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「運動習慣のある高齢者の体力と健康意識に関する調査研究」

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Academic year: 2021

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73 大学開放実践センター生涯学習研究院 平成 28 年度修了生課題研究要旨

「運動習慣のある高齢者の体力と健康意識に関する調査研究」

1.はじめに  本調査研究は,徳島県シニアソフトボール連盟所属の9チーム及び北島北公園総合体育館の卓球 チーム・石井町前山公園体育館の卓球チームのメンバーを対象に,質問紙法による実態・意識調査 と体力測定による実測調査を行うことにより,運動習慣のある高齢者の現状把握と高齢者にとって 健康寿命の延伸や健康・生きがいづくりに資する有効策は何かを検討する。 2.研究の概要  運動を実践している高齢者を対象にアンケート調査(健康について4項目,質問 21,「生きがい」 について2項目,質問 10,運動・スポーツについて2項目,質問 16)体力測定調査(2ステップ テスト,10m 全力歩行,握力測定)を実施した。  調査実施期間は平成 28 年7月 10 日~8月7日であった。 3.結果について  ソフトボール 110 名,卓球 42 名,合計 152 名から回答を得た。  年齢 57 歳~ 89 歳(平均年齢 72.1 歳)男性 85%,女性 15%であった。  1) 健康意識について  健康に対する意識は高いと言える。健診受診率,禁煙率は全国平均と比較しても高い。体重管理 は BMI の判定では標準範囲内の人がほとんどであり,体重管理は出来ている。食事面では栄養の バランスを考えた,腹八分目の食事で1日3食を摂取(86%)している。高齢者のボランティアは やりたい気持ちと実際の実践とのギャップがあり,若い時の活動不足から苦手意識があると思われ るが,身近な町内活動から始めてほしい。  2) 体力測定について  実施した3項目を年齢基準値と比較対比すると,運動を継続している高齢者は年齢相応以上の高 い評価となっている。特に「10m 全力歩行」で測定した歩行スピードは同年代比で必要とされる 基準値の2倍以上の速さであった。運動習慣(1日 30 分以上,週2日以上,1年以上継続)につ いても同年代の高齢者と比べて非常に高いものであった。男女とも継続的に運動を実践している効 果が如実に表れている。 4.まとめと今後の課題  今回の調査を実施して感じたことは,運動習慣のある高齢者は日常生活の中で健康長寿を楽しみ 実践している。運動習慣形成が健康寿命の延伸に繋がることにより医療費や介護費を抑制し社会全 体に貢献することを考えると,高齢者予備軍や運動をしない高齢者にも今後いっそう声掛けをし, 運動習慣の必要性を訴え続けて行きたい。 健康・フィットネス領域 栗 尾 銭二郎

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