Acknowledgements to the 54th Annual Meeting of the Japan Society of Smooth Muscle Research

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(1)日本平滑筋学会雑誌 16 : J-53, 2012. J 53 -. 日本平滑筋学会第 54 回総会のご報告日本平滑筋学会第 54 回総会会長町田市民病院・副院長・外科部長. 羽生信義日本平滑筋学会第 54 回総会は平成 24 年 8 月. Takahashi 先生の研究の集大成と思われ，Sym-. 1 日から 3 日まで最も暑い時期に東京慈恵会医. posium を総括するものでもありました．会員. 科大学講堂（8 月 1 日の各種委員会等は芝パー. 懇親会を大学内のカフェテリアで開催し，ここ. クホテル）で開催されました．本学会総会が慈. でご参加の皆様に選んでいただきました 3 名の. 恵医大で開催されましたのは第 24 回（生理学. ポスター賞の発表と表彰を行ないましてなかな. 酒井敏夫会長）以来，30 年ぶりになります．. か好評でした．懇親会が終わって外に出ますと. 昨年の第 53 回総会鎌田勝雄（星薬科大学）会. 東京タワーは五色にライトアップされ，本学会. 長が開催を前に急逝された無念さを噛みしめ，. の開催を祝福されているかのようでしたが，実. 今回の総会の準備をしてまいりました．. は内村選手がロンドンオリンピック体操競技で. 評議員懇親会は春間賢理事長をはじめとしま. 金メダルを獲ったためでした．. した学会関係者に慈恵医大栗原敏学長，外科学. 第 2 日目（8 月 3 日）は特別セミナーとして. 講座統括責任者大木隆生教授，穴澤貞夫同門会. 鳥居邦夫先生（味の素株式会社）に ‘食後の消. （慈刀会）会長と大学関係者にもご出席いただ. 化吸収と恒常性に関わる脳腸連関の仕組み’ に. きました．さらに私が尊敬します岡本英三先生. ついてご講演いただきました．教育セミナーは. （兵庫医大第 1 外科），横山穣太郎先生（慶応義. ‘消化管運動機能検査のコツと実際’ について食. 塾大学小児外科），今充先生（弘前大学第 2 外科）. 道から直腸・肛門までの検査法が示され，是非. の 3 名の名誉会員の先生方にもご参加いただき. ともこれらの検査法の確立と一般化が望まれま. まして大変感激しました．. す．一般演題の中から ‘平滑筋周囲細胞をめぐっ. すべての演題数は 69 題で，参加者は招待者. て’ と題してミニシンポジウムを組んでもらい. と慈恵医大外科学講座同門を含めて 283 名でし. ました．慶応義塾大学小児外科からの発表に対. た．第 1 日目（8 月 2 日）の午前中は一般演題（口. してカハール細胞を研究している基礎の先生方. 演）と優秀演題賞候補口演の発表が 2 会場で行. との熱心な討議が行われましたのが印象的でし. われました．会長講演は慈恵医大外科学講座元. た．Toku Takahashi 先生と春間賢理事長による. 主任教授の青木照明先生にご司会いただき，直. ランチョンセミナーは両日ともに大人気で超満. 接ご指導を賜った清水保雄先生にも来ていただ. 員でした．午後の一般演題の後に閉会式で優秀. きましたのは嬉しいことでした．今回のハイラ. 演題賞の発表と表彰式が行なわれました．. イトでありました Zen Itoh Memorial Sympo-. 多くの皆様にご参加いただきましてロンドン. sium では Peeters 先生（ベルギー，ルーベン大. オリンピックに負けない熱い討論をありがとう. 学）を含め各演者の含蓄のあるご講演で，伊藤. ございました．. 漸先生の業績を更に発展させることが我々の任. 最後に本学会総会の開催・運営に当たりまし. 務であることを強く感じました．その後の. てご支援いただきました学会関係者，大学，外. Toku Takahashi 先生（米国ウイスコンシン医科. 科学講座，外科学講座同門会（慈刀会）に感謝. 大学外科教授）による特別講演はこれまでの. いたします．.

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