朗rfJ M.V.:放布令Tにお ける丙rllの2倍 K :垂足恒数

卵寄生蜂 TrichogrammaaustralicutTlの 75主としての実用性 ミツポシキバガが不良取収に刈す る仰 /洲:.忙).長けてお り且つ飼ffの幣槌であっても、をの卵が即聯 l・# のqf・ん で鷹下する神玉将P77でなければコナマグ ラメイガに代 る 輔車としての価(Lliがないのであるから、この点 を明 らか にす

ためにコナヤ〆ラメイガ卵を対 i:.よした糊介の柑

朋蹄

魔下数とミツポシ・-r-,(ガ卵における榔/l・'Mrの放 下

軟とを

比職してみた。

5如 ・=塀生卵を堀にした磯舟の卵郷 丁三峨 Trklwgr・皿mmnnuStmllcum l雌当 りの越下敬

-

Jiを圧 寄主卯別 \ ミツポ シキバガ コナマグ ラメイガ 検 定 3 I準 均 23.i

「 ㌫ 粒 A

I

16.3 ,20.3

i

20.5 亡=0.23 P:0.9-0.a 荘 1. 寄教練の産卵数は寄主卵の鵜変数で 求めた。 2・ 歌碑 は10匹の平均佃

(4)

66 沖 縄 J賢弟 節 2巻 弟 1号 (1963) 第 5衣 は 卵 寄 生 蜂 が 以 大 槌 カ を 発 揮 す る こ とので きる 寄 主 鮮 度 の 状 態 で 寄 生蜂 1雌 当 りの 直 下 散 を 、寄生を受 け た 寄 主 卯 の 異 変 敬 で 求 め た もの で (寄 生 蜂が 長大産卵 能 力 を発 和 す る こ との で き る 等 主 節 度 に おV,ては殆ん ど が 申 寄 生 を 示 す t)。紙 験 に お V、て は 1雌当 りの寄主鰐皮 を 50位 と した ) 締 -kj)i示 して い る とおりコナマグ ラメイ ガ 卵 と ミツポ シ キ バ ガ卯 に は 寄 生蜂の産卵数に有意な墓 は な く、 故 に ミツ ポ シ キ /{ガを寄主に用V,て もコナマグ ラ メ イ ガ 卵 を 萌 も と した場合 と同様な寄生効果が得 られ る こ とが わ か った。 次 に 卵 の 大きさについて検討 してみる。 ミツポシキバ ガ卵 のgllJ定結典 を約6訳に示 した。 筋 6粥 :ミツポシキバガ卵の大 きさ測定 供耽卵執 成 矩 別::,P y一霊 脚 慧粥ilEiiZ ≡ : .0.I;; L: .o:.oヨ :.I:; 卵碍L放浪の体娘と醗卵flBノJは正の相関関選 を有 し3)、 体の小さい巧棚 は体の大きvlものに比載 して産卵 数 は 押しく純少す る. 「憾 罪におV,ては多寄生 して羽化 した 相銀蛾にこの現 魚がみられ る. t.れは必要とす る朗の虫 が多野_4・:したために、紬屯し、鞘也托本来の摂食屯以下で 婚YTむ退けて判化したIkめであ

る.即ちmf

の不足虹よる

もので、

こう

V

,

うことは多寄生のみでな く人工増殖 にお ける寄主卵の小 さ∨、場合に も考 女られ 、コナマグ ラメイ ガ卵か ら革帯生 して羽化した寄生蜂が小さV,の もE_の よ うな結果による ものである。 ミツポ シキバガ卵はさきに 測定されてVlる4)コナマグラメイガ卵に此救 して監かな が ら長大で あ り、平均

におV,て長軸-0.15mm、短軸 -0.03mmとまさ ってV,るo a_の ような t.とか ら ミツポ シキバガ卵 を用いて卵寄生蜂 を館 育した場合 、従来 コナマグ ラメイガ卵で飼育 して き た寄生蜂に もまして産夕粥巨力 を もつ寄金 蜂の出現が期待 で きる。 以 上寄主 としての実 用性につV,て検討 した結果 、ミツ ポ シキメガは卵寄生蜂 TTichogramma australicum を大塩増殖す るための代用寄主 として 、何 ら支障はな く むしろ実同性の高V,寄主であると思われ る。 摘 要 1) トウモ ロコシで飼育 した ミツポ シキバ ガ各期の発 育 日数 は夏季VこおV,て卵期間3日、幼虫期 間 22日、蛸期 間13日、冬季で は卵期5日、幼虫期35日、蝿期25日で卵か ら析化した幼虫が成虫にな るまでの期間は夏季28-42日 冬季49-71日を要 した。 2)成虫の寿命は絶食状態で4-5日、リ唯の産卵数は10 1粒で あった。 3)幼虫は4回脱皮 して5令 を経過 し、幼虫の発育にと もな う脱皮毎の頭巾は1種の対数曲線 を措 いて増加す る。

4) 卵寄生蛭 TTichogramma australicum を大

皿増殖す るための代用寄主 としては何 ら支障はな く、む しろ実 用性が高∨「と思われ る。 引 用 文 献 1) 渋谷正健 1932 応勤推誌 4(3) : 109

2

)

撫谷昌次 1939 応励雑誌 11(3・4) :96 3) 弥 富善三 1950 応動雑誌 16(1・2) =1 4) 木下周太 ・浜次雄 ・東谷昌次 1950 農林省農事試験場央報 4(2) :55 5) 陳金塵 1949 甘煮研究 3(12) :397

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