石炭地下瓦斯化について
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(2) . 第6継 第i号. 北 海 道 学 馨 大 学 紀 要 (第二部). 昭和30年9月. 石 炭 地 下 瓦 新 化 に つ い て 伊. 藤. 清. 和. Se iwa . i行cat i ro; A Study on the Underground Gas l on of Co a .(No .2). 次. 目. 8 . 米国に於ける賓廠 a 第1回 Goγgq s に於 ける実隙 b Moγgのz f o zのzに於ける実験 c. 第2回 Goγgds に 於 け る 実 験. d. 甘2 こ於ける実験 ; 2 ‘ ’ 8 .p , Mo. e 第3回 Goγgq s に於ける実隙 f 其他米国に於ける実験 9 . 一般的観察. lo . 結. 論. 8 . 米国に於ける実験 米国に於ける地下瓦斯化実験は大別して五回になる。 即ちアラバマ州 ゴーガスに於ける三回に亘る実験と、 ウエストノミー ジニア州モルガンタウンの実験、 ミ ゾリー州ヒュームに於ける実験である。 a gas に於ける賓駿 . 第 掴 回 の Gor. 19 46一47年 アラバマ州 ゴ←ガスに於て米国鉱山局とアラバマ動力会社の間の協定に基きアラバマ動力会社の 1図の如 鉱区中に於て実験が行われた。 即ち表土 3 0Fごの岡の頂上の平層の疑層の一部分を主部と分離 して、 第1 P く U 字型の通路をつくる。 坑外には i25 H, の ラーを設置し 燃擦継続の鴬 蒸汽ボイ 竪入の一端で 点火し . 、 、. に寒気を プロワーで送 入する。 燃麓の方向は周期的に竪入坑道 で変えられる。燃震 謝乍用は50日間連続作用され、 其間酸素、 空気、 水蒸汽が送入された。 生産ガスの熱量は酸素-塞気の場合 50 B.T.U. , 酸素-塞気-水蒸汽の 場合 11OB .T.U . .T .U . であった。 水蒸汽送入の理由は燃簾地帯の冷却と生 , 酸素-空気一法風機の場合 135 B 産ガスの増加の篇である。 b t ini r a の賓験室的研究 gantown. Wes g . Mor ,Vi. Goγgos の最初の実験に次いで 研究室的実験が米国鉱山局 助けgのけαの z 実験所で行われた。 即ち平層の矩 、. 形の レトルトが作られ、 レトルト中には狼力にコークス化する石湊を重量で15%混 じ、 遥風路を具え、 遥風の .. 方向は周期的に変えられた。 塞気は煉瓦で充された蓄熱望 で予熱され、 石撰 の点火は通路の中心と彬点で行わ れた。 送風率を変化させる場合は実験結果 に種々の変化を生 じたが、 通風路の長さ、 炭層の変化は問題になら. なかった。. T.U. で一酸化炭素含有量は 15一21% であった。 生産ガスの熱量は 100一120 B,. c gas に於ける第二回の賓駿 . Gor. 此実験では直線の焔道が用いられ、 此焔道は炭層中に堀塵され、. 此中に燃魔を進ませる。 此実験の主な目的 発生したガス量及質、 表土の熱による影響を調査するもの で、. は燃鷺帯から ガス化 し得る石浜の量を決定 し、 此結果に基いて地表面の工場の位置、 施設、 操業に就ての基礎的事項の資料を得る篤のものであった。 第i2図 の如く坑道は 1OFZ の幅 で、 直径 18一28籾. 深度 300奮Z の 5本の試錐孔が堀醸された。 入口の門からコンク. リート、 煉瓦密閉が行われ、 坑内通気の原動力は往復動 7 200 互角粥鯛 , の容量を持つ扇風機で、 着火は灼熱蝉 により燃料層に試錐孔 #1 より始められた。 ガスの流動方向は #1 より #2 に向い、10日後に逆方向に変え られた。 然艶開始後平均ガス湿度は出ロの煙突の近くで 16000-2 160o F であり、 実験は 2 2 ヶ月間継続され. 500 劣の2 が瓦斯化された。 lo ,. 5- -4.
(3) . 伊 第11図 t 間 T , に .〆m o 1 .. 希 き 望. r r十 U. 、 . 1 十 t r ・. 」. u. . -. U. ◎◎ 。 . 、 ,. Q. -. { L E Y A T Q r . E T H G D E T A F C H R E T E S O P P I S I L S O O C O I 2 3 4. 和. 清. 藤. 第一回 CDγgos に於ける賓駿 ‐ 2 4. ゴ 1ノ l ー i l t・ ー ーーー ー 十◆司 罫 - 1 」 -- -. T O ND D s E C I ・. パ 1 ぬ t 蟹 o : e メ ゆ P .D d l T b r n c x r s o ★ ; i o P 1. . r一 〆/トl v や ,卿~. 一. ‐ も ぎ ; .b wz u ‐. - ;. C T O HC S E C ‐ .. 「^. Ad o… …旬岬 i汽 … , 一 日. d. l が ・ hu c b d ー o 5 ~ d t w A t m a ‘ c キ ~ . ・ . 4 t ‘ ~ l l q n c l t o s e i o n e ~ g . n C t ’ t s O 虻畔 e P P g o k l h“ l l ”o d d“ ‘ y ^ a e . - ‘ l o. 脚. . = h ! ” C O 慕 I リ O P U C ぞ韓 紛臣錆爺 は = ,. ト. D F .f g. ; 今 昔. : ‘灘 霊 イ罰 & ;-; ,耐震. &. . . 8 “ d か d 1 U 亀 o g に u h d れ t n 1 i ・ l i o無. ′o t 1 2 1α n ” ~ h - f ′ き dm S 込め・ - b ー ず l r ~ ~ i E r e ~ ( o n ▲ --ー--ーードー-+冴ー // 8L÷÷ . . ’ぬ d ) n l 毛 l g l n f 鶴 e y ′ l 1 7 n l 1 o W t n r e , e g y. L 0 め ぬ 0 1 0 2 l l 1 一 ー lut - f 5 ー ( み e e e .. d . Hume . に於ける石炭地下電気炭 化賓臓 ,Mo. 此実験は実験室的及野外実験 がミ ゾリー鉱山大学及シソク レア石疑会社の間で行われた。 本実験は電気的方 面されたもので、 実験の経過を、 電気結鎖、 電気浜化、 瓦斯化の三段 法で炭層を通って ガス化させるように計,. 階に分けられる。 電極が湊層中に堀酸された試錐孔に挿入されるが、 此期間は比較的短く、 電流は電極間を通. 過する。 最初小断面の淡化を通じて回路を形成し、 此後に更に電極による強力な湊化が行われ・電極間に亀裂の 入ったコ←クス層を形成する。 次の遍程である電気疑化は電気的加熱の長期間中の一過程であり、 其目的は 地上に於てター ル、 軽油、 高熱量ガス等揮発性物質も作る事で斯く して地下にコークスを残溜する。 第三の瓦 . 石炭 斯化の段階ではコー クスが完全にガス化され、 生 じた凡ゆるェネルギ-が地上に運搬される。 本実験は i 薩されたガ i i i 気 って生 i の電気抵抗の測定、i . 炭層中に地下電気緒鎖を行う鴬の適当な電極の設計、 . 電 漆化によ は小規模であ v スの性質の調 査、i , 野外実験装置への適用の方法、 の研究が行われた。 甘鯛欄 に於 ける野外実験 ご間隔に一直線に接続し、 電気緒鎖が行われた。 即ち電極が石浜層中に置かれ、 継孔を 30 F ったが、 四つの試. 0F Z で其場合の生漆ガス分析は第2表の如く であるo 一対の電極の間に電流が通ぜられた 最長の電気橋鎖は6. 。 , 当り $.50一$ 1.00 であったo 地下瓦斯化の設備費は瓦斯化された石炭の 1 叱れ e . 第三回 Gorgas に於ける電気結鎖責蟻. 石茨層中で試錐孔を連結する方法として、 四つの試錐孔が用いられた。 最初の組織が一直線に置かれ、 試錐 - 46 -.
(4) . 石炭地下瓦斯化について 第12図. 第二回 Goγg口 s(米) に於ける賓駿 α 1 〆. 青 A * ‐ ・” ′ o ▲ C 幅 掌 均 哩 ・ ▼ 0 ′ α e 無 料 I I ↑ 0 “ 1 ≧ △0 c L た 代 々 t 0 ,. ” - .. ;繁瀦 繍 繍テ ”溜デ ++.・十・一.◆◆.◆1+◆◆◆++、.◆. ◆+. 、 .. ・ー ,ゞ ” ′*, 凧. : ………;… . ,. “. ▼ ” . ー麟t o 0~ 叫”” れ . 健警報も帯紙電 ・ 二 .器キ 栂 1 . 飾8 ・ 激闘擬 す きか1醐▼*▼棚. す ぎ鮒=. 一期”… ’ 栂 1溜蟹な 誉墨鮒 ÷ ‐ドミミ. ・. \ ..、・. --” ↓. ・ ◆. ◆→◆ ◆ ◆ ◆.・・ 一 ◆ . ‘,. +◆◆◆+ ・十.. ・ 一一1◆・+◆→.◆.◆◆◆ 」 . . 第2表 息ぞ ⑦ ‘ ” e に於ける生産ガス分析. 電 気 撰 化 中 のガス. 電気導入中の 淡 化 ガ ス sの空気送入の場合 2 10F t. C02. 〃′. og. 慮り. 2 4 . 7 4 , 5 5 ,. 6 4 . 3 5 . 1 0 ・. 0 2 . 8 0 .. 42 4 . 26 2 . 8 9 .. 0 4 .. l o . %) Co. iC″」 1. ~2. 熱 量 (B.T ) /FZ .U,. 4 昌 孝 1 , 三E曇. 666 263 156. 孔の間は第13図の如く 67 万ぜ であった。 四つの lo 加 直径の試錐孔が此図に示された如く穿孔され、 第14図 の如く電極が置かれ、 試錐孔の位置はセメント糊で漆喰せられ、 6 初 の標準パイ プが炭層中に挿入され、 電極 軸は 2 粥 の鉄管から成立ち、 銅ケーブルが回らされ、 ヶ← ブルは輸送管で穴の壁から隔離せられている。 止と電. 極は約 750,00o cかc”! ”門燈Z の銅ケーブルと同量の電流の輸送能力を持っている。 実験には叉自動変圧機と電 気測定器具が用いられた。 Goγg榔 と 甘鯛2 8 の実験上の相違点は Goγgds に於ては 180 五Z の表土であったが 圧”鯛e に於ては僅か 23 万ご に過ぎなかった事である。 更に CD増o s に於ては撰層中の試錐孔には鉄管が挿入 されたが Hume に於ては鉄管は使用. されな かった事である。1951年6月実 験設備が出来上り、 試錐孔 #9 と#lo 1時間後に電 の間に電圧が設定され、1 50Z 気抵抗は44から6 ⑦に減少した。 “ z .. 第ー3図 G。γg。 s(米) に於ける電気結鎖法 R卿げ肌} /〆 ー 粥曜 漣参\ ≦ キ*『 ,当 窄. . 腰婿 鴇謝さ瀞濯ぎ 辱露鰯坪珊 , 櫛一喝. 腔. i 誓. 即ち電気結鎖は次第に撰層の惨透性を. U 増 し、流動ガスの熱量は平均186B .T.. R堅O O L E- 0. で、 80~300B.T.U の間に変化した。. o饗 H O E a L. . 6 7. f . 其の他米園に於ける責駿. 其他の数種の地下瓦斯化実験は凡て 流動法で、 唯坑道の形に多少の変化が. 圏震 胸圃 鍵懸 蜜 嗣 搬綴 強 滋 襲. 幽寂織搬灘. ある。 噴気が蒸汽の流れによって流さ れる循環法と、 一直線の室気流の二方. 法が行われたが、 生産ガスの熱量は前 者は 200~400 B .T.U. 後者は 20~9O T B U の熱量であった ... 。. O I LB E O-4鴇 FC 0 ‐. - 47 -. 鯵 搬僻. { , .. O G A L E.
(5) . 伊 第14図 ”. 藤. 清. 炭層中の電極. 和. 9 . 一 般 的 観 察. . Y.T ・ P E P O U EP R M O C L H E. 石溌の地下瓦斯化の成功は自然的並に人工的の種 々の条件に支配される。 石炭の生鹿条件に就ては、 淡層はイ タリーや米国の実験の如く、 殆んど水平の ものから、 ベルギー、 悌領モロッコの実験の如く垂. 直の湊層にまで実験が行われている。 浜質に就ては イ タリrの如く褐炭から・ 歴青炭を通 して、 モロッコ の如く無煙炭に亘っている。 調査の目的も或場合に は-燃廃ガスを生産する調査のみを目的とし、 他はエ ネルギーが燃鵬ガスとしても、 叉潜熱と しても両方. の型で起り得るように実験され ている。 之等の諸実. 験で特筆す べき困難はなかったが、 唯ガスが生産さ れるまでには予想以上の長期間を要している。. 比較的平坦な炭層の場合では、 例へば 第 二 回 の. Goγgos の実験の如く平均 1 T.U. のガスは一 08B ,. ・ O A 饗 . C L 1 潤図盛 , E縛皿盟 S A L C o 。 γ t. 週間以上間歌的に生産されている。 英国の実験では 000 厨戸 の ガス が 50B.T.U. の熱量のガスは 35,000 , 50万ぎ の試錐孔の間で得られている。 イ タリーに於. Uのガスを生産し、急 ては褐炭によって80~loOB .T. 傾斜の炭層の ベルギーや悌領モロッコでは50 B.T.U. のガスを生産しているo a . 地下瓦新化で最も困難と考えられる事 は墓気と灼熱 した燃 料との間の適切な接触を維持する事 で あ る。. 此接触は石炭層の広大な面積が鷺廃される場合益々困難が感ぜられる。 急傾断の炭層が走行に潜って横る焔道 を ,通じて燃焼を開 始する時にはモロッコの実験の如く石炭の衣で燃焼帯を充填し、 石炭の新しい面と塞気の自由な接触を維持する事が行われた。. 且天磐の物質を影 壊させて. b . 峯隙を通って室気が逃げるのを防ぐ篤に、 水を蓄積して防止する事は炭層が平層若くは之に近し・場合が 望ま しいと考えられた。 其処 で英国に於ても、 米国の第二の CDγgqs の実験の場合に於ても、 焔道の方向は走. 向方向ではなく傾斜 方向によったのである。. c . 地下瓦斯化 に於ては全く不燃焼な石炭を地下に残さない。 d . 地下ガス化の場合の地表に携らきれるガスのエネルギ←は感熱の形で多く、 潜毅ミの形で少い。 此慰熱の 利用の問題は動力として直ちに使用出来ないので、 ガス化地帯の長さを増し …孔を減少すればガス化地帯 、 試錐. で燐 鞄覧される石炭量を増す事が予想される。 e . 地下組織から漏洩するガスの損失を防止する篤には、 試誰孔の表面の閉塞や、 噴水等によってその目的 が果されたが未だ十分の城には達 していない。 叉表土を通して一般にガスの漏洩が高圧実験の場合生じたが、. 此場合は水によって表土の岩石の毛細管現象による閉塞を行った。 然し此方法は時には燃焼帯に水の過量が流. 入するので之を防止する鴬に、 燃擦帯に正のガス圧をかけねばならない。 f 使用する事は表土の紙態を悪くするので好ましくない。 , 此実験では地下瓦斯化の篇には、 坑内で火薬を,. g . 最も重要な事は、 瓦斯化地帯を 点火し、 前進さす鷺に、 準備坑道を如何に堀堕するかという事で、 余り 大断面の坑道に於ては石炭と峯気の接触が悪く、 ガス化に適 した条件を引起す事が困難となる。 採掘された坑 道や試錐孔の互換性が可能なら、 それ丈人力を節約出来るから 準備作業に要する経費もそれ丈低下する。 此 、. 篇に水平長孔穿孔の方法が考究されている。. h . 亙翻 然 財o で行われた電流による瓦斯化実験は成功を収め、 同地方に於ては半ば工業化されている。 i 〆 石油会社とガス会社 . 可成りの広地域 に於て表土を特上げ、 透過層をつくる事は有望な方法で、 S加”o肋z. の間 で可成りの距離に於て地中に水平の割れ目をつくる実験に成功 している。. 一 48 「.
(6) . 石炭地下瓦斯化について lo ,. 結. 戸冊. 此石炭地下ガス化法を我国に適用 する篤には、 .炭層、 炭質の問題を始めとして、 畿多検討を要する課題があ る。 纏りに臨み1952年ニュー ヨークに於て行われた米国鉱山冶金協会の年次大会に幸い一会員として参加し叉現. 地を観察する機会に恵まれた筆者の体験を、北海道学塾大学岩見沢分校開設を記念する本講演会に報告し得る光 栄を喜びとするものである。. (参. 考 文. 献). i i iSchool ion: Pub l FORRRW!ER on of Mi cat ssour , D, The Process of Underground E1ecヒro‐gasi賃cat ,1 ines 1 of N .. 8- 一4.
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