発 展し て お ります 。 こ れ も役員 各 位の ご努力 の賜
物 と 感謝 いた し ます。
この 8年間を 振り返 って
徳 田 雅 子
( 大 阪 府 立 母子 セン タ ー図 書室 )
「 病 院図書 室 に司 書は 必 要か ?」 、 私が 母子 セ
ン タ ーに 初 めて 関 わ りを持 った時 に 最初 に医師 か
ら質 問 され た のがこ の 言葉 でし た。 当時 の 私 は、
学 校 図書 館 司書 でし た か ら「 病 院」 と「 図 書室 」
の イメ ージ がつ なが らなく て返 答に 困っ た もので
す。
そ の半 年 後 に母子 セ ンタ ーの 図書 室で 働く こと
にな っ たの で すが、 こ こで与 え られた 最 初の 課題
が 「 キ ンビ ョ ウ キョウ に入会 す れ ば文 献 サ ービ ス
を受 け ら れる と聞い た ので 入会 し たい」 とい う も
ので し た。 そ の会 につ いて 手が か りが 何 もあ りま
せ ん でし た ので 、 桃山 学 院司書 講習 事 務室 を 通じ
て 大 阪赤 十 字 病 院図書室 を 紹 介して い た だ き、そ
こ の 司 書 の方 に案 内 されて 住友 病 院医 学 図書 部を
訪問 し まし た。 こ れが 病図 協 との 最初 の 関 わりで
あ り、 住友 病 院で 見聞 きし た 病 院図書 室 の概 要が
そ の後 の 母子 セン タ ー図書 室 の目 標と なっ た わけ
です 。
病 図 協 加盟 後 は研修 会に は欠 か さず 出 席し、 そ
こで 入 手 した ノ ウハ ウは当 図 書室 な りに 加工し 、
実践 させて い ただ いて い ます。 その中 で 一 番印象
に 残 って い るのが 故朴 木 貞子 さん の「 作業 に 必 要
な時 間 と 経費 を数 値化 し、 記 録す る ことが 大 切 だ」
とい う言 葉 で した。 新人 の私 には、 それ が 何故な
のかよ く わか りま せん でし た が、 そ れか ら数 年 後、
学 院図 書室 と の兼務 や オンラ イ ン検索 の 導入 な ど
で業 務 量 が増 え、 未整 理資 料が 山積 みと なっ てい
く日 々 の中 で やっ とあ の 言葉が 理 解で きまし た。
そし て1988年11月 、 埼玉 県 立 こど も病 院の 司 書
の方 が 当室 を 訪問 された のを きっ か けに 、作 業時
間を 綿 密 に計 算し、 増員 をお 願い す るた め上 司 に
日 参し 、よ うや く理 解を 得 るこ とが で きま した 。
「 忙し い」 の 言葉 だ けで な く、 数 値が ものを いっ
た の だと思 い ます 。 はじ めの 問 いか けか ら 8年、
今 な ら迷 うこ とな く「 病 院図 書 室 に司 書 は必 要で
す」 と答 え られ ますし 、 さらに「 病 院図書 室 に は
病 図協 の協力 援助 が絶 対 に必 要 不可 欠 です 」 と言
えるよ う にな っ たと 思い ます。
今 後、 協議 会加 盟 機関 は単 に文 献 サ ービ ス を享
受 す るだ けで なく 、 病図 協の 事業 に もっ と主 体的
に 参加し て 、 自 館を 含め た全 国的 な 病 院図 書室 の
レ ベ ルア ップ に力 を 注ぐ べ きだ と考 え ます 。
事例発表を行 って
一 滋賀 の市立 病院図 書室 −
吉 川 信 子
( 市 立長 浜 病 院図 書室 )
「 協議 会設 立15周年 お めで と うご ざい ま す。」
と 一 言で 済 まし て し ま うのが 申し 訳 ない ほど 役員
の皆 様方 に は大変 な15年 だっ た ろ うとお 察しい た
し ます。 私 達会員 が 自 信( チョ ッピ リで すが )を
持っ て 仕事 に 取 り組 める のは、 主 軸で あ る 病図 協
があ るから こ そ と感謝 の 気持 ちで 一 杯で す。 今 後
もます ます 発 展 をす るよ う、 私 達地方 の 者 もお 役
に立 ちたい と思っ てい ま す。
さて 、 私 は第42回 研 修会 で「 滋賀 県下 の市立 病
院に 於け る図 書 室 の立場 」 と題 して 事 例発 表 をい
たし まし た。 こ れ は、県 下 5つ の市 民 病 院に ア ン
ケ ート を依 頼し 、 そ れと病 図 協で 実施し た 全国 ア
ンケ ートの 中か ら 他府 県 のい くつ か の市 立 病 院の
デ ータ を抽 出し て 比 較検討 し た もの で す。 その 結
果、 5つの 県 下市 立 病 院で は 担当 者が 専 任 はお ろ
か、 兼 務 と もい えない 状 態で 、 別 の仕事 の ほ んの
片 手 間に 図書 の仕 事 をし てい るこ とが わか りまし
た。 他府県 で は 専任 1名 な のに 、県 下 で は Oと、
あま り の差 に悲 観し た もの で す。 また 、 図書 室 面
積 は他 府県 よ り も広い のに 蔵 書が 少な く、 1人 当
りの図 書予 算 も他 府県100に 対し て、 県 下65とい
う もの でし た。 つ ま り、 施設 面で の 条件 に 恵 ま れ
なが ら も内容 がな い とい う矛 盾し た 実 態が 明 らか
に なっ た ので す。
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