保育における「自然」とのつながりに関する研究-5歳児の保育の実践分析から-
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(2) 次に、「自然」を中心にした保育の構造を分析し. 性」が共振し、響き合う関係を構築していくこと. ていくと、幼児の姿と教師の意図との関係性が、. が大切である。. 次に第三の「自然と生活」では、幼稚園を幼児. 次の図のように見えてきた。. が自分たちで生活を創る場にする。幼児から出て きた発想を核に、生活を創っていくような保育を. 懸ぎ∴\. 展開することが今後、実践には必須である。「自然」. とかかわりながら、生活の場を広げ、遊びを創り. 1柵)\{\. だすこと、r自然」とつながった生活を人との関係. の中で構築していくことは豊かなr表現」へとっ ながっていく。. 第四の「自然と感性」は、幼児が「自然」の中 に足を踏み入れると心と身体が一体となり自然に 動き出すような出会いを重ねることが大切である。. 図r幼児自らの活動」とr教師の意図」の関係性. このr心と身体が動きだす」ということが、r表現」 「幼児自らの活動」は「a.感性を育てる」「b.. の原点である。この原点が深まっていくこととつ. イメージをもって遊ぶ」「C.表現へつなぐ」「d.. ながるのが「感性」である。. 遊びを広げ、深める」というr教師の意図」によ. 「感性」が育まれ、r表現」が深まるとその幼児. るところが大きい。このa,b,c,dの四つのキ. 自身を豊かにしていくことにもなる。友達や教師. ーワードは「教師の意図」の柱であり、図のよう. とのかかわり、そのつながりのなかで自己を表現. につながっていき、循環するのである。. する喜びを感じ、r表現」への意欲となる。幼児が. 「幼児自らの活動」の根底には「教師の意図」. 自己への確かな自信をもち、r自分で立つ」という. が潜み、「教師の意図」が絡みながら幼児の活動が. たくましさも育まれる。r表現」は幼児が自立する. 展開されていく. 姿にも通じると考える。幼児の自立した姿が教師. 最後に、四つの観点についてまとめる。第一の. にもつながり、教師としての喜びを得ることがで. r自然環境」において教師は、幼児が自分で直接、. き、教師自身の感性も活性化されることとなる。. 環境にかかわり、様々な感覚を通して、感じたり. そのような幼児と教師との関係が、「表現」へと還. 考えたりすることができる環境を整えることが大. 元され、豊かになるのではないかと考える。. 切である。その際には教師の「感性」が求められ. r保育における『自然』とのつながりに関する. る。. 研究」において、「自然」は幼児の「表現」と最も. 第二のr自然体験」では、日常の保育の中での. つながりが深く、そのr表現」を豊かにすること. 体験や仲間関係とのrつながり」や積み重ねが、. は、まさしく教師の「感性」によるところが大き. より充実した体験に結びつくようにする。最も大. いということが言えるのである。. 切なことは、その過程にしっかり向き合えるよう. に継続してr自然」とかかわることである。ここ. 主任指導教員 名須川知子. でも教師の「感性」が間われる。幼児と教師の「感. 指導教員 名須川知子. 一61.
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